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【他】『電波塔』

124『異界ドキュメント』:2013/06/23(日) 00:32:43

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☆黄金町の都市伝説 【銀髪の乙女】☆

黄金町の各所で目撃される女性(妖怪?)。
目撃情報や体験談が多いのに比較し、そのパーソナリティは
一定しないという奇妙な性質を備えたキャラクターである。

外見は『銀髪』と『赤い眼』の若い女性。眼の色に関しては
『金色』だった、という報告も確認されている。

都市伝説のキャラクターには統一したパーソナリティを
持っているのが常であるが、この『銀髪の乙女』はそれが
一定しておらず、その行動も多岐に渡る。

様々な報告、体験談があるのでよくある例を箇条書きにすると、


・独りで複数名と喋っているような独り言を呟き続ける

・ネオンストリートで「幸運売ります」と商売をしていた

・夜の公園で一人でエア社交ダンスをしていた。凄い上手かった

・夜道でいきなり襲われて、背後から切りつけられた

・高速で走り回り、人を転ばせてはケケケと笑う

・幸運を売ってくれると思って話しかけたら顔を殴られた
 それ以来、何故か出血が止まらない

・経営してる店にやってきた。怪しい素振りは見せなかったのに
 あとで調べると商品が盗まれていた


このように、特定の行動によらない目撃例をが多い。
極めて珍しい都市伝説である。様々な行動をとるが
もっとも報告が多いのは『幸運商売』である。
この点から善良な妖怪である、という説も根強い。

反面、他の目撃される事例では暴力的な行動が多い。
この点に関しては一種の『トリックスター』であると解釈される。
そもそもの性質がイタズラ好きで、妖精のように利益不利益を
考えず、衝動的にやりたいことをやる、気まぐれな性質なのだろう。

あるいは定型の話型が形成される前段階にある可能性も
否定できない。都市伝説は繰り返し語られることにより
特定のパターンが抽出され、キャラクターが固定化されることが多い。
(口裂け女などは初期に詳細な話があり、次第に短くなっていった。)

現時点では定型化されたパターンがなく、様々な行動を語られるのが
この妖怪の魅力である。今後のキャラクターの推移に注目したい。

尚、余談だが某掲示板の黄金町を扱ったトピックでは
『幸運商売』は実在する、という設定でのやりとりがよく見られる。
(『亀島事件』のような、一種のお遊びであろう)

当地ではファンが多いらしく、襲われたという体験談には
すぐに否定的な書き込みが行われている。



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125『異界ドキュメント』:2013/06/23(日) 00:34:04
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☆黄金町の都市伝説 【黄金天狗】☆

黄金町の各所で目撃される妖怪。
普通の男性の姿をしているが、空を飛ぶ。
それ以外にも異常な身体能力を発揮している目撃事例が多い。


主な報告例には――

・鳶のような恰好で、空中を自由に跳びまわっていた

・『バラバラ』と空から音が聞こえたと思ったら、長身の男が飛んでいた

・何もない空中を歩いていた。赤い髪をしていた

・湖畔付近の森林地帯で山菜取りをしていたら、木々を飛び回る男が居た
 まるでサルやヒョウのような身のこなしだった

・湖畔の付近で目撃した。馬鹿でかいシカを軽々と担いでいた
 話しかけると、その場で解体して肉をくれた。いい妖怪だと思う

・シカ肉を貰った後日、お礼に行くと着物姿の女性と酒を飲んでいた

・ネオンストリートで空を飛んで女性を攫っていた


服装や姿は現代的だが、その行動は天狗と言わざるを得ない。
女性型の目撃例もあり、金髪に白いドレス姿であったとされる。

目撃例は多いが、人を害することはあまりないようだ。
外見も一定しておらず、まだキャラクターとしては一定していない。
これも都市伝説としての話型が定着する、前段階にあると推測される。

こういった古式ゆかしい天狗という存在が現在も語られているのが
『黄金町』の都市伝説の特異な点である。


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126ジョセフィーヌ・フォン・ジョバーナ『エレメント・オブ・クライム』:2013/06/23(日) 00:49:38
>>126

「銀髪って怖いな……って、私も銀髪!?」

これを見て、本気で髪の毛の色を染めるか悩んだらしい。

「それはそれとして、白亜荘の火事の記事とか無いかなー?」

都市伝説に……あるだろうか?

127『異界ドキュメント』:2013/06/23(日) 01:14:03
>>126

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☆黄金町の都市伝説 【白亜荘】☆

黄金町に存在する学生寮。
当地に存在する『秋映学園』の付属施設である。

近年、火事により焼失してしまったが、この寮には
奇怪な噂が絶えなかった。

・担当職員が二人しかいない。規模が大きい施設なのに
 この二人だけで管理しているようだ

・温泉があるが、たまに血が噴き出す

・庭に不気味な巫女象が置かれており、夜な夜な賽銭を
 要求して、周辺を歩きまわっている

・一夜にして庭にプールが出現した

・夜、門の前にライトバンが停まっていた
 中を覗き込むと袋詰めにされた『何か』がもがいていた
 慌てて離れると、カタギじゃあない人たちが怒鳴りつけてきた

・寮の部屋は自由にカスタマイズしてもらえる。至れり尽くせり


一部は寮在住者の実体験が混じっており、信憑性も高い報告も多い。
いわゆるネタも混じっていると思われるが、『部屋のカスタマイズ』の
自由度の高さは真実のようだ。かなりサービスのいい寮ではあったらしい。

こういった都市伝説が生まれた背景に『秋映学園』に関する謎がある。
『秋映学園』は長らく理事長が不明で、異常に自由な校風からも
周辺地域の学校からはかなり浮いているからだ。

『秋映学園』では『巨大な腕』を観た、という報告例や
『とある場所におかれた鏡からもう一人の自分が現れる』という
怪談がある。校風も自由で学生の進学率も高いが、
反面、奇怪な噂も絶えない。その影響で寮も特異な場所と
考えられ、奇怪な都市伝説が生まれたと思われる。


追記:
『白亜荘』のプールに巨大なクルーザーが現れたという報告があった。
投稿された画像からもどうやら真実の模様。近日中に現地を調べます。


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128ジョセフィーヌ・フォン・ジョバーナ『エレメント・オブ・クライム』:2013/06/23(日) 01:20:56
>>127

>『とある場所におかれた鏡からもう一人の自分が現れる』という

「鏡……? そういえば、不自然に大きな鏡が、白亜荘にもあったような……」

この世の中には、スタンド能力というものがあるのだ。
もしかしたら、あの鏡は昔、とあるスタンド使いが移動手段の為に時空などをつなげた鏡なのかもしれない。

そうなると、放火魔は鏡から内部に侵入した可能性もある。
無論、違う可能性もあるのだが……

「よし、行ってみうっと」

129エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2013/06/23(日) 01:25:20
>>124-125
「新しい」

こういう未知の発見があるから好きな国の探求というのはやめられない。

130ようこそ、名無しの世界へ…:2013/06/23(日) 01:43:30
102 名前:黄金名無しは金無しだ:投稿日:2013/06/23(日)

今日『H湖』に行ったらバケモン見たんだよッ!!
こんなやつだった……。

ttp://illust-bbs.webclap.com/type_a/temp/r1371919141_107.png

131『異界ドキュメント』:2013/07/11(木) 19:05:24
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☆黄金町の都市伝説 ヨギリさま☆

黄金町に現れるという妖怪の都市伝説。
知名度ではエッチーと二分する。

霧が立ち込める深夜に現れると言われ、
出会った者を連れていく神隠しの元凶とされる。

・霧の深い晩に出歩いていると、ヨギリさまに出会う。
 ヨギリさまは目の前を通り過ぎる時、絶対に動いてはならない。
 音を出せば、ヨギリさまに掴まって、連れていかれてしまう。

・霧の深い夜に外で物音がした時は、外に出てはならない。
 ヨギリさまが連れていくモノを選んでおり、邪魔をすると
 連れていかれてしまう。通り過ぎるまで待たなくてはならない。

・夜、口笛を吹くとヨギリさまがやってきて連れて行かれる。

・夜、明かりが消えるのは『ヨギリさま』がやってきたしるし。
 大声を発してはいけないし、決して動いてはならない。

古くから昔話に登場する怪物として知られているが、
どのような姿かたちをしているかは一切描かれないのも特徴である。

おそらく名前は『夜霧』と『過り』のダブルミーニング。
『夜霧』と共に現れ、通り過ぎる=『過る』のを待たなくては
ならないという含意が込められた名前であろう。

夜間に動くモノや音を発するモノを優先して連れていくので、
子供に対して、夜騒いではいけないというマナーを教える為に
創作された妖怪である可能性もある。

黄金町では外に置かれていたものが紛失すると、
『ヨギリさまに連れていかれた』という言い回しがある。
照明が不意に消えたりする時は『ヨギリさまが来た』と言うことがある。


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132『異界ドキュメント』:2013/07/11(木) 19:06:32
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☆ 黄金町の都市伝説 【赤パーカの女】 ☆

ある学生の体験した(という触れ込みで語られる)都市伝説。
学生だけではなく、サラリーマンというパターンもある。
共通項はマンションやアパート住まい、という点。


もっとも多く語られるパターン:
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数年前、Aさんは黄金町内の安アパートに住んでおり、隣の
Bさんと仲が良かった。Bさんは快活な性格で、よくAさんや
他の友人を自室に呼んでいた。しかし、女癖も悪く、Aさんの
部屋から壁越しに女性の怒鳴り声や言い争う声が聞こえることが
度々あった。

ある日、Aさんは女性と二人連れのBさんを見かけた。
女性は赤いパーカを着ており、幼い感じのする女性だった。
新しい恋人かと思ったが、その日は見かけるだけで終わった。

それから、その女性がBさんの部屋に出入りするのを
度々目撃するようになった。女性は親しみ易い性格で
いつもAさんにも快く挨拶をしてきた。

女性はBさんの部屋をほとんど毎日と言っていいほど
出入りしており、朝夕を問わずよく見かけた。Bさんと
半ば同棲しているようだが、Aさんは気に留めていなかった。
むしろ、一人の女に絞ったお陰で、騒ぐ声が聞こえない
ことを有難く思っていた。

赤いパーカの女性が出入りするようになって、
数日経ったあとのこと。Aさんは隣のBさんの部屋から
『ガチャリ ガチャリ』と金属が擦り合わされるような音を
聞いた。深夜だったので何かと思ったが、ずっと
『ガチャリ ガチャリ』と耳障りな音が聞こえる。
Aさんは文句を言おうと思って、Bさんの部屋に向かった。

Bさんの部屋はドアベルを鳴らしたが、応答はない。
ひっきりなしに金属音は聞こえてくる。Aさんがドアを叩くと
更に大きく、金属音が鳴り響いた。嫌がらせかと
Aさんは思わずドアノブに手をかけると、玄関は開いていた。
中を覗き込んだが……照明は一切点いていない。
しかし、中から相変らず、金属音が聞こえてくる。

Aさんは意を決して、中に入ることにした。もしや、動けなくなって
助けを求める為に音を出しているのかも、と考えたからだ。
Bさんの部屋はひどい腐臭が漂い、足元もゴミでいっぱいだった。
どうやら、部屋の掃除をほとんどしていないらしい。
そこで、Aさんはあることに思い当たった。

ここ数日、赤いパーカの彼女の姿は見かけるが、
Bさんの姿は見たことがないことに。彼女からBさんの話は
ちょくちょく聞いていたので、知っているつもりになっていた。
相変らず、『ガチャリ ガチャリ』という金属音は聞こえてくる。
Aさんは手探りで、部屋の照明のスイッチを入れた。

133『異界ドキュメント』:2013/07/11(木) 19:08:29

Aさんは最初、「豚が浮いている」と思ったそうだ。
部屋の中央に肌色の塊がぼんやりと浮かんでおり、
明るさに慣れるまでは、ただの塊にしか見えなかった。

しかし、よくよく見ると浮いているのではなく、
天井から吊り下げられているというのが判った。天井の
金具から鎖が伸びており、そこから吊り下がっている。
鎖は豚の前足と後足から伸びているように見えた。
豚はAさんに気付いたのか、手足を動かして
鎖を『ガチャリ ガチャリ』と鳴らし続けた。

Aさんは豚と目が合った。そこで初めて気づいた。
前足と後ろ足ではなく、腕と脚から伸びているのだと。
そして、前足と後ろ足だと思ったのは、肘から先がなくなって
短くなっているからだと。

吊り下がっていたのは、両腕と脚のない全裸のBさんだった。
Bさんは凄まじい形相で鎖を鳴らし続けた。
涙を流し続けたせいか目は充血し、その周囲も赤く
爛れて、腫れ上がっていた。

その時、Aさんの背後でドアが開く音がした。
咄嗟に危険を覚えたAさんは部屋を突っ切ってベランダを
這い上がり、Bさんの部屋から逃げ出した。

その日の晩はもう帰ることはできず、外で夜を明かした。
Aさんはそれから数日の間、友人宅を泊まり歩いて過ごした。
どうしても帰るのが怖かったが、友人に何を見たか話すと
一笑に付された。

Aさんは友人と共に自室へと戻ることにした。
当然といえば当然だが、Aさんの部屋に異常はなかった。
しかし、Bさんの部屋ももぬけの殻になっていた。



それ以来、AさんはBさんを見ることはなかった。

しかし……たまに町で『赤いパーカの女』とすれ違うことがあるという。
――――――――――――――――――――――――――――――――

もっとも流布しており、かつ長いパターンを今回は選んだ。
すれ違う際は十数年経過してから、同じ姿の女と、というパターンも多い。


Bさんがどうなっていたかにはいくつかパターンがあり、

・風呂にフグのように膨れて浮いていた。
・過剰に太ってベッドの上に寝かされていた。
・犬の胴体に付け替えられた(人面犬との混交?)

などがある。この都市伝説の驚かせるポイントなので
話者によってさまざまに改変されているのだろう。
概ね、『身体的な改造』を施されている、というのは一致する。

この都市伝説の特徴は『息が長い』ということである。
例えば『カシマレイコ』という有名都市伝説があるが、
鹿島神社と絡めた戦前や戦中からの歴史があるのでは
ないか、という研究がなされている。実際に戦争被害者と
関連付けた都市伝説の変形である可能性が高い。

この『赤パーカの女』も同様に歴史ある都市伝説である。
戦後の黄金町で『赤いベールの女』、という都市伝説があり、
男性を誘惑して共に失踪する若い女性の怪人が居ると、
新聞で記事になったことが確認されているのだ。

この都市伝説の基本話型は、若い男性が戦地に居る夫から
贈られた赤いヴェールを被る戦争未亡人と出会い、男性を
共に籠絡して失踪するが、実際はそんな女性は居なかった、
というモノである。

それから数十年間にわたって、この女性の都市伝説は度々
黄金町を賑わしている。着る衣服はパターンがあるが、近年では
概ね『赤いパーカ』で確定しているようだ。年々、語られる行動は
過激化しており、非常にグロテスクな都市伝説となっている。

通り魔的な女性怪人の都市伝説は、『口裂け女』を例に出すまでも
なく、都市伝説の花形である。この都市伝説の息の長さも、町民に
愛される故なのかもしれない。
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134『異界ドキュメント』:2013/07/11(木) 19:15:44
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『ミッションの原案』や『フレーバー』として利用させてもらう可能性があります。

135<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

136訂正 上:2013/07/12(金) 00:13:17

俺は俗にいう、警備員ってヤツだ。元だけどな。
           俺はスタンド使いだ。とある組織から狙われている。
自宅じゃあないぜ? ここら辺では指折りの、とあるホテルで仕事をしていた。
           こんなことになったのも、あるホテルでの事件が発端だ。
           クソッ! あんなスタンド使い、誰も勝てるわけが無いッ!
           あの三人のスタンド使いは、とても脅威なんだ!
いや、まあ、死者が何人か出て潰れたけどな。
           そう、この死者が出るというのが、スタンド使いの仕業なんだッ!
外には流出していないが、この死者が出る日には笛が鳴るんだ。
とっても綺麗な音色でさ。それ以外の音がなーんにも聞こえなくなっちまうんだ。
不思議だよなあ。喋っても声が聞こえないし、レンジの温まったぜっていう音も聞こえない。
でも、その音色は五分位で止まっちまうし、とっても安らぐ音だからか、苦情は来ないんだよ。
           ところがどっこい。そんな甘い話じゃあない。
           一人目のスタンド使い。コイツが、計画の要だ。
           この音は、半径70m内の心臓の音を把握する魔性の音色だ。
           後でまた触れるが、自動遠隔型スタンドの布石だ。
その音色がなる日は、絶対一人は死ぬんだけどな。とっても不思議なことだぜ。
まあよ、音色を辿ろうと思えば辿れるんだよ。
でも、ホテルの関係者の鉄則として、辿っちゃいけないって事になってたんだ。
辿ろうとしたものは、絶対死んじまうからだ。
           消される対象は三つ。
           一つは暗殺対象。もう一つはスタンド使い。最後の一つが彼らの正体を探るものだ。
そういや、どうやって人が死ぬかっていう話をまずしとくわ。
まず部屋は滅茶苦茶だぜ。
どう滅茶苦茶なのかって言われると、結構種類があるんだよな。
紙が鉄みたいに固くなってたり、ノートパソコンが紙みたいに脆くなってたりするんだよな。
でも、一日経てば元に戻ってるんだぜ? 不思議ったりゃないわこりゃ。
           これは、物の強度の強弱を変えるスタンド使いの仕業だ。
でもよ、人が死ぬのは三種類くらいあるんだよな。
一つ目は、やっぱりというか、紙みたいに脆くなってんだよなー。
           先程の、二人目のスタンド使いの殺し方だ。
           スタンド自体のパワーは無い。人並み以下だろう。
           しかし、対象を脆くして、自身を固くして攻撃することで、どんな物でも破壊する。
           能力の対象可に置けるのは……四つ程度か、自身とそのスタンドを含めて、だ。
二つ目は、外傷はないんだけどよ、解剖の結果、心臓に大きな負荷がかかる死に方らしいぜ。
           これは、三人目のスタンド使いの仕業。
           他の二人にはビジョンがあるが、コイツは最後まで拝むことは出来なかった。
           生身で八極拳を使っていたから、もしかして『極めた結果、スタンド能力を身に着けた者』かもしれない。
           どんな情報網を使っても、コイツの情報は引っかからなかった。
           だが、実際に戦って分かったことがある。
           震脚で床を震わせ、川掌で仲間の心臓を一瞬にして止められた。
           振動が関係するとは思うが、これ以上は分からない。
           ただ一つ、音色が鳴った時、コイツは突如後ろに現れた。
           相手は一撃必殺だ。音が鳴ったら後ろを殴れ。
           ただ、人間の為かかなり脆い。
           奴の能力を封じるのは、『部位欠損』しかない。
           どうやら、四肢の内どれか一つでもなければ、能力は発動できないらしい。
           だが一つ落としたからって、油断はするな。
           一瞬のうちに消えて、すぐに万全の状態で戻ってくる。

137<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

138訂正>>137下:2013/07/12(金) 00:15:10

三つめが一番不思議でよォー。血が一滴も無くなっちまうだ。
もしかしたら、あの音色を出しているのは吸血鬼なのかもなって話していたぜ。
           そう、最初でも触れたこの笛のスタンド使いが一番厄介なんだッ!
           心臓の心拍数をあがった物を瞬間移動で襲う、自動遠隔型スタンド。
           奴の能力は『心臓の音がする場所に瞬間移動する能力』。
           一瞬のうちに、後ろから出てきて首をガブリと吸血する!
           八極拳のヤツもこの能力で移動をしているのだろう。
           だが、瞬間移動の偶数回目、それは必ずスタンド使いに戻ってくるという事だけは何とか判明した。
           スタンドのパワーは大したことが無いので、人でもすぐに引きはがせるのが幸いか。
           対処方法は二つ。
           普通に書いてある文にもあると思うが、あの音色には人を落ち着かせる効果がある。
           これのお蔭で、無差別に人を襲わないでいるらしい。
           ただ、俺達はその音色が暗殺の合図だと知っていた。
           それだけで心拍数は跳ね上がってしまう。その為襲われたんだ。
           どうやら、躓いて驚いただけでもこのスタンドが現れるという話も聞く。
           心拍数がどれ程上がれば襲い掛かってくるのか、それは分からない。
           だが、常に冷静で、心臓の心拍数を上昇させない!
           無茶だが、奴と戦うにはこれしかない。
           二つ目だが、音色から逃れる事、半径70mの射程外にでれば、瞬間移動をさせることは出来ない。
           これは、あの八極拳を瞬間移動させるのも同じだ。射程距離外に行くしか生きる術はないッ!
俺の知ってる話はこれだけだな。
また何かあったらよー、嫁の晩飯を食べながら投稿するぜッ!
           ああ、最後に、故郷の妻に会いたかった……。
           もう、私は仕留められる。
           ほら、音色がもう

139『異界ドキュメント』:2013/08/02(金) 21:04:38
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☆黄金町の都市伝説 【窓の中】☆

黄金町の各所で目撃、もしくは体験したと語られる話。
語る人間の年代もまちまちで、広く普及した都市伝説である。

・もっとも多く語られるパターン
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高校生のCさんは早朝、誰も居ない学校の教室に居た。
まだ、部活の朝練をしている生徒しか居ない時間帯だ。
Cさんが教室でぼんやりしていると、『バンバン』と何かを叩く音がした。
音の方向を観ると、廊下の方向から音が聞こえる。
Cさんは何の気はなしに廊下に出てみた。

すると、そこには窓の向こうからガラスを叩いている女子生徒が居た。
教室は一階であり、出入口はそこかしこにあるのに窓を叩いている。
締め出されたワケではない。Cさんはそう考えた。

ともあれ、窓が割れたら危険だと思い、近づいて注意することにした。
叩いている窓を開けて、話しかけようとする――

だが、窓を開けても女子生徒の姿がない。
Cさんは不思議に思い、窓から身を乗り出して周辺を見渡した。
やはり女子生徒の姿はない。そう思った時だった。

バンバン! バンバンバンバン!


音が先程より強く響いた。
今度はどこの窓を叩いているのかと思い、乗り出した身を戻す。
と――音はごく近くから聞こえていることに気付いた。

バンバンバンバン!

叩く音に必死さが増す。Cさんは音の方向を見遣った。
音は、今さっき開いた窓ガラスから聞こえている。
そこには女子生徒の姿が変わらずあった。

Cさんが窓を元の位置に戻しても、変わらず女子生徒の姿が映る。
女子生徒は鳴きそうな顔で窓を叩き続けている。

Cさんは気づいた。
彼女は窓の向こうに居たのではない。窓ガラスの中に居るのだ。

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン

女子生徒が窓ガラスを叩き続ける。
Cさんはどうすることも出来ず、それを見ていた。

そして――ガラスが内側から爆ぜるようにして砕けた。
飛び散った破片がCさんに突き刺さり、視界が真っ赤に染まった。
大怪我をしてしまった……そこでCさんの意識は途切れた。

Cさんが目を覚ましたのは学校の保健室だった。
養護の先生がCさんが目を覚ましたのに気づくと、心配して声をかけてきた。
そして、何があったのかをCさんに教えてくれた。

登校してきた生徒が廊下に倒れているCさんを見つけて、保健室に運んだ。
石か何かでも投げ込まれて、ガラスが割れたのだろう。Cさんは巻き込まれたに違いない。

――教師や他の生徒はそう解釈しているようだった。

Cさんも自分の見たモノを話す気にもなれず、ガラスが刺さって驚いて気を失った、とだけ話した。
擁護の先生も頷いて、こう語った。

「確かに驚くわよね。でも、君は傷がなくてよかったわ」
「それで、他に誰か居たんでしょ? 誰が居たの?」

Cさんは驚いた。
確かめると自分の制服はところどころ赤くなっていたが、傷はない。
ガラスは刺さったが衣服がクッションになって、傷はなかったようだ。
では、あの時傷がついたのは――

「みんな心配してるのよ。廊下もひどいことになってて」
「あんなに出血したら……死んじゃうんじゃないかしら、って」

Cさんがその後、廊下に行ってみると窓の割れた周辺は真っ赤に染まっていた。

――――――――――――――――――――――――――――――――

いわゆる『鏡の怪談』の類話であり、ありがちな話と言えるだろう。
新味があるとすれば『少女がガラスの中に居る』という点である。
これは目撃談として多く語られる割に、『少女が何者なのか』
『どういう経緯でガラスの中に居るのか』は一切語られない。
居るのは窓に限らず、『ビン』『大きな時計(のガラス)』『鏡』など、
様々な場所に出没し、鏡面を割ると出血する点は同じようだ。
また、中に居るのが『少女』である点も共通している。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

140ドナート『ザ・スリー・カバレロス』:2013/08/18(日) 10:15:06
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1313768626/661
より逃げてきたドナートは警察に連絡をすることにした。

「ハァハァ・・・とりあえず110番っと」

とぅるるるるる とぅるるるるる とぅるるるるんるん

「砂浜に複数の重傷の怪我人、大至急保護を。場所は公衆便所近く、っと」

141ウィル『ヴェノム&ファイア』:2013/08/29(木) 00:05:45
>光条光『ゴーン・ウィズ・ザ・ウィンド』へ

件名:hello :D
本文:ディア・ミス・コウジョウ。先程話していた件について、進展があった。
   例の『殺し屋』は、『ヨハネスブルグ』のテロリストのようだ。
   『刺青』を持つ『スタンド使い』を狙うが、それ以外の『スタンド使い』も危険なようだ。
   知人や友人に、それらに該当する人間がいれば、『警告』してほしい。
   彼らはほぼ『黒人』なようだ、それを目安にしてくれ。
   それと『語り部』なる黒人の、眼鏡をかけた女性がこの街にいるらしい。
   いわく非常に危険な存在なので、情報だけを手に入れて相対することのないようにとのことだ。
   自分の身を守ることを第一に、よろしくお願いするよ。


   P.S.
   ぼくやミスター・ドミンゴの外見も一緒に伝えて、誤解されないようにしてくれると嬉しいな ;)

142ウィル『ヴェノム&ファイア』:2013/09/07(土) 23:54:04
>アウレア『ラヴ・ランゲージ』
 ドナート『ザ・スリー・カバレロス』
 光条光『ゴーン・ウィズ・ザ・ウィンド』
 坂本俊介『アリス・スウィート・アリス』

アウレアには直接会話をし、他の三名にはメールを送る。
坂本にはまず『ヨハネスブルグ』と『語り部』の話を。
そして本題は、先程遭遇したヴァン『バースディ・マサクゥル』について。
その褐色白髪を含めた容姿、穏やかだが時折激情を見せる性格、
そして『自立型スタンド』と名乗っていた点、最後に「現在敵意は感じられない」との一文を添える。

143アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2013/09/08(日) 00:00:43
>>142
報告をした後、アウレアから小一時間ほど
『そいつが敵だったらどうしていたのか』『褐色肌という時点で警戒しろ』
『あまつさえその様子を見て「敵意がない」だと!?』『本当にお人好しなんだから』
などなど、くどくどとお小言をいただいたのはご愛嬌。

144アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2013/09/08(日) 01:54:21
>>142-143
とか何とかエラソーにご高説垂れていたアウレアだったのだが、
その数日後、爆発事故に巻き込まれたとかで病院に搬送されたという報せがウィルの耳に飛び込んできたのだった。

145久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2013/09/22(日) 00:11:19
>坂本俊介『アリス・スウィート・アリス』
>ミオ『ヘッドレス・チャーリー』

【お久しぶりです、先日お話した件ですが、覚えておられますか?】
【今度の日曜日、もし空いていたら、例の件、神社で行いたいと思います】

【ご都合がつくようでしたら、お返事ください】

146ミオ『ヘッドレス・チャーリー』:2013/09/22(日) 00:44:52
>>145
【了解したよ。】
【予定は大丈夫そうだから、お腹を空かせて行かせてもらうね】

「返信、っと」

147坂本俊介『アリス・スウィート・アリス』:2013/09/28(土) 17:03:10
>>145(縁組)

「……ん?」

しばらくスマホが壊れて使えなかったので、気が付くのに遅れた。

「……そんな約束もしてましたねー」

【了解です】
【友人も連れてこいとの話でしたよね?】
【友人にも連絡してみますので、少々お待ちを】

《縁組に返信しました》

>>142(ウィル)

「それで、っと……ん?」

友人にメールを送ろうとしたが、その友人からもメールが来ていた。
(※できればどこでの話か教えていただきたいです)

「……スタンド使いには、どうして物騒な輩しかいないんでしょうかねえ?」

率型スタンドとは、あまり聞いたことが無い名称だ。
というかあったことすらない気がする。

【了解です。頭に置いておきます】
【それとですね、今度の日曜日に知り合いの神社で料理を振る舞ってくれるという事になったのですが】
【友人を連れてこいとの事でしたので、一緒にどうでしょうか?】
【本場の巫女さんにも会えますよ】
【別に信者に成れ、というわけではありませんので、どうかお気軽に】

《ウィルに返信しました》

148光条光『ゴーン・ウィズ・ザ・ウィンド』:2013/09/28(土) 17:09:19
>>141>>142(ウィル)

件名:Re.hello :D
本文:
    分かりました。
    とは言っても、スタンド使いの友人なんて、ウィルさんたち位しかいませんけどね。
    そちらもお気を付けて。無理はなさらないで下さい。
    激情の性格との事ですので、対応にも気を付けてくださいね。

       ポンッ

返信しました

149ウィル『ヴェノム&ファイア』:2013/09/28(土) 22:40:46
>>147

詳細はこちらにて。↓
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1356867542/603-629

返信

件名:Sure thing(よろこんで)
本文:ディア・ミスター・サカモト。きみの誘い、喜んで受けさせて頂くよ。
   『ミコ』とは日本のシスターの意味だったね、確か。
   そのような方に料理を振る舞って頂けるとは、とても光栄だね。:d
   それでは今度の日曜日、また会おう。

150久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』:2013/09/29(日) 00:18:03
>>146>>147
【待ってます。それでは日曜日のお昼頃に】

151『Straits』:2013/10/03(木) 22:31:11

――――『ヨハネスブルグ』に関する黒畝 白波の覚書――――

・組織名は『ヨハネスブルグ』。
 『黒人を中心としたグループ』であり、『刺青師』を狙っている。
 『アフリカ系の黒人』を目撃した場合、注意すべき。

・現在確認されているのは、『中学生ぐらいの少年』。
 これは『犬』とコンビを組んでいる模様。『少年』のスタンド能力は
 『クワガタのようなモノを脚に装着』し、『瞬間移動』する。

現在、狩り手として動いているのは――

『ドナート』:褐色黒髪、ドクロの装飾のついた学ラン。
『ウィル』:褐色白髪。紳士的な物腰。

他のスタンド使いは動いているかは未確認。
連絡のあり次第、こちらに手確認する。

――――――――――――――――――――――――――

これらの情報は『ヨハネスブルグ』を追うPCに共有されている。
何らかの追加情報がある場合、電波塔を介して連絡を。
追加情報を加えて、更新する。

152『異界ドキュメント』:2013/11/18(月) 00:39:38
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

☆  黄金町の都市伝説  【 真夜中の草野球 】   ☆

  最近語.られる.よ.う.にな っ.た都市伝説。 多.く.は知.り合.いの又聞き、 .ある.いは体験談と.い.う
形で語.ら.れる。 体験者は.おおよ.そ二〇代〜五〇代前半まで.の男性に限定.さ.れる.と.か。

  大.きなサ.ング.ラス.を.かけた不気味な.白人女の誘.いに乗り.、 真夜中の河川敷ま.で.行.く.と.草
野球.の試合を見るこ.と.が.出来る。 別に害.がある.わけ.ではな.く 、.草.野球と.は思え.な.い高.レベ
ル.な.プ.レーを心行く.ま.で.見.れる。 試合は夜明け前.に.は終わり、.気.が付.く と.メ.ン.バー.は影も
形.も.な.く.な って.いる――.と いう.のが主な内容。
  .ただ.しこ.の話には続き.があ.り、 女は観戦.の条件と し.て 『.決 して近 く では見な.い.こ.と 』 .と
付.け加える。 .それを破っ て近 くで.見.てみ.る.と 、.なん.と 選手たちは全員が.醜いゾ.ン.ビで.、.素
顔.を見られ.た.ゾン.ビ達は試合もやめ.てその.ま.ま約束を 破っ.た者を食い殺 し.て しま う.ら し.い。

『 見.る.な.のタ.ブー 』 、 .と.いう.類型.がある。 何.かし.て.いる.と.こ.ろ.を 『.見ては.いけな.い 』 と タ
ブー.が課せ.られたにも 拘.らず見て し.まっ たがために恐ろ し.い目に遭.う と.い.う類型パ.ター.ン
だ。 こ.の『 .真夜中の草野球 』.は見.る.こと.そ.のも.のは禁止され.て.いな.い.が、 『 近く で.見ては
いけない 』 と い う タ.ブー.が課せら.れてい.る為、 『 .見.るなのタ.ブ.ー 』 だ と言.える。
  こ う.いっ た類型の民話は日本中で.良く 見.かける.も.のだが、 こ.の都市伝説の場合は主役を
『 ゾ ン.ビ 』 と.『 草.野球 』 と.い.う.現代社会に.も馴染み深.いワー.ド.に置.き換えて いる と.こ.ろが
興味深い。
  ネ ッ ト上に散見.さ.れ.る体験談で.は、.初期の方で.は食い殺.され.る段はな.かっ.たも.のの、 時
間.が経つにつれ恐ろ.し.い『 .オ.チ 』 がつく よ う.にな っ.た.と.いう.語.り口.の変遷も.面白い。

  な.お余談だ.が、.某.S N S サイ ト に.てこ.の都市伝説.をモチー.フに し.た.『 ア.ス ト.ロ ・ ゾ.ン.ビ
ーズ 』 と.い う草野球.チームのジ ョ.ー.ク.ア.カ.ウン ト.が存在し.て.いる。 .このア.カ.ウ.ン トは都市
伝説の恐怖.シーンの.段を『 .当チ.ームの名誉を棄損.す.るも.のであ.る 』 な.どと.異議申 し立て し
て.いる.など、 な.かな か気合の入っ.たな.り.き.りっ ぷ.り.が楽.しめる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

153『イタズラな指先』:2013/12/15(日) 01:07:55
>十板部 烙

          『とぉるるるるるる』

           『とぉるるるるるん♪』

電話がかかった。

154烙『クライムウェイヴ』:2013/12/15(日) 01:12:27
>>153

   ル   チャ

「もしもし?」

声からすると、何か食べているようだ。

「今たこやき食べてるんで、ちょっとまって」

「はい、どうぞ」「誰?」

155『イタズラな指先』:2013/12/15(日) 01:17:00
>>154
「『ARENA』の管理をさせてもらっている者だ――
 確か借金をしていて、その返却の為に参加したいんだったね」

「おめでとう。対戦相手が決まった」

聞こえてきたのは渋い男の声だ。

  君よりかなり歳を重ねているのが声からも推測できる。
  滑らかな口ぶりで、説明を続けた。

「『ARENA』のルールはご存知かね?
 それ次第では一から説明させてもらうが」

156烙『クライムウェイヴ』:2013/12/15(日) 01:24:05
>>155
「借金?」

「・・・」

「ああ!」

忘れていた。

「忘れてた。そういえばあったなそんなの。
 ARENAって『闘技場』って意味だし、とりあえず『戦って勝て』みたいな話?」
「まてよ、それで借金ってことは、あ。そっか賭けか」

本気で忘れていたので、素で連想だ。

157『イタズラな指先』:2013/12/15(日) 01:27:47
>>156
「君が勝っても賞金はなしだ。
 代わりに、治療費はこちらが請け負う」

「賭け試合か? 観客はしているらしいがね」

「さて、『ARENA』参加の上でいくつか説明がある――」

君は下記URLのルール説明の内容を聞かされた。

【個】Fist Fucker’s EDEN 〜殴道楽土〜【ミ】
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1332343583/


「ランカーはC。君と同じく初戦の相手だ。
 そういう意味では――実力が読みづらい」

158烙『クライムウェイヴ』:2013/12/15(日) 01:37:25
>>157
「(殺しは禁止、ね。はいはい)」

「わかった。いいよ全然。相手が何でも」「いつ?」「今日?」

159『イタズラな指先』:2013/12/15(日) 01:38:22
>>158
「数日待ってほしい。
 ところでステージに希望設備あるかな?」

160烙『クライムウェイヴ』:2013/12/15(日) 03:32:08
>>159
「特に無いよ。いつでもいいし誰とでもいいさ」

「ああ、ちょっと燃えてきたかもしれない」「ふっふ」

161即日出逢い可能!?:2013/12/16(月) 15:40:14
男の夢、叶えます。

ご希望のお客様はネオンストリートまで。

162ようこそ、名無しの世界へ…:2013/12/17(火) 02:06:37
たすけて。
ぼくはもう、ながくはいきられない。

163『イタズラな指先』:2013/12/17(火) 23:26:49
>>160
「それはよかった。
 正直……君のスタイルも判っていないからな」

「どう戦うかは自由だが、節度は守ってくれ」

「名乗りが遅れたが私は金鋤 臼蔵。
 今後……はあるか判らないが、ともかく頼むよ」

164烙『クライムウェイヴ』:2013/12/22(日) 23:47:38
>>163
「節度。節度ね。わかってるさ」

そりゃあもちろん、そういう単語があるって知ってる程度にはわかってるさ。
薄く笑って電話を切ろう。

165『イタズラな指先』:2013/12/22(日) 23:50:28
>>164
「了解した。では後日」

電話が切られた――

             クライムウェイヴ VS アイドルハンズ
            『 イ タ ズ ラ な 指 先 』 ⇒ 『近日開始』

166<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

167『朱雀院家』:2014/01/28(火) 23:17:04
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


  ● 懸賞犯 
        − 生け捕りのみ −


    『  錏葉 九郎  』


   上記の者、当家家人を再三にわたり傷害した

   極めて危険な『通り魔』にして『スタンド能力者』

   捕えて下さった方に、身分如何を問わず

   御一人につき『 150万円 』 贈呈致します



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

168リン『ルージング・マイ・レリジョン』:2014/02/03(月) 02:17:46
>アウレア

突然だが、メールを送ろう。

なんか、半殺しにあった上いい人が再起不能とか。
他人の気がしませんね。性格的にはあんまり好かないが。


>件名:入院したんですって?
>本文:
>
>それもウィルって人も一緒だそうで。
>話に聞いた例のアレ (※ヨハネスブルグのこと) か
>殺人鬼かのどっちかですか?
>まったく、無茶しやがって……ですよ。
>
>見舞いにぐらいは行ってあげるから
>ありがたく思ってください?

  ピッ


「へんかんがラクで良いですねぇ、でんわって」

169アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2014/02/03(月) 02:24:34
>>168
しばらくして、メールが届いた。

件名:待って
本文:
今事情があって面会とか出来ないから見舞いは待って
大丈夫になったら連絡送る

……とても、とても簡素なメールが帰って来た。
あの性格だったら、半殺しの目に遭っても
でっかいデコメールとかをごてごてとつけていそうだが……。

170リン『ルージング・マイ・レリジョン』:2014/02/03(月) 02:27:25
>>169

ふーむふむと言いつつ帰ってきたメールを見る。
……ものの十数秒で撃ち終えて再度送る。

>件名:re:待って
>本文:
>
>なるほど。いろいろありそうですね。
>お大事に〜。


「……ふふっ」

171瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ』:2014/02/07(金) 06:26:16

お姉さん

会いたいよ おねさn

172瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ』:2014/02/08(土) 06:53:12

>件名:巴お姉さん
>本文:
>
>遅くなってごめんなさい。
ちょと大きなけがをしちゃ手、病院にいるの
>隣のベッドのお姉さんの携帯からメール打ってるの

>ユメは…ノゾミは、無事?
>
>お姉さんに・・・会いたい・・・

                                    
>愛

173中山キコ『マダガスカル』:2014/03/06(木) 01:41:51
>クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』


件名:Re:
本文:

誰だと思う?

こないだ一緒にゾンビノックしたキコだよ!
アド交換すんの忘れたんで登録よろしく!

174クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』:2014/03/06(木) 01:46:28
>>173
送ってから少し経って、返事が返って来た。

----

件名:無題
本文:
登録したよ

そういえば、この間『刺青師』のところに行ったら、
1000万集めたらスタジアムが作れるって話を聞いたんだ
スタジアムってすごくないか?

----

175中山キコ『マダガスカル』:2014/03/06(木) 01:58:57
>>174


件名:無題
本文:
そうなんだ!すごいね!
今金欠だから募金できないけど!

176クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』:2014/03/06(木) 02:01:48
>>175
件名:無題
本文:
さすがに子供にたかるほど落ちぶれちゃいない

とにかくなんかスゴいびっくりしたから
キコもお金ができたら刺青師のところに行ってみると良いよ

おやすみ

177中山キコ『マダガスカル』:2014/03/06(木) 02:04:26
>>176

件名:無題
本文:
マジで?
でも何か聞いたことあるかも!

おやすみ!
あと子供じゃねーよ!

178『パンツをなくした男たち』:2014/03/06(木) 02:24:06
【 新 商 品 入 荷 ! ! 】

なんとあの『巫女』が我がレーベルから初出演!

誰もが憧れる『巫女』をあなただけのものにしてみませんか?

値段は応相談、連絡先は教えない。探し出してみるがいい…。

メルマガ購読希望者は俺に直接言ってくれ。

179瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ』:2014/03/06(木) 05:42:50
助けて

助けて

助けて

180青田『トライブ・コールド・クエスト』:2014/03/07(金) 23:17:29
>クリス・クロス

件名:【青田】例の件
本文:モデル見つかりました。

181クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』:2014/03/07(金) 23:23:07
>>180
件名:Re:【青田】例の件
本文:
本当か。
こっちはまだなんだ…役に立てずすまんな
モデルは複数集めるのか?それともすぐにでも経営者の方に報告に行くのか?

182青田『トライブ・コールド・クエスト』:2014/03/07(金) 23:28:47
>>181
件名:Re:Re:【青田】例の件
本文:ちょっとあちらがわの事情もあるでしょうし、すぐには行きません。
ですがまぁ、写真は十分量集まったと思っています。

183クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』:2014/03/07(金) 23:31:46
>>182
件名Re:Re:Re:【青田】例の件
本文:
なるほどな…それじゃあ私が収集に出る必要もなくなったわけか
協力を申し出ておきながら力になれずすまない
報告の日取りが決まったら教えてほしい
力にはなれなかったが、こっちもこっちで目的は果たしたいんでな

184青田『トライブ・コールド・クエスト』:2014/03/07(金) 23:37:13
>>183
件名:Re:Re:Re:Re:【青田】例の件
本文:解りました、決まり次第お伝えします

185太田垣良『ザ・サードマン』:2014/03/08(土) 00:01:57
>クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』

件名:太田垣良です

本文:先日、中山さんと『ゾンビ・ノック』に参加した 太田垣 良 です。
   連絡先を伝え忘れていたのでメールしました。

   P.S :『アストロ・ゾンビーズ』公式SNSの方もフォローさせて頂きました。
      …アレって本物だったんですね。ずっとネタだと思ってたッス…

186クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』:2014/03/08(土) 03:05:18
>>185
件名:Re:太田垣良です
本文:
すまん、確認が遅れた
登録しておいたよ、今後ともよろしく

SNSの方もフォロー確認したよ。
本物だと言っても信じてくれないから最近はほどほどにしているが
ちょっと悩ましいところではあるな…良の方で広めてくれてもいいんだぞ?

187アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2014/03/08(土) 04:41:46
>ドナート 黒樹 高天原 後藤 有馬 ダイナー

アウレアから連絡が届いた。
相変わらず文面はなめくさっており、絵文字がごてごてであった。

----

連絡が遅れてごーめんね☆
色々立て込んでて、今まで手が離せなかったのよん。

んで報告だけど、『犬』と『少年』は再起不能にしたから。
まーだ『ヨハネスブルグ』全員やったわけじゃないけど、とりあえずは安心してちょーだい。

それと、これはよければ、だけど。
『ヨハネスブルグ』に立ち向かうつもりのある人は、
『Straits』を情報共有の為の場として使っているから、そこを介して連絡してねーん♪

----

(※新規の情報が集まった場合は下記のようにこのレスに安価を振って、新規の情報を追加してください)

>>151
状況変更。

・組織名は『ヨハネスブルグ』
 『黒人を中心としたグループ』であり、『刺青師』を狙っている。
 『アフリカ系の黒人』を目撃した場合、注意すべき。

・現在確認されているのは『中学生ぐらいの少年』と『犬』。撃破済み。

・『語り部』と呼ばれる人物の存在も確認されているが、こちらは『接触してはならない』。

現在、狩り手として動いているのは――

『ドナート』:褐色黒髪、ドクロの装飾のついた学ラン。
『ウィル』:褐色白髪。紳士的な物腰。
『アウレア』:金髪碧眼。超がつくほどの美少女。目元に涙滴型の黄金の刺青。

他のスタンド使いは動いているかは未確認。
連絡のあり次第、こちらに手確認する。

――――――――――――――――――――――――――

これらの情報は『ヨハネスブルグ』を追うPCに共有されている。
何らかの追加情報がある場合、電波塔を介して連絡を。
追加情報を加えて、更新する。

188斉藤刑次『ブラック・ダイアモンド』:2014/03/14(金) 01:46:59
>小角宝梦『イル・ソン・パティ』


件名:無題
本文:斉藤です。
こないだはどうも。
とりあえず登録よろしくです。

189小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2014/03/14(金) 02:50:03
>>188

件名:Re:無題
本文
うん、登録したよ。
こちらこそよろしく(・Д・)ノ

また気が向いたら、連絡してくれたまえ。話相手くらいにはなってやるからな。

宝梦

----

「……送信、と」「ふう」

「うううう、少し高圧的過ぎたかな……」「顔文字なんてらしくないかな」「フルネームにすべきだったかなぁ」
「いやいやいや、相手は斎藤だ、何もそんな考え込む事では……」

「返信……来るかなぁ」

190斉藤刑次『ブラック・ダイアモンド』:2014/03/14(金) 03:00:58
>>189

件名:Re:Re:無題
本文:
返信どうもー
また機会があれば、連絡するよ。
小角ちゃんこそ遠慮せずに連絡してね。


--------------------------

    「〜〜〜〜〜ッッッッッッ!!」

  「ッッッハァァァアー」

 「し、下の名前+顔文字で返してくるなんて…」

  「斉藤くんにも春が到来だぜェーッ!!」

   「ありがとう!!ありがとう世界!!ありがとう刺青師さん!!」

(自室で跳ねて喜ぶバンドマン)



J( '-`)し「ちょっとケイジ!うるさいわよ!」

('A`)「……ゴメンナサイ」

191小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2014/03/14(金) 03:16:00
>>190
件名:Re:Re:Re:無題
本文:
きみ相手に遠慮なんてしないよ。
それじゃあ、今日はもう遅いし、おやすみ(( _ _ ))..zzzZZ

----

「あっ、返信……!」
「さ、斎藤のやつ……ずいぶん早いじゃあないか。ふふん、待ってたのかな……?」

「…………」
「けっこう淡白だな……あ、いやいやいや、淡白でいいんだ淡白で」

「『小角ちゃん』…………か」
「ええい、寝よう寝よう」

「おやすみ」

(頭から布団を被り、寝る)

192斉藤刑次『ブラック・ダイアモンド』:2014/03/19(水) 01:29:29
>小角宝梦『イル・ソン・パティ』


件名:無題
本文:
久しぶり、でもないか。
中山から聞いて、こないだの人気投票(番組)見たよー
結構上位に入ってたね!おめでとう!

193小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2014/03/19(水) 01:49:23
>>192

「おっ、斎藤……!」 ガタッ

「……いやいや、まあ落ち着こう」
「うむ」「友達だものな」

「どれどれぇ……」「…………」
「………………………ん???」

----

件名:Re:無題
本文:
送信先を間違えたのかね?
よく分からないぞ(´・_・`)

中山とか人気投票とかいうのはバンド仲間の話か何かだろうか?

宝梦
----

「……人気投票?」
「『中山』」

「どこかで聞いたような……? ううむ、気のせいか」

194斉藤刑次『ブラック・ダイアモンド』:2014/03/19(水) 01:57:23
>>193

  ♪ドギマノワンセボエミデンノゥ!
  ♪パピワナザンデノエミデンドゥ!

えげつない着メロがいともたやすく流れる。
デスメタルだから。

  「うわァ!返信だァ!!」  ドッキーン

  「………あ、アレ?」

-------------------------------------------------

件名:Re:Re:無題
本文:
あれ?
そんな気がしたんだけどな…
気のせい?夢?

何か小角ちゃんが上位入賞おめでとー
って気分だったんだけど…まぁいいか。

あともう寝るねー。おやすみ。

195小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2014/03/19(水) 02:08:33
-------------------------------------------------

件名:Re:Re:Re:無題
本文:
それは夢だよ。
ふふん、ばかばかしいな。
きみらしいよ。
ま、でも夢とはいえ、上位だったのは嬉しいな。ありがとう。

じゃ、おやすみ(( _ _ ))..zzzZZ

宝梦
-------------------------------------------------

「……夢、か」

「ううむ、わたしもそんな夢を見たような……?」
「……同じ?」「ふふ」

「それに……ふふん、上位か」
「よし、寝よう、うん。いい気分で寝れそうだぞ」

(布団に入り、寝る)

196『黄金町の終わる夜』(仮):2014/03/24(月) 23:21:48
【地元民】黄金町について雑談するスレ【集まれ】


196 :黄金名無しは金無しだ:2014/03/24

たすけて。

ぼくはもう、長くはいきられない。

197青田『トライブ・コールド・クエスト』:2014/03/24(月) 23:25:41
>>196
(>>196へのレス内容)
おうなんやなんや、なんかあるんならおっちゃんに相談してみい、
相談にのっちゃるけんのう

――――――――――――(リアル)――――――――――――

「……真偽は問わず、まぁ暇だしなぁ。」
暇つぶし程度の認識でレスする。
初手から信じるようなことはしない。

198貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2014/03/24(月) 23:33:43
「『胡蝶』に『ヨハネスブルグ』……」
「最近、な〜んか『物騒』よねぇ〜……」 『ニャウ』

「あんたもそー思う? 『バベット』」

                    『ミギャウ、ナウ。ニャオン』

「え? 『ネット掲示板とかを見たらあんがい情報があるかも』?
 そんなァ〜〜、あるわけないでしょ……」

「まあ見てみるけど」   ペタペタ

      「…………なにこれ?」

>>196
な、なになに? 不治の病か何か?

ネットとかあんまりやったことないから、
『釣り』の可能性とかあんまり考えずにその上の書き込みとかを見て前後の流れを把握しようとするわ。

199鶴山マズル『マイクロブラインド・ハーヴェストメン』:2014/03/24(月) 23:38:06
>>196

   「やはり…生体飼育には設備が些か不足してきたな…」

  「餌用のコロニーも設置すべきか……」

一人つぶやきながら、暗い部屋でインターネットを検索中。
新しいコロニーの建設に関して調べている。
背中越しに聞こえる翅の擦音が心地よい。

そんな中、間違えてクリックしてしまった掲示板の書き込みに『何故か目が留まった』。


    「ム……黄金町……?」


とりあえず、前後のレスなどを見てみる。

200『黄金町の終わる夜』(仮):2014/03/25(火) 00:01:27
>>197(青田)

200 :黄金名無しは金無しだ:2014/03/24

ぼくのはなしを聞いてくれますか。
この町は、もうすぐシュウリョウします
ジニにおそわれてシュウリョウします

だれかたすけて

たすけて

>>198(貝橋)
奇妙な書き込みがあるが、こんなレスは掲示板では日常茶飯事だ。
(貝橋がそれに慣れているかはわからないが)

とはいえ・・・・書き込みにある単語は、貝橋の目を引いた。

『ジニ』・・・・聞きなれない言葉だ。

>>199(鶴山)
この奇妙なレスの前後は、いたって普通の話題だ。
街角グルメやデートスポットなどのやりとり。
何人かからかっている名無しがいるが、
この相手は、特定の誰かと話す気がないらしい。
(アンカーの入れ方を知らないのかもしれない)

とはいえ・・・・書き込みにある単語は、鶴山の目を引いた。

『ジニ』・・・・聞きなれない言葉だ。

201青田『トライブ・コールド・クエスト』:2014/03/25(火) 00:06:21
>>200
(>>200へのレス)
ジニってなんや、終了ってのも今一ピンとこおへんなぁ……。
シュウリョウて何が起こるんや?
スタンドか?

――――――――――――(リアル)――――――――――――
第一の鎌かけ、だ。
スタンドの事を知っているのか、
スタンドがスタンドであることを知っているのか、だな。

202貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2014/03/25(火) 00:07:17
>>200
『ジニ』……? なにそれ。
この町が……『黄金町』が終了するってこと?
『ジニ』に襲われて? ……何にせよ『穏やか』な話じゃあないわね。

    『ニャウニャウ』

ええ、分かってるわよ『バベット』。
『ヨハネスブルグ』のこともあるしね……。

    ペタ  ペタ

「えーと、返信するときってこうすればいいのよね……?」

>>200
それってどういう意味ですか?
ジニっていったいなんですか?


「……うーん、うまくあの書き込み(>>197)みたいに表示されないなぁ……」

203ようこそ、名無しの世界へ…:2014/03/25(火) 00:07:28

カチ


201 :黄金名無しは金無しだ:2014/03/24

『ジニ』とはなんだ?

204鶴山マズル『マイクロブラインド・ハーヴェストメン』:2014/03/25(火) 00:09:04
>>200

   「『ジニ』……聞きなれないな」

まぁ、悪戯か何かだろうとは思いつつも、
知らない単語を調べるため、別窓を立ち上げて『ジニ』を検索する。

   「フム…『ジニ係数』……あるいは『韓国姓』か……」

つまり『ジニ』という名前の悪いやつに襲われるとか、呪い殺されるとか、
そういう趣旨のオカルトめいた書き込みなのだろう。

   「くだらんな…」

掲示板は別窓にし、コロニー建設の情報を調べ始める。

しかし、ちょっとは気になってしまうもの。
新しいレスが来たらチェックする。

205『黄金町の終わる夜』(仮):2014/03/25(火) 00:19:13
>>201-204
205 :黄金名無しは金無しだ:2014/03/24

それです。スタンドです。
ジニはぼくのなかのアクリョウです。
ジニはぼくをねらっています
ぼくをころして、町をシュウリョウさせます

それはマンゲツの夜です。


────────────────

意味不明の書き込みに、他の住人は総スルーに入っている。
煽るような書き込みもなくなった。『釣り』だと思われているのだろう。

206ようこそ、名無しの世界へ…:2014/03/25(火) 00:24:26
カチ

207 :黄金名無しは金無しだ:2014/03/24

お前はどこにいる?

207鶴山マズル『マイクロブラインド・ハーヴェストメン』:2014/03/25(火) 00:24:51
>>205

    「なに……『スタンド』……?」

『スタンド』、『ぼくのなかのアクリョウ』という書き込み。
スタンドの事を掲示板でベラベラと喋るようなバカはいないハズだ。
それは『無言の信販』であり、『暗黙の了解』である(と鶴山は認識している)。

   「『スタンド』によって殺される……」

             ザワ ワ …

背筋に一筋、悪寒が走る。
一気に信憑性が増す。『スタンド』は実在するからだ。

   「『マンゲツの夜』……」

                 バッ

自室にある月齢カレンダーを確認する。
次の『満月』は何日後だ?

208青田『トライブ・コールド・クエスト』:2014/03/25(火) 00:26:39
>>205
そのジニはどんなで、なにができるんや?
今どこにおるんや?

――――――――――――(リアル)――――――――――――
「……マジもんかよ、おい」

能力に関する情報を聞き出す、といくか。
さて、今日から満月まであと何日だ?

209貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2014/03/25(火) 00:26:43
>>205
「『スタンド』!!」

思わず、おっきな声を上げて我に返るわ。
じ、自分の部屋で良かった……。
四季とかジョセフィーヌに怪訝に思われてなきゃ良いけど……。

えっと、……『ジニ』っていうスタンドは、『自分のことを殺そうとするスタンド』ってことなの?
考えられないけど、まあ有り得ないタイプのスタンドではない……と思うわ。
そういう特性のスタンド能力も……。

…………うー、なんか書き込みづらい雰囲気になってるけど、
此処で引き下がるのはあまりにもありえない選択だと思うわ!

       ペタ    ペタ

  >>205
  それがあなたの能力なんですか?
  そのジニを止める方法はないんですか?

……そういえば、今日の月は何かしら。
ネットで検索して調べてみるわ。

210『黄金町の終わる夜』(仮):2014/03/25(火) 00:36:45

210 :黄金名無しは金無しだ:2014/03/25

ぼくはカタリベのところにいます。

ぼくはじぶんのジニをしりません
カタリベしか知りません。
なにも教えてもらえません。
この町をシュウリョウさせるために、ぼくはよばれました。
ぼくはカタリベのところにいます

ぼくの中にいるジニです
止め方はわかりません
だれか、たすけて


>>207-208
満月の夜は、二日後。
いや、日付が変わった今・・・・『明日』になった。

211ようこそ、名無しの世界へ…:2014/03/25(火) 00:40:35
   カチ!

211 :黄金名無しは金無しだ:2014/03/25

カタリベはどこにいる


212鶴山マズル『マイクロブラインド・ハーヴェストメン』:2014/03/25(火) 00:42:31
>>210
新しい書き込みを見る。

    「カタリベ……『語り部』か?」

『語り部』というのは何だ…コードネームのような雰囲気がある。

『スタンド使いに殺される』というよりは、
『自分のスタンドを利用されて殺される』ということか。
悪戯だと思いたいところだが、時間指定までされるとそうもいかない。

   「満月…は……『明日』か…」

      「クソッ……」

こんな書き込みぐらいで不安になるとは。
掲示板から目が離せなくなっている。
しかし自分でレスしたりとかは考えない。
何となく不気味だからだ。

213青田『トライブ・コールド・クエスト』:2014/03/25(火) 00:43:32
>>210
君の居る所に窓はあるか?あるならそこから何が見える?
外出はさせてもらえるか?

――――――――――――(リアル)――――――――――――
「……虐殺、いや、もっと別の、おぞましい能力、ってところか。
知らせてねーのは当人が意識しなくても発動できるから、
あるいは、自爆テロのため、って処だろうな。」

ぶつぶつと呟きながら、外出用の格好に着替え、リュックと懐中電灯を手に取り鞄に入れる。

214貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2014/03/25(火) 00:46:19
>>210
メールをしている以上、『カタリベ』は今この人のところにはいない……。
そ、そうだ。連絡……連絡しないと!
同じ『ヨハネスブルグ』を追っている仲間に連絡しないと……、

…………。

 「れ、連絡先、聞いてない……!!」

ば、馬鹿なのあたしは!!
こういうときに協力し合わないでいつ協力するっていうのよ!?

ど、どうしよう……『刺青師』先生……『TA2 You』の場所知らない……。
た、頼れる人が…………、

……そう考え、掲示板を見てみる。

あたしの他にも、返信してる人、いるわね。
…………、満月まで、一日。

 今返信してるひともスタンド使いですよね?

皆に呼びかけてみるわ。

215『黄金町の終わる夜』(仮):2014/03/25(火) 00:51:25

215 :黄金名無しは金無しだ:2014/03/25

わからない。

まどから、このまちがみえる
この町で一番たかいばしょ
カタリベがそう言ってた
そとにはでられない

>>214
名前欄空白のまま、
他の書き込みに尋ねるレスをしてみた。

216貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2014/03/25(火) 00:58:45
>>215
 「この街で一番高い場所……」

 「……って言ったら、えーと」

記憶を探ってみるわ。
小学生のときからいるんだし、この街で一番高い場所くらい分かるはず。

とりあえず、返信を待ってる間、出かける準備をするわ。
まずはパジャマから私服に着替えて、寒いから上着も羽織って、
財布と、ケータイと、定期と、あと化粧道具もハンドバッグに入れて……。

あ、そうだ化粧しないと。

「あ……そういえば名前欄に名前入れるの忘れてた……」
「あれ? ちゃんと入ってる」
             「おかしいな〜……」         『ミャオーン……』

217青田『トライブ・コールド・クエスト』:2014/03/25(火) 00:59:28
>>215
解った。町が見える高い場所、だな

>>214
そうだ

――――――――――――(リアル)――――――――――――
街の地図なり記憶なりから、
『町が一望できる』周辺の高所を探し、リストアップする。
次いで、電話帳だ。刺青師の店を探す。

「あの人の刺青、なら『ジニ』--『スタンド』を弄れてもおかしくは無い筈。
レスしてるやつを浚って持ち込むより、刺青師に相談しておく方が早い。」
語り部とやらに追いつかれる可能性も高いし、
『与え手』相手に時間を稼げると思うほど自惚れるつもりはない。

218鶴山マズル『マイクロブラインド・ハーヴェストメン』:2014/03/25(火) 01:02:26
>>215

   「高い場所…」

机から黄金町の地図を捜し、高い場所に目星をつける。
まだ越してきたばかりではあるが、『一番高い場所』ぐらいは見つかるだろう。

…と、新しい書き込み(>>214)を見た。
心の中を攫われたような気持ちになる。

    >>214
    xxx :黄金名無しは金無しだ:2014/03/25
    僕もそうだ。この街には多い。


居てもたってもいられず書き込みした。
『TA2 You』の主人なら何かを知ってるかもしれない。
出かける支度をする。

219ようこそ、名無しの世界へ…:2014/03/25(火) 01:02:31
  カチ!!

218 :黄金名無しは金無しだ:2014/03/25

きみだけか
カタリベもそこにいる?

220『黄金町の終わる夜』(仮):2014/03/25(火) 01:12:41

220 :黄金名無しは金無しだ:2014/03/25

カタリベはいまはいない
ぼくは屋上で月をみてる
もうすぐマンゲツだ

だれか、たすけて

>>216(貝橋)
この町で一番高い場所は、誰でも知っている。

黄金原駅西にある──『電波塔』だ。
展望台も設置されているが、居住区があるとは聞いたことがない。

外出の用意を整える。
時刻は真夜中だ。窓からは満月寸前の月が覗いている。

>>217(青田)
この町で一番高い場所は、誰でも知っている。

黄金原駅西にある──『電波塔』だ。
展望台も設置されているが、居住区があるとは聞いたことがない。

『刺青師』の電話番号を探すが、何処にもない。
場所も遠い・・・・今から訪ねるのは難しいだろう。
事前連絡は難しそうだ。

>>218(鶴山)
この町で一番高い場所は、誰でも知っている。

黄金原駅西にある──『電波塔』だ。
展望台も設置されているが、居住区があるとは聞いたことがない。

初めて、スレッドに書き込みをした。

出かける準備をするが、
『TA2 You』が郊外にあることを思い出す。
真夜中である今から訪れるには、かなり遠い。

221日向ナツ『ニンジャマン』:2014/03/25(火) 01:19:29
>>220

 「…『こがね、ななしは…』って」

  「なーんで、『でふぉはんね』って、こんな、せんすのかけらもないのばっかなんだろ」


 「……って、え?」

  「『すたんど』……?」


おばあちゃんが趣味で始めたパソコン。
一日30分の制限付きで許可されたネットサーフィン。
――そこで、気になる言葉に出会った。

マウスを転がし、前のレスを確かめる。

222青田『トライブ・コールド・クエスト』:2014/03/25(火) 01:23:59
>>220
わかった

こいつを見ているスタンド使いたちへ。
俺は『電波塔』に行く事にした。
出来れば『TA2 You』って処に連絡してくれると助かる。

――――――――――――(リアル)――――――――――――
カタカタカタ...

「さて」
連絡は完了した、これで冗句なら土下座がいるし、
これが『釣り』なら、まぁ……それはそれ、だ。
あとは、状況記録用に動画撮影が出来る物がほしいところだが、手元にはなし。
諦めて携帯電話を持っていく事に――

ついでだ、一応、ウィルにも簡単に連絡しておこう。
遅くにメールする謝罪、
電波塔に監禁されているらしいスタンド使いが居るらしい事、
それを調べに行く事、
それがヨハネスブルグとは関係ないかもしれないこと、
そして今回のレスが書いてあるスレの名前を併記し、メールを送りたい。

223鶴山マズル『マイクロブラインド・ハーヴェストメン』:2014/03/25(火) 01:27:05
>>220

   「ム…少々無理があるか…深夜だしな…」

身支度をしながら、『TA2 You』が遠かったことを思い出した。

     「………」

一連の書き込みを見た以上、奇妙な『責任』を感じる。
どんな『スタンド使い』であれ黄金町に住んでいる以上、
やすやすと住み処を破壊されるのを好む連中はいないだろう。
僕もそうだ。この町が好きだから越してきたんだしな。

                  カタ カタ
    >>222
    xxx :黄金名無しは金無しだ:2014/03/25
    わかった。


僕と同じことを考える『スタンド使い』は『いる』。
それを期待する。

   「『電波塔』なら……この時間から行っても問題ないか」

身支度が終わったら、地図を片手に家を出る。

***

服装:トレンチコート、シルクハット、スーツ上下、革靴
所持品:メッセンジャーバッグ(タバコ6箱、地図、メモ帳、ボールペン)
     財布(5万)、携帯電話

服装、所持品、いずれも黒。


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