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【戦】『2012新春!バトルトーナメント』 第一会場【祭】

1『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/03(火) 00:27:45
トーナメント表:

                ┌── 5.春上朋之『シューティング・ギャラリー』
          ┌──┤
          │    └── 3.薄金次郎『アヴェンジド・セヴンフォールド』
    ┌──┤
    │    │    ┌── 7.日向ナツ『ニンジャマン』
    │    └──┤
    │          └── 2.フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』
──┤
    │          ┌── 6.青田『トライブ・コールド・クエスト』
    │    ┌──┤
    │    │    └── 4.柏葉鉄心『ハード・ターゲット』
    └──┤
          └───── 1.無明『ビザール・インク』

174日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/24(火) 23:12:47
>>172
『忍者』の装束を着た小柄な人型。
様々な『忍具』を携え駆使する。

『ニンジャマン』
破壊力:D スピード:B 射程距離:D
持続力:C 精密動作性:B 成長性:A

能力詳細:ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/54

○外見:『爆発ツインテ』の幼女
○服装:スクール水着の上に肩紐つきタオルスカート(ttp://www38.atpages.jp/~goldenratio/upload/img/009.jpg)
○所持品:着替えを入れたロッカーの鍵を左手首にゴムバンドで留めている


-------------------------

「………よーし」

敵は、決して『相性がいい』とは言えない能力だが、この場所なら、うまくやれば活路を見出せそうだ。

「ここできめなきゃ、おんながすたる……ってね!」

両頬を軽く叩いて気合いを込め、まずは『売店』へ。
『ガム』が置いてあれば2つほど拝借し、
その後、小走りで『女子脱衣室』へ向かいたい。

175『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/24(火) 23:28:07
>>173
暢気に構えるべき『場所』と『格好』ではあるが、
ここが戦場であることを思い出す無明。
見えざる悪意を跳ね除け、戦いの準備を始める。

           ゴギャアッ

『ビザール・インク』を発現。
まずは岩風呂から、一抱えもありそうな岩をもぎ取った。

風呂桶は一つだけだが、床に転がっている。

  バギンッ! バゴバゴバゴ……!

岩を砕き、無数の『石』に変えていく。
一瞥した限り、露天風呂の出入り口(22番すぐ下)の扉は
一面『ガラス張り』のようだった。

>>174
水対策は万全! という服装で、戦場に現れ立つ日向。

売店に走ると、ガムはすぐに見つかった。二つばかり拝借する。
そして、小走りで『女子脱衣室』へ。

左手には木製の棚とロッカーが並に、右手奥には洗面台。
台にはドライヤーを始めとした洗顔用具が揃っている。
右のガラス張りの扉の向こうには、湯気に包まれた女風呂が広がっている。

176無明『ビザール・インク』:2012/01/24(火) 23:32:42
>>175
石は全部詰めず、本体自身が持ち運ぶに重くならない程度だけ入れておく。
岩風呂から出て、プールテラスへ。移動しながら前進の水気を手拭いで拭いておく。


「『厄日』かよ……ンなのばっかじゃねェか、ココ最近」

愚痴も漏らすが、肚は括った。さっさと行こう。
プールテラスからプールへ移動する。直行出来ないようなら窓は破壊。
その際、散らばった破片は踏まぬよう『虹の足場』を描いて飛び越える。

目指すのは男子便所だ。

177日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/24(火) 23:37:25
>>175
「いくよ…『まんまる』」

ドライヤーの一つを取り、電源コードを本体から引っこ抜いて持つ。(引きちぎれないようなら『苦無』で切断)
そして、ドライヤー本体を洗面台の鏡に叩きつけて割り、
大きめの破片を一つ作りたい。

178『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/24(火) 23:51:23
>>176
風呂桶一杯に石を詰めても、本体が持てる範囲だ。
石を詰め終え、プールテラスへ向かう。

男子風呂とテラスの間には、壁が存在する(当然だ)が・・・・

 ドゴォオン!! 
             バゴォォオ! 

今日だけは『無礼講』。容赦なく壁をぶち抜いた。
開いた穴の向こうには、広々としたプールサイド。
温度差は以外にない。どうやら『温水プール』のようだ。

   ガシャァアアン!!

だが、壁のテラス側には鏡が張られていたらしい。
床には無数の破片が飛び散った。

渡る為の算段を考えながら、
無明は黙々と、全身を手ぬぐいで拭いていく・・・・

>>177
ドライヤーを手に取ると――『ブヅン』!
電源コードを根元から引き抜いた。長さは『1.5m』くらい。
そして、ドライヤーは鏡に叩きつける。

   ガシャァアアン!!

選り取りみどりの破片の中から、手ごろなものを見繕った。

179無明『ビザール・インク』:2012/01/24(火) 23:55:34
>>178
「おッとォォ〜〜〜ッ、ハデに過ぎたかよ」

全力全開絶好調の『ビザール・インク』の『手応え』。
ニィと笑いながら、『虹の足場』を描き出す。

     ズバッ
               ズバババッ


軽く飛び越えられるはずだ。
ついでに、長めの鋭い鏡の破片があるなら回収しておく。
直接は触れず、手拭いを持つ手でそのまま拾い上げる。

鏡や破片が飛散した範囲を『虹の足場』で飛び越し、変わらず『男子トイレ』を目指す。


  (この状況……ぶっちゃけ服がねェより不味いのは……)

推測の通りなら有るはずだ。それを回収する。

180日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/25(水) 00:06:31
>>178
丸めたコードを脇に抱え、手を切らないよう慎重に大きな破片を一つ持って、女風呂の入口へ向かう。
『かかり湯』の周辺におそらくあるだろう『手桶』を『2つ』取り、うち1つに手に入れた道具類を入れる。

臆病上等――少しでも勝手のわかる『女性の場』、そして水気と湯気のある場所だ。

足を滑らせないよう注意して『洗い場』へ向かい、『シャンプー』や『ボディシャンプー』が常備してあるかを確かめる。

181『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/25(水) 00:18:21
>>179
長めの破片は見つからない。力を出しすぎたらしい。

     ズバッ
               ズバババッ

足元に描き出した『虹』で橋をかけると、易々とガラス片を越えた。
そのまま、『20mプール』の傍を歩いて行くと――

『男子便所』に到着した。
入り口にはスリッパが複数、並んでいる。

>>180
丸めたコードを脇に抱え、破片を取って女風呂へ移動。
手桶はすぐに見つかった。
一つにコード、破片、ガムを入れ、もう一つの手桶は空のまま持つ。

両手に桶を持ったまま、今度は洗い場へ。
カランが並ぶそこには、シャンプーの類が完備されていた。

浴室はもうもうたる湯気。
奥の方の浴槽は、よく見えないほどだ。

182無明『ビザール・インク』:2012/01/25(水) 00:22:05
>>181
「グッド!」

素材はどのようなものだろうか。
理想を言えば分厚いゴムが素材の、しっかりしたモノがいいのだが。
いずれにせよ足の保護には何かを履いていた方がいい。


「と、ついでによォォォ〜〜ッ、掃除道具も頂くとするかッ!」

スリッパをはいたなら、トイレ内でモップをゲットする。
ゲットしたのなら再度プールへと戻ろう。

183日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/25(水) 00:26:07
>>181
ニヤッ

「よーし…これなら」

敵が壁をぶち破って入ってきても、かなりの時間敵の能力を封じられるはずだ。

『プール』と『男湯』の側に面する壁に注意を払いながら、
『ボディシャンプー』の容器の蓋を開け、中身を空いたほうの手桶に移す。
手桶が重くなり過ぎない程度の量を取ったら、『主湯』の方に向かって移動したい。

184『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/25(水) 00:36:52
>>182
素材はラバー。厚底で、サンダルに近いものだ。

スリッパを履き、用具入れからモップを出した。
片手に桶、片手にモップを携え、プールへと戻る。


>>183
東側の壁に注意を払いながら、
『ボディシャンプー』の容器の蓋を外し、中身を手桶へ。

  トロロロロロ〜〜〜〜〜〜ッ

粘性で意外に時間がかかるが、
とりあえず一本分――手桶に移し終えた。

壁にも奥からも、物音らしい音は聞こえない・・・・


(TO BE CONTINUED)
(次回は25日22時)

185無明『ビザール・インク』:2012/01/25(水) 22:07:08
>>184
桶で『隠し』つつ、男子浴場に面する壁へ。
ちょうど、1の『ももくじらの湯』とかがり湯の間あたりに移動する。


「ルロルロルロォッ!!」

                   ドガアッ!
                        ドガガガガッ!!


壁に大穴を開けて、内部へ侵入する。
ジャマな瓦礫があってもスリッパ履きなら影響も些少だ。
大きな破片があるならモップを使って掃いて、除けてしまう。

内部の様子を確認し、人気がないか見る。
同時に男子脱衣室と浴室を隔てるドアへ移動し、そこのドアがガラスかも確認する。

186日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/25(水) 22:20:28
>>184
2つの桶を持ち、『主湯(2)』へ向かう。

『主湯』は『天然泉』……浴槽の端のどこかに、源泉から湯を引く『蛇口』があるはずだ。

『主湯』の蛇口と、その西側、通路を挟んで向かいの『洗い場』の、『主湯』にいちばん近い蛇口との距離を目で測り、
長さが足りそうならば、先ほど手に入れた『ドライヤーのコード』の端を、
足りなければ、『ニンジャマン』に用意させた『鉤縄』の端を、『洗い場の蛇口』に結んで『主湯』の方へ引っぱり、
『主湯の蛇口』の周りに1回巻きつける。
2つの蛇口の間は、ピンと張るのではなく床に接するていどに『ゆるめ』に張る。

187『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/25(水) 22:34:41
>>185
     ドガアッ!
          ドガガガガッ!!

西側の壁を破壊し、男子浴場(地図1番の下)へと出た。
履物を見つけたおかげで、瓦礫を心配する必要はない。
もっとも、大きく尖った破片などは貫く恐れがあるので、
大雑把にモップで片付け、慎重に進路を確保した。

浴場内は湯煙で奥までの見通しは立たないが、
見渡す限りでは、人の気配はないようだ。
男子更衣室との境目は、曇りガラス製の扉だった。

>>186
予想通り、蛇口は主浴場の端である2番で見つかった。
しかし、洗い場までの通路の幅は『2m』ある。
電源コードでは届かないため、『鉤縄』を双方の蛇口に捲き付けた。
ゆったりと、足元をすくうように渡しておく。


             ドガァ!ドガガガッ!

東の方向から、破壊音が伝わってきた。
ただし、この浴室に抜ける音ではない・・・・壁越しの感覚だ。

188無明『ビザール・インク』:2012/01/25(水) 22:39:19
>>187
「居ねェか……フン」

急いで更衣室のドアへと接近。
拳を叩き込んで曇りガラスを割る。パス精BAC


              パキャアンッ


割ったガラスの中から細長い鋭い破片を手に入れる。
それを手拭いでモップの柄頭の方へと縛り付けて、槍状にする。ス精AC

作業を終え次第、出てきた穴からプールへ。

189日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/25(水) 22:45:34
>>187
(……まだ、こっちのいばしょ、わかってないみたいだね)

敵はパワーとスピードだけで十二分な脅威だ…『虹』の使える場所にこちらから出て行くのはマヌケである。

『主湯』の蛇口に巻きつけた『鉤縄』の端を持ったまま、『ニンジャマン』とともに張り渡した縄の『北側』へと移動し、
『ボディシャンプー』入りの手桶を、張り渡した『鉤縄』の『南側』の床に向けて傾け、中身を床にこぼしていく。

作業をしながら周囲の壁と天井に目を向け、『換気口』がどの辺にあるか把握しておきたい。

190『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/25(水) 22:56:43
>>188
更衣室の扉を、加減して割る――

   パキャアンッ

首尾よく、長めの破片を手に入れることが出来た。
手ぬぐいでモップの柄の端に縛りつけ、即席の『槍』をこしらえる・・・・

(まだプールには戻っていない)

>>189
張り渡した『鉤縄』の残りを手に持ったまま、
縄の北側へ移動。
(質疑がないため、ここでは『10m』とする)
桶に溜めておいた『ボディシャンプー』を、縄の南側へと流しておく。
シャンプーの色は薄く、ちょっと見にはわからない。
万遍なく流すのにやや時間をかけたが、作業を終えた。

天井に目をやると、
『換気扇』は、洗い場西の壁の真上に、とりあえず――二つ。
他にもあるかもしれないが、湯気でよく見えない。
ちなみに天井はかなり高い・・・・『8m』ばかりはある。
換気扇も人抱えもありそうな、業務用のそれだ。

191無明『ビザール・インク』:2012/01/25(水) 23:01:09
>>190
「こりゃ必要なンはどっちかッつゥと……手先の器用さか?」

簡単な作業だと思っていたが、手間がかかる。
それでも括り付けるだけだ。すぐに終わるだろう。

プールへ戻ったら対面の壁へ一直線だ。


       ダッ

迷うことはなく、問題もまた存在しない。
道がないなら作ればいい。それが『ビザール・インク』。



                 ――――ズドゴオオッ!!!

壁をブチ破り、まかり通る。パス精AAC

192日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/25(水) 23:07:39
>>190
「よし」

あれだけ高い位置にあれば、湯気がなかなか排出されないのも道理だ。
つまり……『目隠し』の効果もそれだけ長く持続するという事。

「そろそろ…『しかけるよ』、『まんまる』」

  シュボッ

『ニンジャマン』に『煙玉』を準備させ、鉤縄の南側の床、換気扇からできるだけ遠い方向へ投擲。

さらに、本体の手に持った『空になった手桶』をそれに続けて投げる――床にぶつかり大きな音を立てるはずだ。

   シャリィン!

直後、『ニンジャマン』に『忍刀』を抜かせ、本体の空いた手で『鞘』をその背中から受け取りたい。

193『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/25(水) 23:25:34
>>192(日向)
確かに、換気扇は効いているとは言いがたい。
『煙幕』を邪魔されることは考えなくてよさそうだ。

  シュボッ

『煙玉』に点火し、南の壁付近に転がした。
『白煙』が立ちこめ、女湯南側の視界をみるみる塞いでいく・・・・

その時、だった。


   ドッッ  ゴォオオオオンッ!!!

轟音を上げる西側の壁。
誰でも見ずともわかる――敵の登場だろう。

      ヒュッ
             カラッ カランッ

予定通り、煙玉の傍に、空の風呂桶を投げた。
収まりが悪いのか、床で音を立て続けている――

それを聞きながら、無音で刀を抜く『ニンジャマン』。
ナツは、残された鞘を抜き、自身の右手で握った。

>>191
細工に苦心しながらも、十分な硬さで縛ることが出来た。
プールに戻ると、早足で西側へ前進!
女湯との境目たる、禁断の壁をものともせず、


   ドッッ  ゴォオオオオンッ!!!

――粉砕し、潜り抜けた。

  モワワワ……

女湯の中は、白い煙で満たされている。
湯気ではない・・・・これは『煙』だ。
壁際を除いて、視界は白く塗りつぶされている。

             カラッ カランッ

突然、前方から軽い音が響いた。
浴場の床で、何かが転がったような音だ。

194無明『ビザール・インク』:2012/01/25(水) 23:31:33
>>193
「ビンゴだぜッ」

さて、ここからが手に入れた道具の見せどころだ。

モップをゲットしておいたのは、槍を作るためだけじゃない。
文字通り『掃除』をするために必要だから、ここまで持ってきていた。


        グッ
                ググ

まかり間違って自分に突き刺さらないように脇に挟み、手を添えてモップを地面に。
低い態勢でモップで床を拭いつつ進む! これで仮に足元に『撒菱』があっても対処可能だ。

『ビザール・インク』は桶に入れておいた石をそれぞれ両手に持つ。
目指すのは、まず音の聞こえた方向。動きが何か見えたら指弾を発射する。破ス精AAC

195日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/25(水) 23:39:12
>>193
「…!!」

流石に凄い……『煙玉』のタイミングが少し遅れていたらまずかった。

体を低くし、『ニンジャマン』の片手で『鉤縄』の端を引っぱり、
いつでも蛇口の間に『ピン』と張らせられるように準備しつつ、ゆっくり『北側』に向かい後退する。
縄は『10m』……余裕を持って距離を取れるはず。
主湯側の蛇口には『1回巻いた』だけなので、手元の操作で張らせることが可能だ。

(『すべらないで』、ここまで、これる?)

196『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/25(水) 23:53:17
>>194
        グッ
                ググ

ズズズズズズ――――z_________!!

用意しておいたモップを利用して、
床を磨きながら、白煙に突入する。

本体はモップを構え、スタンドは桶一杯の石を手に指弾を用意。
磐石の姿勢で、音のする方へと突き進んでいく。

やがて――
               コツッ

モップの左端が、何かに触れた。
感触は軽い。
そして、煙はこの一帯が特に濃くなっている・・・・


>>195
『鉤縄』の一端を握ったまま、音を立てぬように北へと後退。


 ズズズズズズ――――z_________


かすかに、何か地面を這うような音が聞こえるが、
南という方向以上のことはよくわからない。

とりあえず、先刻の位置から『5m』ほど後退した。
(地図3番左)

197無明『ビザール・インク』:2012/01/25(水) 23:58:21
>>196
「煙玉、かァ?」

もし、仮に『煙玉』ならモップで後方へと弾き飛ばす。違うのなら無視。
いずれにせよ床を拭いながらの前進を継続し、相手を補足するのに努める。

「見えねェからなァァ〜〜〜ッ……弾二つじゃチィとばかし足りねェか?」

身は低めたままだ。相手は音を頼りに『手裏剣』を投げる可能性がある。
低ければ転びそうな何かがあっても、態勢を立て直すのも容易なはず。

198日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/26(木) 00:06:02
>>196
(……やっぱり、ね)

『撒き菱』には当然警戒されているだろう。
だが、『虹』で足場を作れない限り、
床に敷いた『シャンプー』の『滑り』を完全に回避するのは難しいはず。

当然向こうも飛び道具は用意しているだろうが、やたらに撃てば居場所を知らせることになるのはこちらと同じだ。
しかし―――

(『まと』を、あげたら……どうする?)

『鞘』を口にくわえ、『鏡の破片』を手桶から取り出し、
照明を反射しやすい『天井・やや南側』に向けて投擲する。

『鉤縄』に何かが触れたら、すぐさま『ピンと』張れるようにしておく。

199『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/26(木) 00:23:04
>>197
スタンドが手を伸ばし、モップの先を探る。
『ビンゴ』だ――『煙』を噴き出す丸い道具を発見した。

そのまま、後方、東の壁の穴の向こうへ投げ捨てる。
すぐに煙が消えるわけではないが、
晴れるまでの時間は、確実に短縮されるだろう。

ズズズズ――――z_________ッ

そのまま、低姿勢を維持し、前進を続ける。
やがて、モップの先端が石の台に当たり、止った。
洗い場だ。湯桶やカランが、ぼんやりと見えている。
進路をずらせば、まだ先がありそうだ。


  カ シャァアアン!!

北の方向から、何かが割れる音がした。
距離はさほど離れていないが、至近の様子もしない。

>>198
鞘を口に咥えて、鏡の破片を天井付近まで投げつける。

目的は天井の照明を反射させてのかく乱だったが、
これはどうやら空振り――反応は『なし』。
少なくとも、天井に注意は向けていなかったらしい。

  カ シャァアアン!!

数m南に破片が落下して、綺麗な音を立てた。
煙の向こうを見据えながら、『鉤縄』を持つ手に力を込める……

200無明『ビザール・インク』:2012/01/26(木) 00:29:47
>>199
「音かよ……」

『見えない状況での聞えよがしの音』――『誘導』か?
乗ってやるのも悪くない。北の方向へと視線を向ける。

「もし、そっちに居るンならよォォ〜〜〜〜ッ……そろそろ見えてもおかしくねェハズだぜ」

こちらにはモップがある。それを無化するようなものと言えば落とし穴ぐらいだ。
だが、相手のスタンドパワーじゃそんなモノ到底掘れやしないだろ。

変わらぬ態勢のまま、北へ。やはりモップで床を掃きつつだ。

201日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/26(木) 00:31:59
>>199
自分が『北側』にいることは、これで『伝わった』だろう。
素手であれ、飛び道具であれ……敵は、『目視できる位置』まで近づかなければ、確実にこちらを仕留められない。

(あたしは……『しのびのなつ』……
 『つっこんで』きなよ……はなさきまで……
 …… これるもんなら……だけどね!)

鉤縄の端を持つ『ニンジャマン』より後方、『水風呂(4)』の近くへ、静かに移動。

202『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/26(木) 00:43:14
>>200
音が『誘い』だとしても、迎え撃つ。
その意気込みで、進路を北へ変える無明。
白煙はまだ晴れないが、次第に薄れて来ている。

ズズズズ――――z_____ッ!

再び、低姿勢でのモップ前進を開始した。
左に浮かぶ洗い場の台が、一つ、二つ、過ぎた時。

   ツルン!

モップの手応えが軽くなった。
この一帯から『摩擦』が低い・・・・『滑りやすく』なっている。

>>201
ズズズ―――――――ッ

今度は、確実に聞こえた。
低い音が、南からこちらに接近してくる。
床を擦るような、そんな音だ・・・・!

白煙はまだ晴れないが、急速に薄れつつある。
普段であればまだまだ続くはずだが・・・・どうなっているのか?

  サ  ササッ

気配を殺しながら、スタンドのみその場に置いて、
ナツ本体は『水風呂(4)』の傍に下がった。

203無明『ビザール・インク』:2012/01/26(木) 00:47:32
>>202
「あァン? …………なるほど。石鹸かよ」

ガキの発想力って感じだが、侮れない。
これなら確かに見えない。『撒き菱』に対する想定が上手く回った感じだ。

だが、モップなら問題なく拭い去ることが出来るはず。
そしてここから先に相手が居ることも理解した。そうでもなきゃ、こんな罠を張らない。


移動速度は落とし、前方に対する警戒は欠かさない。
拭いながら、ゆっくりと……だが、確実に。前進を続ける。

多少は煙も晴れてきたか……?

204日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/26(木) 00:58:32
>>202
(このまま『まってる』……とか、おもった?)

  ダッ!

敢えて、『こちらから』突っ込む。

>>198メル欄にて、鏡の破片で『肩紐』を切り、『タオルスカート』を素早く『脱ぎ』、
>>201メル欄にて、それを『水風呂』の水に浸し、濡らしておいた。

     タタタタタ

鉤縄の『南側』に向かい、『ダッシュ』。
まだ『ピンと張っていない』ため、鉤縄が邪魔になることはない。

敵を『目視』してからでは遅れる。
あえて敵を『見ず』、濡らした『タオルスカート』を、視界いっぱいに『広げた状態で』前方に投げる。

物体である『タオルスカート』は、『スタンド』を透過する。
かりに気づいて防ごうとしても、
『空気抵抗』が存在する場所で、広がった『濡れた布』を一瞬のうちに叩き落とすことは、どんなパワーやスピードがあっても困難だ。

『布地』が、敵の『形』を煙の中から『浮かび上がらせる』―――
それを信じ、走る!

205『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/26(木) 01:35:31
>>204(日向)
待つだけでは勝てない……だから、『攻め』に出る。
決心を固めるまで、若干の時間を要したものの、
南に広がる『煙幕』に向かって駆け出す日向。

にわかに薄れ始めた『煙幕』は、雲のように形を残しながら、
あちこちでは隙間が生じてしまっている。
それでも、敵の姿はまだ見えない。

     タタタタタ

『ニンジャマン』を待機させた場所(地図3の左)まで駆け戻り、
白煙に向かって、右手を振り上げる!
その手にあるは、『タオルスカート』。
煙に乗じて、肩紐を切り、水に漬けておいたそれを、
敵がいるだろう方角へ、勢いよく投げつけた!

    ブワサッ!

濡れた重みもあって、空中で広がる『タオルスカート』。
その軌道上の煙が破り取られ、鮮明な視界を生む。

見えた――!
無明だ。低姿勢でモップを構えている。
『ビザール・インク』はその背後で、何かを入れた桶を持っている。

モップの先端は、ちょうど渡した『鉤縄』に触れたところ。
距離にして『4m』・・・・白煙は、ほぼ消えようとしている!

そして、日向は気がつく・・・・

   ド ド ド 
                ド ド ド   

この男――『服を着ていない』。


  ド ド ド   ド ド ド ド ド   ド  
                           ド

>>203(無明)
前方を警戒しながら、モップ前進を進める。
発生源から離れるほど、晴れるのも早い・・・・
白煙はもはや塊状にしか残っていない。

  クンッ

さらに進むこと『1m』。モップの先に感じる違和感。
手応えは小さいが、滑る感覚から何かが引っかかったように思った、
その時だった。

     タタタタタ
              ブ ワサッ!

足音に続いて、前方の煙の塊が破り裂かれた。
カラフルな柄の布――風呂敷ほどはあろうそれが、
生き物のように広がりながら、無明に襲い掛かる!

そして、その向こう――
『忍者』のようなスタンドの傍に立つ『幼女』――『スクール水着』だ。


(TO BE CONTINUED)
(次回は26日22時)

206日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/26(木) 22:04:26
>>205
(……そりゃそーだよね……『おふろ』なんだからさ)

敵の立つ位置は、見えた。
相手がどんな姿だろうと……いまさら『止まるわけにはいかない』。
これ以上、『遅れ』を取ることはできないのだから。

『ボディシャンプー』を撒いたのは、敵を『滑らせる』ためではない―――『自分』と『ニンジャマン』が、『滑る』ため。
床を横切るように置いた『鉤縄』は、『ボディシャンプー』の範囲を見極め、『滑る』準備態勢を取るための『踏み切り線』だ。

   タッ!

       ズシャァァァァァァ


>>204メル欄、【スライド+『Windmill』】。

身を低くして敵の飛び道具を避けながら、走ってきた勢いを利用し、
鉤縄の向こうの『シャンプー』で覆われた床面を、『全裸の敵』の横をすり抜けるように『ヘッドスライディング』。
そして、鉤縄を放した『ニンジャマン』は……

     ギャリィィンッ!

       ドシュルルルルルルルルル!

本体と同様に床に『寝転ばせ』、『忍刀』を床と水平に構え、
背中を用いて回転する『ブレイクダンス』の技術―――『ウィンドミル』(ttp://www.youtube.com/watch?v=B57QqzynoZU)の要領で回転しつつ、『敵本体』の両脚の間めがけ床を滑らせ、
『無明』の足首―――『アキレス腱』を斬り払う。
あたかも、『ニンジャマン』自身が、床すれすれを高速回転する巨大な『十字手裏剣』であるかの如く。 パス精DBB

『無明』本体が、スタンドより前にいるのなら…それは好都合。
実体を持つ『モップ』で突いたり払い除けようとしたところで、スタンドである『ニンジャマン』は『受動的透過』するのみ。
濡れて吸着力を持った『タオルスカート』が、一瞬でも敵の顔に張りつき視界を覆ってくれれば、『ビザール・インク』の飛び道具の精度は落ちる。
それでも喰らってしまうかもしれないが、リスクは覚悟の上。―――敵の『足』を奪う!


(『みをすててこそ……うかぶせもあれ』ッ!!)

207無明『ビザール・インク』:2012/01/26(木) 22:06:20
>>205

「ンだと……」

      ド   ドドド
                            ド
   「イカレてるのか、この状況で、コイツ……」   ドド


     ド   ド   ド  ド  ド


 「水着を着ている、だと……ッ!」

どう考えても、風呂で衣服を着ていないこちらの方が正しい。
何も間違っていることはしていない。


                  タ リ ホ ー
「まァ、そりゃどうでもイイやね。敵機目視確認。
 こッからがオレの世界だぜッ! 『ビザール・インク』ッッ!」


>>197のメール欄から、『ビザール・インク』は準備し続けていた。
『床』に『拳』を『当て』、単発ではなく確実に命中させる『散弾』を放つ準備をだ。


          ト ″  ッ  ハ″  ッ  キ ″ャ ッ !!


襲いかかる風呂敷のような何かがなんなのかは知らないし、どうでもいい。
ならばそれごとまとめて吹き飛ばせばいいだけのこと。

床に穴をブチ開けるほどの勢いで、拳を叩き込みその床の破片を飛ばす。パス精AAC
大概の場合、温泉の床はタイル造りか石造り。質量には申し分がないだろう。

208『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/26(木) 22:34:35
>>206-207
風呂で水着を着るなど、『ありえない』。
敵の格好を敢然と否定しながら、
無明は、広がりつつ飛来する『タオルスカート』を睨みつける。

大きな布をただ投げた、というスピードではない。
『タオルスカート』は、十分な水分を含んでいる。
低姿勢に構えていた無明をうずくまる兎とすれば、
敵はさながら羽を広げた猛禽のようだ。
煙幕を引き裂き、無明の顔に巻き付こうとする――!

だが、しかし。
無明の対応は、それよりもなお『素早かった』。

無明が前方を警戒していたこと。
低姿勢を取っていたため、日向の狙いがややずれたこと。
何より、日向の足音が、無明の注意を惹き、素早い対処を可能とした。


     ト ″  ッ  ハ″  ッ  キ ″ャ ッ !!

あらかじめ接地させていた『ビザール・インク』の剛拳が、
全力で床材を殴り飛ばす――

『タオルスカート』ごと吹っ飛ばそうという瓦礫の散弾!

  ズババババババッッ!!

『瓦礫弾』に迎え撃たれては、布地ごときひとたまりもない。
そして、それを投げた本人も――

  ズシャァアアアア――――z_________

いや!
あちらも『低姿勢』!
『タオルスカート』を飛ばすため、やや上向きに放った瓦礫を
かろうじて潜り抜け――全速力で、頭から飛び込んで来た!

――『ヘッドスライディング』だ!
瓦礫を放った反対側、無明の左脇下を通過する!
床に撒いたシャンプーは、このための布石だった!

同時に、それを追うかのように。

     ギャリィィンッ!
            ドシュルルルルルルルルル!

無明の足元へ突っ込んでくる、人型の『十字手裏剣』。
『ニンジャマン』だ――
刀を構え、背中で回転しながら、『風車』のように滑ってきた!

209日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/26(木) 22:40:53
>>208
(『こうはんいこうげき』……やってくると、おもってたよッ!!)

どれだけ『散弾』を散らそうと、それが『物体』であれば『ニンジャマン』には通用しない。

滑る床の上…すぐに立ち上がればコケるだけだ。
コードと鏡の破片を入れていた『手桶』でヘルメットのように頭を庇い、
『ニンジャマン』と『無明』の方に視線を向け、全神経で『ウィンドミル』の軌道を見守り『ニンジャマン』を操作し続ける。

「ぶったぎれぇぇぇぇぇぇ!!!『まんまる』ッ!!!」

210無明『ビザール・インク』:2012/01/26(木) 22:45:01
>>208
「日向ナツ……テメェにゃ、解るか?」

  「コイツは『あらかじめ失われた戦い』だ……」


          ダムッ!


飛びこんでくる『ニンジャマン』に対しては、横っ飛びで回避。
マップでは左方、洗い場と4の水風呂の間のあたりになるだろう。


「オレにゃ既にこの時点で、守る名誉も、誇りもねェ。
 勝とうが負けようが……もうカンケーねェンだよ」


                   「だからこそ、勝つッ!
                     俺の失うモンは足枷以外のナニがあるッ!
                      勝って……この悪夢みてェな状況から脱出するッ!」



       ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ
        ドガドガドガドガドガドガドガドガガガガガガガガガガァ――――ッ!!!


左方に飛び退きながら、床へのラッシュを敢行。破片を散らしてあたりへと散らす。破ス精AAC
本体はモップを構え直し、槍の切っ先を返して構えておく。

211『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/26(木) 23:04:24
>>209
ツツツ――――z_________ッ!!

無明の足元を抜け、勢いよく滑っていく日向。
背後の様子が気になるが、
洗剤を撒いたタイルの床へ、全力で『ヘッドスライディング』すれば
後ろを気にする暇などあろうはずがない。
『手桶』を頭に被せ、前方に迫る壁に備える――
止まれるか激突するか、まさにそんな勢いだ。

当然だが、『ニンジャマン』の操作をする余裕はない。

    ガキィン!!

                ドゴゴゴゴゴ!!

背後からは金属音と手応え。やや遅れて『破壊音』。

>>210
啖呵を切り、勢いよく左手に飛び避ける無明。
しかし人の身である無明が、
モップを手に、低姿勢から回避行動を取るのは、
高速で滑り込んでくる『人間手裏剣』には、いかにも『遅い』。

シパァァ!

刃が閃き、床を離れかけた無明の生足に触れ――

     ガキィン!!

かけたところで、残っていたモップに食い止められた。
『ニンジャマン』自身のパワーのなさが幸いし、
金属パイプの柄が、偶然にも刃を食い止める結果となる!

  バ バッ

その隙に、無明は洗い場と洗い場の間へ移動。
(鉤縄を張った場所は浴槽2の南側のため、
 無明の位置は女子浴室の『女』の字に同じだった)


   ドゴゴゴゴゴ!!

床にラッシュを放ち、全てを『破壊』!!
瓦礫が津波となって、東側にある『1』の浴槽を埋め立てる!

212日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/26(木) 23:12:37
>>211
「………いいよ。
 もう、『みる』ひつよう、ないから。
 …………いろいろ……ね」

>>206メル欄にて、『ニンジャマン』の懐で『点火』しておいた『焙烙玉』の火縄は、
>>207メル欄にて、爆発のタイミングを測れるまで燃え進んでいる。

    ズギュンッ!

                           …  コ ロ ン

地を這う『ウィンドミル』をかわすために、不安定になっている敵の足元。
そこに、『焙烙玉』を『置くように』転がし、
可能なかぎりの速度で『ニンジャマン』を本体の元へ呼び戻す。

      シャアアアアア

水着の腹部を『ボディボード』代わりにして、勢いのまま、全速力で『爆発半径』の外へ『滑り離れる』。
勢い余って壁に頭から激突しても、被った手桶でダメージは軽減できる。


「しってるとおもうけど……『おんなゆ』に『おとこ』がはいるの、『はんざい』だからね。

 ……………『さらば』ッ!!」

213無明『ビザール・インク』:2012/01/26(木) 23:14:03
>>211
「ヒヤリとしたぜ。
 だが、この位置はよォ〜〜〜ッ、……却って好都合だ」

『モップ槍』を構え直し、低い態勢で『ニンジャマン』とナツの位置を探る。
洗い場に挟まれて遮蔽された状態だろう。ここなら飛び道具も届かないが……


「ヤツの切り札は知ってるからなァァ〜〜〜〜ッ」

こちらのラッシュで相手も自分の位置が解るだろう。
その為に用意しておいた。床へのラッシュは『穴をブチ開ける』為のモノ。【>>210メール欄】
投擲物などがチラリとでも視界に入ったのなら、すぐさま飛びこむ。

「即席の塹壕ってヤツだぜ」

214『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/26(木) 23:36:37
>>213(無明)
槍の穂先を前に向け、低姿勢に構え直す。
日向の姿は見えないが、『ニンジャマン』は
モップで受け止めた場所から、やや南に流れた位置。
無明から南側の洗い場の陰に隠れているが、頭は見えている。
いや――頭だけではない。

手が。
『焙烙玉』を握った、手が。
残りわずかな導火線を生やした、『焙烙玉』を握った、手が。

危険極まりないその『玉』を、無明に、無造作に、転がした!

 コロ ロロロ……
                ポトッ

塹壕を掘ったつもりの無明だが――意外!
先に穴に落ちたのは『焙烙玉』!  そして――


    ズゴォオオ――――z________オオン!!

>>212
    ガゴォンッ!

頭から壁に激突するも、『ヘルメット』のおかげで怪我はない。
ただし、体は別だ・・・・背中を派手に打ち据えた。
激痛に息を詰まらせる――それでも唯一つだけ。
戦いに終止符を打つべき、『ニンジャマン』の操作だけは行う!

敵が避けただろう西側へと、仕込んでおいた『焙烙玉』を転がした!
カウントは確実。転がした『1秒』後には爆発する仕掛けだ・・・・

だが――日向はここで大きなミスを犯していた。
『ニンジャマン』は独自の視覚を持っていない。
本体の目が届かなければ、状況が把握できないスタンドなのだ。

それ故、『焙烙玉』の結果までは確認できない。
本体の状況故に、『急ぎ戻る』反応はやや遅れ――そして。


  ズゴォオオ――――z________オオン!!

215無明『ビザール・インク』:2012/01/26(木) 23:41:58
>>214
「ンだとォオォ――――ッ!!」

  驚愕ッ!!


だが、すぐさま塹壕から飛び退く。
これはつまり『大砲』と同じなのだ。爆発は穴によって収束されて、上方へ集約される。
側面へ逃げる火勢もあるかもしれないが、それも致命に至るほどではないはず。


「だが、凌いだッ! あとはよォォォ〜〜〜〜ッ」


            バシイッ   グロオォンッ


『モップ槍』を『ビザール・インク』へ。
そして、ナツの姿を先程転がって逃げた方向から補足し、捉える。

『焙烙玉』を使っての疲労。そして、滑って激突もしたろう。
すぐさまには立ち上がれないはず。その隙を狙う。


補足次第、投擲。刺し貫いて殺す。破ス精AAC

216日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/26(木) 23:50:27
>>214
「 ぐ …… ぁ 」

ノーダメージで勝ち残れるほど、甘い相手ではない。
『爆発』に巻き込まれることも覚悟の上で、あえて『見ずに』投げた――『見れば』、その分だけ遅れるからだ。

「…………くっ………」

体が動く限り、意識がある限り、『忍』は滅びない。

爆発により『ニンジャマン』からフィードバックされた痛みに歯を食い縛り、
顔を上げ、『爆発』の向こう、『敵』のいるであろう方向に目を向けようとする。

「『まんまる』……たって……まだ……だよ……ッ!」

『ニンジャマン』に『思い』の力を注ぎ込み、『忍刀』を構え、立ち上がらせ、
本体めがけて飛んでくるものすべてを『斬り払わせ』たい。

217『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/27(金) 00:09:09
>>215-216
ドゴォオオオオオ――z____ン!

                   ドドドドドド・・・・

無明の推測通り、爆発の威力は、大半が天井に向けられた。
スタンド能力故か、それは天井を焦がすことすらなく、
瓦礫化した穴の縁を飛ばし、激しい空気の上昇を生んだだけだ。

瞬時に飛びのいた無明の腕に、瓦礫が突き刺さった。
血がこぼれるも、骨には達していない。『軽傷』だ。

モップの槍を『ビザール・インク』に手渡し、
しゅうしゅうと立ち昇る煙を越えて、敵を探す無明。

日向の姿は南の壁際にあった。
スライディングの勢いで体を打ち据えたのだろうか、
それとも『煙玉』『焙烙玉』を使用したスタミナ切れなのか、
まだ立ち上がれない様子だ。

そのスタンド、『ニンジャマン』だけは立っている・・・・
刀を構え。姫を守る『忠臣』のように。
『焙烙玉』のダメージは『ない』。
爆風は上に逃げ、瓦礫はスタンドを傷つけないからだ。

――互いに交わす視線。
交錯した一瞬の後、『ビザール・インク』が槍を投擲した。
その圧倒的な迫力。

向かうは『ニンジャマン』。
忍者刀を振り上げ、狙い澄ました角度で斬り落とす――


             ズドォォオオ!!

――その軌道、寸毫も揺れることなく。

日向の胸は、小さな心臓ごと、壁に縫い止められた。
砕けた忍者刀と同様、欠片となり崩れる『ニンジャマン』。

戦いに継ぐ戦いの日々に、終止符が打たれる・・・・!

218日向ナツ『ニンジャマン』:2012/01/27(金) 00:22:00
>>217

「 ………

 ご    ふ    ッ 」

胸を射抜く、音をも超える『速度』――――見えなかった。

陽炎のように霞む視界に、ぼんやりと、崩れ落ちる『ニンジャマン』の姿。


(『まんまる』……… おつとめ、『たいぎ』 ……)



  「   み は た と い    だ い か ぞ く の ゆ に    く ち ぬ と も

                    と ど め お か ま し    し の び だ ま し い   」


    
喉にあふれる鮮血で、声にする事はできない。

『ネタ元』が、誰の『辞世の歌』だったか………… それを思い出すことも、もう、無い。

219無明『ビザール・インク』:2012/01/27(金) 00:29:48
>>217-218
微かに鼓膜を打ったのは、か細い声。
何を言っていたかは解らないが……『伝わる』。

「テメェのスタンドへか……? 嬢ちゃん」

しかし、もはや応えを聞くことは叶わず。
気だるげに首を振った。

「まだまだ詰めが甘いが……『及第点』ッてェトコかよ?」

ナツへの評価ではない。己自身への評価だ。
『ビザール・インク』と連れ立って、プールへ通じる穴へと歩いていく。

「悪かねェ能力だ。応用性ならかなりのモンだった。
 キッチリ狩る算段もしてた。オレも足元掬われかねねェトコだ」


歩きながら一人ごちる。
勝負はいつもそうだ。オレが勝ったのは、ほんの少しの差にすぎないだろう。


しかし、零れてしまうモノがある。
笑み。ニィと笑いながら……


「時の運もきっとあるがね…………『ビザール・インク』。
 コイツは『元看守』のダンナに見出されたオレの『相棒』」

                 「易くやられるワケにゃ……いかねェンだよ」


               「ぶァッくしょいッ」

                    「…………湯に当たってから帰るか」


男湯へ向かった。

220<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

221『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/28(土) 04:32:50
日向ナツ『ニンジャマン』 ⇒ 『敗北』

GMから『3万』 ⇒ 『3万』GET!

無明『ビザール・インク』 ⇒ 『勝利』

賞金『5万』+GMから『4万』 ⇒ 『9万』GET!

222『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/28(土) 04:33:25
                  ┌━━ 5.春上朋之『シューティング・ギャラリー』×
            ┌━━┫
            │    ┗━━ 3.薄金次郎『アヴェンジド・セヴンフォールド』×
      ┏━━┫
      │    ┃    ┏━━ 7.日向ナツ『ニンジャマン』×
      │    ┗━━┫
..優    │          └━━ 2.フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』× 
..☆━━┫
..勝    ┃          ┌── 6.青田『トライブ・コールド・クエスト』×
      ┃    ┌━━┫
     ┃   .│   ┗━━ 4.柏葉鉄心『ハード・ターゲット』×
      ┗━━┫
         .┃
            ┗━━━━━ 1.無明『ビザール・インク』


『優勝』:
無明『ビザール・インク』 ⇒ 『賞金30万』GET!

『準優勝』:
日向ナツ『ニンジャマン』 ⇒ 『賞金15万』GET!

『ベストバウト賞』:
第五試合
(柏葉鉄心『ハード・ターゲット』 VS 無明『ビザール・インク』)
 ⇒ ともに『賞金10万』GET!

223『2012新春!バトルトーナメント』:2012/01/28(土) 04:39:15
全参加者 賞金合計額:
(表彰分は含まず)

春上朋之『シューティング・ギャラリー』 ⇒ 『1万』GET!

薄金次郎『アヴェンジド・セヴンフォールド』 ⇒ 『11万』GET!

日向ナツ『ニンジャマン』 ⇒ 『20万円』GET!

フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』 ⇒ 『1万円』GET!

青田『トライブ・コールド・クエスト』 ⇒ 『3万』GET!

柏葉鉄心『ハード・ターゲット』 ⇒ 『12万』GET!

無明『ビザール・インク』 ⇒ 『18万』GET!


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