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【場】『ネオンストリート』
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歓楽街を南北へ抜ける、『黄金町』の裏舞台。
途中の『弁天橋』はナンパのメッカ。
露天や、怪しい売人もよく見かける。
橋を越えれば、網目のような路地が広がり、
さらに怪しい店の看板が、すし詰めに並ぶ。
海岸付近は無法の『倉庫街』。一般人は『立ち入り禁止』。
―┘ ┌┘ ◎
―┐ H湖 ┌┘ ┌┐ 住 宅 街
│ ┌┘ .┌ ..│... ‖
┐ │ ┌ ┌┘ ‖←メインストリート
│ │ ┌ │ ‖
┐ │ ┌ ┌.. 黄金原駅
│ └─┘┌― ┏ ━■■━ ━ ━
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛ ‖←ネオンストリート
│ └―┐黄金港.. 繁 華 街
└┐ ┌――┘ 倉庫街
─────┘ └――――――――――――
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>>950
「ニヒヒッ 毎度あり」
金を受け取ると満足そうに微笑む。
「あんた名前は? また買いたいってんなら店の場所を教えてやってもいいぜ。
それと、『スタンド使い』だよな? 俺の『パンツレス・ギャング』に反応してるみてーだったしな。
『スタンド使い』の仲間はいるか? ちょっと教えてくれよ」
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>>951
「あ、ありがとう」
『DVD』を受け取った。
「あ、ああ…名乗らないままで申し訳ないです」
シンジ シンジカズナリ
「進士……進士 一成……清掃員をやってる……『スタンド使い』です」
「『スタンド使い』の仲間は…いないですね…」
「『パンツレス・ギャング』というんですか…その『スタンド』は…」
ズォォ…
名乗りついでに『ミリオンダラー・マーメイド』を発現。
『全長60cm』程度の、小ぶりの『セイレーン』のようなヴィジョンを見せる。
「ケッ…」
「アタシ モ ソノ『パンツ何トカ』デ『オカズ』ニシヨウッテノ?」
「汚ラワシイノヨォーッ!クソ男ドモォーッ!!」
「こ…コラ…お前は喋るな…ッて」 オドオド
「す…すみません…コイツ…『ミリオンダラー・マーメイド』っていうんですが、口が悪くて…」
「カズナリ、アンタ…ソートー『捻ジ曲ガッテル』ワネッ!」
「二度ト歌ッテヤラネェェェェーッ!!」
「もうッ…ちょっと黙っててよ…ッ」
キーキーうるさい。『半自立型スタンド』のようだ。
それに押され気味の進士とは、どこか夫婦漫才のような雰囲気がある。
無論、そう言うと本気で怒りそうだが。
「み、店ですか…」
『ミリオンダラー・マーメイド』をチラチラ見ながら、ご機嫌をうかがってるような表情で、
「お、お世話になったし…また今度お伺いしますよ。」
「どこにあるんです?」
「コレカラ『オ世話ニナル』ンダロォォーガッ!変態ヤローッ!」
「こ…コラコラ」
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>>952
「よろしく、進士。
俺の事は………二郎と呼んでくれよ」
苗字を明かしたくない訳でもあるのか、若い男は下の名前しか名乗らなかった。
色々と敵の多い商売だ。納得してくれ。
「やかましい『スタンド』だな。少し待ってろ」
ガチャコン!
『パンツレス・ギャング』からビデオテープが生み出された。今これを再生しようと思ったら結構骨が折れるだろう。
「お望み通り、この『スタンド』の痴態がタップリと収められたビデオだ。
意思があるタイプの『スタンド』か? ならよく聞け。俺の気分一つで、この町の全ての男がこのビデオを見られる。
ネット配信もお手のものだ、良かったな、明日からお前は世界の人気者だ。どうだ? 少しは黙る気になったか?」
「俺の店はあのビルの3階だ、看板は出してないが、多分分かる。
鍵がかかってたら、欲しいものを書いて郵便受けに入れといてくれたら、次までに作るぜ。 ホイ」
二郎は右手を差し出す、握手を求めているようだ。
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>>953
「二郎さん…ですか…よろしくお願いします」
苗字を名乗らないのはその『商い』からか、深く詮索はしない。
>「やかましい『スタンド』だな。少し待ってろ」
>ガチャコン!
生み出させたビデオテープの説明を聞いたその『スタンド』は顔を蒼くし、
そしてスグに『沸騰すんじゃねーの?』ってぐらい赤面して…大人しくなった。
「ナ……何コレ……チョ……チョット……」 シュー
「ヤ……ヤメテヨ……」
「まぁ、そういう事らしいから…大人しくした方が身のためだよ…」
(ン!…コレは…僕もコイツの弱みを握ったことになるのかな…?)ニヤァ
進士は邪悪な笑みを浮かべる。慈悲はない。
『ミリオンダラー・マーメイド』は、『噴火すんじゃねーの?』ってぐらい赤面しながら涙を浮かべている。
ちょっと可哀想なのでヴィジョンは『解除』してあげた。
「ケ……ケダモノ……」 グスッ
ヒュン(解除)
「あのビルの3階ですか…なるほど」
「また…近いうちにお邪魔するかもしれませんが…宜しくお願いします…」
二郎の握手に答える。
進士は、この『握手』が、人生で経験してきたどんな『握手』より固いであろうことは想像できた。
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>>954
「理解したか?
世界には2種類の人間しかいない。男か女かだ。
女は俺に逆らえない、男は俺を傷つけられない。俺に盾突こうだなんて夢にも思うんじゃあないぜ」
ガシィ!
進士と二郎は固い握手を交わした。
これは言葉にも書面でもない、魂の契約だ。
互いが己の欲望に忠実である限り、決して破られることのない絶対の信頼だ。
水が高い所から低い所へ流れるように、人の心もあっけなく堕落する。
一度堕落した人間は、高みへ登ることはできない、物理的な高所を恐れるように、精神的な高みもまた、自身に恐怖を抱かせるからだ。
『高きより低きに流れる』
完
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>>955
>ガシィ!
「ありがとう…『二郎』さん…ッ!」
そう言って『DVD』をバッグにしまうと、家路へ。
進士の、つまらない生活の唯一の楽しみである『晩酌』のための金は消えてしまったが…
代わりに『言葉でも書面でも表せない魂の契約』の余韻が、冷めぬ熱をもってそこにはあった。
それは続くのだろう。この街に『二郎』がいる限り。
今や進士の目には、それに映るネオンストリートの灯よりも、ずっと熱い何かが滾っていた。
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「立て看板出すのも、ひさしぶりだねい。
・・・・あ、蜘蛛の巣はってら」
ボスッ
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今夜は『メタナイト』!23:00〜all night
【個】ShotBar『ヒデヨシ』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1327332181/
住所:ネオンストリートO−△△ー□□□
連絡先:090-xxx-xxxx
――――――――――――――――――――――――――――
スタ スタ スタ
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ネオンストリートの一角にあるコンビニエンスストア。
そこのフードコート席に腰掛け、ドリップコーヒーを飲みながら、
一緒に購入した新聞紙に目を通していく。
「…………」
読んでいるのは黄金町を有するS県が発行している地方紙だ。
地域内で発生した事件は細かいものも網羅していると思われるが――
(……今日も、特になしか)
モリーが探していたのは『殺人事件』に関する記事。
仮に起こっていれば確実に掲載される筈だが、それらしい記事は一つもなかった。
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数日前、深夜の駅前商店街で一人の『女』から聞いた話を思い出す。
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1323641730/814-822)
――「おおぜい、人が『殺されてる』
――「そいつらは、外国から来た『そしき』」
――「『ちょうのうりょく』みたいな、すっごい『チカラ』を持って」
――「警察にも、マスコミにもバレないように、人を殺せる」
――「そいつらは、『顔の黒い奴ら』で」
――「この街に前から住んでる、同じ『黒い顔の人』を、『狙ってる』らしい」
『マスコミにもバレないように』……この部分が事実ならば事件がメディアに載らないのも当然ではある。
もちろん、そもそもそんな組織は存在せず何の事件も起こってないから何の報道もされてないだけ、という可能性も充分にある。
いわゆる悪魔の証明――とはいえまともに考えれば後者だとも思うが、
モリーはもう一つ、引っ掛かるものがあった。
(あの時……)
更に遡ること十日ほど前、
倉庫街の一角で遭遇した『後藤』と名乗る男の発言を思い出す。
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1325620031/419)
――「『ヨハネスブルグ』って言う黒人の集団が最近此処に来てるらしいから、気をつけて」
『黒人の集団』。これは女の言っていた『顔の黒い奴ら』と一致する情報だ。
全く異なる筋から同一の情報が得られた――信憑性は高いと見るべきだろう。
-
『ヨハネスブルグ』――黒い顔の暗殺団。
そいつらが実在するとして、果たして何を目的にこの街にやってきたのか。
推測材料として一つは、“この街に前から住んでる、同じ黒い顔の人を狙ってる”という情報。
同じ黒い顔、という部分から察するに……その人物(個人なのか集団なのか不明だが)は、
過去にヨハネスブルグに在籍していたが、何らかの事情でそこを抜けてこの街に潜伏、
それを組織の刺客が追ってきた、という背景だろうか。
理由は口封じだとか、あるいは組織の掟だとか……
ただ、女の話で気になる発言がもう一つ。
――「それから、自分たちとおんなじ『チカラ』を持ってる人も、たくさん殺してるみたい」
こちらの方は、一体どのような意図が背後にあるというのだろうか。
女は「街を乗っ取るつもりなのかも」と話していた。……確かにヨハネスブルグが
超能力者の集団ならば、同じ力を持つ相手を根絶やしにすれば街一つ牛耳るくらいは容易いのかもしれない。
だが……それならそもそも最初から同じ力を持つ者がいない街を狙えばいいという話だ。
わざわざ危険を冒してまでこの街で、同種の超能力者を相手取って闘うにはそれだけの理由があるはず。
「……気になるね」
モリーは席を立ち、新聞紙と空のコーヒーカップを屑籠に押し込んで店を出る。
(一体この街に何があるのか……)
超能力者の集団が、大量殺戮という大仰な手段を持ってまでして、
手に入れたい価値のあるものがこの街にはあるのだろうか。
ヨハネスブルグをあくまで一般的なギャングらと同種の犯罪組織と仮定すれば、
それらが地域抗争を通じて得ようとするものとなると……『莫大な利権』だとか、それに準ずる何か。
そんなものがこの街にあるとしたら――
「――それ、
どうにかしてあたしが頂けないかな」
そんな呟きを残し、
モリー・パイソンは夜の闇に消えていった。
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「・・・・雪、降りすぎだろ」
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【個】ShotBar『ヒデヨシ』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1327332181/
住所:ネオンストリートO−△△ー□□□
連絡先:090-xxx-xxxx
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『ネオンストリート』。
その名の通り、ネオンの輝きが夜中の間ずっと絶えない繁華街だ。
治安は悪いが同時に人の賑わいも多く、まさしく『眠らない街』と言えるだろう。
――だが、そんなネオンストリートにも『例外』はある。
乱立した商用ビルの陰。ネオンストリートの大通りを、一本外れた小道の先。
再開発に失敗し、ぽつりと空いた虫食い穴のように、
雑踏に忘れられたさびれた空き地があった。
ザッ ザッ ザッ
……そんな空き地に、何人かの男達が集合している。
野球のユニフォームを着た男達だ。大通りを歩く通行人からもかなり目立っている。
今の所、それを追う通行人は出ていないが、後を追うのも手かもしれない……。
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>>962
ォゲェーッ
ダバ ダバ
「……ううう」
「気持ち悪ィィ…ウグ…」
空地の片隅でゲロを吐く背の低いロッカー風の女子。
ベースらしき、自分の身長と比べてあまりに巨大な楽器を背負っている。
丁度ライブの打ち上げが終わったところ。
ライブハウスの店長にしこたま飲まされて、こんな寂しい所で独り悲しくゲロを吐いていたというわけだ。
ザッ ザッ ザッ
「おお…?」
ナイターですかい?
ユニフォームを着た男たちが続々と集まって来る。
野球は全然詳しくないけど面白いので見てる。
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>>962
太田垣少年はそこそこの問題児だ。夜の街に繰り出すことだってある。
古物商とか雀荘とかに寄る為に。
ザッ ザッ ザッ
「何だいありゃ…。」
「野球チーム…?」
異様な集団に対して興味が湧いた。
…せっかくなので追跡とシャレ込もう!
-
>>963(中山)
ちなみに、空き地はかなり広く、五〇メートル四方以上はある。
『野球』をするのにはちょうどいい場所だろう。
そんな空き地でゲロっていると、ユニフォーム姿の男達が集結してきた。
今の所五人……といったところか。夜の暗がりで顔はよく分からないが……。
「おうねーちゃん、大丈夫か?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
、 、、
……におう。
腐った水が煮凝ったような異臭が、ふと漂ってきた。
>>964(太田垣)
野球チームの群れを追跡することに決めた太田垣。
近づいてみると……くさい。
腐った水が煮凝ったような異臭が漂ってくる。
通行人がコイツらを追跡しなかった理由はこれだろう。
路地裏を歩いていると、道の先で件の男達が立ち止っているのが見えた。
その背の向こうには……意外と広い空地がある。
ここで野球でも始めるのだろうか?
-
>>965
「…うっへッ」
なんか臭うな…
「(まったく、ユニフォームくらい洗濯しとけって話ッス…。)」
だが…この程度、鼻つまんどきゃァどうにかなるッ…!
空き地に近づいて、しばらくこの奇妙な連中を観察する。
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>>965
> 「おうねーちゃん、大丈夫か?」
ん、話しかけてくれるなんて優しいじゃあないの?
ついでにちょっと『気持ちの良くなる錠剤』なんて持ってないよねぇ…
わざわざ夜に野球するほどのスポーツマンが流石にそれはねぇ…
「…って」 「くせェッ!」
漂う!腐臭!
鼻をつまんで距離を取ろうとする。
足取りがフラついてうまくいかない。
「な…なんなんだアンタらァーッ!!」
「死んだネズミみてェな臭いがァァあばッ!」(鼻をつまんでいるので鼻声)
この少女、見ればわかるが明らかに酔っている。
フラフラしながら担いでたベースを武器のように構えようとする…も倒れ込んでしまう。
-
>>966(太田垣)
奇妙な連中は空き地の中へと進んでいくようだ。
太田垣も、彼らと一定の距離をとりつつ空き地の方へ近づき……、
「おう坊主。どうした、見学か?」
ふと、後ろから声がかけられる。
……間違いない、『野球チーム』の人間だ。
どうやら、尾行したつもりがまだ後ろからついて来てしまったらしい。
――――『腐った水が煮凝ったような臭い』は、さらに強まっている。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
>>987(中山)
「オメーが言うなよ!」
男達のうちの一人にツッコまれた。中山もけっこう酸っぱい臭いとかさせてると思うんだ……。
ちなみに、既に男達はゾロゾロと空き地の中に入っている。
人数は五人……『バイヤー』だったりしたら、中山はひとたまりもないだろう。
「おいおいねーちゃん……」 「落ち着けって。ゾンビーズ、ユア、フレンド」
「『酔い覚まし』の効能の『お茶』が……」 「それスタンド違げーって」
男達は警戒する中山にあたふたしている。ちょっと情けない。
ただ、その表情は暗がりに隠れてよく見えない。
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>>968
確かこういう時…
口で息すると逆にニオイに慣れなくなって面倒って聞いたなァ…
それじゃ、鼻から指を離して…
「(くっせェェェェェェェェェァァァッッッ!)」
「(『クリーニング代』も払えないドケチの集団ッスか、こいつらァ!)」
あ、話しかけられた。脂汗ダラダラ、顔は真っ青、涙目だけど、
応対はした方が良いな
「ああ、何か面白い事がありそうなんで…ちょっと見物ッス…」
とりあえず今一番面白ぇのはアンタらのニオイっスけど
「草野球っスか…これ…?」
草野球というよりクサ野球って感じがするが。
-
>>968
「いや、ゲロはゲロじゃん?」
「だから…しょうがないじゃん?」
ツッコまれて若干大人しくなったが、意味不明な理論だ。
だるそうにしながら担いでいたベースを降ろし、身体をベースにもたれかける。
「アンタら…いくら人が見てないからって」
「ユニフォームは洗った方がいいと思うよ…」
「なァに?『ゾンビーズ』?」 「ゾンビの『腐臭』を意識してんの?」
「意外と『エキセントリック』なコト考えてんじゃァァん」
「ゾンビはアタシも好きよォォ…ッフ…ウフフフ」
男の誰かが発した『ゾンビーズ』という言葉に反応してケラケラと笑う。
ぐったりした所作で黒い革ジャンのファスナーを開ける…
バ /
ァ ーン .
中に来ていたTシャツは、古いゾンビ映画の宣材Tシャツだった。
やたら動き回り跳ね回る元気なゾンビ達の映画だ。
※ちなみに体つきに『色気』はない。
-
>>969(太田垣)
後ろにいるものに話をするということは、振り返るということだ。
そして、振り返ったということは太田垣は『見てしまった』ということだ。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「『草野球』……? ソイツは、ちょいと違うかもしれないな」
そもそも――この臭いは『生きている生き物では出せない』。
汗やカビなどの『臭いの系統』ではないからだ。
だが、太田垣がその『臭い』を知らないのも無理はない。
本来、『その臭い』は平穏な都会に住む人間が感じることなど一度としてないのだから……。
ド ド ド ド ド
…………結論から言おう。 、 、、 、 、、
太田垣が振り返った先にいた男達は、腐敗していた。
顔の出来物が酷いとかそういった次元ではない。
明らかに、『顔の色がおかしい』。
>>970(中山)
「おおッ」 「いいねえ」
「ゾンビ好きかい姉ちゃん」 「ゾンビ好きの姉ちゃんは俺たちも好きだぜ」
男達は中山の服を見て喜んでいるようだ。有効の雰囲気をあらわしながら、中山に近づいてくる。
……が、動作がおかしい。何か、ノロマというか……『人間らしくない』。ゾンビを意識しているのだろうか?
「あー、あと、この『臭い』は仕方ないんだよ
「腐ってるもんは仕方ない。諦めてくれねーちゃん」
……いや、違う。
近づいたことで分かった。
『腐ったような臭い』を出しているのではない。
「俺達、『ゾンビ』なんだから」
バアアアアア――ン !
こいつら……腐ってやがる!
-
>>971
「アタシにゾンビを語らせたら右に出る女子はァ…」
「多分いないわよォ…ッフ…」
すると男たちは…
「俺達、『ゾンビ』なんだから」
バアアアアア――ン !
「え…ゾンビーズって…マジの?」
「す…スゴい…」 「本物?マジで本当のゾンビ?」
スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃…酔いも冷めるってモンよねェ。
映画の撮影なら、腐臭はないもんね、という事はマジでガチに本気のゾンビという事だ。
空き地で夜中にゾンビがナイターゲーム…ってどこの『B級映画』よッ!
お知り合いにならない手はない。
「どうなってんのよォォ…この街はァ」
「握手握手」
空いてるどちらかの手を差し伸べて、手近なゾンビに握手を求める。
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>>971
目の前の男の『顔』を見て、
「………」
5秒程機能を停止して、
「…………」
太田垣は落ち着いた様子で、一歩下がり、
「…その、『草野球』でないのなら…、一体『何野球』なのでしょうか。」
と丁寧に訊ねる。
「(ニオイ、容姿、…明らかにオカシイ。)」
「(一般人では無いようだし、警戒するのが吉だな)」
-
>>972(中山)
「くるしゅーないぞー」 「いいなーオレも握手したい」
「『捕手』の野郎役得だぜ、クソッたれ」
『ゾンビ捕手』が握手に応じてくれた。
ファンサービスがしっかりしたゾンビである。
と、小道の方からまたあらたなゾンビ達がやってきた。
一人の少年がゾンビ達に追い立てられるように入って来た。見学者だろうか?
>>873(太田垣)
「あん? そりゃあー……決まってんだろ」
『腐敗した男』は、特に太田垣にも襲い掛かることなく答えた。
薄気味悪い相手だが、害意のある存在ではないらしい。
「俺達は『ゾンビ』」
「だからやるのは『ゾンビ野球』ってわけだなー」
「そして今から練習すんの」 「ホラさっさとすすめ少年」
そう言って、ゾンビ達に急かされて空き地まで歩かされる。
空き地に入ると、既に何人かのゾンビ達がたむろしていた。
その中で、ゾンビと握手している少女が一人……本体か何かだろうか?
-
>>974
「あはッ」 「どーもどーも」
「ゴクロー様ですッ!」
笑顔で『ゾンビ捕手』と握手する。
手ェブンブン振ったら千切れるかなーと思ったので程ほどに。
それはそれで見てみたいんだけど、キャッチャーの腕は流石に潰せない。
すると小道から新たなゾンビの群れと…見学者?の少年がやってきた。
「おおゥ 続々やってきたな」
「中々やるじゃあん?全員ゾンビ?よく集めたわね〜…」
「もしかして監督もゾンビなのかしら?」
何だかワクワクしちゃうね。そりゃお酒のせいもあるケド。
意味もなく笑顔で大きく手を振る。
「おおーい」
-
>>974
あははは、ゾンビだって。ワケわからん。
まあいいや。もういいや。思考を放棄しよう。
「そういえば『野球』なんてやるのは小学生以来ッスね…」
そんな事を言いながら空地に入る
テンションの高そうな少女がこちらに手を振ってくるのが見えるな…
よし、
「イ゛エ゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ッ゛ッ゛!」
と太い声で叫びながら少女にハイタッチを試みる。
-
>>975(中山)
「どもども」
グ ッ
ほどほどに乱暴に握手してみるが、『ゾンビ捕手』の腕は意外と頑丈だった。
なんというか、やはりゾンビというか、人外っぽい膂力に裏打ちされた握手だった。
壊れそうというより、むしろ中山の手をうっかり握り潰さないように気を付けている感じだ。
そして、新たに現れたゾンビ達に手を振る中山。
ゾンビ達も手を振っているが、その中に混じっている少年も手を振って……、
……いや。
「イ゛エ゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ッ゛ッ゛!」
……なんかよくわからん奇声(野太い)をあげて中山の方に向かって来たぞ!
>>976(太田垣)
人は、あまりにも意味不明な状況に追い込まれると思考が停止するという。
ゾンビで野球というあんまりにもB級テイストなチョイスに思考を停止した太田垣は、
そのままの投げやりなノリで奇声(野太い)をあげて接近した。
客観的に見たら完全にヤバい人のそれだがゾンビ集団の中だしわりと誤魔化せるかも?
いや無理だろ。
>>ALL
「そこのお嬢さん、監督は人間だよ」
と、いよいよカオスになりつつあった二人に第三者の声がかけられる。
……上からだ。空き地を囲む廃ビルの窓から、血色の悪い白人女が顔を出している。
ワカメみたいな黒髪、目の下に出来た色素の沈着したクマ……。
目の前に『本物』がいなければ、ゾンビを連想したかもしれないくらいには不健康だ。
「珍しいな」 「『練習』に見学者が来るなんて」 「……それも二人も」
女は窓から身を乗り出しながらそんなことを言う。
上半身だけだが、女はいわゆる『芋ジャー』姿だった。
繁華街から外れたさびれた小道の先に相応しく、野暮ったい格好である。
「しかも『こいつら』を見て驚かない」
「…………『スタンド使い』か?」
-
>>977
(クリス)
グ ッ
あらァ、意外と頑丈じゃあん?
まぁ…考えてみれば、野球やってんだもんねー、当然。
>「そこのお嬢さん、監督は人間だよ」
「おおぅ?」
声がしたので上を見る。
コープスペイント風?の血色の悪い『芋ジャー』の白人女に手を振る。
「『練習』……ってマジで野球やってんのねー」
「ギャグとかじゃあなく」
気合入ってんじゃん?
嫌いじゃあないぜ…そういうバカなことをマジでやる奴って。
>「…………『スタンド使い』か?」
「あらァ…これは『スタンド』ってことなのか?」
「スゴイ偶然ね」 「アタシも『スタンド使い』よォ?」
ズ ァ ッ
『マダガスカル』を発現する。
『タキシード』に身を包んだ『小悪魔』めいた『小猿』のヴィジョンが見えるだろう。
「ほら、『マダ』ぁ…挨拶…」 クイクイ
「…………」 ペコリ
『小猿』は愛想があんまりよくないようだが、会釈してみせた。
(太田垣)
「イ゛エ゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ッ゛ッ゛!」
「おゥ」
バ シィィ― ン!
「元気だなァ、少年」
「なァにィ、アンタも見学者なのォ?」
酒とゲロの香り漂うロッカー風の乙女は、試みられたハイタッチを受け、太田垣少年に聞く。
その隣には、恐らく『スタンド』だろう…『タキシード姿』の『小猿』が見える。
-
>>ALL
上に居る『芋ジャー・ゾンビ・レディー』と、ハイタッチに応じてくれた『酒臭くてノリの良いチビ女』
は… 察するに、『スタンド使い』か…。
…うん、なんか、もう、いいや。どうでも、いいや…。
「………アハハハハハッ!そうッス!俺も!見学者で!『スタンド使い』…ッス!ゲハハハッ!」
「良いッスねぇェェェッ!…野球! 青春ッ…スねェェェッ!」
何?…ゾンビのおっさん連中に『青春』もクソも…無い?
何だっていいよ、もう…。
-
>>978-979
「ハハハ」 「元気が良いじゃあないか」 「二人とも」
ハイタッチに応じた中山と、ハイテンションに笑う太田垣を見て、女は呵々と笑った。
「私はクリス」 「クリス・クロス、という」
「そこのゾンビ野球チーム……『アストロ・ゾンビーズ』の監督兼本体だ」
「『マダ』くんもよろしく」
「今から此処で『練習』しようと思ってたのだが…………」
一通り挨拶を済ませた女は、そう言って二人を見下ろす。
「此処で会ったのも何かの縁だ」 「一つ『体験』してみないか?」
「私達のやる『ゾンビ野球』というものをな……」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・
-
>>980
おっと、自分も自己紹介をしておこう。
「太田垣ッス。太い、田んぼ、垣根の垣で…。」
「クリスさんも、エエト…マダさん?も、よろしくッス…」
ド ド ド ド ド
「『アストロ・ゾンビーズ』からの『ゾンビ野球』のお誘い…」
…もうここまで来たらヤケクソだッ!
「…モチロンッ!受けるッス…!!」
バアアアアアアアアアアアン!
-
>>980
「アタシは『中山キコ』…な」
「よろしくゥ、クリスちゃん、太田垣くん」
漂う腐臭とゲロ臭の中、色気のない挨拶。
「『ゾンビ野球』?やるやるゥー」
「どっち?打つ方?投げる方?」
酒も入ってるのでごく軽いノリでOKする。
よっしゃあとか言いながら、フラフラした足取りでベースを隅に置き、革ジャンを脱いだ。
-
>>981-982
「いいや」 「お前たちにやってもらうのは……」
、 、 、
「『獲る方』だ」
ゴ ゴ ゴ
「『アストロ・ゾンビーズ』は九人のゾンビ・ベースボーラーを
地の底から蘇らせるスタンド能力…………。
『二人』と九人では、少しばかり厳しいものがあるだろうからな」
「今から、『五球』、『ゾンビーズ』の一人が『ノック』をする。
お前達は『ゾンビーズ』の中に混じってそのボールを『捕球』すれば良い」
「『バトルロワイヤル制』だな」
「ルールは『それだけ』。
誰かを攻撃して補給を『妨害』するのも、
ボールを何かの能力で引っ張ったりするのも『アリ』だ」 「スタンド能力なら簡単だろう?」
「とはいえ、『ゾンビ野球』中の『ゾンビーズ』は『強靭』だから……
『身を守る術』に自信がなければ、一人だけ『ゾンビーズ』を護衛につけても良い」
「ソイツはお前達の指示に従うだろうよ」
┌―――――――┐ ii “〟
| 『ゾンビ・ノック』 | |ト
├―――――――┤ !| ヾ
|危険度:D | ! オ ――――z 、
|難易度:D | ノ
└―――――――┘
ルール
・『ゾンビノック係』の打球を『捕球』する(パワーは弱めてくれている(『C』))
・ただし『ノック係』以外の八人の『ゾンビーズ』も参加してくる
・捕球の『妨害』も『アリ』 相手を殴ったりボールに干渉するのも許される
・防御に自信のない場合は『ゾンビーズ』を一人まで『借り』てもOK
(その場合、『ゾンビーズ』はそのPLが操作してもよい)
・『五球』終わった後に一番多くボールを『捕球』した者が勝利。
・なお、『ゾンビーズ』からの攻撃も『大いにあり得る』
ド ド ド ド ド ド
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>>893
改題。
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>>983-984
「『ゾンビ・ノック』ゥ?」
「オッケー、やってやんよ」
「酔い覚ましに丁度いいかもね」
ノリよくグローブを借り、フラフラとグラウンドに出る。
激しい運動は危険だろうが、パンクスは細かいことは気にしない。
「あー…あと、ゾンビィは一人借りるわねェ」
「生身じゃあ『不利』だからよォーッ」
脚のすばしっこそうな背の低い選手がいれば借りていく。
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「『ゾンビ・ノック』…。」
「ゲハハッ、…楽しそうッスね…」
ノリに従って自分もグローブを借りる。
そして、グラウンド代わりの空き地の地面がどうなっているか確かめよう。
(ゴツゴツしてる、とか草ボーボー、とか)
自分は、なるべく臭いが酷くない、状態の良いゾンビを借りよう。
あと、『スコップ』みたいな『地面に穴を開けられる』物がないか確認。
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>>985-986
『ゾンビーズ』を一人ずつ借りる中山と太田垣。
中山は目当ての通り素早そうな『一番打者ゾンビ』を仲間につけた。
身長は一六五センチ。チビだ。
太田垣の目当てである『臭いが酷くないゾンビ』だが……みんな酷いのでどうしようもなかった。
ただ、もはや鼻が慣れてしまって臭いが感じ辛い感があるので関係ないかもしれない。
ちなみに、空き地の地面は何もないコンクリートの平面だ。
滑り込んだら膝が痛いが、スタンド使いは頑丈なのでそのくらいでは怪我などしないだろう。
よってスコップの類の物もない。空き地の片隅にボールとバットが転がっているくらいだ。
「それじゃあ、みんな配置についてもらおうか」
女がそう言うなり、『ゾンビーズ』達は空き地の中心に移動した。
中山と太田垣も、それに倣って中心に移動していく。
「いつもは『月明かり』だけでやっているんだが、それだと暗くてボールが見づらいだろう?
そこで、こんなものを用意してみた。感謝するといい」
パチンッ
カッ カッ カッ カッ
女が指を鳴らした瞬間、空き地の四隅でライトが点灯した。
周囲が一気に明るくなり、物が見やすくなった。
しかも下から上へ照らしているので光で目が潰されてキャッチしづらいということもない。
「準備は良いか?」
「そろそろ始めるぞォ〜」
『四番打者ゾンビ』が、ボールを持った手を掲げる……。
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>>987
「いつでもイイよォ〜ん」
『マダガスカル』に頼み、右手の甲に『第一の血印』を描いてもらう。
それが終わったら、左手のグローブで手を振ってOKの合図。
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>>987
「こっちもOKッスよぉー…」
自分のスタンドを発現させる。
両手で大きな○を作ってOKの合図。
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>>988-989(中山、太田垣)
『血印』を右手の甲に仕込み、グローブをはめこんだ中山。
対する太田垣も、スタンドを発現して臨戦態勢に入る。
「よぉーし、行くぞォーっ」
『四番打者ゾンビ』はそれを確認すると、
ゆったりとした動作でボールを打ち上げた。
カッ キィ ―― ン
間延びした音と共にボールが浮かび上がる。
落下地点は……近い!
「うォおおおおおッ!!」
「どけどけェ――ッ」 「とるのはオレだぁーッ!」
『ゾンビーズ』達も、一斉に落下地点に殺到していく。
中山と太田垣の方にも接近しており、このままでは思い切り吹っ飛ばされるだろう。
┌―――――――――――――┐
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| 屍 屍☆ |
| 中 屍 太 |
| 屍 屍 |
| 屍 |
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|球 屍
└―――――――――――――――
ク
☆=落下予想位置 中=中山
球=バットやボールが置いてある 太=太田垣
屍=『ゾンビーズ』 ※仲間の『ゾンビーズ』はほぼ同一にいると考えて良い
距離感は『フィーリング』。
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>>990
カッ キィ ―― ン
「おおお…近い!近いぞォ!」
「『一番』!よろしく!」
さっそくお借りした『一番打者ゾンビ』をけしかける!
落下地点のすぐそばにいる『屍×2』の真ん中へ走らせ、足を引っかけて転ばせる。
転ばせるのに成功しても失敗しても、『一番打者ゾンビ』は仰向けに寝転がる。
「おおおおォォォ――ッ!!」
中山はおよそ女子らしからぬ怒号をあげ、『一番打者ゾンビ』の上にジャンプ!
『一番打者ゾンビ』は両手で中山を思いっきり上に突き上げる!
高く飛んだ中山がボールをキャッチ!…という作戦だ。
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>>990
「取らせるかァーッ!」
自分が借りた『ゾンビ』を、スタンドと自分で押して落下地点に走る。
ー要するに『ゾンビ』を肉盾にして突撃する。
ジャンプしてボールを取ろうという輩は、スタンドで殴るとしよう。(パス精:CBA)
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>>991-992(中山、太田垣)
「おおっ」
窓から見ていた女から、声があがる。
「うォォおおお!? オレは盾かよォォおお!?」
『三番打者ゾンビ』を盾にしてスタンドと共に突き進む太田垣。
しかし、『三番打者ゾンビ』がつんのめって倒れないようにする関係上、どうしても速度は遅くなる。
そして、後ろから迫って来るのは猪突猛進の『ゾンビーズ』だ。
「うおっ!」 「オラーどけどけー!」
突き飛ばされてしまい、大きく落下予想地点から吹っ飛ばされてしまった。
それでも諦めまいと落下地点に視線をやってみると――、
「任せろ嬢ちゃん!」 ズザァァアア
一方、中山は『一番打者ゾンビ』を先行させて『ゾンビーズ』二人をすっ転ばし、
さらに『一番打者ゾンビ』の両手で『打ち上げ』られて……飛び上がる!
――パシッ
『コンビネーション・プレー』の勝利だ!
中山⇒『一球』
「おーし、みんな大丈夫かー? 次行くぞー?」
女の声と共に、『四番打者ゾンビ』がボールを構える。
┌―――――――――――――┐
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| 屍 屍 中 |
| 屍 屍屍 太 |
| 屍 |
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|球 屍
└―――――――――――――――
ク
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>>993
「ヒューッ!流石ね、『一番』!」
ピシ グッ
ガシ グッ
見事なコンビネーション!協力プレイの勝利よ!
『一番打者ゾンビ』とピシガシグッグッを交わす。
だけどまだ初球…油断してはいけないわ。
手加減して取らせてあげただけかもしれないからね。
次は…『マダ』も使うわ。
ズ ァ ッ
「…………ッチ」
『マダガスカル』を肩の上に発現する。
なんか舌打ちしてるケド。
だがこれはよォ、遊びとはいえ戦争なんだぜ?
女子にも退けない時が有るッ!!パンクスなら『ましてや』だァーッ!
気合を入れて、第二球に備える。
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>>993
「チックショォ…」
「轢かれた…イテテ…。」
「あ、ゾンビさんゴメンッス…。次は盾になんかしません…。」
ゾンビが密集している辺り(×)に『サードマン』を『格納』する。
もしも中山が『スカート』を着用していたら、『サードマン』にパンツが見えてしまうかもしれない。
お供のゾンビはそのままの場所へ。(○)
太田垣自身は空き地の隅からバットを二本いただき、両手でもって引きずり、△へ
┌―――――――――――――┐
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| 屍 屍 中 |
| 屍× 屍屍 ○ |
| 屍 |
| △ |
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|球 屍
└―――――――――――――――
ク
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>>994(中山)
「イエエェ――ッ!!」 グッ グッ
ばっちりピシガシグッグッを交わした。
そして改めて気を引き締め、『マダガスカル』を発現させる。
ゴ ゴ ゴ
『パンクス女子』の意地があるッ!
気合も新たに、構えていると……、
パタン
太田垣のスタンド――『ザ・サードマン』が、地面の中に『格納』されているのを見た。
『ゾンビーズ』はみんな馬鹿で単純だから気付いていないようだ。
そして本体の太田垣は、何やらバットを二本拝借していた。
間違いない……太田垣も『本気』だ。
ちなみに、この間『四番打者ゾンビ』及び『ゾンビーズ』の面々は文句も言わずにしっかり待っていた。
>>995(太田垣)
「気にすんな。良いって事よ。それより膝とか擦り剥いてない?」
『三番打者ゾンビ』はめちゃくちゃ優しかった。
それはさておき、『三番打者ゾンビ』を置いてバットを入手、『ザ・サードマン』も格納した。
『ゾンビーズ』はみんな馬鹿で単純だから気付いていないようだが、中山には見られたみたいだ。
バットも無事二本回収し、目的の位置まで移動した。
この間、『ゾンビーズ』達は文句も言わずに待っていてくれた。優しい。
>>ALL
「それじゃー行くぞー?」
太田垣の準備が終わったのを見計らい、女の号令が聞こえて来る。
そして――、
カキィーン
第二打……落下地点は――
――――『ゾンビーズ』の『直上』!
┌―――――――――――――┐
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| |
| 屍 屍 中 |
| 屍 屍屍 三 |
| ★ |
| 太 |
| |
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| |
|球 屍
└―――――――――――――――
ク
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ド ド ド
ド ド
⇒新スレに続く
(ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1393171061/2-)
ドオオ ―― ン !
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【 酒&業務スーパー トンペイ 】
繁華街のやや奥まった場所にある、『自称スーパー・実質酒屋』。
シャッターの下りた店先に積み重ねられた黄色のプラスチックケース。
その上に腰を下ろす、純白の出で立ちの少女。
黒曜石のごとき瞳を、手にした『琥珀色の瓶』に向けている。
「………『甘露』……ですわ」
ク…
コクッ コクッ コクッ
瓶の口に直に唇を当て、喉を鳴らし『喇叭飲み』している。
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大変失礼致しました。>>998撤回します。
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<ガオンッ>
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