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ぼっちの為の相談スレ
22
:
アラド名無しさん
:2012/06/01(金) 15:39:04 ID:MNM9PWIAO
大丈夫。まだ生きてる。
で、でもそれはいつの話ですか・・・!?
私の耳には一言もそんな情報は・・・
酒場の親父が言ってたけど、搬送される時俺が親父の腕を掴んでさ、ゼルディンにだけは伝えないでくれって、分かったって言っても放さないからマルレーンを呼んでくる羽目になったって怒ってたよ。
では、なぜその話を私に・・・?伝えたくなかったのでは・・・
いや、どうしても伝える必要があった。
・・・ゼルディン、俺は君の事が好きだ。
ゼルディンは驚いて、また静かになった。
ただ、誰かが君を好きになっても、君は拒絶するだろう。
君が俺を避けていたのは、先立った兄達の事が忘れられないからだ。
自分の大切な人は必ず居なくなる。そう考えてしまうから、心のどこかで拒絶する。
ましてや、俺は冒険者だ。
のたれじんでも自己責任の世界の人間、君の心はもう大切な人を失う悲しみを知りたくないから、俺の事を忘れようとするために本能的に避けていたんだ。
だけど俺は、今話した作戦で生き残った。
君の心の中に生きる呪いを無くす為に。
俺自身が、君の大切な人になるために。
・・・最近、天界が優勢になってきたのは耳に入っただろう。
・・・まぁ、頑張ったのは俺だけじゃないんだけどさ、実は、○○っていう重要指令だったんだけど、マルレーンが変な気を聞かせてカルテル軍の抵抗が予想より大きく膠着状態だってゼルディンには聞かせてあるって言ったから驚いて会いに・・・ごめ・・・
・・・もういいです
ごめんと言い切る前に声を遮られた。
個人的な理由で怒らせてしまったか・・・と、倒れた時の俺を恨む。
冒険者さん・・・
と振り向いたゼルディンは、いつもの凜とした軍人の顔ではなく、年頃の少女のような、今にも泣きそうな顔で。
その目で見られた俺は、何も話す事が出来なくなってしまった。
ゼルディンは話し出す。
な、なんで・・・普通に報告してくれ無かったんですか・・・?
しんだら・・・元も子も、ないじゃ無いですか・・・っ
なんでっ、なんで、そんなに危ない事ばっかり・・・するんですか・・・?
どうして、私を困らせる事、ばっかり・・・、するんですか・・・っ?
しっ、んだら・・・、二度と、話せなくなるのに・・・っ、もう、二度と・・・、笑顔で会えなくなるのに・・・っ
やめて下さい・・・よ・・・っ
私・・・心配で・・・しにそうっ、だったんですから・・・っ
また・・・会えなくなるっ、って私っ、心配・・・で・・・っ、最近・・・っ、寝れなくっ・・・て・・・っ
・・・ごめん。今回は無茶し過ぎたと思ってるよ。
泣き出すゼルディンを、優しく抱きしめる。
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