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ぼっちの為の相談スレ

16アラド名無しさん:2012/06/01(金) 15:03:14 ID:MNM9PWIAO
ゼルディンはなんというかこう、優しく堕としたい
ある程度までは好感度が上がるけど、その一定のラインから彼女が上げようとするのを拒否するんだ
それでもめげずに話かけるんだけど急用とか会議ですぐ逃げちゃうんだよな
少ししてマルレーンに聞いてみると察しがいい彼女は夜にゼルディンの家に行ってみなさいって言われる訳
試しに行ってみるといつもとは違うゼルディンの弱気な言葉や少し泣いてるような声が聞こえて、突然押し掛けるのは悪いと思ったけど、やっぱり心配だから部屋のドアをノックする事にした
これで帰ってと言われたら帰ろうと思いながらノックしたんだけど、ガチャッと部屋のドアが開いて、冒険者さん・・・ですか?どうぞ、入ってください・・・っていきなり誘われて俺はもうどうにかなりそうになって挙動不審になりすぎてあ、えとそのあっと、は、はいとかガッチガチなわけ
好きな女の子に誘われて緊張しない男なんていないわけでましてや俺童貞だし彼女なんて居たことないしでもうどうにかなりそう
まぁ、いきなり本題を切り出す勇気もないので今日行ってきた限定や異界の話をしたんだ
ベティングは最近自分が燃えるのが快感になってきてるだの、元メルビン産のメカの在庫はいつになれば切れるのだろうかだの、ジゼルの頭頂部の毛を少し刈り取ってやっただの・・・
まぁ、些細な話だ
ここまで喋れば俺も少しは落ち着いて来てさ、もうそろそろ泣いていた理由を聞くべきなのか・・・と思い始めてさ、2人の間に気まずい沈黙が流れるんだ
そろそろ沈黙に耐えかねて何か話そうと思ったけど、本題も泣いていた理由も両方聞く勇気を決心出来なかったからそうだ異界の話もしてもう少し気持ちを落ち着かせよう、とゼルディンの方を向いて一言言うわけだ
「あのっ」「あのさ…」
それで俺は少しパニックになって、ゼルディンも気恥ずかしくてそっぽ向いちゃうわけ
ゼルディンがぼ、冒険者さんがお先に・・・と言うんだけど、俺はあ、あっ、いや、俺はさっき凄い喋ったし、ゼ、ゼルディンが先に…って言っちゃってよ・・・と言ってしまった。
あ…、やっちまった…って後悔するんだけど、ゼルディンはすごく素直に、わ、わかりました…。でも、次は冒険者さんが喋ってくださいね…と照れ気味に言うんだ
それで改めてゼルディンの方を向くと、やっぱり可愛い。
お酒も少し入ってるみたいで、頬も少し赤みがかっているし、目も甘えるような目線で、吐息に甘いオレンジの香りがした。カクテルが好きなのだろうか。
恥ずかしいので顔を反らそうとすると、ダメですと手で顔をこちらに向けられた。
びっくりして硬直していると、ゼルディンも自分がやった行動が分かったらしく、あああのっ、今のは違うんです!ただ大事な話をするのに顔を反らすのは失礼なのでっ…!っていつもとは想像もつかない程慌てて、俺はゼルディンの違った面が見れた気がして少し嬉しかった。
や、やっぱり今の話は無しで…!と逃げられそうになったので同じ事をやろうとしたら案外素早くて捕まらなかった。さすが軍人。
もう逃げられるのはこりごりなので、今度は捕まえてやった。
首から前に手をかけて、逃げられないように。
当然ゼルディンは顔を真っ赤にさせて暴れて鳩尾に肘とかが入っちゃって意識が遠のいたりで危ないんだけどそこは俺も一介の冒険者だ。毎月恒例ギルド巡りツアーで溜め込んだコインをフルに使って抵抗。
70枚程使った所でゼルディンも諦めたらしく、うつむいて動かなくなった。
このままの状態で彼女に話させるのは羞恥プレイ好きな鬼畜しか居ないので自分から話していく。
まずは、最近大変な事や作戦が無いか、あるなら手伝うと聞いてみた。
無神経な発言だが、いきなり本題を聞かない辺り俺はヘタレだと実感する。
ゼルディンは無言。そりゃそうだ。1000年の恋も覚めちまうよ。
…さっきの質問を打ち消しておこう。


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