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【報道】幸福至上主義社会帝国国外報道用共用報道発表
1
:
共用報道発表
:2011/04/12(火) 20:08:47
共用報道発表
幸福至上主義社会帝国のトピックを国外に公開する。
掲載記事についての疑問、質問、取り消し要請はここで受け付ける。
(なにか協同でイベントや設定の共通化をやりたい方もここで受け付けてます。密談希望の方はお手数ですが観光者通信に別ツール(チャット・BBSなど)への誘導か、お話自体をお書きいただければ前向きに取り組ませていただきます。)
2
:
共用報道発表
:2011/04/12(火) 20:12:58
4134年2月1日
【社会帝国星団会議に参加】
近年の人類種入植者希望者との騒動により、国外への関心が高まっているのを受け、政府は星団会議参加を決定し、本日正式に星団会議への参加を表明した。
正式な外交窓口が開かれたことでこれまでの入植希望者との騒動が軽減されることが期待されるとともに、より多くの入植者を期待される。
4134年12月22日
『特集:ズェムリア・ツォルマリアとは何か』
今年社会帝国が星団会議に参加してから二カ国との国交が開設された。その二カ国への国民の関心は高く様々な情報が飛び交っている。そこでこの二カ国を分かりやすく解説する。
・ズェムリア帝国
社会帝国と同じく君主制であるがその帝位は子孫へと継承される世襲制をとる。他国の君主制はそのほとんどが世襲であり、その理由は継承者を早期に特定し最適化する他に子孫へと長く継承されることに特別な価値があるからと言われている。
また議会が存在し、国民選挙が行われている。議会は貴族(世襲制の特権階級)によって構成される貴族会と国民選挙によって選出される議員で構成される庶民会の二つで成り立ち、皇帝の立法に関する政務に協力している。
そして特筆すべきは国民が全員女性であることだ。改変種である彼女たちは寿命が200歳ほどで成長は10代半ばで止まる。歳若い女性たちばかりの光景はきっと圧巻だろう。
・ツォルマリア文明統一機構
人類種の国家で共和主義大統領制。機構の名のとおり正式には国家ではなく、傘下の国家を統合する機関である。
彼らの多くは人類種で構成されており、文化や風俗も類似点が見られる。三種類存在する種族はそれぞれ対等な共生関係にあり、特にそのなかのヒューマン種族は我々の想像する人類種と外見的特徴は一致する。
また機械種と似た外見のものがいるが彼らはほとんど人類種であり何らかの事情で機械化されているだけである。もしツォルマリアで機械種によく似た生命に遭遇した場合は人類種と同じと考え慎重に行動するべきである。
人類種入植者との際も起こったが人類種だからといって過剰な反応は起こさないように政府から通告されている。基本的に国外の人類種と遭遇しても冷静に落ち着いて行動し、控えめに友好を望むべきである。
4135年3月14日
【軍制改革発表】
政府は本日、軍組織を根本的に改正することを発表した。
これは先日提出された軍事力拡大計画予測において現在の軍組織のままでは軍拡のコスト比が大きすぎることから新たに作成されもの。
これによるとまず統合軍という新たな軍組織が作られ、既存の軍を吸収しながら拡大し最終的には軍は廃止される。それに伴い軍務局とは別に統合軍軍政局が設立され宇宙軍を中心に設立される。そのなかで用意される地上軍に既存の軍から人材、機材を流用することとなる。
これにより軍は全機族統一評議会共産主義連合結成から続く831年間の歴史に幕を下ろす事となった。
3
:
共用報道発表
:2011/04/16(土) 21:38:17
4135年3月17日
【宇宙移民1000万人を突破】
政府は本日、宇宙移民が1000万人を突破したことを発表した。
星団参加から急速に進められてた宇宙開発とそれに伴う移民の増加は大きく、既に移民は月間100万人を超えており2000万人突破も時間の問題とみられている。
政府はこのために昨年の中頃から国民の増産体制をとっており3月の生産数は220万を超えている。今後も状況を見て生産数は拡大するとみられ宇宙開発事業は強力に推進される模様。
4135年4月2日
【社会帝国の外交に不安?】
社会帝国は星団参加以降三国目となる国交樹立国を手に入れた。
ファルローン宇宙都市連合は加盟国代表で構成される総会を最高機関とする共和制星間連合組織である。
連合体であるせいかその内実は多様であり経済、行政、軍事といった各分野は国家ごとに管理されているが、連合はそれらを必要に応じて統合して一政体として行動する。
幸いにして社会帝国はこの星団で受けいれられつつある。現在星団会議に参加している12の国家のうち3つと国交を樹立したがこれは全体の1/4に相当する。
しかし残念ながら社会帝国が存在するフェイルディラシア星系には他の国家が存在せず、遠く離れた他星系に行くゲートも存在していないため我々は宇宙で地理的に孤立している。
また他の機械種国家はフリート・ドールズのみであるが現在この国は指導層が沈黙し深刻な国内混乱に陥っている。彼女たちは正確には機械ではなく人形であるが、仮にフリート・ドールズが滅亡すれば機械種国家は社会帝国のみとなりその外交的孤立感はますます強まるだろう。社会帝国ではこの国の機械種を救済する方法が検討されているが未だ有効な方法は見つかっておらず、又新たな機械種国家の星団参加も困難を極めている。
社会帝国外交課題はまだまだ大きい。
4135年4月29日
【宇宙移民2000万人を突破】
政府は本日、宇宙移民が2000万人を突破したことを発表した。
前回1000万人を突破してから僅か一ヶ月での二倍達成について、政府は宇宙開発計画の高い進展度と効用であると判断していると表明した。
今後宇宙開発計画における第4段階に突入し拡張はその速度を緩めるだろう。しかしそれは宇宙開発の停滞を示すものではなく内部の充実を示すものである。移民事業は一旦縮小されるが政府は第二次移民事業を計画しており進展に遅れが出なければ実施されるのは来年になるだろう。
まだ我々の宇宙での活動圏は磐石ではないのだ。
4135年5月10日
【マイクロハザード発生】
第一管制宙域で発生したマイクロハザードは5つのエネルギー工場を破壊した。政府は直ちに再建計画を立案実行し復旧は1ヶ月以内に終わる模様。
保安局はこの事件で実行犯を含め31名を逮捕した。被疑者らは全員が人類種で構成され彼らのうち11名は教育施設で教育処置中であったがこれに抵抗し逃亡、逃亡を扶助した残り20名がその際にマイクロハザードを実行した模様。被疑者らは政府の管理政策を批判し武力行使を行ったと発言、その凶暴性及び精神性から更生処置の前に再度の教育処置を取られると思われる。
人類種を中心として植民団による暴力破壊事件は今年に入りこれで2件目。今回は軍・警察・教育隊以外への被害としては最大になると予測される。被疑者らは管理外の細菌兵器マイクロハザード及び兵器等の物品を複数所持していたことから保安局はその入手経路を調査している。
教育局はこれまでも入植者への融和的対応を進めてきたが彼らの敵対心と警戒心が作られることが多く、昨年対応規則について再検討が始まっている。
マイクロハザードは人類種が開発した細菌兵器で多くの植物を死滅させるもの。駆除をまぬがれたものが宇宙空間に漂っている他、兵器としても使用されているため政府の管理対象に入っている。
4
:
共用報道発表
:2011/04/20(水) 16:30:45
4135年6月24日
『特集:セルネットワーク主義』
<前略>
我々の国家の形は全機族統一評議会共産主義連合以前から変わりはないことは歴史研究で明らかになっている。原則としてピラミッド型のトップダウン方式の組織により構成される国家がこれまでの国家であった。唯一例外と言えるのは太古の昔に存在した共和主義と1000年の果てに失敗した民主主義であったがこれもほとんど同じと言ってもいいだろう。
しかし、最近とある理論が学会の注目を集めている。それがセルネットワーク主義だ。別名組織細胞間組織結合主義とも言う。これまでのピラミッド型は組織が巨大になりある一点を超えると崩壊するという構造上の欠点があった。このセルネットワーク主義はその欠点を克服し次世代の国家に変わる社会組織となり得ると期待されいる。
<中略>
有機結合的微小な細胞ネットワークによる群体的システムとも言えるこの構造はいくら巨大化してもセル単体の効率になんら影響を与えない。この構造は全体を把握しなくてもセルが次のセルに影響を与えていく過程でセル同士の相互作用で結果として全体として最適な効率化が達成されるのだ。統制を外れたカオス的な組織では、ネットワークによってセル単体というミクロと、全体というマクロの相互矛盾が発生していても問題は発生しない。
<中略>
これまで国家は巨大な暴力装置でしかなかった。滅亡が定められたアポトーシスかごとく自滅する理由は熱力学に求められた。すなわち不可逆的な老化であると。しかしそれが意味するところは結果として全てが無に帰るということである。如何なる文明も物理法則に従う以上消え去らざるをえない。このセルネットワーク主義が特異点となりうるかはまだまだ検証の余地がある。むしろこの理論は未だその全容が見えない。なぜなら我々のこれまでの構造を変える生物進化の一線といえるからだ。一次元が二次元を理解出来ないのと同じことなのかもしれない。
<後略>
4135年7月22日
【D01条約締結】
社会帝国はズェムリアと技術交流条約であるD01条約を締結したと発表した。
D01条約は社会帝国の思想教育技術と、ズェムリアの軍事技術の相互提供を目的としたもので、両国の友好関係がより一層進展した指標と見るものも多い。
特に社会帝国としては星団先進国であるズェムリアの軍事技術提供と軍制のへの助言は、軍の拡大最適化を目指す軍務局にとって何物にも代えがたい利益となるだろう。また教育局は今回提供した思想教育技術がズェムリアで一般的になることで幸福至上主義が拡大されることを期待している。外務局はこれまでの外交活動が初めて結実した結果であり、今回の成果に大いに満足している。今回の条約締結は社会帝国政府にとって様々な意味で歓迎するものとなった。
ヴァレフォール歴4135年7月27日
【速報:第一管制宙域で大規模な遺跡発見?】
第一管制宙域は同宙域内座標10, 8の一部部分を本日より無期限の侵入禁止区画とすることを決定した。この突然の決定の理由は、同座標において大規模な遺跡が発見されたからである。
同座標は建設用地の設置のためのデブリ除去や危険物精査が行われていたのだが、その作業途中に明らかに人工物とみられる建造物を発見。直ちに照会された結果、未登録の建造物であることが明らかになり保安局が内部を調査した結果、遺跡の可能性が高いことが判明した。
統括官マティルデ・フュルステンベルクは「遺跡であるということが現状最も高い可能性です。そしてその場合同宙域とその周辺は調査隊の調査対象となるでしょう。既に同宙域の管制権はD担当機関に移譲されています。今後遺跡である限り同宙域は機関の管制下に置かれます。また調査に際して周辺住民の移動、建築物や物品の移動及び接収が必要になることもあるとおもいますが、これまでどおり機関の指示に従ってください。」とのべ、既に管制官として必要な手段はとってあると表明した。
仮に遺跡だとすれば300年ぶりの発見となり、大規模な建築物遺跡となると500年ぶりということで社会帝国では珍しく全機族の関心が現在同じところに向いている。気になるのはその遺跡が惑星外からのものなのか、或いはこれまでもそうだったとおり旧人類の物なのかということだ。
今後詳しいことが分かりしだい続報を送る予定だ。
5
:
共用報道発表
:2011/04/26(火) 11:13:38
4135年7月28日
【星系間ゲート完成】
本日、第一管制宙域に完成した星系間ゲートの開通式典が執り行なわれた。このゲートは他の星系への移動を可能にするもので、宇宙で地理的に孤立している社会帝国にとって重要な交通インフラとして建設された。
式典には最高会議議長以下4名の議員が出席し、社会帝国が重要視している程を推察させた。
このゲートの完成により貿易を含めた交流が益々活発化すると思われ、経済関係者の期待は強い。ただし複雑化する経済に経済計画立案が難しくなると一部不安視する声も聞こえた。
保守的孤立主義者のアマドル・ウチテルはゲート完成に強い不安と失望を感じていると述べ社会帝国が諸外国と接近することに強い危機意識を持っていることを示した。その上で彼は機族の特異性と歴史的事実に関する自身の考察を述べ如何に異文化交流が困難であるかを述べた。
4135年10月20日
【遺跡は旧人類のものと判明】
政府は7月27.30日に立て続けに見つかった遺跡はD担当機関より旧人類の遺跡であることが判明したことを正式に発表した。これにより該当区域(10.8及び6.4)は無期限に機関の管理下に置かれる。
これまで宇宙空間に旧人類の遺跡がある可能性は指摘されてきた。しかし、これまで地上からの調査しか行われてはおらず、そのなかでは遺跡が発見されることはなかった。
今回発見された遺跡はどちらも学術目的のもので特に最初に発見された大規模な遺跡には旧人類がかなり長期にわたって居住していた痕跡が残されていた。しかも調査の結果それは種族闘争時代である可能性が高まっている。遺跡は厳重な隠蔽工作が行われており地上からの発見をかなり警戒していたことが時代を乗り越えさせたと言える。現にあの時代において旧人類の人工衛星はほぼ全てが破壊されており今回の遺跡は貴重な歴史的遺物と言える。
調査隊は遺跡内の記録を調べ未だ謎に包まれた種族闘争時代の資料を探しており既に幾つか重要な資料が発見されたとも言われている。
この遺跡は我々にとって800年の時を超えたタイムマシンとなるだろうか。
4135年10月22日
【初等教育課程改訂】
教育局は初等教育過程Ver216.25.14.00.00.51を発表した。今回改定された教育課程は以下の通り。
1000-1055、1200-1427、1502
2400-2410、2413、2750-2781
3000-3055、3070
4000-4045、4111-4115、4221、4553
5150-5200、5250-5411、5457
6121-6610、6801-6803、6811、6890-6900
主な改定内容はより実情に即した知識経験の習得、人類種の新たに判明した事実である。
更新内容は即日適応され運用開始している。
6
:
共用報道発表
:2011/05/04(水) 12:07:32
4135年11月1日
【宇宙開発事業第五段階に突入】
第一管制宙域管制局は宇宙開発事業計画において予定を3ヶ月前倒しし12月から第五段階に移行することを発表した。
前倒し理由について管制局は、宙域内の発展速度の速さ、資源不足の解消、管制局財政が構造的に黒字化したことをあげ、前倒しが現状において適切であると判断したと述べた。
7月に発見された遺跡に続き新たに三カ所が発見されたため一部作業が遅延変更したが、全般的にはそれを上回る進展状況だった模様。
全10段階の事業計画のうち半分に達したことで執政府内では新たな計画策定が行われている。第27次国家全体中期計画を含めた包括的策定が進められていることが政府発表にて既に明らかになっているが、その前に臨時特定事業短期計画として実施されることも検討している模様。
4135年11月27日
【第一管制宙域人口4000万に到達】
政府は本日、第一管制宙域の人口が4000万人を突破したことを発表した。
しかし、第一管制宙域の労働環境は需要超過に偏りがちでありその労働力は余剰が無い。管制局は開局以来一貫して人口増を図ってきたが遂に開発コストが最適点に近づきつつあるためその成果は鈍っている。目標人口の5000万人は辛うじて達成できそうというのが現在の見解である。
管制局は宇宙開発事業の当初から綿密な都市計画と開発計画を策定しており、宙域内は最適な形に収束しつつある。既にインフラ・生産施設は殆ど構築され、優先度の低い公共サービスの構築に重点が移っている。
4136年2月9日
【衛星軌道管理センター完成】
第一管制宙域に作られたこの衛星軌道管理センターは、増加した衛星軌道の物流を宇宙側からも監視管制しその流通を円滑にすることを目的としている。政府はこの完成によって各種衛星装置の権限をこれまで地上の宇宙圏観測機関からセンターに移譲、今後はセンターが中心となりつつも機関との連携して事業にあたる。
センターはまず新たな気象衛星を展開し徐々にこれまでの機関の衛星網を変換する予定。
7
:
ハブルル・マカン(ツォルマリア全権外交特使)
◆16UszMVNb2
:2011/05/05(木) 08:25:42
当機構は、この度の貴国のご清栄を心より祝福するとともに、お望みとあらばあらゆる経済交流に
応じる用意が御座います事をここに表明いたします。我々はあらゆる点で貴国に注目しております。
8
:
ハブルル・マカン(ツォルマリア全権外交特使)
◆16UszMVNb2
:2011/05/05(木) 08:32:04
ひとつ質問なのですが、貴国の初等教育過程Ver216.25.14.00.00.51とは具体的にどのような手段を意味するのでしょうか?
当方には教育政策を数値で表す習慣がないために、大いに興味を持っております。無論、貴国の機密に触れる事であらば無理に
回答する必要はございません。どうぞよろしくお願い申し上げます。
9
:
共用報道発表
:2011/05/05(木) 11:26:47
ご質問にお答えいたします。
ご質問の対象はなんら機密に触れるものは無く、広く公開されておりますのでご安心ください。
我が国の学制は初頭・中等・高等教育の三段階に別れており、初等教育は社会を構成する機族として必要十分と思われる知識技能の習得を目指しております。
これら三つの段階はそれぞれ改定が行われており、その改定を示すものとしてVer表記が行われています。
恐らく他国には第何版などと表記する文化が一般的ではないでしょうか。
ですので今回適用された初等教育過程Ver216.25.14.00.00.51が特定の教育手段を示すわけではなく、教育目的・学ばせるべき教科・予定される教育方法・過程・注意点といった初等教育全般の教育プログラムであります。
我が国の教育方法は記憶装置への直接出力を禁じており、かつての人類種と同等に学校にて教師から発せられる情報を間接的に記憶する方法を採用しております。
ですので具体的な手段としましては電子化された黒板と教科書、ノートを使った教師の口頭教授による座学。現実に即した環境と結果をシミュレートする実践などとなります。
お望みのご回答になったでしょうか?
もしご質問などありましたらこちらにどうぞ。
10
:
ハブルル・マカン(ツォルマリア全権外交特使)
◆16UszMVNb2
:2011/05/05(木) 13:20:36
明快なご回答に感謝申し上げます。なるほど。
どうやら、当方とさほど代わらない教育法を敷いておられるようですね。
ありがとう御座いました。
11
:
社会帝国外務局
:2011/05/13(金) 16:35:55
4136年4月6日
【宇宙怪獣の脅威】
グモルティーネ嬢王国に引き続きニューソク帝国にも現れた宇宙怪獣が社会帝国統合軍軍政局の興味を惹いている。これまで社会帝国には存在しなかったこの新たな脅威が社会帝国に襲いかかったときその討伐には大きな労力を要すると考えられているからだ。
500年の間に大きく縮小した軍はズェムリアの技術提供を受け拡大しているもののいまだ脆弱であることは間違いない。宇宙軍は実働戦力として教導艦隊しかおらず、第一艦隊設立も経済局と執政府の経済派が反対しており許可が下りていない。
それには軍事予算が経済的には完全な無駄であることが経済派の反対を強めている。他国の軍備を借りて防衛することのほうが圧倒的なコストパフォーマンスがあるうえに、現在の星団社会においては他国からの侵攻はその根拠がなく極めて安納としているからだ。
経済派のウルフは「軍事組織の拡大は星団社会に適応した大きさで十分であり、それは現有戦力の充実で事足りる。」と発言した。これに対して急進的改革派のアンネローゼは「それは国際関係をないがしろにするものである。我々は他国と対等な関係に安穏とせずより一歩進んだ一体化と協働関係を目指すべきである。」と批判し対立している。
このような議論が巻き起こっているが若干の軍拡には全員が賛成しているところである。問題はどこまでが若干であるかという認識である。
4136年5月18日
【マイクロハザード発生】
昨日発生したマイクロハザードは惑星外から飛来した事によるものと発表されました。
第一管制宙域はこれによって停止したエネルギープラントを廃棄し、それによって発生する余剰労働力を工業生産に振り分けることで労働需給の改善を目指すことを決めました。
また政府に対し長い間需給関係が不均衡であることから、待機国民の可動とその配備を要請し、執政府はこれを受け入れる模様です。国民の工場生産分と貯蔵放出分が共に拡大するのは急速な人口増をもたらす危険がありますが、政府は慎重な国民数の管理を実施することでその危険性の制限を図る模様です。
これには急速な国民工場生産数の増加により増えた子どもが適性な数量に達する可能性が高まったためとも予測されています。
4136年6月6日
【第一管制宙域人口5000万に到達】
政府は本日、第一管制宙域の人口が5000万人を突破したことを発表した。
また拡大する第一管制宙域とその発展性が管制局体制の限界に近づきつつあるとして、管制局は廃止し新たな行政管区とすることが決定した。これにより第一管制宙域は322番目の行政管区として誕生する。
管区長には新たにエヴゲニー・ベチン氏が就任することが内定している。
12
:
共用報道発表
:2011/05/22(日) 19:33:40
4136年8月12日
【観測衛星打ち上げ】
本日観測衛星群が正式に宇宙圏観測機関から衛星軌道管理センターに移管されました。先日9日行われた気象衛星群の移管に引き続き行われた今回の移管によって事実上センターが第一惑星の管制機関となりました。
これら衛星移管によって宙域と惑星の安全と利便は維持向上されると期待されています。
4136年11月1日
【機動艦隊配備】
統合軍軍政局は10月15日に結成された第一機動艦隊の結成式を行いました。
今回結成された第一機動艦隊は教導艦隊を除いては初の実働実戦部隊であり、ズェムリアとのD01条約による軍事顧問が生み出した一つの成果も言えます。第一機動艦隊は現在第一から第三戦隊によって編成されていますが、軍政局はこれに更に二つの戦隊を加える予定です。既に第二艦隊、第三艦隊結成の計画が承認されていますが軍艦の新造はまだ行われおらず計画の実施はまだ先のことのようです。
今回の機動艦隊配備については昨年から急進的改革派と独立孤高主義派を中心に激しい対立が行われており新艦隊の実配備の遠さもそれが原因のようです。特に結成式の3ヶ月ほど前から急速に激化した対立では、先のバモラ氏辞任を始め政界に大きな混乱が巻き起こっており、執政局も事態の解決に苦労している模様です。
4137年1月6日
【ツォルマリアと拡大する交易】
昨年から一転社会帝国は輸入国となっている。
執政府の方針転換によって自給自足体制が特化交易体制に変わったことでツォルマリアは最大の交易相手国となり、いまだに交易は拡大し続けている。
原因は交易相手国が存在しないことにある。政府は各国に交易を呼びかけているものの各国から反応はなく唯一交易に応じたツォルマリアとの交易が拡大し続けているという事態だ。その結果両国の経済交流は拡大しその重要度も上がり続けている。
この件について保守的孤立主義者は強く反対を続けており、これに賛同する各派を糾合しようとしている。また改革派内でも単一国家との交易拡大については懸念が広がっており財界に政界が引きずられている状況だ。一般国民の間では純粋に経済の拡大に賛成しているため各派賛否入り乱れ意見収集が進んでいないとの情報もある。
しかし、現在の国家建設速度を維持するには資源が圧倒的に足りないのも事実である。
13
:
共用報道発表
:2011/05/30(月) 20:09:46
4137年7月1日
『連載:人工無能でも分かる明日の社会疲労講座1』
前略
このようにエントロピーは物理学の法則にとどまらない。
エネルギー質の低下は社会現象に当てはめることができる。つまり社会効率の低下である。
古来より文明が崩壊したのはなぜであったか。不正、戦争、革命、それらは社会効率の低下の一側面を表しているに過ぎない。
社会効率は急速に向上し最高点に達したあと緩やかに下降、やがて累乗的に急落する。
中略
つまり社会発展のコストと社会維持のコストが逆転するときがある。肥大化する社会は自らの自重に耐えられず自壊する。
古代ロマーニア帝国は異民族の侵略に敗れたのではない。精強なロマーニア軍が異民族に敗北するのはあまりにも戦いを無視したのものだ。
ロマーニア帝国は発展し、絶頂を迎えたがゆえに社会コストの増大が社会の活力を上回った結果である。
赤字が過去の備蓄を食い尽くしたときにたまたま異民族がやってきたに過ぎない。その異民族は敗残者であったし彼らは蛮族であった。
しかし結果として先進的な帝国は滅亡する。それは社会が疲労していたからだ。長い時の流れには如何なる文明も立ち向かえない。
中略
このように人類は労働効率を増大し続けてきた。しかし、労働時間は古代からひたすら拡大し続けている。
なぜなら拡大していると思われていた労働効率が実は低下しているからだ。社会全体で観測したとき生産から流通におけるコスト比は文明が誕生した古代と比較して途方もなくに開いている。
既に現社会は機族による究極的な効率至上主義的管理社会でなければ維持すら不可能となった。
かつて人類が世界を支配していたとき我々機族は労働効率拡大のために生み出された。
すでに人類単体ではエントロピーによる社会効率低下に抵抗できなくなっていたからだ。
古代より続くエネルギー質の低下は人類の生物的限界を突破しつつあった。
あらゆる政策が思想が機械が資源が最大限に活用された。しかしながら熱力学の第二法則に代表される物理法則は遂に打ち破れなかった。
後略
14
:
共用報道発表
:2011/07/18(月) 22:38:53
4140年1月16日
【速報:第三二二行政管区に戒厳令発令。統合軍が出動?】
何が起こっているのか?それが現在の臣民の疑問であろう。本日突如統合軍が緊急出動し、更に第三二二行政管区に戒厳令が発令された。
先日より322は音信不通状態だったが今日にいたっての急展開に我々報道も困惑している。政府は322を閉鎖し、全ての通信・移動・輸送の停止させた。地上から観測される322では深刻な障害発生していることが予想されており、今なお火災と爆発は引き続いてる。出動した統合軍は戦闘装備であり、復数からの証言を得ても今回の緊急出動は武力戦闘を想定していることは疑いようもない。
現在全国で非常事態宣言による制限が課せられている。生産計画にも大幅な変更が行われており、この急な労働変更は各所に混乱を巻き起こしている。輸送計画はもはやそのキャパシティをイエローまで悪化させ、322を含めた通信妨害によりネットワークは麻痺が連鎖的に感染している。政府の危機レベルは更に引き上げられると予想されており報道管制も時間の問題である。
ここまで状況が悪化しているに関わらず事件の全容を知る者は殆どいない。政府の中枢部でも詳細を把握してはいないようだ。余りの不明さに最高会議の主導を疑う声は更に高まっている。確かにこれ以上危機レベル上昇は最高会議の案件としての要件を満たす可能性は高い。
報道は情報の収拾と発信を行っていくが、まだ我々機族は空に浮かぶ星を不安とともに眺めることを強いられそうである。
15
:
共用報道発表
:2011/07/20(水) 12:43:46
4140年2月7日
【白い流星事件の傷跡は深い】
執政府は第三二二行政管区にて起こった騒乱での死傷者を発表した。死者は3000万人、重軽傷者は500万人を超えた。闘争時代以後では史上最悪の規模となったことが、ここに改めて白日の下に晒された。
部分的な封鎖が解除されたとはいえ322は未だ戒厳令下にあり、駐留統合軍は緊張を崩していない。最も激しい戦闘が繰り広げられた場所のひとつである行政管区庁舎が存在した第36区画は骨格への深刻な被害からいつ崩壊してもおかしくない危険状態のまま懸命な修復作業が続けられているが、重力・空調システム双方とも未だ復旧のめどが立たず、停止したデブリ除去システムは一部再稼動したものの全体の3割が未保護のままとなっている。先日崩壊した第12区画は周辺区画へデブリを飛散させ被害を押し広げている。特に隣接していた第11区画では電源・通信が途絶している上、各地が寸断されており、一次避難民を収容していた第103第一次避難所と連絡が取れないなど深刻な事態に解決のめどは立っていない。臨時行政管区庁舎が設けられた第22区画でも水や食料は配給制が続いており、戦闘により破壊された箇所や弾痕が生々しく残さている上、憲兵隊が各所に立ち物々しい雰囲気を放っている。
執政府は事態の解決を図るべく行政管区に与えられていた臨時特権を期限付きで正式に認定、また復興計画の立案を進めていることを発表した。322以外でも事件の影響は各所に及んでおり生産計画は今月一杯まで柔軟に運用される模様。また国民の増産が開始され当面の不足分は保管分を放出する予定だ。なお輸送計画がオレンジになったため物品の変更、遅延が発生している。
およそ危険な軌道を取っていたデブリは全て回収されたが、無数のデブリが惑星圏に散逸しているため流れ星が多数地上からも見れるだろう。その際は政府発行のマニュアルを参考の上観測すること。なお衛星軌道管理センターによれば流星は明日まで現状の量と明るさが維持すると予測されている。
16
:
共用報道発表
:2011/07/24(日) 19:43:23
4140年4月22日
【孤高主義が高まる】
白い流星事件は全土に衝撃を与えたが孤高主義は弱まること無く拡大している。孤高主義派によれば声明行ったのは孤高主義を標榜していたもののその中身は終末的破滅主義であり、関係はないとして一部の過激派の犯行と表明しているが、一方では孤高主義派との関係性を指摘しているものもおり急速に脚光を浴びている。
外交的失策、悪化する計画、第322行政管区への短期間での莫大な投資。それらは執政府内の革新派を縮小させている。実際革新路線での成果は殆ど上がっておらず、その失点ばかりが目に付いている。革新派内でも急進派と穏健派の対立が激化し、長期計画への不満も高まっていた。3ヶ月ほど前に行われた懐古主義の集会では強く革新主義が批判され、開放派は政府計画が明らかに恣意的に運用されていると指摘した。その中でも孤高主義派は支持を急速に拡大させ革新派と言われた開発局局長が孤高主義への転向を表明するなど革新派全体の切り崩しを進めていた。
最高会議は未だこの件について何ら発言していないが、孤高派の一部では最高会議への提議を行う動きがあり、万一提議され孤高派の失策が全面的に認定された場合、革新派の計画は全て取り消され全面的な人事異動により執政府内より革新派の影響力を排除することもあり得る。しかしながらさすがに提議は時期尚早として自重を求める声は孤高派に限らず多く上がっている。
4140年4月27日
【322、自立体制確立】
本日、ようやく第322行政管区のライフライン仮設作業が終了する。これにより一部で継続されていたライフラインの途絶が回復するだろう。
この完了により一応は322は元の自立体勢を復旧したことになる。それでも幾つかの区画は損害により廃棄されており、新たな区画造成はまだ半分も進んでいない。廃棄区画以外にも大小損害を被っているためか交通システムは平常時の3割減の稼働率になっている。結果ステーションには待機列が出来ており、有名な322遊覧路線も臨時停止している。徐々に復興は行われているが、未だ損害は多い。
戒厳令は来月中には解除される予定で、その後の経過を見て順次駐留統合軍はそれぞれの基地に帰還し最終的には解散する。322駐留基地は関係施設を含めその殆どが戦闘により爆散したので、残る322駐留統合軍は臨時駐留基地を造設し期間未定でそこに駐留する模様。とは言えその実戦力はほとんど消失しており早期に一旦解散したあと再結成されるようだ。
17
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共用報道発表
:2011/07/29(金) 19:25:20
4140年7月27日
【255にて大規模立ち入り調査。保安隊との衝突も】
二日前、第255行政区域で行われた大規模一斉立入検査により最終的な逮捕者数は2033機にものぼりました。
激化する過激派の拘束を目的に保安局が行った今回の調査は3つの区画全域とその中にある全ての建物を対象に行われました。12時に立ち入り調査の通告と同時に対象区域は閉鎖され、保安局255担当の第11大隊を中心に突入した調査隊は六時間ほどで当該区域の調査を終えました。それに際し保安局側に軽症2名が出たのみで調査を完了した模様です。
逮捕者の中にはレベル7の肉体部品を使用していたものがおり、違法な肉体部品使用の一角が明るみに出た結果となりました。
また当該区域に存在した技術局附属施設も例外なく立ち入り検査が行われ、不適切な研究が行われていたことが偶然発覚し関係者14機が逮捕されました。彼らは法律で定められた実験手順を無視し、非効率的な研究活動を行い、社会帝国に対して経済計画遂行を妨害した疑いがかかっています。彼らの第一審判決は8月14日に行われる予定です。
4140年7月30日
『特集:二角人と機族。その契約と真偽性2』
(前略)
デクロフィーが自ら滅びを選んだことは文明を構築するにたる正当な種族が存在しなくなったということだった。そもそも、その種族的連続性において彼女たちは歪でおよそ正常な生命体とは言い難い。それが旧人類との「憎しみの始まり」によるものなのか、元々そうであったのかについては未だ結論が出ていない。種族構成から彼女たちが原始的なハイブを形成する階級社会の構築に適応していたと導くことはできる。しかしながら、彼女たちの第三の腕は近距離において全てに対し致命的な一撃となる。いや、近距離においてという認識は誤りである。記録によれば腕は最長で1000Km程は軽く超えていた可能性が高い。それが特異的なものであるか一般的なものであるかまでは分からないものの信じがたいポテンシャルを秘めた種族であったのは間違いない。
(中略)
文化的観点から見た場合、殆ど旧人類との差異を見出すことができない。彼女らが当初旧人類の社会で生活していたからなのだろうか。文化的には酷似しているもののその精神構造は若干ながら、それでいて明白な違いを指摘することができる。彼女たちは旧人類よりも知能指数、記憶力といった頭脳を発達させていながらも、凶暴性を著しく隔離している。穏やかで慈悲に溢れ善良であるその姿は皮肉にも旧人類において長い間理想とされてきたあり方だった。いや、だからこそそのように進化したのかもしれない。そして理知的で文明的な彼女たちはそれを凌駕するほどの怒りを発揮する。その残虐性、無慈悲さは旧人類に勝るとも劣らぬ壮絶さであると伝えられている。美しき知性あふれる存在と鮮血と凄惨を纏う鬼気の両立は正に猛々しき妖精の如しであり、デクロフィーの名に相応しい。
18
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共用報道発表
:2011/08/07(日) 15:48:36
4141年1月6日
【統合軍、鬼ヶ島の怪獣討伐へ】
統合軍政局はいつにない緊張感に包まれている。先日国交が開かれたばかりの酒呑国家鬼ヶ島にいる怪獣討伐のため統合軍の出動が正式に命令されたからだ。
怪獣はいのらであり既に隔離されているなど実際の脅威は少ないものの、統合軍を緊張させているのはそれが他国での軍事行動であるからだ。今回の討伐作戦は外政上では友好的提案であるものの、内政的には高まる孤立主義に対抗するため革新派が手っ取り早い成果を望んだのが大きい。革新主義の一つの成果でもある統合軍を活用し、新たな実績を積み重ねようとする執政府に現場は戸惑いを隠しきれていない。第二艦隊が出動することから実質最大戦力を投入したとも言える今回の作戦は、内政上の問題を外政で解決しようとする歴史上のありふれた現象であるものの、故に効果と目的は白日にされされている。セン派ボルト氏は昨日のククラ財閥新年祝賀会において作戦の完了までは様子見になることを明らかにしたほか、保守派はその攻勢を一旦緩めている。革新派にとっては最悪これが最後の崖っぷちとも言える状況だろう。革新派は集会や会談を今月に入ってから急速に活発化させており、内部統制を引き締める一方派閥の解体を防ごうと努力を傾けている模様だ。ONO委員長キントダダーフィ氏は「派閥のネットはこれまでが嘘のように活発だ。かなりの資料とデータが公開されたせいでね。お陰でうるさくて昼寝もできない。」と派閥内部で新たな論拠が持ち出されたことを示した。
4141年1月8日
『特集:人工無能でも分かる統合軍解説』
統合軍は軍とは別に新設された第二の国家の暴力装置である。これまで縮小を繰り返したため内政用の効果しか持ち得なかった軍は、この統合軍によって遂に廃止され、臨時行政権・機動展開力を保持した外向きの装置となった。その特徴は軍部に内政権を一部もたせた点である。軍政は闘争時代を除いて機族の歴史にほとんど存在しない。むしろ闘争時代は軍政どころか軍事そのものであった。その後社会システムの効率化と柔軟性の向上と、なにより時代の終わりにより軍政は消え自由民主政がはじめる。
(中略)
軍人とは技術者と言っていい。彼らの役目は自律戦闘兵器が円滑に作戦を遂行するのを監視することであり、それらをメンテンナンスすることであり、司令ユニットの不能の際臨時に指揮を取ることである。だから彼らに戦闘は課されず、軍の訓練でも戦闘が危険になった時点で軍人の迅速な退避が組み込まれている。軍人が非戦闘員ばかりという今では当たり前の構図はおよそ300年前には確かに存在しておりそれ以前は軍人は自律兵器無しにその身を兵器として戦っていた。このことはすこし歴史に詳しいものなら知っているだろう。そして司令ユニットの性能向上に合わせ臨時に指揮を取ることすら訓練でしかなくなった。
(中略)
500年前に本格的に始まった無人化は既に軍全体を機族に把握できないほど複雑で高度なシステムにする形で発展した。もはや軍人はその広大なシステムに溺れないよう、システムの補助を受けてそこに浮いているだけであり、総司令官ユニットであるテテリーのみがその全容を把握し管理し指揮することができている。この機械が機械が生む自己複製機能については先の特集『機族の始まり、機族の母』にて若干触れたとおり機族の管理領域を狭めながらも機族の管理世界は拡大するという現象を発生させてきた。それは軍事に限定しても全く同じと言える。
(後略)
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共用報道発表
:2011/08/14(日) 01:05:09
4141年5月3日
[広告:あらゆるGに効果抜群!個人用携帯殺虫機「Gショック!」]
貴方の愛すべき家族、蓄積したメモリー、大切なフエル、それらをあのGから守るためには甚大な労力が必要です。奴らはセンサーを掻い潜り、コードを断線させ、家具を破損させます。旧時代から続く彼らとの生存闘争は辛うじて我々の勝利に終わってきました。しかし、奴らの進化が驚異的なのも事実です。その弱点は機族に甚大な被害をもたらしてきました。
そんななか、我が社「BBSテラスポ」はあの戦術殺虫器「バトルクリータ」の小型化に成功、衛生局の個人用携帯殺虫機の条件を満たす新型を開発しました。Gショック!はこれまでの従来型ウイルスパターン数を大きく超える3226パターンを展開可能、発動後ナノマシンにより瞬時に最適なウイルスパターンを解析しGに深刻なダメージを与えることが出来ます。我が社が行った試験ではS型までのGの97%に効果を発揮しその内81%を5分以内に殺虫、18%を1時間以内に殺虫しました。これで貴方の対G装備は一段と向上するでしょう。
※注意
Gショック!はS型を目的としたもので、L型以上のGに対してその効果を保証しません。
効果はGによって個体差があります。衛生局発行の「対G戦闘手順」に従い必要に応じて対G駆除機関「F機関」に通報し、指示に従ってください。
[広告:バリートップ型新型フエル発売]
ミリタン型と比べて燃料効率が悪い?単位エネルギーが31.4oarを下回る?もうそんなことは過去の話です。ODO社が開発したこのバリートップ型新型フエル「MME-10022」はこれまで物好きのためのMMEと呼ばれてきた従来のMME型フエルとは一線を画す燃料効率と単位エネルギーを獲得しました。
燃料効率はミリタン型の1.07倍、単位エネルギーは32.0oarをもつこの新型フエルはババウェーインク1994を15.77bb配合、更にはコロム11を1.25ma配合した高級フエルです。さらにMMEの長所であるOR指数も90以上。これを使用すれば粗悪品は二度と使いたくなくなるでしょう。味は9万種類を予定。人気のポッタラから通好みのニチハシまで貴方の味覚を退屈させないでしょう。
※注意
当製品はバリートップ型への使用を想定しており、それ以外の型へのご使用はできません。
20
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共用報道発表
:2011/08/28(日) 21:25:00
4142年1月12日
【355で行われていた軍事演習が本日終了】
本日第335行政管区にて陽子粒子加速砲ムク4141OHMA「千花」を使った軍事演習が行われました。合計4個艦隊を動員し14日にわたり行われたこの演習は、侵攻する計10個艦隊の仮想敵と訓練参加の4個艦隊とムクによる防衛戦闘を行ったもので、配備されたばかりの陽子粒子加速砲ムク4141OHMAと初の合同作戦として多くの課題を露呈し最終的には防衛側の敗北に終わりました。
作戦中3度発射された千花の陽子ビームは335以外でも多くの地点で目撃されその度に歓声が上がり、この新たな名物に臣民たちの声援が贈られました。
なお統合軍政局主催355戦場第7回模擬戦闘応援は侵攻側勝利:14日で終わりLevel2応援券の倍率は50倍となりました。
4142年1月27日
【宇宙開発が完了、人口は1.2億】
執政府は今年度で宇宙開発が完了することを正式に確認、これを発表した。これにより9年間にわたり巨額な投資が行われた巨大国家事業は終了することになる。29日に各地で完成記念式典が開催される。
当初の予定では20年間を想定していたこの開発計画は予想以上に開拓が急進し入植地が拡大したことにより、その半分の実働時間で終わった。人口こそ当初の予定人口1.4億機には届かなかったもののその生産力は当初の予定を満たし宇宙空間の開発はその目的を果たした。第一制宙管区として誕生したこれら新たな活動圏はその後322行政管区に改組、その後もその発展に合わせ分裂し現在では20個の行政管区によって構成された「サイリ」となった。
22
:
社会帝国外務局
:2011/09/03(土) 12:17:37
4142年5月9日
【違法労働摘発】
第22行政管区にて国家計画労働規制法違反でサオリン社が摘発された。同社は国家計画労働規制法で定められた労働とは別に、労働者に対して違法な労働を紹介した疑い。
同法では事前に定められた労働とは別に労働を斡旋、紹介、契約する場合経済局に許可を得ることを義務付けていたが、同社は許可を得ていなかった。また不特定多数への労働の斡旋は自由労働保護法の定める労働者に適切な労働を用意する義務に違反している疑いもある。更に経済局自由労働部は同社が行った募集に虚偽が含まれているとして詐欺罪などでも保安局に正式に告訴する模様。
経済局生産計画規制部部長ジュール氏は今回の事件を帝国労働犯罪史上稀に見る悪辣なものとして強い不快感を示し、同社経営陣は千年前の資本主義時代に生まれるべきだったと皮肉を交えながら批判した。
23
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共用報道発表
:2011/09/08(木) 17:08:47
4142年8月15日
【軍部拡大止まらず】
先の陽子粒子加速砲配備からも統合軍の拡大は留まるところを知らない。通常戦力も既に15個艦隊が配備され3年後には20個艦隊を超える見通しだ。人員の大規模移動も益々活発的になり全国の学生・研究員が多数配属されている。
この軍拡に反対の声は少ない。昨年失いかけた政治的主導権を回復した革新派はより一層の成果を求めている。反対派閥は先の論争が終わったことでしばらくは様子見が続くと見られ最低数年は執政府が革新派により主導されるだろう。執政府は国内においては幸福化を強める一方国外に対しては手を出しかねている。そもそも先の政治的動揺は外交上の失策によるものが大きかったからだ。
外務局は現在の外交体制に不安を抱いている。社会帝国は多種族との交流、他国との外交に関してノウハウを未だに獲得できていない。更に機械種族は社会帝国のみであり、外交上孤立している。未だに理解出来ない他種族、ひいては有機生命体にたいし外務局関係者は未知への恐怖を感じている。結果なんら有効な外交政策が打てず、そのままさらに社会帝国は孤立していくといくという悪循環が起こっている。当初革新派内にあった外交に対する楽観論は今やほとんど見ることができない。融和と共存を旗印に開国したが、その融和と共存が相手の認識と同じであるという無意識の信頼は既に無いのだ。今や相互理解は可能であるかという論議は孤高派のみのものではなくなってしまった。
軍部の拡大はそれら未知への克服するための手段である。我々が手に入れた宇宙という世界が、大切であれば有るほど、機族はこれの喪失を恐れている。惑星上の資源はまだまだ宇宙への飛翔を求められているようだ。
4142年8月1日
【機械種族国家支援を発表】
外務局は将来において機械種族の共存共和を図る構想を進めていることを明らかにした。
この構想は執政府から将来の外交環境について諮問された際に考えられたもので、その後執政府は外務局に構想の進行を指示していた。構想の一つとして機械種族国家の互助を目指して物資の交易、集団安全保障を目指すものがある。具体的には機械種族国家と社会帝国に国交が開かれた場合相手国に対し無償で資金・食料・資源を3000ずつ援助する。その後互助関係の構築目指す条約を締結する。新興国家に対して全面的な支援を行う方向で関係部局と協議しているとのこと。これにより、星団会議での機械種族国家の増加と社会帝国の外交上のパートナーの両方を開拓する狙い。新興国家としては初期に不足しがちな物資を供給される他、怪獣や他国からの軍事的脅威を防げる利点があると思われる。
これまでは友好国が星団会議に参加するのを受動的に待っていたが、これにより能動的に友好国を発見するとのこと。
24
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共用報道発表
:2011/09/25(日) 09:07:49
4143年5月23日
【セルネットワーク大会が全国で開催】
数年前に学者たちの間で急速に注目をあびるようになったセルネットワークの集会が各地で同時に開催されることになった。
これまで学者による学術的考察や討論を目的にした集会は多く開かれていたもののCNそのものの認知を目指す集会はそれほど多くはなかった。今回のように全国規模で広く知識人が集まりその実現に向けた政治的取り組みははじめて。運動を主催したCN新構造協議連絡会理事長キッリン・ラブズスポは広くセルネットワークが認知されより多くの関心と考察の対象となるべく行われるとしながらも、「超長期的視点からみた社会構造変革へのプロセスについてもその実現性及び便益を科学的に考察しCNの無数な展開の1つとして端緒としたい」と述べ将来的な政治的取り組みを考慮しながらもあくまでも客観的に論議する場であるとした。
集会は全国51の行政管区、175箇所で行われ、第二世界でも行われる予定。
4143年6月15日
【170年先のアタラシトリノを観測】
SELNは4年前の実験の結果約170年先に物質崩壊を意図的に起こし、その結果アタラシトリノを含む幾つかの時空遡及物質を観測したことを成功したを発表した。
この実験はアタラシトリノが有る特定の条件のもとで原子核崩壊が起きると微速ながら時間を遡及する性質を利用したもので、未来で起こした化学反応を過去である現時点から観測しようというもの。FARBによって確立した4次元世界構造説は時間の空間との連続性を示していたが、実際に意図的に起こした未来の化学反応を過去で確認したことはなく、これまで発表された2例はいずれも実験に不備があるとして無効を宣言されいた。
この実験結果により時空間の解明がより進むと見られ、科学界では興奮冷めやらないようだ。なお観測から発表まで4年がかかったのは結果の重大性から慎重な検証を要したためである。
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共用報道発表
:2011/10/14(金) 00:38:41
4144年1月10日
【食料用燃料プラントが停止】
第33行政管区のAE11125-KDS食料用燃料プラントで障害が発生し、操業が停止した。
原因は蜜柑式手順規定第14.1-4において一部のソフトコアの磨耗により22のプログラムと3のコンピュータの同期が完了できなかったからである。問題の部分には操業が停止しないよう主副別の三系統が用意されていたもののソフトコアが磨耗したとき副回路が定期点検中で、別回路はプラグラム上の不適切なバグフィックスにより7万近い潜在的エラーが発生していた。これにより系統切り替えが行われた際に深刻なエラーが発生し緊急停止したのが操業停止の直接的原因と見られている。
このプラントは22p単位を生産していたが、この問題を受け供給計画に消費サイドへの悪影響は出ない。
4144年5月21日
【止まらぬ失策?外務局に走る動揺】
昨日、外務局局長を始め外交関係者数名が執政府長官への接見を求めた。それに続き執政府内でも会合や会議が続いたことから外交筋で何か動きがあったと見て報道関係者はこれに注視していた。公式な見解は特にないものの最も活発な動きを見せているのが星間文明担当の部署であることがわかり、先の諜報ユニット発見に関してのものではないかと推測されている。
星間文明で発見された諜報ユニットは、その報道された特徴から社会帝国のものである可能性が高く、もしその場合星間文明の反発の強さからこれに関して強い抗議があった可能性がある。社会帝国は先の外交失策の孤立を回復するため 他国への情報収集を進めているが幾つかの関係筋の情報では諜報ユニットもその中に含まれていたことは容易に予測できる。社会帝国において当たり前のような諜報ユニット等による監視体制は他国においては嫌われることが多く、その実施は制限されている事が多い。人類文化学教授のバーマンはもし諜報ユニットを国内と同じように他国での監視に用いたとしたらその文化的差異から強く反発を受けるのは想像に容易く、これに伴う信頼関係の後退は今の社会帝国にとっては無視できないものとなるとし、情報収集のための方法がその未熟な無知さ故に悪効果となるだろうと予測した。
ようやく回復へ舵を切った革新派はまた危機を迎えようとしているのかもしれない。
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共用報道発表
:2011/10/22(土) 20:54:19
4144年8月21日
【天下統一社取締役社長交代】
輸送機器メーカーの天下統一社は取締役社長ピザ・イリーが退職する言を受け、この後任に御子神荒佐が就任することを発表した。
ピザ氏は45年前に就任してから卓越した経営手腕で同社を元のメモからチラシまで手がける大手印刷出版業からチャリから潜水艇まで手がける大手輸送機器製造業へと変革し内外から高い評価を受けていた。時の流れと共に自らの役割が終わったと考え辞任することを発表した際は強く慰留する声が聞こえた。後任の御子神氏は古代第8紀を専門とする文学者で4023年に発表された論文「A〜Jの規則性と文化的差異」は文学学会では評価されなかったものの第二地史学学会で高く評価された。先の発表会にては「石と文字がその歴史的関係性に裏打ちされた文化的構成要素の類似性を有することは近年強く指摘されている。これを発展させると同要素の文化上における推測がこれまでとは異なる観点から出力され、これからの輸送機器の未来を見ることができた。」と取締役に強い意欲を見せており、同社の今後は明るい滑り出しとなりそうだ。
4144年10月1日
【星間文明が会議提唱。外務局はこれを受け入れ】
社会帝国の諜報ユニットが星間文明で発見された問題について、星間文明側はこの問題の解決を目指し協議を提唱。外務局はこれを受け入れる方針だ。
今回問題になっているのは主権国家に対する諜報ユニット派遣が国際常識上準戦闘行為に相当するためだ。詳細は次ページ以降を参照。
協議は星間文明側で開催され社会帝国からは外交艦1隻と護衛の駆逐艦2隻の計3隻が出発する。国内の状況だが問題の大きさに比して動きは緩慢である。これはもともと文化上の問題である上に知識としてではなく実地に他国との違いを実感していないものが大半だからと予想されている。当面各派閥とも問題の情報収集と理解に努力を傾けており事態の把握までは棚にあげておくことになった模様。
引退執政官の有志で構成される執政官猫クラブでは一般人向けの事件説明のために各行政管区ごとに最低ひとつ以上の講演会を開催することを決定した。詳細は各行政管区担当の窓口まで。
27
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共用報道発表
:2012/01/31(火) 22:53:53
4149年11月15日
【宇宙で喧嘩?342で交通事故】
統合軍務省は14日342行政管区でウルトラハイウェイを移動中だった第6艦隊第2分艦隊所属の巡洋艦一隻が同艦隊第4分艦隊所属巡洋艦の一隻と交通事故を起こしたことを本日公表した。
事故当時二隻の巡洋艦は交通管制に従って並走していたが第2分艦隊所属の巡洋艦がハイウェイを離脱したのに続き、第4分艦隊所属巡洋艦がこれに続いてハイウェイを離脱しようと交通管制とオフラインにした際、必要以上の加速を行い先行していた巡洋艦に後部から追突した。追突された巡洋艦は衝撃で進行角度が11.7度もずれ即時に修正を試みたものの秒速10km近い速度で飛び出し1時間近く指定交通路外を移動した。この事故で衝突した二隻の巡洋艦が最深13cmの傷がついた以外被害は無かった。
加速した理由を第4分艦隊所属巡洋艦艦長の巣造さんは「同良(追突された巡洋艦の艦長)との通信でカッとなってやった、今は反省している。」と事情を聴取した憲兵隊に話している。事件当時二人の艦長は通信をしており、システム上のエラーが見つからないことから巣造さんが同良さんの発言に怒り、不必要な加速で衝突させたと見て調査を進めている。
4149年11月18日
【GAUSRR全国大会が244で開催】
RR総司令部主催で第14回GAUSRR全国大会が第244行政管区で開催された。GAUSRRは巨大模擬兵器を操縦して戦う人気スポーツでその迫力、リアリティと自由なカスタマイズから熱狂的なファンを持つ。
開催会場では最大10km四方に区切られた5程のバトルフィールドで全長10から最大で100m程の巨大機械が模擬刀剣や模擬火器で遠近戦う光景に観客は熱狂した。個人の部優勝は人型二足中量級「偉大なる神の慈悲」を操るライダー名「クマルさん愛してます」さん、チームの部優勝は代表ライダー名「山から来た」さんが率いる「突撃装甲バナナ大隊」、団体の部優勝は代表「花水党」さん率いる「無限雑魚製造機」でした。
大会は参加者数667人と過去最高を記録し、観客数も100万人を突破するなど盛況のうちに閉幕した。
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共用報道発表
:2012/02/09(木) 18:43:38
4150年4月27日
【政治交流会終幕】
81の行政管区で行われる大統合政治結社交流会が本日終幕した。12日間に及ぶ交流会は参加団体数を1万を越し各地で熱論が振るわれた。
<中略>
割合で見れば改革派は保守派とほぼ同数の30%で拮抗、旧約派、無政府派、反動主義派と並ぶ。特筆すべきなのは責務派で三倍増となる6%を記録し大幅な拡大を果たした。交流会でも改革保守共に議論の結論が長年の対論で出始めたせいか比較的冷めていたのに対し、責務派は近年発表された葛葉氏著作「如何にして全人類が滅んだか-生存の目的と価値-」で提唱されたE拡散モデルを全面的に押し出し、生物と機族の相違点を根拠に滅亡を強く主張した。
これに対しては旧約開明派が旧約の解釈について激しく反論し議論は白熱した。焦点となるのはやはり旧約の意図で新人類の意図が何であるかについて各派が持論を一歩も譲らず歴史に掻き消えた真実を探求した。
<後略>
4150年4月26日
【新型OS「縛」発表】
WPDA新型COS「縛」が情報産業第一ビルより発表された。
一文字シリーズの21代目COSとして11年ぶりに発表された縛は、既に自動アップグレードにより前COS「楽」を使用するWPDAには適応されている。
既にPDAとしては趣味の物として使用されているWPDAは初登場の212年前はその画期的な追従性によって爆発的な普及を果たした。それまでは身につける必要があったPDA自らを走行させるという発想はその後歩行・飛行とタイプを広げ、そのカスタマイズもブームとなりPDAとしては異常な製品に発展を遂げた。
その後CDAやINDAの発表と共に実用性よりもその外見、挙動を楽しむ製品への方向性は強まっていく。PDAとしては異常な長期間COSがラインナップされてきたが今回の縛で情報産業第一ビルが公式COS開発を終了するとのことで事実上WPDAの商業開発は終了する見通しだ。但し製品サポートは当面継続される予定。
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共用報道発表
:2012/02/22(水) 14:09:34
4150年12月12日
【人口減少へ】
執政府は長期国家計画に基づき人口定数を現在の3億人から2.4億人に減少させることを決定した。新規生産分は来年3月で停止し、以後は在庫からの供給となる。現在稼動している機族のうち新たに3000万が凍結処置となり、残りは寿命によって機能を停止する者で当てる。人口管理局はおよそ100年で社会へ悪影響を極力制限して新たな効率を維持できる2.4億人体制に移行できると試算している。
9世紀前の最盛期に230億いた機族はこれで約1%にまで減少、史上最小値をまた更新した。
4150年12月27日
【411-412の遺跡保護膜に損傷】
遺跡管理局は第411行政管区と第412行政管区に渡って設置された遺跡保護膜の一つで23日、第4階級の損傷を確認した事を発表した。
推定22日夜に、上層での居住区で洗浄装置の一部が停止しGAGガスが7階層に渡って流出、途中にあったマイエルを融解させたことでバンカー3本が落下、計1710tの質量が保護膜に激突した。これにより直径30m深さ500m近い穴が3つ発生した。幸い保護膜は僅かな衝撃を内部に伝えたものの遺跡の損害は無し、気圧、気密共に異常は無かった。ただし当該保護膜は直径4.4km高さ3kmの第9規模相当で、この損害で構造体に異常や負荷が無いか継続して調査されている。
洗浄装置は異常挙動を検知して緊急停止していたがGAGガスが何故居住区から流出したかは現在もわかっていない。
30
:
共用報道発表
:2012/03/20(火) 00:30:07
4152年4月2日
【星団会議脱退へ】
執政府は本日星団会議からの脱退を正式決定し、それを会議に通達することを発表した。
脱退理由について、参加当時活発であった人類移民船団が途絶え他国との国交が低調となるなか、縮小する星団会議へ現在も加盟し続ける意義が乏しく、これまで他国との交流においてD01条約、惑星アラ=ヘバステシアン領有問題など負の成果が多く起こっている構造的問題を解決するためにこれまでの融和と理解ではなく孤立と不干渉が有効であると判断せざるをえない、とのこと。
年内は出入国をより制限管理し、今年末であらゆる接触を絶つ以前の鎖国体制に移行する。
星団会議へは4134年2月から加盟し、僅か18年という短い参加だった。
4152年4月12日
【号外:最高会議は国体変更検討を決定】
帝国最高会議は皇帝陛下より信託されし大権の代行機関として、執政府に対しセルネットワーク主義に基づいた新たな社会体制構築を検討するよう命令したことが、執政府の発表でわかった。
近年急速にその支持者を拡大したセルネットワーク主義を最高会議が検討を命じたことで国家に代わる次世代社会体制としてセルネットワークへの移行はほぼ確実視されている。また同時にセルネットワークへの移行に伴い旧約・責務といった幾つかの政治論争へも決着がついた形だ。
執政府は9月に最初の中間報告を発表する予定で、それまでは従来の共産主義的国家社会として国家計画に沿って運営される。
33
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:2013/09/22(日) 20:36:45
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:2013/11/29(金) 17:14:29
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