タル♀専用裏LS第25.1章　－避難所－

1：名もないナイト：2010/03/05(金) 01:30:29 ID:bgBF070I: 前スレのあらすじ
タル♀「インポ野郎が糞スレ立てたまま死にやがったのれす」

前スレ　http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1267025451/

過去ログ欲しい方は、要求していただければZIPあげる模様。
2： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 01:32:57 ID:bgBF070I: ネ実の方、途中まで書いた半端な状態で繋がらなくなったのれす。
3： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 01:54:13 ID:bgBF070I: 　＜⌒／ヽ-、_＿_
／＜_/＿＿＿＿／
4：名もないナイト：2010/03/05(金) 03:05:37 ID:MgTgCZq.: 任務ご苦労
金利ゼロでトヨタの車を買う権利をあげるのれす
5：名もないナイト：2010/03/05(金) 03:24:51 ID:08H7OvVU: ネ実落ちてるからってサボってちゃらめぇ
6： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 06:50:50 ID:bgBF070I: ヽ(・ω・)/
7： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 06:52:08 ID:bgBF070I: >>4
免許もってないお＞＜

>>5
ネ実２とここ、どっちでやろうかと様子見ていたのれす＞＜
でも分散してしまった感じだし、こっちのがいいかなーと思ってこっちにしてみたのれす。
8：名もないナイト：2010/03/05(金) 12:58:24 ID:hAR1wYug: 久しぶりにニート見た気がする＞＜
9：名もないナイト：2010/03/05(金) 16:56:36 ID:aNc.rMOs: なんかホッとしたれす；；
10：名もないナイト：2010/03/05(金) 17:38:57 ID:hQSXeQOY: ウルガランで黒タル姫とキャッキャウフフしてたのを最後に来てなかったんだけど、変態作者まだ生きとったんか！
アリはどうなりましたか＾＾家宅侵入してきた報復で、アリの巣におしっこ攻撃したところを近所の子供に目撃されたことは、まるで昨日のことのように思い出されます＾＾
11： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 19:01:53 ID:bgBF070I: >>8-9
誰ニ。
潜伏している間も一応書いてました。
スレ保守日常化していたので、何か違和感あったのれす。

>>10
そんなことしてネー；；
家の壁や床を何度もチェックしてもらって、穴になってる所を工事して埋めてもらったので、
もう床下浸水も蟻の侵略もない……はず……
12： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 20:08:40 ID:bgBF070I: ※　注
今夜あげるお話の内容はいつにも増して悪ノリが激しいので、御注意ください。
１レス目見ただけで、どんなお話か予想がつきます。
１レス目で気分を害された方は、読まないようにしてくださいませ。
13： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 20:10:27 ID:bgBF070I: キム・ユウナ

バストゥーク商業区の一角にある不動産屋にて、

肩叩きタル♀「フォルガンディ・コンフリクト、全然盛り上がらないのれす」

アルタナ四国で行われているフォルガンディ・コンフリクト中継を見ながら、肩叩きタル♀はいつものようにラーメンをすすっていた。

おやっさんガルカ「あかん。バスはまだ金メダル一つも取れへんし」
肩叩きタル♀「ウィンのマオオとサンドのキム・ユウナの氷上武踊も、ろうせキム・ユウナの勝ちれしょ？」
肩叩きタル♀「バスはコンフリクトに力入れなさ杉なのれす」
おやっさんガルカ「キム・ユウナってミスラ、踊／召とかようわからんサポやけど、これいつもこうなんでっしゃろか？」
肩叩きタル♀「氷上武踊はただ戦うらけれはないれす。召喚獣などを呼び出しているのは、演技得点多目に得るためれすよ」
おやっさんガルカ「うーん、けったいな世界やなあ。ま、それはともかく」
おやっさんガルカ「今回のターゲットは、このキム・ユウナでっせ。しかも演技中に肩叩きしてくれっちゅう依頼や」

おやっさんの告げた依頼内容のあまりのひどさに、肩叩きタル♀はラーメンをだばーと吐き垂らした。

肩叩きタル♀「な、な、なんれすってえ！冗談じゃないのれす！」
14： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 20:45:22 ID:bgBF070I: 肩叩きタル♀「肩叩きは見世物れはないのれすよ！」
おやっさんガルカ「そんなことわかってまんがな。最後まで話聞いてくんなはれ」
おやっさんガルカ「どうもな、サンドは審判員の買収してますねん」
肩叩きタル♀「ふむむむ。しかしそんな手使わなくても、金メダル取れるのれはないれすか？」
おやっさんガルカ「いやいや、サンドはキム・ユウナに巨額の投資をして、絶対に金メダルの英雄になってもらわんと困るから」
おやっさんガルカ「万が一の失敗のことも考えて、勝利という結果だけを得るために、万全の体勢をとっとかんとあきまへんのや」
肩叩きタル♀「それが肩叩きとどう関係があるのれすか？」
おやっさんガルカ「依頼者はウィンのお偉いさんや。サンドが審判員買収してる情報掴んで」
おやっさんガルカ「キム・ユウナを演技中に徹底的にぼこぼこにしたいらしいんや」
おやっさんガルカ「素人目から見てもダメな演技でなお、高得点が出るという結果になれば」
おやっさんガルカ「審判員がサンドに買収されてるんちゃうかという疑惑が、誰の目から見ても明らかになりまっせ」
肩叩きタル♀「なるほどなー。そういうことれすか」
おやっさんガルカ「なので、タル♀ちゃんにはマオオと入れ替わってウィンダス選手として出場して」
おやっさんガルカ「氷上武踊で対決中に、キム・ユウナを肩叩きしてもらうちゅう寸法や」
肩叩きタル♀「入れ替わってって……あたち、氷上武踊なんてれきないれすよ」
肩叩きタル♀「しかも何万人もの観衆が見守る中で、氷上武踊しながらろうやって肩叩きしろっていうのれすか……」
おやっさんガルカ「せやからそれを考えないとあきまへんなあ」
肩叩きタル♀「無茶苦茶な依頼れす……」
おやっさんガルカ「やっぱあれや。演技の一環と見せかけて肩叩きや」
15： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 21:05:04 ID:bgBF070I: 肩叩きタル♀「無理にも程があるのれすよ。一発でバレるれしょ」
おやっさんガルカ「うーん……何かいい方法は無いもんか」
おやっさんガルカ「そうや、実況と解説を買収すればええんや」
肩叩きタル♀「ろういうことれすか？」
おやっさんガルカ「タル♀ちゃんは堂々と肩叩きして、その様子を『新しいタイプの氷上武踊』と実況してもらうんや」
おやっさんガルカ「ほなら客も納得するで。もちろん買収代はウィンの依頼主に経費とし出してもらう」
おやっさんガルカ「どや？完璧な作戦やろ」
肩叩きタル♀「そ、そうれしょうか……全く気乗りしないのれす」
肩叩きタル♀「で、マオオとはあたちと入れ替わる話はついているのれすか？」
おやっさんガルカ「それがなあ、マオオたんには話ついてへんらしいんですの」
肩叩きタル♀「え～、するってえとなにかい？」
おやっさんガルカ「そう！マオオたんが氷上武踊に出る前に、こっそりと入れ替わらにゃあきまへんのや」
肩叩きタル♀「今回はいろいろとハードなミッションれすねえ」
おやっさんガルカ「一応依頼人にはその話は通してまっせ。控え室からマオオたんが入場する際に」
おやっさんガルカ「スリプルⅡかけるか、薬飲ませて眠らせま。そこで入れ替わってマオオたんの振りして入場って寸法や」
おやっさんガルカ「ちゃんとタル♀ちゃんの衣装も用意してあるんで、心配あらへん」
肩叩きタル♀「まあマオオたんもあたちも樽だし、顔さえ隠していれば遠目にはバレないれしょうが」
肩叩きタル♀「本当に平気なのれすか？そんな大観衆の前で肩叩きしてしまって」
おやっさんガルカ「まあ何とかなるやろ……演技中は警備員も邪魔できんやろうし」
16：名もないナイト：2010/03/05(金) 21:08:56 ID:x4RmwlH.: 立ってた！
17： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 21:31:18 ID:bgBF070I: 氷上武踊――それは、二人の踊り子が氷上で一対一の形式で戦いあう競技である。
単純に武術の腕を競うだけではなく、踊り子としての演舞も同時に魅せて、審判員の得点が多かった方が勝つ。
女子の部で氷上武踊の頂点にいるのはサンドリアのキム・ユウナとウィンダスのマオオであったが、
近年はサンドのキム・ユウナの連勝が続いており、今年もキム・ユウナの勝利であろうと、大方が見ていた。

肩叩きタル♀「モ／踊では演技面のフォローもいまいちれしょうがねえ。まああたちが魅せるのは」
肩叩きタル♀「踊りは踊りでも腰……いや、肩に重点をおいた踊りだから、これでいいのれす。うん」

控え室から選手入場口に続く通路に待機する肩叩きタル♀。
暇なのでこっそりと控え室を除くと、真剣な面持ちでコールされるのを待つタル♀の姿があった。ウィン代表のマオオである。

肩叩きタル♀「この日のために頑張ってきたのに、あたちと入れ替わられるなんて可哀想れすね」
肩叩きタル♀「……ていうか、眠らされて入れ替わられて、その後のフォローはろうするつもりなのれしょ」
肩叩きタル♀「ま、あたちが考えてもしゃーないことれすけれど」

Kerochan『赤コーナーより、ウィンダス代表マオオ選手の入場です！』

コールがかかり、控え室の中のマオオが立ち上がった。
18： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 22:00:44 ID:bgBF070I: が、その直後、室内のマオオが崩れ落ちる。

肩叩きタル♀「むう、魔法の詠唱があったようには見えなかったのれす。ということは薬物れすか」

室内の様子を見た肩叩きタル♀が呻く。

肩叩きタル♀「とにかくこれで、同じ衣装を着たあたちが入場れきる手筈が整ったのれす」
肩叩きタル♀「おっと、これを忘れてはらめえ」

肩叩きタル♀はいつも被っているボイジャーサリットを被った。その直後、入場テーマ曲が流れ始める。

肩叩きタル♀「『吹けよ風、呼べよ嵐』れすか。中々いい選曲なのれす。あたちにぴったりなのれす」
肩叩きタル♀「氷上武踊の衣装としては異質かもれすが、まあ買収した実況がうまく誤魔化してくれることを祈るのれす」

実況Fullbokki『さー、ウィンダス代表マオオが入場だー。って、おおっと、今夜のマオオは何だー！何だあの仮面はァーっ！』
実況Fullbokki『マオオ、ボイジャーサリットを被っての入場です！何ともミステリアスなムード！今夜のマオオはいつもと違うぞーッ！』
解説Kotto-tettsu『か、かっこいいタルぅ～～』

ゆっくりとした足取りで、時折観客に向けて威嚇のポーズを取ったりしながら、長い花道を武踊場へと向かう肩叩きタル♀。
19： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 22:21:44 ID:bgBF070I: 肩叩きタル♀「それにしてもすごい人数れすねえ。この会場」

フェ・イン前に設立された会場は、６万人超満員札止めであった。
その大観衆の全ての眼差しが今、入場する肩叩きタル♀へと注がれている。

肩叩きタル♀「観客の立場ではなく、注目を浴びる選手の立場になるとは、何ともシュールな気分れす」
肩叩きタル♀「しかし思っていたより、心地好い緊張感と高揚感れすね。これはこれで燃えるのれす」

やがて武踊場へと入場を果たした肩叩きタル♀は、身をかがめて構え、獣の如く威嚇するポーズをとってみせる。
いつものベビーフェイスのマオオとはうって変わってヒールなノリに、観客はどよめきに近い歓声をあげる。

肩叩きタル♀「マオオたんのイメージ崩しまくっている気もするのれすが、まあイメチェンてことれいいのれす」

Kerochan『青コーナーより、サンドリア代表、燃える病魂キム・ユウナ選手の入場です！』
『ユウナ・ボンバイエ！ユウナ・ボンバイエ！』

一転して華やかな入場テーマ曲がかかり、大歓声の中、シヴァを引き連れたミスラが花道を入ってくる。
20： ◆9pzH.bd5go：2010/03/05(金) 23:19:48 ID:bgBF070I: 武踊場で向かい合う、煌びやかな衣装に身を包んだミスラとボイジャーサリットを被ったタル♀。

Kerochan『赤コーナー、ウィンダス代表マオ～オ～！』
Kerochan『青コーナー、サンドリア代表キム～・ユウ～ナ～！』
Kerochan『レフェリー、とら』
肩叩きタル♀「おｋ」
キム・ユウナ「おｋ」

アナウンサーのコールと審判のNM虎Hattoriの一礼が終わり、やがてゴングが鳴った。
キム・ユウナがテルプシコラーを振りかざして優雅に舞いながら、肩叩きタル♀に襲い掛かる。

キム・ユウナ「すべてをふきとばしてにゃーっ！」

開幕早々エヴィサレーションとピリッククレオスの一人闇連携が見事に肩叩きタル♀に決まった。

実況Fullbokki『おーっと！いきなりキム・ユウナがいったー！Kotto-tettsuさん、これは演技面もダメージも高得点いってるんじゃないですかねえ』
解説Kotto-tettsu『か、かっこいいタルぅ～～』
実況Fullbokki『さあ、これに対してマオオはどうするのか。おおっと、マオオの武器は短剣ではない！これは格闘……スファライ！』
実況Fullbokki『なんとマオオは踊り子メインではなくモ／踊でこの対決に臨んでいます！これはどういうことだーっ！』
21：名もないナイト：2010/03/05(金) 23:59:56 ID:08H7OvVU: ユウナなのにヒュム♀F3じゃないのはおかしいとおもいましたオッ！
22： ◆9pzH.bd5go：2010/03/06(土) 00:21:42 ID:p6/7UlOE: 肩叩きタル♀「ふ、流石は氷上の女王、やってくれるのれす」
肩叩きタル♀「ならこちらもそれに敬意を示して、この大観衆の前で、あたちの肩叩きの技巧をその身に味合わせてあげるのれす」

肩叩きタル♀がキム・ユウナの腹部におもいっきりスファライを叩き込む。
嘔吐し、あっさりと崩れ落ちるキム・ユウナ。演技性のカケラも無いシンプルな攻撃に、観客がどよめいた。

肩叩きタル♀「ふ、本当に魅せるのはここかられすよ」

不敵に/grinすると、失神しているキム・ユウナにいつものように手錠をかけ、テープで口を塞ぎ、
さらに衣服を脱がしにかかる。

解説Kotto-tettsu『マオオがキム・ユウナの衣装を脱がしにかかっタル！何で審判の虎は何も言わないタルっ！？』
実況Fullbokki『きっとこれも新しい形での演舞と判断したのでしょう！』
解説Kotto-tettsu『そ、そうタルか？そんな話聞いたこともないタルよ』
実況Fullbokki『仮に競技中に相手の服を脱がしたとして、何がいけないんでしょうかねえ？』
解説Kotto-tettsu『仮にではなくて実際にやっているタル』

６万人の大観衆の中、キム・ユウナは素っ裸に剥かれる。
23： ◆9pzH.bd5go：2010/03/06(土) 00:29:43 ID:p6/7UlOE: キム・ユウナ「！？」
肩叩きタル♀「おや、お気づきれすね」
肩叩きタル♀「恨むなら審判員買収なんて姑息なことをした、貴女の国を恨むがいいのれす」
肩叩きタル♀(と、肩叩き前に言えと依頼内容にもあったのれす)
キム・ユウナ「にぅーっ！にぅーっ！；ｘ；」

ヌルッ

解説Kotto-tettsu『競技中に挿入……もとい、肩を叩き始めタルぅ～！？』
実況Fullbokki『仮に競技中にレイ……もとい、肩を叩いたとして、何が問題なんでしょうかねえ？』
解説Kotto-tettsu『い、いけなくないタル！あれもきっとああいう演技――演舞なのタル！』

興奮する実況と解説。度肝を抜かれる６万人の観客達。
だが一方で肩叩きタル♀はボイジャーサリットの下で困惑した表情になっていた。

肩叩きタル♀「ヤバい！バストア海れす！きっと枕営業のしすぎれすね」
肩叩きタル♀「かくなるうえは……」
24： ◆9pzH.bd5go：2010/03/06(土) 00:42:56 ID:p6/7UlOE: 肩叩きタル♀「秘技！卍ハーケンクロス！」
キム・ユウナ「っっ！？(；>ｘ<)」
(※注　相手の脚を交差して肩叩き中)

肩叩きタル♀「三浅一深！」
キム・ユウナ「(>－<；)」
(※注　三つ浅く叩いて一つ深く叩くリズムの肩叩きです)

肩叩きタル♀「Ｍ３６！！」
キム・ユウナ「(>－<≡>－<)、」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛ (※注　ひたすら打ち続ける肩叩きです)

ブシュッブシュッ
(※注　ラストに肩を叩いた音です)

キム・ユウナ「……；；」
肩叩きタル♀「フフフ、これで終わりと思ったら大間違いれすよ」
キム・ユウナ「！？」

タル♀専用裏LS第25.1章 －避難所－