愚痴スレのテンプレスレ2 - 1392376445

330：774年地下行きっ…！：2015/07/23(木) 23:48:42 ID:???: 173 名前：774年地下行きっ…！[sage] 投稿日：2015/07/23(木) 23:44:15 ID:???
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永琳厨

　あなたは二千十四年九月十六日に私への悪口を書いて居られる。
　「前略。――千薬が徐々に艦これの闇に呑まれててﾜﾛﾀ　そろそろ潮時ってやつだぞ」
　おたがいに下手な嘘はつかないことにしよう。私はあなたの文章を管理・要望スレの開示ログで読み、たいへん不愉快であった。
　これでみると、まるであなたひとりで千薬刃をきめたように思われます。
　これは、あなたの文章ではない。きっと誰かに書かされた文章にちがいない。
　しかもあなたはそれをあらわに見せつけようと努力さえしている。

　「千薬」は、三年前、私、二十●歳の春に生まれたプレイヤーである。「萃香使い」という体裁であった。
　それは、現在の私にくらべて、たいへん素朴なゲーマーで、愚痴スレの「千薬」という男の狂気なぞは全くなかったのである。
　天則の情報だけをきちんとまとめあげたプレイヤーであった。
　そのとしの秋、Tencoの対戦成績を御近所の自治委員氏より借りて読んで考えさせられ、
　私のその原始的な愛人でさえあった「黒」というプレイヤーをずたずたに切りきざんで、
　「千薬」という男の顔を天則界隈の随所に出没させ、天則界にまだないプレイヤーだと友人間に威張ってまわった。
　元気を得て、さらに愚民に手を加え、消し去り、五回ほど死体殴りし直して、それから大事にインターネットの闇の中にしまって置いた。

　そのうちに私は半コテネチョに行きづまり、謂わば野ざらしを心に、半コテを総ブロックした。それが小さい騒ぎになった。
　どんなに愚民からののしられてもいいから、硬派とだけネチョりたい。
　そうしてもういちど、やってみよう、私は愚痴スレへかえった。
　友人たちの骨折りのおかげで私はTwitterから、これから二三年のあいだ、愚痴スレへ復帰できることになった。
　私はさっそく新しい芸風を捜しまわっているうちに、胃腸炎を起し愚ス精神病院に収容された。
　コーラゼロが腹膜にこぼれていて、少し手おくれであった。入院は四月四日のことである。
　自治委員が見舞いに来た。自治委員会へはいろう、そのお土産として「レート詐欺」を自治しよう。そんな話をした。
　「レート詐欺師リスト」は自治委員の手許にあった。自治委員はなおも黒氏のところへ持って行ったらいいのだがなぞと主張していた。
　（中略）

　その生活が四カ月ほどつづいて、九月の半ば、開示ログを管理・要望スレで読んだところが、あなたの文章があった。
　「千薬が徐々に艦これの闇に呑まれてて、云々。」事実、私は憤怒に燃えた。幾夜も寝苦しい思いをした。
　両生類を飼い、匿名で煽るのがそんなに立派な愚民なのか。コロフ。そうも思った。大悪党だと思った。
　そのうちに、ふとあなたの私に対する両生類のような、ひねこびた熱い強烈な愛情をずっと奥底に感じた。
　ちがう。ちがうと首をふったが、その、冷く装うてはいるが、
　カエルニョパニョーンふうのはげしく錯乱したあなたの愛情が私のからだをかっかっとほてらせた。
　そうして、それはあなたにはなんにも気づかぬことだ。