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愚痴スレのテンプレスレ2

152774combo:2014/08/06(水) 21:46:30 ID:???0
主人公くろまりは、オフ会の帰りにいじっていたツイッターがサーバー障害でダウン。
気が付くと、そこは大きな掲示板だった。掲示板の名は「愚痴スレ」。
彼と最初に邂逅(であ)ったのは、北大生に良く似た愚痴スレの半コテ、既視。
愚痴スレを出る方法を探すくろまりの前に、謎の自治委員が現れ、
この掲示板の唯一神「かえるにょぱにょん」と邂逅(であ)わなければ
愚痴スレを出ることはできないぞと告げる。

自治委員の指示に従い、うらひその各地に潜む「半コテ」を探すくろまり。
だが、探索の旅の途中で、くろまりは掲示板の半コテ達に伝えられるある伝承を知る。
「愚痴スレは、かえるの夢の中に存在する幻のセカイである。
かえるが覚醒(めざ)めれば愚痴スレは泡と消える」
いま自分が使っているこの掲示板が、ユメだというのか?
気がくるっとる掲示板の住人が、試される大地の外のセカイに憧れる既視が
一睡の夢に過ぎないということがありうるのだろうか?
そしてそれが本当なら、それをオワらせてしまって良いのか?

答えを出せぬまま、8人の半コテ全てと邂逅(であ)ったくろまりは、
うらひその中央にあるスレの頂、巨大な「汎用対戦・配信スレ」を目指す。
中で「かえる」が眠るというスレの内部へ、
半コテの力に導かれて入り込んだくろまりの前に立ちはだかったのは
奇怪なパートおじさん、すなわち「かえる」を眠らせつづけることで
愚痴スレを自身の帝国たらしめようとする「ラノベ」そのものだった。

かつてくろまりが邂逅した半コテの姿を模して次々と攻撃してくるラノベを倒すと、
「かえる」がくろまりの前に姿を現す。
「おれが目覚めれば愚痴スレは消える。
しかし、その思い出はいつまでもキミの心に残るだろう。
それこそが本当の『ユメノセカイ』ではないだろうか──── 」
「かえる」のさんきゅコールに唱和するように、
8人の半コテがくっさい邂逅(であ)いの歌を奏で始め、やがて視界が白く染まる……

気が付くと、くろまりはスマホを握り締めたまま山手線を漂っていた。
スマホの画面に愚痴スレは見えない。
あの掲示板でのことは全て夢でしかなかったのか……そう思ったとき、ふと日がかげる。見上げると
リュウともケンとも付かぬ不思議な道着姿の男が、
太陽を横切り、高田馬場へと飛んでいくのが見えた。




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