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【ノベール】REDSTONE 小説upスレッド【SS】

25匿名希望:2009/12/20(日) 16:18:25 ID:uh8NtSZ20
-5-

「銀色の髪の他には?」
うれしそうに微笑む彼女
「浅黒い肌に優しげな目元、とっても礼儀正しくて・・・」
これは・・・
「いつも穏やかで、大きな手がとっても素敵でv」
困ったな・・・
「『悪魔さんはいつもお美しいですね』とか言ってくれてvv」
止まりそうにないぞ。
「それにね!一緒にお買い物とかに行くと『貴方にこのような重い物を持たせる事などできませんよ』とか言ってくれて〜vvv」
えっと・・銀髪で?
「手をつないで映画に行ったり〜vアタシが怪我をすると飛んできて直してくれたりvv」
色黒だったかな・・・
「あとわぁv『貴方の行きたい所へいつでもお連れしますよ』ってお姫様だっこ〜〜〜vvvv」
キャーとかヒューとかうるさくて考えが纏まらない。
色黒ってたまにいらっしゃるビショップ様かな・・・
でも銀髪だったかなぁ・・・?

「それでね!それで翼がとっても綺麗なの!!」
「Σつばさ!?」
「そうよ、美しい純白の翼・・・まるであのひとの心のよう」
うっとりと遠くを見つめる彼女、ボクの動揺には気づいていないようだ。
どうしよう・・・翼のあるひとなんて見た事無い。

「さぁ教えてちょうだいネクロ!」
瞳をキラキラさせて期待の眼差しで見つめる彼女。
頭の中が真っ白になるボク。

「・・・ァ・・・テンシ・・・」
「え?天使?」
「そうよ!知っているのねアライブコープス!!」
「ムカ・・・シ・・・」
「もぉぉぉ!!何を言ってるの!キリキリ喋りなさいアライ!!」
さりげなく名前を略された彼ら・・・
彼女には彼らの声が上手く聞き取れないらしい。
ボクは彼女を落ち着かせ、彼らの言葉を伝える。


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