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1. 「神聖」ではない
中世初期はローマ教皇の承認を受けたことで宗教的な正統性を強調しましたが、時代が進むにつれて皇帝と教皇はたびたび対立(叙任権闘争など)。
帝国は必ずしも教会の保護者ではなく、むしろ世俗的な権力闘争が主になっていきました。
そのため「神聖」という名称にふさわしい宗教的な一体感は失われていました。
2. 「ローマ」ではない
ローマ帝国の後継を自認していましたが、実際の中心地はドイツやオーストリア地方。
首都がローマに置かれたことはなく、支配の中核もイタリアではなくドイツ諸侯。
したがって「ローマ的」要素は名目的なものでした。
3. 「帝国」ではない
強力な中央集権国家ではなく、実態は多数の領邦(公国、侯国、自由都市、司教領など)のゆるい連合体。
皇帝の権力は諸侯に制限され、特に金印勅書(1356年)以降は選帝侯の合意なしに皇帝の地位も保証されない。
「帝国」というより「邦連合」に近い構造でした。
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