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ノエルのちんちん
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またアロエにちんちんいじめられて「リーダーさんに近付く悪いホモには自分が男であることをしっかり認識させないと」とか言われてる
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ノエルちゃん
ごめんね
つらいよ
わたし、えっちしてないと
おっきくしてるだけでいいから
お願い
安心させて
ね？
ん
えへ
キスしたらおっきくなった
かわいい
ごめんね
嫌がっていいよ
やっぱやだ、こわいよ
ノエルちゃん
ノエルちゃんの、いれるね
すぐいれちゃうね
ごめんね
えへ
きもちい
あ
あ
わたし、またにげてる
えっちしてにげてる
きもちいことしてにげてる
もうやだ、きもちいよ
あんしんさせて
おねがい
あんしんさせて
だいじょうぶじゃないよ
なんにもだいじょうぶじゃない
わたし、まただめなことしてる
またきずつけてるの
だって、
オリヴィアちゃん、ドアのそと、まだいるのに
オリヴィアちゃん、いるんでしょ
きいてるんでしょ
えっちしてるのきいてるんだよね
そうだよね
わたし
いまえっちしてるの
ノエルちゃんのことおかしてるの
ノエルちゃんのこときずつけてるの
オリヴィアちゃんのことも
ごめんね
ごめんね
わたしこうしないとあんしんできない
しかって
きらって
おねがい
わたしのこといやになって
ほんとの「エイプリルちゃん」しってよ
わたし
わたし
オリヴィアちゃんのこときらい
きらい
きらい
いっちゃうよ
いっちゃうのきいてて
オリヴィアちゃん
ごめんね
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんね
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こちらこそありがとう。
これからもここをティッシュとして使っていくよ
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ソウルリンクしたノエルちゃんの睾丸を潰すとツバキ以下四人同時に陣没するのエロいな
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モニカ奥義のデッド効果は雌キンタマスナイプに脳内変換してる
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デリケちゃんとリンクしてもらって快感で脳を焼き尽くされるお店
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まだ
まだたりないよ
こわい
いったのに
きもちいのに
もっとしなきゃ
オリヴィアちゃん
はやくわたしのことみすててよ
あいになんてこないでよ
きらい
きもちい
もうやだ
もっとえっちしなきゃ
オリヴィアちゃんにきらわれるのこわいよ
おねがい
もうこないで
わたしのことわすれてよ
もうわたしのこともとめないで
ゆるして
ごめんね
オリヴィアちゃん
オリヴィアちゃんはわるくないよ
もうぜんぶわたしがおかしいの
「エイプリルちゃん」じゃなくなったから
だからわたしもうおかしいの
ごめんね
わたし
だからたすけて
オリヴィアちゃん
はやくかえって
もうこないで
たすけて
きもちい
あ
あ
もうやだ
いく
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ノエルちゃん
どうしようわたし
わかんない
ごめんね
こわいよね
ないちゃうよね
わかんない
やさしくしなきゃ
ノエルちゃん
やさしくしてあげなきゃ
だいじょうぶだよ
だいじょうぶだからね
ノエルちゃんはわるくないから
ほら、ちゅーしようね
さっきノエルちゃんがだしたの、いっしょになめようね
あーんして
ん
んふ
おいしいね
いいのかな
いいのかな、わたし
こんなのおかしい
オリヴィアちゃん、まだいる？
いたら、ごめんね
わたし、もう、だめだから
だめになっちゃたから
ごめんね
だめで
もう、オリヴィアちゃんいないみたい
泣いてる声聞こえないから
続き、したい
ノエルちゃんに犯されたいよ
だって、こわくて、わたし、
ノエルちゃんにも、嫌われちゃいそうで
こわいよ
ごめんね
おかして
わたしのこと
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エイプリルちゃんになってエイプリルちゃんに甘えたい
エイプリルちゃんになってエイプリルちゃんのこと甘えさせたい
エイプリルちゃんがしたいことさせてあげたいし、エイプリルちゃんがされたいことしてあげたい
エイプリルちゃん猫をかぶらないし素直で明るい子なのは間違いないし本人もそれを望むだろうけど、
賢いというより聡い子だからいろんなことを知ってるしわかってるし、その上で自分含めみんなが楽しくなれるよう本人なりに考えて行動してるし、何かあれば知らないふりして悪役もだって買って出るし、
そんなことしてるとどうしても自分に与えられた「役割」なんてものを意識せざるを得なくなってしまって気付けばなんだかちょっと息苦しい、そんな子だと考えてる
みんなのためにずっと純真でいなければならないのは17歳には酷
楽しい気持ちになれるから他者への好意や自分の感情については結構素直に伝える一方で、本当に嫌がる言葉や誰かを傷付けたり負い目を感じさせたり、
あるいは他人を悪い方向へ巻き込みかねない自分自身の感情を発露することは素直になる前にちょっと考えて押し込めちゃって、かぶらない猫の化けの皮の裏側に少しずつ行き場のないまま蓄積されていって、
それらをずっと一人で研ぎ続けた鋭い負の感情でたまに自分自身を苦しめてしまいそうな子
だからきっと、どこまで正面から付き合ってくれるオリヴィアという存在にエイプリルちゃん自身が負い目を感じてしまったら、
あるいは恋人として全身全霊の自分を受け止めてくれるリーダーの存在がいなくなってしまったら、
エイプリルちゃんは心から他人を信頼することができなくなってしまうし、昔みたいに他人との関わりを拒絶して閉じこもってしまうかもしれない
自分自身だけが安心できる唯一の存在になってしまうかもしれない
だからそうなってしまったエイプリルちゃんをエイプリルちゃんとして甘えさせてあげたい
(自己)愛のある自慰
他の誰のことも気にしなくていい、本当に自分に素直になれるセックス
ずっとずっと一緒にいた存在と溶け合って満たし合う行為
そういうことをエイプリルちゃんにしたいし、エイプリルちゃんにされたい
エイプリルちゃんとして
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己の精神状態がよろしくなってきたからだんだんエイプリルちゃんかわいそうになってきた
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心臓はお互い大事にしよう
大脳は半分失っても生きれるけど心臓はちょっと傷付いたらアウトらしいし
脳も大事にするにこしたことないから大事にしよう
精神も
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メンタルが好調なのでちんちん方面の性欲が戻ってきた
今は「おっぱいちょっと大きいエイプリルちゃん」か「ちんちん生えてるエイプリルちゃん」の二択なら、後者選んで前者に逆レイプしてもらいたい
いい傾向だ
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ちんちん生えてるエイプリルちゃんになってちんちん生えてないリーダーに甘えたい
母乳出るリーダーに授乳されながらちんちんいじいじしてもらったり、目隠ししておっぱいだけひたすらいじめてもらって射精したりしたい
ペットとして手懐けられたい
夜中目が覚めて寂しいしムラムラするし、しょうがないからリーダーの部屋に忍び込んでベッド入ってリーダーのふとももにパジャマ越しにちんちん押し付けたりする
リーダーは鈍感だから気付かない
射精するつもりはなかったのに匂い嗅いでたら気持ちよくなっちゃって腰止まらなくてパジャマの中でおもらし射精したい
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みんなの前ではいつものエイプリルちゃん
リーダーの前ではおもらし大好きエイプリルちゃん
えへへって笑いながら精液も尿もおもらし
リーダーは場合によって褒めてくれたり叱ってくれたりする
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エイプリルちゃんになって叱られたい
叱ってもらうためにわざとおしっこもらしたい
でも片付けとかもろもろめんどくさいからお風呂でおしっこもらす
おしっこもらすところリーダーに見てもらう
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リーダーの前だけで幼児退行するエイプリルちゃん
普段から幼児みたいなところあるけどいつもよりずっと泣き虫であまえんぼでリーダー大好きになるエイプリルちゃん
リーダー見てるとちんちんが大きくなるエイプリルちゃん
リーダーには猫同然に思われているけど、おねだりしてえっちさせてもらうエイプリルちゃん
リーダーにだっこされながらゆっくりゆっくり腰振って「ちんちんきもちい」を求めるエイプリルちゃん
ゆっくり腰振ってたのに「ちんちんきもちい」が強すぎてすぐ出ちゃうエイプリルちゃん
リーダーの中に射精したけど「ちんちんきもちい」が終わってしまって悲しくて泣いてしまうエイプリルちゃん
ちんちん入れたままリーダーに腰のあたりさすられてまたすぐにちんちん大きくするエイプリルちゃん
おねだりしてもう一回えっちさせてもらって、またすぐ「ちんちんきもちい」が来て中に出して泣いちゃうエイプリルちゃん
ずっと腰さすられながら「満足するまでしていいよ」って許可もらって何度も何度も中出しするエイプリルちゃん
リーダーに自分の匂いをいっぱいマーキングするエイプリルちゃん
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ちんちん生えてるエイプリルちゃんになって、自分の履いてきたストッキングでローション亀頭攻めおねがいしたい
もちろんおもらしする
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リーダーは飼い猫のことだからなんだってわかるしなんだって受け入れてくれる
「顎の下をなでる」くらいのノリでおっぱいいじめてくれたりするし、
「ちゅーるをあげる」くらいのノリで授乳しながら服の上からちんちんさすさすしてくれる
なんか別のことやってるリーダーの匂い嗅ぎながらちんちん自分でいじっても「猫が足元で身体こすりつけて甘えてる」程度にしか思わないし、射精しても「また毛玉吐いた」みたいな反応
でもかまってくれるしえっちしてくれるし愛してくれるからリーダー大好き
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なんだかそっちは忙しそうだ
ギルドの方もまあ頑張ってるだろうし
せめて布団で眠れてることを願うよ
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リーダーのちんちんなめたい
でもリーダーのおっぱいもなめたい
わがままかもしれない
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生存報告。実はあまり眠れてないんだ。
ギルバトの凸待ちも地味に睡眠不足に拍車かかるぞい
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お疲れ様
ギルド戦も今日で終わるし少しでも長く眠れることを願うよ
何もできないけどせめて寝落ちしたら毛布をかけるオナホ妖精くらいの存在でありたい(人間をベッドへ連れて行くのは妖精にしては屈強すぎるので不可)
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しっかり眠れる時間や場所がないのはよくあることなんだろうけど、
眠ろうとしても眠ることができない神経や精神の状態にならないようにだけは気をつけて
肝臓みたいなものだからいきなり壊れるよ
吐き出してくれるなら受け止めるだけ受け止めるよ
それすら出来ないくらい疲れ果ててたら何らかの形でアピールしてくれればいいよ
気休め程度だけど毒にも薬にもならない言葉くらいはかけれるから
心配しすぎない程度に気に掛けてるよ
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やっぱりリーダーのちんちんなめたい
自分より圧倒的に大きいちんちんをなめたい
エイプリルちゃんになって勝手に机の下入ってちんちんなめなめする
あたまなでててねリーダー
のんだらほめてねリーダー
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リーダー
ねーリーダー
ちんちんなめてるのに無視しないでよー
きもちいの？ ちがうの？ ねー
もー
かまってよー
寂しいよー
がちがちのくせに
じゃあいいよ
リーダーのちんちんとお話するから
あ、リーダーのちんちん
ねー聞いてよー リーダーってば全然かまってくれないんだよ
エイプリルちゃんとえっちしてくれないんだよ
冷たいよねー？
ほらリーダー、ちんちんもリーダーのこと冷たいって言ってるよ
ちゃんとエイプリルちゃんのこと相手しなよって言ってるよ
まだ無視するし
もー
優しいのはちんちんだけだね
ちんちんにはお礼としてちゅーしてあげるね
はい、ちゅー
ん
ん、すき
はやくせいしほしい
手でこすってあげる
ちんちんは好きだよねこれ
よしよし、かわいいね
ちんちん聞いてね
内緒の話だよ
あのね、エイプリルちゃん実は好きな人いるんだよ
誰かわかる？
ヒントはねー、たまにエイプリルちゃんのこといっぱいきもちくしてくれる
えーちがうよ、リーダーのちんちんじゃないよ
あ、リーダーのちんちんも好きだよ 安心してね
その人のこと考えてるとね、なんかうれしくなるんだよね
難しいこと考えなくていいやーって気持ちになるし
わたしがわたしでいられるの
すごく好き
好き
ちんちんだけじゃなくて、もっとちゃんとちゅーしたい
だっこもされたいし
えっちいっぱいしたい
頭も撫でられたいよ
でもほら、いまお仕事中だから
無視したくてしてるわけじゃないのも知ってるから
だからもうちょっと待つよ
あ、えへへ
撫でてくれた
ねーリーダー
邪魔しないからさ、もうちょっと触ってていい？
んふ
ありがと
-
リーダー
リーダーきもちい？
えへ
エイプリルちゃんはね、きもちい
リーダー
リーダー
ずっとリーダーのことよんでたい
リーダー
リーダー
リーダー
リーダー
すき
リーダー
リーダーがリーダーじゃなくなっても
わたし、リーダーってよぶよ
リーダー
-
リリーとフランが学校の長期休暇の課題としてなにか「自由研究」を行う必要があると話していた。そもそも学校行ってたのかと驚いたが、「1日のうち23時間ほど失神してる奴が私達の何を知っている」とフランに呆れられる。ゲームは1日1時間。
真面目なリリーはやる気に満ち溢れているが自由研究のお題が見付からない様子だ。なにか助言が必要かもしれない。
逆にフランは学校の課題をどこか見下しているような気すらある。既に知っていることをわざわざおさらいする苦痛はわからなくないが、
せっかくの自由研究なのだから、今まで知らなかった楽しいことを学んでみるべきだ。
そこでリーダーとして、年少組が楽しめる研究対象を用意することとした。二人の好みはなんとなく理解しているのできっとうまくいくだろう。
まず、かわいいものが好きだ。リリーは基本カッコいいものに大興奮だが、年頃の子相応の感性を持っている。フランも案外街中でガーリーな雑貨を手にとって眺めているのを見る。
それから、二人とも生物が好きだ。ペットを可愛がっているリリーは言わずもがな。フランもクエストで出会うモンスターやペットについて興味を持ち、たまに遠巻きに観察してメモを取るなどしている。
そして、二人とも教科書や学校で教わらない刺激が好きだ。ベクトルは違うが常にワクワクとドキドキを追い求めている。そうでもなければプライドなんて入らないだろう。年少とはいえれっきとした冒険者なのだから。
以上全てを満たす対象。かわいくて刺激的な生物。
そう、ノエルだ。
-
真夜中、二人をハウスに招集した。日中のうちに少々下準備をしておいたので、きっと驚くことだろう。
「二人ともちゃんと寝てきたな？」
問いかけにリリーは元気一杯に返事する。遅れて、フランも小さく頷いた。
「リリー寝てきました！ 夜から朝まで寝て、ご飯食べて、朝から夜まで寝ました！」
「仮眠は取った」
反応は対照的だ。旭日と共に目覚め落日後比喩抜きで2秒で寝るリリーにとって真夜中のハウスはそれだけで大冒険に等しく、普段から夜型のフランからすれば日常の延長線のようなもの。
後者は既に退屈そうな顔をしているが、今にその目を輝かせはじめることだろう。
さしあたってハウスで寝泊まりしているメンバーに迷惑をかけないようリリーに少しトーンダウンするように注意して、俺は二人にあるものを手渡す。これが今回の「課外活動」においてカギとなるアイテムだ。
「これは？ スイッチがありますね」
「懐中電灯か」
「それがただの懐中電灯じゃないんだな。点けてみていいぞ」
リリーはおそるおそるスイッチを押し込む。乾いた音と通電。暗く青い光が小さく広がった。
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「あれ、あんまり明るくないです……。リーダーさん、故障ですか？」
「いいや、それで問題ないぞ」
「ブラックライト。目に見える可視光ではなく目に見えない紫外線を投射する」
「よく知ってるじゃないか」
頭に手を載せて褒めると、フランはそれを払いながら俯きがちに「別に」と呟いた。
「光なのに見えないんですか？ リリー、よくわかんないです」
「油断して覗くな。暗くても強い光が出ている。直視すると失明するらしい」
「これは懐中電灯だしそこまで強くないが、二人とも気を付けような」
クエストでも使わないはじめての道具に興味津々の二人に対し、ここですこしわざとらしく冒険心を擽る言葉を置いてみよう。こういうのは雰囲気が肝心だ。
「じゃ、これは『調査隊』の証だから無くさないように」
「『調査隊』……！？」
リリーはすぐさま反応してくれた。素直でよろしい。
「ああ、『調査隊』だ。リリーは隊員1号だ」
「わかりました！ よくわかんないですけど、リリー頑張ります！ なんか調査とか！」
「『わかった』という言葉を理解する前に使うなアホ」
「大丈夫だ、今から説明するからな」
鼻息荒く懐中電灯のスイッチをカチカチしながら喜んでいる。片方の興味はガッチリ掴めた。
ではもう片方はというと、まだ少し冷めた目でこちらを見ているようだった。あと一押し必要そうだ。
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「じゃあ隊員2号、ブラックライトで足元を照らしてごらん」
「私か」
「他に隊員はいないだろ」
「そうか。……床をだな？」
フランの手元から放たれた青い光が床に映る。すると、黄緑の蛍光色に光る筋が浮かび上がった。
幻想的にも見える光景に二人から「わっ」と驚きの声が上がる。うまくいったようだ。
「ブラックライトで照らすと光る物質か……？」
「御名答。これはリボフラビン。わかりやすく言えばビタミンB2だよ」
「リリー知ってます！ 何に効くかは知らないですが！」
「視神経にいいぞ。二人も摂ろうな」
「しかし、どうしてこんな所にビタミンB2がこぼれているんだ。ナメクジが這ったようにも見えるが……」
フランは屈み込んでまじまじと観察している。実際のところナメクジが這った跡というのはあながち間違ってはいない。
「実はそれ、野生のノエルが移動した跡なんだよ。今回の調査対象だ」
「えっ、ノエルさんですか！？」
「待て。野生のノエルは臆病で人里には近寄らないはずだろう。それに、ウミウシのレッドにビタミンB2を分泌する特性があるなどという文献は見たことがない」
「お、2つも質問が出たな。答えよう」
興味を持ったフランがまんまと針に引っかかってくれた。やはり知識欲の権化には知識をぶつけるに限る。
世の中には本だけでは学べないことがあるということをこの機会に学んでもらいたいところだ。
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「まず1つ目、野生のノエルはたしかに臆病だが、所詮は二次性徴すら迎えていない思春期男児だ。……さて1号、思春期男児の好きなものといえば？」
「はい！ ベイブレードと神羅万象チョコです！ あと妖怪メダル！」
即答で大正解。さすがリリーだ。チョイスがやや古いのは兄の影響だろうか。しかしベクトルがまるで違う。
「いい答えだけど野生のノエルはコロコロ読まないんだよ。もっと本能的に好きなものといえば？」
「ええっ！？ ハンバーグとマグロのお寿司、どっちなんでしょうか！？ リリー迷っちゃいます！」
「ノエルは偏食だから食べないかもな。食べ物じゃないとして、もう少し考えてみよう」
「ドラゴン！」
「それが少しでも考えた『間』か……？」
「ドラゴンもいいな。特に赤いのとかリリーも好きだろ。でもきっとノエルはドラゴンより好きだろうなあ」
「私にはお前たちが何を言っているのかわからん」
ノエルを調査対象とするのであれば、まずはノエルがどう考えるのかを知らなければならない。思春期男児に比較的近いまっすぐな精神性を持っているリリーならきっと答えにたどり着けるはずだ。
そしていつもリリーにモノを教えている立場のフランにとって、自分が何もわからない状況に置かれるのはいい刺激になる。
「うう……難しいです……」
「野生のノエルになりきって考えるんだ。親元を離れて一人ぼっちの男の子に」
「ノエルさん……野生のノエルさん……はっ！」
すべてが繋がったかのように目を丸くして見開き、リリーは俺の方を見る。気付いたか。彼女の中に宿る少年心が。
「まさか、『おっぱい』……！？」
「自信を持っていいんだ。もう一度聞くぞ。ノエルが好きなものは？」
「『おっぱい』、『おっぱい』です！ リーダーさん！」
「そう、答えは『おっぱい』。特に大きいやつ。偉いぞリリー」
「やったー！」
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諸手を挙げて喜ぶリリー。実に微笑ましいが、もう少し静かにするよう落ち着かせなければ。
「手はおひざ」
「はい！」
「小さな声で」
「はい……！」
「じゃあリリーはしばらく一人ぼっちの野生のノエルの寂しさを考えてみよう」
「うう、はい……」
『おっぱい』で大興奮の隊員1号を強制的にカームダウンさせたところで2号に目をやる。腕を組んで何やら考え込んでいる様子だ。
「というわけで、『おっぱい』を利用して手懐けたんだ」
「……確かに、ノエルは雌雄同体だが乳房の肥大化はみられない。自らに無いものを求めたがると言うのも頷けるが……どうやって？」
「ああいや、そんなに難しく考える必要はないぞ。単純にシャノンさんに頼んで『おっぱい』を見せただけだ。それだけでどんな男児も着いてくる」
「つまり、騎士団のアルトにも有効か」
「いけるんじゃないかな」
深く考え頷くフラン。うまく沼にハマってくれたようだ。
「で、2つめ、ビタミンB2だな。これは過剰症もない水溶性ビタミンだから、単純にサプリとして与えればいい」
「しかしこのナメクジが這ったような跡は？」
「ああ、それはな……」
俺はポケットから2種類の丸薬を取り出してフランに渡す。片方はアロエ氏謹製の秘薬だ。
「これは？」
「フランは『尿道球腺液』ってわかるか？」
「カウパー……いわゆるガマン汁のことだろう。それがどうした」
「その跡はノエルのガマン汁だ」
「なっ……！」
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大きく表情にこそ出ないが、明らかにカルチャーショックを受けている様子だ。
「たしかにノエルはその貪欲な性的好奇心で知られる……！ガマン汁から辿る調査手法があるだなんて知らなかった……！」
「そうだろ？ で、その薬。片方はアロエ氏に作ってもらった『尿道球腺液リボフラビン誘導添加剤』。さてもう片方は市販薬だが、わかるよな？」
「この場合、コバヤシメディカル・アララト社製、『ダラダラガマンジール』しかない……！」
「正解だ」
アララトのドラッグストアで絶対に見かける市販薬、『ダラダラガマンジール』。効能は名の通り、ガマン汁がダラダラになる。
こちらに進出してきた小林製薬にとっては売れ筋商品らしい。何のために使うのかさっぱりわからないが、アララトでは常備薬としてどのご家庭にも当たり前のように置かれているとのことだ。
「ノエルは賢い。不要なトラブルを避けるため、監視されていると気付くと途端に逃げたり大人しくなってしまう習性があると文献にあった」
「そう。だから野生のノエルにサプリと薬を与え、日中ハウスの中でただ自由に過ごさせたんだ。これでノエルが何に興味を持ち、何を想い、何をしたのかわかる」
「面白い……。アホと一緒だからどんな子供騙しかと思ったが、なかなかどうして、楽しめそうじゃないか」
口角が僅かに上がるのを見た。理論で頭でっかちになった引きこもりの牙城が綻びはじめている。今にこの瞳も『アホ』と同じように輝くことだろう。
興味を持ったフランのエネルギー量は誰よりも大きい。
「リーダー、リリー、早くガマン汁を辿ろう」
「よし、行くか2号」
「わかりました、2号さん！」
「愛人みたいだからやめろ」
-
次スレ置いとくよ
ノエルのちんちん 2本目
tps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/16588/1619642047/
いつ落ち着くのかわからないけど、せめて健康であってほしいと願ってるよ
責任だったりいろいろあって、普段気丈に立ち振る舞ってるのかもって勝手に思ってる
お疲れ様
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ありがとう。今の会社に止まる限りは続きそうだね。幸いよそからの誘いもあるのだけれど出来るだけ仕組み化して次に残さないとな……
次スレもありがとう。まさかの次スレに驚きを禁じえない
-
野生のノエルの世界観は発明。
ヨウルの伝記から先輩トナカイの存在やトナカイコミュニティを匂わせる記述もあったし野生のノエルもあるだろう。
リリーのおっぱいに至る回答過程がお馬鹿可愛い。好き。コバヤシメディカル異世界でも相変わらずのネーミングセンス。シャノンさんは森羅万象チョコじゃなくてビックリマンチョコ。
-
次スレ迷惑だったらごめんね
-
なんていうか几帳面なんだろうなって感じる
それが生来のものなのかどうかはわからないけど、いつの間にか背負い込んで責任でがんじがらめになったんだろうなって思う
いつかそれを一つずつほどいて、肩の荷をおろせる日が早く来てくれることを願ってるよ
それでも頑張り過ぎなくらい頑張ってる人だろうから、ちょっとだけバーンアウト症候群が心配
ほんと色々思うところあって、あらゆる感情が入り乱れてるんだけど、
それらを展開して詳らかに言語化するとあまりに重くなりすぎて迷惑になるだろうから、
とりあえず「長生きしてね」って一言にまとめて伝えとくよ
長生きしてね
-
ありがとう。健康で文化的な生活とは程遠いけどまだまだ死ぬ気はないよー。
プラエデでギルドやらなんやらの付き合いはあるのだけれどここが一番の拠り所だよ。
アルトくんのお亀さん磨きたい。
-
うーん、ちょっと違うな。
ギルドも大事だが帰属はここ。だな。
GW中は障害が起きない限りは新しい仕事はふえないし、のびのび仕事ができる。ノーストレスでござるな。
-
ノエルのカウパーの話は万人ウケしそうだしここだと勿体なくないかい。スレ投下したほうが反応返ってきて楽しそうだ。
特異な反応されて面倒くさいのかもしれんが……
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イヴリン全肯定したい
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今からイベントストーリーを見る
ベルがいきなり出てきて興奮。
プラエデキャラ多いから活躍する場面少ないよね。出られて良かったね。
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ガマン汁は完成したらpixivにまとめて投稿するよ
スレはまあ、うん
とりあえずアウトプットする場所が欲しいだけだから正直どこでもいいんだけどね
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ベルちゃん普通にいい子だし常識人枠で使いやすそう。
メリアにはクソキャストレッドたちのドキンタマカチ割ってほしい
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ウィルド「人間、全員仲間。」俺「……」
ウィルドの両親モンスターなのに思慮深いな。モンスターは人間と良好な関係を築けるのでは。
これだけモンスターが賢いと遠征のワニ屠殺業者の乱獲はグリーンピースが騒ぎそうだな
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読了。普通。
イベストだししゃーない。
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今回のは単に新キャラ紹介みたいな話だった
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ちんちん生えてるエイプリルちゃんになってリーダーにゴムつけてもらいたい
避妊とか性病予防じゃなくて単純にベッドシーツを汚さないためのゴム
猫だから
かぶせてくるくる
すこしぶかぶか
たまにリーダーの中で外れちゃう
でもつけてもらえて嬉しい
えっちしたあと、たぷたぷになったゴムをリーダーに見せる
ちゃんとゴムの中に吐き出すことできてたら褒めてもらえる
でもたまに叱ってほしいときもあるから、そういうときはお願いして叱ってもらう
たくさん出したこと叱ってもらう
叱ってもらえるといっぱいうれしい
オリヴィアちゃんはこういうのしてくれないからリーダーだけ
リーダー大好き
-
なんか埋まるのがすごく勿体ない
ケリをつけてくれ
-
わかるよ
感謝の1000
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