レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
【ファンキル】キャラ萌えスレPart91
-
「ワズラ！一緒に遊ぶダモ！あっ！やめて！腕をひっぱらないで欲しいダモ！」
「あっｗまた引っ張ったら取れたズラｗこいつオンボロすぎて笑えるズラｗやーいオンボロオンボロｗ」
そう、天真爛漫なダモはアンドロイドだった。
どんなに邪見にされようともワズラにくっついているのは、決められた人間へ忠実に尽くすようにと
設定されたアンドロイドの機能の表れだったのだ。
やがて世界は核戦争へと突入した。どこかの馬鹿な国が遂にボタンを押したのだ。
核への対抗策として核、その核への対抗として核。連鎖は止まらなかった。
やがて核の冬が訪れ、人類は次々に死に絶えた。最後まで生き残った頑丈なキル姫のワズラ達だったが
人間のマスターの死により、遂にキル姫達の生も終末を迎えようとしていた。
「ワ…ズラ…いっしょにあそぶだも…！」
「…もう、腕も動かないズラ…こいつもこんなに壊れて、エネルギーも切れる寸前なくせに、まだワズラのそばにいるつもりズラか…」
「もう遊んでやれないズラ。お前もどこかへ行けズラ。いつもいつもくっついてきて気持ち悪いズラよ」
「そ…んなこと、いわないで、ほしいダも。だモは、ワずらのことが、だ…いすきだも…！」
「わ…ズラ…だモのこと…たいせつにしてくれ…て… うれしかったダも。 わずラといっしょ、 いっしょに、いれて、だもはしあわｓ」
「…」
「おいダモ…？」
「…起きろズラ！機械のくせに悪い冗談はやめるズラ！」
「ダモ…頼むズラ…いつもみたいにワズラワズラ言って欲しいズラ…。
思いっきり元気に走り回ってくれズラ…馬鹿みたいにワズラのそばでダモダモ言ってくれズラ…」
終わっていく世界は、ほんとうにきれいだった。
――――なんだ、こんな奴と一緒にいるのもわるくない、じんせいだったじゃないかズラ……――
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板
