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ホモ文章コピペ保管所

99管理ホモ★:2016/10/23(日) 12:50:43 ID:???0
「あの向こうです」
一行の行く手が開けてくると、長大な飛行甲板を持つ大型空母が二隻、丸い尻を並べている光景に出くわした。
「これはまた凄い空母ですなあ」―――

零戦はわずかな間隔で、右、中央、左の飛行甲板に順に車輪をつけては、そのまま発艦していく。
「いや、なかなか壮観な眺めですなあ」
大石が漏らしたが、塚原は黙って見守っていた。

「攻略部隊は順調なようですな」
艦橋へ届く電報を見て、草鹿が嬉しそうな声を上げた。
塚原艦隊は当然、無線封止を続けているが、既に姿を相手に晒している高須艦隊からは、刻々と様子が送られてくる。

「肝心の陸戦隊はどうなったんだ?」
「報告ではそれはわかりませんが、孤立していることは間違いないでしょう」
「そうか…」

「敵艦隊まで、あとどのくらいだ?」
九七艦攻の操縦桿を握る村田は、伝声管で中席の偵察員に尋ねた。
「あと三十分ほどです」
「上空に敵戦闘機の姿がないってのは、本当かな?」


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