ホモ文章コピペ保管所

2：管理ホモ★：2016/10/23(日) 12:17:19 ID:???0: 「これはまた凄い空母ですなあ」
　大石が感嘆の言葉を漏らす。長年、赤城や加賀を見てきた塚原には、最初から空母として設計された船体の力強さが感じられ、舷側のなだらかな曲線美は、そそり立つ城壁を思わせた。
「飛行甲板は、もうつながっているようだな」
　草鹿が接合部分を見上げた。福田が設計した図面とは若干変更された部分もあるようだが、すでに上部飛行甲板と中部飛行甲板の中間部分は、完全に組みあがっている。
「中間部分は構造が複雑ですので、船体とは別にこの呉で製作しました。今は力の加わるアームの部分の工事と、電路や配管の作業が中心です」
「では、前部を拝見しようか」
　塚原らは、艦首方向へ足を運んだ。

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