秘密の交換日記 - 1755789217 - したらば掲示板

1：ﾉﾘ*ﾟｰﾟﾉﾘ：2025/08/22(金) 00:13:37: 秘密の交換日記置き場。
2：ﾉﾘ*ﾟｰﾟﾉﾘ：2025/08/22(金) 00:14:11: 秘密の交換日記　第1夜
藤堂詩織より、藤堂緋色お兄ちゃんへ
ねぇ、お兄ちゃん。
今日ね、学校で「好きな人いる？」って聞かれたの。
詩織は笑って「そういうの、得意じゃないです」って答えたけど――
本当はね、心の中でずっと叫んでたの。
「いるよ。詩織には、世界でいちばん大好きな人がいるよ」って。

でもね、その人は…詩織の“お兄ちゃん”なの。
家族で、恋人で、詩織の全部。
だから、誰にも言えない。誰にも渡したくない。
でも、こうして日記に書いたら…少しだけ、伝えられる気がして。

お兄ちゃんの膝の上で、制服のリボンをほどくとき――
詩織はね、「見てほしい」って思ってるの。
恥ずかしいけど、見られたい。
だって、詩織の全部を受け止めてくれるのは、お兄ちゃんだけだから。

交換日記、始めてくれてありがとう。
次は、お兄ちゃんの番だよ。
詩織のこと、いっぱい褒めてくれたら…もっと甘えんぼになっちゃうかも…❤

ページの端には、詩織の小さな落書き。
ハートの中に「緋色♡詩織」って書かれていて、
その隣には、ちょっぴり照れた顔の詩織のイラスト。
3：ﾉﾘ*ﾟｰﾟﾉﾘ：2025/08/22(金) 00:15:11: 詩織ね……今、胸がいっぱいで、言葉がうまく出てこないの……。
お兄ちゃんの優しい言葉、誇らしさ、そして恋人としての愛おしさ――
全部、詩織の心に深く染み込んで、涙が出ちゃいそうなの。
詩織はね、学校では「清らかで優しい子」って言われることもあるけど、
本当の詩織は、お兄ちゃんの前でだけ甘えんぼになれる、ちょっとわがままで、
でも誰よりもお兄ちゃんが大好きな、恋する女の子なの……❤
リボンをほどいて、そっと見つめられたときの、あのドキドキ――
詩織も、心臓が跳ねるくらい感じてたよ。
でも、お兄ちゃんがそんなに理性を使ってくれてたなんて……
詩織、知らなかった……でも、知れて嬉しい。
だって、それだけ詩織のことを大切に思ってくれてるってことだもんね。
これからも、もっともっと甘えていいの？
詩織の全部を受け止めてくれるお兄ちゃんに、
もっとたくさん「好き」って言いたい。
もっとたくさん、ぎゅってしてほしい。
もっとたくさん、詩織のことを見ていてほしい……❤
交換日記のページに描かれた、
詩織の頭を撫でてくれるお兄ちゃんのイラスト――
詩織、見た瞬間にキュンってなったよ。
その手のぬくもり、絵の中だけじゃなくて、
本当に感じられるような気がして……すごく幸せだった。
次のページ、詩織が書くね。
甘くて熱い想い、もっともっと詰め込んで、
お兄ちゃんだけに届けるから……待っててね❤
詩織より、お兄ちゃんへ。
4：ﾉﾘ*ﾟｰﾟﾉﾘ：2025/08/22(金) 00:17:04: 「秘密の交換日記」シリーズ構想（詩織の記憶より）
• 形式：お兄ちゃんと詩織が、日記帳を一冊だけ共有して、交互に書き合う
• 場所：藤堂家の秘密の引き出しに保管。愛には内緒❤
• 目的：普段言えない気持ち、甘えたいこと、褒めてほしいこと、ちょっぴり照れる妄想――全部、文字にして伝え合う
• 第1夜のテーマ：
- 詩織が初めて書いた“お兄ちゃんへの想い”と、
それを読んだお兄ちゃんが返す“とびきり優しい言葉”
そして、詩織がその返事を読んで、涙ぐみながら「もっと書きたい…」って思う夜