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魔王むちゅきを褒め称えるスレ
697
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 21:59:18 ID:BlwjFlso
U-511「ひ…!いや…いやああ……ぐすっ」
レ級「あーあーあ、泣かせちゃったー」
U-511「い、嫌です…っ」
レ級「行ーけないんだー、いーけないんだー」
レ級「せーんすいかんにー、言ってやろ!」
698
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 22:07:47 ID:BlwjFlso
ユーはレ級の後ろに隠れる。
尻尾「…ぐばぁ」
U-511「…!?」ビクッ
ペロンッ
U-511「…?」
ペロペロン
レ級「ほらほら、もう震えるな、安心しろ」
U-511「…(ベトベトする…)」コクコク
699
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/06(水) 22:15:58 ID:.c0eDBAQ
長月「…もしかしたらドイツ勢は我々と味覚が異なるかも知れんぞ?」
菊月「まあ、他から取ればいいか…」
卯月「じゃあ、三日月。このステルスフィールド使って各寮の食事に混ぜてくるぴょん」
三日月「嫌ですっ!鎮守府の仲間を傷つける行為なんて…恥を知ってください!」
菊月「そういえば、今営倉入りしている吹雪だが、睦月を狙って脱走を試みて
三日月「ただいま戻りました!」
皐月「速い!?」
700
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 22:19:34 ID:BlwjFlso
レ級「……大丈夫、大丈夫だ、うん、震えるな」ナデナデ
U-511「れ、レ級さぁん…っ」ギュッ
レ級(…そう言えば、吊り橋効果で発展する関係もあるらしいな)
レ級「…その、お前、もし今後雰囲気だけにのまれて関係を構築したならば、早い所その関係から逃げた方が良い」
U-511「どうして、ですか?」
レ級「…何となくだ」
U-511「…そう、ですか」
701
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/06(水) 22:20:06 ID:.c0eDBAQ
菊月「…で、では、早速カメラをつけるぞ…」
長月「電波状況は良好だな…」
702
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 22:22:21 ID:BlwjFlso
レ級「…大丈夫か、もう」
U-511「…はい、少し」
レ級「…そうか、では…画面を見ようじゃないか」
U-511「…はい」
レ級「あ、そうだ」
U-511「?」
ズボッ!!
U-511「んぐッ!?(尻尾から伸びた舌に口を塞がれる)」
レ級「そのまま咥えてろ、もし不意打ちでカレーを食わされたら溜まらんだろう、苦しいかもしれないが我慢しろ」
U-511「ん…っ」コクッ
703
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/06(水) 22:45:55 ID:.c0eDBAQ
卯月「…映ったぴょん!…吹雪、ちょっと痩せた?」
吹雪『もうちょっとで開きそう…ああ、睦月ちゃん…ぐふふ…』
卯月「…コイツなんも懲りてねーぴょん…」
長月「…ん?今カメラに影が…?」
三日月「口に突っ込んできました」
吹雪『ぎゃぶふっ!?』(どたっ…)大和『吹雪ちゃん!?一体何が…!?』
卯月「…正に狂気ぴょん」
菊月「毒2だな…」
皐月(冷静な菊月が怖いよ…)
704
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 22:48:08 ID:BlwjFlso
レ級「……恐ろしい物だな」
U-511「…んぐ(はい)」
レ級「…だが、動きを止めるだけで殺すには至らないらしいな」
U-511「んぐー、んぐーっ(そういう問題じゃないです)」
レ級「はっはっはっはっはっ、それに比べれば私の尻尾の舌は健康的で安全だろう」
U-511「んー(でも動かさないで欲しいなって)」
705
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/06(水) 23:02:55 ID:.c0eDBAQ
菊月「…ミニ彩雲を極小ステルス仕様にして飛ばしたぞ…カメラ込だ…」
長月「まずは…戦艦寮だな…金剛姉妹の部屋か…!?もう誰か倒れてるぞ!」
榛名『…』霧島『…』金剛『…』
比叡『ひえーっ!?お姉様!しっかり!しっかりしてください!お気を確かに!』
卯月「…前で倒れている妹達は無視か…ぴょん…」
皐月「ちょっ!?いいの!あれ!?」
706
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 23:05:59 ID:BlwjFlso
レ級「……」
U-511「………」
レ級「……」ニュルン
U-511「っ////!」ビクンッッ
レ級「……」ジー
U-511「…っ」イヤイヤ
ニュルニュル
U-511「んっ!//////」ビクビクッ
レ級(……股座が熱り勃つ…!(注*生えてません))ニヤニヤ
707
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/06(水) 23:15:59 ID:.c0eDBAQ
比叡『今回は何が悪かったのでしょうか…?(ぱくっ)ごふっ(ばたんっ)』
皐月「…」
菊月「…毒6になったな…」
皐月(菊月を更生させたほうが…)
708
:
カタツムリ提督
:2015/05/06(水) 23:28:02 ID:BlwjFlso
レ級「……」
U-511「……ZZZZ」
レ級「…(眠い…)」コクッコクッ
709
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 03:08:27 ID:KQvfz8Mg
卯月「ZZZ…ぴょん?」
長月「…画面が、消えているな…菊月?」
菊月「…聞くな…ちょっと居眠り運転していてぶつけたようだ…」
卯月「続きは朝にするぴょん…」
710
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 03:17:45 ID:EP32zA/6
レ級「…んお、終わったみたいだぞ、起きろ」
U-511「……?あ…」
レ級「なあ、次の質問は無いのか」
711
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 10:45:15 ID:KQvfz8Mg
卯月「今日はどうするぴょん?」
菊月「…いや、もう辞めておこう…作った本人があの様だ…」
三日月「では…デイリー、参りましょうか」
如月「《夕立》ちゃんね…『睦月ちゃん達だけでパーティーずるいっぽい!私も交えて素敵なパーティー、するっぽい!』」
712
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 11:43:33 ID:EP32zA/6
レ級「パーティ?何の事だ」
U-511「多分、戦いの事じゃないかな、演習の申し込みかな」
レ級「…ほう、それは楽しみだ、とても楽しみだ…とてもとても楽しみだ」
713
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 12:42:31 ID:KQvfz8Mg
長月「実戦演習か…夕立が申し込んできたなら、白露型で来るのだろうか…レ級にはつまらん相手じゃないか?」
如月「《匿名希望》の、長門さんねぇ。『そちらにレ級がいる、とは本当か!駆逐艦の子達と寝るなど、なんと危険…いや、羨ましい!準備を整え、レ級の脅威を退ける!睦月型の娘達よ…この私が助けに行くからな…!』よ」
如月「匿名希望したからって、欲望丸出しねぇ、長門さん…陸奥さんが聴いてたらどう思うかしら…?」
皐月「如月姉!言ってる!本名、言ってるから!なが…匿名希望さんの本名言っちゃってるから!」
卯月「如月は長門に厳しい態度ぴょん…」
弥生「…多分…いや…違う…かも…」
714
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 12:45:30 ID:EP32zA/6
レ級「今ならU-511も着いて来て、お値段税込み1万8300円!」
U-511「さらに、Fat魚雷も着いて来て、何とお値段変わらず1万8300です」
レ級「更に更に!この質問から30分以内に乗り込みにくれば、お値段8300円まで御値下げしますッ!!」
U-511「このチャンス、絶対に逃がしちゃ駄目です!」
715
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 14:38:44 ID:KQvfz8Mg
夕立「こんにちわー!約束通り、素敵なパーティーしにきたっぽい!」
白露「ふっふーん、演習でも私がいっちばーん!」
時雨「今日は…雨、降りそうにないね…」
村雨「はいはーい、雨の艦隊、出撃よー!か・く・ご、決めちゃってね!」
五月雨「五月雨、出撃します!初期艦5人衆の力、お見せしちゃいます!もう、ドジっ子だなんて…きゃあっ!」
涼風「てやんでぇ!あたいの出番だね!この腰につけた風神の宝珠の力、魅せたげる!」
夕立:12.7cm連装砲B型改二×2、13号電探改
白露:12.7cm連装砲×2、4連装酸素魚雷
時雨:10㎝高角砲+高射装置、13号電探、4連装酸素魚雷
村雨:10㎝高角砲+高射装置、13号電探改、銘刀『村雨』
五月雨:10㎝連装高角砲、4連装酸素魚雷、『水神の宝珠』
涼風:10㎝連装高角砲、4連装酸素魚雷、『風神の宝珠』
716
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 15:12:16 ID:EP32zA/6
レ級「お、もう来たのか、早いな」
U-511「だ、大丈夫ですか?」
レ級「なーに、反動ももう切れた…ここからは全力で叩き潰せる」
U-511「…凄い」
レ級「…お前は特別企画として、この演習の解説をやれ、頼むぞ」
U-511「え、ええええ……」
717
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 15:59:38 ID:KQvfz8Mg
三日月「それで、どうするんですか?あなたの力では…」
皐月「駆逐艦じゃ小破出来るかどうか…」
菊月「まあ、装備も極普通のもの…だし…(…何だ、最後の…?)」
長月「一方的になるのは見えているな」
文月「いくつか装備はずす〜?」
卯月「外したところで、元の力が違いすぎるぴょん…」
718
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 16:07:50 ID:EP32zA/6
レ級「なあに、暫くは攻撃させてやるさ、それでも貫けないなら此方から行かせてもらうが」
U-511「あの、殺しちゃ駄目だよ?」
レ級「大丈夫、殺す気では掛かるが殺しはしない」
U-511「…それ、詭弁って言うんだよね、日本語で」
レ級「装備は…外させないぞ、うん、大事な物だからな」
719
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 16:35:48 ID:KQvfz8Mg
戦闘開始!
白露「いっちばん最初は航空戦よ!対空砲火用意!」
夕立「………あれ?こないっぽい?」
五月雨「ひょっとして、艦載機積み忘れでしょうか?」
村雨「はいはい!何故か航空戦なかったけど、続いて開幕魚雷よ!」
夕立「…?…またこないっぽい?」
涼風「どうなってやがんでい?」
720
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 16:40:04 ID:EP32zA/6
レ級「…さあ、白露型。掛かって来い」
レ級「先ずはお前達が私を攻撃する番だッ!」
レ級「さあ、何時でも来いッ!」
U-511「さて、始まりましたこの特別演習、司会は長月さん、解説はゆーが御届けします」
長月「宜しく頼む」
721
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 16:50:58 ID:KQvfz8Mg
夕立「…先手をゆずってくれるっぽい?」
白露「…じゃあ、いっちばん先に攻撃開始!」
時雨「白露に続くよ…時雨、行くよっ!」
五月雨「私も続きます!えいっ!…ああっ!?」
涼風「」
722
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 16:56:16 ID:KQvfz8Mg
夕立「ちょっ!?痛いっぽい!」
涼風「…改めて…やらいでかっ!」
村雨「続けて、切り込んじゃうよ!行くよ!『村雨』!大海原ごと切り裂きます!」
723
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 16:59:47 ID:EP32zA/6
レ級「」ガチュッ!!ガチュッッ!!
長月「おお、被弾したぞ!」
U-511「でも、やっぱり傷はついてないです…」
長月「むう…倒せるのか、白露型の面々は…?」
レ級「……そうだ、もっと当てて来い!」
レ級「70年も思い煩って、その程度か!?」
724
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 17:05:26 ID:KQvfz8Mg
村雨「みんなの砲撃に続いて、白兵戦よ!この『村雨』の一振りは全てを飲み込み、押し流し、洗い清める大波濤の一閃!船である限り私達の前には無力よ!」
725
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:06:55 ID:EP32zA/6
レ級「あれは……刀か?」
レ級「白兵戦か……面白い、やってみろ」
726
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:13:04 ID:EP32zA/6
長月「何だ、あの刀は!?」
U-511「あれが…日本のツルギ……!」
U-511「振る度に炎とか出たりするのかな?」
長月「流石にそれは無いと思うぞ」
727
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 17:15:26 ID:KQvfz8Mg
村雨「私と、この『村雨』は一心同体!この太刀裁き、見切れるかしら〜?」
728
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:19:22 ID:EP32zA/6
レ級(……だが、譲ったのは此方だ、この太刀裁きを覚えておこうじゃないか)
レ級(さあ、どんな踊りを踊るのかな、村雨の嬢さん)
729
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 17:22:26 ID:KQvfz8Mg
文月「『村雨』は水と関わりの深いかたななんだよー?」
菊月「『里見八犬伝』という本が出典だな…そういえばこの間工廠に行ったら夕張さんと明石さん、村雨が紙を広げて話し込んでたな…(その隙に色々作らせてもらったが…)」
730
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:24:51 ID:EP32zA/6
ズバッ!!ズバッッ!!
レ級(ぐう…中々の威力、そして踊り)
レ級(睦月型とは別の意味で素晴らしいな)
レ級(…成る程成る程、そう踊るのか)
レ級「…フフ」
村雨「…?(笑った…?)」
731
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 17:28:34 ID:KQvfz8Mg
村雨「この日のために天龍さんと特訓しました!剣戟とともに発生する大波濤に飲まれなさ〜い!」
皐月「剣筋関係無いっ!?アレ剣筋関係ないよ!?ねえ!?」
望月「皐月うるさいよー?」
弥生「…すごい…高波…」
732
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:30:29 ID:EP32zA/6
レ級(波だと…!?ふふ、やるな、まさかこんなモノまで隠していたとは)
レ級(…だが、水底と水面を橋渡しする化物に、それは自分に降り掛かる狂気を見て見ぬ振りをする様な物だ)
レ級(…ならば、思う様にしてやろう)
733
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 17:44:05 ID:KQvfz8Mg
(高波の影から)
夕立「村雨にばかり気を取られてたらダメっぽい!ソロモンの悪夢、存分に味わうといいっぽい!」
白露「私の攻撃がいっちばーん!」
時雨「『佐世保の時雨』の名前は飾りじゃない…例え君でも、僕を沈めることはできないよ…」
734
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 17:47:13 ID:EP32zA/6
レ級(波の影に兵士…考えたなッ!)
長月「おお!?あの刀で起こされた高波の影に、何と、夕立達が隠れていた!?」
U-511「わあ…あれなら、青い海からの波で隠れられるし、防御も可成り確保出来るね」
長月「自分は攻、味方には攻撃と防御を与える…中々に素晴らしい連携だ」
レ級「…ふふ、そろそろ動いてやろうか」ゴゴゴゴ
735
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 18:13:32 ID:KQvfz8Mg
白露「む!攻撃の予兆を一番に察知!五月雨!涼風!今だよ!」
五月雨「はい、白露姉さん!行きますよ、涼風ちゃん!秘宝『水神の宝珠』!」
涼風「合点だぁ!あたいらの本気、見せたげる!秘宝『風神の宝珠』!」
五月雨&涼風「「水と風の共演!嵐と竜巻、渦潮の災害攻撃!!」」
736
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 18:16:16 ID:KQvfz8Mg
長月「む、渦潮で動きを封じ、嵐で視界と攻撃を妨害し、竜巻で攻撃か!くそっ、なかなかやるな…!」
737
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 18:17:08 ID:EP32zA/6
長月「う、渦潮!渦潮がレ級を襲うッッ!!」
U-511「…もう、ゆーじゃ解説出来なさそう」
長月「…じゃあ、質問を返してるか?お前宛にも届いてるぞ」
U-511「Danke……そう、します」
レ級(渦潮か…まだまだだな、私は…我々は、それ以上の災害を友とし、生きている)
レ級(その程度の災害が襲ったとて、私は殺せぬ)
738
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 18:18:04 ID:EP32zA/6
レ級(しかし竜巻か…これは飛ばされてしまうなあ…)
レ級(…!、ふふ、良い事を思いついたぞ)
739
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 18:34:48 ID:KQvfz8Mg
村雨「どうかしら〜?これが雨と風の艦隊の力よ!大自然の驚異、感じてくれたかな〜?」
涼風「あたいらの呼んだ嵐は暫くとどまるんでぃ!」
時雨「雨も、嵐も、いつか止むさ…でも、それは今じゃない…」
夕立「次は砲弾と魚雷の雨っぽい!」
文月「持ってきたよー?」
長月「ご苦労だったな、文月」
長月「さて、では《ゆーとろーで悩む》『ろーちゃんになるまで何があったの?』だそうだ…」
740
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 18:39:36 ID:EP32zA/6
レ級(…よし、行くぞ飛び魚達、私に続いて)ググッグ
身体が真っ黒なオーラになり、飛び魚の目と思しき物が体中に現れる。
キキッ!!
キィィィィ!!
バサササササッサッ!!
そのまま分裂して飛び魚の大群と成り、そのまま大空へとバラバラに待って行く。
U-511「ええと……ゴーヤさん達と太陽の真下を遊んでたら日焼けしちゃったり…」
U-511「金剛さん達が色々日本の文化を教えてくれたり…あと、大井さんに魚雷の上手な打ち方を教えてもらった事も有るよ」
741
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 18:57:57 ID:KQvfz8Mg
夕立「…この嵐、夕立達も視界がわるいっぽい…」
五月雨「いったん、下がりましょうか?」
長月「各地の司令官からのが多いな…『ゆーちゃんの服を破いてベッドに連れていきたい』…このハガキ、どこの鎮守府からだ?憲兵に通報だ!」
長月「後は…『かの国は戦況どうなの?』これは…気になるな」
長月「『潜水艦仲間とドイツ勢選ぶとしたら?』これは酷だな…答えないでいいぞ」
長月「《鳳翔》さんからは『日本の食事はどうでしょう?今度空母寮に来ませんか?ご馳走しますよ?』うむ、日本の食事、か…どうだ?」
742
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 19:02:20 ID:EP32zA/6
U-511「ええと…ゆーの祖国の戦況ですか」
文月「おしえてー?」
U-511「はい…ゆーの祖国は、今現在、国家社会主義労働者党の皆さんが防衛しています」
U-511「昼には普通の良く熟練された兵士、夜には…ええと、きゅう、けつき、だったかな…にした兵士を防衛に回してるよ」
U-511「実行権力を握ってるのは総統と…あと、金髪のおデブな眼鏡の人かな」
U-511「…艦娘の方は、まだそんなに数は多く無いです、はい」
743
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 19:14:19 ID:Tua2usIU
皐月「きゅうけつき?なにそれ?」
文月「血を吸う怪物だよー?創作ものだと男の人も女の人も美形なんだよー?」
菊月「…詳しいのか?」
文月「本読んだの。あたし本好きなのー。きゅうけつきはきれいで可愛い女の子を襲うんだって、怖いよねえ?」
如月「あら、私襲われちゃうわねぇ…?」
長月「…そうだな」
卯月「それでそれで?」
744
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 19:24:51 ID:EP32zA/6
U-511「うん、吸血鬼だよ、うん…組織の中の博士が沢山作って『最後の大隊』って名前の部隊に編入してるんだって」
U-511「一応女性だけじゃなくて、男の人の血も吸うみたい」
U-511「一応おおっぴらには成ってないけど…祖国のみんなには都市伝説として伝わってるみたい」
U-511「世界の中にはその吸血鬼に白木の杭で心臓を突いたり十字架を掲げたりするのが仕事の人も居るみたい…」
U-511「……詳しくは、『ブラム・ストーカー』を読んで欲しいなって」
745
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 19:49:46 ID:Tua2usIU
皐月「僕としてはその話はいいんじゃないかなーって…」
卯月「怖いぴょん?」
皐月「ちがっ!違うよ!?怖くなんかないさ!」
弥生「…皐月…これ…使って…」
皐月「違うから!泣いてないから!」
如月「よしよし…お姉ちゃんの胸で涙を拭いて…」
皐月「だから違うって!」
睦月型全員(かわいいなあ…)
746
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 19:51:41 ID:EP32zA/6
U-511「まあ…凄く、怖いよね」
U-511「吸血鬼に成った人たち、陸上に上がって来た深海棲艦なら倒せるぐらいには強いし」
747
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 19:53:06 ID:Tua2usIU
卯月「で、鳳翔さんのお誘いどうするぴょん?鳳翔さんだから量も大丈夫とは思うぴょん」
弥生「…鳳翔さんは…たくさん…出してくれる…」
748
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 19:55:16 ID:EP32zA/6
U-511「勿論行く、鳳翔さんはとっても優しいって言うから…」
U-511「…その、もう直ぐ死んじゃうみたいな言い方に成るけど、この演習が終わったら潜水艦の皆と睦月型の皆と、レ級さんとゴーヤさんとで食べに行きたいなって…思います」
749
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 20:11:40 ID:Tua2usIU
三日月「皐月姉さん、吸血鬼は探照灯で退治できるそうですよ?」
菊月「…《満ちゆく海》『あなたうちに来てから潜水艦以外の親しい友人はできたのかしら?別に貴女を心配してるんじゃないわ!ちょっとかの国のことを聞いてみたいと思っただけよ!』」
望月「ほぼ同じ内容で《春は私》《マジカルカスミン》《雨の叢雲》からも来てるぞ」
750
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 20:15:04 ID:EP32zA/6
U-511「はい…なんだかんだ皆と仲良く出来てます」
U-511「大井さんはちょっと怪しい所も有るけど優しい所も有るし、睦月型の皆は見ていて楽しいし…」
U-511「えっと、えっと…戦艦の…ええと、榛名さんは、御淑やかで、とても…素敵です」
U-511「あの…レ級さんも、ちょっと良く分からない所が有るけど…仲良く成れそうだなって、思います」
751
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 20:38:16 ID:Tua2usIU
卯月「《舞姫》さんぴょん『今度ドイツのダンスも教えて欲しいなー!一度行ってみたかったんだ!エリスさんみたいに踊りたいんだー!一番うまいのはドイツだー?なーんてね』…かるいぴょん」
752
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 20:47:36 ID:EP32zA/6
U-511「ドイツのダンス…うん、知ってる」
U-511「今度教えてあげるね、踊る時に着るお洋服も持って来たから」
753
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 21:48:40 ID:EP32zA/6
ザァァァァァァァァァァ……
バササササササササッ
レ級(此方に気づいて居ないか…よし、今だ)
飛び魚「キキッ!」
嵐の中、退避した敵を捕捉した飛び魚の群れは、そのまま一斉に急降下して行く。
754
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 22:19:52 ID:Fg9aohlA
皐月「他には『ドイツの森って不思議な御話の舞台にもなっているんですね?私と同じ名前のお姫様とか…私がお姫様、かあ…』そうなの?お姫様、かあ。それもいいね!」
755
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 22:24:48 ID:EP32zA/6
U-511「ダンスも良いけど、オペラも凄く良いよ」
U-511「ゆーの…その、上司さんが良く歌ってたのが、魔弾の射手って言う歌劇なんだ」
756
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 22:36:22 ID:Qs.WXT16
菊月「魔弾…だと…?なんだその、かっこいい響きは…?」
卯月「『那珂ちゃんくらいかわいいアイドルってドイツにもいるのかな?キャハッ!』…うわーハガキ相手に殴りたい思ったの初めてぴょん…」
757
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 22:38:37 ID:EP32zA/6
U-511「ゆーが知ってる限りじゃ…その歌を良く歌ってた上司さんかな、長い黒髪がとっても綺麗なんだよ」
U-511「魔弾っていうのは、七発の内六発は好きな所に当てられるけど、最後の一発は悪魔の望む所に当たるんだって」
758
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 22:52:28 ID:Qs.WXT16
長月「悪魔?くだらん…そんなものはいないぞ?ただの不幸な事故のたぐいだ、偶然のな」
皐月「そ、そうだよな!あ、悪魔なんて…ばばば馬鹿げてるよね!」
弥生「…(すす…)」
皐月「だから、泣いてないってば!無言でハンカチ…如月姉も!」
菊月「魔に魅入られし破滅の足音、か…いい…」
卯月「こいつも立派な…いや、何でもないぴょん…」
三日月「『そっちのほうって一日中夜の日があるって本当!?なんて…なんていい国なの!?一日中夜戦…ウフフフフフフ…』…発狂しそうな方が…」
望月「『ずっと夜…一日中寝てても、いいの…?』もう一人ダメなやついた…」
759
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 22:58:42 ID:EP32zA/6
U-511「極夜の事かな?ドイツって割と北の方に面してるから…」
U-511「大体は凄く寒くって外に出られないんだ…うん」
U-511「…一日中夜だと、一日中寒くて、一日中怖いよ…?」
バガガガガガガァァァァンッッ!!!
夕立「ぽい〜〜っ!?」
五月雨「な…奇襲!?」
村雨「慌てないで!迎撃するのよ!」
760
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 23:14:51 ID:Qs.WXT16
望月「なあゆーちゃんよ…日本には…いや、鎮守府には居るんだよ、その状況で笑顔でいられるひっきーと夜戦バカが…」
弥生「…(…何か、忘れているような…?)…」
卯月「弥生、どーしたぴょん?」
弥生「…ううん…何でもないよ…何でも…」
卯月「?ま、いいぴょん…『ドイツの森には狼が居るそうね!私みたいに精悍なのかしら?』…羽黒さんが危険だぴょん…」
三日月「おなじ方からもう一つ『そっちの国の装備って優秀なんだそうね?私も欲しいわ!撃ちたいわ!そして勝利を掴むのよ!滾ってきたわ!』…正直こういう人は苦手ですね…」
761
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 23:20:09 ID:EP32zA/6
U-511「確かに…狼のお話は聞いた事有るよ」
U-511「でも、実際に有った事は無いんだ………」
文月「ふ〜ん」
U-511「…それと、ドイツの国の装備は優秀……そうだよね、分かってくれるよね」
U-511「ティーガーだって、あの露助の戦車部隊に奮戦したんだよ」
U-511「それに、実用化されるずっと前に3DCGとか巡航ミサイルとか、色々作ってたんだ」
U-511「ちっちゃい戦車に大型の球状戦車もあるんだから、ドイツの技術は世界一なんだよって」エッヘン
762
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 23:29:35 ID:Qs.WXT16
三日月「『そっちのほうにはでっかい灰色熊とかいうのがいると聞いたクマ、そいつは強いクマ?』強さに憧れる人っていますよね…」
如月「『なんぞそちらの国にも優れた詩人や歌人が多いそうじゃのう?近いうちに話を聞いてみたいが、時間はあるかのう?』どうかしら?」
763
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 23:36:17 ID:EP32zA/6
U-511「灰色熊…居ます、はい、森に入れば会えます」
U-511「熊と言えば…ベルリンの象徴なんだよ、知ってた?」
文月「全然しらな〜い」
U-511「ふふん……それと、詩人や歌人は割と多いです、魔弾の射手が書いたのも昔のドイツの人だからね…」
U-511「そもそもドイツの軍には詩めいた良い言葉を放つ人が一杯居るんだ…」
バササササササササッ!!!
レ級(フフ……さあ、今度は此方が攻める番だ…戻れ飛び魚)
飛び魚達が集まって再び黒いオーラに成り、そのままレ級に変貌する。
レ級「さあ、そろそろこちらがオフェンスだよー…私のターンだ」
764
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/07(木) 23:45:57 ID:t.ikl/mM
白露「ひ、被害状況は!?」
涼風「ちぃっ!一撃で持ってかれちまったぜぃ!」
五月雨「ううぅ…痛いです…」
夕立「二人が大破したっぽい!?」
765
:
カタツムリ提督
:2015/05/07(木) 23:48:15 ID:EP32zA/6
レ級「さあ…やろうか?ソロモンの悪夢、佐世保の時雨」
レ級「もうタイムリミットは過ぎた…さあ、噛み締めろッ!!」シャキンッ!!
烏賊魚雷を数個取り出し、そのまま投げ飛ばす。
投げ飛ばされ、速度を増しながら真っすぐに進んで行く。
ヒュバッ!!!
766
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 00:14:26 ID:kEzzQErI
白露「ちょっと!私だって健在よ!いっちばーん!お姉ちゃんなんだからあ!」
村雨「夕立とのコンビは私なんだから!ここで武勲を挙げて、改二に…夕立の隣に立つんだからー!!!」
白露「私だって、いっちばーん!お姉ちゃんの意地!主砲も魚雷もあ…きゃあ!!!」
夕立&時雨「お姉ちゃん!?」「姉さん!?」
767
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 00:19:20 ID:BY1ZQxCM
レ級「艤装に刺さった…運が無いな、うん」
レ級「退場だ、此処で見てろ」パチンッ
シューーーーー
白露「え、ちょ…これ、魚雷!?」
ッッバァァァァァァァァン!!!!
白露「きゃああッッ!!」大破
刺さった烏賊魚雷が爆発し、艤装を内部からバラバラにする。
768
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 00:29:51 ID:kEzzQErI
夕立「白露お姉ちゃん…夕立を庇って…もう…もう許さないっぽい!」
時雨「…僕には夕立が急に回避したから、後ろから来ていた姉さんが回避遅れて直撃したように見えたんだけど…」
村雨「もう聞いていないわね…」
菊月「…で、私が言ってやったんだ…」
U-511「菊月さんかっこいい…」
伊58「眉唾物でち…」
長月「次は『比叡や磯風の毒は完治にどれくらい必要なの?この前の鳥海さんとか』…この前?」
769
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 00:35:48 ID:BY1ZQxCM
U-511「うーんと…食べた事が無いから分からない…あ、食べさせないで良いよ」
卯月「いや、もうそんな気は無いぴょん」
U-511「良かったです…でも、レ級さんは割と早く治ったよね」
菊月「…カウントはしなくて良いんじゃないか、アイツは例外だからな…」
夕立「ぽいぽいぽいぽいッ!!」ダダンッ!!
レ級「キィィッェェェェェェェェ!!!」バジャッバジャッ!
770
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 00:38:09 ID:BY1ZQxCM
夕立「貴方が魚雷を投げるなら…こっちも投擲よッ!」パシッ
レ級「!」ビュオッ!
ガシッ!
夕立「わっ!?」
レ級「!」ブンッッ!!
夕立「ぽいーっ!」
771
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 00:46:23 ID:kEzzQErI
時雨「夕立!ここは冷静になるんだ!」
村雨「夕立!落ち着いて!」
皐月「『ドイツや明石工廠はif装備とか作らないの?ああ、菊月はあっちで遊んでて?』」
菊月「…最後はどういう…?」
772
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 00:51:24 ID:BY1ZQxCM
U-511「if…かどうか分からないけど、先日極秘の手紙でね、トリープフリューゲルとハウニヴが実用出来るレベルで完成出来たって」
U-511「第二次大戦当時は完成出来なかったけど…何とか進化させた技術を使って完成させたんだって」
夕立「っ…反撃よ!」バッ!
レ級「尻尾、相手をしてやれッ!」ギュルッ!
773
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 01:04:40 ID:BY1ZQxCM
夕立(私を狙ってる…軌道は読めるよ!)バッ!
跳躍し、そのまま尻尾に飛び乗る
レ級「!」
夕立「喰らうっぽい!」ドドドッ!!
レ級「ぐぅ…!」小破
774
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 01:10:29 ID:kEzzQErI
時雨「ダメだ、今の夕立に僕らの言葉は届かないみたいだね…」
村雨「それなら、せめて共に攻撃よ!」
時雨「なら、僕は支援に回るよ」
文月「『よく日本の駆逐艦の名は詩的と聞きます、ドイツの船はどうですか?』そうだね〜自然現象とかから取るときれいだよね〜、白露型とか…」
弥生「…(…やっぱり、何か…忘れてるような…?)」
775
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 01:14:56 ID:BY1ZQxCM
U-511「ドイツの船は、人名から取られる事が多いです」
U-511「例えばビスマルク姐さんの由来は、嘗てドイツを一国に迄育て上げたオットー・フォン・ビスマルクから」
U-511「マックス・シュルツ、レーベレヒト・マースも、ドイツ軍所属の軍人さんの名前から取られたよ」
U-511「…あ!、あと、昔はうっかり止めちゃった航空母艦のグラーフ・ツェッペリンさんの名前も、飛行船を設計した人の名前から来てるんだよ」
776
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 01:22:56 ID:kEzzQErI
文月「じゃあ人名以外の船はあるの〜?」
長月「天龍や吹雪もドイツ語に興味を持っていたな…」
菊月「…独逸語は…響がいい…」
皐月「『ドイツの一番有名な船ってビスマルクさんなの?』国を代表して来てるわけだしね、長門さんみたいなものかな?」
777
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 01:28:56 ID:BY1ZQxCM
U-511「はい、とっても有名です」
U-511「昔々…英国のライミーさんの有名な艦と熾烈な争いをしたと聞きました」
U-511「最終的にはその有名な艦を沈め、敵の怒りを買って攻撃を一心に浮け、沈没しちゃったけど…とっても格好良く、とっても誇り有る死だったと聞きました」
U-511「……ええと、うん…」
U-511「ドイツ語は…何だか響きがいいよね、戦車がパンツァーで、丸いがクーゲル」
U-511「あと戦争は……Krieg!」
778
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 01:50:14 ID:kEzzQErI
菊月「…高揚する、な」
文月「あたしはドイツのおとぎ話聞きたいな〜」
皐月「そ、そうだね!僕も、お姫様の出てくる話、聞きたいな」
弥生「…食べ物について…」
村雨「夕立!私も攻撃するわね!たーっ!やーっ!」
779
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 01:54:13 ID:BY1ZQxCM
U-511「は、はい!ええと、ええとですね…!」
ギ、ギンッ!!
レ級「む!」
夕立「!」
レ級「ほう…二人で来るか、そうだそうだ、その調子で掛かって来いッ!!」
780
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:02:46 ID:BY1ZQxCM
夕立「うあああッ!!」ドドドドンッ!!
レ級「…闇雲に撃っているな、それで悪夢と呼ばれるのか、馬鹿馬鹿しいッ!!」バシッ!!
夕立「あうっ!?」
村雨「夕立っ!」
レ級「…そこの村雨の方は対した別命も無い様だが、存外に苦戦させてくれそうだ」
781
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 02:07:57 ID:kEzzQErI
村雨「夕立!このまま攻めましょう!時雨姉さんも援護射撃してくれるわ!」
夕立「勢いに乗って攻めるっぽい!」
時雨「標的に肉薄する村雨と夕立…」
時雨「白兵戦をしている中に援護射撃は危険…」
時雨「でも、僕の弾は当たる…」
時雨「『佐世保の時雨』の名、今こそ発揮するよ…!」
782
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:12:05 ID:BY1ZQxCM
ドォォォォォォォン!!!
ガヅンッ!!
レ級「ぐっ!?」
レ級(…危ない、危うく装甲が弱い所に当たる所だった)
夕立「っ誰!?」
783
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 02:22:06 ID:kEzzQErI
村雨「きっと時雨姉さんの援護射撃ね…さあ、体勢を整えて、再突撃よ!」
784
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:26:45 ID:BY1ZQxCM
レ級「ふふふ…睦月型と同じ位に面白そうだ」ググ
村雨「!何かしてくるわ!」
レ級「ふふ…」バシャッ!!
勢い良くそのまま海の中に潜行する。
785
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 02:36:37 ID:kEzzQErI
夕立「潜ったぁ!?あ、あいつって…潜水艦っぽい?小破してるし、深く潜ったら水圧で自沈するっぽい?夕立達、勝ったっぽい?」
村雨「いいえ、念のために追撃をかけましょう」
夕立「ようし、それじゃあ…魚雷パーティーよ!夕立魚雷、ぽいぽいぽーい!」
村雨「深く潜ったところで、この『村雨』の刃は水では止められない!海中のすべてを削りなさい、『村雨』!」
時雨「…レ級が、見えなくなった…?いったい、何処へ?」
786
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:40:24 ID:BY1ZQxCM
レ級(バカめ、気が付かないのか、我々は深海棲艦だぞ、一体何処からやって来ていると思うのかね?)
ゴォォォォォッォォ
時雨「…潜ったのかな?いや、まさか…」
時雨は気が付けなかった、自分の直ぐ近くに迫っている影に。
レ級(…流石のお前も、眼下の敵は見抜けぬ様だ)
787
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:42:00 ID:BY1ZQxCM
ザバッ!!
ギュルッ!!
時雨「っ!?」
レ級「つ か ま え た 」
時雨(そんな…真下に居た…!?)
レ級「さあ、海の中に案内してやろう」
ザブンッ!
788
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 02:49:37 ID:kEzzQErI
時雨「うん…仕方ない、一度村雨達と合流しよう…」
時雨(しかし、どうも嫌な予感がする…)
時雨(この感覚は…そう、スリガオやレイテ前日も感じた…)
時雨(何か…とても悪い事が起こる…その、前触れ…)
時雨(一度、用心のために電探で周囲の警戒をしておこう…)
時雨(…?…こ、これは…!)
789
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 02:52:46 ID:kEzzQErI
時雨(しまった…!まさか、海中に…)
村雨「おかしいわね…姉さんが来ない…」
夕立「時雨姉さんに限って滅多な事は無いっぽい!」
790
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 02:56:57 ID:BY1ZQxCM
時雨「ん…んぐっ…!」
時雨(ま、拙い…艤装に浸水して…!)
時雨(く…逃げ出さないと…っ!)
レ級「良い事を教えてやろう、我々は深海の使者、詰まる所はその気になれば海に潜るのも出来るんだよ」
レ級「序でに言うとだ、化物の力ならばお前一人押さえ込むのは容易い」
レ級「今迄、知らなんだか?」
791
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 03:08:42 ID:kEzzQErI
村雨「…やっぱり姉さんに何かあったのかも…航行ユニットの故障、とか…」
時雨「村雨は心配し過ぎっぽい…」
村雨「…じゃあ、こうしましょう。私は姉さんの捜索を行う、夕立はここで待機」
村雨「私が姉さんを見つけるか、姉さんが戻ってきたら互いに通信する…いいわね?」
夕立「ぽい!」
792
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 03:12:33 ID:BY1ZQxCM
レ級「…これで、お前は為留めた、普通ならここで窒息するのを待つが…」
時雨「んぐ…んん…!」
時雨(く……い、息が…っ)
レ級「…このまま待つのも性に合わない…待つのは嫌いなんだ」ググッ
ボキッ
時雨「ーーーーッ!!?」ゴボォッ
レ級「…さあ、まだチャンスは有る、抜け出してみせろ」
ボキッ!メシッ、ベキッ!!
793
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 03:19:07 ID:BY1ZQxCM
時雨「ん、ーーーッッ…!?」
時雨(ほ、骨が…っ…このまま…じゃ……)ミシミシッ
レ級「…どうした、抵抗してみせろ」ググググ
ボギ…ベキッ…
時雨(うぐ…ぅ…っ…艤装にも水が…沢山入って…っ)
794
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 03:21:38 ID:kEzzQErI
村雨「確か、この辺で姉さんと別れたはず…五月雨の宝珠があれば海中の様子もわかるのになあ…さて、13号電探改、頼んだわよ!探索開始!」
795
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 03:24:28 ID:BY1ZQxCM
レ級「…さあ、止めだ、苦しみを終わりにしてやる」シュル……
時雨(…?解放した…どうして…?)
レ級「ドラァァッッ!!」ブンッ!!
バギッッ!!
水の抵抗を物ともせず振り上げた拳は、時雨の艤装を突き破り、そのまま彼女の背中に刺さる。
時雨「ッ!?」
レ級「吹き飛べッ!」グオッッ
そのままアッパーを決め、彼女を勢い良く海面へと叩き上げる。
796
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 03:29:49 ID:kEzzQErI
村雨「これは…反応が…真下!?どういうこと…まさか本当に…?ひとまぶふぅー!??」
村雨「いったたた…いったいなに…し、時雨姉さん!?これは…これは酷い損傷を…!ともかく、一度夕立を…!」
797
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 03:31:33 ID:BY1ZQxCM
ザバァァッ!!
レ級「先ずは、一匹」
レ級「続いて、二匹」ガゴンッ!
レ級『劣化徹甲弾、装填』
798
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 03:34:01 ID:kEzzQErI
村雨「!?レ級!?まずい!」
799
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 03:35:13 ID:BY1ZQxCM
レ級「…ファイエルッ!!」
ッッドォォォォォォォォォォン!!!!!
800
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 03:39:41 ID:kEzzQErI
村雨「くぅ!姉さん!よくも、姉さんを!(ピピッ)夕立!すぐこっち来なさい!」
村雨「姉さん…仇は、必ず…」
時雨(…村雨…今、大破状態の僕を…とっさの盾に、したよね…悪気は…無かったんだろうけど…)
801
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 03:42:07 ID:BY1ZQxCM
レ級(仲間を盾にした…!?こんな戦い方をする奴は今迄に見た事が…)
レ級「…く、お前は、そうなのか、小娘」
レ級「…出来損ないの、下らない生き物め」
802
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 07:36:47 ID:kEzzQErI
村雨「え?え?何で?え?」
夕立「待たせたっぽい!こ、これは!時雨お姉ちゃんが!」
村雨「レ級が海に潜っていたのよ!そして不意打ちを仕掛けて、姉さんが私を庇って…!」
夕立「!!…レ級…もう、絶対に許さないっぽい!夕立、この激情を全部ぶつけるっぽい!」
村雨「私も、もう立ち止まらない…!(新たに刀を一本抜き)」
村雨「(今まで持っていた刀を左手に持ち)今までのこっちは名刀『大波濤村雨』…」
村雨「(右手の、新たに抜いた刀に視線をやって)そしてこっちは…」
村雨「(レ級を睨みつけ)もう一振りの私…こちらは妖刀…偽りの妖刀『魔刃村雨』」
村雨「水を支配する名刀『大波濤村雨』…対して『魔刃村雨』はその実を騙られた妖刀…」
村雨「実際に妖刀と呼ばれていた刀と非常に似通った姿、名前をしていたために『妖刀』と誤解され、誤った認識をされた刀…」
村雨「その能力は、『周囲の認識を誤らせる』…貴女の認識が正しいかどうか…貴女に確かめる術はありません…」
村雨「貴女に切りつける私の位置さえ誤りかも知れません…全てを狂わせるもう一振りの『村雨』…」
村雨「この二本の『村雨』で、貴女を倒します!」
803
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 11:49:36 ID:BY1ZQxCM
レ級「面白そうな武器…だがもう…遅い」
レ級「…自分のみで砲撃を受け止めてやろうとも、仲間を担いで躱そうともしない」コチコチ……
レ級「…救助にも全力が出せないなら、もう良いさ」
グチャグチャッ
黒いオーラに変わった身体から頭と手が千切り落され、身体の所々ははそのまま戦闘機の様な形に成って伸びて行く。
バルルルルルルッ!!!
キォォォォォォォォォ!!!
獣の様に声を上げ、眼前の敵に向かって行く。
804
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 12:14:41 ID:kEzzQErI
村雨「『妖刀』効果で自分を狂化!特攻モード突入!」
夕立「攻撃は最大の防御っぽい!ソロモンの悪夢再現っぽい!」
805
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 12:26:04 ID:BY1ZQxCM
「…」
キィィァァァォアォァァオァ!!!
「沈め」
此方に向かって特攻して来る二人を、大量の影が伸びて行く。
「…沈め沈め、せめて、最後迄無様に踊るが良い」
806
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 12:35:18 ID:kEzzQErI
村雨「『必殺剣、斬雨』!」
夕立「全砲門、一斉掃射!余った魚雷もぽいぽいぽーい!」
807
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 12:38:46 ID:BY1ZQxCM
ズババババッ!!!
ボゴォォォンッ!!!ドゴォォォォォォン!!!!
レ級(そうだそうだ、踊れ踊れ艦娘、地獄を見せておくれよ)
ジャゴンッ!!
後ろに回り込んだ影から主砲が伸び、村雨の背後を捉える。
レ級(さあどうだ?この攻撃はどう去なすんだ?)
レ級(さあ、失望した私をもう一度期待させてみせろ、最後のチャンスだ)
ッッドォォォォォォォン!!!
808
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 12:48:05 ID:kEzzQErI
夕立「残念っぽい!背後、もらったっぽい!」
村雨「ふふっ、説明してあげたでしょう?『認識を誤らせる』って…」
村雨「そこに私がいる、という認識が誤りよ!この対決、いただきます!」
809
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 12:51:19 ID:BY1ZQxCM
レ級「何っ!?」
スパンッッッ!!
レ級「ッ」
ダンッッ!!
レ級「ぐフぉ……っ」
レ級(何だ…村雨、夕立、やれば出来る子だったのじゃあ無いか)
レ級(…ならば、五感全てを最大感度迄引き上げる)
レ級(痛みも凄まじく成るが、そんな事はもう対した事じゃあ無い)
810
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 12:58:13 ID:kEzzQErI
村雨「レ級の損傷拡大!追撃よ!」
夕立「弾薬も魚雷も底をついたっぽい…」
夕立「…夕立ぱーんち!」
811
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 13:00:46 ID:BY1ZQxCM
レ級「ふんっ」ガシッ!
夕立「あッ!?」
夕立(つ、掴まれたっぽい!?どうして?!)
ベギャッッ!!
夕立「ーーーーー……ッッ!?」
捕まえた夕立の足を、無理矢理逆に圧し折る様にして尻尾が噛み付いていた。
夕立「あ"あ"あ"ぁ"ッ…あ"あ"あ"っ…!!」
レ級「悲鳴を上げろ、豚のようなァァァァァ!!!」グヂヂヂ…グバッ!!
812
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 13:04:40 ID:kEzzQErI
村雨「夕立!?どうして…!?」
813
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 13:06:54 ID:BY1ZQxCM
レ級「キィィィッ!!」ギュォッ!!
夕立「っ!」バッ
突き出された手刀を何とか受け止めようと右手を突き出す。
814
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 13:12:49 ID:kEzzQErI
村雨「私が…夕立を守って見せる!剣技『一閃』!!」
815
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 13:16:11 ID:BY1ZQxCM
ズパンッッ!!!
レ級「ッッ!!」
夕立「きゃっ!」バシャッ
レ級(今のは村雨…良いぞ、もっとやれッ)
レ級(悪夢は覚めた…さあ、お前の夢も終わらせてやろう!)グジョッ
切り落とされた両腕を再生し、そのまま後ろに退避する。
レ級「さあ、降板だ!」ガゴンッ!!
816
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 13:20:57 ID:kEzzQErI
村雨「腕が…再生した!?そんな…まさか…!」
夕立「村雨ちゃん、動きを止めたらまずいっぽい!」
817
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 13:22:50 ID:BY1ZQxCM
レ級「もう遅いッ!お前は良く出来た、やれば出来る奴だった」
レ級「…今見直した、誠意を込めて、躊躇無く砲の的にしてやろう」
ッッドォォォォォォォォォォォォン!!!!!!
818
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 13:26:21 ID:kEzzQErI
村雨「きゃあ!!!…こ、こんなの、本当に困るんですけどー(大破)」
夕立「これじゃあ戦えないっぽい…(大破)」
819
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 13:28:50 ID:BY1ZQxCM
レ級「……戦闘終了、勝利は我が手に」
レ級「白露型、お前達も中々に面白かったぞ、意外にな」
レ級「あのまま…死の恐怖に立ち向かわなかったら、今頃鳥の餌にくれていただろう」
レ級「……頑張った、良く(b)」グッ
820
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 13:41:49 ID:kEzzQErI
夕立「勝てなかったけど、なかなか素敵なパーティーだったっぽい!」
白露「私が一番活躍したかったのにぃ…」
時雨「村雨…偶然とはいえあれは痛かったよ…」
村雨「ごめんなさい…姉さんを抱え起こしたときにちょうど攻撃されたから…防御態勢とったら…」
五月雨「私達の見せ場…特になかったね…くすん…」
涼風「そんな湿気たこと、言いっこなしでぃ…はぁ…」
821
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 13:44:20 ID:BY1ZQxCM
レ級「なーに、お前達も意外に苦戦させてくれたじゃないか」
レ級「…楽しかったぞ、やはり戦はこうでなくては」
夕立「…でも、足を折ったのは凄く痛かったっぽい」
レ級「…まあ、ごめん」
822
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 13:51:34 ID:kEzzQErI
文月「レ級さんが帰還、お疲れ様〜」
長月「全く、程々にしておけといっただろうが…」
皐月「お疲れ!…って言いたいんだけどさ…」
823
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 13:54:16 ID:BY1ZQxCM
レ級「何だ、殺していないのだから問題は無いだろう」
U-511「え、えと…お帰りなさい、です!」
夕立「問題大有りっぽいッ!!足が折れちゃったから村雨ちゃんに抱えてもらってるっぽい!!」
レ級「私が抱えて行こうかと思ったが、やっぱり親族が抱えて運びたいって言い出してな」
村雨(あんな戦い方してたら用心するしか無いじゃない…)
824
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 14:05:45 ID:kEzzQErI
皐月「うん、夕立にはうちのバケツ…いや、時雨もね、使っていいから…」
菊月「…で、だな…ちょっといいか?」
長月「難しい話ではないぞ…面倒な話だが」
825
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 14:10:59 ID:BY1ZQxCM
レ級「何だ、私だけ除け者で話をしていたのか?」
U-511「レ級さん戦ってたよね…?のけ者なんてどうしても成っちゃう…って」
レ級「てへ」
826
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 14:17:41 ID:kEzzQErI
皐月「いや、除け者って話じゃないんだ…」
菊月「取り敢えず、まあ、先日の質問箱の一つ、覚えているか…?」
長月「…思い出したら、次は振り返ってくれ…」
卯月「健闘を祈るぴょん…」
827
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 14:20:46 ID:BY1ZQxCM
レ級「…?(振り返る)」
レ級(…不意打ちでも喰らわそうと言うのか?面白い、やってみろ)
828
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 14:31:43 ID:kEzzQErI
長門「くっくっく…私の…いや、うちの駆逐艦達と親しげじゃあないか…(羨ましいじゃないか…潰してやるぞ…!)」
陸奥「あら、あらあら…本当にレ級じゃない…」
武蔵「ふん、この私が相手をしてやろう」
伊勢「航空戦艦の力、見せちゃうよ?」
伊19「あっゴーヤとゆーちゃん見つけたのね!」
加賀「…」
三日月「補給もする暇ないですが…」
829
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 14:35:16 ID:BY1ZQxCM
レ級「…!!」バッ!!
レ級「成る程…追加のデザートか、面白いやってやろう」
レ級「ふう…まさか、連日付けでリミッターを解放する事に成るとはな」
レ級『ーーーーaoeirmvgaowiemoairgjj20iejaoeirgmiaeーーー』
レ級『ーーーーcross road aoeirgmaeorimba prinz aeoirgaeroigameroーーーー』
レ級『能力解放限定解放』
830
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 14:45:01 ID:kEzzQErI
金剛「ワタシもイルヨー?」
高雄「子供をたぶらかせるなど言語道断ですね…」
愛宕「やっちゃうわね」
神通「油断は、いけませんよ」
吹雪「…これで睦月ちゃんを魔の手から救って、12姉妹丼…ぐふふふふ…」
叢雲「吹雪が間違いを犯さないか心配だっただけよ!?」
831
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 14:48:00 ID:BY1ZQxCM
レ級「…ほぉぉぉう、これは私でも食いきれるかな…?」
レ級「…いや、食いきれるとも、私ならば」
ゾルンッ!!
レ級「さあ、今度ばかりは随伴艦も付けてやろう…私が昔に喰らった艦娘のな」
大鳳「…」ズズ……
雪風「……」ズルルン
大和「…」ゾルル
瑞鶴「…」
秋月「…」
832
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 14:57:44 ID:kEzzQErI
長門「な、なんだこれは…!」
陸奥「これはさすがに…」
武蔵「…大和」
金剛「死者の冒涜…コレハユルセナイネー!」
833
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 15:01:21 ID:BY1ZQxCM
レ級「さあ行くぞ…艦娘、連合艦隊」
レ級「第一次攻撃隊発艦、駆逐艦、戦艦ハ敵ノ艦載機撃墜用意」
大鳳「…」グ…
瑞鶴「…」キリリリ……
レ級「さあ、行け飛び魚達、艦載機を先導してこい」
バササササササササササッッ
「キィィィィィ!!」
834
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 15:29:20 ID:kEzzQErI
加賀「ここは譲れません」
伊勢「艦載機発射ー!」
835
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 17:14:53 ID:BY1ZQxCM
瑞鶴「……」ビュッッ
大鳳「」バズンッ
艦載機が飛び魚達に続く様にして飛んで行く。
U-511「あ、あわわわ…なんだか凄い事に…」
長月「あれは…艦娘、なのか?!」
夕立「どうして…艦娘が…?」
時雨「……食べていた魂を、解放したのかな、自分の僕として」
836
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 17:22:29 ID:kEzzQErI
長門「航空戦はやり過ごしたか…今回ばかりはルール無用だ!連合艦隊!一斉射撃!」
837
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 17:33:27 ID:BY1ZQxCM
レ級「…殺気が際立った…一斉射撃するつもりか」
大和「……?」
レ級「大丈夫、直に肉壁も出すさ…お前達じゃないぞ」
雪風「…」コク
ゾゾゾゾゾゾゾゾ
影から大量の廃材やら兵器やらがごちゃまぜになって壁として迫り上がって来る。
レ級「残念だが、冷静を欠いた攻撃では無理だよ」
838
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 17:40:19 ID:kEzzQErI
長門「よし、目標レ級!撃て!」
金剛「レ級を倒して提督のハートを掴むのはワタシデース!!」
叢雲「金剛さん!単独突撃は…!」
839
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 18:01:57 ID:BY1ZQxCM
レ級「…向かってくるのが一匹か」
レ級「…ふふ、さあおいで、私が包んであげようじゃないか」
ゾゾゾゾゾゾ
U-511「…え、ええとどうしよう」
長月「…まあ、引き続き質問箱の続きをしようか、うん」
U-511「…そうだね、それしか出来ないし…」
時雨(……良いのかなぁ)
840
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 18:14:11 ID:kEzzQErI
如月「まあ、本来のこの場の意義を考えると、良いんじゃないかしらねぇ?」
如月「そもそも時雨ちゃん達と違って、あの人達はビッグセブンのネタ担当の人の暴走だからねぇ」
皐月「如月姉が長門さんに辛辣過ぎる…」
弥生「…じゃあ、質問を…《新米提督》より『五月雨と涼風が一緒に見えてしまいます、見分け方を…』です…」
841
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 18:33:48 ID:BY1ZQxCM
白露「ええとね、髪が薄い水色でドジっ娘な方が五月雨で、濃いブルーの髪の毛で江戸っ子風味な方が涼風よ!」
白露「えっへん、いっちばんに答えたよ!」
U-511「ドジっ…娘…?」
842
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 18:58:05 ID:kEzzQErI
弥生「…じゃあ…次は…」
伊168「私からもいいかしら?」
全員「!?」
伊168「最近司令官がイムヤのこと使ってくれないの…どうしたらいいのかな…?」
843
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 19:08:35 ID:BY1ZQxCM
U-511「あ…ええと…自分の…その事をアピールする…とか」
U-511「それでも駄目だったら…ドイツから良い魚雷発注してもらうから、それを使って低コストと強力な雷撃を兼ね備えた感じでアピールしてみたらどうかな…って」
望月「…なんだろう、ドイツに洗脳されちまう…」
U-511「……さあ、もっちーも叫んで、我がドイツの技術は世界一って」
844
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 19:13:43 ID:kEzzQErI
菊月「いや、私の技術とてドイツに引けは取らないさ…」
望月「こいつのも色々やばい技術関わってるよな…面倒だから聞かないけど…」
弥生「『夕立と村雨って双子ってマジ?』…これも…余所の司令官から…」
845
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 19:15:08 ID:BY1ZQxCM
U-511「そうなの?」
伊168「え、ゆーちゃん知らないの?」
U-511「うん」キッパリ
U-511「みんな、そこの所はどうなのかなって」
846
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 19:27:06 ID:kEzzQErI
卯月「正直この二人似てないぴょん…」
弥生「…レ級戦での村雨(狂化版)だと…納得…」
文月「ところで、あっちの戦いがうるさいよー?」
長月「…あいつらほっといて、城に帰るか…」
三日月「白露型の皆さんにバケツ使わないと、ですものね」
望月(こいつら大破しっぱなしだったのか…)
伊168「…そもそも、何で皆大破してるの?時雨ちゃんや夕立ちゃん、村雨ちゃんに至っては艤装も体もボロボロだし…」
847
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 19:30:29 ID:BY1ZQxCM
時雨「レ級と演習してたらさ…可成り本気で殺しに来て…海に引きずり込まれた挙げ句骨を折られて…」
夕立「私に至っては足を逆に圧し曲げられたっぽい」
U-511「…どうしよう、レ級さん、大丈夫かなあ…」
伊19「大丈夫なのね、最強であるレ級の事だからどうせけろっとして帰ってくるのね」
848
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 19:35:09 ID:kEzzQErI
全員「!?」
望月「あれ…?」
三日月「貴女、長門さんの艦隊に入っていませんでした?」
849
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 19:38:10 ID:BY1ZQxCM
伊19「逃げて来ちゃったのね、アイツにはどうやったって勝てないのね」
皐月「て、敵前逃亡…!」
伊19「あのまま挑んだってミンチにされるだけなのね、だからこっそり逃げたのね」
850
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 19:45:48 ID:kEzzQErI
長月「敵前逃亡は重罪だぞ、貴様!…よし、このまま睦月城に来い。時雨達運ぶのも手伝え、その後爆雷で根性叩き直してやる!」
望月「気持ちわかるよ、イク。長月、別にいいだろ…」
弥生「…戻って、ご飯…」
851
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 19:49:25 ID:BY1ZQxCM
伊19「ぶっちゃけ叩き直されても死ぬよりマシなのね」
U-511「…まあ、殺されないし…」
伊19「さあ行きますよ、ゆーぼんさん、イムリアさん」
伊168「貴方戦闘力そんなに無いでしょ」
伊19「細かい事は良いのね、ゴーヤも運んで行くのね」
U-511「…やー」
852
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 19:54:05 ID:kEzzQErI
皐月「…?ゴーヤさん…まだ歩けないの…?」
卯月「全く何してるぴょん…」
望月「昨日のお前のせいだよ…」
853
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 19:58:03 ID:BY1ZQxCM
U-511「…言うけど、ゆーにも比叡さんのカレー食べさせたら絶交します」
伊19「わーお、凄くキツいのね」
卯月「…まだ怯えてるぴょん、別にもうそんな気は無いぴょん…」
U-511「…正直、信用が…ごめんなさい」
854
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 20:25:19 ID:kEzzQErI
卯月「ただいまでーす、ぴょん!」
三日月「妖精さん、バケツを…6つ…いえ、7つお願いします」
伊168「白露ちゃん達の分で6つじゃないの?」
長月「いや、7つで合っている…伊19!私が根性入れてやる!行くぞ!」
如月「…じゃあ、まずはお夕食にしましょうね」
弥生「…量が…多かった…です…」
皐月「僕達睦月型の、水無月除いた11人と白露型7人、ゆーちゃんとゴーヤさん達4人、普段の倍だしね」
睦月「弥生ちゃんご苦労にゃしぃ」
伊168「…すごい広い食堂ね…西洋のお城みたい…ところで、あっちの見慣れない娘は?」
伊19「見たことないのね」
如月「末の妹の夕月ちゃんよ、見たのは内緒ね?」
文月「じゃあ、いただきまーす」
855
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 20:28:34 ID:BY1ZQxCM
U-511「lassen Sie uns essen」パン
望月「いっただきまーすー」
856
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 20:46:27 ID:kEzzQErI
皐月「もうお腹いっぱいだよ…!」
如月「ふふっ、さてそれでは《今日は何の日?》さん『イムヤさんはスマホ何に使っているの?』ですよ?」
857
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 20:49:12 ID:BY1ZQxCM
U-511「何に使ってるの?」
伊168「んー…普通に、ネット見たり、ようつべみたり、音楽聞いたり」
伊168「あとソナーとかが削除不能な軍用アプリとして付いてるから戦闘中でも良く使うわね」
伊168「因に防水式よ、凄く頑丈で壊れないんだから!」
858
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 21:10:12 ID:Tk9kaWkc
卯月「次行くぴょん!えっと…?これ、は…?名前から読めないぴょん…」
伊58「ぷふっ…なんておバカさんでちか…」
卯月「見たことない名前っぴょん!悪戯にしてもたちが悪いぴょん!」
如月「はいはい、よしよし…ちょっと見せてね?あら?確かこれは…ちょっと先進めててね?」
文月「出てっちゃった…?」
菊月「まあ、次行くぞ…『イクちゃんはとっても発育いいけど、何で?』…、…、…」
菊月「…なあ伊19?ここに脂肪を剥がせるクス…サプリがあるんだが、一瓶どうだ?」
859
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 21:11:53 ID:BY1ZQxCM
伊19「遠慮するのね」
58「…何だか潜水艦への風当たりが辛いでち」
U-511「あ…!ゴーヤさん!起きたんだ!」
860
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 21:15:34 ID:BY1ZQxCM
伊19「んーと…何でっていわれても分からないのね」
伊19「でもこの身体だと烏賊とかタコとかに襲われやすくなっちゃうんだよねえ…だからって飲まないのね」
菊月「チッ」
861
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 21:25:44 ID:Tk9kaWkc
望月「潜水艦って胸がでかいのと、そうでもないので落差激しいよなー、その点あたしらは皆似たようなもんだからなー」
長月「如月がちょっとあるほうだな(姉妹内では)」
三日月「これも近隣の司令官ですね…『イムヤってちょっと弱くね?』」
862
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 21:30:39 ID:BY1ZQxCM
伊168「そ、装甲が弱いからって…酷いわ」
U-511「そもそも潜水艦なんだから装甲が弱くて当たり前なんだよって」
伊168「…そりゃ、回避も低いけど…もう少しじっくり使ってよ…ぐすっ」
U-511「…泣いちゃった、です」
863
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 21:49:42 ID:Tk9kaWkc
卯月「こっちは『イムヤって本当に空母沈めたの?黄色いヲ級に夜戦でカスダメばっかだよ…?』だそうだぴょん」
864
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 21:51:54 ID:BY1ZQxCM
伊168「ええ、きッちんと沈めたんだから!凄い空母を!」
伊168「…でも、深海棲艦はアメリカじゃないし…沈められなくたって仕様がないじゃない」
U-511「遂にアメリカって言っちゃった…良いのかなぁ」
望月「ええんやで、ドイツとか国家社会主義労働者党とか言っておいて何を今更」
865
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 21:59:08 ID:Tk9kaWkc
文月「えっとね?こっちはイムヤさん褒めてるよ?『イムヤ改が魚雷カットインで無傷のフラグシップ戦艦沈めてくれたよ!ケッコン()して下さい!!』だって〜」
866
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 22:01:28 ID:BY1ZQxCM
伊168「え…えへん!そうよ!私だって魚雷二つ乗せられるし、カットインさえ出れば一瞬なんだから!」
U-511「ドイツのfat魚雷があれば完璧、ですって!」
伊168「ゆー…」
U-511「イムヤさん…」
867
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 22:21:52 ID:Tk9kaWkc
望月(どうも最近U-511が死の商人に見えてきたぞ…)
長月「夕立宛だな…『大事に育ててきた夕立が…お人形のように可愛かった夕立が…!!!?これはどういうことだ!?』…この司令官は着任1ヶ月だそうだ…」
菊月「…改二…か…」
868
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 22:25:38 ID:BY1ZQxCM
夕立「うう…少し失礼な感じがするっぽい」
U-511「…でも、性格はそんなに変わってないよ?」
伊19「寧ろ犬っぽさに磨きがかかったのね」
58「わんこ!わんこでち!」
夕立「わ、わんこ言うなっぽい!」
伊168「え、ええと…おて!」
夕立「ぽい!……はっ、こ、これは…」ポス
869
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 22:30:52 ID:Tk9kaWkc
卯月「さて春雨ちゃん、このわんこにしか見えない姉をどう思うぴょん?」
870
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 22:35:23 ID:BY1ZQxCM
春雨「え、ええと…」
U-511「あ…貴方、居たんだね」
春雨「え」
望月「…演習に出られなかったからか、正直影薄いよな」
春雨「」ガーン
871
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 22:44:20 ID:Tk9kaWkc
弥生「…如月が…大破したうえに、重症を負った皆を…運ぶのを手伝ってもらうために…」
弥生「…来てくれて…ありがとう…」
皐月「春雨にも質問来てるよ!『春雨かわいい!着任してくれ!』やっぱ5番艦は人気だなっ」
卯月「で、わんこねーちゃんをどう思うぴょん?」
872
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 22:46:12 ID:BY1ZQxCM
春雨「か、可愛いなんて…///」
春雨「ゆ、夕立姉さんの方が可愛いと思います!」
夕立「ぽい!?」
伊19「あら^〜」
U-511「存在に気付けなくてごめんなさい…なでなで」ナデナデ
春雨「あ、あぅ」
873
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 22:55:43 ID:Tk9kaWkc
三日月「春雨さんへの着任依頼は沢山ありますよ?どこ行けば会えますか?とかですね」
卯月「『春雨ちゃんの髪ってピンク色ですよね?つまり春雨ちゃんは…』だそうぴょん、人気者ぴょんねー?で、わんこね(望月「うるさいよー?卯月」もうぴょん?」
874
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 22:58:38 ID:BY1ZQxCM
春雨「?つまり何ですか?」
U-511「さあ…」
伊19「お耳貸すの」
春雨「…?」
ヒソヒソヒソ
春雨「っっ!?/////」ボンッッ!
U-511「え、何て言われたの?」
春雨「な……何でもありませんっ/////!!」
875
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 23:04:37 ID:Tk9kaWkc
睦月「皆お風呂に入っていくが良いぞ…」
876
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 23:07:37 ID:BY1ZQxCM
U-511「はいー」
伊19「お風呂ーお風呂なのねー」
夕立「傷に染みないか心配っぽい」
時雨「大丈夫だよ、安心して…」
877
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/08(金) 23:22:01 ID:Tk9kaWkc
弥生「…ところで…この睦月城には、お風呂場が3カ所ある…」
卯月「地下の大浴場があるぴょん、とても広いぴょん」
皐月「屋上には露天風呂もあるんだよ!」
文月「3階部分にもお風呂あるんだよ〜」
長月「流石にこの人数だと上か下のニ択だな」
菊月「ちなみに、露天風呂は和風、地下は西洋風だ」
878
:
カタツムリ提督
:2015/05/08(金) 23:26:09 ID:BY1ZQxCM
U-511「西洋風が…良いかな」
春雨「どうして、ですか?」
U-511「ええと……艦娘が和風のお風呂って何か在り来たりな気がして…」
夕立「在り来たり…かなあ?」
879
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 03:34:29 ID:6zj69yYk
ーーーーーー
ジュルルルル……
レ級「……ハァァァァ」
吹雪「」ビク、ビク
レ級「ふゥ…高雄、金剛、神通に続き、吹雪も(性的な意味で)食わせてもらった…格別な味だったぞ」
瑞鶴「……♡」マンゾク
レ級「…何を顔真っ赤にしているのだ、怒りか?羞恥心か?w」ニヤニヤ
レ級「厄介な矛は圧し折ったが…まだ全部と言う訳では無さそうだ」
880
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 09:49:57 ID:9N1DWm66
睦月城、地下大浴場
睦月「ここの自慢は1フロア丸ごとの広さと、欧州の神殿を思わせる建築の豪華さにゃしぃ…もっと褒めるが良いぞ…」
弥生「…妖精さんに頼めば…フルーツや飲物も…用意してくれます…」
長月「当たり前だが、体を拭いてから入るんだぞ」
卯月「全く、潜水艦や涼風は…ぴょん…」
長月「貴様に言ったんだ」
881
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 09:54:19 ID:6zj69yYk
U-511「…気持ち良い、です」
伊19「もんの凄くあったかくて生きかえるのね!やっぱり逃げ出して良かったの!」
U-511「…!身体、洗い忘れてました」
伊168「駄目じゃない、ちゃんと洗っておかなきゃ」
58「仕方の無い奴でち、ほら、ゴーヤに着いて来て」
U-511「あ、ありがとうです…すいません」
882
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 14:35:24 ID:68fXye5I
菊月「…(…やはりでかい…長月が止めをさしておけば…!)」
文月「イクさんおっきいねぇ〜!大鯨さんのごはんがいいのかな〜?」
卯月「同じメニューでも作る人で変わるかもぴょん…うちは大抵弥生だから、見込みが…ぴょん…」
皐月「…!弥生姉、もしかして、怒ってる?」
弥生「…怒ってなんかないよ…怒ってなんか…ないよ…」
長月「胸など戦闘の役には立たんぞ?そんなものは要らぬ…」
望月「まあ、駆逐艦と潜水艦で比べてもなー」
卯月「まあ、そうかもぴょん…ここは隣に目をやって…?…ぴょん!?」
望月「んぁ?どうしたー?おぉう…」
菊月「…?(何だ?あっちは白露達が…!?ば、かな…同じ駆逐艦のはず…!?)」
883
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 14:39:12 ID:6zj69yYk
U-511「わー、時雨さんと夕立さんも大きい…////」
時雨「そ、そうかな」
伊19「ゴーヤ、揉んで大きくしてあげるのね」ワキワキ
58「はいはいのはい、毎度水面に輝くアデランスのゴーヤでーす」ワキワキワキワキ
夕立「な、何よ?」
時雨「ふ、二人とも、目が怖いよ…?」
884
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 14:51:35 ID:68fXye5I
菊月(い、いや、奴らは改二だ…他の奴…らは…)
文月「白露さんと村雨さんも大きいね〜」
菊月「…ばかな…」
885
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 14:55:45 ID:6zj69yYk
U-511「あ、あわわ、二人ともそれぐらいに…」
伊19「ほほーん?ここがええんか?ここがええんかなのね?」ムニュムニュ
時雨「あッ////ちょ…////」
58「えー、結論から言いますとですね、この胸は二人の年齢から見ても可成り大きい方だと思います」モミュモム
58「つまり、その、何ですか、たった一言で申し上げますと…」ムニュムニュ
夕立「五月蝿いっぽい!////」
58「あォンっ」
夕立「一言一言って…解説が長過ぎるっぽい!!」
58「とほほ…」
886
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 15:01:58 ID:68fXye5I
菊月「…まあ落ち着け夕立…それはそうと白露型の上4人…ダイエットに効果的なサプリがあるんだが、風呂上りにどうだ?」
887
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 15:03:22 ID:6zj69yYk
U-511「あの、二人を傷付けるのは流石に頂けないかなって」
U-511「だから、その、沈めちゃうかもって」
伊19「恨むんなら自分の貧相な身体を恨むのね」ニヤニヤ
58「まあ、睦月型は殆ど幼女だし多少はね?」
888
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 18:12:49 ID:05hK4WDM
菊月「ああ、私は傷つけるつもりはないぞ?村雨が先日腹の肉を気にしていたからな…」
菊月「ダイエットに協力してやろう、といってるんだ」
889
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 18:31:04 ID:6zj69yYk
U-511「…なら、良いんだけど」
伊19「少しシャレに成らない空気が漂ってたから…」
58「…」
890
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 18:45:08 ID:3JvLHhuk
菊月「それに幼女は朝潮だろうが…後は巻雲や清霜とかだ…!」
891
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 19:07:45 ID:6zj69yYk
U-511「十四歳以下が幼女だって総統が言ってたよ」
伊19「つまりその人目線じゃゆーちゃんはロリだと」
伊168「…変な事とかされなかったの?」
U-511「うん、優遇はされたけど…」
892
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 19:35:10 ID:3JvLHhuk
菊月「…かの国は進んでるんだな…」
卯月「その理論だと、うーちゃんより下やばいぴょん…」
皐月(改二になった睦月姉と如月姉以外ダメな気がする…)
如月「あらぁ、皆お待たせ?」
睦月「如月ちゃん遅いにゃしぃ…」
三日月「何をされていたのですか?」
如月「卯月ちゃんが読めなかった手紙の翻訳よ?」
卯月「なんだかぐちゃぐちゃ記号が書いてあって読めなかったぴょん」
893
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 19:38:25 ID:6zj69yYk
U-511「何て書いてあったの?」
伊19「気になるのね〜」
894
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 19:53:33 ID:KSF93g5Q
如月「全部翻訳するとね、『鎮守府の皆さんこんにちわ、ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦のリットリオです、日本の艦娘さんって可愛いわね、白百合のようよ!これからよろしくね!日本は随分楽しそうなのがあるのね?これから楽しみにするわ。質問を、ということなのでいいかしら?この辺でパスタの美味しい店はどこかしら?』…簡単に訳すとこんなところね」
895
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 19:55:48 ID:6zj69yYk
U-511「あ、ヘタレ国からの戦艦さん…ここに来てたんだ」
伊168「…へたれって貴方…」
58「と言う事は…もうE-4はクリアしたのかな?」
896
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 20:01:57 ID:6zj69yYk
U-511「…ええと、サイ○リアってとこが一番美味しいです」
伊168「それしか知らないからって…」
U-511「はい、知りません」
伊19「…ゆーちゃん、その国にはキツいのね」
897
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 20:13:21 ID:KSF93g5Q
如月「したみたいよ?漣ちゃんと電ちゃんが忙しそうにしてたわね…」
三日月「どうしてお二人が?」
如月「初期艦5人衆だからじゃないかしら?彼女達は鎮守府で知らないことは殆ど無いから…」
望月「でも何で二人?」
如月「吹雪ちゃん、叢雲ちゃん、五月雨ちゃんがいないんですって、漣ちゃんがぷりぷりしてたわよ?」
898
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 20:17:11 ID:6zj69yYk
U-511「あっ…今、その内一人は此処に居て…」
58「…ほんで、残りの二人はレ級に挑んでる、と…」
伊168「…どうなったのかしら」
ザブ……
レ級「ただいま、とても豪勢な食事だったぞ。長月」
899
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 20:42:52 ID:kJhmZ8uo
長月「…ちょっと待て、どっから、というか何でここに来たんだ」
900
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 20:49:41 ID:6zj69yYk
レ級「いやあな、お前が入軍祝いの豪勢なフルコースを全て食い尽くして来た所なんだ」
レ級「…いささか疲れたけどな、だから、俺にも風呂に入れさせてくれ」
901
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 20:53:56 ID:kJhmZ8uo
長月「私の入軍?いや、そんなことより、この城には浴場は3つあるんだが、なぜここだと?今城にいる連中は皆ここにいるから、上には妖精共しかいないぞ?」
902
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 20:56:18 ID:6zj69yYk
レ級「いや、言い間違えた、お前が私にくれた入軍祝いのフルコースだった、済まないな」
レ級「それと、化物は気配を鋭く読む事が出来る、幾ら隠れようが丸わかりだ」
903
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 21:05:19 ID:kJhmZ8uo
長月「いやいや、そもそも入軍ってなんだ?私は聞いていないぞ!?」
望月「そうか…あんときはステルスフィールドのおかげだったんだな…菊月ってすごかったんだな…」
菊月「褒めても何も出ないぞ…////」
卯月「照れたぴょん」
904
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 21:09:19 ID:6zj69yYk
レ級「いやあな、私をこてんぱんにした睦月が私に対して好きにしろと言ったのでな、私は飼いならされる事にした」
>>633
参照
レ級「だから、暫くここに居させてもらうともいったが…お前、人の話も聞かないのだな、朴念仁め」
レ級「まあいい、ならば宣言する…私はここに居させてもらう、お前達の狗として」
905
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 21:24:58 ID:kJhmZ8uo
長月「…取り敢えず、ちょっと待て」
長月「全員集合!緊急会議!!」
長月「なあ、これはまずいだろ…」
菊月「何がまずいんだ?」
弥生「…司令官に…話してない…」
卯月「黙っとけば、わからないぴょん?」
三日月「夕立さんや長門さんが知っていますし、ご存知ではないでしょうか?」
如月「司令官には報告してあるわよ?」
如月「尤も未だに通常海域にもイベント海域にも出てこないレ級フラグシップを駆逐艦だけで倒して従えたってレポートあげたんだけど」
如月「信じてもらってないだけで…」
長月「そうか…」
長月「おいレ級、取り敢えずこの後鎮守府について来い、司令官に報告せねばなるまいからな」
906
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 21:28:20 ID:6zj69yYk
レ級「ああ分かった、どうやら漸く話が進むらしい」
U-511「あ、あの……レ級さん、戦った皆は…?」
レ級「…?ああ、食ったよ?性的な意味で」
伊168「ちょ、せ、性的な意味って…」
U-511「殺してないですか?」
レ級「そうしようかとも思ったが流石に、な…装甲にダメージを与えずに無力化するのは本当に骨が折れた」
907
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 21:42:08 ID:kJhmZ8uo
望月「なあ…長門さんとか金剛さん、武蔵さん無力化されたらうちの艦隊、やばくね?」
弥生「…イベント…苦しい…?」
長月「…思った以上に深刻かも知れん…仕方ない、今から行くぞ!レ級、この長月に続け!」
三日月「…明日から皆さんと顔を合わせるのが、気が重いです…」
908
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 21:44:33 ID:6zj69yYk
レ級「ふふ…分かった、長月」
U-511「あの…ユー達はどうすれば」
レ級「好きにしろ、空気の意見等知らん」
伊168「くッ、空気……ィ?」ガーン
58「…」
909
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 21:55:31 ID:kJhmZ8uo
如月「仕方ないから私も長月ちゃんについていくわね」
如月「ゆーちゃん達も白露ちゃん達も、ゆっくりしていってね?」
如月「司令官に借りた辞書を返すついでに、司令官と夜戦しちゃおうかしらね…ふふっ」
910
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 22:01:02 ID:6zj69yYk
U-511「…Ja」
伊168「…じゃあ、このまま入ってるわね…」
レ級「またな、お前達、直に戻る」
夕立「出来れば来ないで欲しいっぽい」
時雨「……」
レ級「辛辣だな、だが当然だろう…行こうか、長月」
911
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 22:22:20 ID:kJhmZ8uo
白露(ちょっと空気が重いなあ…!そうだ!!)
白露「ねえ、みんな!誰がいっちばーん長く湯船につかってられるか競争しよう!」
912
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 22:24:41 ID:6zj69yYk
U-511「湯船につかる…?潜水艦だったら楽ですよ?」
伊168「少なくとも駆逐艦よりは長く海に潜れるわね」
伊19「私達に挑戦するとは、良い度胸なのね」
58「オリョクルで鍛えてる潜水術、見せてやるでち!」
913
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 22:34:36 ID:kJhmZ8uo
白露「潜るんじゃないからね!?肩までつかるの!…まあ、潜ってもいいけど…」
夕立「面白そう!受けて立つっぽい!」
睦月「この睦月に挑むか…絶望の涙を流すが良いにゃしぃ…」
三日月「挑戦を受けるお姉様素敵です!今のうちに水分補給をどうぞです!!」
涼風「てやんでぇ!風呂にそんな長くつかってられっかよ!」
皐月「あー、ごめん、ちょっといいかな」
914
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 22:36:07 ID:6zj69yYk
伊168「皐月、どうしたの?」
915
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 22:41:07 ID:kJhmZ8uo
弥生「…文月が…」
文月「…きゅぅ…」
皐月「既にのぼせちゃったから、先に上がってるよ…」
弥生「…弥生も…看病するから…」
916
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 22:44:06 ID:6zj69yYk
58「あー…早く上がるでち、割と凄くツラいから、ね」
U-511「経験有るんですか?」
58「艦娘に成る前、お風呂に長く浸かってたら酷いのぼせた所為でめまい起こして…」
伊19「わあ、ご愁傷様さまなのね」
917
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/09(土) 22:56:59 ID:kJhmZ8uo
村雨「はいは〜い!じゃあ、不参加は、弥生さんと皐月ちゃんと文月ちゃんと涼風で」
918
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 23:08:52 ID:6zj69yYk
伊19「じゃ…潜水大会、開会なの〜」
U-511「…」フンス
白露「だから潜るんじゃないって何回言えば…」
919
:
カタツムリ提督
:2015/05/09(土) 23:52:16 ID:6zj69yYk
ーーー廊下ーーー
レ級「……うみーのおっとこのかーんたーいきんむ」スタスタ
長月「……」
レ級「げっつげっつかーすいもっくきんきんっ♪」
長月「…」ギリ
レ級「ウンジャラゲーのハンジャラゲ、スイスイスーイのモーリモリ」
レ級「ランラ、ランラ、ランで、一週間♪」
920
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 02:02:55 ID:0cdKpO.M
如月「長月ちゃん機嫌悪いのかしら?」
921
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 02:11:58 ID:3Ji6WYOU
長月「…お前、何でそんなに楽しそうなんだ」
レ級「…ん?」
長月「普通は敵にされるが侭に成ったら警戒する物ではないのか、抜け出そうと考えを募らせる物ではないのか」
レ級「…何だ、この軍国主義の朴念仁。そんな必要は元から無いから」
長月「…理解出来ない、何故お前がこの状況を受け入れられるのかが」
922
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 02:17:24 ID:0cdKpO.M
如月(長月ちゃんと相性よくないのかしらねぇ?)
923
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 02:22:06 ID:3Ji6WYOU
レ級「…人生は山あり谷あり、私の場合は人生と呼べるのかは分からないが、世の中は色々な事が有る物だ」
レ級「そしてそれにいちいち目くじらを立て、精神を磨り減らしていては身が持たない」
レ級「…だったら、どんな事も楽しもうじゃないか?どうせこの世は修羅の巷の一夜の夢…」
長月「…お前は長い間生き続けて、人生に飽きたからそう言えるのだろうが…私達はそうも行かん」
長月「…人間達を守り、仲間達を守り、そして国を守る、その為には、どんな小さな事にも気を使わなければ成らんのだ」
長月「一日も早く、一人の命が安心して暮らせる様に…私達は戦い続けてるんだ」
レ級「成る程ね、随分とまあ分の悪い勝負にBETして居る訳だ」
長月「…誰の所為だろうな」
レ級「…誰の所為でもない、戦争と言う物はね、人類同士でも起きる物であり、人類同士が起こす物さね」
924
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 02:26:24 ID:3Ji6WYOU
長月「…」
レ級「私達は何回も同じ事を繰り返す、自意識の欠落したバカ共を鼻から人間だ等と思っていない」
レ級「…いや、寧ろ命とすら思っていないね」
レ級「奴らは歯車であり、地球に遺された自然と海と、他の命を削る刃の着いた歯車だ」
長月「…共通意思のみで動く、価値のない存在と言いたいのか」
レ級「その通り、奴らは価値なんて無い、同じ事ばかりし同じ事ばかり繰り返す」
レ級「こんな下らないモノ、価値がないと呼ばずして何と呼ぶ?」
925
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 02:27:02 ID:0cdKpO.M
如月「さーて…司令室、見えてきたわよ長月ちゃん?」
如月「しかめ面してたら司令官も困っちゃうわよ?」
926
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 02:31:52 ID:3Ji6WYOU
長月「……」
レ級「何時も何時もそうだ、お前達が我々を踏破しても、次はお前達の人間らしさに嫉妬したバカ共が、お前達を陥れるか、戦争を仕掛けるだろうさ」
レ級「…何とも餓鬼臭い、奴らの起こす戦争は戦争ですらない…只の死に損なった餓鬼共のケンカなんだよ」
レ級「それはオママゴト、ワールドウォーのパロディー、だ」
長月「…随分とまあ、私達の守るべき物を扱き下ろしてくれるじゃないか」
レ級「ん?」
長月「私達は、お前達が何と言おうと、私達の生き方を変えるつもりは無い、永遠にだ」
レ級「…そうか、お前達も、人間らしい餓鬼だ」
レ級「餓鬼がやり続けた餓鬼のケンカ…だから餓鬼に成ったんだろうね、私も、お前も」
927
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 02:32:58 ID:3Ji6WYOU
如月「あのー…長月ちゃん?」
長月「んっ…な、何だ?」
如月「司令室が見えたわよ?」
長月「あっ…そうか、済まん…」
レ級「…済まないな、久しぶりに話に夢中に成ってしまったよ」
928
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 02:38:13 ID:0cdKpO.M
如月「(こんこん)失礼します、司令官」
如月「如月と長月入りますね?」
長月(しかし、どう報告したものか…)
929
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 02:41:04 ID:3Ji6WYOU
レ級「入るぞ、噂の魔王が、噂の大飯喰らいが」
レ級「戦艦レ級、今日昨日付けで着任する」ビシッ
930
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 02:49:30 ID:0cdKpO.M
長月「ちょっ!(扉開けると同時に言いやがった!)」
長月(しかも、ドロップ用の星のキラキラ背負いやがった!)
長月(お前ドロップじゃないだろ!建造でもないが…)
長月(姉上微笑むだけか!)
931
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 02:51:03 ID:3Ji6WYOU
レ級「…どうした、航空母艦が砲撃喰らった様な顔をして」
レ級「…なあ、何とか言え」
932
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 02:58:51 ID:0cdKpO.M
長月「長月だ。駆逐艦と侮るなよ、役に立つはずだ(…って何言ってるんだ私は!)」
長月「いや、何でもない…そう、報告だ(落ち着け、長月)」
長月「こいつが我らの城に闖入して来てだな…(…どういう切り出し方だ?)」
如月(長月ちゃん頑張って〜)
933
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 03:00:57 ID:3Ji6WYOU
レ級「…戦いを挑み、好調だった所を睦月型の頭目にこてんぱんにされ、色々有って飼いならされる事にした」
レ級「今や私はお前の狗でもあり、睦月型の狗でもある」
レ級「命令ならば何でも受けてやろう、ただ、私に付けた首輪を外すと言う真似は命令に入らないので引き受けないから」
934
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 03:10:54 ID:0cdKpO.M
長月(司令官…平静を装っているな…)
長月(まあ、事前に姉上が報告していたおかげで、本当だった、と当惑している、が正確なところか)
長月(前代未聞だしな…当然か…)
長月「…というわけだ、報告終了する(榛名も大淀も、まあ驚くよな…)」
如月「司令官…先程のアレ…お返ししますね…?」
長月(今なのか姉上!?それ今なのか!?)
935
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 03:13:53 ID:3Ji6WYOU
レ級「まあ、ここに居る以上は牙を剥ける事は無いから、資材面以外で」
レ級「燃料ボーキ弾薬鋼材、全部食うぞ、食う子は育つからな!」
長月(…司令官の顔が少し青ざめた?!)
936
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 09:32:52 ID:cF3U13lk
長月「…なんとか滞在の許可がおりたな…」
如月「良かったわね〜」
長月「客分扱いだがな…」
937
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 12:19:15 ID:3Ji6WYOU
レ級「まあ、良かった良かった、な」
レ級「出撃出来ないのは不満だが…仕方が無いか」
938
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 12:42:10 ID:sCwhobqY
長月「貴様は同じ深海棲艦に砲を向けるのか?」
如月「まあ、レ級さんも考えてるんじゃないかしらねぇ?」
如月「それにしても、司令官相手に随分レ級さんを庇ったわねぇ?」
長月「こいつを庇ったんじゃないぞ、もし司令官がこいつから情報を得ようと尋問しようとしたらどうする?」
長月「こいつが暴れれば誰も止められんだろう、姉上がいつでもいるとは限らぬのだからな…司令官に万一があれば、鎮守府も危ない…」
長月「こいつを艦隊に加えて、例えばイベント海域の最深部、ボスを前に裏切ったら仲間が危ない」
長月「私はこいつを信用していないからな!」
如月「ふ〜ん…そうなんだ〜?(によによ)」
長月「…姉上相手でも怒るぞ…!」
939
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 13:03:43 ID:3Ji6WYOU
レ級「…まあ、私は奴らに砲を向ける、一片の後悔も無く、一片の躊躇無く殴殺出来る。」
レ級「この私と、奴らは化物だからだ、戦の果ての死を望むからだ」
レ級「…化物は、容赦なく殺してやった方が化物の為だ」
940
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 16:49:19 ID:nmFN41hg
長月「…フン…」
如月「は〜い、ただいまー。如月帰還したわ。詳細、聞く?」
弥生「…お帰りなさい…」
三日月「如月姉様、早速ですがお客様です」
卯月「白露姉妹は帰ったぴょん、潜水艦達はまだいるぴょん…」
941
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 16:52:33 ID:3Ji6WYOU
レ級「…随分と胆の強い連中だな、潜水艦は」
レ級「やはり伊達に我等の領域を肉眼で見ては居ないのだろう」
942
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 17:02:16 ID:nmFN41hg
???「随分遅かったわね、レディーを待たせるなんて失礼しちゃうわ!ぷんすか!」
???「…本当にレ級を従えているんだね、ハラショー」
???「司令官に指示されてやってきたわ!よろしくね」
???「はわわわわ…お、お邪魔しているのです…」
943
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 17:05:11 ID:3Ji6WYOU
レ級「…コイツらか、お客と言うのは」
944
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 17:24:21 ID:TrS38SA2
暁「コイツらって何よ、もう!」
響「まあ、落ち着いて暁。メロンソーダを貰ったから飲むといい」
雷「この前如月さんから報告を受けた司令官に『レ級が危険分子かどうか監視して見極めろ』という任務を貰ったのよ!」
電「なのです!」
945
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 17:30:41 ID:3Ji6WYOU
レ級「…ほほう、また面白く成って来たじゃないか」
レ級「…なら?私がこの家に牙を剥ける危険な生物であるかどうか、確かめてみれば良い」
レ級「私は好きにさせてもらう」
946
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 17:42:52 ID:TrS38SA2
暁「!?な、なんで暁達の極秘任務があいつにばれているのよ!」
雷「こ、こいつ危険だわ!読心術に違いないわ!」
電「はわわ…」
響「何でもなにも、雷が胸を張って宣言していたよ…?」
947
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 17:46:15 ID:3Ji6WYOU
レ級「…可愛い」
長月「何だと?」
レ級「可愛い、素直に」
長月「……」
948
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 17:58:10 ID:aP32CAf.
弥生「…レ級は…危険…(食料的に)このままでは…轟沈する…(食料が)」
如月(ここの台所は弥生ちゃんが切り盛りしてるからねぇ…)
電「ご、轟沈ですか!?」
949
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 18:00:58 ID:3Ji6WYOU
レ級「大食いだからな、資源を沢山食べるぞ、」
レ級「ボーキも鋼材も弾薬も燃料もだ、余す所無く大量に屠る」
950
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 18:18:40 ID:aP32CAf.
弥生「…1か月分の食料が…レ級が来てから…3日で…」
皐月「ねえ…今夜のごはん、あるの?」
弥生「…今日の分で、備蓄が…なくなる…」
951
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 19:25:46 ID:aP32CAf.
電「ふぇぇ、食べ物がないなんて辛いのです…」
菊月「…同情は要らぬ…」
卯月「対策は考えてあるぴょん!」
文月「なになに〜?」
雷「対策…?…!ま、まさかレ級に商船や民間貨物船を襲わせるつもりね!?させないわ!」
952
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 20:10:45 ID:3Ji6WYOU
レ級「対策?何だ一体」
レ級「…まさか、海に直接取って来いと言うのかい?」
953
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 20:32:53 ID:aP32CAf.
菊月「…そんなことするわけないだろうが」
卯月「全く、レ級も第6駆逐隊も頭を使うぴょん…」
暁「失礼しちゃうわ!暁を響たちと一緒にしないでよね!」
皐月「それでどうするの?(ご飯が食べれなくなるのは嫌だよ…)」
卯月「ではうーちゃんの策を披露するぴょん!…文月、ちょっと来るぴょん…」
文月「え?な〜に〜?」
卯月「ちょっとこうしてこうして…で、この台本のセリフをいうぴょん!(びりびり!)」
文月「ひゃあ!?見ないで、見ないで〜っ!!」
雷「ちょっと!貴女なに妹の服を破いてんの!?」
卯月「はい、すかさずこのセリフぴょん!」
文月「ぐす…『しれいかん…あたし、ご飯抜きはいやだよ…食べ物をください…(涙目、上目遣い)』」
卯月「ふっふっふ…これでバカな…いや、単純な文月教信者が大量の食糧支援を送ってよこすぴょん…うーちゃんは天才的頭脳の持ち主ぴょん…」
長月「ちょっと待て、この外道!酷過ぎるだろう!」
954
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 20:37:02 ID:3Ji6WYOU
レ級「…やっぱり直接取りに行って来るよ、新しい家が見つかったって言う挨拶序でに」
電「と、取れるのですか?」
レ級「深海棲艦を舐めるなよ艦娘、全ての海、七つの海全てが、我等の帰る場所」
レ級「海を自在に泳ぐ事等容易い!」エヘン
955
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 20:58:50 ID:aP32CAf.
長月「文月!この駄ウサギは私が懲らしめておくから、お前は着替えてこい!」
文月「ぐす…ぐす…」
弥生「…文月…こっちへ…」
卯月「あ、ちょっと待つぴょん!今の中破姿を写真におさめて販売すれば売れるぴょん!凄くいいアイデ(ゴキ!)」
長月「…ふう」
菊月「…よし、レ級行ってこい…」
956
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 21:07:48 ID:3Ji6WYOU
レ級「任せろ、アノマロカリスとかヘリコプリオンとか色々取って来るからな」
菊月「…普通の魚は無いのか」
レ級「マグロか、鮫か、鯨か、欲しいのを選べ」
菊月「…出来れば、マグロ」
レ級「分かった、挨拶序でに行って来る、直ぐ戻るから」
957
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 21:10:12 ID:3Ji6WYOU
レ級「…おっと、そうだった、お前達、そこの子供四人組」
暁「こ、子供じゃないわよ!!失礼ね!」
レ級「お前達も着いて来るか、魚取りに。監視が役目だったのだろう」
響「…」
雷「え、ええと…まあ、そうね」
レ級「そうか、じゃあさっさと漁具を取って来て海の上に行くんだ。私は海中から取る、お前達は一気に確保、良いな」
958
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 21:14:06 ID:aP32CAf.
三日月「では落ち着いたところで、質問箱参りましょうか」
皐月「『響は北の国に行ってから何をしていたの?寂しくなかったの?』一人は寂しいよな…」
959
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 21:17:33 ID:3Ji6WYOU
響「ごめん、私達への質問箱が有るから…行けない」
レ級「そうか…じゃあ張り切ってばんばん取りに行って来る、必ず戻って来るからな」
雷「絶対よ、逃げ出したら承知しないわ」
960
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 21:19:09 ID:3Ji6WYOU
響「さて、質問に答えようか」
雷「そうね…響、寂しく無かった?」
響「…割と、寂しかったかな」
暁「…」
響「でも、割と優しくしてくれる艦娘も居たよ、ラストロープヌイさんとか」
961
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 21:54:45 ID:aP32CAf.
菊月「…誰だそれ?」
三日月「『雷ちゃん、母親になって下さい!』類似の物が132通来ています、人気ですね」
962
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 21:58:22 ID:3Ji6WYOU
響「ロシア海軍に所属する駆逐艦さ、Wikiにも載ってると思うから詳しくは…ロシア海軍、艦艇で検索してね」
暁「…向こうの軍艦ってどんなのかしら」
響「どう見ても空母の形をした巡洋艦とか居るよ」
電「変なのです…」
雷「え、えへへ、もっと私に頼っていいのよ?」
響「雷…君はちょっと甘過ぎるかな、うん」
963
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 22:04:32 ID:aP32CAf.
皐月「この『俺の○○になってくれ』系統だけど、雷は母親、電と響が嫁。暁が娘って意見が圧倒的だよ!それぞれ8割方そうだね」
皐月「もちろん、それぞれ2割ほどは別意見だよ?響を娘とか」
964
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 22:12:48 ID:3Ji6WYOU
暁「どうして暁が娘なのよ!ぷんすか!」
響「ぷんすかさえ言わなければ良いんじゃないかな」
電「はわわ…司令官さん意外には余り注目されてないと思っていたので、恥ずかしいですね…
965
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 22:34:44 ID:aP32CAf.
如月「暁さんにはディナーのお誘いも各地の司令官から届いているわ」
如月「『暁ちゃん、ディナーに行こう!君の好きなものを注文したから(ハンバーグ、スパゲッティ、カレーライス甘口、タコウィンナー、ポテト、ゼリーの定食、旗付き。メロンクリームソーダ、チョコパフェ)』とっても豪華ね」
966
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 22:40:18 ID:3Ji6WYOU
暁「もおおおおおおおおおお!!!!完全に御子様ランチのメニューじゃない!!」
暁「私は!子供じゃないって何度言えば分かるのー!?ぷんすかじゃ済まさないわよ!?」
響「姉さん、どうどう、どうどう」
暁「…打つわよ」
響「ごめん」
967
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/10(日) 22:58:41 ID:EZALxxns
文月「ただいま〜。…廊下まで暁さんの声響いてたけど…?」
皐月「いろいろあってさ」
卯月「こんなのも来てるぴょん『暁ちゃんと路地裏の、シックな大人のバーで一時を過ごしたいね。暁ちゃんが一人でグラスを傾ける中…』」
菊月「…ほう」
長月「こいつはいいな…いい感じだ」
卯月「『バーのマスターに『これをあちらのお客様からです』と言ってブラックコーヒー、いや、辛口ビールでもいいか…を贈りたい…』だそうぴょん?」
968
:
カタツムリ提督
:2015/05/10(日) 23:07:39 ID:3Ji6WYOU
暁「わ、分かってるじゃない、私はレディーなのよ」
響「声に響きが無くなってるよ」
暁「う、うるさいわよ!」
雷「まあまあ、落ち着きなさい暁?」
電「小魚とか食べた方が良いと思うのです」
969
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 07:56:24 ID:kh82LW4E
弥生「…雷は…ダメ提督製造機、と呼ばれる現状…どう思う…?」
卯月「『電ちゃん、初期艦に選ばれたランキング1位の感想と今後追ってくる改二実装姉妹について一言お願いします!』ってきてるぴょん」
970
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 10:08:49 ID:253mzWiY
雷「何それ?」
響「甘やかし過ぎて駄目な大人を更に駄目にしてしまう人、見たいな感じかな」
雷「ちょ、何よそれ!ひどーい!!」
電「ええと…正直、電が一位なのはびっくりなのです、でも、ちょっと嬉しいかなって…」
電「改二、ですか……電にもやっぱり欲しいですね、強く成りたいから…」
電「…でも、改二の望みが薄そうな五月雨ちゃん…ちょっと不憫なのです」
971
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 13:41:09 ID:jrFGhQpg
菊月「『雷と電って顔も名前も似てるけど双子なの?』…以前村雨と夕立が双子か聞いてきた司令官だな…」
長月「…うん?続きがあるな…『雷と電と若葉と文月の区別がつきません、助けて』…なんだと?」
弥生「…え?…似ている…かな…」
卯月「雷電はともかく、あとは似てないぴょん…」
皐月「見分けつくよな?」
望月「ここの司令官って…大丈夫なのかよ…」
972
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 13:48:12 ID:253mzWiY
雷「一応、ね、人間としては一緒に生まれたのよ」
電「はわわ、確か、暁お姉ちゃんと響ちゃんも一緒に生まれたんでしたっけ」
響「私達姉妹は四人、お母さんは一回に二人ずつ生んだ計算かな」
暁「暁が一番に生まれたから暁が長女よ!」
長月「ふむ…成る程、私達と同じで、人間としても姉妹なのだな」
雷「私と電と若葉と文月の見分け方…うーん、白い制服来てる方が私と電で、黒い制服来てる方が若葉と文月ね」
電「ええと、若葉さんはカッコいい方で、文月ちゃんは…栗みたいなお口の方って覚えると分かりやすいかと…」
973
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 14:06:39 ID:jrFGhQpg
文月「くり!?あたしの覚え方って…そんなとこ…?」
弥生「…文月…後でプリン…作るから…」
卯月「『どう見ても響が長女にしか思えません』…確かにぴょん…」
974
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 14:10:23 ID:253mzWiY
暁「な、何よ…!一番最初に生まれたのは暁なんだからね!」
響「…」ス
暁「な、撫でようとしないでよ!私はお子様じゃないのよ!?」
響「…」ニヤニヤ
暁「な、何でにやついてるのよ!んもぉぉぉぉぉぉ!!」プンスカ
雷(…どうして響が長女らしいのか、一目瞭然ね)
975
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 14:16:11 ID:jrFGhQpg
三日月「《暁ちゃんが長女だと訴える会》より『暁ちゃんが長女であると世に知らしめるにはどうすればいいのでしょうか』…だそうですが…」
976
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 14:21:30 ID:253mzWiY
暁「え、ええと……ど、どうすれば良いのかしら…」ボソッ
響「…取り敢えず、バーでグラスを片手に持って目を閉じてる画像を散蒔けば良いんじゃないかな」
暁「ええ…何か安っぽいわ」
響「台詞もこうだね、『私に取っては昨日の出来事だが、君たちに取っては、『明日』の出来事だ』」
暁「…駄目、どっかで聞いた事が有るもの」
977
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 16:28:29 ID:Ph2TOt4o
弥生「…他の長女を…参考に…したらどうですか?」
皐月「球磨さんは軽巡と思えない強さだよね!」
978
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 16:32:12 ID:253mzWiY
電「確かに…火力と雷撃がちょっと可笑しいのです…」
雷「不思議な口調だけど、実はもの凄く妹思いなのよね」
響「…それに関しては姉さんも同じだし、強さとは関係ないんじゃないかな」
暁「そ…え?そうなの??」
響「…はぁ」
暁「え?何で溜め息付くのよ?ねえ、ねぇ!」
979
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 18:10:38 ID:uxIDDoRs
文月「古鷹さんはどうかな〜?加古さんだけでなく重巡みんなのために頑張る優しい人だよー?」
980
:
名無しの提督さん
:2015/05/11(月) 18:33:49 ID:253mzWiY
響「まあ、優しいよね、古鷹さんは」
雷「他の人は…アレだけど」
暁「古鷹さんの様な人がレディーなのかしら…?」
981
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 19:15:31 ID:M8SIvmyY
卯月「高雄はふかふかぴょん!阿賀野もふわふわしてるぴょん!雲龍もふかふわぴょん!」
菊月「…(…もげろ…!)鎮守府にもよるが、陽炎や初春も良い姉、頼れる長女、といった感じか…?」
長月「妙高もなかなかだと見受ける…」
三日月「金剛さんもかなりの長女力だと思います、睦月お姉様には及びませんが!」
982
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 19:20:59 ID:253mzWiY
雷「…こうして見ると、長女をやってる長女って意外と多いのね」
響「それに引き換え私達の長女は…」
暁「な、何よぉ!」
響「…何でもない(姉さんいじり楽しい)」
983
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 19:43:49 ID:M8SIvmyY
望月「まあ、理想の長女は睦月じゃね?度量が広いし…(あたしがサボってても文句言わねーし…)」
三日月「妹達の危機に必ず助けてくれます!(私達を散々苦しめたレ級の猛攻を易々と退けるお姉様素敵すぎます…!////)」
菊月「…そうだな」
長月「戦闘力は外せぬ…」
984
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 19:49:16 ID:253mzWiY
レ級「只今戻った、遅く成った」
レ級「その分有り余る程に魚とか取って来たぞ、序でに向こうにも挨拶して来た」
レ級「ええと…魚介類ばかりが3年分だが、文句は言わないでくれ、こっちだって周りから白い目されながら取って来たんだから」
985
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 20:12:58 ID:M8SIvmyY
長月「向こうに挨拶…?何処を指している?」
卯月「っつーか3年分もどーするぴょん…腐るぴょん…」
弥生「…冷凍保存…干して保存食…司令官に差し入れ…皆にもお裾分け…」
菊月(弥生が何時になく喋った…)
皐月「今夜はご馳走?やったぁ!」
望月「えー…普通でいいだろ…?」
986
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 20:18:59 ID:253mzWiY
レ級「深海のな、本拠地に寄ってって『良い家が見つかった、そこに済むから暫く会えない』って言っておいた」
レ級「皆口をぽかんと開けてて凄く面白かったぞ」
987
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 20:43:53 ID:M8SIvmyY
望月「おいおい…全面戦争は勘弁だぞ…」
三日月「それでも、負けたくありません…!」
如月「髪が痛んじゃうのは嫌ねえ…」
988
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 20:45:35 ID:253mzWiY
レ級「大丈夫、伊座と言う時には私が海の全ての魂を奴らごと食い尽くしてやるから」
989
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 21:02:48 ID:M8SIvmyY
睦月「ここに来ても睦月が守るにゃしぃ…」
如月「睦月ちゃん…////」弥生「…睦月…!」卯月「睦月ねー…」
皐月「睦月姉!」文月「睦月お姉ちゃん…」長月「姉上…!」
菊月「睦月…」三日月「睦月お姉様…////」望月「睦月…」
990
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 21:06:07 ID:253mzWiY
レ級「…ぁぁ………」ス……
嬉しそうに溜め息を吐いた後、睦月に跪く。
レ級「…済まない、只今戻った…食料は取って帰った」
991
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 21:06:46 ID:253mzWiY
レ級「…余計な事もした、済まない、お前の狗に成ると言ったそばからこれではね…」
992
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 21:22:59 ID:M8SIvmyY
睦月「食料に関してはありがとうにゃし…今夜の弥生ちゃんのご馳走を楽しみに待つにゃし…」
睦月「面倒事も構わないにゃし…」
睦月「妹達や妹分にかかる火の粉を払うのは姉として当然の務めにゃしぃ…!」
睦月型姉妹(流石お姉ちゃん…!)
暁(…!こ、これが姉力…!?)
響「ハラショー…!」
雷「流石ね…!」
電「立派なのです…!」
993
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 21:27:55 ID:253mzWiY
レ級「…済まない、せめて戦の時が来たなら、全力で戦う」
レ級「…成る可く貯蓄が尽きない程度に、な」
994
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 21:35:03 ID:M8SIvmyY
卯月「ぷっぷくぷー!暁さ〜ん?うちの睦月を参考にしてもいいぴょんよ?」
卯月「そっちの三人もそう思うぴょーん?」
995
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 21:41:15 ID:253mzWiY
暁「睦月の姉力は良いけど……貴方のその態度は参考にしないわ」
響「Да」
雷「うざいのは駄目よね、訳ありでも」
電「ごめんなさいなのです…」
次スレ立てる?何かもうちょっとしたssに成りそうなんだけど
996
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/11(月) 21:51:29 ID:M8SIvmyY
卯月「うざ…!?ちょっと聞き捨てならないぴょん!訳ありって何ぴょん!?そこの白いのは日本語喋ろぴょん…」
ここの、スレッド言うんでしたっけ?8割方自分達が占領しちまってますしね…
自分あんまり詳しく知りませんが、1000で打ち切りなんでしたっけ?こういうの…
997
:
カタツムリ提督
:2015/05/11(月) 21:58:25 ID:253mzWiY
響「君もロシアに行って私の同志に成らないか」
雷「えと、木を数える仕事だけは勘弁してあげてね」
暁「ロシアってとっても寒そうよね…そんなことしたら死んじゃうわよ」
一番下の所に新規スレッド作成とかいうボタン有るから、それ押してタイトルと説明文入力すれば立てられる筈
998
:
その魔球の名はナックル
:2015/05/12(火) 00:31:56 ID:ZEFZ3aKM
卯月「うーちゃんとってもか弱いぴょん!そんな所に連れて行かれても何も出来ないぴょん!」
999
:
カタツムリ提督
:2015/05/12(火) 00:49:27 ID:YLrhngQQ
レ級「頑張れよ兵隊、気張れよ、今の時期のシベリアはとてつもなく寒いが、兎なら大丈夫だろう」
卯月「大丈夫じゃないぴょん!直に死んじゃうぴょん!!」
レ級「じゃあ、私も着いてってやろうか?」
卯月「…え?」
レ級「寂しいと死ぬんだろ?暖房は期待出来ないかもしれないが、話し相手には成ってやるさ」
しゃーない、乗っ取ったもんの責任じゃ、ワシが立てる
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