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魔王むちゅきを褒め称えるスレ

197陛下とカタツムリの人:2015/04/29(水) 09:58:49 ID:rM5p0DaA
58「ん、じゃあ朝ご飯食べた後、集合でちね」

パッ

卯月「っ…じゃあ、それで決まりぴょん」

58「……逃ゲナイデヨ?」

卯月「に、逃げないから!大丈夫だぴょん!」

198名無しの提督さん:2015/04/29(水) 11:47:23 ID:cjFpWNb.
むちゅきは風邪にゃしぃ
イベントは休みにゃしぃ……

199名無しの提督さん:2015/04/29(水) 13:40:40 ID:hLa4DfYE
>>197
卯月「ご飯が終わってしまったぴょん…睦月が風邪ひいてる今うーちゃんに必要なのは上官命令だぴょん!というわけで…」
(司令室にて…)
卯月「しれいか〜ん、今日のうーちゃんは一味違うぴょん!イベント海域でも長時間遠征でもなんでも行けるぴょん!やる気に満ち溢れてるぴょん!是非とも艦隊に加えるぴょん!若しくは秘書艦務めてもいいぴょん!(難易度甲で大破は嫌だけど、あの性悪潜水艦を避けるためぴょん!長時間遠征なら資源のためだから奴も妨害出来ないぴょん!秘書艦ならば一日中しれいかんについていなきゃだから、堂々と断れるぴょん!そのためなら一日中つつかれてもいいぴょん!)しれいかんはーうーちゃんにして欲しいことないぴょん?今日は特別ぴょん!なんでもしちゃうぴょん!」

200陛下とカタツムリの人:2015/04/29(水) 14:09:24 ID:rM5p0DaA



58「やあ、ようこそオリョールハウスへ」

大鯨「このお水はサービスだから落ち着いて飲んでね?」

201名無しの提督さん:2015/04/29(水) 14:14:26 ID:hLa4DfYE
卯月「…あれ?なんでうーちゃんこんなところにいるぴょん!?確かにさっきまで司令室でしれーかんと話していたはず…?…ぴょん!?」

202陛下とカタツムリの人:2015/04/29(水) 14:20:50 ID:rM5p0DaA
58「いやあね、ご飯食べ終わってうーちゃん待ってたら中々来なかったからさ、こっちから来ちゃったでち」

大鯨「何処かで酷い怪我とか、事故に巻き込まれたのかと思ったけど…何も無くて良かった」

U-511「…良かった、ユーも、しんぱいしたんだよ?」

203名無しの提督さん:2015/04/29(水) 15:58:26 ID:tOfGvmNg
卯月「(バカな…大鯨さんはこんな悪事に加担するような人ではなかったはず…偽物!?深海!?いや、まさか…このままだと本当に沈められる…!)いやあ、その話なんだけど、うーちゃんE-1の攻略隊の一員に任命されちゃったんだぴょん!やー、残念だけどもオリョクルにはお供出来ないぴょん…残念だなあ」

204陛下とカタツムリの人:2015/04/29(水) 16:04:48 ID:rM5p0DaA
58「ううん、海になら何処でも良いよ?」

58「だってゴーヤ達、潜水艦だからっ♪」


58「それはそうと…E-1はもう終わってるって聞いてたけど…?」

大鯨「あら、そうなの?」

U-511「ねえ…何か、かくしてる?」

205名無しの提督さん:2015/04/29(水) 18:16:49 ID:vbbbrT3M
卯月「ま、間違えただけぴょん!E-2の連合艦隊に選ばれたんだったぴょん!駆逐艦は必須だから仕方ないぴょん!ルート固定できるか分からないうちから潜水艦をつれて行くのは危険としれーかんも言ってたぴょん!残念だけどもこればっかりは…」

206名無しの提督さん:2015/04/29(水) 18:51:56 ID:SFDcN/q6
なにゆえもがき 生きるのか?滅びこそ私の喜び。死にゆく者こそ美しい。さあ 睦月の 腕の中で息絶えるがよいぞ!

207陛下とカタツムリの人:2015/04/29(水) 19:10:22 ID:rM5p0DaA
>>205

U-511「……どうして?どうして言い訳するの?」

卯月「…え?」

U-511「…ほんとは、ユー達と泳ぎたくないんだったら……ハッキリ言っても良いんだよ?」

U-511「でも、どうして言い訳をするの?」

卯月「そ、それは」

U-511「それに、人とのやくそくは破ったら良くないです、ごーやさんもそう言ってました…」

58「…何かを隠してるならはっきり言ってよ、卯月。」

大鯨「」ニコニコニコニコ

208名無しの提督さん:2015/04/29(水) 20:12:08 ID:Cmp3ls92
卯月「…こうなったら全部言ってやるぴょん!ゆー511!大鯨さん!実はそこにいる伊58は大悪人なんだぴょん!鎮守府の仲間へ暴力をふるい、脅迫しているのだぴょん!そしてそれを知ったうーちゃんを沈めて口封じを図っているぴょん!だから再三近付いてきているぴょん!この間なんてうーちゃんの可愛い妹水無月に襲い掛かって大破させたぴょん!おかげで大本営の工廠に送られて今回のイベントでの華麗なデビューができなくなったんだぴょん!このままでは憲兵に捕まるぴょん!ゆー511も大鯨さんもこのままだと仲間と思われるぴょん!憲兵に捕まったらこんな風(秋雲画伯の18禁イラストぺらっ)にされるぴょん!うーちゃんはこの外道を放っておけないぴょん!そいつから今すぐ離れるぴょん!」

209陛下とカタツムリの人:2015/04/29(水) 20:36:06 ID:rM5p0DaA
U-511「ごーやさんは潜水艦だよ?装甲も火力も無い、海の中じゃ凄く強いけど、戦艦の人と地上で戦ったら先ず勝てない」

U-511「それに、沢山の苦しいときを乗り越えて来た艦娘のみなさんが、たった一人に、しかも潜水艦に脅迫される訳が有りません」

58「まあ、ゴーヤは只のオリョールに泳ぐ仕事人だからね」

大鯨「…それに、ゴーヤちゃん達潜水艦の皆が全員良い子と言うのは、私が良く知ってます」

大鯨「卯月ちゃん…嘘は行けませんよ?うそは」

卯月(え、えっちい絵を見せても動じない……これは本格的に拙いぴょん…)

58「最後に、一つ」

卯月「…?」

210陛下とカタツムリの人:2015/04/29(水) 20:38:58 ID:rM5p0DaA



58「水無月って、だれ?」

大鯨「確か、そんな子は居なかったと思うんだけど」

U-511「………」

58「ねえ、もう観念しなよ、お前の考えも、さっき鎮守府で聞いたの大鯨さんとユーにバラしちゃったよ?」

211名無しの提督さん:2015/04/29(水) 21:23:20 ID:CFJAr40.
卯月「水無月は睦月型の6番艦だぴょん!魔王むちゅきの城で12姉妹で暮らしてたぴょん!外に出ていなかったから皆が知らないだけぴょん!こないだ姉妹定例会で望月が城に侵入したゴーヤに水無月がやられたって言ってたぴょん!睦月十二姉妹全員証人だぴょん!それさえなかったらE-1新規実装艦としてドロップするはずだったぴょん!もう許せないぴょん!伊58に決闘を申し込むぴょん!くらえぇい、不知火の手袋(ぺちっ)!明日の朝一番で第一演習場に随伴艦5人まで連れてこいぴょん!」

212陛下とカタツムリの人:2015/04/29(水) 21:43:18 ID:rM5p0DaA
58「よーし、そこまで言うなら殺って犯るでち。敵が反古にした命は有り難く貰わなくちゃあね」

U-511「Zeit des Krieges,……Es ist nicht unbedingt verlieren」

大鯨「頑張ってね、私も根回しするから」

58「ありがとう、大鯨ママ」

U-511「Die Stärke der Deutschland Ich werde durch Anziehen der Rückseite des Körpers」

213名無しの提督さん:2015/04/30(木) 04:06:07 ID:17ZNQbCo
長月「最近卯月を見ないな…イベントも始まったというに何をしているのだ!デイリー質問箱もサボっているし…次見た時にはこの精神注入棒で…」
菊月「…卯月…。いつか、桜の丘で会おう…(長月が怖いモードに…)」
文月「あたしが起きた時にはもういなかったの〜。どこか遊びに行ってたのかと思ったんだけどねー」
三日月「先日の偽装劇薬攻撃もそうですが、外からの攻撃が激しいです。やはり鎮守府の敷地内に勝手にお城を建設したのがまずかったのでしょうか?黙認されているのかと思っていましたが…」
望月「司令官が何も言わないし、言ってこないんだから大丈夫だろー。もう卯月探さなくてもいんじゃねー?(探してるの妖精だけど…)」
長月「…ともあれ任務はこなすぞ!(司令官からの報酬のおやつは惜しいからな…)」
菊月「まず私から読もう。《19なのね》『メンテナンス明けから58の様子が少し変なのね。先日そっちに逃げて捕まえてもらった新人(レベル4)じゃなく、エース(レベル98)のほうなのね。なんか新しい玩具を手にしたような感じなのね。58ばっかりずるいのね!睦月ちゃんは友達ばっかりずるいのね、と思ったことがあるか教えて欲しいのね!』」
三日月「続いては《メロン》さんからですね。『最新の防犯システム(試作)を作ったの!そっちに贈るから、あとで感想聞かせてね!』試作、が引っかかりますが、お姉様も安心できるでしょうか?」
文月「えっとー《お相撲さんじゃないわ》さんからでーす。『この間司令室のパソコン使おうとしたらパスワードを入力して、とか出たわ。あのクソ提督、影であんなことやそんなことしてたらどうしてくれようかしら…あのクソ提督一泡吹かせてやらないと…!』…だってー」

214陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 04:47:42 ID:xdVD2uG6

58「ユー、大鯨ママー、随伴艦の方はどうなったでちー?」

大鯨「はい、ユーちゃんがビスマルクさんや摩耶さん、鳥海さん等、強い艦娘独断で選んだ結果、仲間に成ってくれるそうよ」

大鯨「既に美味しいご飯で受け入れやすくした後に、ゴーヤちゃんが聞いた卯月ちゃんの悪事を喋ったら、皆快く…」

58「そっか…ありがと、ママ」

大鯨「この鎮守府の潜水艦のエースとして、行けない子は許せないわよね」

58「うん…ゴーヤは仕事人、与えられた任務を遂行し与えられた秩序を守る」

58「それらを乱す奴は、有象無象の区別無く、ゴーヤの魚雷が許しはしない」

215名無しの提督さん:2015/04/30(木) 05:44:48 ID:17ZNQbCo
卯月「緊急招集に集まってくれた皆さんありがとうございます、ぴょん!悪の枢軸伊58を、司令官が心待ちにしていた水無月実装を延期に追い込んだゴーヤを許しておくわけにはいかないぴょん!皆には後で魔王むちゅきからお礼の粗品を贈るぴょん。ぷっぷくぷー、どうせ奴らはオリョクル仲間で組んでくるに決まってるぴょん! 対潜要員、対潜装備を揃えれば余裕ぴょん!…もうじき夜明けぴょん!作戦会議ぴょん!」

216陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 08:09:41 ID:xdVD2uG6
58「……zzzzzz」

U-511「あの、ごーやさん!」ゆさゆさ

58「…んぉ、何でちか?」

U-511「あの、もう夜明け近くで、皆さん集合しましたよ?」

58「あ…そうだったでち…」むくっ


「…呑気なものね、大丈夫なの?」

「流石に慢心をし過ぎでは?」

58「なに、大丈夫でちよ、どうせ奴らは舐めてかかって来る」

58「ゴーヤはそんな舐めプ艦隊に真っ正面から馬鹿正直に付き合う暇なんてないでちよ」

「随分と余裕だなぁ、お前にはそんだけの自信があるッて事か」

217名無しの提督さん:2015/04/30(木) 08:11:44 ID:17ZNQbCo
卯月「到着したぴょん!相手は…まだ来ていない…ぴょん?ぷっぷくぷー、宮本気取りぴょん…(潜水艦憎しの摩耶や愛宕がいなかったけど、よく考えたらあの人たち潜水艦には無力だったぴょん、かえってよかったぴょん。)」

扶桑「卯月ちゃんがここまで妹思いだったなんて…同じ姉として協力してあげましょう…(睦月ちゃんから幸運の御守り二つ。山城、待っててね…?)」

長良「毎日のトレーニングって大事よね!今日も頑張ろうっと!(一日皐月ちゃん長月ちゃんとトレーニング権、楽しみだなっ)」

五十鈴「対潜要員と言えば私。全力で勝利に導くわ(五十鈴改三の実装…本当にかなえてくれるのかしら…?)」

木曾「俺に勝負を挑む馬鹿は何奴だぁ?(残りの姉貴への改二実装…俺がかなえてやるよ)」

龍田「沈みたい、いけない潜水艦はどこかしらー?(ふふふ…)」

卯月「…(完璧な布陣ぴょん…まず木曾の開幕雷撃で(おそらく組している)大鯨を潰すぴょん。そうしたら奴ら砲撃戦には参加できないからこっちの対潜攻撃12発。潜水艦如きが耐えられるものではないぴょん。完璧すぎるぴょーん)ぷっぷくぷー」

卯月:三式ソナー、三式爆雷、(菊月の部屋から無断拝借した)対潜水中機雷(対潜+?)
扶桑:試製41㎝三連装砲、41cm連装砲、瑞雲、瑞雲12型
長良・五十鈴・龍田:三式ソナー、三式ソナー、三式爆雷
木曾:甲標的、三式ソナー、三式爆雷

218陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 08:16:05 ID:xdVD2uG6
58「うん、可成りの自信があるよ」

「…でも、ちょっとこれは卑怯な気が」

58「ま、ゴーヤも駆逐や軽巡にはクッソ弱いから…おっかないから正々堂々と戦ってやらないでちよ」

58「それに、慢心する方が悪いんだから」

「…まあ、そうよね」

58「……さあ、夜明けが来るよ。眩しい眩しい、愛しくも憎らしいお天道さんのお出ましでち」

「…ええ」

U-511「はい、この戦い…絶対に勝ちます」

219陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 08:28:31 ID:xdVD2uG6
ーー第一演習場


58「いやーでも、朝は暖かいよね、何時も思うけどさ」

「ちょっと、幾らなんでも気が緩み過ぎよ」

58「大丈夫、奴らがどんな陣形を選ぼうと、奴らは潜水艦を攻撃する」

58「それで、新型高温高圧缶をガン積みしたユーがドイツ仕込みのテクニックで引きつけつつ躱す」

58「だいして此方は単縦陣、仮に初戦で開幕雷撃が襲いかかって来ても、それだけを耐えれば問題は無いでち」

「考えてんのなあ、お前も」

「でも、計算は大事ですよね」

58「…まあ、ザコいからね、ホントに」

220陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 08:34:49 ID:xdVD2uG6
「……あ、あの影って…卯月の艦隊じゃない?」

58「あ、本当でち…遅れちゃったかな」

「みてぇだな、うん」

58「いやあ、ごめんでち、遅れちゃったねー」

221名無しの提督さん:2015/04/30(木) 08:58:29 ID:17ZNQbCo
卯月「ぷっぷくぷー、遅かったぴょんね(本当に宮本気取りぴょん…)心配したぴょん、道中で何かあったのかと。(睦月城に仕掛けてたのと同じトリモチとか置いといたけど、不発だったようだぴょん…)始める前に“公平な”レフリーを呼んどいたぴょん!長門さんと陪審員の陸奥さん、伊勢さん、日向さん、白雪ちゃん、深雪ちゃんだぴょん!(審判とグルってとっても恐ろしい罠ぴょんね…試合後にロリゆー511を好きにしていいっていったら喜んで引き受けてくれたぴょん…支援砲撃も確保…陣形は当然単横陣一択…先についたからフィールドもチェック済み、海中機雷もばら撒いた…もはや負ける要素皆無だぴょん!そして長門が切り札として奥の手、三日月に置手紙を残してきたぴょん…こちらが不利になったら赤い狼煙をあげるぴょん。確認したらしれーかんを呼んでもらうぴょん、私的決闘で演習終了、怒られるかもだけど、うーちゃんの不利にはならないぴょん。しれーかんは如月の誘惑攻撃で陥落済みのはずだぴょん…さらに今日は憲兵による巡回予定日…今頃しれーかんを訪問中…しれーかんと一緒にここに来たら58のうーちゃんや水無月への暴行容疑で拘束ぴょん…証拠は望月がサボってなければ整理してていしゅつするてはずぴょん…完璧すぎるぴょん!)」

222陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 09:06:30 ID:xdVD2uG6
58「はん、心配なんて毛程もしていないくせに」

U-511「今回は絶対に負けません」

卯月「ふふん、今日はゴーヤ達でも厳しいと思うぴょんよ」

卯月「見るぴょん、この艦隊を!」


58「……へえ」

223陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 09:19:42 ID:xdVD2uG6
卯月「対潜に特化した艦隊、潜水艦じゃ勝てっこ無いぴょん」

58「ふうん」

卯月「…諦めた方が身の為だぴょん」

58「…」

58(…あれが『公平』なレフリーね…少し予想の範囲外だったけど、別に構わないでち)

58(コイツ、反則負けか、自分に有利な判定を狙っての事だろうけど…そうでなきゃこっちに勝てないもんねえ)

58(先ずは、赤城さんが発艦したがっていた改造機、ju87g改(対空+10 爆走+20)の爆撃で厄介なのを落す…)

58(制空権は…問題ないよね…なんせ、『あの人』の部隊だからなあ…)

224陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 13:17:23 ID:xdVD2uG6
58「…諦める?冗談も半分までにして欲しいでち」

58「こっちだってユーの他にも随伴艦は連れて来たんだから」

卯月「へえ、見せて欲しいぴょん」

58「はいはい…じゃあ皆、前に出て良いでちよ」


ビスマルク(drei)「ふふ…遂に私、ビスマルクの出番ね(あの時のご飯…とても美味しかったし、卯月の企みも許しては置けないわね)」

赤城「一航戦の誇り、御見せしましょう…(可成り良い装備を貰ったですし…あああ、早く試し撃ちがしたいです)」

摩耶(改二)「っし、一丁やってやるかァ!(美味い飯に強い装備…もう気分が上がりまくりだよ、アタシさぁ!)」

鳥海(改二)「重巡洋艦鳥海、出ます(おいしいご飯のお礼…夜戦で返さなきゃ)」

225名無しの提督さん:2015/04/30(木) 13:57:26 ID:HHZZ91BU
卯月「…ちょっと待てぴょん、そこのがらの悪い重巡。あんた潜水艦にやられて沈んだのに、何潜水艦の下についてるぴょん!そこの重巡妹の方もそんな姉を止めろぴょん!今なら間に合うぴょん!愛宕が泣くぴょん!(今から扶桑の砲弾に比叡チョコ塗りたくったほうがいいぴょん?ちょっと優しすぎたぴょん?)」

卯月「そしてそこの一航戦、いや、食欲魔神。なんでそっちにいるぴょん?あんたの仇を取ったのは今もオリョクルに行っている168だろぴょん!間違っても58じゃないぴょん!もう一度自分の行動を一考するぴょん(上手いこと言ったぴょん)」

卯月「そこの外国戦艦も、なんで潜水艦と駆逐艦の決闘に来てるぴょん!来てるのは頭のほうぴょん(よく考えるとうーちゃんが言えたことじゃなかったぴょん…)?」

226陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 14:08:03 ID:xdVD2uG6
摩耶「いや別に、よくよく考えればアタシをぶっ殺したのはゴーヤじゃねえだろ」

鳥海「私も、ご飯を食べさせてもらったお礼がしたいですし…何より、貴方が企んでいた事、絶対に許せません」

赤城「私は良い装備が手に入ったので、お礼と制裁もかねて試し撃ちです」

赤城「私、食べる事と戦う事しか興味が有りませんから?」

ビスマルク「それに、貴方『潜水艦』『潜水母艦』『駆逐艦』意外の子を随伴艦として連れて来ちゃ駄目って一言も言って無いじゃない?」

58「詰まる所は、58もガチで殺しに掛かって来ても良いって事でちよね」

U-511「それに、貴方が姉妹の殆どが居ない事を良い事にやろうとしていた事も全部喋りました」

227名無しの提督さん:2015/04/30(木) 15:19:56 ID:sBL0d3IA
卯月「ちょっと待つぴょん!そもそもうーちゃんがしていたのは軽いいたずらだぴょん!如月の羽織に包まれてみたり弥生の可愛くないパンツを可愛くしたり皐月のワッペンに甘みを加えたり任務『不要な装備を廃棄せよ』を手伝っただけぴょん!最後の以外可愛いいたずらや姉を慕う行為ぴょん!姉妹の下着かぶったりパクったりしてる大井よりまともぴょん!」

卯月「睦月姉妹の愉快な日常ぴょん!それよりうーちゃんを脅したり沈めようとしたり、デビュー目前だった水無月を大破させたのは…っとちょっとメールが…望月からぴょん…『水無月を大破させたのはこの前ドロップしたレベル4のゴーヤ』?こいつじゃなくて?…ぴょん。」

卯月「…水無月に関してはこいつは無実だったようだぴょん…でも監督不行き届きぴょん!ちゃんと後輩ごーやをしつけておけぴょん!」

卯月「そしてうーちゃんに攻撃したのは事実ぴょん!」

卯月「あっ…(よく考えてみれば強力な敵随伴艦にビビったけど、考えてみると旗艦は(多分)58だぴょん。そしてこっちは対潜装備ガン積み…、水上艦より潜水艦を優先して狙うメンバー…敵潜水艦はゴーヤとゆー…長門達の支援砲撃もある…仮に赤城の航空戦で少しやられても全員の攻撃が二人に集中…制空権は絶望的でも対潜攻撃だから元々連撃できない…)」

卯月(ビスマルクや重巡姉妹の攻撃も怖いけど、三式ソナー二つだから命中+…最大12回のうち1発当てれば、単横陣だし潜水艦なんていちころ…)

卯月(難癖つけて引き延ばすよりとっとと始めれば戦術的B勝利ほぼ確定…)

卯月「いや、御託はここまでぴょん!早速始めるとするぴょん!長門審判!お願いするぴょん!戦闘開始ぴょん!」

228名無しの提督さん:2015/04/30(木) 15:28:50 ID:sBL0d3IA
戦 闘 開 始 !
卯月「まずは航空戦ぴょん!うーちゃん達は全力回避!五十鈴さんは頑張って少しでも落とすぴょん!扶桑さんお願いぴょん!」

扶桑「赤城にも、負けたくないの!行きなさい、瑞雲!」

229陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 15:29:53 ID:xdVD2uG6
58「ぶっちゃけこっちも能書きは良いし…どうします?長門さん」

長門「ああ…演習を開始する。存分に戦って来い」

U-511「あ、あの、ナガトさん」

長門「っ…何だ?」

U-511「ゆ、ゆー達…全力で戦いたい、です。だから…変な判定とかはしないで欲しい、です」

U-511「どっちが勝ったか、どっちが負けたか…それだけ決めてくれたら、嬉しいな…って…」

長門「いや、それは…」

U-511「……ダメ?(凄く純粋な目で上目遣い」

長門「……ッッ!」キュンッ

230陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 15:33:53 ID:xdVD2uG6
長門(な、何て…悪意の混じらない純粋な瞳…)

長門(…私は、こんな瞳の娘に手をかけようと……最低だ、私は)

長門「…駄目じゃない、存分に戦って来い、私達は水を入れない」

U-511「ナガトさん…!danke!」パァァ

58「ふ…さあ戦闘を……ってうぁ!?航空戦が既に始まってるでち!?」

ビスマルク「待ってはくれない訳ね…赤城、艦載機を発艦させて!」

赤城「えっと…爆撃機が一機…勝手に発艦してしまいました」

摩耶「か、勝手に発艦…?!」

ビスマルク「……まさか」

231陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 15:35:20 ID:xdVD2uG6





閣下「行くぞ敵艦隊ども!出撃の時間だ!!」



ビスマルク(ア、アイツか…っ!!)

赤城「え、ええと…全艦載機、発艦!あの爆撃機に続いて!」

232名無しの提督さん:2015/04/30(木) 16:09:16 ID:sBL0d3IA
扶桑「きゃぁぁっ、やだ、火災発生!?」

長良「もっと、トレーニングしておけば…口惜しいっ!」

五十鈴「やだっ、痛いじゃない!」

卯月「扶桑さんと五十鈴さん小破、長良さん大破!思った以上に喰らったぴょん!相手への損害は…!?…続けてゴーヤとゆーの開幕雷撃くるぴょん!みんな、回避行動ぴょん!」

233陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 16:12:22 ID:xdVD2uG6
ゴボボ…

58「ゆー、龍田はこっちが狙う、ゆーは五十鈴オンリーだよ。一発で為留めて」

U-511「や、ヤー」

ボシュッ!

58「さあ、私の魚雷とユーの産地直送特製魚雷、避けられるかな」

234陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 16:16:16 ID:xdVD2uG6
摩耶「…相手の損害はどうなった!」

赤城「え、ええと…小破が二隻、大破が一隻です。それと敵の艦載機が全て全滅です」

赤城「あの突っ込んで行った艦爆、ただ者じゃ有りませんね」

ビスマルク「…多分、あの程度じゃ済まないわよ、酷く成る、もっと酷く成るわ」

ビスマルク「あの出撃バカが…あの魔王が、こんな物で済ますものかしら?」

赤城「…ええと、何か凄い物を貰ってしまいましたね…加賀さんに自慢したいです」

鳥海「…推進音確認、敵と此方の先制雷撃です、回避行動御願いします」

235名無しの提督さん:2015/04/30(木) 16:46:15 ID:sBL0d3IA
龍田「…まさか、これで勝ったつもりでいるの〜?服を切らせて骨を…ふふ、ふふふふふ…」

卯月「五十鈴さんは回避成功!依然小破維持ぴょん!龍田さんは…中破で凄い怖いぴょん!味方なのにやられそうだぴょん!」

卯月「航空戦、開幕雷撃戦終わって長良さん戦闘不能、扶桑さんは艦載機全滅で対潜不能。扶桑さんは比叡砲弾使って敵水上艦を仕留めてぴょん!」

卯月「龍田さんが中破、五十鈴さん小破、うーちゃんと木曾さん無傷。対潜攻撃は8回!1撃でも当たれば戦闘不能ぴょん!(まあ、龍田さんは中破だから、厳しいかもぴょん…)砲撃戦は相手のほうが射程距離が長いぴょん!なんとか耐えるぴょん!」

卯月「さあ、ここでまさかの支援砲撃ぴょん!全体一時待機!支援砲撃終了後に畳みかけるぴょん!長門さん達、やっちゃうぴょん!…出来れば水上艦全滅させてくれると、いや、最低ビスマルクだけでも潰せば…」

卯月「ぷっぷくぷー!予期せぬ支援砲撃、回避すらままなるまい!これが魔王むちゅき組の頭脳ぴょん!」

236陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 16:50:33 ID:xdVD2uG6
<ぷっぷくぷー!


日向「長門…合図が来てるぞ」

陸奥「撃たないの?」

長門「…いや、良い。私達は水を入れるべきではないさ」

伊勢「でもさあ、一応何かやっとかないと駄目じゃない?」

長門「………だが」

白雪「じゃあ一応応援しませんか?チアガールみたいに」

深雪「あ、それ賛成!絶対片方をヨイショするより楽しいって!」

237陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 16:53:37 ID:xdVD2uG6
長門「ち、ちあがーるみたいにか…?」

日向「…まあ、私はお前の意見を待つ」

伊勢「どうすんの?長門さん」


長門「…まぁ…そうだな、うん、応援だけはしようか」

陸奥「そうね、どっちにもエールを送れば汚れは無いものね?」

日向「…やはり、お前は正々堂々を好むのだな、お前らしいよ」

238陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 16:57:41 ID:xdVD2uG6
長門「よ、よし…皆、応援するぞッ良いな?!」

陸奥「ええ、良いわよ!」

深雪「っし!深雪様が一番乗りだぜ!フレーッ!フレーッ!!」

白雪「ふ、ふれー!ふれー//!」

239陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 17:03:13 ID:xdVD2uG6


ビスマルク「…何やってるのかしら、レフリー達は」

摩耶「応援だろ、かけ声を掛ける系の…それより、被害報告」

赤城「私は大丈夫ですが、ビスマルクさんはどうですか?」

ビスマルク「え?私?…あ!?小破してる!?」

鳥海「良く耐えられましたね…可成り凄い水柱だったのに」

摩耶「ビスマルク小破、此方の被害は小破一隻…っと」

240名無しの提督さん:2015/04/30(木) 17:17:57 ID:sBL0d3IA
卯月「…?あ、あれ…?なんだか支援砲撃が…来ないぴょん…?」

卯月「あ…あの裏切者ー!くっ…副特典に弥生のパンツも据えておくべきだったかもぴょん…!」

五十鈴「ちょっと卯月!なにぼんやりしているのよ!?」

卯月「…はっ!?まずいぴょん!ただでさえ向こうのほうが射程広いのに!」

卯月「扶桑さん!比叡砲弾で砲撃開始ぴょん!標的は誰でもいいぴょん!」

卯月「五十鈴さん、龍田さん、木曾さんは対潜攻撃用意!それに秘策!開戦前にばら撒いた水中機雷を喰らうがいいっぴょん!」

241陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 17:26:10 ID:xdVD2uG6
ゴボ……

58「…さあ、ゴーヤは後ろに引く、ユーは敵の目を引きつけて」

U-511「Ja……あ、でもゴーヤさん、水中に機雷が…」

58「…本当だ…魚雷で壊したら?」

U-511「でも…」

58「大丈夫、どうせ水上艦が決める、私達は只の影の柱。敵を引きつけるだけでも可成り良いと思うよ」

U-511「…分かりました、なんとか被弾しない様に頑張ります」

242陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 17:35:50 ID:xdVD2uG6



U-511「魚雷二発装填…目標は前方進路の機雷群」

U-511「…Loos!」ボシュッ!


バガァァンッ!!

243名無しの提督さん:2015/04/30(木) 17:37:03 ID:sBL0d3IA
砲雷撃戦開始!

扶桑「行くわよ…山城、大丈夫?」卯月「扶桑さん、今ここに山城さんいないぴょん!」

五十鈴「五十鈴には丸見えよ!」

龍田「ふふふ…天龍ちゃんより、上手でしょ?」

木曾「弱すぎるっ!」

卯月「睦月型の本当の力、えぇい!」

244陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 18:03:09 ID:xdVD2uG6
ビスマルク「さあ砲撃戦開始よ、ゴーヤは後ろに退避したわ!」

摩耶「っっし!さっそく生まれ変わったアタシと鳥海の力!思い知れぇーっ!」

鳥海「行きます!鳥海に続いて下さい!」

赤城「スツーカ隊、再度発艦!急いで!」

245名無しの提督さん:2015/04/30(木) 18:48:05 ID:rl3JEU7M
砲雷撃戦2巡目!

卯月「扶桑さんも戦闘続行不能、龍田さん大破しつつもまだ攻撃可能!こっちの攻撃はどうぴょん??」

木曾「龍田の攻撃は外れ、扶桑さんの攻撃で敵艦鳥海戦闘不能!…かすっただけに見えたんだが…大破してるようにも見えねえが…何だ?」

卯月(…比叡のチョコ塗り込んだ砲弾使えばイベント簡単ぴょん?)

木曾「俺の攻撃をU-511がゴーヤを庇い被弾、中破後の五十鈴の攻撃で戦闘不能。お前の攻撃はゴーヤに届かず、だな。」

卯月「こっちは6人中戦闘不能二人、大破一人、小破一人、カスダメうーちゃん。向こうは戦闘不能が鳥海、U-511。ビスマルク小破。赤城、摩耶、ゴーヤが無傷。」

卯月「全員対潜攻撃用意!目標ゴーヤのみ!撃てぇ〜、撃てぇ〜い!」

木曾「お前らの指揮官は逃げるだけか?無能だなっ!」

五十鈴「準備は万全よ、突撃するわ!」

龍田「あら〜?もう、声も出ませんか♪」 卯月(大破しつつもあの凄惨な笑顔…怖すぎる!…ぴょん)

246陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 19:04:41 ID:xdVD2uG6
砲撃戦2巡目

ビスマルク「ッ…状況報告!」

摩耶「アタシが小破!赤城も少し貰っちまった!」

鳥海「ですが、U-511が相手の攻撃を引きつけ、大破しました」

ビスマルク「チッ…舐めた真似をしてくれるわね」

鳥海「現在U-511はゴーヤちゃんと合流、私達の後ろに退避しました」

ビスマルク「夜まで長引けばどうにかなりそうね、相手は単横陣、普通の砲撃はてんで駄目に成るわ」

247陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 19:08:36 ID:xdVD2uG6
赤城「大丈夫?鳥海さん、その砲弾…不味く無い?」

鳥海「…うぷっ、凄く、不味いです…」

摩耶「げ…鳥海までやられちまってる…クソがッ!」ドォォ!!

赤城「相手の狙いは完全にゴーヤさん…ですが、私達三隻の壁に耐えられますか?」

鳥海「否、あの、敵艦、扶桑の砲弾は避けて下さい…可成り危険です…うぉぇっ…」

赤城「そ、そう…敵も可成りやるわね」

ビスマルク「兎に角、砲戦用意よ!泣きながら飛ぶ駒鳥は撃ち落とす!」ッドォォン!!

248陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 19:13:06 ID:xdVD2uG6
ゴボ………

58「…傷、大丈夫でち?」

U-511「はい…スーツが破けちゃいました…でも、あと10着くらい着替えを持って来たから大丈夫だよ…」

58「うんうん、ゆーはよく頑張ったでち」ナデナデ

U-511「ん…」

58「…後は、皆が上手にやって、夜戦まで持ち込めればこっちのモノだよ…」

58「…夜の戦は、めっぽう得意だからさ」

249名無しの提督さん:2015/04/30(木) 19:38:30 ID:rl3JEU7M
閉幕雷撃戦!

木曾「ゴーヤにヒット、中破したようだ、が。流石戦艦の攻撃…随分…涼しくなっちまったな…」

五十鈴「くっ…やったわ!ゴーヤのスナイプに成功!戦闘不能よ!…私も赤城の艦爆、で戦闘不能…だけど…何なのよ、あの艦爆は…」

龍田「私の攻撃ははずれ、ね〜。摩耶の攻撃も大破状態で回避できずに直撃…戦闘不能ね〜」

卯月「行動できるのはうーちゃんだけ…、木曾さんも大破して浮かんでいるのが精いっぱい。向こうは3人健在ぴょん…」

卯月「最後の閉幕雷撃戦、残された魚雷、全弾発射ぴょん!魔王むちゅきの眷属の力、受けてみるぴょん!」

木曾「ぐあっ!摩耶の魚雷、直撃、か。完全に戦闘不能、だな」

卯月「うきゅぅ…戦艦が魚雷撃ってくるのは、ずるいぴょん…うーちゃん、お風呂入りたい…ぴょん…。向こうの旗艦は撃破したぴょん…でもこっちは全員大破…夜戦も無理ぴょん…残りの耐久3だぴょん…夜戦しかけられたら全滅必至ぴょん…勝敗は、どうなるぴょん?」

卯月「条件的にはB勝利を満たしたぴょん…でも向こうは戦闘不能6人中5人でA勝利の条件を満たしたぴょん…。夜戦しかけられたら、うーちゃんかわせないぴょん…向こうはS勝利の条件を達成しちゃうぴょん…」

卯月「向こうは…どうするぴょん…?」

250陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 19:44:04 ID:xdVD2uG6
58「くそお…やられたでち…!」

ビスマルク「やられちゃったわね…大丈夫?」

摩耶「一応、修理要員を渡しとくぜ」

58「ん…感謝するでち」

鳥海「敵も…単横陣なのに可成り頑張って来ますね…おええ」

赤城「夜戦で攻撃出来るのは摩耶さんとビスマルクさんだけ、私は攻撃が出来ない…」

58「……」

ビスマルク「…成れど我等、意気軒昂…!」

摩耶「命令を出しな、艦隊旗艦さんよ!」

251陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 19:47:31 ID:xdVD2uG6
U-511「ごーやさん…!」

58「……十分だよ、奴らを…卯月をこてんぱんに叩きのめすのには十分だよ」


58「……倒す」

バッ!!

58「全員、倒すッッ!!」

ビスマルク「Jaッ!!」

摩耶「っし…さあ、年貢の納め時だ!」


我、夜戦ニ突入ス!

252陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 20:14:14 ID:xdVD2uG6
ーーー夜

ビスマルク「辺りが暗いわね…ここが、勝負の見せ所よね」

摩耶「ターゲットは卯月のみ…今のアタシらに負ける可能性無ぇな」

58「よし…総員、敵を撃滅セヨ」

ビスマルク「良いわ…やってあげる!」



長門「ぜえ…ぜえ…頑張れー…っ頑張れーッ…」

陸奥「…何時までこれ続けるの?疲れて来ちゃったわ」

深雪「戦闘が終わるまでだろー?心配しなくてももう少しで終わると思うぜ」

253名無しの提督さん:2015/04/30(木) 20:37:04 ID:DlTusz1k
卯月「こっちはそもそも5人戦闘不能、うーちゃんも大破して夜戦では攻撃不能ぴょん…」

卯月「B勝利とS勝利じゃあ周囲への印象が違うぴょん…こうなったら虚勢の一つも張るぴょん…」

卯月「どうぴょん?脆弱な潜水艦め、おとなしく敗北を認めるぴょん!さもなくば菊月からパクって…いや、借りてきた菊月砲+比叡砲弾が火を噴くぴょん!」

卯月(実際には砲弾じゃなくて煙が吹いてるけど…装備枠の問題で菊月砲も持ってないけど…はったりにビビってくれれば…)

254名無しの提督さん:2015/04/30(木) 20:42:33 ID:DlTusz1k
卯月「くっ…口撃に失敗したぴょん…もう、航行能力も喪われたぴょん…なるべく波が起きないようにじっとして、暗闇の中相手が攻撃外すのを待つぴょん…」

卯月「こっちは夜戦するつもりもなかったのに…向こうが探照灯持ってたらまずいぴょん…」

255陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 20:43:53 ID:xdVD2uG6




ビスマルク「そんなちっぽけな鉄砲、私達が怯えると思う?」ガゴンッ

卯月「……え」

摩耶「教えてやるよ…砲(ハジキ)ってのはなあ…こう使うんだよ」ジャキッ

卯月「え、あ…あ…」


ビスマルク「じゃ、サヨウナラ……Lebe Wohl」

摩耶「一隻撃墜…全艦撃沈…睦月型、何の事もねぇ」

256陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 20:46:42 ID:xdVD2uG6
卯月(も、もうこんな近くまで…ていうか、聞かれてたぴょん…)

卯月(うう……)

257名無しの提督さん:2015/04/30(木) 20:52:25 ID:DlTusz1k
卯月「うぴゃあっ!…やられたぴょん…戦闘不能、ぴょん…」

卯月「双方旗艦は戦闘不能、条件だけならどちらも戦術的B勝利は確保しているぴょん…」

卯月「先にB勝利条件を満たしたうーちゃん達か、夜戦まで行ってS勝利を満たしたゴーヤか…」

卯月「どういう判断がされるか…わからないぴょん…」

258陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 20:56:36 ID:xdVD2uG6
長門「がっ…がんばれ…頑張れーっ」

白雪「あの、もう終わってます」

長門「え?あ…」

伊勢「卯月ちゃんの艦隊はB勝利条件を満たしたよ」

日向「ゴーヤの艦隊は、夜戦でS勝利の条件を捥ぎ取った」

陸奥「どっちが勝利したとも言い切れないこの結果…どう捌くの?長門姉」

長門「………」

259陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 21:00:22 ID:xdVD2uG6
長門「ふむ……どちらも本当に良く健闘した…甲乙は付け難い…」

深雪「いっその事、どっちも勝利で良いんじゃねー?」

伊勢「ダメダメ、キチンと決めないと」

日向「……片方の艦隊は全員行動不能…もう片方は、三隻が行動可能…」

日向「…どうみてもゴーヤの艦隊の勝利だ…」

長門「…」

260名無しの提督さん:2015/04/30(木) 21:02:46 ID:MluKvU/o
白雪「通常の、他の鎮守府との演習ならば挑んだ側の条件が優先されますね」

深雪「同じ鎮守府内での演習訓練だし、どっちが言いだしたかあたしは知らねーっすけどね」

261陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 21:04:04 ID:xdVD2uG6
長門「………」

陸奥「……」



長門「…済まない、私には……決める事が出来ない…」

陸奥「長門姉……」

日向「では私が決める……良いな」

長門「…頼む」


……演習。終了

262陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 21:07:07 ID:xdVD2uG6
ビスマルク「……終わった、わね」

摩耶「…さて、レフェリーはどっちに微笑むんだろうな」


卯月「…」



日向「ええ…では、このたびの演習の結果を発表する」

58「…」

日向「演習の結果、勝者は…」

263名無しの提督さん:2015/04/30(木) 21:10:52 ID:DlTusz1k
白雪「…?」

深雪「ZZZ…」

264陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 21:13:37 ID:xdVD2uG6





「ゴーヤの艦隊は、敵旗艦を撃沈し、尚かつ艦隊の半分が行動可能だった…」


ビスマルク「!」

摩耶「お…あ、アタシらの勝ちか?」

58「……」

「このたびの演習は、仲間内同士の異例の演習であるため、戦果の大きさを優先した結果…三隻が行動可能だった、ゴーヤの艦隊の勝利となる」

265名無しの提督さん:2015/04/30(木) 21:18:37 ID:DlTusz1k
卯月「…!…負けた、ぴょん…?そんな、まさか…ぴょん…」

卯月「…水無月。うーちゃん、勝てなかったぴょん…打てる手は、勝つために出来ることは全部したのに…」

266名無しの提督さん:2015/04/30(木) 21:25:53 ID:xdVD2uG6
58「…勝った、…勝ったでち…」

U-511「ゴーヤさん…!良かったね…!」

58「うん…全力で打ちのめしに行き、打ちのめされに言った甲斐があったよ…」

267名無しの提督さん:2015/04/30(木) 21:44:45 ID:DlTusz1k
卯月「正直、なんで負けたのか、わかるけど、わからないぴょん…」

卯月「開戦直前まであのゴーヤが水無月の仇だと思ってたから、新規艦として着任したがってたあの娘の邪魔をした仇だ、と思ってたから…」

卯月「どんな卑怯と言われる策でも、勝つために使ったぴょん…」

卯月「皆には言わなかったけど、相手戦力を削るために、潜水艦寮からここに来るまでの道に様々な罠を張ったぴょん…」

卯月「潜水艦の自由な動きを封じて、あわよくばダメージを当てるために機雷も撒いたぴょん…」

卯月「相手旗艦が大鯨やほかの水上艦がいた時のためにレフリーと偽って支援砲撃艦隊も用意したぴょん…」

卯月「相手の艦隊を見て扶桑さんの砲弾を比叡チョコでデコレートしたぴょん…チョコで、デコ…ぷふっ…」

卯月「うーちゃんの装備枠に菊月が(勝手に)開発した対潜装備もいれたぴょん…(対潜+12、命中-5)」

卯月「いざとなったらしれーかんや憲兵も使って勝つつもりだったぴょん…」

卯月「何としても勝って、みなづきちゃんの無念を…」

卯月「皆も対潜に特化した人をもので釣って参加させたぴょん…」

卯月「卑怯な手を使ったチームに参加させて、ごめんなさい、ぴょん…」

卯月「…ぐすっ…ひっく…ううぅ…」

268陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 21:54:18 ID:xdVD2uG6
58「…少し、大人げなかったかなあ」

摩耶「…まあ、あれだけ酷く泣けば、この場は反省するだろうよ」

ビスマルク「でも大人げないのは確かね、対潜艦隊を私とスツーカを積んだ赤城、改二に成った重巡姉妹でボコる……これは全く持ってフェアじゃないわよね」

赤城「私は別にスツーカがもの凄く強いのでこの試合がどうなろうと構いませんが……これで、これであの敵空母も…」

58「何、卯月も色んな手を使ったと思うでち、色んな手を」

58「卯月は全力を持って、私達を打ち倒そうとした、打ち倒されに来た、ただそれだけ…」

269名無しの提督さん:2015/04/30(木) 22:07:15 ID:DlTusz1k
卯月「ぐすっ…扶桑さんには『卯月印のうさぎのふわふわしっぽ付き髪飾り』(運+7)を贈るぴょん…装備枠使うぴょんけど…」

卯月「五十鈴さんや球磨さん、多摩さんの改三、改二は伝手を使って大本営に要望出すぴょん…」

卯月「長良さんには皐月と長月に睦月城に帰ってからお願いするぴょん…二人ともトレーニング好きだし、付き合ってくれると思うぴょん…」

卯月「龍田さんには…例の…約束の“アレ”を、天龍さんには内緒で贈るぴょん…」

卯月「長門さんにも、ぼそぼそ(弥生のパンツとさらし)…をセットで贈るぴょん…一応、約束だったから…」

270陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 22:25:02 ID:xdVD2uG6
58「……」

鳥海「うぶっ…卯月ちゃんをどうする気でしょうか」

U-511「…ごーや、さん…」

58「…まあ、この勝負の勝者はこっちだしさ、好きにさせて貰うでち」

58「勝者は敗者を好きにする、これは戦いのルールでち…」

ビスマルク「……」

271陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 22:28:05 ID:xdVD2uG6
58「…卯月、どうかな…こてんぱんに叩きのめされた気分は」

58「全力で向かったのに、全力で叩き潰された…気分は」

272名無しの提督さん:2015/04/30(木) 22:35:28 ID:DlTusz1k
卯月「正直な話、最悪だぴょん…」

卯月「大事な、とても大切な“もの”の為に戦って、勝利に指が触れていたのに…」

卯月「…わざわざ、何の用ぴょん…うーちゃん、補給に行きたいぴょん。演習とはいえ、燃料弾薬は消費されるのだから…」

273陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 22:41:33 ID:xdVD2uG6
58「……貴方はさ、自分が負ける、確実に負ける、絶望的な状況」

58「そんな中でも、諦めなかった?最後まで、足掻いた?」

58「例え自分の術が消えても、まだ勝機は有る筈だって、まだ勝ち目は残ってる筈だって…」

274名無しの提督さん:2015/04/30(木) 22:55:28 ID:DlTusz1k
卯月「…そんなことは、当然だぴょん…」

卯月「船として沈んで…艦娘になった今でも」

卯月「うーちゃん達は勝つために産まれて、生きてきたぴょん」

卯月「ゴーヤ…お前にも聞いておきたいぴょん…多くの司令官達にオリョクルってネタにされて…」

卯月「休みもろくに貰えず、赤疲労になっても、大破してもバケツも貰えず、」

卯月「影ででち公なんて呼ばれて、資源の節約のためにオリョクル、バシクル、カレクル…」

卯月「揚句は他の艦娘のためのデコイとしてキスカ…」

卯月「ゴーヤは、お前は何のために生きているぴょん…?」

275陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 23:02:08 ID:xdVD2uG6
58「……何のため、ではないかな…」

58「ゴーヤは多分、てーとくからの指示があるから生きてるのかも、てーとくが居るから生きてるのかも」

58「そりゃ最初は何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も使い潰され、凄く逃げ出したかったけど…暫くする内にね、それが幸せに成って来た」

58「自分は今、てーとくに使われてるんだ、自分は今、てーとくに頼られているんだって」

58「それからは、今の自分のやってる事には誇りを持ってるし、てーとくの事も…自分の主だって思う」

58「てーとくと言う主が居るから、ゴーヤは命令されて海域に出撃する。」

58「だから、私はここにいる」

276名無しの提督さん:2015/04/30(木) 23:12:31 ID:DlTusz1k
卯月「そう…、それはとても、いいことぴょん」

卯月「…確かゴーヤは…生存組だった、よね?」

卯月「うーちゃん…卯月は最後迄に沈んじゃったから、確か、だけど…」

277陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 23:18:10 ID:xdVD2uG6
58「今更、昔に沈んだとかそう言うのはどーでも良いよ」

58「私達はどこかで、戦い、戦わせられ、沈め、沈められ、話題にされ、弄られ、ネタにされてる」

58「貴方だってそう、貴方も何処かでネタにされ、弄られて、戦い、沈めている」

58「だから今、貴方もそこにいるの、誰かが貴方を覚えている限り、貴方も私も、確実にここに居るの」

278名無しの提督さん:2015/04/30(木) 23:21:42 ID:DlTusz1k
卯月「…大事なところだよ…それなら、睦月型十二姉妹の最期は知っている?…ぴょん…」

279陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 23:26:45 ID:xdVD2uG6
58「流石に全部は知らないけど…でも、皆、それぞれ頑張って…諦めずに最期まで足掻いたのは分かるよ」

58「それはとても強く、凄い事だと私は思う、諦めを拒絶するって、そうそう出来ないからさ」

280名無しの提督さん:2015/04/30(木) 23:29:32 ID:tZi98bGg
なんだかすごいことになっているけど
睦月の存在感がますます薄れていくにゃしぃ…

281名無しの提督さん:2015/04/30(木) 23:31:08 ID:DlTusz1k
卯月「まあ、そこはさして、重要なことじゃ、ないから」

卯月「もう一つ、なんで卯月が睦月型の頭脳って、霧島さんみたいなこと言ってるか、わかる?」

282陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 23:33:05 ID:xdVD2uG6
58「…ごめん、そこまでは分からないよ」

58「私は、貴方じゃないし」

283名無しの提督さん:2015/04/30(木) 23:41:47 ID:Z/en/PxU
むちゅきは……?(´;ω;`)

284陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 23:45:44 ID:xdVD2uG6
>>282
久しぶりだねえ魔王、107レス振りと言った所だ

285陛下とカタツムリの人:2015/04/30(木) 23:46:32 ID:xdVD2uG6
間違えたん、上は283宛よ

286名無しの提督さん:2015/04/30(木) 23:52:55 ID:DlTusz1k
卯月「そりゃあ、そうだよね。卯月は、姉妹の中でも後のほうまで生きたんだよ」

卯月「でも、海に呑まれていく日が来て、最後に残された夕月ちゃん、…この娘は12番艦、末妹で、水無月と同じく、未実装だけど睦月城にはいるんだ」

卯月「この間忍び込んだゴーヤが貴方じゃなかったなら知らないだろうけど、ね」

卯月「卯月は最期に残された夕月ちゃんだけは沈まないように、と願ったんだ。まあ、次の日に後を追ってくるように付いてきちゃったんだけど、ね」

卯月「艦娘としてのうーちゃん達は低性能のエコシップぴょん」

卯月「同じ駆逐艦でも、特型や、後期型の夕雲型、防空特化の秋月型と比べて、弱いぴょん」

卯月「影で、性能の低さを嗤われ、馬鹿にもされたこともあるぴょん…」

卯月「その中でもうーちゃんは更に火力が低いぴょん…」

287名無しの提督さん:2015/04/30(木) 23:57:18 ID:DlTusz1k
卯月「もちろん、司令官の中には睦月型を大事に可愛がってくれる司令官も多いぴょん」

卯月「でも、多くの司令官にとって睦月型はただの遠征要員ぴょん…」

卯月「興味本位で聞くけど、ゴーヤはレベル幾つぴょん?」

288陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 00:20:59 ID:zlruYZ0E
58「……98、長い間敵を殺し続け、沈め続け、敵の攻撃を引き受け続けた結果だよ」

58「貴方も、長い間敵を倒す人を支える為に、遠征と言う役目が有る」

58「自分の生きる意味が有る、自分の生きる場所が有る」

58「自分が、今此処に生きている事が分かる」

58「それは砲撃に晒されない能力よりも、強大な火力よりも、雷撃力よりも、圧倒的な搭載数よりも、戦争よりも平和よりも、とても大事な事……って私は思う」

289名無しの提督さん:2015/05/01(金) 00:38:01 ID:TzWX2Pkw
卯月「…正直な話、卯月は他の仲間が…どうでもいい、というと語弊があるけれど」

卯月「大事に育ててくれる司令官も、気遣い、ねぎらってくれる仲間も大事だよ」

卯月「でもそれ以上に卯月は姉妹が大事で、大切なんだよ…」

卯月「かつて姉妹全員喪い、今艦娘として再会できた、卯月にとって自分の命よりも大切な11人の姉妹達」

卯月「今回は流れちゃったけど、いつか必ず12姉妹全員で、鎮守府にいれる日が来る…」

卯月「睦月ねーが魔王を名乗って、鎮守府の敷地内に勝手に城を作ったのも、まだ正式実装されてない水無月や夕月とも一緒に暮らすためなんだよ」

卯月「実装されていない娘は鎮守府に居ることができないから、ね」

290陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 00:44:02 ID:zlruYZ0E
58「ふんふん……そっか、貴方のお姉さん…凄く優しいんだね」

58「私は潜水艦だからさ、色んな派生艦やら派生元が一杯有って誰が誰だか良く分からないよ」

58「だから、違う名前で呼び合える姉妹って、殆ど居ないに等しいんだよね」

291名無しの提督さん:2015/05/01(金) 00:57:56 ID:TzWX2Pkw
卯月「卯月はさ、睦月ねーが作った現状を守りたいんだよ」

卯月「睦月ねーが偉そうににゃしにゃし言ってて、如月ねーが微笑んでいて、弥生が陰日向いろんなことを片付けて、皐月達が元気にはしゃいでいる今が、睦月ねーへの質問箱とか、馬鹿騒ぎをする毎日が、とっても大事なんだよ」

卯月「でも、いつか深海との闘いが激しくなったら、卯月達も遠征でなく、戦場に立つ日が来るかも知れない…」

卯月「でも、卯月達は性能が低く、そのなかでも卯月は特に火力が低い」

卯月「いつの日か、皆が死地に行かなければならない日が来たとして、卯月の力じゃ姉妹を狙う敵を倒すことは難しい」

卯月「もう、姉妹が水底に消えるのを見たくないんだ…」

卯月「だから火力の低い卯月でも皆を守るためには知恵を絞るんだ…」

卯月「今回みたいに、姉妹のためなら、幾ら手を汚しても、汚い手段、卑怯な手段を使ってでも戦って勝つんだ…卯月はどんなことをしてでも、守るんだ…」

卯月「姉妹の日常を守るため、闘うって、弥生と共に着任して、みんなと再会したあの日に誓ったんだ…」

292陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 01:05:10 ID:zlruYZ0E


58「……イイよ、凄く…イイよ…うーちゃん」

58「自分の出せる全力は全て出し、自分が守るって決めた物は最後まで守り通す」

58「とても素晴らしい…主から与えられた命令を只只遂行する事、それが生きる術の私より…とても綺麗で、とても、貴方の存在が感じられる」

293名無しの提督さん:2015/05/01(金) 01:09:42 ID:TzWX2Pkw
卯月「普段姉妹相手にいたずらするのも、卯月を叱ってもらうためなんだ…」

卯月「卯月を叱るためには、また卯月と生きて会わないと、でしょう?」

卯月「たまに本当に怒らせちゃうけど、それも含めて大事な姉妹との、大事な日常なんだ…」

卯月「…随分と話し込んじゃったな…今の話、皆には内緒だよ。普段はキャラ作ってるのに、素の卯月がこんなだなんて…睦月ねー達にも見せてないんだから…」

卯月「だから…うーちゃんの裏話、他の誰か…睦月ねー達や、例えしれーかんにも言ったら沈めるぴょん」

卯月「今だって、他に誰もいなかったから喋ったんだぴょん…」

294陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 01:14:31 ID:zlruYZ0E
58「うん…分かったよ、今日の所は実戦みたいな事が出来て楽しかったし…良いよ」

58「この話は、皆には内緒、だね」

卯月「…うん、約束だぴょん」



ビスマルク「…へえ、誰もいない、ねえ…」ニヤニヤ

摩耶「…アタシらも一応居んだけど」

U-511「う、卯月…ちゃん…」

赤城「最後の最後まで慢心し過ぎですね…それで姉妹を守れるのか、不安ですよ」

295陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 01:48:30 ID:zlruYZ0E
58「こ…コラァァァ!!野次馬みたいな事をするなでち!!」

摩耶「悪い悪い、何か勝手に喋り出してたからさ、静かに聞いちまったよ」

ビスマルク「それにしても、そんな問題児な子の裏は姉妹想いの子…在り来たりだけど良いじゃない」

鳥海「す、すいません…止めたんですけど…ごほっごほっ」

58「4人とも良いからさっさと帰って補給をするでちッ!」

U-511(…あれ?ユーはここに居ても良いのかな…?)

296陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 01:50:55 ID:zlruYZ0E


58「ッたく……」プンプン

U-511「あの…ごーやさん…ユーは…?」

58「あ…忘れてたでち」

U-511「」ガーン

58「取り敢えず、お前も帰って休むでち」

U-511「……やー」ズーン……



58「卯月…ごめん、聞かれちゃったね…ごめんなさい」

297名無しの提督さん:2015/05/01(金) 06:30:50 ID:t5RNlXwE
三日月「皆様、おはようございます!今朝になって卯月姉さんが帰ってきました!一日中遊び歩いて朝帰りなんて不潔ですっ!!」

三日月「それなのに、睦月お姉様や如月姉様、弥生姉さんがそれ程怒っていないんです。何だか温かい目、というのでしょうか…」

三日月「はい、デイリー質問箱です。まずは《スノーホワイト》様からですね。『昨日の卯月ちゃん、感動しました!睦月型の絆に涙が出て、昨夜は眠れませんでした!』…はい?」

三日月「…?しらゆ…いえ、スノーホワイトさん…何のお話でしょう?」

三日月「えっと…《何故か熱い第三砲塔》様。『卯月ちゃんの話、よかったわ。鎮守府での様子を見ていると、睦月ちゃん達は知っていて知らないように振舞っている、ように見えるのだけれど、どうなのかしら?』」

三日月「…さっきのも、今のも…私達の知らないところで、何かがあったのでしょうか…?」

三日月「この時間の最後です。《瑞雲こそ私の命だ》様。『卯月の秘話、泣かせるじゃないか。この特別カラーの瑞雲を贈ろう!飾るといい!』」

三日月「なんでしょう…この卯月姉さん押しは?」

三日月「そうそう、魔王むちゅきの城からお知らせです。『むちゅきへの質問箱』デイリー任務が終了し、ウィークリーになりました!紹介数に応じて報酬が変化するそうです!これからも宜しく御願い申し上げます!」

三日月「(終了後)…???…あっ、睦月お姉様。今日の質問箱、卯月姉さんあてばかりだったのですが…何かご存知ではありませんか?」

298名無しの提督さん:2015/05/01(金) 07:06:31 ID:fHsn4U.g
>>297
むちゅきよりもうーちゃんが目立ってるなんてダメにゃしぃ
なんだかわからないけどうーちゃんを誉めてあげるにゃしぃ

299名無しの提督さん:2015/05/01(金) 11:43:40 ID:t5RNlXwE
望月「大型連休だなー…こういう日はのんびりしようぜー…」

望月「まあ、三日月も言ってたけど、やるだけ報酬が良くなるなら、やらない手はねーよな…」

望月「たまには、あたしの本気魅せてやるよ、睦月の出番は無いかもね」

望月「《如月提督》から『如月ちゃんを嫁にく』やらねーよ」
望月「次、《ブリザード》から『今度睦月ちゃんのスリーサイズをはか』らせねーし、そもそも来んなよ」
望月「次、《工廠》『今まで菊月ちゃんが無断で』使用した件は菊月の体で返させるから」
望月「次、《ヴァージナルスノー》『引きこもりたい…働きたく』いや、働けよ。お前はもっと働けよ」
望月「次、《ディープスノー》『睦月型は深雪スペシャルみたいな必殺技を』持ってねーよ…いや、菊月は名付けているかも…」
望月「《たべりゅ?》『提督に私が焼い』たまには他の料理にしろっての、近くにいいお艦がいるだろー?教われよ」
望月「《ぬいぬい》『不知火に落ち度はありませんが、無くしたはずの手袋をなぜ卯月さんが持っていたのでしょうか?』…拾ったかいたずらだろ」
望月「《マウンテンクラウド》『私のー朝雲姉がー私の知ら』なげーよ、ってか文章も間延びって何でだよ…あれだろ?レーベだろ?金髪美少年って…」
望月「《モーニングクラウド》『山雲が誤解を』さっさと解いてこいよ、うぜー…」

望月「ふう…こんだけやれば間宮券複数いけるだろー。連休中は甘味だな…」
望月「あ、睦月…あたしの本気どうだったよ?あたしにかかればこの程度わけも…え?睦月の、出番…?あー…その、なんだ…うん…悪かった…本気出し過ぎた…」

300陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 16:30:02 ID:zlruYZ0E
58(lv98)「睦月苛めはヤメロでちィ!」

301名無しの提督さん:2015/05/01(金) 17:01:07 ID:t5RNlXwE
望月「いや、わざとじゃないっての…って、あれ?なんでゴーヤが睦月の肩もつのさ?…いや、どーでもいいけどさ」

如月「まあまあ、望月ちゃん。それについてはいいじゃない。ああ、そうだわ。望月ちゃんちょっといい?ちょっとお使いに出てくれるかしら?うん、ありがとう…さて」

如月「ところで、ゴーヤさん?昨日のお友達に、卯月ちゃんの秘密、内緒にしてくれるように、あの後ちゃんと言ってくれたのかしらぁ?…もし漏れるようなことがあったら、その時は…ふふふふっ…」

如月「…な〜んちゃって。卯月ちゃんのお友達を沈めたりはしないわよ?…(大破は、させちゃうかも、だけどね)ふふっ」

如月「そうそう、ゴーヤさん時間ある?ゴーヤさんに関する質問も、昨日の今日で、たくさん来てるのよ?」

302陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 17:08:02 ID:zlruYZ0E
58「キチンと内緒にする様には言っておいたでち、野次馬にはぴったりの仕打ちでちよ」

58「それは一旦置いといて…質問かぁ、おおっぴらに演習しちゃったから勝手に動いた事バレてるかなあ」

303名無しの提督さん:2015/05/01(金) 17:28:53 ID:t5RNlXwE
如月「ふふっ、ありがとう。それじゃあねぇ」

如月「《如月は俺の嫁》《如月さん、好きです》《如月単婚司令》《愛如月》他たくさんの司令官から戴きました『如月ちゃん、是非結婚を!カッコカリではなく!』等々…」

如月「ふふっ、あ・り・が・と、私も好きよ」

304名無しの提督さん:2015/05/01(金) 17:34:51 ID:zlruYZ0E
忙しいので暫くiPhoneから

58「如月はみんなから人気があるでち」

58「只ね、もう少しロリコンは隠して欲しいと思うよ」

305名無しの提督さん:2015/05/01(金) 17:59:25 ID:t5RNlXwE
如月「あらあら、間違えちゃったぁ?」

如月「えっと、こっちね、一番多かったのは『そうか、つらい思いをさせてたんだな。でもオリョクルな』『おらでち公オリョクルな』『でち公サボるなオリョクル行け』『オリョクル終わったか?次カレクルな』『イベ海域逝ってこい』
如月「続いて多いのが『ごめんよゴーヤ!もう酷使しないよ!』『俺、この子に指輪送るわ』系統ね」
如月「他には『うちは大破したら回復させてるからホワイト』『潜水艦は解体』『しおいちゃん来てくれ』」
如月「昨日の件では『卯月ってそこまで悪事働いてるか?悪戯は兎も角…』『ゴーヤ潜水艦以外の友達いたんだ』『結局二人の読みあいはどっちの勝ちなの?』『ゴーヤ超クール!』」
如月「後は…『そこの鎮守府ゴーヤ何人いるの?』『後輩ゴーヤは躾けたの?』『昭和の喧嘩みたいな?』『ゴーヤの侮れない人脈!』『そもそも最初の夜なんででち公むちゅきの城にいたの?』『甘過ぎる、最初の夜戦交戦で沈めておくべき』」

如月「他にもいっぱい(部屋の隅の段ボール3箱チラチラ)あるんだけど…こんなところかしらね?」

306名無しの提督さん:2015/05/01(金) 18:03:04 ID:zlruYZ0E
58「うわッ、私への質問多過ぎ…ちょっと捌くのに時間掛かりそう…」
58「しかも最初の殆どがオリョクル…良いけどさ」

307名無しの提督さん:2015/05/01(金) 18:26:30 ID:t5RNlXwE
如月「ゆっくりでいいわよ…?」

弥生「…これ、………お茶です。…よかったら…どうぞ…」

皐月「ラムネやサイダーのほうがいいんじゃない?」

如月「あらぁ、二人ともご苦労様、今からまた遠征だったかしら?」

弥生「…うん」

皐月「今から東京行ってくるんだよっ!ドラム缶って重いよねー!」

308名無しの提督さん:2015/05/01(金) 18:36:14 ID:zlruYZ0E
58「ありがとうでち…ええとね、何であの夜に城に居たのかと言うと…」

58「後輩のさ、lv4のゴーヤがさ、まえに城に襲撃してきたじゃない?」

58「実は後輩の奴、その時に間宮の無料食事券を落としたらしくて…」

58「自業自得でしゃと言って断ろうと思ったんだけど、ことも有ろうに取りに行ってくれなきゃロック外して解体してやるでち、と脅して来てさ…」

58「…私じゃなくて、ユーをだけど…」

309名無しの提督さん:2015/05/01(金) 18:56:01 ID:t5RNlXwE
如月「あらぁ、そうだったのねぇ?あの時鎮圧した三日月ちゃんが聞いたときはオリョクルが嫌だったって話だったんだけど、そんな事情もあったのねぇ」

如月「そういえば、夕月ちゃん…昨日の卯月ちゃんの話に出てきた娘、憶えてるかしら?あの娘が間宮券落ちてた、って預かってたわねぇ」

如月「(ボタンを外し、下着の内側から取り出し)はい、これ。後輩ゴーヤちゃんによろしくね?」

如月「後で夕月ちゃん、見ていく?未実装だから、どんな見た目かは内緒だけど、とっても可愛い子よ?」

310陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 19:06:57 ID:zlruYZ0E
只今戻りました、今から快調に成ります。

58「ぶっ何て所に隠して…まあ、ありがとうでち、夕月も見て行くでち、うん」

58「えっとまあ…お話の続きに成るけど、やっぱり後輩を人質に取られちゃ敵わない訳でして…」

58「それでね、仕方無ーく、あの夜城に行ったら見つからなくて…まあ夕月が見つけてくれた訳だけども」

58「それで、メンテナンスだったのを良い事に卯月が悪戯しようとしてたから…ちょっとアウトな内容も有ったんで、拙いでしょと思って誰かに言おうとしたら見つかって…」

58「夜なのにも関わらず襲いかかって来たから迎撃しちゃったの、でもね、だんだんと…何て言うのかな…血が騒いじゃって…」

311陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 19:08:38 ID:zlruYZ0E
58「それで…逃がしたく無いってしつこく逃げ場を防いで…まあ、演習をやってボコって、お話聞いて、今に至る訳でち」

58「まあ他にも色々有ったんだけども、ぱぱっと話しちゃうとこんな感じかな」

312陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 19:14:14 ID:zlruYZ0E
58「まあ…悪事を止めようとしたっていうか、久しぶりのガチな戦いに興奮して…ついぼこぼこにしちゃったでち」

58「まあでも、卯月は悪く無かったから…大体はゴーヤが悪いでちね、うん」

313名無しの提督さん:2015/05/01(金) 19:19:52 ID:.TLkNwM.
如月「成程ねぇ、可愛い後輩や、私達だったら妹を人質に取られたら…気持ちがわかるわねぇ…」

如月「でも、ゆーちゃん何かあったの?昨日の件を見た限り、レベル4の子に人質にされるほど低いレベルじゃなさそうだけど…」

如月「E-6で新しいゆーちゃんがドロップしたとも聞いてないし…そもそも、さっき司令官のところに行ったらE-4がどうとかって言ってたから…」

314陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 19:22:39 ID:zlruYZ0E
58「あ、ユーは大丈夫だったみたいでち、逆に返り討ちにしちゃったらしいでち」

58「ベルリンの赤い雨だか、キャメルクラッチとか何だか言ってたけど…取り敢えず無事だよ」

315名無しの提督さん:2015/05/01(金) 19:46:47 ID:ySTvTg7o
如月「ぶじでよかったわぁ、…あら?もうこんな時間ね」

如月「お夕飯、食べていく?半分くらいが遠征に出ちゃってるから、残ってるのは睦月ちゃんと私、卯月ちゃん、文月ちゃん、三日月ちゃん、夕月ちゃんだけだけど」

如月「水無月ちゃんは、ちょっと時間かかりそうだから、夏、かしらねえ。低レベルゴーヤちゃん相手とはいえ、不意を突かれた上に、未改修、未装備だったからね。水無月ちゃんも相当可愛いわよ?」

316陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 19:49:59 ID:zlruYZ0E
58「うん、序でに他の質問にも答えて行くでち」

58「他にも色々艦娘からの質問とかありそうだから」

望月「提督からの質問はどうすんのさー?」

58「そんなん『オリョクル嫌でち』と書いときゃ良いよ」

望月「…まあ、めんどくさいしね…仕様がないか」

317陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 20:14:43 ID:zlruYZ0E
58「ええとね、まず『ゴーヤ潜水艦以外の友達居たんだ』や『ゴーヤの侮れない人脈』に付いてね」

58「あれ、殆ど大鯨ママのお陰だから。」

如月「そうなの?」

58「うん、大鯨ママのご飯はおいしいからさ、皆食べて話しやすく成ったんでち」

望月「胃袋掴んで仲間に引きいれたと、ズルいねえ」

58「赤城だけは意外に釣りきれなかったからユーが改造したスツーカをあげて仲間に入れたでち」

318名無しの提督さん:2015/05/01(金) 20:18:08 ID:U3mD3xhA
文月「すつーか…ってなにー?」

319陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 20:19:07 ID:zlruYZ0E
58「それと、『この鎮守府にゴーヤが何人居るか』と『後輩の躾はどうなのよ』」

58「良く鎮守府に出るのは私とLv4の二人しか居ないよ、他にも沢山居るけど鎮守府の奥に放置されてるから」

望月「うわエゲツねー…」

58「あとまあ、後輩の躾に関してはほんとにまちまちでち、楽な子も居れば後輩ゴーヤ見たいに大変な奴も居るでち」

58「でも…ゆーに関してはだ、向こうの方が通商破壊の経験が深く、性能もなんだかんだこっちより上なのに…レベルが低かったから私の後輩って言う、良く分からない上下関係に成ってるでち」

320陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 20:21:07 ID:zlruYZ0E
58「ええとね、スツーカと言うのはドイツで作られた『ju87』シリーズの通称でち」

58「個々の性能自体は別に突出した物じゃなかったけど、こいつを語る上で外せないのがあのスツーカ魔王でち」

321陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 20:26:26 ID:zlruYZ0E
文月「すつーかまおう?」

58「うん、本名をハンス・ウルリッヒ・ルーデル」

58「詳しくは調べて欲しいけど、コイツは相棒と一緒に機関砲を両翼に取り付けたju87gに乗り込んで凄い戦いをしたらしいよ」

望月「どんぐらい凄いのさ」

58「ええとね、どんな苦境も物量で押すソヴィエトがルーデルが参戦した戦いには必ず大被害被って撤退を強いられる程でち」

322名無しの提督さん:2015/05/01(金) 20:33:19 ID:U3mD3xhA
睦月「ふむ…このむちゅきに断りなく魔王とは…不届きにゃしぃ…」

323陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 20:49:38 ID:zlruYZ0E
58「言っとくけどルーデル強いでちよ、30回撃墜されても死ななかったんだから」

望月「存在自体がダメコンかよ…」

58「しかも航空機には撃墜されず、高角砲にのみ撃墜されたんだから相当に腕が立つよ」

324名無しの提督さん:2015/05/01(金) 20:55:39 ID:MtUQ9k5k
睦月「我が腕の中で息絶えるが良いぞ…」

325陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 21:00:39 ID:zlruYZ0E
58「まあそれは置いといてだ…如月、艦娘からの別の質問をお願いするでち」

326名無しの提督さん:2015/05/01(金) 21:18:47 ID:m0f9cVGU
如月「は〜い。《匿名希望》さんの『その…なんだ、U-511の抱き心地とかは…どう、なのだ?』…うん、紙ごみは妖精さん、お願いね?」

如月「《もぐもぐ》さんからね『ゴーヤさんはてっきり大鯨さんを入れるんだと思ってました』ですって?」

如月「《神戸生まれのオシャレな重巡》さんは『ゴーヤさんは思ったよりも熱い方でしたわ。ところで、もし卯月さんが決闘などせずに、あっさり降参していたらどうなさるおつもりでしたの?』」

如月「まずはこの二つね」

327陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 21:25:32 ID:zlruYZ0E
58「ええとね、大鯨ママは戦闘が苦手なのはゴーヤも分かってるから、あの人には裏方で一杯活躍してもらったでち」

58「まあそれが、ビスマルクや摩耶達のスカウトなんだけどね」

58「それと…卯月が降参してたらかあ…」

望月「どうするつもりだったのさ?」

58「…見限ってたかな、仲間としても戦う相手としても。偉そうな言い方だけど」

58「諦めが人を殺す、諦めを拒絶した時に人間はとても強く成り、さらに一歩の次元に脚を掛ける権利人と成る。」

58「直に諦める様な奴は直に死ぬ、だから相手なんてするだけ無駄だよ」

328名無しの提督さん:2015/05/01(金) 21:41:41 ID:m0f9cVGU
如月「まあ、卯月ちゃんも水無月ちゃんの件や大破したままオリョクル行き、がなかったら、最初の夜戦で降参してたと思うわね…」

如月「昨夜あの娘自身が言ってたように、姉妹を優先して行動するから…そういったことがなかったら、最初に負けた時にあっさり降りたと思うわね…そのせいで貴女に素の自分を見せちゃったわけだけど…」

如月「じゃあ次は…(こんこん)「如月姉様、お夕食の用意ができたそうですよ?」…ありがとう、三日月ちゃん」

如月「続きはお夕食の後ね、今日は一階の食堂で夕食だから、ついてきてね?」

329陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 21:47:26 ID:qCtXSwzQ
58「はーい、行くよ望月ー」

望月「んー…」

文月「ごはん楽しみー♪きょうはなんなのかな♪」

330名無しの提督さん:2015/05/01(金) 22:08:08 ID:mY/vx1mY
三階右廊下

如月「ああ、ここの廊下の花瓶、触っちゃだめよ?侵入者用トラップで、傾けると51㎝砲が火を噴くから、ね?」

二階中央廊下

文月「あそこの鎧人形触っちゃだめだよ〜?えんかうんとするから〜」

一階食堂近く

望月「あそこの色の違うタイル踏むなよー?地下送りになるからなー?」

331陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 22:11:15 ID:zlruYZ0E
58「罠を張り過ぎでちッッ!!」

58「これじゃあ安心して一歩踏み出せないよッ!!」

332名無しの提督さん:2015/05/01(金) 22:18:03 ID:mY/vx1mY
望月「これでも足りねーんだよ…」

文月「吹雪ちゃんにはあんまりきかないんだよぅ〜」

如月「この間大和さんにだいぶ破壊されちゃったからねぇ」

333陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 22:21:54 ID:zlruYZ0E
58「ううむ…ユーやビスマルクに頼んでドイツから技術と序でに兵器を色々輸入してもらうしかないでち」

334名無しの提督さん:2015/05/01(金) 22:26:39 ID:mY/vx1mY
文月「えんかうんと系は菊月ちゃんががんばって作ったんだよ〜?明石さんに内緒で工廠の道具使って作ったんだってー、すごいよね」

335陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 22:29:12 ID:zlruYZ0E
58「それでも防げない侵攻……ううむ、工廠の道具だけじゃ限界があるっぽいでち……これが日本の科学力の限界か…?」

336名無しの提督さん:2015/05/01(金) 22:36:19 ID:mY/vx1mY
如月「まあ、大和さんと吹雪ちゃんがおかしいんだけどね」

望月「大和さんの装甲、耐久共に半端なかったな…吹雪はこの前なんて通気口から侵入してきたからな…」

文月「天龍さんは正門越えられなかったからねぇ、そこをみんなで迎撃したのー」

337陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 22:41:49 ID:zlruYZ0E
58「うわああ…やっぱりドイツの技術輸入した方が良いでち、正直その二人が厄介過ぎるよ」

望月「ドイツドイツうるせーよ日本の艦の癖に、何が凄いんだよ」

58「普及する30年も前から作られていた3D映画…世界初の弾道ミサイル『V2』…開発されていたとされる秘密兵器『ハウニヴ』…兎に角発想とそれを可能にする技術が凄いんだから」

338陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 22:53:48 ID:zlruYZ0E
望月「あっそ」

58「話によると、兵士の殆どを『吸血鬼』に作り替えたって話も聞いたよ」

望月「一気にバカらしいな、そもそもなあ、吸血鬼なんて居ねーよ」

339名無しの提督さん:2015/05/01(金) 23:01:56 ID:mY/vx1mY
如月「さあ、食堂に入りましょう?」(ギィィィ)

卯月「おっ待たせぴょん!今日の料理担当はうーちゃんと三日月ぴょん!うーちゃん達の力作…を…」

卯月「…なんでお前が食堂に入ってきたぴょん…?」

340陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 23:03:11 ID:zlruYZ0E
58「いや、今のゴーヤはlv98でち…それとも、あの話がバレた事に怒ってる?」

341名無しの提督さん:2015/05/01(金) 23:08:25 ID:mY/vx1mY
卯月「いや、お前が昨日決闘したゴーヤなのは見りゃわかるぴょん…」

卯月「そうじゃなくて、なぜ如月ね…コホン、如月達とここにいるのかと聞いて…まて、話がばれたってどうゆうことぴょん?どの話ぴょん?」

342陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 23:09:57 ID:zlruYZ0E
58「いいや、気にしないで欲しいな、ここに来たのはまたね、後輩が落した間宮無料食事券を取りに来たんだ」

343名無しの提督さん:2015/05/01(金) 23:22:56 ID:mY/vx1mY
卯月「はあ。…?ああ!水無月の仇ぴょん!間宮券…?

卯月「いやそれよりも話がばれ「作戦完了だよ。お疲れっ!」ことだぴょん!?」

如月「お帰りなさい、弥生ちゃん、皐月ちゃん、長月ちゃんに菊月ちゃんも。じゃあせっかくだし、みんなで一緒に食べましょう?」

344陛下とカタツムリの人:2015/05/01(金) 23:24:32 ID:zlruYZ0E
58「お帰りでちぃ、さあさあ、ご飯を食べてしまうでちよ」

望月(話をそらしやがった…コイツ)

345陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 00:16:18 ID:5xYwoh1w
58「んー…美味しいでち、これは何かな?」

346名無しの提督さん:2015/05/02(土) 08:01:32 ID:dkzqLadM
如月「昨日の夕食は山菜中心だったわね、お口に合ったかしら?」

文月「ぱじゃまは睦月おねーちゃんのではいったー?」

三日月(睦月お姉様のパジャマ…羨ましいです…三日月も欲しいなあ…)

長月「まあ、大丈夫だろう。伊19や伊8だったら誰のも入らなかったろうがな」

菊月「無駄にでかいからな」

弥生「…うん」

卯月「いつか削ぎ落としたいぴょん」

347陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 11:01:15 ID:5xYwoh1w
58「余りこってりし過ぎてなくて美味しかったでち」

58「パジャマは入ったよ、でもやっぱりイクやはっちゃんじゃ入らなかったと思う…」

348陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 13:39:34 ID:5xYwoh1w
58「さあっ、質問箱の続きをするでち!」

皐月「あ、質問入ってたの?」

58「でち、艦娘からの質問に答えるでちよ」

349名無しの提督さん:2015/05/02(土) 14:06:23 ID:Ou8QFsuU
卯月「一応注意するけど、三日月はおとなしい大井みたいな感じぴょん」

卯月「まあ、大井みたいな露骨な態度じゃなく、精々が姿見かけた時に涙目でじっと見ている程度だけど…軽い時は…」

卯月「他人への嫉妬ポイントは睦月から何かもらったり声かけられれば減少するぴょん」

卯月「内容次第では0にリセットされるぴょん」

長月「前は勝手に迫ってきて姉上のベッドに侵入した吹雪がかなりのポイント稼いだな」

皐月「あの時は46㎝砲を軽々担いで追い回して0距離砲撃したからな、僕らでも装備できるのか、って期待しちゃったよ」

望月「今回は…結構稼いだようだぞ、どっちでもいいけどな。大分目が堕ちてやがるぞ…」

菊月「体に纏う闇のオーラ…カッコいいぞ…」

文月「ぷち魔王だよねぇ?」

350陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 14:13:29 ID:5xYwoh1w
58「……睦月型の子に、まともな人は居ないのかしら………」

351名無しの提督さん:2015/05/02(土) 14:18:12 ID:Ou8QFsuU
文月「じゃあねぇ、《神宮》さんからね『決闘の時1対1で挑まれてたら、どうしてたのさ?』そうだよねぇ開幕雷撃当てれば勝ち、外せば負け、だもんね〜」

三日月「…じゃあ、これです《一言いいですか?》さん『オリョール、バシー、カレー洋、潜水艦作戦、イベント海域でぶっちゃけここは嫌ってのはありますか?』」

三日月「早く答えてくださいね(睦月お姉様がお答えになられるコーナーなのに、この人が…!!)」

352陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 14:27:06 ID:5xYwoh1w
58「そうだなぁ…泳ぎ回ったり、脚を掴んで引きずり込んだりして全力で殺しに掛かってたかも」

58「別に、魚雷と砲撃とか、艤装の機能だけが艦娘の武器って訳でも無いから」

皐月「ふーん、確かに、剣とか槍とか刀とか持ってる人は持ってるからなー」

353陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 14:32:38 ID:5xYwoh1w
58「あと、『オリョール、パシー、カレー洋、潜水艦作戦、イベント海域でぶっちゃけここは嫌ってのはありますか?』だね」

長月「どうだ?流石に不満の一つや二つはあると思うが」

58「うーん…別に不満は無いけども…イベント海域、特に連合艦隊で第二艦隊の旗艦に添えられる時かな」

如月「デコイみたいな役割だものねえ」

58「いや、ゴーヤが不満なのはそこじゃないんだよね」

354陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 14:39:01 ID:5xYwoh1w
長月「ん?どこが不満なんだ?早く言え」

58「ええとね…イベント海域ってさ、ぶっちゃけると深海棲艦の強い所に入り込んで行くってわけでち」

皐月「まあ…そうだよね」

58「だからね…海の中に溜まってる怨念やら幽霊やらが見えちゃうんだよ、潜水艦で海に潜ってるから」

如月「直に見えちゃうの?」

58「うん、見えるね、声まで聞こえちゃうぐらいだし」

58「最近なんか深海の恨みに触れた副作用か、油断すると左目が光ってたりとか『シズメ…』とか口走りそうに成るでち」

58「こればっかりは本当にどうにか成らないかなあ」

355名無しの提督さん:2015/05/02(土) 16:11:12 ID:d0hn7NRM
むちゅき型十二神将が遠征をサボるせいでバケツが不足がちにゃしぃ……

356陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 16:15:53 ID:5xYwoh1w
>>355
バケツ無くなるとキツいよね、分かるよ

357名無しの提督さん:2015/05/02(土) 16:18:36 ID:MgXf.IF.
三日月「ゴーヤさんは大丈夫ですよ?(もし深海化したら私が楽にしてあげますよ…)」

358陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 16:22:26 ID:5xYwoh1w
58「でもまあ、悪い事ばっかりじゃないんだよね」

文月「そ〜なのー?」

58「うん、相手の殺意を読む事が出来る様に成ったり、力が大分強く成ったりとか」

58「それでも、殺意が無い罠は察知する事が出来ないけどね」

359名無しの提督さん:2015/05/02(土) 18:38:07 ID:MgXf.IF.
文月「さついのないわな…って?」

360陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 19:05:25 ID:5xYwoh1w
58「ほら、このお城に設置されてる罠ってみんな何かしらの仕掛けで動くでしょ?」

58「からくり仕掛け、つまりは命じゃない、つまりは殺す意志がない。だから読めない」

58「…だから、ゴーヤはこのお城でうっかりゲームオーバーしてしまうかもしれない」

361名無しの提督さん:2015/05/02(土) 19:43:26 ID:fpFjbQgM
三日月「でも、仕掛けの結果で命も落としかねない罠もありますよ?(帰りにそこに連れてってみましょうか…?)」

長月「釣り天井か?あれは大和さんに効かなかったぞ」

菊月「火炎弾射撃も屋上にあったか…?」

皐月「磯風のクッキーを撃ちだす仕掛けもあったな、射線の関係で駆逐艦には当たらなそうだけどね?」

望月「龍驤にも当たらないな…むしろ比叡カレープールはもうデッドエンドだろ」

卯月「そんなのもあったぴょん…電気流すのは…あれは電圧低いから、そこまで危険じゃないぴょん」

362陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 19:52:15 ID:5xYwoh1w
58「そ、そんなに沢山の罠が…後輩のゴーヤ、良く切り抜けられたでちな…」

菊月「この先輩にしてこの後輩有り…か、その調子だとU-511も甘くは無さそうだ」

363名無しの提督さん:2015/05/02(土) 20:08:52 ID:fpFjbQgM
弥生「…後は…深海棲艦をモデルに…菊月が仮装深海棲艦の自動人形を…造ったくらい…?」

菊月「あいつらは地下に行くとランダムエンカウントする…強さも設定出来るぞ…私の自信作だ…フフ…」

皐月「あれは訓練にもつかえるんだよっ!今夜にでも僕と行ってみない?まあ、経験値自体は低めだけど…」

364陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 20:14:07 ID:5xYwoh1w
58「……まあ、その、なんだ。睦月型だけでも可成りの技術が有るのはわかったよ、うん」

365名無しの提督さん:2015/05/02(土) 20:22:57 ID:l50X7voU
むちゅきぃぃ 癒してぇぇぇん ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣

366陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 20:26:05 ID:5xYwoh1w
58「…?!」

文月「どーしたの?ごーやちゃん」

58「…何か、何かが来る…!この城に…!!」

皐月「え……!?」

367名無しの提督さん:2015/05/02(土) 20:40:16 ID:fpFjbQgM
如月「全員そういうのが得意ってわけでもないんだけどね…」
皐月「僕と訓練しようよっ?」
弥生「…私は…苦手…」
皐月「きっと楽しいよっ!」
長月「簡単なものは私や卯月が作っているぞ、踏んだら発動する類の物だな」
皐月「装備持ってきてないならこの城にあるのを使えばいいよ」
卯月「アイデアはうーちゃんで作るのが長月ぴょん、機械的なものは菊月ぴょん、うーちゃんはトリモチの設置とか…」
皐月「怪我してもバケツの備蓄はたくさんあるから…ああ、鎮守府の備蓄とは別だよ?」
望月「菊月の手伝い程度をわたしだな(皐月うるせー)」
皐月「ランダムエンカウントが嫌なら、地下二階の訓練施設ではね…」
文月「あたしもたまーに訓練してるんだ〜(皐月ちゃん、うるさいよー?)」
皐月「菊月に言えば昼戦も夜戦も敵艦隊の陣容まで自在に設定できるんだよ、すごいだろ?それでなっ」
睦月(そろそろむちゅきにかまってほしいにゃしぃ…)
皐月「だから僕と訓練していこうよっ!」

368陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 20:51:00 ID:5xYwoh1w
58「…まあ、そうだね、訓練は大事だよね」

皐月「だよなっ?じゃあ早速行こうよ!」

58「だけど…お客様が来たみたい…深海棲艦より厄介かもしれない奴が」

369名無しの提督さん:2015/05/02(土) 20:57:02 ID:fpFjbQgM
皐月「客?誰だろ?」

文月「おみやげあるかな〜?」

菊月「絶対にそれはない…」

長月「しかし、誰だ?吹雪…は営倉入りしてるはずだろ?大和と」

370陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 21:03:41 ID:5xYwoh1w
58「この匂い……何だろう、変な匂い…」

望月「変な匂いィ?」

58「うん、まるで…鉄が焼ける匂いと、火薬の臭いと、船が沈む匂いが混ざり合った様な…」



レ級「そんな変な匂いの奴おらへんだろ」チッチキチー

58「そうかなあ…ん!?」

レ級「よう」

371名無しの提督さん:2015/05/02(土) 21:03:58 ID:fpFjbQgM
卯月「だいたい吹雪だったら侵入前には気付けないぴょん…」

弥生「…でも、他に心当たりは…」

372名無しの提督さん:2015/05/02(土) 21:06:09 ID:fpFjbQgM
文月「この人だーれ〜?」

373陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 21:06:32 ID:5xYwoh1w
レ級「おいおい、俺、俺」

374名無しの提督さん:2015/05/02(土) 21:10:14 ID:fpFjbQgM
文月「???しらないよー?ねえねえ、おみやげあるのー?」

375陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 21:11:47 ID:5xYwoh1w
レ級「土産…?んん…取り敢えず、コイツで良かったら」つアノマロカリス

376名無しの提督さん:2015/05/02(土) 21:15:43 ID:fpFjbQgM
文月「うわー、こんなの見たことないよー?」

弥生「…古代の生き物図鑑で…見たような…」

文月「ねえねえ?これ、たべられるかなあ?おいしいかなー?」

弥生「…焼けば…大抵は…いけるはず…」

377陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 21:18:40 ID:5xYwoh1w
レ級「そいつはアノマロカリス。カンブリア記最大の動物で、当時の生態系ピラミッドの頂点に達していたのさ」

レ級「今は我々が恐竜などと言った他の古代生物同様、養殖してこっそり増やしてるのさ」

378陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 21:24:21 ID:5xYwoh1w
58「よ、養殖…」

レ級「そうだよ?俺達は長い長い間生き続けて来た、お前達よりもずっと昔から」

レ級「だからこの程度、お茶の子さいさいだよ」

58「お、お前…まさか…?!」

レ級「…フフフ、気付いたかよ…艦娘」

379名無しの提督さん:2015/05/02(土) 21:26:17 ID:fpFjbQgM
文月「そうなんだー、すごいんだね〜」

弥生「…レア物…」

長月「…ってちょっと待て弥生!文月!こいつの姿…どう見ても深海棲艦だろうっ!」

菊月「…前に司令が見ていた資料に載っていたぞ、コイツは!並みの鬼クラスに引けを取らない怪物だッ!」

380陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 21:29:32 ID:5xYwoh1w
レ級「漸く気付いたか一兵卒共、さあ、戦争の時間だ…!戦争をしよう!!」

58「そうか…さっきの変な匂いも…お前から…!」

レ級「そうだよ、そうだともッ!!」


レ級「もうお終いだよ、お前達の、下らない偽りの平和も、下らない地に落ちた誇りも」

381名無しの提督さん:2015/05/02(土) 21:37:12 ID:fpFjbQgM
長月「そうかッ!こいつが噂の…相手にとって不足なしだ、かかってこい!」

皐月「僕とやりあおうって言うの?…かわいいねっ!」

卯月「うーちゃん、やってやるぴょん!(まず目つぶしかな…?)」

菊月「…待て、お前一人で来たのか…!?」

382陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 21:39:29 ID:5xYwoh1w
レ級「一人だよ、お前達が大規模作戦でサーモン海域に来なく成って暇だったんでね」

レ級「たまにはこう言うのも味が有るだろう、酔狂だろう」

38392から100、110:2015/05/02(土) 22:01:08 ID:fpFjbQgM
菊月「…そうか、一人、なのか…(ぼっち、か)」

菊月(高性能レーダーにも反応は一人…索敵範囲拡大…反応なし…索敵範囲なおも拡大…鎮守府正面に1…あのイ級、か…)

菊月「…酔狂…と言ったな…ならば、こちらの、私の実験に付き合ってもらうぞ…それもまた酔狂、だろう…?」

菊月「…警備用仮装深海棲艦、緊急召喚する!」

戦艦タ級フラグシップ、戦艦ル級エリート、空母ヲ級エリート、雷巡チ級エリート、駆逐イ級、駆逐ロ級

菊月「…こいつらは偽物とは言え性能は本物だ…遠慮なく踊るがいい…」

384名無しの提督さん:2015/05/02(土) 22:04:32 ID:03wneirk
菊月「…って、流石にここじゃ、まずいか…(ぽちっ)(ガコッ)」

菊月「…睦月城地下二階の訓練施設へ案内しよう」

卯月「落とし穴じゃん!うーちゃん達も落ちてるしいいいいいい!?」

385陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 22:05:54 ID:5xYwoh1w
レ級「うおお、堕ちる堕ちる、読めなかったぞ、堕ちるぞ」ヒュルルル

58「ぎゃああああ!!ゴーヤまで落ちてるでちぃぃぃ!!!」ヒュルルルルルル

386名無しの提督さん:2015/05/02(土) 22:16:58 ID:fpFjbQgM
菊月「…(ちょっとお尻が痛いぞ…)さて、我らの訓練施設へようこそ、歓迎するよ…手荒くなるかもだが、大目に見てくれ」

菊月「…予め言っておくが、そっちの部屋と、私達のいる管制室間の強化ガラスは強化し過ぎて65cm単装砲(菊月印火力+38命中-15)でもひびは入らないから、安心して全力を出してくれ…」

菊月「…外見は仲間だろうが、君を仲間とはインプットしていないからな?」

387陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 22:18:55 ID:5xYwoh1w
レ級「余計に都合がいい、戦とは情の入らぬ汚れた行動だからだ」

レ級「ソイツらが挑むのなら私は殺そう。望み通りに殺す」

388名無しの提督さん:2015/05/02(土) 22:19:07 ID:fpFjbQgM
菊月「…?…ちょっと待て?…いや、何度もすまない、が…なぜゴーヤまでそっち側に落ちているのだ…?」

389陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 22:20:46 ID:5xYwoh1w
58「うう気が付かなかったんでちか!?ゴーヤはレ級の目の前に居たでしょうが!」

58「バカ!バカ!!ビームッ!!!」

390名無しの提督さん:2015/05/02(土) 22:28:30 ID:fpFjbQgM
菊月「…これは…どうしよう、かな…もう始まるし…参ったぞ、これは…」

タ級ル級ヲ級チ級イ級ロ級対レ級対ゴーヤ

戦闘開始!

菊月「…本当にすまない…ゴーヤ…装備持ってたか…?」

391陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 22:30:36 ID:5xYwoh1w
レ級「そこの潜水艦…名前は何だ」

58「ご、ゴーヤでち」

レ級「ゴーヤか…お前に見せてやろう、俺の闘争と言う物を」バッッ!!

58「え、ちょ、早ッ!?」


タ級「!」

レ級「遅い」ビュッ

ボッグジャッ!!!

392陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 22:34:11 ID:5xYwoh1w
58(な…頭を砕いた…!?)

ル級「!」ガゴンッ!

レ級「ハァァァァァ!!」バッ!!

ガブヂュッ!!

ル級「ーーー…っ」

レ級「…フゥゥ」ジュルルルル

58(え、何コイツ…獣の様な早さと、容赦のなさがある…)

58(今だって…ル級の首に噛み付いて…)

393名無しの提督さん:2015/05/02(土) 22:39:58 ID:fpFjbQgM
菊月「…!?馬鹿な、一撃…だと!?」

三日月「大変!もしゴーヤさんが狙われたら…!(…これは事故、よねぇ?不幸な事故、残念ねぇ…?)」

394陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 22:40:57 ID:5xYwoh1w
ヲ級「!」バシュッ!

58「!艦載機でちっ!」

レ級「…」パチンッ!

グゴ……

58(…尻尾が動く…何をする気でちか…!?)


レ級「仕事だ、飛び魚」

バジュッ!!

395名無しの提督さん:2015/05/02(土) 22:43:55 ID:fpFjbQgM
菊月「…!?…なんだあの武装は!?(フォルムかっこいい…)」

望月「え!?いや?なに見てんの?いや、あそこには入りたくないけど…」

396陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 22:44:03 ID:5xYwoh1w
「ギィィィィッ!!」

58「ええ…艦載機まで放つのォ!?」

レ級「しかも航空戦艦の様な水上偵察機ではない、艦上爆撃機だよ」

58(コ、コイツが化物か…!!)

バサバサバサバサッ!!

58(羽の生えた魚…飛び魚が、空をコウモリみたいに飛んでいる…もの凄く奇妙な光景でち)

397陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 22:48:29 ID:5xYwoh1w
ゴォォォォォォォ……

ギジジ……ギジッ!!

58(…すげえ、爆撃機なのに、戦闘機とも善戦してるよ)

ヲ級「……」ギリリ


レ級「おやおや、ぼうっとしてるなよ?」ジャゴッ!!

ヲ級「!」

レ級「喰らえ」


ッッドォォォォォォッォン!!!

398名無しの提督さん:2015/05/02(土) 22:49:54 ID:fpFjbQgM
菊月「…(インスピレーションが広がる…)いいなあ、アレ…。ふふっレ級…よいぞ…よいぞ…」

如月「この娘も睦月型なのよねぇ…」

399陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 22:52:33 ID:5xYwoh1w
ザグジュッ!!

ヲ級「っっ…〜〜〜!!」大破

レ級「おや、運がないな、徹甲弾が中に入ってしまった」ジャコッ

ヲ級「…!?」ビクッ

レ級「心配するな、一発で為留めて…」

ッボッォォォォォォォォォン!!!!

58「!?」

レ級「なに…っ?」

レ級(雷撃…ゴーヤ…ではない、チ級か…)

400名無しの提督さん:2015/05/02(土) 22:56:36 ID:fpFjbQgM
菊月「…なかなかやるな…レ級!」

皐月「あれ?あいつって前赤城さんや加賀さん、飛龍さん蒼龍さんが言ってたバケモノって奴?」

401陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 23:00:49 ID:5xYwoh1w
チ級「ッ…!」

レ級「そうか…成る程対した威力だな…だが、まだまだ…」バッ!!

チ級「!?」


レ級「とっておきだ、喰らわれろ」ガバァッ

58(な…尻尾が口を…!)


ザキュッ

チ/級「」

ブヂ、ブヂッ

グジャッ

402陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 23:04:23 ID:5xYwoh1w
レ級「グヂ…ギヂ…ごくん…」

レ級「ハァァァァ……!」

■級「」ボチャッ


58(あ…あんなに仲間の姿をした奴を殺して笑みを浮かべている奴…見た事無いでち)

58(こ、ここに居たら殺される…ヤバい…!)


イ級「ギィィ…」ガゴンッ

ロ級「ヒャァァ…」ゴドッ!

403陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 23:13:18 ID:5xYwoh1w
58(…駆逐ッ!?)


イ級「ギイイイ…!」

58(マズい…今魚雷持ってないでち…!!)

58(……死……?)

404陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 23:22:30 ID:5xYwoh1w
バササササササッ


58「…!?」

58(アレは……飛び魚!)

イ級「ぎ…!?」

ドドドドッッドドドドォォォッ!!!

イ級「ギギギ…ぁ…!」

ロ級「い"い"い"い"い"い"ああああ……」


58(…爆撃の能力も高い…と言っても、対象がノーマルの駆逐じゃ分からないけど)

58(けど…強い、あいつは…一体なんなんでち……!?)

405名無しの提督さん:2015/05/02(土) 23:31:21 ID:fpFjbQgM
菊月「…潮時…か…」

菊月「…次の艦隊の陣容は…ふふっ、どれにするか…」

卯月「…あれ?こいつ…ゴーヤを忘れてない?」

406陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 23:36:36 ID:5xYwoh1w
ドンッ

皐月「…?」


ヲ級「………」ガタガタガタガタガタガタ……

文月「ヲ級がこっち見てるよー…でも、きょうががらすのせいで入れないのかな…?」

ヲ級「ーーっ!ーーーッ!!」ドンッドンッ

長月「こんなに怯えている深海棲艦を見るのは初めてだ…しかもヲ級の」

如月(……これは、拙いわねぇ)

407陛下とカタツムリの人:2015/05/02(土) 23:39:42 ID:5xYwoh1w


レ級「開かない、入れない」

ヲ級「……!!?」


長月(あれが…あんな小さい身体の奴が…)

長月(戦艦レ級……奴は…ただ者じゃない…!)


ヲ級「〜〜〜〜〜ッッ!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!」ブンブンッ

レ級「そう怯えるな、戦の場に立ったのだから、これぐらいは覚悟の上だろう?」

ヲ級「…ッ!…ッッ!」ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ

408名無しの提督さん:2015/05/02(土) 23:42:48 ID:fpFjbQgM
菊月「…?(…はて?基本的に恐怖のような類の感情はデータとして入れてないぞ…?)」

菊月「…憎悪くらいは入れたが…興味深いな…あのヲ級…ストックしておくか?」

409陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 00:11:44 ID:WWW6ItQ.
文月「なんでもいいから!助けてあげてよぉ!」

長月「…お前はどうするんだ、菊月」

410陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 00:29:38 ID:WWW6ItQ.
ヲ級「……!!…!!!」ガタガタガタガタガタガタガタ

レ級「…バ・ケ・モ・ノ…だって?良く言われる」

レ級「なら、『それ』と対峙したお前も化物だ」

レ級「どうする、化物」


ヲ級「」カタカタカタ……イヤイヤ…!

411名無しの提督さん:2015/05/03(日) 00:54:58 ID:ExJHeskw
菊月「…レ級…すまないが、この戦闘はここまで、だ(ぽちっ、ガコッ、ひゅーっ)」

菊月「…次の艦隊、出てくるがいい…」

412陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 00:57:06 ID:WWW6ItQ.
レ級「……ふんッ!!」


バギンッ!!

長月「な…何!?」

望月「きょ、強化ガラスを素手で貫きやがった…!?」

413陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:05:27 ID:WWW6ItQ.
ギギ…ギ…パギ……!

レ級「…OPEN……SESAME……」

ペギ……ギギギギギギ……

文月「あ、あわわわわ…!」

望月「今度は隙間に指突っ込んでそのままガラスをねじ曲げて穴をこじ上げる…こりゃ、馬鹿に冗談が総動員じゃねーか」

414名無しの提督さん:2015/05/03(日) 01:07:12 ID:ExJHeskw
菊月「…戦場に身を投じし者どもよ…その血をたぎらせ、狂うがよいぞ…」

戦艦タ級改フラグシップ、戦艦ル級改フラグシップ、空母ヲ級改フラグシップ、重巡リ級改フラグシップ、重巡ネ級エリート、潜水ソ級フラグシップ

戦闘開始!

望月「だから、ゴーヤはよ…」

415陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:11:21 ID:WWW6ItQ.
レ級「ふン…先ずは艦隊を倒さねば話はしてくれないらしい……」シャキンッ!!

長月(?あれは…イカか?イカを取り出したのか?)

望月「イカ……?」


レ級「一気に…片付けるッ!!」バッ!!

タ級「!」ッドォォォォン!!!

レ級「当たらないッ!」サッ

416名無しの提督さん:2015/05/03(日) 01:16:26 ID:ExJHeskw
菊月「…このガラスも、強化しないとだな…」

菊月「…また強くなってしまう、な…」

皐月「…ゴーヤは?」

417陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:16:28 ID:WWW6ItQ.
ヲ級「ッ!」グ……

レ級「…!」ヒュバッ!!


ザギュザギュザギュッ!!

ヲ級「ッ…!?」

58(んな…刺さった…?!)

レ級「次は戦艦と重巡だ、同時に掛かって来な」ジャギンッ

ル級「…ッ!!」ジャゴンッ!

リ級「!」ギャッ!

418陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:21:45 ID:WWW6ItQ.
ル級「ッッ!!」ッッドォォン!!ッドドォォン!!!

タ級「!!」ドドンッ!!ドドォォンッ!!

レ級「当たら…ッグ!!」小破


文月「あ…やっとしょうはした…」

長月「…噂以上の化物だな、改フラグシップの一撃を喰らってもまだ耐えるか」

皐月「…ねえ、ゴーヤは助けないの」

三日月「助けたいけど…あんなのが暴れ回ってるんじゃ……(無理よね…仕様がないわよね…うん……)」


レ級「…ヘッ!」シャキィンッ!

タ級「!」

419名無しの提督さん:2015/05/03(日) 01:23:16 ID:ExJHeskw
菊月「…こいつらが敗れるようなら…アレを出すか…それともコイツか…あるいは、切り札…奥の手…最終兵器…夢は…尽きないな…」

三日月「ゴーヤさん、大丈夫なのでしょうか(まだ生きてるのかな…?)」

420陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:27:23 ID:WWW6ItQ.
レ級「残念だがコイツのデータは遅い…遅いンだよ」ビュッ!!


ズパンッ!!

タ/級「」

58(ま、またタ級の首が…どんだけ首を狩るのが好きなんでちか)

ネ級「!」ドドンッ!!

レ級「ぐぷっ…しかし、可成りキくな、良いぞ、漸く面白く成って来た…!」



58(……しかし、可成りの手だれでちな…戦闘の技術は勿論、身体能力や力の強さも可成り極まってる)

58(前の戦闘では主力の戦艦の殆どを素手や脚で倒したし…長い間戦い続けてるとみて間違いなさそう…)

421陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:31:02 ID:WWW6ItQ.
リ級「……」クイッ

ヲ級「…!」ググ


レ級「ハァ…だから、遅いんだよ」パチンッ


ピピーッ

ヲ級「…?」

58(?刺さったイカの様な奴の様子が…?)

422陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:36:07 ID:WWW6ItQ.
ッッボォォォォォォォォォォン!!!!

リ級「っ!?」

ル級「!?」

58(ば、爆発した…あの爆風、しかも内部からじゃ…幾らフラグシップの空母でも一溜まりもないでち…!)

リ級「ッッ!!」ドドドッ!!

レ級「」ギギンッ!!

58(…艦艇としての性能もバッチリ…これは戦艦や一航戦が化物呼ばわりする訳だね…)

423名無しの提督さん:2015/05/03(日) 01:36:15 ID:ExJHeskw
菊月「…こいつ…生け捕りは厳しい、かな…いざとなったら…」

菊月「…なあ、文月。ちょっと…寮に…ってだな…を貰ってきてくれ」

菊月「…弥生、戦…寮に言って……さんの…」

菊月「…望月、私の部屋の…から…の…取ってきてくれ」

菊月「…気を付けてな…」

424陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:40:01 ID:WWW6ItQ.
レ級「ハァァァァァァ!!」ビュッ!!

58(ん…海に尻尾を突っ込んだ…?)



尻尾「…」ザブッ……

尻尾「…………」

ソ級「…」

尻尾「」ッドォンッ!!

ソ級「…?!」


ボグジャッ!!

425名無しの提督さん:2015/05/03(日) 01:41:18 ID:ExJHeskw
菊月「…?今度は何だ…?」

426陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:44:02 ID:WWW6ItQ.
リ級「…!?」タジッ

ネ級「!」アセラナイデ

レ級「さあ…一網打尽だ、喰らえ!!」バジュンッ!!

バササササササササッッ!

58(再び艦載機が繰り出された…さあ、どうなるのかな)


ル級「!」ッドォォォン!!

レ級「上ではなく私を狙うか、良い選択だね」サッ

ル級「ッ…」

レ級「だが、まだ甘い」グ……

ドグジュッ!!

427陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:47:26 ID:WWW6ItQ.
58(ル級まで陥落…もう冗談みたいだね、まるで海洋版のルーデルじゃないでちか)



58(…ん?!何だか海から血が広がってる様な……)

58(……まさか、潜水艦…しかもフラグシップを…?)

58(…そうか、あの尻尾は…対潜に特化した何かが隠されてる…それが何なのかは分からないけど…)

58(とことんまでにバケモノ……コイツに勝てる奴って居るのかな)


ル級「」ボジャッ

リ級「…!!」ブルルッ

ネ級「…っ」バッ

428陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:50:31 ID:WWW6ItQ.
ネ級「っ!」

レ級「ふん」グイッ

ザバッ!!


尻尾「」グバァッ!

ネ級「!」

ガチンッ

ネ級「っ…!」ジャコッ

レ級「躱した…やるじゃないか」

429陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 01:57:35 ID:WWW6ItQ.
リ級「!」バッ

レ級「…!」

リ級「」ジャゴンッ


レ級「そらッ!」ビュッ!!

ドゴッ!!

リ級「っ…!?」

58(抉り込む様なボディブロー……可成り痛そうでち)

尻尾「ッ」グバッ!

リ級「!!」

430陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 02:02:33 ID:WWW6ItQ.
ザブヂュッ!!

グジャッ!!

58(…また上半身を食べた…そんなに美味しいのかな)ギュルルル…


ネ級「ッッ!!」ジャゴンッ!!

レ級「ラスト」シャキンッ!

ヒュバ!!

ネ級「っ!」サッ

レ級「またか…良いぞ、もっと躱せ、もっと私を楽しませてみせろッ!!」

431陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 02:06:01 ID:WWW6ItQ.
ネ級「ッ!!」ドドォン!!ドドォォン!!

レ級「ッ!」ギィンッ!

ネ級「!!」ドドッッ!!ドッッドドッ!!

レ級「ぐ…中々にやる、お前は可成りの兵士だった」ギギ……


レ級「だが、愚か者だ…上を見ろ」

ネ級「…!?」

58(さ、さっき飛ばされた艦爆が…!)


レ級「敵機直上…急降下…!」ニヤッ



気付いたらこのスレむちゅきを愛でるスレの筈なのにバトル物のssになってる、フシギ!

432陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 02:14:30 ID:WWW6ItQ.
ッッッボッッボォォォォォォォォォォォン!!!!!!

58(……強い…強過ぎる…)


レ級「さて…これで全滅…か!」ダッ!!

バジャッバジャッ

58「!」

58(奴の行き先は…管制室!)


長月「…!?こっちに来るぞッ!!」

菊月「あの艦隊でも破れたか…だが、まだだ…今度はこの艦隊で…!」

ドガッ!!

菊月「うわッ…?!」

卯月「き、菊月っ!」

433陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 02:16:58 ID:WWW6ItQ.












レ級「やっと捕まえたぞ、駆逐艦菊月……さあ、今度はお前達が私の敵と成る時間だ」

434名無しの提督さん:2015/05/03(日) 02:33:46 ID:UwISSghk
菊月「…くっ…まだ試したいものもあったが、仕方がない…」

卯月「待つぴょん!菊月に手は出させないぴょん!」

如月「髪が痛んじゃいそうね…嫌だわ…」

皐月「僕が相手をしてあげるよっ!」

長月「元々私がやるつもりだったから、な」

三日月「ゴーヤさんも戦ってくださいね!6連装酸素魚雷です!(菊月印、雷装+16命中+3)」

435陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 02:37:07 ID:WWW6ItQ.
58「サンキュー三日月!正直こんな化物に勝てるかどうかは分からないけど…頑張る!」

レ級「ふふ…漸くか、漸く本番か…フフフ」

レ級「さあ行くぞ、歌い踊れ睦月型ッ!」



レ級「豚の様な悲鳴を上げろ」

436名無しの提督さん:2015/05/03(日) 02:52:13 ID:UwISSghk
菊月:菊月砲改×2(火力+5命中+2対空+2)6連装酸素魚雷
卯月:12.7cm連装砲D型×2(火力+6命中+1)徹甲弾菊月モデル(火力+7相手装甲値を半減してダメージ計算)
如月:12㎝単装砲
皐月:12.7cm連装砲D型、対空迎撃砲(菊月印火力+10対空+20)菊月電探(菊月印命中+7回避+5索敵+9対空+7対潜+7)
長月:レーザーシューター(菊月印火力+20射程極短)バーストシューター(菊月印火力+8火炎放射器)卯月の尻尾(運+20)
三日月:7.7mm連装機関銃(菊月印火力+13)イージスシステム(菊月印対空+30)菊月電探

437陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 03:00:09 ID:WWW6ItQ.
戦艦レ級:特製深海烏賊魚雷(雷撃+20 火力+21) 特製16Inch三連主砲(火力+27) 飛び魚艦爆(爆装+19 対空+12)

438名無しの提督さん:2015/05/03(日) 03:00:56 ID:UwISSghk
菊月「…まずは相手の猛攻を凌ぐ…」

菊月「…望月、文月、弥生が戻れば…」

439陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 03:10:55 ID:WWW6ItQ.
レ級「さあ、掛かっておいで、クソガキ共」パチンッ

バササササササササッッ!!

レ級「この艦爆……うちの飛び魚達が御相手しよう」

58「…!さっきネ級を為留めた奴らもこっちに来るでちっ!」

440名無しの提督さん:2015/05/03(日) 03:17:32 ID:UwISSghk
皐月「こっちだって負けないよっ!対空!」
三日月「全部…落とします…!カットインです!」

441陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 03:20:43 ID:WWW6ItQ.
ダダダンッ!!ダダダダン!!!

ギィィッ!!

キーーッ!

58「…凄い、180の艦爆相手に駆逐艦の皆も頑張ってるでち…!」

58(…開幕雷撃で大分削れると良いけど)


レ級「…ッ!」バッ!

58「(動いた?!)皐月っ!危ないでちッ!!」

442陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 03:23:36 ID:WWW6ItQ.
皐月「えっ…!?」



グォォッッ!!

レ級が対空射撃中の皐月に蹴りかかる。
ゴーヤの声も有って皐月は間一髪で躱しきる。

443名無しの提督さん:2015/05/03(日) 03:29:52 ID:UwISSghk
皐月「うわっ!何するんだよっ!危ないじゃないか!(そういえば、さっきからコイツ、格闘もありだった…!)」

444陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 03:33:30 ID:WWW6ItQ.
58「気をつけて!ソイツは只の深海棲艦じゃない!」

58「ソイツは恐らく、長い間を戦いで過ごし、その内に戦闘能力が可成り高く成ってる!!」

58「しかも元の性能が高く、速度も速いから可成りキツいでちよ!!」

445名無しの提督さん:2015/05/03(日) 03:37:11 ID:UwISSghk
皐月「レ級エリートってことかっ!?」

菊月「…だが負けてやるわけにはいかぬ…この菊月砲を喰らうがいい!」

446陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 03:41:16 ID:WWW6ItQ.
ッドォォォン!!

レ級「効かないッ!」ガギンッ!!

447名無しの提督さん:2015/05/03(日) 03:56:03 ID:UwISSghk
菊月「…馬鹿な、私の菊月砲が通らぬ…だと!?」

448陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 03:58:55 ID:WWW6ItQ.
シャキンッ!

烏賊魚雷を取り出して握りしめ、逆手に構える。

レ級「本当の攻撃を教えてやるッ!」ダッ!!

可成りの速度で菊月に接近する。

449名無しの提督さん:2015/05/03(日) 04:01:59 ID:vFGd2oVU
長月「ならば、こいつはどうだ!?レーザーの特性上、近寄らねばならぬが、菊月を狙う今の貴様は隙だらけだぞ!」

450陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 04:03:56 ID:WWW6ItQ.
レ級(ふん…殺気が丸出しだッ!)

バシュッ!!

長月の主砲からレーザーが放たれるが、殺意を読んだレ級は直ぐさま躱してみせた。

451名無しの提督さん:2015/05/03(日) 04:07:20 ID:UwISSghk
長月「やはり躱すか!だがこちらはどうだ!?炎にまかれれば、艦載機などとばせまい!無理をして吹っ飛ぶのは貴様自身だ!」

452陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 04:12:29 ID:WWW6ItQ.
ヒュバッ!!

レ級「甘いッ!」

火炎放射器から吹き出された炎も躱し、そのまま余裕を見せて着地する。


レ級「まだだ、まだまだ狙いが甘いぞ」

453名無しの提督さん:2015/05/03(日) 04:16:30 ID:UwISSghk
長月「まさか!?これすら躱した、だと!?小癪な真似をしてくれる…!」

454陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 04:18:56 ID:WWW6ItQ.
58「…コイツ、強い…!」

レ級「御託は終わりか、次は此方からだ!」ギュッ!!

レ級は尻尾を卯月に向けて伸ばす。

ギュオッ!!

455名無しの提督さん:2015/05/03(日) 04:21:41 ID:UwISSghk
卯月「こっちを狙うのは予測済みだぴょん!この徹甲弾の威力、受けてみるぴょん!」

456陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 04:24:49 ID:WWW6ItQ.
ッドォォォン!!!

卯月の主砲から小型の徹甲弾が放たれる。

尻尾「!」グバァッ!

尻尾は負けじと大口を開き、徹甲弾を飲み込む。

457名無しの提督さん:2015/05/03(日) 04:32:52 ID:UwISSghk
卯月「その徹甲弾は特殊効果持ちぴょん!どれ程の装甲でも半減すれば通るぴょん!(噛み砕いても無駄ぴょん!うーちゃんのアイデアで中に酸液が入ってるぴょん!更なるダメージぴょん!)」

458陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 04:36:15 ID:WWW6ItQ.
ッッボォォォォォォォォォン!!!!

徹甲弾が尻尾の中で破裂し、爆風で一瞬尻尾が膨らむ。

レ級「っぐォォォッ!!?」

レ級と、尻尾の口から煙が漏れ出る。

レ級「ぐ…あ…熱い…熱い…熱い…っ」


レ級「熱い……熱いぞ…ハハッ、熱いぞ…ッ!!」

レ級「腹が焼ける様に熱い、腹が切られた様に痛い!このままでは殺されてしまうかもしれんなぁっ!はっはっはっはっはっはっ!!」

傷付きながらも彼女は、赤い目を煌々と光らせ、腹の底からの笑い声を上げていた。

459名無しの提督さん:2015/05/03(日) 06:45:51 ID:UwISSghk
卯月「…マジぴょん…あれ喰らって嗤ってる、ぴょん…」

460陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 08:00:12 ID:WWW6ItQ.
レ級「どうした!?もう手は終わりか!?残っている手を出し、私を朽ち果てさせてみせろ!」

レ級「主砲でこの私の心の臓腑を狙え、心の臓腑に突き立てにいけ…!!」

レ級「さあ、早く…お楽しみはこれからだ」

461名無しの提督さん:2015/05/03(日) 08:14:36 ID:UwISSghk
皐月「まだ僕の攻撃は終わってないよっ!」

三日月「損傷している今なら…えいっ!」

462陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 09:25:22 ID:WWW6ItQ.
レ級「ほッ!」

ダッ!ダッ!!!

皐月の攻撃を躱し、そのまま段々と彼女に肉薄して行く。

463陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 09:52:54 ID:WWW6ItQ.
皐月「っ!?」

皐月(何をしてくるんだ…!?)



レ級「ハァッ!!」

ガシッ!!

皐月「!…あ…はッ…?!」

そのまま彼女の首を手で掴み、そのまま締め上げる。

ぐぐ、ぐぐぐぐぐ

464名無しの提督さん:2015/05/03(日) 10:13:57 ID:tZ6q0Vzw
今日のぐはニンジンとジャガイモなのね

465陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 10:24:17 ID:WWW6ItQ.
>>464

その頃


U-511「い、イクさん、まだゴーヤさんが…帰って来てないです」

19「…?またどっか遊び歩いてるのね?」

168「さあ、大丈夫じゃない?今日には戻って来るって行ってたし」

19「むう、このままじゃ冷めちゃうのね」

U-511「…ゆー、ゴーヤさんの事探して来ます」

8「大丈夫?」

U-511「大丈夫です…danke」

19「早い所戻ってくるのねー」

466陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 10:30:58 ID:WWW6ItQ.



レ級「フフ…」

ぐぐ、ぐぐぐぐぐ……

皐月(っ…くる、しい…!)

皐月「はな、せ…!」

467名無しの提督さん:2015/05/03(日) 12:58:44 ID:qXszP1k2
如月「皐月ちゃんを離しなさい!0距離砲撃よ!」

長月「姉上!?ただの12cm単装砲では歯が立たんぞ!」

如月「それでも、戦わないと…私はお姉ちゃんなんだから!」

468陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 13:02:23 ID:WWW6ItQ.

皐月「…っ」


レ級「ふ……撃てよ」

レ級「う て よ 」


皐月(撃てよ…?まさか、罠…!?)

469名無しの提督さん:2015/05/03(日) 13:10:08 ID:qXszP1k2
如月「言われなくても、皐月ちゃんを守るため!0距離砲撃、発射よ!」

470陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 13:11:52 ID:WWW6ItQ.
ダンッッッ!!!




グジュ…シュウウ……

レ級「……ん?どうした、これで他人を守ろうと言うのか?」

皐月(や、やっぱり効いてない…!!)

471名無しの提督さん:2015/05/03(日) 13:25:00 ID:qXszP1k2
如月「…わかっていたわ、私じゃ貴女の装甲を抜けないってことくらいは…それでもね…?」

菊月(…よし、タイミングばっちりだ!)

望月「ステルスフィールド解除!菊月印の高性能爆雷、不意打ちで喰らいなよっと!」

如月「…それでも、注意を引くことはできるのよ?」

望月「よし、皐月を締め上げてた片腕は潰した!しばらくは動かせないだろ?」

望月「ダメージの大きい皐月と交代、こっから本気出すっ!」

472陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 13:27:25 ID:WWW6ItQ.
レ級「グぅ…中々やる、それでこそだ!」

レ級「ならば、私も本気を出してやろうじゃないか…」


ドグンッッ

レ級『ーーーーーーsoergmaerogaiwmoirmoa1j411esoermgaoemgaergーーー』

レ級『ーーーーーーaoerfaeroga準備aoeirgmaieorg了aoermgaeorgaーーー』

レ級「……状況により、リミッター解除の承認認識」

473名無しの提督さん:2015/05/03(日) 13:29:37 ID:qXszP1k2
皐月out望月in

望月:ステルスフィールド(菊月印、回避+50)指向性爆雷(割合ダメージ)18㎝三連装砲(菊月印、火力+7命中+1)

474陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 13:29:43 ID:WWW6ItQ.



レ級「眼前敵、及ビ戦艦レ級ノ完全沈黙迄ノ間、能力制限、限定解除開始セリ」

475名無しの提督さん:2015/05/03(日) 13:32:01 ID:qXszP1k2
菊月「…何だと?どういう意味だ?」

長月「今まで本気ではなかった、ということか…?」

476陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 13:33:13 ID:WWW6ItQ.
レ級が何かの言葉の様な物を唱えると、見る見るうちに身体の傷が塞がって行った。
腕も再生し、傷も言える。

そして、赤く禍々しいオーラは鳴りを潜め、見る物を畏怖させる…『黄色』へと変わって行った。


ぞくり、と、皆、背筋が凍る様な感覚を覚える。



レ級「では、敬意を表して教育してやる…化物の、深海棲艦の、本当の闘争と言う物を」

477名無しの提督さん:2015/05/03(日) 13:40:20 ID:qXszP1k2
菊月「…フラグシップ化…だと!?」

三日月「そんな…一体、どうすれば…」

長月「くっ…うろたえるな!まず卯月の特殊徹甲弾を何としても叩き込め!装甲を下げたうえで高火力兵器群を集中砲火だ!」

皐月「けほっ…僕が、戦えれば…」

478名無しの提督さん:2015/05/03(日) 13:43:47 ID:qXszP1k2
卯月「睦月型の本当の力!撃てぇ〜い!」

如月「足止め程度にもなれば…ええいっ!」

望月「あたしも援護してやるっ!叩き込め、卯月!」

479陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 13:44:46 ID:WWW6ItQ.
レ級「さあ…見切れるかッ!!!」ビュオッ!!

長月「!」ジャキッ


彼女がレーザーシューターを構えていた頃には、既に直近く迄肉薄していた。

長月「……!?(な、何時の間に…?!)」

レ級「ぶrrrrrrrrrらァァァ!!!」

480陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 13:46:14 ID:WWW6ItQ.

ドッッッッッグォッッッ………!


長月「ぐァっ………ッ!!」

そのまま彼女は殴り飛ばされ、壁に叩き付けられる。


長月「がはッ…!(は、早過ぎる…!)」

481名無しの提督さん:2015/05/03(日) 13:59:14 ID:V8dTl8mw
長月ちゃん頑張れにゃしぃ

482陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 14:10:42 ID:WWW6ItQ.
如月「長月ちゃんッ!!」

卯月「この…!!善くも長月をッッ!!」ジャキッ

レ級「あれでも可成り手加減した方だぞ?全力で殴ってたら奴の腹は爆発して死んでただろうさ」

483陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 14:24:25 ID:WWW6ItQ.



長月「っ…まだ、まだだ…まだこの長月は…倒れんよ…」ググ…グ…

如月「!長月ちゃん!?」

レ級「ほう、まだ立つか…!」

長月「…くッ…(ク…奴…思い切り腹を殴ったな…っ)」

レ級「ふふ、その悶えよう…肋の2、3本は軽く逝ったか」

484陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 14:45:39 ID:WWW6ItQ.
長月「……(レーザーシューターはまだ健在…バーストシューターも健在…問題は、私の身体へのダメージだな)」

長月「っ……(…くそ、まだ痛みが引かない…これでは奴の動きを見据える事等…っ)」

レ級「どうした?戦わないのか?」

長月「コイツ…っ、吐いてろ…!」プル…プル…

レ級「…脚に力が入らなく成っているぞ、どうするんだ」

485陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 14:52:29 ID:WWW6ItQ.








レ級「お前は狗か、それとも…人間か?」

486陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 16:30:24 ID:WWW6ItQ.
まだ?(´・ω・`)

487名無しの提督さん:2015/05/03(日) 19:12:33 ID:3ptF4bvk
長月「…質問の意味が、…わから、ないな…」

長月「…我等は艦娘だ…人の姿をしているが、中身は、どうかな…?」

長月「…狗、か…。…それでもかまわんさ…勝利へ執着する、貴様等から平和を守る番犬、…冥府へ誘う猟犬で、私は構わん!」

長月「この長月、命ある限り誇りという牙、信念という爪を、突き立ててやるさ…!」



>>486《遅れてすいません…が、連休中仕事があるので御理解を。本日5連勤の2日目。昼休み中なら進められますが、1時間ですよ?》

488名無しの提督さん:2015/05/03(日) 19:25:04 ID:3ptF4bvk
長月「貴様は、どうなのだ?深海棲艦、水底の亡霊よ…」

長月「血に飢えた狂犬よ…貴様に信念はあるのか?誇りは?守るべき何かは…?」

長月「貴様の攻撃は苛烈だが…その内に滾るものを、私は感じない…」

長月「そのようなものを幾ら浴びせようが、この長月を沈めることは不可能だ」

長月(もはや高速戦闘は難しい…ならば、狙うべきは、奴の攻撃にあわせたカウンター!)

長月「さあ、語るべき意志があるなら、かかってこい!」

489陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 19:27:57 ID:WWW6ItQ.
>>487
おk、理解した(´・ω・`)
連休なのに休めないって変だよね(´・ω・`)


レ級「何れにしろ、自分の意志が有る限り、例えこの魂の有りどころが深海に沈んだ鉄艦の中に有ろうとも」

レ級「……きっと一つの電算機の演算回路が生み出す広大な数式が、この世界の全てだとしても」

レ級「自分は自分だという志を持てば、自分の意志で動く事を選べば、全て人間なのだ」

レ級「人間とは…魂の、心の、意思の生き物だからだ」

レ級「お前が自分の意志で狗に成るならそれもまた酔狂、私はお前の善戦胸に刻み、敬意を持って殺してやろう」

ジャギンッ!

レ級「さあ、掛かって来い、敵は此処だ」

490陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 19:30:00 ID:WWW6ItQ.
レ級「闘争を始めよう、長月」

レ級「自分のカードに全力を注ぎ、殺しに、打ち倒しに、朽ち果てさせに来い」

レ級「殺されに、打ち倒されに、朽ち果たされに来い、人間」

491名無しの提督さん:2015/05/03(日) 19:42:31 ID:R5tScP4Y
長月「…!(挑発は失敗か!かくなる上は…!)」

卯月「ふふっ、このうーちゃんの徹甲弾に怯えているぴょん?口程にもないぴょん、ぷっぷくぷー!」

長月(…!卯月の挑発か!?これならあるいは…?)

三日月(こうしている間に、ゴーヤはさっさと魚雷撃ちなさい!)

492陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 19:45:48 ID:WWW6ItQ.
レ級「お前達も、戦いたくば戦え」

レ級「全力を持って進み、この私の心臓に、その爪を突き立ててみせろ」

レ級「70年前の様に、6550万年前の様に、この私の心の臓腑に突き立ててみs」

ゴンッッ!!!

レ級「が…!?」

58「さっきから話がなげーでちッ!!ゴーヤにも活躍の場が欲しいでちッ!!」

レ級(魚雷で殴るか…面白い)

493名無しの提督さん:2015/05/03(日) 19:59:01 ID:tZ6q0Vzw
(ぼくのむちゅき ぼくはむちゅきにひざまくらされている)

494名無しの提督さん:2015/05/03(日) 19:59:43 ID:R5tScP4Y
文月「え〜い」

べちゃっっっ…

文月「磯風ちゃん特製のふんわりクリームたっぷりのケーキ〜…風の…何か〜♪」

文月「これを顔に受けたら大変だよ〜?お肌がただれちゃうしー」

菊月「顔面に押し付けた…だと…!?」

495陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 20:03:23 ID:WWW6ItQ.
レ級「…ん?離せ」バッ

文月「きゃっ」

58「文月っ」


チュパ……チュパ…

レ級「…何だ、これは?」

レ級「…身体が、暖かく成って来る……///」

レ級「そうか…これは…毒物か…/////」フラフラ

496陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 20:14:09 ID:WWW6ItQ.
レ級「拙い…酔ってしまった…////」フラフラ

レ級「やられはなあ…///足もふらふらしてひたぞ……/////」フラフラフラ……

497名無しの提督さん:2015/05/03(日) 20:19:23 ID:R5tScP4Y
文月「いちおう普通の材料使ってるんだけどねぇー?」

長月「…!だが、効いている…?よし、集中攻撃開始!」

卯月「特殊徹甲弾撃てぇ〜い」

三日月「私も、続きますっ!」

望月「ぃよっと!もいっちょ!」

菊月「菊月砲の力、今こそ!」

498陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 20:23:22 ID:WWW6ItQ.
レ級「ち……////」ググググ……

レ級は足をバネの様に跳ねさせ、高い瞬発力で移動する。

レ級「よっはらうと…いろいろとらへらな…///」ジャギッ

499陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 20:26:25 ID:WWW6ItQ.
レ級「まはか戦いのほひゅうへよっはらうほは…いままへになかったほ…」

レ級「らは…主砲のあひははわらなひ…撃て」

ッドォォォォォォォォン!!!!

500名無しの提督さん:2015/05/03(日) 20:29:07 ID:czvQuO/.
弥生「…全員、退避して…」

弥生「…隔壁作動…レ級封鎖を確認…ジェノサイドウェポン、比叡カレー…大量投入…隔壁内、カレーによる密封完了…」

501陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 20:33:14 ID:WWW6ItQ.
ドバババババババババ………

レ級「……?」

レ級(これは……カレー?)



レ級(…流れが速い、拙い、もう身体が全部包まれて……)



レ級「………まふひ、はっひほりはらはは…////(拙い、さっきより身体が)」

レ級「…わらひをよわへへひはらをうばふは…はんはへはな…(私を酔わせて力を奪うとは、考えたな)////」

レ級(カレーに包まれる…ふははは…こればかりはどうしようもないぞ…)

レ級(…毒物を食すと、酔ってしまう体質は治したかったがな……)

502陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 20:43:16 ID:WWW6ItQ.
レ級「……しはははい」

ギョロッ!


ギョロッギョロギョロッ


レ級『ーーsoeigmaieorigaioerg204243aoeriーーーー』

レ級『ーーseorigaeoi1945aorugaeruogiaerーーーー』

レ級『能力制限ノ限定解除、第四段階ヘ移行』

ゴゴゴゴゴ……

503名無しの提督さん:2015/05/03(日) 20:43:57 ID:R5tScP4Y
長月「これは…やった、のか?」

菊月「この隔壁封鎖は対吹雪用と考えていたのだがな…しかし、中の様子が確認できないのは改良の余地アリ、だな…」

弥生「…皐月、…長月。…これを、…使って…」

皐月「あっ、修復材!ありがとなっ」

長月「感謝…」

文月「それにしても今回はやばかったな〜」

三日月「…あっ、ゴーヤさん無事だったのね!よかったです…(もう少し活躍できないの?)」

504陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 20:46:54 ID:WWW6ItQ.
58「全く、殺気を隠して魚雷でぶん殴るのが精一杯だったでちよ」

菊月「まあ…気にするな…無事で良かったよ…」



ゴゴゴゴゴゴ……

58「……えぇぇ…」

菊月「…どうした?」


58「…アイツ、まだ生きてるよ…」

505陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 20:53:10 ID:WWW6ItQ.



ギギギギギ…ヂヂヂヂヂ…

カレーに包まれた隔壁に罅が入る、と同時にカレーも少し溢れ出た。

レ級『……aoergimaergoaergdaoskrfmaerogaweogameaofskgmaeorigm』ギギギギ

レ級『…さあ……開け、ゴマ』

506名無しの提督さん:2015/05/03(日) 20:53:35 ID:R5tScP4Y
長月「馬鹿な、比叡カレーと磯風ケーキだぞ!」

菊月「…まあ、結局のところ、ただの食事だからな…司令官も無事なわけだし…」

卯月「普通アレを無事とは言わないぴょん…」

如月「今のうちに、装備の再確認を!急ぎましょう!」

507陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 20:57:19 ID:WWW6ItQ.
ビギ…ギギギギギ……

その罅を覆う様に、黒い影が伸びて行く。

レ級『開け、開け、開いたぞ、進め』

ぞるんっ


ざじゃ……

そのまま影を通して隔壁から脱出する。
隔壁の罅は影によって塞がれる。


レ級「はあ…はあ…はあ…はあ……」

508名無しの提督さん:2015/05/03(日) 21:00:48 ID:R5tScP4Y
菊月「…先程は出せなかった自動人形共を出す!」

戦艦棲姫、南方棲戦鬼、軽巡棲鬼、駆逐棲鬼、駆逐棲鬼、空母棲姫

菊月「流石にこいつらには適うまいよ」

509陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 21:04:35 ID:WWW6ItQ.
レ級「ッ…!邪魔だ…消えろッ!!」ギンッ!!

レ級は罅を塞いでいた影を動かして隔壁を壊し、決壊させてそのままカレーを流し込む。


レ級「私はお前達と話をして居るのではない…『若造』め」

510陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 21:06:02 ID:WWW6ItQ.
58「げ…げェェーーッ!か、カレーが、カレーがぁぁぁぁ!!?」

58「な、傾れ込んで来るでちーーッ!」

511名無しの提督さん:2015/05/03(日) 21:07:39 ID:R5tScP4Y
菊月「…な…!(まさか!?一瞬だと…!?私の知る最高クラスだぞ!あれ以上…戦艦水鬼は未完成…!)」

512陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 21:10:48 ID:WWW6ItQ.




バササササササササ……

飛び魚「キィィィ」

レ級「…奴らの往生際の悪さには……心底……惚れ惚れする」

彼女は飛び魚に捕まってカレーの波を躱していた。

レ級「…素直に、羨ましい、私にもあれだけの往生際の悪さが有れば…良かったんだけど…」

レ級「…さあ、どうしようか」

513陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 21:15:12 ID:WWW6ItQ.
58「あわわ……ばばっばば…化物…いや、もう化物ですらないでち…」ガタガタガタ

58「奴は…悪魔だ、悪魔、鬼…悪魔だ…ッ!」ガタガタガタ

514名無しの提督さん:2015/05/03(日) 21:27:28 ID:R5tScP4Y
皐月「僕に任せて!今はもう夜、今夜はよい月…」

皐月「僕たちだけが使える秘術!《睦月型の睦月型による睦月型の為の睦月型異次元空間》(睦月型パラダイス)!!」

如月「この『睦月型パラダイス』は私達睦月型の全能力値を5倍に引き上げるのよ」

515陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 21:30:27 ID:WWW6ItQ.
58「お、おお!凄そうでち!その無敵の睦月型パラダイスで何とかしちゃうでちー!」

516陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 21:33:22 ID:WWW6ItQ.
レ級「…ふん…いい感じに手子摺らせてくれるじゃないか……?」

レ級は睦月型の面々が力に満ち溢れているのを悟った。

レ級「ほほう…中々に面白そうに成ってるじゃないか……ん?!」



ガツンッ!

レ級「んがっ?!……「パシッ」 何だこれは……魚雷か?」



ヒュルルルルルルルル……

<きゃあああああああああああああ!!!!

レ級「ん……直上…?!」

517名無しの提督さん:2015/05/03(日) 21:36:47 ID:R5tScP4Y
如月「それなんだけどね…(耳元に口を寄せて)睦月型パラダイスはその月の娘にしか効果がないの、それに元々私達の40にも満たない火力じゃ、5倍にしても…届くのかどうか…」

518陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 21:40:08 ID:WWW6ItQ.
58「オイィィィィィィ!!?殆ど意味が成さすぎるでち!何なんでちかその桃鉄の微妙なカードみたいな効果!!」

如月「そ、その例え方は……」


<きゃあああああああああああああ!!!

如月「あら…悲鳴?」

58「あの声……まさか」

519陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 21:46:06 ID:WWW6ItQ.
レ級「…!躱せっ飛び魚!」

飛び魚「キキッ」バサッ

咄嗟の命令を受けて横に移動する。

と、同時に…


U-511「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!!」ヒュルルルルルル……

直ぐ真横を、U-511が哀れにも落ちて行った。
そのまま、下に向かって

トポンッッ……


レ級「……」

飛び魚「……」

520名無しの提督さん:2015/05/03(日) 21:48:25 ID:R5tScP4Y
如月「この声…U-511さんかしら…?いえ、それより!私の改二時なら火力230になるのよ?」

521陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 21:50:02 ID:WWW6ItQ.
58「でも今は皐月、あの子のターンでち」




58「ってそんな事じゃねえでち!!早くユーを助けるでちッッ!!」

522名無しの提督さん:2015/05/03(日) 21:55:35 ID:R5tScP4Y
如月「あのカレーの層の下よね…髪が痛んじゃうじゃない…」

523陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 22:06:06 ID:WWW6ItQ.
レ級「…あのカレーの層は毒の沼と同意語だ…アーメン…」



レ級「…さてと…」ジャゴンッ

レ級は空中から如月に狙いをつける。
確実に為留める為に、劣化徹甲弾も装填する。

レ級「…私に気付かないか愚か者…先ずは一頭だ」

524名無しの提督さん:2015/05/03(日) 22:11:17 ID:R5tScP4Y
皐月「降りてこいっての!飛ぶなんてずるいぞ!」

525陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 22:14:05 ID:WWW6ItQ.
レ級「お、さっきの…降ろせ」


飛び魚「ききっ!」パッ


レ級はそのまま皐月の元へと降り立つ。

レ級「さあ、漸くお前達と正面から話が出来る訳だ、駆逐艦皐月」

レ級「私は逃げも隠れもしない…さあ、掛かって来い」

526名無しの提督さん:2015/05/03(日) 22:30:51 ID:R5tScP4Y
皐月「ふふっ!さっきまでの僕と一緒にしないでよ!」

皐月「今の僕は素で火力等は200近く!耐久だって大和型に引けを取らない120!」

皐月「そんな僕とやりあう気だなんて…かわいいね!」

527名無しの提督さん:2015/05/03(日) 22:31:49 ID:tZ6q0Vzw
飛び魚って食えるよね

528陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 22:38:26 ID:WWW6ItQ.
レ級「……ヒュゥ」

レ級「ならば教えてやる、能力制限を四段階まで解放したこの私は、火力は250、装甲は230、耐久も320」

レ級「御負けに私の素の力と戦闘力も上がった…倒せるか、この化物を」

529名無しの提督さん:2015/05/03(日) 23:07:05 ID:R5tScP4Y
皐月「確かに、僕だけじゃ適わないかもしれない…でも、僕には頼りになる姉妹がいる!さあ、みんな!僕達の力、見せてあげようじゃないか!」

文月「ふぁぁぁぁ、見ないで、見ないでぇえ〜(大破)」

長月「くっ…被弾した…直撃ではないが…(大破)」

菊月「この菊月、この程度では…沈まぬっ!(大破)」

三日月「な、んてことするのよ!服が台無し…!(大破)」

望月「っーか、マジで痛いし…!(大破)」

弥生「…やってくれたね…怒ってなんかないよ…怒ってなんか…(大破)」

卯月「やられたぴょん…お風呂入りたい…ぴょん…(大破)」

皐月「あれ!?みんないつの間に!?うそぉ!?」

530陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 23:10:33 ID:WWW6ItQ.
レ級「…飛び魚が先に爆撃した様だ、あの馬鹿者が…勝手に獲物を捕るなと言ったのに…」

レ級「まあ良い、一対一か、この戦いで全てに一切合切決着を付けようじゃないか」

531名無しの提督さん:2015/05/03(日) 23:16:05 ID:R5tScP4Y
皐月「…ここで僕がやられたら、皆が…」

皐月「僕は…負けるわけにはいかない!いくよっ!」

532陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 23:19:05 ID:WWW6ItQ.
レ級「さあ、出し物も佳境だ…行くぞッ!!」バッ!!

そのまま駆け出し、烏賊魚雷を逆手に持つ。

レ級(さあ、どう動く?)

533名無しの提督さん:2015/05/03(日) 23:23:10 ID:R5tScP4Y
皐月(今の僕は回避も5倍!対空も300オーバー!)

皐月「やってあげるよ!」

534陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 23:27:32 ID:WWW6ItQ.
レ級「うrrrrrrrrrrrrrrrリィィィィィィィッィッッ!!」ダダダダダッ!

可成りの速度を持って皐月に近づき、烏賊魚雷を振り下ろす。



皐月「遅いよッ!」チャキッ!

レ級「チ!」

皐月が主砲を構え、そのまま力のこもった砲弾を放つ。

535陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 23:29:04 ID:WWW6ItQ.
レ級「うぉ!」小破!

砲弾が擦り、一部の装甲を剥がした。
フラグシップのレ級が初めて小破した瞬間。

レ級「ほう……人の身で善くぞ此処迄練り上げた…皐月」

皐月「…へへん!」

536名無しの提督さん:2015/05/03(日) 23:33:37 ID:R5tScP4Y
如月「ううっ…なんてニオイなの…?それに体が、ズキズキとしてきて…」

如月「…!ゴーヤちゃん!今指先に何かヌルっとしたのが当たったわ!ゆーちゃんかもしれない!」

537陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 23:36:02 ID:WWW6ItQ.
58「!ユーでち!間違い無いでち!早い所助けるでち!!」

U-511(……?このこえ…ごーや、さん…?)

538名無しの提督さん:2015/05/03(日) 23:38:57 ID:R5tScP4Y
如月「カレーの油で掴みづらいけど…んっ…ゴーヤちゃん…そっちを…」

539陛下とカタツムリの人:2015/05/03(日) 23:40:48 ID:WWW6ItQ.
58「良し…何とか手を掴んだ…って、親指立ててる!?後もう少し遅かったらアイルビーバックしてたよコレ!」

540名無しの提督さん:2015/05/04(月) 00:25:02 ID:4XIF87Ck
如月「一気に引き上げるわぁ」

541陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 00:27:41 ID:7R2rtNXI
58「せーの、でちね!いくでちよッ!」

542名無しの提督さん:2015/05/04(月) 02:48:08 ID:cK77lvhc
如月「…なんとか引き上げたわぁ…(目にしみる匂いが…)…!?」

543名無しの提督さん:2015/05/04(月) 02:49:58 ID:cK77lvhc
皐月「いったたた…、何だよ、見るなって…(大破)」

544陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 02:55:21 ID:7R2rtNXI
58「さ、皐月!?大丈夫でち!?」

皐月「う、うん…何とか、アイツ…強いよ…」

58「……もう、私達じゃ、止められないでち……?」

545名無しの提督さん:2015/05/04(月) 03:04:24 ID:cK77lvhc
如月「…私が…止めて、きゃあっ」

如月「…私を…どうする気!?」

如月(私が…改二になっていたら…(レベル62)こんな、ことには…)

546陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 03:06:47 ID:7R2rtNXI
レ級「…次はお前が私と戦う番だ」

レ級「コイツは中々に善戦していた、増大されたあの火力には目を見張る物が有ったぞ」

レ級「…だが、それでも…貫けなかった、貫いてはくれなかった…」

レ級「…希望は、お前だけなんだ、さあ…立て…」


U-511(…あれ?ゴーヤさん…助けてくれないのかな…?)

547名無しの提督さん:2015/05/04(月) 03:11:07 ID:cK77lvhc
???「ここで…何をしているの…?」

548陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 03:13:44 ID:7R2rtNXI
58「え…?!」

如月「…その声は…?」

レ級「…?」

U-511(ねえ、誰かユーに気付いて…)

549名無しの提督さん:2015/05/04(月) 03:16:28 ID:cK77lvhc
睦月「そこの虫けらは…睦月の城で、睦月のかわいい妹達に、なにやってるにゃしぃ?」

550陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 03:18:15 ID:7R2rtNXI
レ級「……お前が、此処の主か」

551名無しの提督さん:2015/05/04(月) 03:21:05 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「この城の中で、ここまでいきがった三下は、初めてにゃし…」

552陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 03:22:22 ID:7R2rtNXI
レ級「……今度は、お前が殺しに来るか」ニィッ

レ級「…さあ来い、私は敵でも味方でも来る物は拒まないぞ」

553名無しの提督さん:2015/05/04(月) 03:31:25 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「小さな世界にのぼせた、小さきものよ…我が腕の中で、息絶えるが良いぞ…」

魔王むちゅき:12㎝単装砲7.7㎜機銃

魔王むちゅき:闇の衣(自前、回避+128装甲+1023)魔王の威風(自前、火力+1350)魔王の箱庭(自前、特殊効果有)

554陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 03:33:35 ID:7R2rtNXI
レ級「…ッ、コイツ駆逐艦か…本当に?」

レ級「そうか…ならば、私も、全てを解放しなければ成らない様だな…!!」


グジャ、グギャ、グギョ。

レ級『……リミッター、完全解除』

レ級『能力ノ制限ヲ、完全ニ解除スル』

555陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 03:35:16 ID:7R2rtNXI
コオオオオオ……


レ級の左目に、燃える様な青い光が灯る。
周りのオーラも黄金と変わって行く。


レ級「…さあ、掛かって来い」

レ級「これが私の全力だ、これが私の全てだ、叩き込んでやる」

556名無しの提督さん:2015/05/04(月) 03:38:31 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「ほう…まだ力を秘めていたにゃしか…」

魔王むちゅき「ふぅ…憐れな…なまじ力を持つが故に苦しむことになるにゃしぃ…」

557陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 03:38:46 ID:7R2rtNXI




戦艦レ級改flagship

:24inch三連装砲(火力+1240 命中+200)
深海大王烏賊魚雷(火力+500 雷撃+900)
深海私怨艦爆『梅花』(爆装+600 対空+20)

558陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 03:40:26 ID:7R2rtNXI
レ級「…そうだとも、苦しんで来たとも」

レ級「だがそれでも死ねなかった、死ぬ事が出来なかった」

レ級「敵を殺し味方を殺し、守るべき仲間も、治めるべき領地も殺しても、自分は殺す事が出来なかった」

レ級「…さあ、私の夢の狭間を終わらせてみせろ」

559名無しの提督さん:2015/05/04(月) 03:48:41 ID:pUrqmhgs
魔王むちゅき「…永き悪夢に惑い、来た…にゃしか…」

魔王むちゅき「だが、まずはその手に掴んだままの我が愛姫、如月ちゃんを返してもらうにゃし…えい」

ぷちっ

魔王むちゅき「如月ちゃん…向こうのバケツで皆を癒してほしいにゃし…」

U-511(…軽く手首を掴んで…引き千切りました…)

560陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 03:50:13 ID:7R2rtNXI
レ級「…」ニッッコッ

ぐじゅ…ぐんっ

U-511(そしてこっちも当たり前の様に再生した…)

レ級「…さあ、戦いの布告は、もうとっくに済んでいる」

レ級「…やろう…戦争を」

561名無しの提督さん:2015/05/04(月) 03:55:50 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「…高速再生?自動修復?…まあ、どちらもそう変わらぬ…」

魔王むちゅき「戦い、争う…おかしな話にゃしぃ…今から始まるのは、挑戦にゃしぃ…」

562陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 04:00:52 ID:7R2rtNXI
レ級「………ハ"ア"ア"ア""ア"」グジョ、ジョッ

胴体の内部から梅花を放り出し、そのまま飛び立たせる。


バルルルルルルルル!!!

飛び立った梅花からパルスジェットの嫌な音が鳴り響く。
それによる煙が軌道を描く。

563名無しの提督さん:2015/05/04(月) 04:03:43 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「ふむ、まずは初手、先攻を譲るにゃしぃ…」

564陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 04:06:08 ID:7R2rtNXI
レ級(まだだ、もっと、もっと飛び立て)グジョグジョグジョグジョグジョ…!

身体からグロテスクな音を出し、無機物が飛び立つ様は異常と言う他無かった。

U-511(…あれが、戦艦レ級)

58「あ…ユー、居たでち!」

U-511「あ…ゴーヤさんっ!」


バルルルルルルルルルルルル……

梅花は次々に空へ放たれ、そのまま睦月に向かって突撃する。

565名無しの提督さん:2015/05/04(月) 04:11:43 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「うむ…このうちわの風のようなもので、何をしたつもりにゃし?」

U-511(あの黒いの…何なのかな?)

566陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 04:15:04 ID:7R2rtNXI
レ級(ふむ…やはり特攻兵器は駄目か)

レ級「フンッ!!」バジュッ!!

身の丈程も有る大王烏賊魚雷を投げ飛ばす。
投げ飛ばされた魚雷は可成りの速度を放って海上を駆る

567名無しの提督さん:2015/05/04(月) 04:20:28 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「無駄にゃし…」

U-511(え?何もしていないのに、途中で爆発したよ?にらんだだけ、だよね?)

568陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 04:22:26 ID:7R2rtNXI
レ級「そうか…ならばこれはどうだッ!!」ザブッ!!

腕を海の中に突っ込み、そこから影を広げて行く。

影は直に睦月の真下、真後ろにも回り込んだ。

レ級(点が駄目なら面だっ!)

569名無しの提督さん:2015/05/04(月) 07:18:04 ID:cK77lvhc
魔王むちゅき「何をしようが、我が闇の衣を剥がすことはできないにゃしぃ…」

570名無しの提督さん:2015/05/04(月) 08:33:28 ID:nD2GmoXI
ぺろーん

571名無しの提督さん:2015/05/04(月) 08:58:42 ID:cK77lvhc
>>570
睦月「ふにゃっ!?めくらないでほしいにゃしぃ…」

三日月「全くです!睦月お姉様の邪魔をしないでいただけますか?(両手にカメラ、ビデオカメラ装着済み)」

572陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 10:49:32 ID:7R2rtNXI
ヒュバッ!!

レ級「効かぬか、ならば自らッ!!」

フラグシップより倍増された速力で、あっという間に睦月の近くに肉薄する。
その遊びで大王烏賊魚雷を大剣の様に持つ。

レ級「喰らァァえェェェェェェェェ!!!!」

そのまま、振り下ろす。

573陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 10:52:02 ID:7R2rtNXI
レ級(どうだ、魔王ならばこれが避けられる、若しくは去なせる筈だッ!)

574名無しの提督さん:2015/05/04(月) 13:38:20 ID:wZVGS9Fo
魔王むちゅき「にゃしぃ…、悪くない一撃にゃし…一級、いや特級の艦娘とて一撃大破は避けられないにゃし、そう、大和型とて…」



魔王むちゅき「にゃけど、…相手が悪かったにゃし…」

魔王むちゅき、ダメージ2!

575陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 13:42:18 ID:7R2rtNXI
レ級「ほお…!中々の固さだ、感服する」バッ

殆ど気迫のみから来る装甲の頑丈さを目の当たりにし、退避する。


レ級「ならばこれはどうだッ!」ジャゴンッ

尻尾から伸びた主砲を構え、睦月に狙いを定める。

レ級「『一式劣化徹甲ウラン弾』、装填完了」

レ級(発射準備はOK、何時でも行けるな)

576名無しの提督さん:2015/05/04(月) 13:56:37 ID:wZVGS9Fo
魔王むちゅき「どのような武装であれ、むちゅきに闇の衣ある限り、あらゆる攻撃はそよ風にゃし…」

577陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 13:58:56 ID:7R2rtNXI
レ級「…あの衣が厄介そうだな、どこかで見た魔王様の様に」

レ級「ち…仕方無い、アレを使うか」

装填した一式劣化徹甲ウラン弾を放ち、睦月に向けて飛ばす。

ッッッドォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!

レ級(…楽しい、こんなに楽しいのは…久々だ…!)

578名無しの提督さん:2015/05/04(月) 14:10:35 ID:wZVGS9Fo
魔王むちゅき「今の特殊砲弾は危険な香りにゃしぃ…菊月ちゃんには開発しないように厳命するにゃし…」

魔王むちゅき「さて、手札は残ってるにゃし?こちらはまだ攻勢にも出てないにゃし…」

魔王むちゅき「予め言っておくけれど、妹達をいたぶってくれたおバカさんの、投降をさせるつもりは…これっぽっちも無いにゃし…」

579陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 14:13:37 ID:7R2rtNXI
レ級「投降?馬鹿馬鹿しい…投降するつもりも無い、こんな楽しい事、終わらせてたまるかよ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴ……

レ級の尻尾から幾何学的な武装が、紫色の光と稲妻を放っていた。

レ級(嘗て霧を纏う黒い戦艦を喰らった時に溜めておいたこの兵器…)ヂヂヂヂヂヂ

レ級(この兵器ならば、あの闇の衣を剥がす事も容易やもしれん…ッ!)ヂヂヂヂッヂヂヂ

ヂヂ…ヂヂ…

あの尻尾から、可成りの力が感じて取れる。

580名無しの提督さん:2015/05/04(月) 14:25:29 ID:wZVGS9Fo
魔王むちゅき「あ、後出し言われるの嫌だから予め伝えるにゃし」

魔王むちゅき「悪いけど、この闇の衣を引っぺがしても、この下に「むちゅきの羽織」と「十二の月の羽衣」も纏ってるにゃし」

魔王むちゅき「なので、闇の衣を剥がすのがやっとならむちゅきを倒すことはできないにゃし」

581陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 14:31:26 ID:7R2rtNXI
レ級「例え剥がせなくとも…その先に何が有ろうとも構わない!」

レ級「どうせ散るならば…全力を叩き込んだ挙げ句無様に散りたい」


キィィィィィィィィィッィィィィィ…!!!

尻尾の光が可成りの物に達し、辺りの空気が震え始める。


レ級(充填120%、発射準備完了)

582陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 14:33:18 ID:7R2rtNXI
レ級「さあ…この全力、容易く圧し折り、絶望させてみろ!!」


レ級「っってェェェェェェェェェ!!!!」


キランッッ!!


尻尾から、黒く巨大な光線が射出される。
レ級にも可成りの反動が伝わって来る。

583陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 15:58:21 ID:7R2rtNXI
58「あ、アレは…」

U-511「ねえ…あれってあぶないかな…?」

58「そりゃね……急速潜行ッ」ザブッ

U-511「やーっ」ザブッ

584名無しの提督さん:2015/05/04(月) 19:13:47 ID:JqvW4eR6
魔王むちゅき「見事、と言っておくにゃし…」

魔王むちゅき「睦月の秘宝、十二月羽衣…妹達以外に見せたのは…初めてにゃし…」

三日月「睦月お姉様…なんて御美しい…」

菊月「…いつかこの技を再現してやるさ…」

585陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 19:15:59 ID:7R2rtNXI
レ級「………!」



レ級(…何だ…この光景は…あの光景の有様は……?)


レ級(……そうか、そうだ……)


レ級(私が死ぬ光景は…何時も、光が輝いている……)

586陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 19:17:50 ID:7R2rtNXI
レ級「ひかり、あふれる…みなも…」


レ級(私が死んだ光景は…何時も、この、これだ…)


レ級(そして幾度も思う…光とは、こんなにも美しい物だったのかと)




レ級「そうか……お前が私の死か、睦月」

587名無しの提督さん:2015/05/04(月) 19:20:57 ID:JqvW4eR6
如月「この十二月羽衣は言ってしまえば、睦月型パラダイスの上位互換なの」

如月「違いは何時でも使えることと、上限がないこと、十一人の得意技全て一人でこなせるのよ」

如月「睦月ちゃんの周囲に展開する、月を思わせる白く輝く光がとてもきれいでしょう?」

如月「プラネタリウムみたいにも出来るのよ、U-511さん…って、どこ行っちゃったのかしら…?」

如月「一人で喋って…はぁ…」

588陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 19:24:03 ID:7R2rtNXI
レ級(…眩しい、美しい……私とは…我々深海棲艦とは真逆だ)

レ級(…ああ……)

レ級(…何時もは、暁の光だったが…月の光も中々に良い……)

レ級「………ふふ」

589名無しの提督さん:2015/05/04(月) 19:37:46 ID:JqvW4eR6
魔王むちゅき「存外に強き者よ…うぬに、この睦月が敬意を払い、せめて楽に逝かせてやるにゃし…」

魔王むちゅき「この溢れるぱわー…その目に焼き付け、この力を引きずり出した己を誇りながら」

魔王むちゅき「逝くが良いぞ…」

月の波動エナジー高圧縮砲(火力∞)

魔王むちゅき「これを出させたのは、うぬが初めてであるぞ…にゃし…」

590陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 19:41:01 ID:7R2rtNXI
レ級「…美しい…私ではやはり勝てない…ふふふふ……」


レ級「…やはり、『人間』は素晴らしい…」



ザボッ……

58「ぷはっ…な、何事でち!?」

U-511「ぷは…わあぁ…凄くキレイ……」

591陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 19:45:54 ID:7R2rtNXI
58「……?アイツ…何で逃げようとも、防ごうともしないんでちか?」

U-511「…何でかな、でも、とても穏やか…」

58「…漸く、逝けるかもしれないから、かな」

U-511「……深海棲艦は、不死身の化物、海を支配する不死身の化物。」

U-511「祖国の総統が言うに…深海棲艦達を見ていると、こう思うんだって」

58「何を…?」

U-511「…彼らは本当に、『不死身』出有る事に喜び、不死身を望んで、存在しているのか?って…」

592陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 19:52:18 ID:7R2rtNXI
U-511「…深海棲艦の殆どは、戦いを…戦争を望む、血塗ろの戦いを…」

U-511「…それは、嗚咽や渇望に近い。それは死を望む絶叫…」

U-511「…水鬼、舟幽霊、幽霊戦艦…人も、領地も仲間も」

U-511「親の心も自分の心も、何から何迄消えてなく成り、只、ただただただ、闘争から闘争へと歩き、歩き続ける幽鬼」

58「……」

U-511「…総統からすれば、人を千切り、町を滅ぼし、海を支配し、戦いの歓喜を求める恐ろしい化物が…」


「酷く哀れな、哀れに、弱々しく泣き伏せる子供に見えるんだって…」

593名無しの提督さん:2015/05/04(月) 19:57:21 ID:JqvW4eR6
如月「あ!貴女達何処へ行ってたの?もう、教えてあげないんだから…」

長月「しかし、万が一姉上で倒せなかったら、まずいぞ…」

594陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 19:59:05 ID:7R2rtNXI
U-511「…大丈夫、だとおもう」

U-511「…あの子は、叫んでる、死にたいって」

U-511「もう…長く歩き続けたく無いって」

58「…不死身も、良い事ばかりじゃないんだよね」

595名無しの提督さん:2015/05/04(月) 20:11:00 ID:cYMjoj62
魔王むちゅき「限りなく強く、そして憐れな怪物…今は安らかに眠るが良いぞ…」

魔王むちゅき「…もしも、状況が、立場が、それとも何かが違っていれば…」

魔王むちゅき「違う関係、違う交流、違う終りも…あったのかにゃし…?」

如月「…睦月ちゃん…そうかも、知れないわね…」

如月「…ねえ、睦月ちゃん…?」「… …」

睦月「…如月ちゃん…」






???「み、見ちゃいました…!見ちゃいましたよ!?とっておきの大スクープです!…も、もう少し寄って…カメラを…マイクを…!」

596陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 20:14:15 ID:7R2rtNXI
レ級(…漸く…逝ける…逝けるのだな……ん?)

レ級「…何だ?これからと言う時に…観客か…」

597名無しの提督さん:2015/05/04(月) 20:54:10 ID:cYMjoj62
皐月「ね、ねえ!本当に倒したんだよね?」

睦月「確認はしてないにゃし…が、これの直撃を受けたにゃし…生きていても、再起は不能にゃし…」

598陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 20:56:44 ID:7R2rtNXI
レ級「……ああ、畜生…逝けなかった……」

レ級「…野次馬の所為で…意識が目覚めたじゃないか…誰だよ、出て来いよ…」

レ級「………」

レ級「……ぅぅ…」ジワッ…

599陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 20:59:10 ID:7R2rtNXI
U-511「…?誰かが、泣いてる?」

58「…誰でち…?まさかアイツが生きてる何て事は無いと…」

600名無しの提督さん:2015/05/04(月) 21:27:56 ID:cYMjoj62
???「いやー、まさか過日の件の取材で、こんな光景をお目に出来るなんて…」

???「この件は誰に取材しましょうかねぇ…弥生ちゃんは難しそうですし、文月ちゃんですかねー?」

601陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 21:29:57 ID:7R2rtNXI
レ級「……私は、何時迄生きるのか…」グスッ

レ級「…?」

レ級「……彼奴か、アイツか、あいつか、私の死を邪魔したのは、あいつなのか」グググ……

602名無しの提督さん:2015/05/04(月) 21:41:37 ID:cYMjoj62
文月「…さっきのお姉ちゃん、すごかったね〜」

皐月「うんうん、流石だよね」

長月「ああ、今夜は早霜のところで飲み明かそうか…ん?おい、貴様!ここで何をしている!」

弥生「…?」

卯月「?…あ、あそこぴょん!」

???「うわわ、見つかっちゃいました!?え、煙幕で退避です!(ボワワワワ…)」

菊月「うぬ、煙幕とは…」

???「よし、今のうちです!」

603陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 21:42:57 ID:7R2rtNXI
58「まてー!不届きものめー!」

U-511「ドイツの執念、舐めたら駄目です!」



レ級「逃さん」バッ

58「…え!?」

???「え、えええ!?」

604名無しの提督さん:2015/05/04(月) 21:59:23 ID:cYMjoj62
???「こっちにもです!煙幕もっとです!」

(シュワワワワ…)

菊月「この程度の煙幕、菊月を甘く見るな…熱源探索ゴーグル…そこだ!」

長月「よし、皆、この長月に続け!撃てー!」

弥生「…逃がさない」

卯月「まっかせるぴょん!」

(シュワワワワ…)

文月「煙で何にも見えないよぅ…」

如月「文月ちゃん、周囲を警戒しながら様子を見ましょうね…」

605陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 22:03:24 ID:7R2rtNXI
レ級「そこか…特別な物等なくとも分かる、これで隠れたつもりか?」プスッ

レ級「…くっ、まだリミッター全開の反動が有るか…」

58「…なんか、声が一人多く無いでち?」

U-511「そう、かな?」

レ級「…そこのお前、その拳銃を貸せ」

U-511「え?はい…って、え!?」

606名無しの提督さん:2015/05/04(月) 22:09:45 ID:cYMjoj62
???「銃弾の飛び交う中でも生き延びる、それがジャーナリストです!これくらい余裕です!今のうちです!」

607陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 22:13:46 ID:7R2rtNXI
U-511「え、貴方、しんじゃったんじゃ…!?」

レ級「あの野次馬の所為で死に損なった、良いから貸せ」

U-511「は、はい!」スッ


…スチャッ

レ級「…さて、満身創痍、病み上がりとは言え…化物から逃れられると思うなよ」


パンッッ!!

608名無しの提督さん:2015/05/04(月) 22:28:05 ID:cYMjoj62
???「ひゃあ!?あ、あぶないところでした…いまのはゆーちゃんの拳銃の音ですね!こちらは敵ではないです!この探照灯で…」

???「こちらは敵ではないですよー!『ワ・レ・ア・オ・バ・!・ワ・レ・ア・オ・バ・!』」

609陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 22:31:47 ID:7R2rtNXI
58「ん…ワ・レ・ア・オ・バ…また青葉さんか」

レ級「そこか、態々…おっと、これは返す」ポスッ

U-511「あ、ありがとう??」

レ級「遠くから為留められないならば…近づく」バッ!!

610名無しの提督さん:2015/05/04(月) 22:37:02 ID:cYMjoj62
青葉「…おお?ゆーちゃんの銃撃が止まりました!伝わったのですね!良かったです…」

???「青葉っ!あんたは勝手に行って行方知れずってどれだけ心配かければ気が済むのよ!」

青葉「あっ!いいところに来てくれました!」

611陛下とカタツムリの人:2015/05/04(月) 22:39:50 ID:7R2rtNXI
ガシッ!!

レ級「捕まえたぞ、野次馬従軍記者め」

青葉「わっ…え?」

レ級「夜だと言うのに、艤装も付けず、化物から逃れようとは対した根性だ」

612名無しの提督さん:2015/05/05(火) 01:19:35 ID:Z0rULTgk
青葉「あ、青葉捕まっちゃ…ってあなた、睦月ちゃんにやられたはずでは…?」

衣笠「あ、青葉…!(流石にまずいわね、これは…)」

青葉「!衣笠ー!青葉、ここですー!助けてー!」

衣笠「え!?えっと…衣笠さん、お散歩中だったので、そこのパパラッチとは、関係ないんですよ〜(ごめん、青葉…)なんて…(撮影機具を背後に隠しながら)」

613陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 01:22:01 ID:eqzp262k
レ級「生憎お前の野次馬根性の気配がした所為でな、今回も死ねなかったよ」

レ級「あれだけ小さい身体の連中が骨身を削って私を殺そうとしたのに…何て奴だよお前は」

614名無しの提督さん:2015/05/05(火) 01:39:16 ID:Z0rULTgk
青葉「えっと…いや、これは、ですね?広報部からの依頼で、司令官の指示の下で?行っているので…あ、そうだ、レ級さん一言お願いします!」

衣笠(頑張って、青葉!青葉なら口先一つで乗り越えられるよ…!)

たったったったった…

古鷹「青葉ったら睦月ちゃん達の家に隠れて…見つけたよ、青葉!夜間訓練から逃げ出して、睦月ちゃん達に迷惑かけ、て…」

加古「ZZZ…」

615陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 01:41:25 ID:eqzp262k
レ級「…私に意見を聞きたいか、従軍記者」

青葉「はい!何か、一言…」

レ級「…はぁ、今日は客が一杯だな、仕方無い、一応このまま捕まっててもらうよ」

レ級「一言はその後だ、良いね?」

青葉「アッハイ」

616陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 01:43:13 ID:eqzp262k
レ級「しかし運が良かったな、ソロモンの狼」

レ級「見ての通り、私はリミッター全開の代償で艤装が使用出来なく成っている」

レ級「今直にでも殺したいがそうもできん、本当に運が良かったな」

617名無しの提督さん:2015/05/05(火) 02:09:53 ID:Z0rULTgk
青葉(…あ、本当だ。よく見たらボロボロですねー…?)

青葉(…ということは、大破していて、艤装が使えず、つまりは攻撃も…!ふふ…これはいけます!)

青葉「…仕方ありませんねえ、青葉が艤装を付けていないのは「古鷹)夜間訓練サボったからでしょ…」ち、違います!」

青葉「今こそジャーナリストの真の力、お見せしちゃいます!ペンは剣よりも砲よりも強し!」

青葉「古鷹も。ここで瀕死のレ級を討ち取れば青葉達の武勲ですよー?そうすれば司令官の重巡の、更に古鷹のいいところ、知ってもらえますよー?(耳打ち)将来、指輪もくれるかもですよ?」

古鷹「…!…て、提督が…?私に…!?////」

618陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 02:13:34 ID:eqzp262k
レ級「ふふふ…攻撃が出来ない…?笑わせるな」

レ級「傷が付いているから何だ…艤装が使えないからなんだ」

レ級「貴様、勝てるとは…この、力の有る化物に向かってか」

レ級「…良いだろう、お前達には責任を持って私を殺してもらう、全力でな」ゴゴゴ……

619名無しの提督さん:2015/05/05(火) 02:23:15 ID:Z0rULTgk
長月「追いついたぞ!不法侵入者、ここで観念…レ級!?…まだ生きていただと…!?」

卯月「…ゴーヤとゆー…どうしてレ級の後ろにいるぴょん…?ま、まさか…!」

皐月「レ級!?睦月姉が撃ち漏らし…?それなら僕らが止めを!文月は睦月姉に知らせて!」

文月「う、うん!」

古鷹「…!いけない、この娘達だけでは…!せめて、この身を盾に…!」

青葉「戦力が増えますねえ」

620陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 02:25:31 ID:eqzp262k



58「ハイハイハイハイハイハイ、ちょっとストップッ!!」

U-511「Es ist Nacht jetzt , nicht störend!」

レ級「ん?」

58「お前も少し黙ってるでち!」グイッ

レ級「ぐあ!?コラ!尻尾を引っ張るなッ!」

621名無しの提督さん:2015/05/05(火) 02:30:35 ID:Z0rULTgk
卯月「…どういうことぴょん!」

長月「潜水艦共、納得のいく説明をしてもらおうか?」

622陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 02:33:41 ID:eqzp262k
58「…おほんっ、」



58「えー、このレ級と睦月型の戦いは、睦月の必殺技でレ級が倒れました」

58「それゆえ、戦いは睦月型の勝ち!他の奴らが参戦する余地は無いから」

58「私達はコイツが勝手に二回めの戦争起こそうとしたのを止めただけです、勝者の勤めとして」

U-511「戦いはもう終わりました、一旦は落ち着いて話し合いましょう」

レ級「私は別に戦いでも良いがな」

U-511「黙って下さい」チャキッ

レ級「いやんっ」

623陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 02:35:11 ID:eqzp262k
58「…………まあ、私は余り活躍しなかったけど」

U-511「折角の魚雷が勿体ないです、はい」

624名無しの提督さん:2015/05/05(火) 02:40:41 ID:Z0rULTgk
長月「!?コイツ、キャラ変わってないか…?」

古鷹「???…良かったです…(この娘達が無事でよかった…)」

文月「お姉ちゃんこっちだよー!」

睦月「…戦闘って感じじゃないにゃし…レ級、生きてたにゃしか…」

625陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 02:44:14 ID:eqzp262k
58「…ふう、ヤバい、とっさにキャラが外れちゃったよ」

U-511「…レ級さん、動かないで下さい、動いたら撃ちます」

レ級「どうせ撃たないんだろう?腰抜けめ」

U-511「……」

626名無しの提督さん:2015/05/05(火) 03:09:55 ID:Z0rULTgk
青葉「ええっと…じゃあじゃあ、まずはレ級さん、睦月ちゃんに敗れた件について一言お願いします。鎮守府へは何しに?如月ちゃん鷲掴みにしてた時に胸に手が触れていましたが、睦月型1の大きさとのことですがいかがでした?それとこれと…(中略)あと、最後の睦月ちゃんの技、カメラに収まり切らなかったんですがいかがでした?それと睦月ちゃんにも最後の技について(ここまで早口3分)一言お願いうぐっ!?(かくっ)」

如月「そのことについては、トップシークレットなのよ?極秘事項なんです…だ・か・ら、眠って、全部忘れちゃいましょうねぇ?(両手指間に謎の、目に毒な薬液in注射器×8)はい、お・か・く・ご」

青葉「………」

衣笠「…いや、衣笠さん何も見てないから…?」

古鷹「えっと…如月ちゃん、私そもそも状況が…」

加古「うぅ〜ん古鷹ー、冷蔵庫のプリン…むにゃむにゃ…ZZZ…」

如月「関係無いわぁ(ひゅっ!とすっ×3)」

衣笠「うっ…」古鷹「きゃっ…」加古「ZZZ…!ZZZ…ZZZ…」

U-511「!?」

如月「ふふっお仕事お終いね…(残った5本の注射器をしまいながら…)」

627陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 03:13:01 ID:eqzp262k
レ級「……あの、一応、睦月に破れた事に関してだけ言わせてくれ」

58「もう暴れないでちね?」

レ級「ああ、殆どの狗も眠った、最早此処に存在するのは敗者と勝者のみだ」

U-511(あの注射器…麻酔入り…)

628陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 03:14:25 ID:eqzp262k
58「…あ、眠ってたでち、コイツ」

レ級「何だ、折角気分良く答えようと思ったのに」

629名無しの提督さん:2015/05/05(火) 03:20:05 ID:Z0rULTgk
如月「ごめんなさいねぇ?あなたがここで語るのは構わないけど、外部漏れ厳禁だから…特にこの人には…(青葉を冷たく、凍てつく目で見下ろしながら…)」

630陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 03:22:12 ID:eqzp262k
レ級「何だ?お前が聞いてくれるのか」

如月「ええ、構わないわよ」

レ級「そうか…では、率直な感想を言う」

631陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 03:27:51 ID:eqzp262k








レ級「最高だった」

皐月「え!?負けたのに!?」

レ級「今迄私が殺して来た奴らは、皆どれも強かった」

レ級「だが、私を殺す、或いは打ち負かす迄には至らなかった」

58(そりゃあんな冗談じみた強さしてればねえ…)

632陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 03:40:12 ID:eqzp262k
レ級「……だが、お前達は、初めて私を打ち負かしてみせた、能力を完全に解放したこの私を」

レ級「…私は、『人間』の強さを改めて実感出来た、それだけでも此処に来た価値が有った」

58(…自分を殺せる相手を捜して、世界を回っていたんでちか)

58(ずっと、ずっと、気が遠く成る程長い間)

レ級「…死ぬ事は、後少しで叶わなんだがな、まあ、良い」

レ級「…この戦はお前達の勝ちだ、お前達が如何しようとお前達の勝手だ」

レ級「殺そうとしようが、狗として飼いならそうが、敗者の私は、大人しく言う事を聞く」

633名無しの提督さん:2015/05/05(火) 06:19:27 ID:Z0rULTgk
卯月「うむ、それならうーちゃんの家臣として働かせてやるぴょん!うーちゃんの言うことには絶対服従で〜っす、まずはうーちゃんの肩をもみゅ!」

睦月「…睦月は、まだ全力ではなかったけど、蒸発させるつもりで撃ったにゃし…」

睦月「それを、理由はどうあれ、生き延びたのは、奇跡であり、偶然であり、必然であり、運命だったにゃし…」

睦月「好きにするが良いぞ…」

睦月「いつか再び挑むもよし、戦闘中ああ言ったが、ここで下働きするもよし、…まあ、何食わぬ顔で鎮守府にいるのは…ダメかもにゃし…が…」

睦月「そこまでは知ったことではないにゃし…」

634名無しの提督さん:2015/05/05(火) 08:25:34 ID:cq.NxKns
自分も名前名無しから変えようかなあ…

635陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 10:25:56 ID:eqzp262k
レ級「…そうか、それが、お前達の望む未来か」

レ級「お前達の望む『夢』か…ならば、私はお前達に釣られ、共に『夢』を見よう」

レ級「私は敗者だ、私と言う化物を打ち倒した最強の支配者たる人間のお前達に、敬意を表する」

レ級「再び挑むかは…そんな気は無い、また探すさ、私の敵に成り得る敵を、その内、な」

636名無しの提督さん:2015/05/05(火) 12:24:27 ID:UcuWtI3I
菊月「ふっ…ならば、私が開発しようじゃないか…お前のデータを基に、レ級モデルの自動人形を…」

菊月「まあ、どこまで再現できるか、それはわからんがな」

637陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 12:28:05 ID:eqzp262k
58「…活躍出来なかった私が偉そうに言えた事じゃないけど、そんなコピー商品でどうにか成ると思うでちか?」

U-511「それじゃあ茶番劇と呼ばれても仕方無いと思う」

58「それより…こんな戦争狂を外に出したら世界は滅ぶ、私らでしっかり面倒見て封じ込めておくべきだと思うでち」

レ級「いや、訓練用じゃないのか?分からないが」

レ級「だが、私はそんな人形よりかは話は出来ると自負しているから」

638その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 12:40:39 ID:UcuWtI3I
菊月「いや、コピーを外に出すつもりはないぞ…」

菊月「この戦争頭が戦いたくなった時にくれば、レ級の劣化コピーでよければガス抜きさせてやる、ということだ…」

菊月「ここまでのスペックの完全再現は、時間が必要だがな…」







*ちょっと名前つけてみました…

639陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 12:43:52 ID:eqzp262k
レ級「…その心遣い、というのかな、まあ感謝する」

レ級「だが、それではダメだ、私のコピーでは駄目だ」

レ級「…化物を殺せるのは人間だけだ、人間だけが殺す事を目的とする、己の成すべき義務として」

レ級「だから済まないが、それで私が満足する事は出来ない…せめて、それは仲間の鍛錬の為に作れ」

レ級「私は、私を打倒してみせた…お前達艦娘と言う人間を、尊敬する」

640その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 12:52:09 ID:UcuWtI3I
卯月「ふーん…じゃあやっぱうーちゃんの肩揉みから…」

長月「肩と言わず、全身の骨が砕けるレベルではないか?」

文月「じゃあ〜、この古鷹さん達、重巡寮に運んでもらう?」

641陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 12:54:37 ID:eqzp262k
レ級「ああ、だがこの化物の夜道は物騒だ、誰か説明役も付いて来てくれ」

レ級「それと、肩に関しては…何とか、そっちの力加減の丁度良さが分かり次第、揉んでやるから」

レ級「化物だから力の次元がお前達とは変わっている…から、その…頑張ってみる」

642その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 12:59:23 ID:UcuWtI3I
長月「卯月は特に紙だからな…お前の力ではどれだけ加減したところで小破は避けれまい」

弥生「…じゃあ、案内…するから…」

643陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 13:02:35 ID:eqzp262k
レ級「ああ、頼んだ」

U-511「…これで、めでたしめでたし、かな」

58「…あ、ありのまま、今起こった事を話すでち!」

58「『私達は突然現れた最強の化物と戦っていたら、その化物が仲間に成っていた』」

58「な、何を言ってるのかわからねーと思うでちが、私も良く分かってないでち」

58「飛行場姫だとか、戦艦棲姫級だとか、そんなちゃちなものじゃ断じてねえ」

58「もっと、恐ろしい運命の片鱗を味わったぜ…」

644陛下とカタツムリの人:2015/05/05(火) 13:03:52 ID:eqzp262k
U-511「好きにするって言ったから、その好きにするに従ったんじゃないのかな」

58「いやでも、こうもあっさりと仲間に成るとは思わなかったでち」

U-511「…でも、戦いは辛そうだった」

58「…まあね、そう考えるとあっさりじゃないでちな、うん」

645その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 18:11:11 ID:eu9fJXow
重巡寮前

青葉「う、うーん…はっ!?な、何だか青葉、見ちゃった気が、するんですけどねぇ…思い出せません…」

古鷹「はっ!?あれ!?青葉を追ってたのに、なんで寝ちゃってるの、私!?」

衣笠「はっ!?何だか危ないところ、だった、ような?

加古「ZZZ…古鷹ー、醤油をぅー…むにゃむにゃ…」

646カタツムリ提督:2015/05/05(火) 18:17:03 ID:eqzp262k
ーーーーーー


レ級「何とかめんどくさい事に成らずに済んだな」

58「やっぱりこの時間皆寝てるでちかね」

647その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 19:37:41 ID:KOrAe1EE
長月「ぬ!まだここにいたか、レ級」

皐月「ごめんね、ちょっと城に戻ってくれるか?」

弥生「…え…?…何か、…あったの…?」

648カタツムリ提督:2015/05/05(火) 19:39:58 ID:eqzp262k
レ級「どうしたんだ、何かあったのか」


58「……」

U-511「眠い?」

58「まあね…」

U-511「…ユーも、何か大事な事を忘れてる気がする」

58「…あ、そう」

649その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 19:54:59 ID:KOrAe1EE
長月「ん?ああ、追撃しよう、とかじゃないんだ」

皐月「如月姉が質問箱の特別ゲストにレ級を呼ぼうってさ、来てくれるかい?」

弥生「…そういえば…最近…なかった…よね…」

650カタツムリ提督:2015/05/05(火) 19:56:27 ID:eqzp262k
レ級「ほう…分かった、直に行こう…そこの潜水艦二人、お前達も付いて来い」

58「え、ああ、はい」

U-511「分かりました」

レ級「…ゲストか、質問箱の…」

651その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 20:11:38 ID:KOrAe1EE
如月「は〜い、レ級さん、魔王むちゅきの質問箱へ、よ・う・こ・そ」

卯月「くっくっく…よくきたぴょん。レ級よ、答えの貯蓄は充分か…ぴょん?」

三日月「先程までの戦いでたくさん質問が来ていますよ」

652カタツムリ提督:2015/05/05(火) 20:13:11 ID:eqzp262k
レ級「…あの狼共以外にも見られていたのか、先の戦いは」

58「ゴーヤとうーちゃんの演習の事も広がってたでち」

レ級「……なだらかで良いな、こう言うのも」

653その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 20:24:04 ID:KOrAe1EE
文月「えっとねー《朝帰り提督》…司令官じゃないよねえ?『レ級パネエ!今後もイベント来るなよ!カエレッ!』…最初からこれでごめんね?」

菊月「…次は…《夕張メロン》からだな…『菊月ちゃんお手製装備は敵対した身としてはどうかしら?感想聞かせてね!』こ、これは私も聴きたいぞ!…どうだった?」

654カタツムリ提督:2015/05/05(火) 20:26:57 ID:eqzp262k
レ級「イベントかあ…今はここの狗でもあるし、味方としてなら来てやるぞ」

58「わお、それで分類は戦艦でしょ?頼もしいってレベルじゃないでち」

レ級「それと…菊月印の武器は…回避しまくっていた所為か今イチ分からない所も有ったが…あの爆雷とステルスコーティングは可成り良かったぞ、不意打ちを食らわせて腕を千切り落したのだからな」

58「そのあとフラグシップに成って何食わぬ顔で再生させたけどね」

レ級「だって面白く成って来たから…」

655その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 21:02:10 ID:KOrAe1EE
長月「その二つは望月が菊月に言われて持って来た物か?菊月に先見の明あり、か…」

菊月「…」

文月「菊月ちゃんすごいねぇえ〜」

菊月「…」

三日月「やりますね、菊月」

菊月「…(汗)」

望月「…」

菊月「…(大汗)」

弥生「…菊月は…すごい…」

菊月「…いや…あれは…その…」

望月「…ごめん、実はあれ、あたしが判断して持って来た…」

菊月「…そう、なんだ…」

望月「…菊月の指示は、部屋の倉庫から散弾砲撃砲とスタングレネード(散弾タイプ)を持って来い、だったんだ」

望月「多分躱されると思ったから、姿(と気配)を隠したほうがいいと…爆雷は、尻尾か口か、どこかから押し込めば通用するかと…まあ、こっちは結果的に違う使い方になったし…」

656カタツムリ提督:2015/05/05(火) 21:05:22 ID:eqzp262k
レ級「それでも素晴らしい、まさか殺意すらも隠せるとは恐れ入ったぞ」

58「完全に気が付いてなかったからね」

レ級「そしてそれを察知して持って来たお前の判断力も中々だ」

レ級「とどの詰まりは…あれだ、うん」



レ級「パーフェクトだ、菊月、望月」

657その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 21:25:01 ID:KOrAe1EE
菊月「…いや、結局私は…」

望月「いや、もういーじゃんこの話は?次読もうぜー」

三日月「じゃあ、《牧場?冗談じゃないわ》さんからです。『皐月ちゃんの睦月型パラダイスって意味あったの?結局如月ちゃんがゆーちゃん救出している間に負けてたけど…』」

卯月「『今回は人形とはいえ仲間と同じ姿をしてたのにためらいはないのか?』ああ、《提督の夜は長い》提督からだぴょん」

658カタツムリ提督:2015/05/05(火) 21:28:33 ID:eqzp262k
レ級「あるさ、フラグシップとなった私の装甲を小破させたのだからな」

レ級「それに、睦月が駆けつける迄の時間を十分に稼いだ、悪い言い方だが。」

レ級「皐月、お前のその諦めに対する拒絶が、睦月型を勝利に導いた」

659カタツムリ提督:2015/05/05(火) 21:31:57 ID:eqzp262k
皐月「ん…そうなのかな?」

レ級「ああ、自分を誇れ人間」

皐月「……君、その人間っての、好きだよね、どうしてなの?」

660カタツムリ提督:2015/05/05(火) 22:20:14 ID:eqzp262k
長月「そう言えば、私に対しても人間か狗かどうか問いかけていたな、何故だ?」

レ級「…昔に、な、色々有って人間の強さを教えられたんだ」

U-511「色々って何ですか?」

レ級「教えない…こう言うのは秘密に取っておく物だ」

U-511「ええ…何で、教えて下さい」

レ級「駄目だ、お前達は人間だから強い、人間だから私を打ち負かした、それで良いだろう」



E-4どうよ(´・ω・`)

661カタツムリ提督:2015/05/05(火) 22:36:05 ID:eqzp262k
レ級「それと、『人形とは言え仲間を殺すのに抵抗は無かったのか』という質問だが」

菊月「躊躇無く殺していたな…何故だ」

レ級「ふん、躊躇したら失礼だろう」

58「失礼かぁ…失礼…ごめん、理解しきれないでち」

皐月「っていうか、後悔は無いの?」

レ級「生かした方が後悔する、奴らとて望んで不死身で居る訳ではない」

レ級「…鉄火を持って闘争を始める物に、人間も非人間も敵も味方も有る物か、奴らは只死ぬ為に、殺される為に来た、殺す為に、死なせる為に」

レ級「それが全て、闘争の契約だ、奴らは自分のカードに自分の全てを賭けた、ならば此方も全力で殺さなければ成らない」

レ級「何者かを打ち倒しに来た者は、何者かに打ち倒されなければ成らない、それは絶対だ。」

レ級「誰にも違える事の出来ない戦いの理だ、神も悪魔も化物も人間も…」

662その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 22:44:43 ID:KOrAe1EE
如月「『最近の深海棲艦をどう思いますか?』『軽巡棲姫や駆逐棲姫に何やら思うところが?』なども来てるわね」

菊月「そういえば、最新がどう、とか呟いていた、か?」


*おっとまずい、夕食後寝落ちしてた…E-4て水上打撃と、空母機動部隊どっちがいいんすかね?機動部隊だと二戦でボスなんですよね?
悩んでて寝落ちしてたんです…道中少なければ、事故率も相対的に下がりますよね?

663カタツムリ提督:2015/05/05(火) 22:50:38 ID:eqzp262k
レ級「最近の深海棲艦か…訓練・養成校を卒業し、改装を受けて出て来る新鋭艦。皆どれもそれぞれの強さを持つ」

レ級「駆逐・軽巡にあるまじき堅さの駆逐棲姫、軽巡棲鬼、あと軽巡棲鬼は姫じゃなくて鬼だからな、間違えるなよ」

如月「はいはい、次」

レ級「軽やかな動きのネ級、対空と雷撃のツ級、体つき以外特に目立った所のない港湾棲姫」

レ級「みな、それぞれの強さを持っている…なんだかんだ可成り自慢に思う」



お腹いっぱいだと幸せに成るからね、わかるよ(´・ω・`)
確かに道中少なければ事故率もそりゃ下がる、機動部隊なら索敵も制空権もバッチリだから良いんじゃないかしら
第二艦隊に高速戦艦入れても大丈夫だから、そのこに三式弾積めば何とかなる

664その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 23:04:56 ID:KOrAe1EE
長月「そちらにも育成機関などがあるのか…一筋縄ではいかぬか…」

弥生「『そういえば、深海棲艦って何か食べるの?人形喰ってたけど…』…確かに…気になる…」


*ああ、機動部隊って第二から攻撃でしたっけ?夜戦は?
三式弾か…菱餅の時初めてほっぽと邂逅したけど、戦艦共が随伴狙って、結局ほっぽ自体倒せず仕舞いだったなあ

665カタツムリ提督:2015/05/05(火) 23:06:44 ID:eqzp262k
レ級「ああ、基本的に何でも食うぞ、腹が減っては戦が出来ぬからな」

レ級「人類の出現で料理と言う物も覚えた、このへんは人類に感謝しよう」

レ級「因に私の好物はだな、アノマロカリスのフライとバシロサウルスのステーキだ」

666カタツムリ提督:2015/05/05(火) 23:09:08 ID:eqzp262k
夜戦も第二からだった気がする

667その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 23:38:08 ID:KOrAe1EE
如月「続いてはぁ《酒は水同然》『結局さあ、レ級て何者なの?戦艦なのに潜水艦攻撃すんじゃん?気になって一本開けちゃったよー』」


*第二艦隊かぁ…高速戦艦…レベルでいえば金剛か…?三式弾幾つあったっけ…徹甲弾よか三式のほうがいいんですよね?(Wiki見ながら)

668カタツムリ提督:2015/05/05(火) 23:42:18 ID:eqzp262k
レ級「何者か…ふんふん、まあ強いて言えばだ、深海棲艦が長い時を経て永々と作り上げた最強の軍艦、と言った所かな」

レ級「取り敢えず色々詰め込まれてな、色んな兵器をこの身体に」

U-511「…重たそう」

レ級「まあ、力と兵器が溢れるのを止める為に数段階に分かれたリミッターを設けてる」

レ級「菊月、私の模造品を作るならリミッターも付ける事をお進めする」


三式弾でおk

669その魔球の名はナックル:2015/05/05(火) 23:59:04 ID:KOrAe1EE
菊月「そういえば、お前と戦わせたヲ級人形…インプットしていない感情が芽生えていたな…何故だ…自己進化…いや、まさかな…」

菊月「うん?ああ、作るならリミッターは必須だな…見境を無くされてはどうしようもないからな…制御できない兵器など悪夢以外の何物でもない…」

長月「《よろしゅうな♪》からだ。『そういえばレ級はん、なんで睦月ちゃんの城にいったん?鎮守府なら大和はん達もおるのに…?』」

長月「確かにな…何故こちらに来たのだ?」


*春イベント談議はそっち行け言われそうだ…そもそも魔王むちゅきを讃える、が自分等の妄想置き場にしちゃってるし…同人でやれ言われそうだ…(辞める気は殆どないけど…)

670カタツムリ提督:2015/05/06(水) 00:03:22 ID:BlwjFlso
レ級「何となくかなあ、何となく」

58「何と…なく?」

レ級「何となく、人間の気まぐれと言う物に飲まれたのかもしれない」

U-511「…そうなんだ」


*(艦娘をDisる言葉を何度も連投したりしてあらしてる訳じゃないから)ええんかも

671その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 00:28:55 ID:kSCZjcJI
長月「我々は気まぐれで全滅しかけた、のか…鍛練しなおさなくてはな…そういえば皐月共々長良からトレーニングに誘われていたな…受けるか…」

皐月「まあ、体動かせる分にはいーかな!」

弥生「《ぬいぬい》…『どう考えても、何故生き残れたのか解りません。なお、不知火に落ち度などありません』…」

三日月「そういえばそうですよ!何で行き残ってるんですか?お姉様の華麗で素敵な攻撃を受けておいて…」


*それならいいんですが

672カタツムリ提督:2015/05/06(水) 01:41:02 ID:BlwjFlso
レ級「…知らん、私にもしらん」

レ級「だが、何処かの従軍記者の所為で生き残ってしまったのは確かだ」

58「青葉がなんで復活の原因に成るんでちか」

レ級「…まあ、その、野次馬の気配?昔から野次馬は嫌いなんだ私は」



*ごめん、こっちも寝落ちしかけた

673カタツムリ提督:2015/05/06(水) 02:09:47 ID:BlwjFlso
レ級「…まあ、何かの悪戯なのかもしれない、生き残ったのも」

レ級「私が居るべき場所はどうやらここらしいからな、世話になろうと思う」

58「既に飼いならされる気満々だよこの化物」

674その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 08:25:54 ID:KGhuuZzE
如月「《敷波》ちゃんからは『58とレ級に聞きたいんだけどさ、卯月と菊月って頭はどっちが上なの?』」

卯月「それはうーちゃんぴょん!姉より優れた妹は存在しないぴょん!うーちゃんは姉妹の中で一番お利口さん何でっす!ぷっぷくぷー!!」

菊月「…利口というなら自分の言葉を見直せ…。…私は、自分で頭がいいと思ったことはないがな…」

長月「まあ、待て。戦略的思考ならこの長月も自信があるぞ!戦闘中は常にクールな私だ」

三日月「私も普段は控えてますが、睦月お姉様に次ぐものと自負していますよ」

皐月「頭かぁ、僕はニガテかなあ」

弥生「…弥生も…得意じゃない…」

文月「あたしも自信ないなー、望月ちゃんも優秀だよねー」

望月「えー?面倒だし、あたしの名前あげるなよ…」

675カタツムリ提督:2015/05/06(水) 09:25:18 ID:BlwjFlso
レ級「私から見れば、菊月かな。深海棲艦の人形をスペック完全再現で作る事の出来る頭」

レ級「菊月印の装備等も作ったりと、物を生む為の頭は菊月の方が上だと思う」

58「ゴーヤは卯月を推したいでち、あのお話の事もあるから…」

58「本当の自分は全然違うのにあそこ迄キャラ変えて馬鹿やれるのは中々出来ないよ」

U-511「…うーちゃんも、凄いよね」

676その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 14:28:43 ID:nrmpfKQ.
皐月「あのお話?」

文月「キャラ?」

長月「馬鹿をやる?」

菊月「本当の…自分…?」

卯月「あっ…(内緒って言ったはずぴょん!)」

如月「ふふふ…」

弥生「…。…それと…『ゴーヤとゆーちゃんは何処に行ってるのね!?』…《イク》さんから…」

677カタツムリ提督:2015/05/06(水) 14:31:34 ID:BlwjFlso
U-511「あ……」

58「…完全に忘れてたでち、帰る事も、内緒の事も」

レ級「大丈夫かそんな事で」

U-511「ゆーはゴーヤさんがお城に行ったって言うから…」

58「…どうしよう、今帰っても大丈夫かな」

レ級「此処迄来たら泥に濡れた大船、さびた艦にも載って行け」

678その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 19:33:43 ID:.c0eDBAQ
如月「まあ、毒を食らわば…とはなんとやら、ね」

皐月「今回その強さを見せつけたフラグシップレ級!その強さにみんな話を聞きたいってさ!僕も知りたいよ」

弥生「…《一人前のレディー》さん…『大きくて強くなれば一人前のレディーよね!どうすれば強くなれるか、暁が聞いてあげてもいいんだからぁ!』…レディー?」

文月「次はね〜…えっと…読めない…何処かで見たんだけど…」

如月「文月ちゃん、ちょっと見せてね?…ああ、ヴェールヌイ、響ちゃんね」

文月「だったらそうかいてくれればいいのに…」

如月「『まさかフラグシップレ級に勝ってしまうなんてね、恐れ入ったよ、まさにハラショー、と言っておこう。今度私達にも戦い方を教えて欲しいな』ですって」

679カタツムリ提督:2015/05/06(水) 19:37:13 ID:BlwjFlso
レ級「五月蝿い童だね」

58「いや…暁も頑張りたいと思うでち、何とか教えてやって欲しいでち」

レ級「五月蝿い、その暁とかいう奴、ひいては此処の艦娘は全員、只の人間、只の人間で十分だ」

レ級「私の様な、たった一人では長く、終わりの有る人生を誇り高く歩く事の出来ない弱い化物に成る必要等ない」

680カタツムリ提督:2015/05/06(水) 19:44:02 ID:BlwjFlso
レ級「…それと、戦い方を教えて欲しいか…まあ、戦い方ぐらいならば良いだろう」

レ級「肉弾戦が殆どと成るが…そこはまあ、我慢して貰うとしよう、ここの者ならばきっと大丈夫だ」

U-511「だって、良かったね、響さん」

レ級「…今疑問に思ったが、この質問への返答って鎮守府中に流れているのか?」

681その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 20:30:50 ID:.c0eDBAQ
卯月「《サンダー》からは『私がもーっと強くなれば、司令官もきっと、もっと私を頼ってくれるわ!司令官、待っててね!』…だぴょん」

長月「《!すでのな》からは『突出した力を持てば敵艦も戦いを避けようとするはずです、だから私は、戦争を止めるために強くなるのです!』…どうだろうな、この考えは。一理はある、だがそれだけで戦は止まらんよ」

三日月「レ級さんの質問ですが、私達の鎮守府内だけでなく、近隣の鎮守府でも聴けますよ?たまにですけど、余所の鎮守府からの質問も届きます」

望月「同じ艦娘でも若干性格が違うからね、こないだ演習挑んできた一航戦すごかったぞ」

文月「ミーハーな赤城さん、お喋りな加賀さん、ヤンキーっぽい飛龍さん、無口な蒼龍さんと…」

皐月「攻撃的な電と気弱で内気な雷だったね」

菊月「アンテナさえ設置すれば海外泊地でも聴けるぞ…」

682カタツムリ提督:2015/05/06(水) 20:50:17 ID:BlwjFlso
レ級「…成る程成る程、まあ、だれかが目指す事に口出しするのは野暮だ…目指す事を笑ったりはしない」

レ級「寧ろ、頑張ろうとする姿に尊敬すらするね」


レ級「ふむふむ…性格の違う艦娘に、この会話の離れた所の視聴」

レ級「色々艦娘について知らなかった事が一杯知れたな」

683カタツムリ提督:2015/05/06(水) 20:55:06 ID:BlwjFlso
文月「そーいえば凄く気になってたんだけどー」

レ級「何だ?」

文月「どうして比叡さんのカレーや磯風さんのケーキを喰らってもへいきだったのかなー?」

684その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 21:07:32 ID:.c0eDBAQ
菊月「…確かにな…」

長月「…もしかしたら、だが実はそこまで毒性強くないんじゃないか?司令官だって暫く腹痛になるだけだし…」

長月「それに、どこぞの提督は喜んで喰らっていただろ…」

685カタツムリ提督:2015/05/06(水) 21:13:17 ID:BlwjFlso
レ級「いやん、それを聞いてしまうか」

58「すっごい気になるでち」

U-511「どうして平気だったの?」

文月「おしえておしえてー」

レ級「…実は、此処だけの話な…」

58「うんうん」


レ級「私、毒物を摂取すると、酔っぱらってしまう体質なんだ」

686その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 21:18:43 ID:.c0eDBAQ
皐月「そういえば、如月姉、僕が睦月型パラダイス展開してた時に、カレーに手を突っ込んでゆーちゃん引き上げてたよね…」

如月「目と喉に来たけどね…髪が痛んじゃうかと思ったわ」

卯月(鳥海はかすり傷で戦闘不能になったぴょん…)

弥生「…比叡さんのカレー…まだあるけど…」

長月「!!」

菊月「…試して…みるか…?もしかしたら思い込み、ということも…?」

687カタツムリ提督:2015/05/06(水) 21:19:58 ID:BlwjFlso
レ級「言っておくが、酔うだけで如何にも成らんぞ」

レ級「そのまま…その、エロい事をしてしまうかもしれんぞ」

688その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 21:20:37 ID:.c0eDBAQ
長月「…つまるところ、結局毒じゃないか」

689カタツムリ提督:2015/05/06(水) 21:23:17 ID:BlwjFlso
レ級「以前、キロネックスの触手に絡まれて酷く酔っぱらってしまった事が有る」

レ級「その以前にもイモガイやヒョウモンダコ、カツオノエボシを食って三ヶ月間酔っぱらっていた事すら有る」

レ級「当然お前達には凄まじい痛みが襲いかかるから自分のみで試すのは絶対にお進めしない」

690その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 21:28:15 ID:Ycj4zk5c
卯月「そういえば、作った本人は食べられるぴょん?」

長月「恐らくは無理だろう、フグは自分の毒では死なんが、これはあいつらが作っただけで、産出してはいないしな…」

菊月「…本人の食事に混ぜるか…?」

691カタツムリ提督:2015/05/06(水) 21:31:09 ID:BlwjFlso
58「…それより、何より聞きたいんだけど…味はどうだったの?」

レ級「…忘れた、酔っぱらって頭ががんがんに痛く成った事意外は全く覚えていない」

文月「…食べてみようかなあ」

レ級「バカヤロウ、死ぬ気かお前、アレは食える物じゃ」

文月「聞いてたよ?でも食べたら美味しそうな気がするんだよねぇ〜」

U-511「……」

レ級「…兎に角、警告はしたぞ、後は知らん(助けないとは言っていない)」

692その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 21:34:26 ID:.c0eDBAQ
菊月「じゃあ…試す…か?」

長月「香りは普通だな…このカレー…」

望月「あたしパスー」

卯月(鳥海は…ぴょん…)

弥生「…弥生が…試そうか…?」

693カタツムリ提督:2015/05/06(水) 21:38:13 ID:BlwjFlso
レ級「…もう、どうなっても知らないからな」

U-511「…なんだかんだ心配してる」

58「…所謂ツンデレ?」

レ級「よし殺そう、凄く殺そう」

58「か、勘弁して欲しいでち!」

U-511「…くすくす」ニコ

58「ゆー!笑ってないで、た、助けて…!」

レ級「さあ、その羞恥心の欠片も無い格好で揉み回されるが良い」

58「ぎゃあああ!コイツ絶対性的な意味で殺すつもりでちィィィィ!!」

58「さっきまでのシリアスな風貌が一気に台無しにィィィィィィ!」

694その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 21:46:59 ID:.c0eDBAQ
菊月「実際データを取るには出来る限り検証を重ねる必要がある…」

長月「そうか…そいつが特別の可能性もあるからな…」

望月「このステルスフィールド使って各寮の食事に混ぜる?隠しカメラで様子を見つつ、さ」

卯月「取り敢えず、一件目を検証するぴょん、ゴーヤー(ガボッ、ぐいぐい)…どうぴょん?」

皐月(ねじ込んだっ!?)

695カタツムリ提督:2015/05/06(水) 21:49:01 ID:BlwjFlso
58「んぐッ!?」

レ級「お、おい!?」

U-511「だ、大丈夫ですか…!?」

58「………………」


ドサッ

58「………AMEN…でち……」ガクッ

U-511「ご……ごーやさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」ウワアアアアアアン

レ級「…AMEN」

696その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 21:57:22 ID:.c0eDBAQ
菊月「成程…ゴーヤには毒…と」

菊月「現状毒1だ。次の検証に移ろう(ちらっ)」

皐月「いや、流石にそれはさ…」

卯月「ゆーちゃん、ちょっと口開けてぴょん?」

菊月「学術の進歩には尊いぎせ…ひとば…いや、いけに…そう、協力者が必要なんだ…」

皐月(がくがく、ぶるぶる)

697カタツムリ提督:2015/05/06(水) 21:59:18 ID:BlwjFlso
U-511「ひ…!いや…いやああ……ぐすっ」

レ級「あーあーあ、泣かせちゃったー」

U-511「い、嫌です…っ」

レ級「行ーけないんだー、いーけないんだー」

レ級「せーんすいかんにー、言ってやろ!」

698カタツムリ提督:2015/05/06(水) 22:07:47 ID:BlwjFlso
ユーはレ級の後ろに隠れる。

尻尾「…ぐばぁ」

U-511「…!?」ビクッ


ペロンッ

U-511「…?」

ペロペロン

レ級「ほらほら、もう震えるな、安心しろ」

U-511「…(ベトベトする…)」コクコク

699その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 22:15:58 ID:.c0eDBAQ
長月「…もしかしたらドイツ勢は我々と味覚が異なるかも知れんぞ?」

菊月「まあ、他から取ればいいか…」

卯月「じゃあ、三日月。このステルスフィールド使って各寮の食事に混ぜてくるぴょん」

三日月「嫌ですっ!鎮守府の仲間を傷つける行為なんて…恥を知ってください!」

菊月「そういえば、今営倉入りしている吹雪だが、睦月を狙って脱走を試みて
三日月「ただいま戻りました!」
皐月「速い!?」

700カタツムリ提督:2015/05/06(水) 22:19:34 ID:BlwjFlso
レ級「……大丈夫、大丈夫だ、うん、震えるな」ナデナデ

U-511「れ、レ級さぁん…っ」ギュッ

レ級(…そう言えば、吊り橋効果で発展する関係もあるらしいな)

レ級「…その、お前、もし今後雰囲気だけにのまれて関係を構築したならば、早い所その関係から逃げた方が良い」

U-511「どうして、ですか?」

レ級「…何となくだ」

U-511「…そう、ですか」

701その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 22:20:06 ID:.c0eDBAQ
菊月「…で、では、早速カメラをつけるぞ…」

長月「電波状況は良好だな…」

702カタツムリ提督:2015/05/06(水) 22:22:21 ID:BlwjFlso
レ級「…大丈夫か、もう」

U-511「…はい、少し」

レ級「…そうか、では…画面を見ようじゃないか」

U-511「…はい」

レ級「あ、そうだ」

U-511「?」

ズボッ!!

U-511「んぐッ!?(尻尾から伸びた舌に口を塞がれる)」

レ級「そのまま咥えてろ、もし不意打ちでカレーを食わされたら溜まらんだろう、苦しいかもしれないが我慢しろ」

U-511「ん…っ」コクッ

703その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 22:45:55 ID:.c0eDBAQ
卯月「…映ったぴょん!…吹雪、ちょっと痩せた?」

吹雪『もうちょっとで開きそう…ああ、睦月ちゃん…ぐふふ…』

卯月「…コイツなんも懲りてねーぴょん…」

長月「…ん?今カメラに影が…?」

三日月「口に突っ込んできました」

吹雪『ぎゃぶふっ!?』(どたっ…)大和『吹雪ちゃん!?一体何が…!?』

卯月「…正に狂気ぴょん」

菊月「毒2だな…」

皐月(冷静な菊月が怖いよ…)

704カタツムリ提督:2015/05/06(水) 22:48:08 ID:BlwjFlso
レ級「……恐ろしい物だな」

U-511「…んぐ(はい)」

レ級「…だが、動きを止めるだけで殺すには至らないらしいな」

U-511「んぐー、んぐーっ(そういう問題じゃないです)」

レ級「はっはっはっはっはっ、それに比べれば私の尻尾の舌は健康的で安全だろう」

U-511「んー(でも動かさないで欲しいなって)」

705その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 23:02:55 ID:.c0eDBAQ
菊月「…ミニ彩雲を極小ステルス仕様にして飛ばしたぞ…カメラ込だ…」

長月「まずは…戦艦寮だな…金剛姉妹の部屋か…!?もう誰か倒れてるぞ!」

榛名『…』霧島『…』金剛『…』

比叡『ひえーっ!?お姉様!しっかり!しっかりしてください!お気を確かに!』

卯月「…前で倒れている妹達は無視か…ぴょん…」

皐月「ちょっ!?いいの!あれ!?」

706カタツムリ提督:2015/05/06(水) 23:05:59 ID:BlwjFlso
レ級「……」

U-511「………」

レ級「……」ニュルン

U-511「っ////!」ビクンッッ

レ級「……」ジー

U-511「…っ」イヤイヤ

ニュルニュル

U-511「んっ!//////」ビクビクッ

レ級(……股座が熱り勃つ…!(注*生えてません))ニヤニヤ

707その魔球の名はナックル:2015/05/06(水) 23:15:59 ID:.c0eDBAQ
比叡『今回は何が悪かったのでしょうか…?(ぱくっ)ごふっ(ばたんっ)』

皐月「…」

菊月「…毒6になったな…」

皐月(菊月を更生させたほうが…)

708カタツムリ提督:2015/05/06(水) 23:28:02 ID:BlwjFlso
レ級「……」

U-511「……ZZZZ」

レ級「…(眠い…)」コクッコクッ

709その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 03:08:27 ID:KQvfz8Mg
卯月「ZZZ…ぴょん?」

長月「…画面が、消えているな…菊月?」

菊月「…聞くな…ちょっと居眠り運転していてぶつけたようだ…」

卯月「続きは朝にするぴょん…」

710カタツムリ提督:2015/05/07(木) 03:17:45 ID:EP32zA/6
レ級「…んお、終わったみたいだぞ、起きろ」

U-511「……?あ…」

レ級「なあ、次の質問は無いのか」

711その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 10:45:15 ID:KQvfz8Mg
卯月「今日はどうするぴょん?」

菊月「…いや、もう辞めておこう…作った本人があの様だ…」

三日月「では…デイリー、参りましょうか」

如月「《夕立》ちゃんね…『睦月ちゃん達だけでパーティーずるいっぽい!私も交えて素敵なパーティー、するっぽい!』」

712カタツムリ提督:2015/05/07(木) 11:43:33 ID:EP32zA/6
レ級「パーティ?何の事だ」

U-511「多分、戦いの事じゃないかな、演習の申し込みかな」

レ級「…ほう、それは楽しみだ、とても楽しみだ…とてもとても楽しみだ」

713その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 12:42:31 ID:KQvfz8Mg
長月「実戦演習か…夕立が申し込んできたなら、白露型で来るのだろうか…レ級にはつまらん相手じゃないか?」

如月「《匿名希望》の、長門さんねぇ。『そちらにレ級がいる、とは本当か!駆逐艦の子達と寝るなど、なんと危険…いや、羨ましい!準備を整え、レ級の脅威を退ける!睦月型の娘達よ…この私が助けに行くからな…!』よ」

如月「匿名希望したからって、欲望丸出しねぇ、長門さん…陸奥さんが聴いてたらどう思うかしら…?」

皐月「如月姉!言ってる!本名、言ってるから!なが…匿名希望さんの本名言っちゃってるから!」

卯月「如月は長門に厳しい態度ぴょん…」

弥生「…多分…いや…違う…かも…」

714カタツムリ提督:2015/05/07(木) 12:45:30 ID:EP32zA/6
レ級「今ならU-511も着いて来て、お値段税込み1万8300円!」

U-511「さらに、Fat魚雷も着いて来て、何とお値段変わらず1万8300です」

レ級「更に更に!この質問から30分以内に乗り込みにくれば、お値段8300円まで御値下げしますッ!!」

U-511「このチャンス、絶対に逃がしちゃ駄目です!」

715その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 14:38:44 ID:KQvfz8Mg
夕立「こんにちわー!約束通り、素敵なパーティーしにきたっぽい!」

白露「ふっふーん、演習でも私がいっちばーん!」

時雨「今日は…雨、降りそうにないね…」

村雨「はいはーい、雨の艦隊、出撃よー!か・く・ご、決めちゃってね!」

五月雨「五月雨、出撃します!初期艦5人衆の力、お見せしちゃいます!もう、ドジっ子だなんて…きゃあっ!」

涼風「てやんでぇ!あたいの出番だね!この腰につけた風神の宝珠の力、魅せたげる!」

夕立:12.7cm連装砲B型改二×2、13号電探改
白露:12.7cm連装砲×2、4連装酸素魚雷
時雨:10㎝高角砲+高射装置、13号電探、4連装酸素魚雷
村雨:10㎝高角砲+高射装置、13号電探改、銘刀『村雨』
五月雨:10㎝連装高角砲、4連装酸素魚雷、『水神の宝珠』
涼風:10㎝連装高角砲、4連装酸素魚雷、『風神の宝珠』

716カタツムリ提督:2015/05/07(木) 15:12:16 ID:EP32zA/6
レ級「お、もう来たのか、早いな」

U-511「だ、大丈夫ですか?」

レ級「なーに、反動ももう切れた…ここからは全力で叩き潰せる」

U-511「…凄い」

レ級「…お前は特別企画として、この演習の解説をやれ、頼むぞ」

U-511「え、ええええ……」

717その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 15:59:38 ID:KQvfz8Mg
三日月「それで、どうするんですか?あなたの力では…」

皐月「駆逐艦じゃ小破出来るかどうか…」

菊月「まあ、装備も極普通のもの…だし…(…何だ、最後の…?)」

長月「一方的になるのは見えているな」

文月「いくつか装備はずす〜?」

卯月「外したところで、元の力が違いすぎるぴょん…」

718カタツムリ提督:2015/05/07(木) 16:07:50 ID:EP32zA/6
レ級「なあに、暫くは攻撃させてやるさ、それでも貫けないなら此方から行かせてもらうが」

U-511「あの、殺しちゃ駄目だよ?」

レ級「大丈夫、殺す気では掛かるが殺しはしない」

U-511「…それ、詭弁って言うんだよね、日本語で」

レ級「装備は…外させないぞ、うん、大事な物だからな」

719その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 16:35:48 ID:KQvfz8Mg
戦闘開始!

白露「いっちばん最初は航空戦よ!対空砲火用意!」

夕立「………あれ?こないっぽい?」

五月雨「ひょっとして、艦載機積み忘れでしょうか?」

村雨「はいはい!何故か航空戦なかったけど、続いて開幕魚雷よ!」

夕立「…?…またこないっぽい?」

涼風「どうなってやがんでい?」

720カタツムリ提督:2015/05/07(木) 16:40:04 ID:EP32zA/6
レ級「…さあ、白露型。掛かって来い」

レ級「先ずはお前達が私を攻撃する番だッ!」

レ級「さあ、何時でも来いッ!」


U-511「さて、始まりましたこの特別演習、司会は長月さん、解説はゆーが御届けします」

長月「宜しく頼む」

721その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 16:50:58 ID:KQvfz8Mg
夕立「…先手をゆずってくれるっぽい?」

白露「…じゃあ、いっちばん先に攻撃開始!」

時雨「白露に続くよ…時雨、行くよっ!」

五月雨「私も続きます!えいっ!…ああっ!?」

涼風「」

722その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 16:56:16 ID:KQvfz8Mg
夕立「ちょっ!?痛いっぽい!」

涼風「…改めて…やらいでかっ!」

村雨「続けて、切り込んじゃうよ!行くよ!『村雨』!大海原ごと切り裂きます!」

723カタツムリ提督:2015/05/07(木) 16:59:47 ID:EP32zA/6
レ級「」ガチュッ!!ガチュッッ!!

長月「おお、被弾したぞ!」

U-511「でも、やっぱり傷はついてないです…」

長月「むう…倒せるのか、白露型の面々は…?」


レ級「……そうだ、もっと当てて来い!」

レ級「70年も思い煩って、その程度か!?」

724その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 17:05:26 ID:KQvfz8Mg
村雨「みんなの砲撃に続いて、白兵戦よ!この『村雨』の一振りは全てを飲み込み、押し流し、洗い清める大波濤の一閃!船である限り私達の前には無力よ!」

725カタツムリ提督:2015/05/07(木) 17:06:55 ID:EP32zA/6
レ級「あれは……刀か?」

レ級「白兵戦か……面白い、やってみろ」

726カタツムリ提督:2015/05/07(木) 17:13:04 ID:EP32zA/6
長月「何だ、あの刀は!?」

U-511「あれが…日本のツルギ……!」

U-511「振る度に炎とか出たりするのかな?」

長月「流石にそれは無いと思うぞ」

727その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 17:15:26 ID:KQvfz8Mg
村雨「私と、この『村雨』は一心同体!この太刀裁き、見切れるかしら〜?」

728カタツムリ提督:2015/05/07(木) 17:19:22 ID:EP32zA/6
レ級(……だが、譲ったのは此方だ、この太刀裁きを覚えておこうじゃないか)

レ級(さあ、どんな踊りを踊るのかな、村雨の嬢さん)

729その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 17:22:26 ID:KQvfz8Mg
文月「『村雨』は水と関わりの深いかたななんだよー?」

菊月「『里見八犬伝』という本が出典だな…そういえばこの間工廠に行ったら夕張さんと明石さん、村雨が紙を広げて話し込んでたな…(その隙に色々作らせてもらったが…)」

730カタツムリ提督:2015/05/07(木) 17:24:51 ID:EP32zA/6
ズバッ!!ズバッッ!!

レ級(ぐう…中々の威力、そして踊り)

レ級(睦月型とは別の意味で素晴らしいな)

レ級(…成る程成る程、そう踊るのか)

レ級「…フフ」

村雨「…?(笑った…?)」

731その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 17:28:34 ID:KQvfz8Mg
村雨「この日のために天龍さんと特訓しました!剣戟とともに発生する大波濤に飲まれなさ〜い!」


皐月「剣筋関係無いっ!?アレ剣筋関係ないよ!?ねえ!?」

望月「皐月うるさいよー?」

弥生「…すごい…高波…」

732カタツムリ提督:2015/05/07(木) 17:30:29 ID:EP32zA/6
レ級(波だと…!?ふふ、やるな、まさかこんなモノまで隠していたとは)

レ級(…だが、水底と水面を橋渡しする化物に、それは自分に降り掛かる狂気を見て見ぬ振りをする様な物だ)

レ級(…ならば、思う様にしてやろう)

733その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 17:44:05 ID:KQvfz8Mg
(高波の影から)
夕立「村雨にばかり気を取られてたらダメっぽい!ソロモンの悪夢、存分に味わうといいっぽい!」

白露「私の攻撃がいっちばーん!」

時雨「『佐世保の時雨』の名前は飾りじゃない…例え君でも、僕を沈めることはできないよ…」

734カタツムリ提督:2015/05/07(木) 17:47:13 ID:EP32zA/6
レ級(波の影に兵士…考えたなッ!)


長月「おお!?あの刀で起こされた高波の影に、何と、夕立達が隠れていた!?」

U-511「わあ…あれなら、青い海からの波で隠れられるし、防御も可成り確保出来るね」

長月「自分は攻、味方には攻撃と防御を与える…中々に素晴らしい連携だ」




レ級「…ふふ、そろそろ動いてやろうか」ゴゴゴゴ

735その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 18:13:32 ID:KQvfz8Mg
白露「む!攻撃の予兆を一番に察知!五月雨!涼風!今だよ!」

五月雨「はい、白露姉さん!行きますよ、涼風ちゃん!秘宝『水神の宝珠』!」

涼風「合点だぁ!あたいらの本気、見せたげる!秘宝『風神の宝珠』!」

五月雨&涼風「「水と風の共演!嵐と竜巻、渦潮の災害攻撃!!」」

736その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 18:16:16 ID:KQvfz8Mg
長月「む、渦潮で動きを封じ、嵐で視界と攻撃を妨害し、竜巻で攻撃か!くそっ、なかなかやるな…!」

737カタツムリ提督:2015/05/07(木) 18:17:08 ID:EP32zA/6
長月「う、渦潮!渦潮がレ級を襲うッッ!!」

U-511「…もう、ゆーじゃ解説出来なさそう」

長月「…じゃあ、質問を返してるか?お前宛にも届いてるぞ」

U-511「Danke……そう、します」




レ級(渦潮か…まだまだだな、私は…我々は、それ以上の災害を友とし、生きている)

レ級(その程度の災害が襲ったとて、私は殺せぬ)

738カタツムリ提督:2015/05/07(木) 18:18:04 ID:EP32zA/6
レ級(しかし竜巻か…これは飛ばされてしまうなあ…)

レ級(…!、ふふ、良い事を思いついたぞ)

739その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 18:34:48 ID:KQvfz8Mg
村雨「どうかしら〜?これが雨と風の艦隊の力よ!大自然の驚異、感じてくれたかな〜?」

涼風「あたいらの呼んだ嵐は暫くとどまるんでぃ!」

時雨「雨も、嵐も、いつか止むさ…でも、それは今じゃない…」

夕立「次は砲弾と魚雷の雨っぽい!」



文月「持ってきたよー?」

長月「ご苦労だったな、文月」

長月「さて、では《ゆーとろーで悩む》『ろーちゃんになるまで何があったの?』だそうだ…」

740カタツムリ提督:2015/05/07(木) 18:39:36 ID:EP32zA/6
レ級(…よし、行くぞ飛び魚達、私に続いて)ググッグ

身体が真っ黒なオーラになり、飛び魚の目と思しき物が体中に現れる。

キキッ!!
キィィィィ!!

バサササササッサッ!!

そのまま分裂して飛び魚の大群と成り、そのまま大空へとバラバラに待って行く。


U-511「ええと……ゴーヤさん達と太陽の真下を遊んでたら日焼けしちゃったり…」

U-511「金剛さん達が色々日本の文化を教えてくれたり…あと、大井さんに魚雷の上手な打ち方を教えてもらった事も有るよ」

741その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 18:57:57 ID:KQvfz8Mg
夕立「…この嵐、夕立達も視界がわるいっぽい…」

五月雨「いったん、下がりましょうか?」


長月「各地の司令官からのが多いな…『ゆーちゃんの服を破いてベッドに連れていきたい』…このハガキ、どこの鎮守府からだ?憲兵に通報だ!」

長月「後は…『かの国は戦況どうなの?』これは…気になるな」

長月「『潜水艦仲間とドイツ勢選ぶとしたら?』これは酷だな…答えないでいいぞ」

長月「《鳳翔》さんからは『日本の食事はどうでしょう?今度空母寮に来ませんか?ご馳走しますよ?』うむ、日本の食事、か…どうだ?」

742カタツムリ提督:2015/05/07(木) 19:02:20 ID:EP32zA/6
U-511「ええと…ゆーの祖国の戦況ですか」

文月「おしえてー?」

U-511「はい…ゆーの祖国は、今現在、国家社会主義労働者党の皆さんが防衛しています」

U-511「昼には普通の良く熟練された兵士、夜には…ええと、きゅう、けつき、だったかな…にした兵士を防衛に回してるよ」

U-511「実行権力を握ってるのは総統と…あと、金髪のおデブな眼鏡の人かな」

U-511「…艦娘の方は、まだそんなに数は多く無いです、はい」

743その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 19:14:19 ID:Tua2usIU
皐月「きゅうけつき?なにそれ?」

文月「血を吸う怪物だよー?創作ものだと男の人も女の人も美形なんだよー?」

菊月「…詳しいのか?」

文月「本読んだの。あたし本好きなのー。きゅうけつきはきれいで可愛い女の子を襲うんだって、怖いよねえ?」

如月「あら、私襲われちゃうわねぇ…?」

長月「…そうだな」

卯月「それでそれで?」

744カタツムリ提督:2015/05/07(木) 19:24:51 ID:EP32zA/6
U-511「うん、吸血鬼だよ、うん…組織の中の博士が沢山作って『最後の大隊』って名前の部隊に編入してるんだって」

U-511「一応女性だけじゃなくて、男の人の血も吸うみたい」

U-511「一応おおっぴらには成ってないけど…祖国のみんなには都市伝説として伝わってるみたい」

U-511「世界の中にはその吸血鬼に白木の杭で心臓を突いたり十字架を掲げたりするのが仕事の人も居るみたい…」

U-511「……詳しくは、『ブラム・ストーカー』を読んで欲しいなって」

745その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 19:49:46 ID:Tua2usIU
皐月「僕としてはその話はいいんじゃないかなーって…」

卯月「怖いぴょん?」

皐月「ちがっ!違うよ!?怖くなんかないさ!」

弥生「…皐月…これ…使って…」

皐月「違うから!泣いてないから!」

如月「よしよし…お姉ちゃんの胸で涙を拭いて…」

皐月「だから違うって!」

睦月型全員(かわいいなあ…)

746カタツムリ提督:2015/05/07(木) 19:51:41 ID:EP32zA/6
U-511「まあ…凄く、怖いよね」

U-511「吸血鬼に成った人たち、陸上に上がって来た深海棲艦なら倒せるぐらいには強いし」

747その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 19:53:06 ID:Tua2usIU
卯月「で、鳳翔さんのお誘いどうするぴょん?鳳翔さんだから量も大丈夫とは思うぴょん」

弥生「…鳳翔さんは…たくさん…出してくれる…」

748カタツムリ提督:2015/05/07(木) 19:55:16 ID:EP32zA/6
U-511「勿論行く、鳳翔さんはとっても優しいって言うから…」

U-511「…その、もう直ぐ死んじゃうみたいな言い方に成るけど、この演習が終わったら潜水艦の皆と睦月型の皆と、レ級さんとゴーヤさんとで食べに行きたいなって…思います」

749その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 20:11:40 ID:Tua2usIU
三日月「皐月姉さん、吸血鬼は探照灯で退治できるそうですよ?」

菊月「…《満ちゆく海》『あなたうちに来てから潜水艦以外の親しい友人はできたのかしら?別に貴女を心配してるんじゃないわ!ちょっとかの国のことを聞いてみたいと思っただけよ!』」

望月「ほぼ同じ内容で《春は私》《マジカルカスミン》《雨の叢雲》からも来てるぞ」

750カタツムリ提督:2015/05/07(木) 20:15:04 ID:EP32zA/6
U-511「はい…なんだかんだ皆と仲良く出来てます」

U-511「大井さんはちょっと怪しい所も有るけど優しい所も有るし、睦月型の皆は見ていて楽しいし…」

U-511「えっと、えっと…戦艦の…ええと、榛名さんは、御淑やかで、とても…素敵です」

U-511「あの…レ級さんも、ちょっと良く分からない所が有るけど…仲良く成れそうだなって、思います」

751その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 20:38:16 ID:Tua2usIU
卯月「《舞姫》さんぴょん『今度ドイツのダンスも教えて欲しいなー!一度行ってみたかったんだ!エリスさんみたいに踊りたいんだー!一番うまいのはドイツだー?なーんてね』…かるいぴょん」

752カタツムリ提督:2015/05/07(木) 20:47:36 ID:EP32zA/6
U-511「ドイツのダンス…うん、知ってる」

U-511「今度教えてあげるね、踊る時に着るお洋服も持って来たから」

753カタツムリ提督:2015/05/07(木) 21:48:40 ID:EP32zA/6
ザァァァァァァァァァァ……



バササササササササッ

レ級(此方に気づいて居ないか…よし、今だ)

飛び魚「キキッ!」

嵐の中、退避した敵を捕捉した飛び魚の群れは、そのまま一斉に急降下して行く。

754その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 22:19:52 ID:Fg9aohlA
皐月「他には『ドイツの森って不思議な御話の舞台にもなっているんですね?私と同じ名前のお姫様とか…私がお姫様、かあ…』そうなの?お姫様、かあ。それもいいね!」

755カタツムリ提督:2015/05/07(木) 22:24:48 ID:EP32zA/6
U-511「ダンスも良いけど、オペラも凄く良いよ」

U-511「ゆーの…その、上司さんが良く歌ってたのが、魔弾の射手って言う歌劇なんだ」

756その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 22:36:22 ID:Qs.WXT16
菊月「魔弾…だと…?なんだその、かっこいい響きは…?」

卯月「『那珂ちゃんくらいかわいいアイドルってドイツにもいるのかな?キャハッ!』…うわーハガキ相手に殴りたい思ったの初めてぴょん…」

757カタツムリ提督:2015/05/07(木) 22:38:37 ID:EP32zA/6
U-511「ゆーが知ってる限りじゃ…その歌を良く歌ってた上司さんかな、長い黒髪がとっても綺麗なんだよ」

U-511「魔弾っていうのは、七発の内六発は好きな所に当てられるけど、最後の一発は悪魔の望む所に当たるんだって」

758その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 22:52:28 ID:Qs.WXT16
長月「悪魔?くだらん…そんなものはいないぞ?ただの不幸な事故のたぐいだ、偶然のな」

皐月「そ、そうだよな!あ、悪魔なんて…ばばば馬鹿げてるよね!」

弥生「…(すす…)」

皐月「だから、泣いてないってば!無言でハンカチ…如月姉も!」

菊月「魔に魅入られし破滅の足音、か…いい…」

卯月「こいつも立派な…いや、何でもないぴょん…」

三日月「『そっちのほうって一日中夜の日があるって本当!?なんて…なんていい国なの!?一日中夜戦…ウフフフフフフ…』…発狂しそうな方が…」

望月「『ずっと夜…一日中寝てても、いいの…?』もう一人ダメなやついた…」

759カタツムリ提督:2015/05/07(木) 22:58:42 ID:EP32zA/6
U-511「極夜の事かな?ドイツって割と北の方に面してるから…」

U-511「大体は凄く寒くって外に出られないんだ…うん」

U-511「…一日中夜だと、一日中寒くて、一日中怖いよ…?」



バガガガガガガァァァァンッッ!!!

夕立「ぽい〜〜っ!?」

五月雨「な…奇襲!?」

村雨「慌てないで!迎撃するのよ!」

760その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 23:14:51 ID:Qs.WXT16
望月「なあゆーちゃんよ…日本には…いや、鎮守府には居るんだよ、その状況で笑顔でいられるひっきーと夜戦バカが…」

弥生「…(…何か、忘れているような…?)…」

卯月「弥生、どーしたぴょん?」

弥生「…ううん…何でもないよ…何でも…」

卯月「?ま、いいぴょん…『ドイツの森には狼が居るそうね!私みたいに精悍なのかしら?』…羽黒さんが危険だぴょん…」

三日月「おなじ方からもう一つ『そっちの国の装備って優秀なんだそうね?私も欲しいわ!撃ちたいわ!そして勝利を掴むのよ!滾ってきたわ!』…正直こういう人は苦手ですね…」

761カタツムリ提督:2015/05/07(木) 23:20:09 ID:EP32zA/6
U-511「確かに…狼のお話は聞いた事有るよ」

U-511「でも、実際に有った事は無いんだ………」

文月「ふ〜ん」

U-511「…それと、ドイツの国の装備は優秀……そうだよね、分かってくれるよね」

U-511「ティーガーだって、あの露助の戦車部隊に奮戦したんだよ」

U-511「それに、実用化されるずっと前に3DCGとか巡航ミサイルとか、色々作ってたんだ」

U-511「ちっちゃい戦車に大型の球状戦車もあるんだから、ドイツの技術は世界一なんだよって」エッヘン

762その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 23:29:35 ID:Qs.WXT16
三日月「『そっちのほうにはでっかい灰色熊とかいうのがいると聞いたクマ、そいつは強いクマ?』強さに憧れる人っていますよね…」

如月「『なんぞそちらの国にも優れた詩人や歌人が多いそうじゃのう?近いうちに話を聞いてみたいが、時間はあるかのう?』どうかしら?」

763カタツムリ提督:2015/05/07(木) 23:36:17 ID:EP32zA/6
U-511「灰色熊…居ます、はい、森に入れば会えます」

U-511「熊と言えば…ベルリンの象徴なんだよ、知ってた?」

文月「全然しらな〜い」

U-511「ふふん……それと、詩人や歌人は割と多いです、魔弾の射手が書いたのも昔のドイツの人だからね…」

U-511「そもそもドイツの軍には詩めいた良い言葉を放つ人が一杯居るんだ…」




バササササササササッ!!!

レ級(フフ……さあ、今度は此方が攻める番だ…戻れ飛び魚)

飛び魚達が集まって再び黒いオーラに成り、そのままレ級に変貌する。

レ級「さあ、そろそろこちらがオフェンスだよー…私のターンだ」

764その魔球の名はナックル:2015/05/07(木) 23:45:57 ID:t.ikl/mM
白露「ひ、被害状況は!?」

涼風「ちぃっ!一撃で持ってかれちまったぜぃ!」

五月雨「ううぅ…痛いです…」

夕立「二人が大破したっぽい!?」

765カタツムリ提督:2015/05/07(木) 23:48:15 ID:EP32zA/6
レ級「さあ…やろうか?ソロモンの悪夢、佐世保の時雨」

レ級「もうタイムリミットは過ぎた…さあ、噛み締めろッ!!」シャキンッ!!

烏賊魚雷を数個取り出し、そのまま投げ飛ばす。
投げ飛ばされ、速度を増しながら真っすぐに進んで行く。

ヒュバッ!!!

766その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 00:14:26 ID:kEzzQErI
白露「ちょっと!私だって健在よ!いっちばーん!お姉ちゃんなんだからあ!」

村雨「夕立とのコンビは私なんだから!ここで武勲を挙げて、改二に…夕立の隣に立つんだからー!!!」

白露「私だって、いっちばーん!お姉ちゃんの意地!主砲も魚雷もあ…きゃあ!!!」

夕立&時雨「お姉ちゃん!?」「姉さん!?」

767カタツムリ提督:2015/05/08(金) 00:19:20 ID:BY1ZQxCM
レ級「艤装に刺さった…運が無いな、うん」

レ級「退場だ、此処で見てろ」パチンッ


シューーーーー

白露「え、ちょ…これ、魚雷!?」

ッッバァァァァァァァァン!!!!

白露「きゃああッッ!!」大破

刺さった烏賊魚雷が爆発し、艤装を内部からバラバラにする。

768その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 00:29:51 ID:kEzzQErI
夕立「白露お姉ちゃん…夕立を庇って…もう…もう許さないっぽい!」

時雨「…僕には夕立が急に回避したから、後ろから来ていた姉さんが回避遅れて直撃したように見えたんだけど…」

村雨「もう聞いていないわね…」



菊月「…で、私が言ってやったんだ…」

U-511「菊月さんかっこいい…」

伊58「眉唾物でち…」

長月「次は『比叡や磯風の毒は完治にどれくらい必要なの?この前の鳥海さんとか』…この前?」

769カタツムリ提督:2015/05/08(金) 00:35:48 ID:BY1ZQxCM
U-511「うーんと…食べた事が無いから分からない…あ、食べさせないで良いよ」

卯月「いや、もうそんな気は無いぴょん」

U-511「良かったです…でも、レ級さんは割と早く治ったよね」

菊月「…カウントはしなくて良いんじゃないか、アイツは例外だからな…」




夕立「ぽいぽいぽいぽいッ!!」ダダンッ!!

レ級「キィィッェェェェェェェェ!!!」バジャッバジャッ!

770カタツムリ提督:2015/05/08(金) 00:38:09 ID:BY1ZQxCM
夕立「貴方が魚雷を投げるなら…こっちも投擲よッ!」パシッ

レ級「!」ビュオッ!

ガシッ!

夕立「わっ!?」

レ級「!」ブンッッ!!

夕立「ぽいーっ!」

771その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 00:46:23 ID:kEzzQErI
時雨「夕立!ここは冷静になるんだ!」

村雨「夕立!落ち着いて!」


皐月「『ドイツや明石工廠はif装備とか作らないの?ああ、菊月はあっちで遊んでて?』」

菊月「…最後はどういう…?」

772カタツムリ提督:2015/05/08(金) 00:51:24 ID:BY1ZQxCM
U-511「if…かどうか分からないけど、先日極秘の手紙でね、トリープフリューゲルとハウニヴが実用出来るレベルで完成出来たって」

U-511「第二次大戦当時は完成出来なかったけど…何とか進化させた技術を使って完成させたんだって」



夕立「っ…反撃よ!」バッ!

レ級「尻尾、相手をしてやれッ!」ギュルッ!

773カタツムリ提督:2015/05/08(金) 01:04:40 ID:BY1ZQxCM
夕立(私を狙ってる…軌道は読めるよ!)バッ!

跳躍し、そのまま尻尾に飛び乗る

レ級「!」

夕立「喰らうっぽい!」ドドドッ!!

レ級「ぐぅ…!」小破

774その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 01:10:29 ID:kEzzQErI
時雨「ダメだ、今の夕立に僕らの言葉は届かないみたいだね…」

村雨「それなら、せめて共に攻撃よ!」

時雨「なら、僕は支援に回るよ」


文月「『よく日本の駆逐艦の名は詩的と聞きます、ドイツの船はどうですか?』そうだね〜自然現象とかから取るときれいだよね〜、白露型とか…」

弥生「…(…やっぱり、何か…忘れてるような…?)」

775カタツムリ提督:2015/05/08(金) 01:14:56 ID:BY1ZQxCM
U-511「ドイツの船は、人名から取られる事が多いです」

U-511「例えばビスマルク姐さんの由来は、嘗てドイツを一国に迄育て上げたオットー・フォン・ビスマルクから」

U-511「マックス・シュルツ、レーベレヒト・マースも、ドイツ軍所属の軍人さんの名前から取られたよ」

U-511「…あ!、あと、昔はうっかり止めちゃった航空母艦のグラーフ・ツェッペリンさんの名前も、飛行船を設計した人の名前から来てるんだよ」

776その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 01:22:56 ID:kEzzQErI
文月「じゃあ人名以外の船はあるの〜?」

長月「天龍や吹雪もドイツ語に興味を持っていたな…」

菊月「…独逸語は…響がいい…」

皐月「『ドイツの一番有名な船ってビスマルクさんなの?』国を代表して来てるわけだしね、長門さんみたいなものかな?」

777カタツムリ提督:2015/05/08(金) 01:28:56 ID:BY1ZQxCM
U-511「はい、とっても有名です」

U-511「昔々…英国のライミーさんの有名な艦と熾烈な争いをしたと聞きました」

U-511「最終的にはその有名な艦を沈め、敵の怒りを買って攻撃を一心に浮け、沈没しちゃったけど…とっても格好良く、とっても誇り有る死だったと聞きました」

U-511「……ええと、うん…」


U-511「ドイツ語は…何だか響きがいいよね、戦車がパンツァーで、丸いがクーゲル」

U-511「あと戦争は……Krieg!」

778その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 01:50:14 ID:kEzzQErI
菊月「…高揚する、な」

文月「あたしはドイツのおとぎ話聞きたいな〜」

皐月「そ、そうだね!僕も、お姫様の出てくる話、聞きたいな」

弥生「…食べ物について…」



村雨「夕立!私も攻撃するわね!たーっ!やーっ!」

779カタツムリ提督:2015/05/08(金) 01:54:13 ID:BY1ZQxCM
U-511「は、はい!ええと、ええとですね…!」




ギ、ギンッ!!

レ級「む!」

夕立「!」

レ級「ほう…二人で来るか、そうだそうだ、その調子で掛かって来いッ!!」

780カタツムリ提督:2015/05/08(金) 02:02:46 ID:BY1ZQxCM
夕立「うあああッ!!」ドドドドンッ!!

レ級「…闇雲に撃っているな、それで悪夢と呼ばれるのか、馬鹿馬鹿しいッ!!」バシッ!!

夕立「あうっ!?」

村雨「夕立っ!」

レ級「…そこの村雨の方は対した別命も無い様だが、存外に苦戦させてくれそうだ」

781その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 02:07:57 ID:kEzzQErI
村雨「夕立!このまま攻めましょう!時雨姉さんも援護射撃してくれるわ!」

夕立「勢いに乗って攻めるっぽい!」


時雨「標的に肉薄する村雨と夕立…」
時雨「白兵戦をしている中に援護射撃は危険…」
時雨「でも、僕の弾は当たる…」

時雨「『佐世保の時雨』の名、今こそ発揮するよ…!」

782カタツムリ提督:2015/05/08(金) 02:12:05 ID:BY1ZQxCM
ドォォォォォォォン!!!


ガヅンッ!!

レ級「ぐっ!?」

レ級(…危ない、危うく装甲が弱い所に当たる所だった)

夕立「っ誰!?」

783その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 02:22:06 ID:kEzzQErI
村雨「きっと時雨姉さんの援護射撃ね…さあ、体勢を整えて、再突撃よ!」

784カタツムリ提督:2015/05/08(金) 02:26:45 ID:BY1ZQxCM
レ級「ふふふ…睦月型と同じ位に面白そうだ」ググ

村雨「!何かしてくるわ!」

レ級「ふふ…」バシャッ!!

勢い良くそのまま海の中に潜行する。

785その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 02:36:37 ID:kEzzQErI
夕立「潜ったぁ!?あ、あいつって…潜水艦っぽい?小破してるし、深く潜ったら水圧で自沈するっぽい?夕立達、勝ったっぽい?」

村雨「いいえ、念のために追撃をかけましょう」

夕立「ようし、それじゃあ…魚雷パーティーよ!夕立魚雷、ぽいぽいぽーい!」

村雨「深く潜ったところで、この『村雨』の刃は水では止められない!海中のすべてを削りなさい、『村雨』!」



時雨「…レ級が、見えなくなった…?いったい、何処へ?」

786カタツムリ提督:2015/05/08(金) 02:40:24 ID:BY1ZQxCM
レ級(バカめ、気が付かないのか、我々は深海棲艦だぞ、一体何処からやって来ていると思うのかね?)



ゴォォォォォッォォ


時雨「…潜ったのかな?いや、まさか…」

時雨は気が付けなかった、自分の直ぐ近くに迫っている影に。

レ級(…流石のお前も、眼下の敵は見抜けぬ様だ)

787カタツムリ提督:2015/05/08(金) 02:42:00 ID:BY1ZQxCM
ザバッ!!

ギュルッ!!


時雨「っ!?」

レ級「つ か ま え た 」

時雨(そんな…真下に居た…!?)

レ級「さあ、海の中に案内してやろう」

ザブンッ!

788その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 02:49:37 ID:kEzzQErI
時雨「うん…仕方ない、一度村雨達と合流しよう…」

時雨(しかし、どうも嫌な予感がする…)

時雨(この感覚は…そう、スリガオやレイテ前日も感じた…)

時雨(何か…とても悪い事が起こる…その、前触れ…)

時雨(一度、用心のために電探で周囲の警戒をしておこう…)

時雨(…?…こ、これは…!)

789その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 02:52:46 ID:kEzzQErI
時雨(しまった…!まさか、海中に…)



村雨「おかしいわね…姉さんが来ない…」

夕立「時雨姉さんに限って滅多な事は無いっぽい!」

790カタツムリ提督:2015/05/08(金) 02:56:57 ID:BY1ZQxCM
時雨「ん…んぐっ…!」

時雨(ま、拙い…艤装に浸水して…!)

時雨(く…逃げ出さないと…っ!)


レ級「良い事を教えてやろう、我々は深海の使者、詰まる所はその気になれば海に潜るのも出来るんだよ」

レ級「序でに言うとだ、化物の力ならばお前一人押さえ込むのは容易い」

レ級「今迄、知らなんだか?」

791その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 03:08:42 ID:kEzzQErI
村雨「…やっぱり姉さんに何かあったのかも…航行ユニットの故障、とか…」

時雨「村雨は心配し過ぎっぽい…」

村雨「…じゃあ、こうしましょう。私は姉さんの捜索を行う、夕立はここで待機」

村雨「私が姉さんを見つけるか、姉さんが戻ってきたら互いに通信する…いいわね?」

夕立「ぽい!」

792カタツムリ提督:2015/05/08(金) 03:12:33 ID:BY1ZQxCM
レ級「…これで、お前は為留めた、普通ならここで窒息するのを待つが…」

時雨「んぐ…んん…!」

時雨(く……い、息が…っ)

レ級「…このまま待つのも性に合わない…待つのは嫌いなんだ」ググッ


ボキッ

時雨「ーーーーッ!!?」ゴボォッ

レ級「…さあ、まだチャンスは有る、抜け出してみせろ」

ボキッ!メシッ、ベキッ!!

793カタツムリ提督:2015/05/08(金) 03:19:07 ID:BY1ZQxCM
時雨「ん、ーーーッッ…!?」

時雨(ほ、骨が…っ…このまま…じゃ……)ミシミシッ

レ級「…どうした、抵抗してみせろ」ググググ

ボギ…ベキッ…

時雨(うぐ…ぅ…っ…艤装にも水が…沢山入って…っ)

794その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 03:21:38 ID:kEzzQErI
村雨「確か、この辺で姉さんと別れたはず…五月雨の宝珠があれば海中の様子もわかるのになあ…さて、13号電探改、頼んだわよ!探索開始!」

795カタツムリ提督:2015/05/08(金) 03:24:28 ID:BY1ZQxCM
レ級「…さあ、止めだ、苦しみを終わりにしてやる」シュル……

時雨(…?解放した…どうして…?)


レ級「ドラァァッッ!!」ブンッ!!


バギッッ!!

水の抵抗を物ともせず振り上げた拳は、時雨の艤装を突き破り、そのまま彼女の背中に刺さる。

時雨「ッ!?」

レ級「吹き飛べッ!」グオッッ

そのままアッパーを決め、彼女を勢い良く海面へと叩き上げる。

796その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 03:29:49 ID:kEzzQErI
村雨「これは…反応が…真下!?どういうこと…まさか本当に…?ひとまぶふぅー!??」

村雨「いったたた…いったいなに…し、時雨姉さん!?これは…これは酷い損傷を…!ともかく、一度夕立を…!」

797カタツムリ提督:2015/05/08(金) 03:31:33 ID:BY1ZQxCM
ザバァァッ!!

レ級「先ずは、一匹」

レ級「続いて、二匹」ガゴンッ!

レ級『劣化徹甲弾、装填』

798その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 03:34:01 ID:kEzzQErI
村雨「!?レ級!?まずい!」

799カタツムリ提督:2015/05/08(金) 03:35:13 ID:BY1ZQxCM
レ級「…ファイエルッ!!」

ッッドォォォォォォォォォォン!!!!!

800その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 03:39:41 ID:kEzzQErI
村雨「くぅ!姉さん!よくも、姉さんを!(ピピッ)夕立!すぐこっち来なさい!」

村雨「姉さん…仇は、必ず…」

時雨(…村雨…今、大破状態の僕を…とっさの盾に、したよね…悪気は…無かったんだろうけど…)

801カタツムリ提督:2015/05/08(金) 03:42:07 ID:BY1ZQxCM
レ級(仲間を盾にした…!?こんな戦い方をする奴は今迄に見た事が…)


レ級「…く、お前は、そうなのか、小娘」

レ級「…出来損ないの、下らない生き物め」

802その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 07:36:47 ID:kEzzQErI
村雨「え?え?何で?え?」

夕立「待たせたっぽい!こ、これは!時雨お姉ちゃんが!」

村雨「レ級が海に潜っていたのよ!そして不意打ちを仕掛けて、姉さんが私を庇って…!」

夕立「!!…レ級…もう、絶対に許さないっぽい!夕立、この激情を全部ぶつけるっぽい!」

村雨「私も、もう立ち止まらない…!(新たに刀を一本抜き)」

村雨「(今まで持っていた刀を左手に持ち)今までのこっちは名刀『大波濤村雨』…」

村雨「(右手の、新たに抜いた刀に視線をやって)そしてこっちは…」

村雨「(レ級を睨みつけ)もう一振りの私…こちらは妖刀…偽りの妖刀『魔刃村雨』」

村雨「水を支配する名刀『大波濤村雨』…対して『魔刃村雨』はその実を騙られた妖刀…」

村雨「実際に妖刀と呼ばれていた刀と非常に似通った姿、名前をしていたために『妖刀』と誤解され、誤った認識をされた刀…」

村雨「その能力は、『周囲の認識を誤らせる』…貴女の認識が正しいかどうか…貴女に確かめる術はありません…」

村雨「貴女に切りつける私の位置さえ誤りかも知れません…全てを狂わせるもう一振りの『村雨』…」

村雨「この二本の『村雨』で、貴女を倒します!」

803カタツムリ提督:2015/05/08(金) 11:49:36 ID:BY1ZQxCM
レ級「面白そうな武器…だがもう…遅い」

レ級「…自分のみで砲撃を受け止めてやろうとも、仲間を担いで躱そうともしない」コチコチ……

レ級「…救助にも全力が出せないなら、もう良いさ」


グチャグチャッ

黒いオーラに変わった身体から頭と手が千切り落され、身体の所々ははそのまま戦闘機の様な形に成って伸びて行く。


バルルルルルルッ!!!

キォォォォォォォォォ!!!

獣の様に声を上げ、眼前の敵に向かって行く。

804その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 12:14:41 ID:kEzzQErI
村雨「『妖刀』効果で自分を狂化!特攻モード突入!」

夕立「攻撃は最大の防御っぽい!ソロモンの悪夢再現っぽい!」

805カタツムリ提督:2015/05/08(金) 12:26:04 ID:BY1ZQxCM
「…」


キィィァァァォアォァァオァ!!!

「沈め」

此方に向かって特攻して来る二人を、大量の影が伸びて行く。


「…沈め沈め、せめて、最後迄無様に踊るが良い」

806その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 12:35:18 ID:kEzzQErI
村雨「『必殺剣、斬雨』!」

夕立「全砲門、一斉掃射!余った魚雷もぽいぽいぽーい!」

807カタツムリ提督:2015/05/08(金) 12:38:46 ID:BY1ZQxCM
ズババババッ!!!

ボゴォォォンッ!!!ドゴォォォォォォン!!!!

レ級(そうだそうだ、踊れ踊れ艦娘、地獄を見せておくれよ)

ジャゴンッ!!

後ろに回り込んだ影から主砲が伸び、村雨の背後を捉える。

レ級(さあどうだ?この攻撃はどう去なすんだ?)

レ級(さあ、失望した私をもう一度期待させてみせろ、最後のチャンスだ)

ッッドォォォォォォォン!!!

808その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 12:48:05 ID:kEzzQErI
夕立「残念っぽい!背後、もらったっぽい!」

村雨「ふふっ、説明してあげたでしょう?『認識を誤らせる』って…」

村雨「そこに私がいる、という認識が誤りよ!この対決、いただきます!」

809カタツムリ提督:2015/05/08(金) 12:51:19 ID:BY1ZQxCM
レ級「何っ!?」

スパンッッッ!!

レ級「ッ」

ダンッッ!!

レ級「ぐフぉ……っ」

レ級(何だ…村雨、夕立、やれば出来る子だったのじゃあ無いか)

レ級(…ならば、五感全てを最大感度迄引き上げる)

レ級(痛みも凄まじく成るが、そんな事はもう対した事じゃあ無い)

810その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 12:58:13 ID:kEzzQErI
村雨「レ級の損傷拡大!追撃よ!」

夕立「弾薬も魚雷も底をついたっぽい…」

夕立「…夕立ぱーんち!」

811カタツムリ提督:2015/05/08(金) 13:00:46 ID:BY1ZQxCM
レ級「ふんっ」ガシッ!

夕立「あッ!?」

夕立(つ、掴まれたっぽい!?どうして?!)


ベギャッッ!!

夕立「ーーーーー……ッッ!?」

捕まえた夕立の足を、無理矢理逆に圧し折る様にして尻尾が噛み付いていた。

夕立「あ"あ"あ"ぁ"ッ…あ"あ"あ"っ…!!」

レ級「悲鳴を上げろ、豚のようなァァァァァ!!!」グヂヂヂ…グバッ!!

812その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 13:04:40 ID:kEzzQErI
村雨「夕立!?どうして…!?」

813カタツムリ提督:2015/05/08(金) 13:06:54 ID:BY1ZQxCM
レ級「キィィィッ!!」ギュォッ!!

夕立「っ!」バッ

突き出された手刀を何とか受け止めようと右手を突き出す。

814その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 13:12:49 ID:kEzzQErI
村雨「私が…夕立を守って見せる!剣技『一閃』!!」

815カタツムリ提督:2015/05/08(金) 13:16:11 ID:BY1ZQxCM

ズパンッッ!!!

レ級「ッッ!!」

夕立「きゃっ!」バシャッ


レ級(今のは村雨…良いぞ、もっとやれッ)

レ級(悪夢は覚めた…さあ、お前の夢も終わらせてやろう!)グジョッ

切り落とされた両腕を再生し、そのまま後ろに退避する。

レ級「さあ、降板だ!」ガゴンッ!!

816その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 13:20:57 ID:kEzzQErI
村雨「腕が…再生した!?そんな…まさか…!」

夕立「村雨ちゃん、動きを止めたらまずいっぽい!」

817カタツムリ提督:2015/05/08(金) 13:22:50 ID:BY1ZQxCM
レ級「もう遅いッ!お前は良く出来た、やれば出来る奴だった」

レ級「…今見直した、誠意を込めて、躊躇無く砲の的にしてやろう」



ッッドォォォォォォォォォォォォン!!!!!!

818その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 13:26:21 ID:kEzzQErI
村雨「きゃあ!!!…こ、こんなの、本当に困るんですけどー(大破)」

夕立「これじゃあ戦えないっぽい…(大破)」

819カタツムリ提督:2015/05/08(金) 13:28:50 ID:BY1ZQxCM
レ級「……戦闘終了、勝利は我が手に」

レ級「白露型、お前達も中々に面白かったぞ、意外にな」

レ級「あのまま…死の恐怖に立ち向かわなかったら、今頃鳥の餌にくれていただろう」

レ級「……頑張った、良く(b)」グッ

820その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 13:41:49 ID:kEzzQErI
夕立「勝てなかったけど、なかなか素敵なパーティーだったっぽい!」

白露「私が一番活躍したかったのにぃ…」

時雨「村雨…偶然とはいえあれは痛かったよ…」

村雨「ごめんなさい…姉さんを抱え起こしたときにちょうど攻撃されたから…防御態勢とったら…」

五月雨「私達の見せ場…特になかったね…くすん…」

涼風「そんな湿気たこと、言いっこなしでぃ…はぁ…」

821カタツムリ提督:2015/05/08(金) 13:44:20 ID:BY1ZQxCM
レ級「なーに、お前達も意外に苦戦させてくれたじゃないか」

レ級「…楽しかったぞ、やはり戦はこうでなくては」

夕立「…でも、足を折ったのは凄く痛かったっぽい」

レ級「…まあ、ごめん」

822その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 13:51:34 ID:kEzzQErI
文月「レ級さんが帰還、お疲れ様〜」

長月「全く、程々にしておけといっただろうが…」

皐月「お疲れ!…って言いたいんだけどさ…」

823カタツムリ提督:2015/05/08(金) 13:54:16 ID:BY1ZQxCM
レ級「何だ、殺していないのだから問題は無いだろう」

U-511「え、えと…お帰りなさい、です!」

夕立「問題大有りっぽいッ!!足が折れちゃったから村雨ちゃんに抱えてもらってるっぽい!!」

レ級「私が抱えて行こうかと思ったが、やっぱり親族が抱えて運びたいって言い出してな」

村雨(あんな戦い方してたら用心するしか無いじゃない…)

824その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 14:05:45 ID:kEzzQErI
皐月「うん、夕立にはうちのバケツ…いや、時雨もね、使っていいから…」

菊月「…で、だな…ちょっといいか?」

長月「難しい話ではないぞ…面倒な話だが」

825カタツムリ提督:2015/05/08(金) 14:10:59 ID:BY1ZQxCM
レ級「何だ、私だけ除け者で話をしていたのか?」

U-511「レ級さん戦ってたよね…?のけ者なんてどうしても成っちゃう…って」

レ級「てへ」

826その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 14:17:41 ID:kEzzQErI
皐月「いや、除け者って話じゃないんだ…」

菊月「取り敢えず、まあ、先日の質問箱の一つ、覚えているか…?」

長月「…思い出したら、次は振り返ってくれ…」

卯月「健闘を祈るぴょん…」

827カタツムリ提督:2015/05/08(金) 14:20:46 ID:BY1ZQxCM
レ級「…?(振り返る)」

レ級(…不意打ちでも喰らわそうと言うのか?面白い、やってみろ)

828その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 14:31:43 ID:kEzzQErI
長門「くっくっく…私の…いや、うちの駆逐艦達と親しげじゃあないか…(羨ましいじゃないか…潰してやるぞ…!)」

陸奥「あら、あらあら…本当にレ級じゃない…」

武蔵「ふん、この私が相手をしてやろう」

伊勢「航空戦艦の力、見せちゃうよ?」

伊19「あっゴーヤとゆーちゃん見つけたのね!」

加賀「…」


三日月「補給もする暇ないですが…」

829カタツムリ提督:2015/05/08(金) 14:35:16 ID:BY1ZQxCM
レ級「…!!」バッ!!


レ級「成る程…追加のデザートか、面白いやってやろう」

レ級「ふう…まさか、連日付けでリミッターを解放する事に成るとはな」


レ級『ーーーーaoeirmvgaowiemoairgjj20iejaoeirgmiaeーーー』

レ級『ーーーーcross road aoeirgmaeorimba prinz aeoirgaeroigameroーーーー』

レ級『能力解放限定解放』

830その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 14:45:01 ID:kEzzQErI
金剛「ワタシもイルヨー?」
高雄「子供をたぶらかせるなど言語道断ですね…」
愛宕「やっちゃうわね」
神通「油断は、いけませんよ」
吹雪「…これで睦月ちゃんを魔の手から救って、12姉妹丼…ぐふふふふ…」
叢雲「吹雪が間違いを犯さないか心配だっただけよ!?」

831カタツムリ提督:2015/05/08(金) 14:48:00 ID:BY1ZQxCM
レ級「…ほぉぉぉう、これは私でも食いきれるかな…?」

レ級「…いや、食いきれるとも、私ならば」


ゾルンッ!!

レ級「さあ、今度ばかりは随伴艦も付けてやろう…私が昔に喰らった艦娘のな」

大鳳「…」ズズ……

雪風「……」ズルルン

大和「…」ゾルル

瑞鶴「…」

秋月「…」

832その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 14:57:44 ID:kEzzQErI
長門「な、なんだこれは…!」

陸奥「これはさすがに…」

武蔵「…大和」

金剛「死者の冒涜…コレハユルセナイネー!」

833カタツムリ提督:2015/05/08(金) 15:01:21 ID:BY1ZQxCM
レ級「さあ行くぞ…艦娘、連合艦隊」


レ級「第一次攻撃隊発艦、駆逐艦、戦艦ハ敵ノ艦載機撃墜用意」

大鳳「…」グ…

瑞鶴「…」キリリリ……

レ級「さあ、行け飛び魚達、艦載機を先導してこい」


バササササササササササッッ

「キィィィィィ!!」

834その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 15:29:20 ID:kEzzQErI
加賀「ここは譲れません」

伊勢「艦載機発射ー!」

835カタツムリ提督:2015/05/08(金) 17:14:53 ID:BY1ZQxCM
瑞鶴「……」ビュッッ

大鳳「」バズンッ

艦載機が飛び魚達に続く様にして飛んで行く。



U-511「あ、あわわわ…なんだか凄い事に…」

長月「あれは…艦娘、なのか?!」

夕立「どうして…艦娘が…?」

時雨「……食べていた魂を、解放したのかな、自分の僕として」

836その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 17:22:29 ID:kEzzQErI
長門「航空戦はやり過ごしたか…今回ばかりはルール無用だ!連合艦隊!一斉射撃!」

837カタツムリ提督:2015/05/08(金) 17:33:27 ID:BY1ZQxCM
レ級「…殺気が際立った…一斉射撃するつもりか」

大和「……?」

レ級「大丈夫、直に肉壁も出すさ…お前達じゃないぞ」

雪風「…」コク


ゾゾゾゾゾゾゾゾ

影から大量の廃材やら兵器やらがごちゃまぜになって壁として迫り上がって来る。

レ級「残念だが、冷静を欠いた攻撃では無理だよ」

838その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 17:40:19 ID:kEzzQErI
長門「よし、目標レ級!撃て!」

金剛「レ級を倒して提督のハートを掴むのはワタシデース!!」

叢雲「金剛さん!単独突撃は…!」

839カタツムリ提督:2015/05/08(金) 18:01:57 ID:BY1ZQxCM
レ級「…向かってくるのが一匹か」

レ級「…ふふ、さあおいで、私が包んであげようじゃないか」


ゾゾゾゾゾゾ


U-511「…え、ええとどうしよう」

長月「…まあ、引き続き質問箱の続きをしようか、うん」

U-511「…そうだね、それしか出来ないし…」

時雨(……良いのかなぁ)

840その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 18:14:11 ID:kEzzQErI
如月「まあ、本来のこの場の意義を考えると、良いんじゃないかしらねぇ?」

如月「そもそも時雨ちゃん達と違って、あの人達はビッグセブンのネタ担当の人の暴走だからねぇ」

皐月「如月姉が長門さんに辛辣過ぎる…」

弥生「…じゃあ、質問を…《新米提督》より『五月雨と涼風が一緒に見えてしまいます、見分け方を…』です…」

841カタツムリ提督:2015/05/08(金) 18:33:48 ID:BY1ZQxCM
白露「ええとね、髪が薄い水色でドジっ娘な方が五月雨で、濃いブルーの髪の毛で江戸っ子風味な方が涼風よ!」

白露「えっへん、いっちばんに答えたよ!」

U-511「ドジっ…娘…?」

842その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 18:58:05 ID:kEzzQErI
弥生「…じゃあ…次は…」

伊168「私からもいいかしら?」

全員「!?」

伊168「最近司令官がイムヤのこと使ってくれないの…どうしたらいいのかな…?」

843カタツムリ提督:2015/05/08(金) 19:08:35 ID:BY1ZQxCM
U-511「あ…ええと…自分の…その事をアピールする…とか」

U-511「それでも駄目だったら…ドイツから良い魚雷発注してもらうから、それを使って低コストと強力な雷撃を兼ね備えた感じでアピールしてみたらどうかな…って」

望月「…なんだろう、ドイツに洗脳されちまう…」

U-511「……さあ、もっちーも叫んで、我がドイツの技術は世界一って」

844その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 19:13:43 ID:kEzzQErI
菊月「いや、私の技術とてドイツに引けは取らないさ…」

望月「こいつのも色々やばい技術関わってるよな…面倒だから聞かないけど…」

弥生「『夕立と村雨って双子ってマジ?』…これも…余所の司令官から…」

845カタツムリ提督:2015/05/08(金) 19:15:08 ID:BY1ZQxCM
U-511「そうなの?」

伊168「え、ゆーちゃん知らないの?」

U-511「うん」キッパリ

U-511「みんな、そこの所はどうなのかなって」

846その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 19:27:06 ID:kEzzQErI
卯月「正直この二人似てないぴょん…」

弥生「…レ級戦での村雨(狂化版)だと…納得…」

文月「ところで、あっちの戦いがうるさいよー?」

長月「…あいつらほっといて、城に帰るか…」

三日月「白露型の皆さんにバケツ使わないと、ですものね」

望月(こいつら大破しっぱなしだったのか…)

伊168「…そもそも、何で皆大破してるの?時雨ちゃんや夕立ちゃん、村雨ちゃんに至っては艤装も体もボロボロだし…」

847カタツムリ提督:2015/05/08(金) 19:30:29 ID:BY1ZQxCM
時雨「レ級と演習してたらさ…可成り本気で殺しに来て…海に引きずり込まれた挙げ句骨を折られて…」

夕立「私に至っては足を逆に圧し曲げられたっぽい」

U-511「…どうしよう、レ級さん、大丈夫かなあ…」

伊19「大丈夫なのね、最強であるレ級の事だからどうせけろっとして帰ってくるのね」

848その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 19:35:09 ID:kEzzQErI
全員「!?」

望月「あれ…?」

三日月「貴女、長門さんの艦隊に入っていませんでした?」

849カタツムリ提督:2015/05/08(金) 19:38:10 ID:BY1ZQxCM
伊19「逃げて来ちゃったのね、アイツにはどうやったって勝てないのね」

皐月「て、敵前逃亡…!」

伊19「あのまま挑んだってミンチにされるだけなのね、だからこっそり逃げたのね」

850その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 19:45:48 ID:kEzzQErI
長月「敵前逃亡は重罪だぞ、貴様!…よし、このまま睦月城に来い。時雨達運ぶのも手伝え、その後爆雷で根性叩き直してやる!」

望月「気持ちわかるよ、イク。長月、別にいいだろ…」

弥生「…戻って、ご飯…」

851カタツムリ提督:2015/05/08(金) 19:49:25 ID:BY1ZQxCM
伊19「ぶっちゃけ叩き直されても死ぬよりマシなのね」

U-511「…まあ、殺されないし…」

伊19「さあ行きますよ、ゆーぼんさん、イムリアさん」

伊168「貴方戦闘力そんなに無いでしょ」

伊19「細かい事は良いのね、ゴーヤも運んで行くのね」

U-511「…やー」

852その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 19:54:05 ID:kEzzQErI
皐月「…?ゴーヤさん…まだ歩けないの…?」

卯月「全く何してるぴょん…」

望月「昨日のお前のせいだよ…」

853カタツムリ提督:2015/05/08(金) 19:58:03 ID:BY1ZQxCM
U-511「…言うけど、ゆーにも比叡さんのカレー食べさせたら絶交します」

伊19「わーお、凄くキツいのね」

卯月「…まだ怯えてるぴょん、別にもうそんな気は無いぴょん…」

U-511「…正直、信用が…ごめんなさい」

854その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 20:25:19 ID:kEzzQErI
卯月「ただいまでーす、ぴょん!」

三日月「妖精さん、バケツを…6つ…いえ、7つお願いします」

伊168「白露ちゃん達の分で6つじゃないの?」

長月「いや、7つで合っている…伊19!私が根性入れてやる!行くぞ!」



如月「…じゃあ、まずはお夕食にしましょうね」

弥生「…量が…多かった…です…」

皐月「僕達睦月型の、水無月除いた11人と白露型7人、ゆーちゃんとゴーヤさん達4人、普段の倍だしね」

睦月「弥生ちゃんご苦労にゃしぃ」

伊168「…すごい広い食堂ね…西洋のお城みたい…ところで、あっちの見慣れない娘は?」

伊19「見たことないのね」

如月「末の妹の夕月ちゃんよ、見たのは内緒ね?」

文月「じゃあ、いただきまーす」

855カタツムリ提督:2015/05/08(金) 20:28:34 ID:BY1ZQxCM
U-511「lassen Sie uns essen」パン

望月「いっただきまーすー」

856その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 20:46:27 ID:kEzzQErI
皐月「もうお腹いっぱいだよ…!」

如月「ふふっ、さてそれでは《今日は何の日?》さん『イムヤさんはスマホ何に使っているの?』ですよ?」

857カタツムリ提督:2015/05/08(金) 20:49:12 ID:BY1ZQxCM
U-511「何に使ってるの?」

伊168「んー…普通に、ネット見たり、ようつべみたり、音楽聞いたり」

伊168「あとソナーとかが削除不能な軍用アプリとして付いてるから戦闘中でも良く使うわね」

伊168「因に防水式よ、凄く頑丈で壊れないんだから!」

858その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 21:10:12 ID:Tk9kaWkc
卯月「次行くぴょん!えっと…?これ、は…?名前から読めないぴょん…」

伊58「ぷふっ…なんておバカさんでちか…」

卯月「見たことない名前っぴょん!悪戯にしてもたちが悪いぴょん!」

如月「はいはい、よしよし…ちょっと見せてね?あら?確かこれは…ちょっと先進めててね?」

文月「出てっちゃった…?」

菊月「まあ、次行くぞ…『イクちゃんはとっても発育いいけど、何で?』…、…、…」

菊月「…なあ伊19?ここに脂肪を剥がせるクス…サプリがあるんだが、一瓶どうだ?」

859カタツムリ提督:2015/05/08(金) 21:11:53 ID:BY1ZQxCM
伊19「遠慮するのね」

58「…何だか潜水艦への風当たりが辛いでち」

U-511「あ…!ゴーヤさん!起きたんだ!」

860カタツムリ提督:2015/05/08(金) 21:15:34 ID:BY1ZQxCM
伊19「んーと…何でっていわれても分からないのね」

伊19「でもこの身体だと烏賊とかタコとかに襲われやすくなっちゃうんだよねえ…だからって飲まないのね」

菊月「チッ」

861その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 21:25:44 ID:Tk9kaWkc
望月「潜水艦って胸がでかいのと、そうでもないので落差激しいよなー、その点あたしらは皆似たようなもんだからなー」

長月「如月がちょっとあるほうだな(姉妹内では)」

三日月「これも近隣の司令官ですね…『イムヤってちょっと弱くね?』」

862カタツムリ提督:2015/05/08(金) 21:30:39 ID:BY1ZQxCM
伊168「そ、装甲が弱いからって…酷いわ」

U-511「そもそも潜水艦なんだから装甲が弱くて当たり前なんだよって」

伊168「…そりゃ、回避も低いけど…もう少しじっくり使ってよ…ぐすっ」

U-511「…泣いちゃった、です」

863その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 21:49:42 ID:Tk9kaWkc
卯月「こっちは『イムヤって本当に空母沈めたの?黄色いヲ級に夜戦でカスダメばっかだよ…?』だそうだぴょん」

864カタツムリ提督:2015/05/08(金) 21:51:54 ID:BY1ZQxCM
伊168「ええ、きッちんと沈めたんだから!凄い空母を!」

伊168「…でも、深海棲艦はアメリカじゃないし…沈められなくたって仕様がないじゃない」

U-511「遂にアメリカって言っちゃった…良いのかなぁ」

望月「ええんやで、ドイツとか国家社会主義労働者党とか言っておいて何を今更」

865その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 21:59:08 ID:Tk9kaWkc
文月「えっとね?こっちはイムヤさん褒めてるよ?『イムヤ改が魚雷カットインで無傷のフラグシップ戦艦沈めてくれたよ!ケッコン()して下さい!!』だって〜」

866カタツムリ提督:2015/05/08(金) 22:01:28 ID:BY1ZQxCM
伊168「え…えへん!そうよ!私だって魚雷二つ乗せられるし、カットインさえ出れば一瞬なんだから!」

U-511「ドイツのfat魚雷があれば完璧、ですって!」

伊168「ゆー…」

U-511「イムヤさん…」

867その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 22:21:52 ID:Tk9kaWkc
望月(どうも最近U-511が死の商人に見えてきたぞ…)

長月「夕立宛だな…『大事に育ててきた夕立が…お人形のように可愛かった夕立が…!!!?これはどういうことだ!?』…この司令官は着任1ヶ月だそうだ…」

菊月「…改二…か…」

868カタツムリ提督:2015/05/08(金) 22:25:38 ID:BY1ZQxCM
夕立「うう…少し失礼な感じがするっぽい」

U-511「…でも、性格はそんなに変わってないよ?」

伊19「寧ろ犬っぽさに磨きがかかったのね」

58「わんこ!わんこでち!」

夕立「わ、わんこ言うなっぽい!」

伊168「え、ええと…おて!」

夕立「ぽい!……はっ、こ、これは…」ポス

869その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 22:30:52 ID:Tk9kaWkc
卯月「さて春雨ちゃん、このわんこにしか見えない姉をどう思うぴょん?」

870カタツムリ提督:2015/05/08(金) 22:35:23 ID:BY1ZQxCM
春雨「え、ええと…」

U-511「あ…貴方、居たんだね」

春雨「え」

望月「…演習に出られなかったからか、正直影薄いよな」

春雨「」ガーン

871その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 22:44:20 ID:Tk9kaWkc
弥生「…如月が…大破したうえに、重症を負った皆を…運ぶのを手伝ってもらうために…」

弥生「…来てくれて…ありがとう…」

皐月「春雨にも質問来てるよ!『春雨かわいい!着任してくれ!』やっぱ5番艦は人気だなっ」

卯月「で、わんこねーちゃんをどう思うぴょん?」

872カタツムリ提督:2015/05/08(金) 22:46:12 ID:BY1ZQxCM
春雨「か、可愛いなんて…///」

春雨「ゆ、夕立姉さんの方が可愛いと思います!」

夕立「ぽい!?」

伊19「あら^〜」

U-511「存在に気付けなくてごめんなさい…なでなで」ナデナデ

春雨「あ、あぅ」

873その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 22:55:43 ID:Tk9kaWkc
三日月「春雨さんへの着任依頼は沢山ありますよ?どこ行けば会えますか?とかですね」

卯月「『春雨ちゃんの髪ってピンク色ですよね?つまり春雨ちゃんは…』だそうぴょん、人気者ぴょんねー?で、わんこね(望月「うるさいよー?卯月」もうぴょん?」

874カタツムリ提督:2015/05/08(金) 22:58:38 ID:BY1ZQxCM
春雨「?つまり何ですか?」

U-511「さあ…」

伊19「お耳貸すの」

春雨「…?」


ヒソヒソヒソ

春雨「っっ!?/////」ボンッッ!

U-511「え、何て言われたの?」

春雨「な……何でもありませんっ/////!!」

875その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 23:04:37 ID:Tk9kaWkc
睦月「皆お風呂に入っていくが良いぞ…」

876カタツムリ提督:2015/05/08(金) 23:07:37 ID:BY1ZQxCM
U-511「はいー」

伊19「お風呂ーお風呂なのねー」

夕立「傷に染みないか心配っぽい」

時雨「大丈夫だよ、安心して…」

877その魔球の名はナックル:2015/05/08(金) 23:22:01 ID:Tk9kaWkc
弥生「…ところで…この睦月城には、お風呂場が3カ所ある…」

卯月「地下の大浴場があるぴょん、とても広いぴょん」

皐月「屋上には露天風呂もあるんだよ!」

文月「3階部分にもお風呂あるんだよ〜」

長月「流石にこの人数だと上か下のニ択だな」

菊月「ちなみに、露天風呂は和風、地下は西洋風だ」

878カタツムリ提督:2015/05/08(金) 23:26:09 ID:BY1ZQxCM
U-511「西洋風が…良いかな」

春雨「どうして、ですか?」

U-511「ええと……艦娘が和風のお風呂って何か在り来たりな気がして…」

夕立「在り来たり…かなあ?」

879カタツムリ提督:2015/05/09(土) 03:34:29 ID:6zj69yYk
ーーーーーー

ジュルルルル……

レ級「……ハァァァァ」

吹雪「」ビク、ビク

レ級「ふゥ…高雄、金剛、神通に続き、吹雪も(性的な意味で)食わせてもらった…格別な味だったぞ」

瑞鶴「……♡」マンゾク

レ級「…何を顔真っ赤にしているのだ、怒りか?羞恥心か?w」ニヤニヤ

レ級「厄介な矛は圧し折ったが…まだ全部と言う訳では無さそうだ」

880その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 09:49:57 ID:9N1DWm66
睦月城、地下大浴場

睦月「ここの自慢は1フロア丸ごとの広さと、欧州の神殿を思わせる建築の豪華さにゃしぃ…もっと褒めるが良いぞ…」

弥生「…妖精さんに頼めば…フルーツや飲物も…用意してくれます…」

長月「当たり前だが、体を拭いてから入るんだぞ」

卯月「全く、潜水艦や涼風は…ぴょん…」

長月「貴様に言ったんだ」

881カタツムリ提督:2015/05/09(土) 09:54:19 ID:6zj69yYk
U-511「…気持ち良い、です」

伊19「もんの凄くあったかくて生きかえるのね!やっぱり逃げ出して良かったの!」

U-511「…!身体、洗い忘れてました」

伊168「駄目じゃない、ちゃんと洗っておかなきゃ」

58「仕方の無い奴でち、ほら、ゴーヤに着いて来て」

U-511「あ、ありがとうです…すいません」

882その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 14:35:24 ID:68fXye5I
菊月「…(…やはりでかい…長月が止めをさしておけば…!)」

文月「イクさんおっきいねぇ〜!大鯨さんのごはんがいいのかな〜?」

卯月「同じメニューでも作る人で変わるかもぴょん…うちは大抵弥生だから、見込みが…ぴょん…」

皐月「…!弥生姉、もしかして、怒ってる?」

弥生「…怒ってなんかないよ…怒ってなんか…ないよ…」

長月「胸など戦闘の役には立たんぞ?そんなものは要らぬ…」

望月「まあ、駆逐艦と潜水艦で比べてもなー」

卯月「まあ、そうかもぴょん…ここは隣に目をやって…?…ぴょん!?」

望月「んぁ?どうしたー?おぉう…」

菊月「…?(何だ?あっちは白露達が…!?ば、かな…同じ駆逐艦のはず…!?)」

883カタツムリ提督:2015/05/09(土) 14:39:12 ID:6zj69yYk
U-511「わー、時雨さんと夕立さんも大きい…////」

時雨「そ、そうかな」

伊19「ゴーヤ、揉んで大きくしてあげるのね」ワキワキ

58「はいはいのはい、毎度水面に輝くアデランスのゴーヤでーす」ワキワキワキワキ

夕立「な、何よ?」

時雨「ふ、二人とも、目が怖いよ…?」

884その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 14:51:35 ID:68fXye5I
菊月(い、いや、奴らは改二だ…他の奴…らは…)

文月「白露さんと村雨さんも大きいね〜」

菊月「…ばかな…」

885カタツムリ提督:2015/05/09(土) 14:55:45 ID:6zj69yYk
U-511「あ、あわわ、二人ともそれぐらいに…」

伊19「ほほーん?ここがええんか?ここがええんかなのね?」ムニュムニュ

時雨「あッ////ちょ…////」

58「えー、結論から言いますとですね、この胸は二人の年齢から見ても可成り大きい方だと思います」モミュモム

58「つまり、その、何ですか、たった一言で申し上げますと…」ムニュムニュ

夕立「五月蝿いっぽい!////」

58「あォンっ」

夕立「一言一言って…解説が長過ぎるっぽい!!」

58「とほほ…」

886その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 15:01:58 ID:68fXye5I
菊月「…まあ落ち着け夕立…それはそうと白露型の上4人…ダイエットに効果的なサプリがあるんだが、風呂上りにどうだ?」

887カタツムリ提督:2015/05/09(土) 15:03:22 ID:6zj69yYk
U-511「あの、二人を傷付けるのは流石に頂けないかなって」

U-511「だから、その、沈めちゃうかもって」

伊19「恨むんなら自分の貧相な身体を恨むのね」ニヤニヤ

58「まあ、睦月型は殆ど幼女だし多少はね?」

888その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 18:12:49 ID:05hK4WDM
菊月「ああ、私は傷つけるつもりはないぞ?村雨が先日腹の肉を気にしていたからな…」

菊月「ダイエットに協力してやろう、といってるんだ」

889カタツムリ提督:2015/05/09(土) 18:31:04 ID:6zj69yYk
U-511「…なら、良いんだけど」

伊19「少しシャレに成らない空気が漂ってたから…」

58「…」

890その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 18:45:08 ID:3JvLHhuk
菊月「それに幼女は朝潮だろうが…後は巻雲や清霜とかだ…!」

891カタツムリ提督:2015/05/09(土) 19:07:45 ID:6zj69yYk
U-511「十四歳以下が幼女だって総統が言ってたよ」

伊19「つまりその人目線じゃゆーちゃんはロリだと」

伊168「…変な事とかされなかったの?」

U-511「うん、優遇はされたけど…」

892その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 19:35:10 ID:3JvLHhuk
菊月「…かの国は進んでるんだな…」

卯月「その理論だと、うーちゃんより下やばいぴょん…」

皐月(改二になった睦月姉と如月姉以外ダメな気がする…)

如月「あらぁ、皆お待たせ?」

睦月「如月ちゃん遅いにゃしぃ…」

三日月「何をされていたのですか?」

如月「卯月ちゃんが読めなかった手紙の翻訳よ?」

卯月「なんだかぐちゃぐちゃ記号が書いてあって読めなかったぴょん」

893カタツムリ提督:2015/05/09(土) 19:38:25 ID:6zj69yYk
U-511「何て書いてあったの?」

伊19「気になるのね〜」

894その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 19:53:33 ID:KSF93g5Q
如月「全部翻訳するとね、『鎮守府の皆さんこんにちわ、ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦のリットリオです、日本の艦娘さんって可愛いわね、白百合のようよ!これからよろしくね!日本は随分楽しそうなのがあるのね?これから楽しみにするわ。質問を、ということなのでいいかしら?この辺でパスタの美味しい店はどこかしら?』…簡単に訳すとこんなところね」

895カタツムリ提督:2015/05/09(土) 19:55:48 ID:6zj69yYk
U-511「あ、ヘタレ国からの戦艦さん…ここに来てたんだ」

伊168「…へたれって貴方…」

58「と言う事は…もうE-4はクリアしたのかな?」

896カタツムリ提督:2015/05/09(土) 20:01:57 ID:6zj69yYk
U-511「…ええと、サイ○リアってとこが一番美味しいです」

伊168「それしか知らないからって…」

U-511「はい、知りません」

伊19「…ゆーちゃん、その国にはキツいのね」

897その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 20:13:21 ID:KSF93g5Q
如月「したみたいよ?漣ちゃんと電ちゃんが忙しそうにしてたわね…」

三日月「どうしてお二人が?」

如月「初期艦5人衆だからじゃないかしら?彼女達は鎮守府で知らないことは殆ど無いから…」

望月「でも何で二人?」

如月「吹雪ちゃん、叢雲ちゃん、五月雨ちゃんがいないんですって、漣ちゃんがぷりぷりしてたわよ?」

898カタツムリ提督:2015/05/09(土) 20:17:11 ID:6zj69yYk
U-511「あっ…今、その内一人は此処に居て…」

58「…ほんで、残りの二人はレ級に挑んでる、と…」

伊168「…どうなったのかしら」



ザブ……

レ級「ただいま、とても豪勢な食事だったぞ。長月」

899その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 20:42:52 ID:kJhmZ8uo
長月「…ちょっと待て、どっから、というか何でここに来たんだ」

900カタツムリ提督:2015/05/09(土) 20:49:41 ID:6zj69yYk
レ級「いやあな、お前が入軍祝いの豪勢なフルコースを全て食い尽くして来た所なんだ」

レ級「…いささか疲れたけどな、だから、俺にも風呂に入れさせてくれ」

901その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 20:53:56 ID:kJhmZ8uo
長月「私の入軍?いや、そんなことより、この城には浴場は3つあるんだが、なぜここだと?今城にいる連中は皆ここにいるから、上には妖精共しかいないぞ?」

902カタツムリ提督:2015/05/09(土) 20:56:18 ID:6zj69yYk
レ級「いや、言い間違えた、お前が私にくれた入軍祝いのフルコースだった、済まないな」

レ級「それと、化物は気配を鋭く読む事が出来る、幾ら隠れようが丸わかりだ」

903その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 21:05:19 ID:kJhmZ8uo
長月「いやいや、そもそも入軍ってなんだ?私は聞いていないぞ!?」

望月「そうか…あんときはステルスフィールドのおかげだったんだな…菊月ってすごかったんだな…」

菊月「褒めても何も出ないぞ…////」

卯月「照れたぴょん」

904カタツムリ提督:2015/05/09(土) 21:09:19 ID:6zj69yYk
レ級「いやあな、私をこてんぱんにした睦月が私に対して好きにしろと言ったのでな、私は飼いならされる事にした」>>633参照

レ級「だから、暫くここに居させてもらうともいったが…お前、人の話も聞かないのだな、朴念仁め」

レ級「まあいい、ならば宣言する…私はここに居させてもらう、お前達の狗として」

905その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 21:24:58 ID:kJhmZ8uo
長月「…取り敢えず、ちょっと待て」

長月「全員集合!緊急会議!!」

長月「なあ、これはまずいだろ…」

菊月「何がまずいんだ?」

弥生「…司令官に…話してない…」

卯月「黙っとけば、わからないぴょん?」

三日月「夕立さんや長門さんが知っていますし、ご存知ではないでしょうか?」

如月「司令官には報告してあるわよ?」

如月「尤も未だに通常海域にもイベント海域にも出てこないレ級フラグシップを駆逐艦だけで倒して従えたってレポートあげたんだけど」

如月「信じてもらってないだけで…」

長月「そうか…」


長月「おいレ級、取り敢えずこの後鎮守府について来い、司令官に報告せねばなるまいからな」

906カタツムリ提督:2015/05/09(土) 21:28:20 ID:6zj69yYk
レ級「ああ分かった、どうやら漸く話が進むらしい」

U-511「あ、あの……レ級さん、戦った皆は…?」

レ級「…?ああ、食ったよ?性的な意味で」

伊168「ちょ、せ、性的な意味って…」

U-511「殺してないですか?」

レ級「そうしようかとも思ったが流石に、な…装甲にダメージを与えずに無力化するのは本当に骨が折れた」

907その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 21:42:08 ID:kJhmZ8uo
望月「なあ…長門さんとか金剛さん、武蔵さん無力化されたらうちの艦隊、やばくね?」

弥生「…イベント…苦しい…?」

長月「…思った以上に深刻かも知れん…仕方ない、今から行くぞ!レ級、この長月に続け!」

三日月「…明日から皆さんと顔を合わせるのが、気が重いです…」

908カタツムリ提督:2015/05/09(土) 21:44:33 ID:6zj69yYk
レ級「ふふ…分かった、長月」

U-511「あの…ユー達はどうすれば」

レ級「好きにしろ、空気の意見等知らん」

伊168「くッ、空気……ィ?」ガーン

58「…」

909その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 21:55:31 ID:kJhmZ8uo
如月「仕方ないから私も長月ちゃんについていくわね」

如月「ゆーちゃん達も白露ちゃん達も、ゆっくりしていってね?」

如月「司令官に借りた辞書を返すついでに、司令官と夜戦しちゃおうかしらね…ふふっ」

910カタツムリ提督:2015/05/09(土) 22:01:02 ID:6zj69yYk
U-511「…Ja」

伊168「…じゃあ、このまま入ってるわね…」

レ級「またな、お前達、直に戻る」

夕立「出来れば来ないで欲しいっぽい」

時雨「……」

レ級「辛辣だな、だが当然だろう…行こうか、長月」

911その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 22:22:20 ID:kJhmZ8uo
白露(ちょっと空気が重いなあ…!そうだ!!)

白露「ねえ、みんな!誰がいっちばーん長く湯船につかってられるか競争しよう!」

912カタツムリ提督:2015/05/09(土) 22:24:41 ID:6zj69yYk
U-511「湯船につかる…?潜水艦だったら楽ですよ?」

伊168「少なくとも駆逐艦よりは長く海に潜れるわね」

伊19「私達に挑戦するとは、良い度胸なのね」

58「オリョクルで鍛えてる潜水術、見せてやるでち!」

913その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 22:34:36 ID:kJhmZ8uo
白露「潜るんじゃないからね!?肩までつかるの!…まあ、潜ってもいいけど…」

夕立「面白そう!受けて立つっぽい!」

睦月「この睦月に挑むか…絶望の涙を流すが良いにゃしぃ…」

三日月「挑戦を受けるお姉様素敵です!今のうちに水分補給をどうぞです!!」

涼風「てやんでぇ!風呂にそんな長くつかってられっかよ!」

皐月「あー、ごめん、ちょっといいかな」

914カタツムリ提督:2015/05/09(土) 22:36:07 ID:6zj69yYk
伊168「皐月、どうしたの?」

915その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 22:41:07 ID:kJhmZ8uo
弥生「…文月が…」

文月「…きゅぅ…」

皐月「既にのぼせちゃったから、先に上がってるよ…」

弥生「…弥生も…看病するから…」

916カタツムリ提督:2015/05/09(土) 22:44:06 ID:6zj69yYk
58「あー…早く上がるでち、割と凄くツラいから、ね」

U-511「経験有るんですか?」

58「艦娘に成る前、お風呂に長く浸かってたら酷いのぼせた所為でめまい起こして…」

伊19「わあ、ご愁傷様さまなのね」

917その魔球の名はナックル:2015/05/09(土) 22:56:59 ID:kJhmZ8uo
村雨「はいは〜い!じゃあ、不参加は、弥生さんと皐月ちゃんと文月ちゃんと涼風で」

918カタツムリ提督:2015/05/09(土) 23:08:52 ID:6zj69yYk
伊19「じゃ…潜水大会、開会なの〜」

U-511「…」フンス

白露「だから潜るんじゃないって何回言えば…」

919カタツムリ提督:2015/05/09(土) 23:52:16 ID:6zj69yYk
ーーー廊下ーーー


レ級「……うみーのおっとこのかーんたーいきんむ」スタスタ

長月「……」

レ級「げっつげっつかーすいもっくきんきんっ♪」

長月「…」ギリ

レ級「ウンジャラゲーのハンジャラゲ、スイスイスーイのモーリモリ」

レ級「ランラ、ランラ、ランで、一週間♪」

920その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 02:02:55 ID:0cdKpO.M
如月「長月ちゃん機嫌悪いのかしら?」

921カタツムリ提督:2015/05/10(日) 02:11:58 ID:3Ji6WYOU
長月「…お前、何でそんなに楽しそうなんだ」

レ級「…ん?」

長月「普通は敵にされるが侭に成ったら警戒する物ではないのか、抜け出そうと考えを募らせる物ではないのか」

レ級「…何だ、この軍国主義の朴念仁。そんな必要は元から無いから」

長月「…理解出来ない、何故お前がこの状況を受け入れられるのかが」

922その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 02:17:24 ID:0cdKpO.M
如月(長月ちゃんと相性よくないのかしらねぇ?)

923カタツムリ提督:2015/05/10(日) 02:22:06 ID:3Ji6WYOU
レ級「…人生は山あり谷あり、私の場合は人生と呼べるのかは分からないが、世の中は色々な事が有る物だ」

レ級「そしてそれにいちいち目くじらを立て、精神を磨り減らしていては身が持たない」

レ級「…だったら、どんな事も楽しもうじゃないか?どうせこの世は修羅の巷の一夜の夢…」

長月「…お前は長い間生き続けて、人生に飽きたからそう言えるのだろうが…私達はそうも行かん」

長月「…人間達を守り、仲間達を守り、そして国を守る、その為には、どんな小さな事にも気を使わなければ成らんのだ」

長月「一日も早く、一人の命が安心して暮らせる様に…私達は戦い続けてるんだ」

レ級「成る程ね、随分とまあ分の悪い勝負にBETして居る訳だ」

長月「…誰の所為だろうな」

レ級「…誰の所為でもない、戦争と言う物はね、人類同士でも起きる物であり、人類同士が起こす物さね」

924カタツムリ提督:2015/05/10(日) 02:26:24 ID:3Ji6WYOU
長月「…」

レ級「私達は何回も同じ事を繰り返す、自意識の欠落したバカ共を鼻から人間だ等と思っていない」

レ級「…いや、寧ろ命とすら思っていないね」

レ級「奴らは歯車であり、地球に遺された自然と海と、他の命を削る刃の着いた歯車だ」

長月「…共通意思のみで動く、価値のない存在と言いたいのか」

レ級「その通り、奴らは価値なんて無い、同じ事ばかりし同じ事ばかり繰り返す」

レ級「こんな下らないモノ、価値がないと呼ばずして何と呼ぶ?」

925その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 02:27:02 ID:0cdKpO.M
如月「さーて…司令室、見えてきたわよ長月ちゃん?」

如月「しかめ面してたら司令官も困っちゃうわよ?」

926カタツムリ提督:2015/05/10(日) 02:31:52 ID:3Ji6WYOU
長月「……」

レ級「何時も何時もそうだ、お前達が我々を踏破しても、次はお前達の人間らしさに嫉妬したバカ共が、お前達を陥れるか、戦争を仕掛けるだろうさ」

レ級「…何とも餓鬼臭い、奴らの起こす戦争は戦争ですらない…只の死に損なった餓鬼共のケンカなんだよ」

レ級「それはオママゴト、ワールドウォーのパロディー、だ」

長月「…随分とまあ、私達の守るべき物を扱き下ろしてくれるじゃないか」

レ級「ん?」

長月「私達は、お前達が何と言おうと、私達の生き方を変えるつもりは無い、永遠にだ」

レ級「…そうか、お前達も、人間らしい餓鬼だ」

レ級「餓鬼がやり続けた餓鬼のケンカ…だから餓鬼に成ったんだろうね、私も、お前も」

927カタツムリ提督:2015/05/10(日) 02:32:58 ID:3Ji6WYOU
如月「あのー…長月ちゃん?」

長月「んっ…な、何だ?」

如月「司令室が見えたわよ?」

長月「あっ…そうか、済まん…」

レ級「…済まないな、久しぶりに話に夢中に成ってしまったよ」

928その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 02:38:13 ID:0cdKpO.M
如月「(こんこん)失礼します、司令官」

如月「如月と長月入りますね?」

長月(しかし、どう報告したものか…)

929カタツムリ提督:2015/05/10(日) 02:41:04 ID:3Ji6WYOU
レ級「入るぞ、噂の魔王が、噂の大飯喰らいが」

レ級「戦艦レ級、今日昨日付けで着任する」ビシッ

930その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 02:49:30 ID:0cdKpO.M
長月「ちょっ!(扉開けると同時に言いやがった!)」

長月(しかも、ドロップ用の星のキラキラ背負いやがった!)

長月(お前ドロップじゃないだろ!建造でもないが…)

長月(姉上微笑むだけか!)

931カタツムリ提督:2015/05/10(日) 02:51:03 ID:3Ji6WYOU
レ級「…どうした、航空母艦が砲撃喰らった様な顔をして」

レ級「…なあ、何とか言え」

932その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 02:58:51 ID:0cdKpO.M
長月「長月だ。駆逐艦と侮るなよ、役に立つはずだ(…って何言ってるんだ私は!)」

長月「いや、何でもない…そう、報告だ(落ち着け、長月)」

長月「こいつが我らの城に闖入して来てだな…(…どういう切り出し方だ?)」

如月(長月ちゃん頑張って〜)

933カタツムリ提督:2015/05/10(日) 03:00:57 ID:3Ji6WYOU
レ級「…戦いを挑み、好調だった所を睦月型の頭目にこてんぱんにされ、色々有って飼いならされる事にした」

レ級「今や私はお前の狗でもあり、睦月型の狗でもある」

レ級「命令ならば何でも受けてやろう、ただ、私に付けた首輪を外すと言う真似は命令に入らないので引き受けないから」

934その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 03:10:54 ID:0cdKpO.M
長月(司令官…平静を装っているな…)

長月(まあ、事前に姉上が報告していたおかげで、本当だった、と当惑している、が正確なところか)

長月(前代未聞だしな…当然か…)

長月「…というわけだ、報告終了する(榛名も大淀も、まあ驚くよな…)」

如月「司令官…先程のアレ…お返ししますね…?」

長月(今なのか姉上!?それ今なのか!?)

935カタツムリ提督:2015/05/10(日) 03:13:53 ID:3Ji6WYOU
レ級「まあ、ここに居る以上は牙を剥ける事は無いから、資材面以外で」

レ級「燃料ボーキ弾薬鋼材、全部食うぞ、食う子は育つからな!」

長月(…司令官の顔が少し青ざめた?!)

936その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 09:32:52 ID:cF3U13lk
長月「…なんとか滞在の許可がおりたな…」

如月「良かったわね〜」

長月「客分扱いだがな…」

937カタツムリ提督:2015/05/10(日) 12:19:15 ID:3Ji6WYOU
レ級「まあ、良かった良かった、な」

レ級「出撃出来ないのは不満だが…仕方が無いか」

938その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 12:42:10 ID:sCwhobqY
長月「貴様は同じ深海棲艦に砲を向けるのか?」

如月「まあ、レ級さんも考えてるんじゃないかしらねぇ?」

如月「それにしても、司令官相手に随分レ級さんを庇ったわねぇ?」

長月「こいつを庇ったんじゃないぞ、もし司令官がこいつから情報を得ようと尋問しようとしたらどうする?」

長月「こいつが暴れれば誰も止められんだろう、姉上がいつでもいるとは限らぬのだからな…司令官に万一があれば、鎮守府も危ない…」

長月「こいつを艦隊に加えて、例えばイベント海域の最深部、ボスを前に裏切ったら仲間が危ない」

長月「私はこいつを信用していないからな!」

如月「ふ〜ん…そうなんだ〜?(によによ)」

長月「…姉上相手でも怒るぞ…!」

939カタツムリ提督:2015/05/10(日) 13:03:43 ID:3Ji6WYOU
レ級「…まあ、私は奴らに砲を向ける、一片の後悔も無く、一片の躊躇無く殴殺出来る。」

レ級「この私と、奴らは化物だからだ、戦の果ての死を望むからだ」

レ級「…化物は、容赦なく殺してやった方が化物の為だ」

940その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 16:49:19 ID:nmFN41hg
長月「…フン…」

如月「は〜い、ただいまー。如月帰還したわ。詳細、聞く?」

弥生「…お帰りなさい…」

三日月「如月姉様、早速ですがお客様です」

卯月「白露姉妹は帰ったぴょん、潜水艦達はまだいるぴょん…」

941カタツムリ提督:2015/05/10(日) 16:52:33 ID:3Ji6WYOU
レ級「…随分と胆の強い連中だな、潜水艦は」

レ級「やはり伊達に我等の領域を肉眼で見ては居ないのだろう」

942その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 17:02:16 ID:nmFN41hg
???「随分遅かったわね、レディーを待たせるなんて失礼しちゃうわ!ぷんすか!」

???「…本当にレ級を従えているんだね、ハラショー」

???「司令官に指示されてやってきたわ!よろしくね」

???「はわわわわ…お、お邪魔しているのです…」

943カタツムリ提督:2015/05/10(日) 17:05:11 ID:3Ji6WYOU
レ級「…コイツらか、お客と言うのは」

944その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 17:24:21 ID:TrS38SA2
暁「コイツらって何よ、もう!」

響「まあ、落ち着いて暁。メロンソーダを貰ったから飲むといい」

雷「この前如月さんから報告を受けた司令官に『レ級が危険分子かどうか監視して見極めろ』という任務を貰ったのよ!」

電「なのです!」

945カタツムリ提督:2015/05/10(日) 17:30:41 ID:3Ji6WYOU
レ級「…ほほう、また面白く成って来たじゃないか」

レ級「…なら?私がこの家に牙を剥ける危険な生物であるかどうか、確かめてみれば良い」

レ級「私は好きにさせてもらう」

946その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 17:42:52 ID:TrS38SA2
暁「!?な、なんで暁達の極秘任務があいつにばれているのよ!」

雷「こ、こいつ危険だわ!読心術に違いないわ!」

電「はわわ…」

響「何でもなにも、雷が胸を張って宣言していたよ…?」

947カタツムリ提督:2015/05/10(日) 17:46:15 ID:3Ji6WYOU
レ級「…可愛い」

長月「何だと?」

レ級「可愛い、素直に」

長月「……」

948その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 17:58:10 ID:aP32CAf.
弥生「…レ級は…危険…(食料的に)このままでは…轟沈する…(食料が)」

如月(ここの台所は弥生ちゃんが切り盛りしてるからねぇ…)

電「ご、轟沈ですか!?」

949カタツムリ提督:2015/05/10(日) 18:00:58 ID:3Ji6WYOU
レ級「大食いだからな、資源を沢山食べるぞ、」

レ級「ボーキも鋼材も弾薬も燃料もだ、余す所無く大量に屠る」

950その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 18:18:40 ID:aP32CAf.
弥生「…1か月分の食料が…レ級が来てから…3日で…」

皐月「ねえ…今夜のごはん、あるの?」

弥生「…今日の分で、備蓄が…なくなる…」

951その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 19:25:46 ID:aP32CAf.
電「ふぇぇ、食べ物がないなんて辛いのです…」

菊月「…同情は要らぬ…」

卯月「対策は考えてあるぴょん!」

文月「なになに〜?」

雷「対策…?…!ま、まさかレ級に商船や民間貨物船を襲わせるつもりね!?させないわ!」

952カタツムリ提督:2015/05/10(日) 20:10:45 ID:3Ji6WYOU
レ級「対策?何だ一体」

レ級「…まさか、海に直接取って来いと言うのかい?」

953その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 20:32:53 ID:aP32CAf.
菊月「…そんなことするわけないだろうが」

卯月「全く、レ級も第6駆逐隊も頭を使うぴょん…」

暁「失礼しちゃうわ!暁を響たちと一緒にしないでよね!」

皐月「それでどうするの?(ご飯が食べれなくなるのは嫌だよ…)」

卯月「ではうーちゃんの策を披露するぴょん!…文月、ちょっと来るぴょん…」

文月「え?な〜に〜?」

卯月「ちょっとこうしてこうして…で、この台本のセリフをいうぴょん!(びりびり!)」

文月「ひゃあ!?見ないで、見ないで〜っ!!」

雷「ちょっと!貴女なに妹の服を破いてんの!?」

卯月「はい、すかさずこのセリフぴょん!」

文月「ぐす…『しれいかん…あたし、ご飯抜きはいやだよ…食べ物をください…(涙目、上目遣い)』」

卯月「ふっふっふ…これでバカな…いや、単純な文月教信者が大量の食糧支援を送ってよこすぴょん…うーちゃんは天才的頭脳の持ち主ぴょん…」

長月「ちょっと待て、この外道!酷過ぎるだろう!」

954カタツムリ提督:2015/05/10(日) 20:37:02 ID:3Ji6WYOU
レ級「…やっぱり直接取りに行って来るよ、新しい家が見つかったって言う挨拶序でに」

電「と、取れるのですか?」

レ級「深海棲艦を舐めるなよ艦娘、全ての海、七つの海全てが、我等の帰る場所」

レ級「海を自在に泳ぐ事等容易い!」エヘン

955その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 20:58:50 ID:aP32CAf.
長月「文月!この駄ウサギは私が懲らしめておくから、お前は着替えてこい!」

文月「ぐす…ぐす…」

弥生「…文月…こっちへ…」

卯月「あ、ちょっと待つぴょん!今の中破姿を写真におさめて販売すれば売れるぴょん!凄くいいアイデ(ゴキ!)」

長月「…ふう」

菊月「…よし、レ級行ってこい…」

956カタツムリ提督:2015/05/10(日) 21:07:48 ID:3Ji6WYOU
レ級「任せろ、アノマロカリスとかヘリコプリオンとか色々取って来るからな」

菊月「…普通の魚は無いのか」

レ級「マグロか、鮫か、鯨か、欲しいのを選べ」

菊月「…出来れば、マグロ」

レ級「分かった、挨拶序でに行って来る、直ぐ戻るから」

957カタツムリ提督:2015/05/10(日) 21:10:12 ID:3Ji6WYOU
レ級「…おっと、そうだった、お前達、そこの子供四人組」

暁「こ、子供じゃないわよ!!失礼ね!」

レ級「お前達も着いて来るか、魚取りに。監視が役目だったのだろう」

響「…」

雷「え、ええと…まあ、そうね」

レ級「そうか、じゃあさっさと漁具を取って来て海の上に行くんだ。私は海中から取る、お前達は一気に確保、良いな」

958その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 21:14:06 ID:aP32CAf.
三日月「では落ち着いたところで、質問箱参りましょうか」

皐月「『響は北の国に行ってから何をしていたの?寂しくなかったの?』一人は寂しいよな…」

959カタツムリ提督:2015/05/10(日) 21:17:33 ID:3Ji6WYOU
響「ごめん、私達への質問箱が有るから…行けない」

レ級「そうか…じゃあ張り切ってばんばん取りに行って来る、必ず戻って来るからな」

雷「絶対よ、逃げ出したら承知しないわ」

960カタツムリ提督:2015/05/10(日) 21:19:09 ID:3Ji6WYOU

響「さて、質問に答えようか」

雷「そうね…響、寂しく無かった?」

響「…割と、寂しかったかな」

暁「…」

響「でも、割と優しくしてくれる艦娘も居たよ、ラストロープヌイさんとか」

961その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 21:54:45 ID:aP32CAf.
菊月「…誰だそれ?」

三日月「『雷ちゃん、母親になって下さい!』類似の物が132通来ています、人気ですね」

962カタツムリ提督:2015/05/10(日) 21:58:22 ID:3Ji6WYOU
響「ロシア海軍に所属する駆逐艦さ、Wikiにも載ってると思うから詳しくは…ロシア海軍、艦艇で検索してね」

暁「…向こうの軍艦ってどんなのかしら」

響「どう見ても空母の形をした巡洋艦とか居るよ」

電「変なのです…」


雷「え、えへへ、もっと私に頼っていいのよ?」

響「雷…君はちょっと甘過ぎるかな、うん」

963その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 22:04:32 ID:aP32CAf.
皐月「この『俺の○○になってくれ』系統だけど、雷は母親、電と響が嫁。暁が娘って意見が圧倒的だよ!それぞれ8割方そうだね」

皐月「もちろん、それぞれ2割ほどは別意見だよ?響を娘とか」

964カタツムリ提督:2015/05/10(日) 22:12:48 ID:3Ji6WYOU
暁「どうして暁が娘なのよ!ぷんすか!」

響「ぷんすかさえ言わなければ良いんじゃないかな」

電「はわわ…司令官さん意外には余り注目されてないと思っていたので、恥ずかしいですね…

965その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 22:34:44 ID:aP32CAf.
如月「暁さんにはディナーのお誘いも各地の司令官から届いているわ」

如月「『暁ちゃん、ディナーに行こう!君の好きなものを注文したから(ハンバーグ、スパゲッティ、カレーライス甘口、タコウィンナー、ポテト、ゼリーの定食、旗付き。メロンクリームソーダ、チョコパフェ)』とっても豪華ね」

966カタツムリ提督:2015/05/10(日) 22:40:18 ID:3Ji6WYOU
暁「もおおおおおおおおおお!!!!完全に御子様ランチのメニューじゃない!!」

暁「私は!子供じゃないって何度言えば分かるのー!?ぷんすかじゃ済まさないわよ!?」

響「姉さん、どうどう、どうどう」

暁「…打つわよ」

響「ごめん」

967その魔球の名はナックル:2015/05/10(日) 22:58:41 ID:EZALxxns
文月「ただいま〜。…廊下まで暁さんの声響いてたけど…?」

皐月「いろいろあってさ」

卯月「こんなのも来てるぴょん『暁ちゃんと路地裏の、シックな大人のバーで一時を過ごしたいね。暁ちゃんが一人でグラスを傾ける中…』」

菊月「…ほう」

長月「こいつはいいな…いい感じだ」

卯月「『バーのマスターに『これをあちらのお客様からです』と言ってブラックコーヒー、いや、辛口ビールでもいいか…を贈りたい…』だそうぴょん?」

968カタツムリ提督:2015/05/10(日) 23:07:39 ID:3Ji6WYOU
暁「わ、分かってるじゃない、私はレディーなのよ」

響「声に響きが無くなってるよ」

暁「う、うるさいわよ!」

雷「まあまあ、落ち着きなさい暁?」

電「小魚とか食べた方が良いと思うのです」

969その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 07:56:24 ID:kh82LW4E
弥生「…雷は…ダメ提督製造機、と呼ばれる現状…どう思う…?」

卯月「『電ちゃん、初期艦に選ばれたランキング1位の感想と今後追ってくる改二実装姉妹について一言お願いします!』ってきてるぴょん」

970カタツムリ提督:2015/05/11(月) 10:08:49 ID:253mzWiY
雷「何それ?」

響「甘やかし過ぎて駄目な大人を更に駄目にしてしまう人、見たいな感じかな」

雷「ちょ、何よそれ!ひどーい!!」


電「ええと…正直、電が一位なのはびっくりなのです、でも、ちょっと嬉しいかなって…」

電「改二、ですか……電にもやっぱり欲しいですね、強く成りたいから…」

電「…でも、改二の望みが薄そうな五月雨ちゃん…ちょっと不憫なのです」

971その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 13:41:09 ID:jrFGhQpg
菊月「『雷と電って顔も名前も似てるけど双子なの?』…以前村雨と夕立が双子か聞いてきた司令官だな…」

長月「…うん?続きがあるな…『雷と電と若葉と文月の区別がつきません、助けて』…なんだと?」

弥生「…え?…似ている…かな…」

卯月「雷電はともかく、あとは似てないぴょん…」

皐月「見分けつくよな?」

望月「ここの司令官って…大丈夫なのかよ…」

972カタツムリ提督:2015/05/11(月) 13:48:12 ID:253mzWiY
雷「一応、ね、人間としては一緒に生まれたのよ」

電「はわわ、確か、暁お姉ちゃんと響ちゃんも一緒に生まれたんでしたっけ」

響「私達姉妹は四人、お母さんは一回に二人ずつ生んだ計算かな」

暁「暁が一番に生まれたから暁が長女よ!」

長月「ふむ…成る程、私達と同じで、人間としても姉妹なのだな」

雷「私と電と若葉と文月の見分け方…うーん、白い制服来てる方が私と電で、黒い制服来てる方が若葉と文月ね」

電「ええと、若葉さんはカッコいい方で、文月ちゃんは…栗みたいなお口の方って覚えると分かりやすいかと…」

973その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 14:06:39 ID:jrFGhQpg
文月「くり!?あたしの覚え方って…そんなとこ…?」

弥生「…文月…後でプリン…作るから…」

卯月「『どう見ても響が長女にしか思えません』…確かにぴょん…」

974カタツムリ提督:2015/05/11(月) 14:10:23 ID:253mzWiY
暁「な、何よ…!一番最初に生まれたのは暁なんだからね!」

響「…」ス

暁「な、撫でようとしないでよ!私はお子様じゃないのよ!?」

響「…」ニヤニヤ

暁「な、何でにやついてるのよ!んもぉぉぉぉぉぉ!!」プンスカ

雷(…どうして響が長女らしいのか、一目瞭然ね)

975その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 14:16:11 ID:jrFGhQpg
三日月「《暁ちゃんが長女だと訴える会》より『暁ちゃんが長女であると世に知らしめるにはどうすればいいのでしょうか』…だそうですが…」

976カタツムリ提督:2015/05/11(月) 14:21:30 ID:253mzWiY
暁「え、ええと……ど、どうすれば良いのかしら…」ボソッ

響「…取り敢えず、バーでグラスを片手に持って目を閉じてる画像を散蒔けば良いんじゃないかな」

暁「ええ…何か安っぽいわ」

響「台詞もこうだね、『私に取っては昨日の出来事だが、君たちに取っては、『明日』の出来事だ』」

暁「…駄目、どっかで聞いた事が有るもの」

977その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 16:28:29 ID:Ph2TOt4o
弥生「…他の長女を…参考に…したらどうですか?」

皐月「球磨さんは軽巡と思えない強さだよね!」

978カタツムリ提督:2015/05/11(月) 16:32:12 ID:253mzWiY
電「確かに…火力と雷撃がちょっと可笑しいのです…」

雷「不思議な口調だけど、実はもの凄く妹思いなのよね」

響「…それに関しては姉さんも同じだし、強さとは関係ないんじゃないかな」

暁「そ…え?そうなの??」

響「…はぁ」

暁「え?何で溜め息付くのよ?ねえ、ねぇ!」

979その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 18:10:38 ID:uxIDDoRs
文月「古鷹さんはどうかな〜?加古さんだけでなく重巡みんなのために頑張る優しい人だよー?」

980名無しの提督さん:2015/05/11(月) 18:33:49 ID:253mzWiY
響「まあ、優しいよね、古鷹さんは」

雷「他の人は…アレだけど」

暁「古鷹さんの様な人がレディーなのかしら…?」

981その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 19:15:31 ID:M8SIvmyY
卯月「高雄はふかふかぴょん!阿賀野もふわふわしてるぴょん!雲龍もふかふわぴょん!」

菊月「…(…もげろ…!)鎮守府にもよるが、陽炎や初春も良い姉、頼れる長女、といった感じか…?」

長月「妙高もなかなかだと見受ける…」

三日月「金剛さんもかなりの長女力だと思います、睦月お姉様には及びませんが!」

982カタツムリ提督:2015/05/11(月) 19:20:59 ID:253mzWiY
雷「…こうして見ると、長女をやってる長女って意外と多いのね」

響「それに引き換え私達の長女は…」

暁「な、何よぉ!」

響「…何でもない(姉さんいじり楽しい)」

983その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 19:43:49 ID:M8SIvmyY
望月「まあ、理想の長女は睦月じゃね?度量が広いし…(あたしがサボってても文句言わねーし…)」

三日月「妹達の危機に必ず助けてくれます!(私達を散々苦しめたレ級の猛攻を易々と退けるお姉様素敵すぎます…!////)」

菊月「…そうだな」

長月「戦闘力は外せぬ…」

984カタツムリ提督:2015/05/11(月) 19:49:16 ID:253mzWiY



レ級「只今戻った、遅く成った」

レ級「その分有り余る程に魚とか取って来たぞ、序でに向こうにも挨拶して来た」

レ級「ええと…魚介類ばかりが3年分だが、文句は言わないでくれ、こっちだって周りから白い目されながら取って来たんだから」

985その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 20:12:58 ID:M8SIvmyY
長月「向こうに挨拶…?何処を指している?」

卯月「っつーか3年分もどーするぴょん…腐るぴょん…」

弥生「…冷凍保存…干して保存食…司令官に差し入れ…皆にもお裾分け…」

菊月(弥生が何時になく喋った…)

皐月「今夜はご馳走?やったぁ!」

望月「えー…普通でいいだろ…?」

986カタツムリ提督:2015/05/11(月) 20:18:59 ID:253mzWiY
レ級「深海のな、本拠地に寄ってって『良い家が見つかった、そこに済むから暫く会えない』って言っておいた」

レ級「皆口をぽかんと開けてて凄く面白かったぞ」

987その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 20:43:53 ID:M8SIvmyY
望月「おいおい…全面戦争は勘弁だぞ…」

三日月「それでも、負けたくありません…!」

如月「髪が痛んじゃうのは嫌ねえ…」

988カタツムリ提督:2015/05/11(月) 20:45:35 ID:253mzWiY
レ級「大丈夫、伊座と言う時には私が海の全ての魂を奴らごと食い尽くしてやるから」

989その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 21:02:48 ID:M8SIvmyY
睦月「ここに来ても睦月が守るにゃしぃ…」

如月「睦月ちゃん…////」弥生「…睦月…!」卯月「睦月ねー…」
皐月「睦月姉!」文月「睦月お姉ちゃん…」長月「姉上…!」
菊月「睦月…」三日月「睦月お姉様…////」望月「睦月…」

990カタツムリ提督:2015/05/11(月) 21:06:07 ID:253mzWiY
レ級「…ぁぁ………」ス……

嬉しそうに溜め息を吐いた後、睦月に跪く。

レ級「…済まない、只今戻った…食料は取って帰った」

991カタツムリ提督:2015/05/11(月) 21:06:46 ID:253mzWiY
レ級「…余計な事もした、済まない、お前の狗に成ると言ったそばからこれではね…」

992その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 21:22:59 ID:M8SIvmyY
睦月「食料に関してはありがとうにゃし…今夜の弥生ちゃんのご馳走を楽しみに待つにゃし…」

睦月「面倒事も構わないにゃし…」

睦月「妹達や妹分にかかる火の粉を払うのは姉として当然の務めにゃしぃ…!」

睦月型姉妹(流石お姉ちゃん…!)

暁(…!こ、これが姉力…!?)

響「ハラショー…!」

雷「流石ね…!」

電「立派なのです…!」

993カタツムリ提督:2015/05/11(月) 21:27:55 ID:253mzWiY
レ級「…済まない、せめて戦の時が来たなら、全力で戦う」

レ級「…成る可く貯蓄が尽きない程度に、な」

994その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 21:35:03 ID:M8SIvmyY
卯月「ぷっぷくぷー!暁さ〜ん?うちの睦月を参考にしてもいいぴょんよ?」

卯月「そっちの三人もそう思うぴょーん?」

995カタツムリ提督:2015/05/11(月) 21:41:15 ID:253mzWiY
暁「睦月の姉力は良いけど……貴方のその態度は参考にしないわ」

響「Да」

雷「うざいのは駄目よね、訳ありでも」

電「ごめんなさいなのです…」


次スレ立てる?何かもうちょっとしたssに成りそうなんだけど

996その魔球の名はナックル:2015/05/11(月) 21:51:29 ID:M8SIvmyY
卯月「うざ…!?ちょっと聞き捨てならないぴょん!訳ありって何ぴょん!?そこの白いのは日本語喋ろぴょん…」


ここの、スレッド言うんでしたっけ?8割方自分達が占領しちまってますしね…
自分あんまり詳しく知りませんが、1000で打ち切りなんでしたっけ?こういうの…

997カタツムリ提督:2015/05/11(月) 21:58:25 ID:253mzWiY
響「君もロシアに行って私の同志に成らないか」

雷「えと、木を数える仕事だけは勘弁してあげてね」

暁「ロシアってとっても寒そうよね…そんなことしたら死んじゃうわよ」


一番下の所に新規スレッド作成とかいうボタン有るから、それ押してタイトルと説明文入力すれば立てられる筈

998その魔球の名はナックル:2015/05/12(火) 00:31:56 ID:ZEFZ3aKM
卯月「うーちゃんとってもか弱いぴょん!そんな所に連れて行かれても何も出来ないぴょん!」

999カタツムリ提督:2015/05/12(火) 00:49:27 ID:YLrhngQQ
レ級「頑張れよ兵隊、気張れよ、今の時期のシベリアはとてつもなく寒いが、兎なら大丈夫だろう」

卯月「大丈夫じゃないぴょん!直に死んじゃうぴょん!!」

レ級「じゃあ、私も着いてってやろうか?」

卯月「…え?」

レ級「寂しいと死ぬんだろ?暖房は期待出来ないかもしれないが、話し相手には成ってやるさ」


しゃーない、乗っ取ったもんの責任じゃ、ワシが立てる


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