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第二回戦:【過去】豪華客船 感想スレ

4千葉時計草(伊藤日車):2014/12/18(木) 23:48:19
その1
親切設計なこれまでのあらすじ、最高にあたまのわるいナマ子の描写(うた)、一回戦の拾い方
どれも見所たっぷりで、非常に読みやすいSSでした。
ただ、一回戦の続きと言うよりもう一度一回戦を見せられていた感じがして、進んでいる感じがしませんでした。
一回戦のフォーマットのままに進んだためか、既読感が強かったのかもしれません。
美弥子ちゃんに戦わせてしまい、しかもあっさり片づけてしまった時点で一回戦の轍を踏んでしまった感があります。
二人に挟まれる形になって本領を活かせなかったのかもしれません。

その2
長さはともかく、幕間で拾ってくれない危険性を置いておいてもとろろは顔見せに留めるべきと思います。
せめて本格描写だけでも幕間に回した方が良かったと思います。
正直、予定調和に見えても美弥子ちゃんとの感動的な別れの後にアレはちょっと胃もたれしました。
起承転結的に話を転がし過ぎて、結んでくれていないと言うか、消化しきれませんでした。
ナマ子の思考や行動については一貫性がありましたし、うまく美弥子ちゃんを巻き込めていたと思います。
門司君の扱いについてはまぁキャラ的にも許容範囲と思います。ただ、ああいう冷酷な手段を取れるキャラでしょうか? 
そこを見誤ったのが決定的ではないにしても、少し引っ掛かりを覚えるポイントでありました。
話自体の最大火力は他ふたつを大幅に上回っていたように感じます。

その3
幼女のレイプとかは置いといて……、変則的にキャラを増やしながらもこの字数で一対一対一を書いているのがPerfectです。
キャラの描写も誰もおかしくなく、非常にらしいと思えるものでした。
戦ったら負けと言う非常に恐ろしいキャラ特性を最大限に活かされていました。
明確なキャラの相性勝ちと言えるのかもしれませんが、王道の沈没をドラマチックに描かれている展開力が素敵です。
付け込まれる隙が無く、相手が取り得る展開をこちらも取ってきているのが読者の最大公約数を取り込む上で最高だったのかもしれません。


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