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俺、すなわちナバルが小説を書くスレィ
1
:
なば
:2013/03/15(金) 00:17:36
東京チャンバラ学園
それはチャンバラに惹かれた者達が集う学園。子供っぽいが惹かれた者は多く、東京だけでなく、他の県にも配置されている。僕「海原 龍」もそれに惹かれ、今日入学した者の一人だ
ルールも設定されている
1.対戦者のライフを0まで減らすと勝ち。ライフは100と決まっている
2.武器は自由に作って構わない。しかし新聞6枚まで
3.武器は両手に持って構わない
4.武器審査で武器の攻撃力が決められる
5.エアガンの使用も許可。しかし学校で用意されているものに限る
一対一の他、団体戦、個人戦、バトルロイヤル、チーム戦があるがその説明はまたの機会に
「へぇー。難しいもんだな。」
「まぁね。僕も覚えるのには苦労したよ」
さっきからから隣で僕の説明を聞いているのは「北広 夢人」という僕と同じ今日入学した人だ。初対面なのにいきなりルールを聞いてきた図々しいやつだ。
「ま、次の時間は試合の見学だし、その時先生も教えてくれるだろう」
「そうだな、ありがとな、えーと、龍だっけ?」
「あぁ。海原龍だよ。覚えといてくれよ」
「えぇ。覚えたくねぇー。」
「おい、おまえそれが教えてもらった人の態度かよ。」
「お、もうちょいでチャイムじゃん」
「おい、待て、ごまかすんじゃない。まぁもうほんとにすぐチャイムだな。体育館集合か」
「ありがとな」
「へいへいどういたしまして」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
パァン!パァン!と新聞紙がぶつかりあう音が響く。先輩達の練習試合だ。
となりに座つている北広は真面目に見ている。僕はあぐらをかいてどうでもよさそうにみている。
攻撃を受ける度に残りライフを表示する特殊な機械に表示されている数字は変わっていく
やがてパァァァンと激しい音が響き試合は終了した。最後の一撃をうけた人はかなり痛がっていた。新聞紙にしても防具無しでは痛いのだろう
やがて授業終了のチャイムが鳴った
続く
2
:
なば
:2013/03/15(金) 00:51:36
僕と北広は教室に帰る廊下を歩いていた
「すごい迫力だったな!感動したよ俺!」
「僕はあんまり見てなかったな」
すると向かい側から運動場に向かう先輩3人歩いてきた
すると北広はぴたりと立ち止まってしまった
「……土山先輩………倉山先輩………山本先輩……」
「え?」
「俺の……中学校時代の……先輩だ…………」
「お、北広じゃん。なにお前、ここ受かったの?お前が?」
その三人の内の一人が北広に声をかけたんだ
「えぇ…受かりましたよ。」
「は?嘘だろ?お前が?はは!こりゃ傑作だ!勉強も運動もできない、常識もない、なにをやってもダメだったお前が?まぐれ?よかったなぁ。」
隣をみると北広は怒ったような顔をしていた。それを見た先輩の一人が
「あ?怒ってんの?ま、お前が怒ったって怖くないがなー。あ、あと君、こいつダメダメだからさ、友達とかになんなくていいんだよー」
ここで僕に話しかけてくるのか……
僕が適当に答えようとすると
「うるさい……おまえらも大したことなかったじゃないか!いつも下の俺ばっかみてバカにしてよ!お前らなんてすぐ追い越せるさ」
「おー怒った怒った。怖い怖い。じゃあ一週間後に団体戦でもやるか?もっとも3人も友達ができるかなお前には。」
「……そ、それは……「受けてたつさ」」
北広よりも僕が先に答えた
「え、ちょ龍!?」
「受けてたつ。三人集める。あなたたちをぶちのめす。」
「そっちが答えたか。はは!一人変な友達ができたようだな、北広。お似合いだ。んじゃ一週間後、放課後体育館だ」
先輩達は去っていった
「龍…なにを」
「君は、あいつらに勝とうという気はあるかい?」
「…………」
「あるのかい?」
「……そりゃ僕だって勝ちたいさ…でも僕は運動が…」
「勝ちたいなら充分。チャンバラは運動能力だけじゃないさ。今日の放課後校舎裏に来いよ」
続く
3
:
なば
:2013/03/15(金) 01:23:23
ーーーーーーーーー校舎裏にてーーーーーーーーー
北広はちゃんと来た
「おぉ、来たね。んじゃこれであの缶を狙って撃て」
「え?いいけど」
北広はエアガンを受けとり、5mほど先の缶を撃った
パァン!
当たったのだ。
「お、当たった」
これはもしかして…
「おい、10mほど離れて撃ってみてくれ」
「あぁ、うん」
カッ…
今度は缶から2cmほど右の地面だ
「君、エアガンはじめてか!?」
「え、いとこのをほんのちょい使ったことあるだけだ。」
「ほんのちょい?」
エアガンなんて握ったこともない僕だが、これは多分凄い
「いける…かも…エアガンは一発2ダメージ…剣型新聞は一発5ダメージ…よし、明日からまたここに来てくれ。練習するよ」
「ええ!?だるい!」
「勝てるかもしれない!」
「まじ!?来るよ来る!」
ーーーーーーーーー1日後 休み時間ーーーーーー
「そういや、あと一人必要だね」
「そうだった!忘れてた!」
うーん、しかし、誰を誘えば……
「あ、そういや『上野 空』ってやつが強いらしいぜ。」
「上野空?ふーん。」
「呼んだかな?」
「「………え」」
「だから、俺のことを呼んだ?俺が上野空だけど」
「「え”」」
ーーーーーーーーカクカクシカジカーーーーーーーーー
「なるほどねぇ。んで俺に参加してほしいと?」
「「うん」」
「そうだねー。でも俺に得というものがないな。そうだ!僕と一対一で勝負して勝ったら参加するよ」
「ア、ナルほど。腕に自信有りってことかい?」
「地味に下ネタまぜんな」
と北広の厳しいツッコミ
「ま、そうだね。」
「んじゃ僕が相手する」
「OK。今日の昼休み、校舎裏だ。ライフ表示板は僕が持ってくる」
「分かった」
続く
4
:
なば
:2013/03/15(金) 18:41:19
ーーーーーーー放課後 校舎裏にてーーーーーー
「来たよ」
「おぉ、こっちも準備は済んだ。ライフ表示板と、その操作をしてくれる人も呼んだよ」
「やけに優しいね。んじゃ、始めようか」
「おい、龍、勝てるのか?」
心配している北広にぼくは「大丈夫さ。」と返して新聞剣を構えた
上野も武器は剣だった
武器の攻撃力は塚あたりに書かれている。それをみると、攻撃力4だった。僕のも4だ
上野が呼んだ人が「よーい、始め!」と言った途端に、上野が一瞬で僕との間合いを詰め、剣をふりかざした
僕は咄嗟に防御した。そしと間合いから抜けた
「へぇー。反応できるのか」
「はは。ちょろいっすわ、いやマジこれ。はは。 アッブナカッタワ」
「余裕だな。じゃあこれはどうかな。」
また斬りかかってきた。
頭を狙う剣の筋だったので、僕は剣を上にかざし、防御しようとすると、剣行き道は曲がり、胴を狙おうとしていた。
「んなっばかなっ」
フェイントだ
防御は間に合わない。回避も難しい…
考える暇はなかった。剣は僕の胴にしっかり叩き込まれた。そしてその後、もう一撃、また一撃と、何度も剣を僕に向けて振ってきた
8回分の5回は防げた。ライフは今88だ。
「おー痛い痛い。」
「5回も防げるのかい。そりゃ凄いよ」
うーん、わりと強いな。俺の左手用武器の「あれ」を持ってきてたらなぁ…
ま、忘れてきたもんはしょうがないか
「んじゃま、本気だすよっと」
「本気じゃないとは思ってたよ」
僕は深呼吸し、剣を再び構えた。
剣を持った右手を前に突きだし、そのまま上野に突っ込んで行った
上野も剣を構え、迎え撃つように剣を振りかざした。僕が突きだした右手を狙っている。
僕は右手から剣を放し、右手を引いた。放されて地面に落ちようとしている剣を僕の左手が受け取った。そしてそのまま…
パアン!!
頭部斬り。ヘッドスラッシュとも呼ぶ。たしかこれはダメージが2倍になるというものだ。
一瞬なにが起こったか分からないような顔をした上野をさらに斬る。斬りまくる。15連撃中の5発は防がれた。
だが充分だ。相手のライフは60だ。
「君、両手どちらも…」
「あぁ、利き腕さ。テニプリみたいだろ?僕かっけぇー。」
「じゃあこっちもそろそろ…タイム」
「?」
上野は自分のバッグから何かを取り出した。
(左手用武器か…)
それは長かった。おそらく一般に「槍」と呼ばれるやつだ。あれは突きでしかダメージ判定が出ない。しかし長いし、攻撃力はそれなりに高いらしい。
それを見ていると、北広が僕に駆け寄ってきた。
「すげぇなお前!何者!?」
「ガキの頃からチャンバラやってただけさ。中学生になってもな」
「へぇー。」
すると上野はもう構えていた
「それ、槍とかいうやつ?」
「ああ、攻撃力は6だ」
「6…きついな」
「じゃあ、第2ラウンドといこうか」
続く
5
:
なば
:2013/03/16(土) 21:58:38
>>3
すまん 訂正
昼休み→放課後
んじゃスタート
ーーーーーーーーー次の日ーーーーーーーー
昨日、僕は負けた。上野のライフは30残っていた。ボロ負けだ
上野は「君はまだ本気を出してないね?明日の放課後、再戦しよう」
…………屈辱だ。なんか屈辱だ。
剣だけで勝ちたいところだが、あれを使うしかなさそうだ
ーーーーーーーーーー放課後ーーーーーーーー
「来たよ。来てやったよ」
「来たか。今日は本気を出してくれるかい?」
「あぁ。」
「龍、でもお前昨日…」
「うっさい。今日は左手用装備持ってきたんだよ」
僕は、あれをバッグから取り出した
5本の円錐状の筒だ
「なにそれ」
上野は不思議そうに見てそう言った
「ネイル。ネイルというのは僕が付けたこの武器の名前だ。これを指にはめるんだ。攻撃力は7だ。リーチが短いから攻撃力は高めだ」
「はは、面白い武器だ」
僕はネイルをはめた後、ガムテで手とネイルのをしっかりくっつけた
思ったんだが、これもうチャンバラとは別の遊びな気がする
そんなわけで、審判の合図で試合が始まった
昨日のように、始まった瞬間から上野は僕にダッシュ。そして槍による突き。
僕は剣で槍をいなした。すると、上野の剣が襲いかかってきた
僕は体を捻って避け、その勢いをいかして一回転し、上野に剣をぶつけた。回転斬り。かっこつけだ。一回転したので相手は見えなかったが、感覚で頭のある場所を予想し、そこにぶつけた
見事に頭に当たった。ヘッドスラッシュ。なかなか厨二くさい
「ッ!」
上野は間合い僕の間合いから抜け出した。
「まだ、爪、いや、ネイルを使ってないね。」
「まぁね。」
「余裕そうだね。ムカついてきたよ」
「怖いっすわー。ってうお!」
いきなり斬りかかってきた。わずかにかすった。更に連発で剣撃と槍による突きを加えてくる。
連撃は終わり、間合いから抜け出し、僕はライフを見た。
80…剣2発、槍3発喰らったかな? 上野は92か
「きっついな」
するとまたも上野の剣は襲いかかってくる。
腕狙いか。なら…!
昨日と同じことだ。剣を左手に移そうとした。
ネイルの真骨頂、それは、この技ができるということだ
「それはもう見た!」
上野ももう学習したようで、左手に移されようとした剣をたたきおとした。oh…真骨頂…oh…
「まだネイルはある!」
真骨頂とか、そんなこと気にせず、僕はネイルで上野の頬を引っ掻いた。
「まだだ!」
地面に落ちた剣は手にとり、その勢いを利用し、顎を狙う。ヒットした。
「な……!」
上野のライフは70だ。
「くっ…!やるね…」
「そりゃどうも。まだまだ試合を長いですねぇ」
続く
6
:
なば
:2013/03/18(月) 01:18:20
武器紹介
槍
弱点
・突きでしかダメージ判定がない
・少しもろい
利点
・リーチが長い
・攻撃力が高い
ネイル
弱点
・リーチが短い
・防御に向かない
利点
・攻撃力が高い
・左手でも扱いやすい
・ネイルを装備したまま、他の武器を装備できる
ーーーーーーー本編スタートーーーーーーー
僕と上野は凄まじい攻防を繰り広げた
あれから上野はペースを上げ、僕のライフは20、上野も20だ
「はぁ…はぁ…」
「はぁ…はぁ…」
僕も上野も疲れきっていた
僕は早く決着を付けようと、間合いを詰めて、斬りかかった
上野も反撃しようと、剣を振った
ん?剣にしては長いな……
そう思って、身を大きく反らすと…
僕は気付いた
槍によるフェイクだった
大きく反れ、隙ができた僕に槍でヘッドスラッシュを打ち込む上野。
その後剣で胴を叩く
「ぐっ…!」
僕は上野から離れた
残り4……あと一撃で終わる…
くそ…どうすれば…
ライフ表示板を見ていると、上野が斬りかかってくる。
「これで…俺の…勝ちだ!」
僕の左手は反射的に動いた
何が起こったのか自分でも分からない
左手を見ると…
指二本で剣を挟んで止めていた
「!?」
「今だ!」
僕は上野の剣からネイルを放し、ネイルと剣を同時につき出した。それも上野の顔面に
それと同時に上野も僕に剣を振った
上野の剣が僕に当たる前に決着は突いた
つまり、僕の勝ちだ…。ギリギリで
「やった…」
「すげぇ…」
北広は感心した声を出した
「見事だ。分かった。君達に協力しよう」
「あぁ…君も見事だった。ありがとう」
この学園で二人目の友達となる男、上野空との出会いだった
続く
7
:
なば
:2013/03/31(日) 23:51:36
打ち切りにする gdgdだからぁん
気が向いたら新しいの書く
8
:
なば
:2013/04/09(火) 17:14:52
とりま新しいのいくつか考えた
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