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変わり種ニュース

376うらぢ:2004/09/08(水) 23:24 ID:kfM.osX.
アルカイダは人類共通の敵
イスラム教指導者やアラブ国家指導者の責任問われる
 国際テロ組織アルカイダ系の武装組織によって、仏人ジャーナリスト二人がイラクで誘拐された事件に対し、仏政府は大きな衝撃を受けた。これは、アルカイダをはじめとする狂信的なイスラム教根本主義過激派組織の本質に対する甘い認識をさらけ出したともみれる。六百人もの死者・行方不明者を出したロシア南部の北オセチアでの学校占拠事件も、ロシアのテロ対策の甘さを示すことになった。
(カイロ・鈴木眞吉)
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目立つ対応の鈍さ
過激派組織への甘い認識明らかに−フランス人記者誘拐事件
 八月二十日から行方不明だった仏人ジャーナリスト二人が武装勢力により拉致されたと判明したのは同月二十八日、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラが、「イラク・イスラム軍」と名乗るテロ集団が、フランスが九月二日から実行に移す、「スカーフ禁止法」を四十八時間以内に破棄しなければ二人を殺害するとの脅迫を宣言するビデオを放映してからだった。テロリストらは、同法を「イスラム教と個人の自由に対する攻撃」と主張したが、彼らは、七月下旬パキスタン人二人を殺害、八月二十六日にはイタリア人記者を殺害したアルカイダ系組織である。
 アルカイダの目的は、上記の主張の一端にもあるように、イスラム法によるイスラム世界建設を最終目的としている。そのためには、現在の世界を支配しているとみるユダヤ教とキリスト教を敵とし、イスラム教の聖戦思想を利用して、自爆・爆弾テロなどを正当化、全世界のイスラム化を目指している。独善的で排他的のみならず、目的のためには手段を選ばない病的で狂信的集団といえる。

 この観点からすれば、イラク戦争への参加、不参加にかかわらず、仏独ロなども彼らのテロの対象になることは自明であり、衝撃を受けること自体が、アルカイダに対する認識不足とのそしりを免れまい。

 イラク暫定政府のアラウィ首相は、仏紙との会見で、「仏人記者の拉致は、仏もテロから免れないことを示した」と指摘、イラクでのテロとの戦いを避けた国々もテロリストの標的となると語った。これに対し、仏外務省は、「仏は断固としてテロと戦い、テロ戦に貢献する国際社会のすべての行動を支持している」と反発したものの、言葉だけで実行がないと見るのはアラウィ首相だけではないようだ。

 アルカイダ系イスラム過激派組織「アンサール・スンニ軍」は八月三十一日、ネパール人労働者十二人を殺害した場面のビデオ映像をウェブサイトに発表。彼らは声明で、「十二人はイスラム教徒と戦うために来た。ユダヤ人とキリスト教徒に奉仕している」と非難、「神の敵を虐殺することは、神から願われた聖戦である」と語った。ネパールはフランスと同様、イラクに派兵しておらず、殺害されたのは普通の労働者だ。この組織はイラク中部都市ファルージャを含むスンニ派三角地帯を拠点に、アルカイダ系ヨルダン人テロリスト・ザルカウィらと共闘していると指摘されている。

 生徒ら六百人もの死者・行方不明者を出したロシア・チェチェンの武装勢力の一部も、「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」とアラビア語で叫んで自爆したとされており、アルカイダとの関連が指摘されている。

 アラブ連盟は四日、ロシアでの事件を受け、一般人を殺害することの罪悪性をアピールしたが、アラブ・イスラム諸国は総じて、パレスチナの対イスラエル闘争を正当化するために、暴力的手段を正当化する教育を学校現場でもしてきた経緯がある。

 イラクのイスラム教穏健派組織「イスラム科学者協会」が五日、仏人記者二人を解放するよう求めるファトワ(宗教令)を出したが、イスラム教指導者の対応の鈍さは否めない。

 過激派に利用されがちな、コーランの唱える聖戦思想の現代的解釈および教育が緊要なようだ。国民の自国への批判をかわすためにパレスチナ問題を利用した(エジプトのマスコミ筋)とされるアラブ諸国指導者もテロ扇動の責任があるといえる。


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