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変わり種ニュース

363うらぢ:2003/12/28(日) 19:52 ID:PCSmlX0.
社歌:
大”ブレイク”の解体業者 CDがチャートイン


 不況風厳しいこの年末になって大ブレークした解体業者がある。その名も「日本ブレイク工業」(横浜市中区)。テレビ番組で紹介された社歌がシングルCD化され、22日発表のオリコンチャート(シングル部門)に初登場22位でランクインした。この効果で解体業の注文が相次ぎ、一躍話題の企業に躍り出た。【五十嵐英美】

   ◆マジンガーZ?

 「ケミカルアンカー大地を揺らせ! 家を壊すぜ 橋を壊すぜ ビルを壊すぜ 東へ西へ 走る 走る〜 日本ブレイク工業」

 戦隊ヒーローアニメの主題歌のようなメロディーに、勇ましい歌詞が並ぶ。ケミカルアンカーはコンクリートにボルトをつける接着剤だが、ヒーローの武器に見立てた。CDジャケットにも「マジンガーZ」風のキャラクターが描かれている。

 同社は横浜市を中心にビルなどの解体工事を行っている。荒谷辰郎社長が86年に創業、社員約50人の中小企業だ。

 社歌を作ったのは約2年前。「解体業と言えば、汚れたダンプというイメージでしょうが、子供にも親の仕事にいいイメージを持たせたくて、遊び感覚で作りました。それで正義の味方が活躍するという乗りになったんです」と同社工事部の栗田祥吾部長。

 作詞、作曲、そして歌の3役をこなしたのは「萬Z(まんずい)(量産型)」というミュージシャン(32)。もともと同社の社員と大学時代にバンドを組んでいた関係で、音楽活動のかたわら同社の日雇い作業員として働いていた。「汗、希望、情熱……。まさに男たちへの賛歌です」と萬Zさん。

 ゼネコンなどに渡す資料のCD―ROMに社歌も入れ、配った。画面を開くと社歌が流れるため、「何これ?」と評判に。今年6月、栗田部長が同社のホームページに載せたところ、深夜の人気番組「タモリ倶楽部」で紹介され、一気に知られた。ホームページには1週間で約50万件のアクセスがあり、17日にCD発売が実現した。

      ◆社歌は初

 「楽曲がしっかりしていて、社歌とは言えよくできている。30、40代には懐かしく、子供には聞きやすく、幅広い層に受けています」と、CDを製作した大手レコード店、新星堂の池田和宏さん。発売1週間で約2万5000枚が売れ、新星堂だけでも5000枚が完売し、品薄状態だ。オリコンによると、68年のチャート開設以来、社歌のランクインは初めてという。

 CDが売れないと言われる中でのスマッシュヒット。すでにプロモーションビデオも作成され、同社の作業服にヘルメット姿で出演している萬Zさんにはファンレターが殺到しているが、「どうしてこんなに受けているのか僕にも全く分からない」と少々戸惑い気味だ。

 社歌のヒットで受注が増加。栗田部長は「手が回らなくなりつつあり、協力業者を募集しているところです」。次は販促用に「ふりかけ」を作って、配る計画。解体業につきもののコンクリート片を模した、白いふりかけにするという。

 不景気もアイデア次第ということか。

[毎日新聞12月27日] ( 2003-12-27-13:59 )


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