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僕と君との物語。番外編
1
:
匿名匿名希望
:2005/10/06(木) 23:10:38
以前に載せたのや新しいの。
44
:
LOVE BRACE
:2005/10/07(金) 00:12:29
CDが自動的に二枚目に移動する。
その音が静かな部屋に鳴り響くと、石川さんが僕のシャツをぐっと握りしめて、何かを決意したかのように
ビールをぐいっと自分の口に含んで僕の口に流し込んできた。
僕は、それがあまりにも突然なことで、口から流れたビールの冷たさとか、勢いあまって
ぶつかった軽い歯の痛みとか、石川さんの熱い唇の柔らかい感触とか、そんなの全然最初は感じなかった。
感じたのは、ゆっくりと唇が離れていった頃だ。
潤んだ目が僕を見上げ、濡れた唇が僕に塚付き、胸元に零れた液体をその唇から覗く舌がすくい、
そのまま僕をフローリングの床にゆっくりと押し倒す。
何処でいつ、どんなスイッチが入ったのかは分からない。
だけど、ゆっくりと僕のシャツに手を伸ばし、自分のシャツを乱暴に脱ぎ捨てるその姿は、
いつものベッドの上の姿とは全然違って、なんていうか、荒々しいのに、すごく美しいと思った。
完全に乾ききってない髪が石川さんの鎖骨を滑るところや、足から落ちたズボンと下着が
滑るように床に上に投げ出される画を、そういうのを全部、美しいと思った。
彼女がすること全てが、僕の媚薬に変わっていった。
そう、彼女の全てが、僕には魅力的なのだ。
45
:
LOVE BRACE
:2005/10/07(金) 00:13:10
チロチロと僕の上を這い回る舌。
いつになく積極的な石川さん。
言葉を発することもなくひたすら必死に僕を探り、自分の呼吸を忘れてしまっているんじゃないかと
思う程に、彼女は息を切らし、汗をかけながら僕に触れていた。
そう、僕が彼女に触れることなんて出来ない程にだ。
正直、どうにかなってしまいそうだった。
石川さんの一生懸命さとか、実際感じる舌の感触とか、唇の感触とかで、理性すら失いそうになっていた。
だけど、ベルトに手をかけられて、ゆっくりとファスナーが下ろされていくと、
僕はさっきまでの脳内で再生されていた映像が一気に溢れだし、ありえない程に緊張してしまって…
つまり、あれだ…
「…吉澤くん?」
緊張で…勃たなくなってしまったのだ。
やべ、マジ情けない。
46
:
LOVE BRACE
:2005/10/07(金) 00:13:43
***
テンパっていた私。
お酒の力を借りて背中押してもらおうなんて思ってた私。
全然酔えなくて、だけどちょっとは大胆になってみようかと思って、行動に出た私。
気持ち良いって感じてもらいたいとか、色んなこと考えてたのに、もう必死すぎて
吉澤くんの表情なんて見ることもできなかった。
自分が脱ぎ散らかした服が何処にあるのかとかも、全然分かってないくらいだから。
でも、いくらテンパってたからと言っても、分かるものは分かるもので…
途中まで、吉澤くんが感じていてくれたこととか、分かってた。
だけど、いざその時ってなったら、まるで陽にあたった土竜のように(何かの漫画じゃそう書いてあった)
くてーっとしてしまって…
テンパっていた私は現実世界へようこそ私みたいな状態になったのだ。
あの、冷静になれたってことね。
そして冷静になれた私が見たのは、引きつったなんとも言えない笑い顔をしている吉澤くんの顔で、
そのまましばらくお互いに固まったままでいたら、彼の口から乾いた笑い声が漏れてきた。
「あー…えっと、あの…」
「…。」
「す、すいません」
そう言って服に伸ばす手を捕まえる。
…というか、反射的に捕まえてしまっていて
「いいから」
「え?」
「そのままでいいから、目、瞑ってて」
私は今までの勢いにまかせるかのように、彼のズボンを引きずり下ろした。
47
:
LOVE BRACE
:2005/10/07(金) 00:14:41
***
僕の脳内に、またあの画が再生された。
でもそれは一瞬のことで、そんなのは一瞬で何処か遠くへと吹き飛ばされてしまった。
「駄目!開けないで!!」
そう言った彼女の顔だけが瞼に焼き付き、きつく瞑った瞼の奥で、彼女の顔がちらついた。
背中に電気が走ったような感覚。
彼女の指が僕のに触れていて、彼女の口が、僕のを舐めて、含んでいた。
真っ白になる頭。
ぎこちなく動く舌や口内の温かさが、僕の頭をより真っ白にさせていった。
…やばい、何も考えられなくなりそうだ。
48
:
LOVE BRACE
:2005/10/07(金) 00:15:16
***
聞いたことのないような吉澤くんの声が耳の奥に届いてくる。
やり方なんでよく分からないし、とりあえずは歯を立てないようにとかしか考えられなかったけど、
いざやってみて、こんな風に感じてくれているのを見るのは悪い気がしなかった。
いつも、思っていた疑問、それが解決された気がした。
与えられている間、与えている側の人は満足なのだろうか。
答えは今、私が体験している。
吉澤くんの声や反応が私に与えられている時のような気分を運んできてくれていた。
言われたままに目を瞑り、漏れる声を抑えようとなっている表情とか、
私の髪に触れている手の感触とか、なんていうか、考えていたのとは違うモノが私に流れてきていたのだ。
「…うアぁ!」
くわえるのが好きかって言われたら、素直にYESと答えるのはまだ無理かもしれない。
だけど、こうやって感じてくれている姿を見るのが嫌いかって言われたら答えはNOだ。
愛しい人というのを見て感じていると、どうしてこんなにも胸がキュンとなるのだろうか。
そういうことも、私はまだ分かっていない。
ただ、好き。
それしか、分かってない。
49
:
LOVE BRACE
:2005/10/07(金) 00:15:46
しばらくすると、私の口の中で大きくなり、自己主張をはじめたソレを吉澤くんがそっと私の口から抜き、
私のことを一度きつく抱き締めると、耳元でそっと言葉を囁いて、それから私の中に入ってきた。
上から吉澤くんのことを見たのは初めてかもしれない。
いつもよりも激しい彼。
そして、私。
落ちた汗が重なって、もっともっとと叫んでいる。
溢れ出る私がもっと彼を求めている。
音楽なんて聴こえないくらいに夢中になって身体を合わせ、声を抑えることもせずに、
相手に身を委ね、そして私はもっと正直になり、彼を求めた。
身体に腕が回されて、私はまた彼を見上げる。
汗で濡れた額に指を伸ばして張り付いた前髪をそっと拭い、もう一度ゆっくりと動きはじめる
彼のことをきつくきつく抱きしめた。
50
:
LOVE BRACE
:2005/10/07(金) 00:16:17
濡れた背中、私をめちゃくちゃにする彼自身。
だけどもいつでも私に気遣うことは忘れていないその姿に、私は愛されているということを実感する。
愛で満たされるということは、何よりも贅沢なんじゃないだろうか。
必死で我慢をする彼に『いいよ』と囁きかければ彼はなんとも言えない表情をする。
きっと、分かっている。
私が思っていたこと、彼が悩んでいたこと。
だけど、ゆっくりでいいじゃん。
私は、こんなにも愛されてる。
大丈夫、全然平気だよ、私はすごく満たされてるから。
彼の頭を胸に抱えるようにしてぎゅっとした。
胸の鼓動を伝えるように、抱きしめて、私は彼を絶頂へと促した───
51
:
LOVE BRACE
:2005/10/07(金) 00:16:47
吉澤くんは、ティッシュで私のお腹とかを拭きながら、やっぱり情けない顔をしていた。
服を着せてくれる間もやっぱり情けない顔をしていた。
一緒に空き缶の片付けをしている間もやっぱり情けない顔をしていたから、
ベッドに入ってその顔にチュッと音が鳴るようにキスをした。
そしたら今度は情けない顔からニへッとちょっと笑ったような顔にかわった。
あー私、すごい吉澤くんのこと好きだー。
今の笑顔を見てそう感じる。
胸に飛び込んで抱きしめてもらうと、それだけですごく、安心する。
好きが、全然止まらないんだよね。
52
:
LOVE BRACE
:2005/10/07(金) 00:17:36
『ありがとう』
こんな言葉をまさかエッチの最中に聞くなんて思ってなかった。
だけど、それはとっても吉澤くんらしいことで、なんだかちょっと恥ずかしい感じ。
だけども私は勇気を出してよかったんて思ってる。
またね、今度ね、いつかね。
こんな言葉は今は恥ずかしいから言えないから、だからもう一回キスしてあげる。
それで一緒に眠ろう。
そしてできれば同じ夢を一緒に見ようね。
また夜はやってくるから。
もっと、魔法をかけてあげられるように、頑張るからね。
私のこの想いを吐息に変えて、あなたに届けてあげるから。
53
:
匿名匿名希望
:2005/10/07(金) 00:19:13
裏僕君。に載せたやつです。
何かこっちに載せたのは正解だったかどうだか、
うpした後の今もちょっと悩んでます(苦笑)
54
:
秋の夜の過ごし方
:2005/10/07(金) 00:20:23
秋っぽい気がするような午後の夜。
つま先を伸ばしたりしながらテレビを見ていると、突然テレビがプツンと消えた。
悪戯の犯人探しはありえなくらいに簡単だけど、少しは驚いたフリでもしてみようか。
いやいや、こんなこと考えた時点でもう遅いか。
「今日はですね」
「はいはい」
「こんな日の過ごし方講座を開きたいと思います」
「こりゃまた突然ですね」
腰に手を当ててる笑顔な石川さんはピンクのパジャマ姿だったりする。
現在時刻は22:37
ちょんちょこりんな頭をしたピンクのパジャマさんはすでに寝る準備はばっちりだ。
「まずは正座なんかしちゃいましょう」
ほんのり桃色のほっぺを揺れる髪で隠したり隠さなかったりしながら彼女は何処かに向かって指をさしてポーズを作った。
…夜のせいなのか、いつもよりもちょっとぶっ飛び気味が気がするのはきっと気のせいじゃ…ないんだよね。
いや、そんなのも全部ひっくりめて好きだよ?本当だよ?
「はーやーくー」
言われた通りに正座をして、背筋を伸ばして石川さんの方を向いてみる。
なんとなく次の行動が読める気もするけどここは何も言わない方がいいんだろう。
「きーぷねキープ、それきーぷだかんね」
55
:
秋の夜の過ごし方
:2005/10/07(金) 00:21:00
そう言いながら転がって、いも虫みたく近寄って、なんとも言えない格好で一時停止。
そんな格好というのは顎と膝を床につけて、お尻が上に上がっている尺取り虫の伸びてない時みたいな格好だったりする。
「…どうしたんですか?」
「んー高さがね、やっぱり違うなーと思って」
もうちょっと近寄ってきた石川さんに、両足をさっきみたく伸ばされて、やっぱり思った通りだなーなんて思っていたら、あれ?あれ?何ですか?
しゃくとり虫さんは膝立ち移動。
僕は壁まで追いやられ、がつんとぶつかった所で完全ストップ。
よいしょよいしょとやってきた、ピンクなパジャマなちょんちょこりんさんは僕の膝の間にすっぽり納まったりしている。
しばらく止まった動きの中で、彼女は腕だけ動かして掴んだクッションを抱きしめた。
「やっぱりさ、ちょっと涼しくなった秋ってさ」
クッションごと抱えた僕の腕の中で彼女は呟いた
「夏よりもこんな風にして過ごしたくならない?」
秋の夜の過ごし方。
夏にも似たようなこと言っていたことは、うん、黙っておこう。
そして黙って頷いておこう。
縦に振った首に嘘はないから。
56
:
匿名匿名希望
:2005/10/07(金) 00:21:47
日記に書いたやつ。
相変わらずみじか(ry
57
:
匿名匿名希望
:2005/10/07(金) 00:23:36
あ、すみません、次もエロです。
苦手な方、18歳未満の方は御遠慮願います。
58
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:27:01
何だろう、この感じ。
隣にいる人の温かさっていうか、なんていうか。
一歩玄関に足を踏み入れた時に感じるこの感じは何だろう。
「ただいま」
そう言って君は玄関で立ち止まった。
靴を履いたままでいつものように僕を見上げて。
「おかえりなさい」
ほんの少しだけ早く家の中に入っていた僕は、彼女よりもニ歩分くらい先の所で立ち止まる。
君はちょっとだけペコッて頭を下げてから靴を脱いだ。
59
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:27:34
石川梨華が吉澤梨華に変わったその日。
蒼空には白い雲が浮かんでた。
春の日で、暖かくて、それでいて…青い日だった。
60
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:28:07
すっかり住み慣れた部屋に帰ってきて、上着をパーカーに変えてから袖まくりをする。
「夕飯何食べたいですか?」
「え、私作るよ。吉澤くん座ってなって」
何かが変わったって、何かを変えたいっていうのは僕らの希望じゃなくて、
変に気取らないでいつも通りっていうのが僕らの考えただった。
「いいですよ。疲れたでしょ?」
「別に疲れるようなことしてないもん。ねぇ、私が御飯作るからお風呂とかやってよ」
だけどね、ちょっとした問題が僕の方にはあったりする。
「じゃぁ、洗濯物も入れちゃいますね」
「うん、お願い」
今の今までずっと『石川さん』って呼んでたから、どうやって君のこと呼ぼうかなぁなんて問題。
そう、きっと彼女が聞いたら思わず吹き出しちゃうようなそんな問題。
聞こえてくる鼻歌とかを聞きながら、僕は真剣に考えちゃったりしてる。
洗濯物を畳んでる時も、お風呂を洗っている時も。
たまにチラッと楽しそうに料理をしてる君の顔を覗き見しながらね。
61
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:28:38
思わず笑みが零れちゃうっていうのはこんな感じなのかな。
自然と頬の筋肉がゆるゆるしてくる。
呼び方を考えたり、呼ぼうと思って喉まで声を出そうとしてる時、多分僕も石川さんと同じくらいに
楽しそうな顔してるんだろうなって思う。
多分、間違いない。
「出来たよー」
「はーい、今行きまーす」
そんな広くない部屋で、ちょっと大きめな声を出してから、さっきまくりあげた袖を元に戻した。
62
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:29:10
***
湯煙が視界を少し悪くしている。
顔をお湯で濡らしたら、入浴剤のいい香が私の肩の力を抜かせてくれた。
「…ふぅ」
私も吉澤になったのにいつまでも吉澤くんって呼んでるのもちょっとおかしいよね。
ひとみちゃんっていうのも、何かちょっと照れくさいし…
「やっぱりよっちゃんかなー」
ずっと考えてた呼び方を、お風呂の中で伸びをしたりしながら何度かくり返し言ってみた。
何か、段々変な感じになってきた。
同じ言葉を何度もくり返し言ってたらおかえいく感じるのと同じ感じだ。
「吉澤くん…でも、まだいっか」
1人でこっそり笑いながら、私はお風呂のお湯の中に頭までもぐった。
63
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:30:06
「出たよー」
「ん、もうちょっとで行きます」
お風呂から出てリビングに戻ると、吉澤くんは真剣な顔をしてカタカタとキーボードを叩いていた。
時たま何かを考えるように指を止めてぐるりと頭を回す。
それからまた指を動かして大きく息を吐く。
何度か同じような動作をくり返してから吉澤くんはパソコンの電源を落とした。
「続きはまた明日」
パソコンを閉じて眼鏡を外し、吉澤くんは私の頭に手を置いてからお風呂に向かった。
カタッと音を鳴らしながら置かれた眼鏡に触れると、私の胸はちょっと鼓動を速める。
フレームに触れた指先が、熱くなったような感覚に陥った。
…髪の毛、乾かそうっと。
64
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:30:36
チクタクちくたく聞こえてくる時の針の音。
吉澤くんには珍しい長風呂。
ソファーに体育座りをして飲んでいたホットミルクも残り半分くらいの量になっちゃった。
「もう、先寝ちゃうぞ」
そうやってちょっと呟いたら、すごいタイミングが良い感じで携帯が震えた。
あ、吉澤くんのも震えてる。
開いてみれば、届いたメールはどれもこれも祝福メール。
ついでに…あの、応援メール。
ハハッ、皆本当凄い。
メールの内容に、思わず笑いを零しながら私は肩にタオルケットを引っ張りあげてメールを返した。
65
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:31:09
それからどれくらいしてか、吉澤くんが髪をガシガシとタオルで拭きながらお風呂から出てきた。
「携帯、激しく震えてたよ?」
「あー予想つくかも」
そう言ってテーブルの上にあった携帯に手を伸ばし、吉澤くんは手早くメールを返しはじめた。
少し間を置いては鳴る携帯。
私の方はもういいけれど、どうやら吉澤くんの方はまだまだ続くみたいな感じ。
すっかり冷めてしまったミルクを飲み終え、カップを流しに持って行こうと立ち上がると、
吉澤くんがちょっと長めに息を吐いて携帯を閉じた。
「ごめんね、冷えちゃったでしょ?」
「大丈夫。あったかいのも飲んでたし、ほら、タオルケットもかけて───」
言いながら肩にかけてたタオルケットを持ち上げようとすると、突然タオルケットごと抱きしめられた。
吉澤くんの手に持っていた携帯が音をたてずにソファーに落ち、私を入浴剤の香が包んだ。
「…メール、いいの?」
「電源切っちゃった」
耳元で笑い声が聞こえて、それから、小さく囁かれた。
私の胸は、また鼓動を速めた。
66
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:31:41
「ねぇ、電気…消そ?」
「…ダメ」
「お願い、恥ずかし…ン」
いつもより強引な唇が私の言葉を塞ぐ。
言葉でここに誘われたことっていうのは、実は今までなかったりする。
どんなに年月が経っても吉澤くんは照れ屋さんで、いつもベッドの中で言葉を交わすことなく
二人で静かで熱い世界に潜っていっていたから。
お布団の中に大きなお布団がいて、そのお布団が私を優しくくるんでいくの。
そう、いつもは。
そう、今までは。
いつもより強引なのに、なのに凄く優しくて、私は息をするのすら忘れてしまいそうになる。
何かを喋ろうとする度に、言葉は全部吉澤くんの中に吸い込まれていっちゃう。
うっすら目をあけると、長い睫が私のすぐ近くにあった。
「…ン、ねぇ…」
67
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:32:14
流されそうになるのをグッとこらえて、少しだけ強めに吉澤くんの胸を押した。
名残惜しそうに私の下唇から吉澤くんの唇が離れ、それから閉じられていた瞼がそっと開かれる。
いつもは優しく笑っている目が少し違って、なんて言うか…すごい綺麗で、私の胸はさらに高鳴っていく。
「イヤ?」
「イヤじゃないけど…あの…」
少しかすれた声が唇の数センチ先から降ってくる。
長い指が私の額にかかった髪をすくいあげ、真剣な眼差しの中に私を映す。
バラバラのようでバラバラじゃないキーワード達は、パズルのように手を繋ぎあいカタチを作っていく。
「…お布団の中、入ろうよ」
流されそう。
後ちょっとで。
多分、流されてもそこは優しい世界だっていうのは本能的に感じ取ってる。
流されたいっていうのもあるけど、そこに立ちはだかる羞恥心という壁。
ずっと、壊せないでいる壁。
68
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:32:48
「…イ」
「え?」
壊されることを望んでいる自分もいるのに、口に出せなくて、いつも、言えないの。
私からじゃ壊せないの。
だけどね───
「全部、見たいんだ」
言葉で壁はすぐに壊れるの。
そう、あなたの言葉で。
ずっと、待ってたの。
壊してくるれるのを。
何度も手の甲や指先が頬や瞼や唇に触れてくる。
自分でも力が抜けていくのが分かった。
そして、自分が待っているのも。
「…梨華」
特別な呼び方なんていらない。
私だけにくれる名前もいらない。
ただ、呼んでくれればいい。
私の名前を呼んでくれればそれでいい。
69
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:33:39
『うん』って言葉にするのが恥ずかしくて、私は黙って頷いた。
額と額がぶつかって、吉澤くんの鼻を私の鼻がぶつかった。
目を閉じているからお互いに表情は分からないのに、どうしてこんなに見えるんだろう。
何度か軽くそっと唇が降ってきて、私のボタンは外されていく。
背中に回った吉澤くんの左手が、私の身体を少し浮かせて身にまとっていたモノを脱がせていく。
数を数えるような手順なのに、今日はどうしてこんなに息が詰まるんだろう。
持ち上げれた腰から降りていく寝間着の感触だけで、どうしてこんなに苦しくなるんだろう。
吉澤くんの左手に導かれるように触れたボタン。
その一つ一つを外していくっていうことが、いつも以上に難しく思えた。
さっきみたいに手の甲と指先が私の身体を走っていく。
くすぐったくて、だけど気持ちよくて、だけど焦れったくて、走る指を捕まえて口の中にくわえこんだ。
ちょっとふざけて軽く指を噛んだりすると、吉澤くんの顔がみるみる赤く染まっていく。
顔にかかった前髪が、吉澤くんの表情をかくした。
前髪、ちょっと伸びてきたね。
今度切ってあげるからね。
さっきまで含んでいた指先に軽くキスをして、吉澤くんの頭を両手で胸に抱き寄せる。
ねぇ、聞こえる?すごいでしょ?
私さ、はじめてなんかじゃないのに、何故か―――
「すごく、ドキドキするの…」
70
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:34:15
好きで好きで、言葉に出来ないくらい好きなの。
泣きたくなるくらい、好きなの。
どうしよう、ねぇ、どうしよう。
「心臓が壊れちゃいそう」
強く抱きしめて欲しい。もっと、もっと欲しい。
何度求めても尽きる事なく欲しがるこの気持ち。
扉が一つ開く度にまた新しい扉が生まれ、行き止まりとか、終点とかが見えないの。
抱きしめていた腕の力を緩めると、両頬を親指で触れられた。
零れる寸前で溜まっていた涙が流れだし、どんどん流れていく。
違うの、泣きたいんじゃないの。
嬉しいの、すごい。
イヤとかそういうのじゃないの。
伝えたいけど、今言葉を発したら声をあげて泣いちゃいそうで、何も言えずに目を閉じて
涙を止めようとしていたら、グッと抱き寄せられて優しく髪や背中を撫でられた。
71
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:34:48
「…好きだよ」
あーもーバカ!そんなこと言われたら余計泣けてきちゃうじゃない。
それにそれは私の台詞なの!先に言っちゃダメでしょ!!
「…バカ」
ほらーもー涙止まらなくなっちゃったじゃん。
どうしてくれるのよ。
もーバカ、バカばかバカ!
だけど、だけどさ───
「すごい、好き」
72
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:35:23
数えられないくらい降ってくる唇。
もっと奥まで溶け合いたいってくらいにからみ合う舌。
汗ばんでいく身体は正直もので、出てくる声も正直もの。
抱き寄せられた腰と腰がぶつかる度に、私は揺れて、汗も流れて声も零れる。
髪を額にくっつけながら,私を突き上げる吉澤くんがさらに激しく腰を振る。
奥の奥の方にある私のツボを知っているかのように。
何度も遠くにいってしまいそうになる衝動をグッと堪えようとするけど、そんなの上手くいくはずもない。
それに、私は高く飛ぶことを望んでしまってたりする。
…ねぇ、もう、ン…アッ
あとちょっと、もう少しで理性を手放しそうになると吉澤くんは動きをゆっくりとする。
ダメ、私…おかしくなっちゃいそう。
ギリギリまで抜かれて、それから激しく突き上げられる。
後ほんの少しで辿り着く先が遠くて、早く辿り着きたいのに辿りつけない。
焦らされて、動きを止められて、胸や唇に降ってくる唇や舌。
自分から腰が動かそうとするとそれを止めらる。
何処に行こうとしても、私を止めて、悪戯な唇が私の全身を滑っていく。
違うの…私が欲しいのはそこじゃないの。
73
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:35:56
ン、ンフッ、ハッ…
目尻にたまった涙が頬流れて耳に辿りつく。
何も考えられなくなりそうになる頭で手で、頭の下にあった枕のカバーを強く掴む。
どうして動いてくれないの?
どうして動かさせてくれないの?
もう、本当おかしくなっちゃうよ。
「…お願い」
荒くなった息で必死に言葉を絞り出しすと、私が知らないくらいにいじわるな吉澤くんが、
私の身体の上で少しだけ腰を動かしてはすぐに動きを止める。
体中が熱かった。
身体の芯が疼いてそれを止められなかった。
恥ずかしい、だけど、もう限界。
「****」
私は今まで言ったことのない言葉をはじめて使った。
辿り着いたのは、一緒の時だった。
74
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:36:36
***
荒い息が落ち着き、沢山『バカ』って言われた後、梨華…ちゃんは左手を天井に向けて伸ばした。
明るい光を遮るように手をかざし、指を開いたり閉じたりしながら光りで遊び、それからその手を
勢い良く僕の顔の上に下ろしてきた。
笑い声が一つになって、声が重なり声が増える。
布団の中に逃げ込む身体を捕まえて、わざときつく抱き締めると、梨華ちゃんは『ギブギブ』って言って
僕の腕をペシペシ叩いた。
「…ごめんね、誕生日とかそういう日じゃなくて」
「全然気にしてないよ。ほら、それに新しい記念日が増えるんだからいいじゃない」
少し緩めた腕の中で、背中を向けた彼女は左手をすっと伸ばした。
僕はその腕に自分の腕を重ねるようにして腕を伸ばし、近付いてきた手に手を重ね、指を絡ませて
もう一度強く梨華ちゃんの身体を抱きしめた。
75
:
途中のはじまり
:2005/10/07(金) 00:37:08
ありがとうの一言を言うことも、おやすみの一言を言うことも、照れくさくて、寂しかった時があった。
今でも君が目を閉じて眠りに落ちていくその瞬間を見ていると、時たま感じることがある。
だけど、今はこんなにも幸せなんだ。
寂しさよりも感じる幸せがこんなにも多く溢れてるんだ。
沢山の言葉を言おうとすると、やっぱりいつもみたく失敗しちゃうと思うから、
今はきつく抱きしめるだけにしておくね。
それから、これからもずっと…よろしくね。
どんな春よりも暖かな君を抱きしめながら、僕は心地よい眠りに落ちていった。
76
:
匿名匿名希望
:2005/10/07(金) 00:38:38
今回(一番新しい短編)書いた後に
こちらにうpし直したんですが
( 匿名)<あーこんな事があったなー
っていうのが今の気持ちだったりします(w
77
:
夕焼けビルの真ん中で
:2005/10/07(金) 00:40:51
そっと触れてみると、目を三日月型に変えて微笑む横顔を
少し高い位置から見下ろして、沈む夕日に目を移した。
高いビルよりも少し低いビルの屋上に、いつも以上に足下に気をつけながら
ゆっくりと上った階段の途中で握った手に、なんだかいつもよりも重みを感じた。
「元気だよね」
「うん」
いつまでも、どこまでも、広がる空をこれから先見続けるのは二人だけじゃない。
もう、二人だけじゃなくなっている。
「よっちゃんももうすぐパパだね」
「梨華ちゃんももうすぐママだね」
零れ出てくる笑みを止めようともせず、二人してちょっと汚れたベンチに腰掛けた。
白い息が溶けるような空色を言葉も交わさずに見つめて目を伏せれば、未来の想像は広がるばかり。
もうちょっと先の未来が楽しみで仕方ない。
不安もないワケじゃないけど、ともかくキミに早く会いたい。
78
:
夕焼けビルの真ん中で
:2005/10/07(金) 00:41:32
「絶対泣くでしょ」
「泣かないよ」
「嘘だー」
「嘘じゃないですよ」
「あ、なんかその口調久しぶりに聞いたかも」
懐かしそうに表情をやわらげて、右手をぐーっと前に突き出して、
それから僕の頭の上にその手を振りおろす。
何気ない仕種を楽しげに続けながら、他愛もない話で時間を過ごす。
早いなー、本当。もう暗くなっちゃった。
ね、そろそろ帰ろうか。風邪なんてひいちゃったら大変だからさ。
立ち上がる時に手を取って、またその重さをズシッと感じる。
踏み出す一歩が未来に近付く。
「次は海がいいなー」
「じゃぁ暖かくなったら行きましょうかね」
未来行きの切符はいつだってここにある。
行き先はいつだって決めれたりする。
いつまでも。そう、いつまでも。
「早く帰ろう」
きっと、次に見る夕焼けは今日よりも綺麗なんだろうな。
そんなことをちょっと思った。
79
:
匿名匿名希望
:2005/10/07(金) 00:42:48
懐かしいなぁ。と、思いました。
次のはこの時から二年くらい時が飛んでます。
80
:
秋を越え、冬がくる頃
:2005/10/07(金) 00:43:26
「今日も遅いんだっけ?」
「うーん、なるべく早く帰るようにはするけど、多分遅くなると思う」
「そっか。じゃぁ終わったら連絡ちょうだい」
相変わらず忙しい日が続いていた。
日中はお母さんが来てくれるけど、夜は梨華ちゃん一人になってしまう。
出来ればお母さんが来てくれてるうちに僕も帰ってきたいんだけど、多分今日も無理だろう。
「終わったらすぐ帰ってくるから」
「うん。ほら、パパにいってらっしゃいのチューは?」
梨華ちゃんに抱きかかえられた愛娘が一点だけをジーッと見ている。
珍しく今日は早く起きたみたいだから、まだ眠いんだろうな。
「行ってくるね。二人ともいい子にしてるんだよ」
まだ眠り続けている次女と、梨華ちゃんの腕の中ですでに眠ってしまいそうな長女の頭を撫で、
それから、寝不足で目の下に隈をつくってる梨華ちゃんの頭を撫でてから玄関の扉を開けた。
81
:
秋を越え、冬がくる頃
:2005/10/07(金) 00:43:57
長い夏を終え、短い秋を越え、冬の気配が漂いはじめたのはつい先週の事だ。
年を迎えるごとに、一年一年は前の年よりも早く過ぎて行き、
年を迎えるごとに新しい何かが起こったりする。
仕事の事や、友達の事。そして、家族の事とか。
去年の冬に家族が三人になり、今年の夏、家族が4人になった。
超未熟児として生まれてきた次女も今月無事退院。
いつか二人だけで暮らしていた家の中は、その倍の家族が暮らすようになっていた。
「妹が出来て絵里ちゃんも喜んでるんでないかい?」
「そうですね、何かちゃんと分かるみたいなんですよね。
さゆみが泣くと、絵里も一緒に泣いたり、逆に絵里が泣くとさゆみが泣いたりしてますからね」
「そかそか。あーなっちも早く会いに行きたいなぁ。
矢口は放っておいて、なっちだけで会いに行きたいなー」
…言葉に毒が混ざってる。
何か喧嘩でもしたのかな。
「まぁ、そこらへんはご自由にどうぞです」
あっという間に過ぎていく一年。今年という年ももうすぐ終わり、新しい年を迎えようとしている。
今年も色々あったし、大変だったけど、楽しかったな。
来年はどんな年になるんだろう。
82
:
秋を越え、冬がくる頃
:2005/10/07(金) 00:44:40
春になれば別れもあるけど、新しい出会いがまたある。
圭ちゃんもパパになるんだーとか言ってたし、ひょっとしたらひょっとするかも。
先の事なんて全然分からないけど、それでもいろんな事があるんだろうなって思う。
って、そんな事考える前にまずはこの仕事終わらせちゃわなきゃ。
これ終わらなきゃ帰れないし。
ちょっと気合いを入れて腕捲りをしたら、横から何故かみかんが転がってきた。
「いいよ、後はなっちがやっておくから」
「え、でも…」
「なっちからのフライングくりすますプレゼント。
いつも頑張ってるんだから、こんくらいで罰はあたんないっしょ。
ほれ、早く絵里ちゃん達のとこ戻ってあげな。
梨華ちゃんもきっと待ちわびてるはずだよ」
そう言って、安倍さんはにかーっと笑って僕の背中を叩いた。
正確には、背中を叩いて椅子から落とした。
天使みたいな笑顔のままで。
83
:
秋を越え、冬がくる頃
:2005/10/07(金) 00:45:18
「ただいまー」
「あれ?よっちゃん??」
家に帰ると、部屋の奥から梨華ちゃんの声と、最近ずっと梨華ちゃんが聴いてる音楽が聞こえてきた。
何かしてるらしく、いつも玄関までやってくる彼女の声だけが飛んでくる。
それに答えながら着替て部屋に行くと、梨華ちゃんが申し訳なさそうにまだ何も出来てないと言った。
「いいよ、僕がやっとくから。
梨華ちゃんは絵里達と一緒に少し寝てなよ」
「でも…」
それでも食い付こうとする梨華ちゃんの目の下を指でなぞって、隈が凄いよと伝えると、
梨華ちゃんは眉毛をハの寺にして微笑んでからソファーに向かった。
すぐに聞こえてくる穏やかな寝息。
きっと僕以上に疲れていることだろう梨華ちゃんに毛布をかけ、
食器の積まれたシンクに向かった。
84
:
秋を越え、冬がくる頃
:2005/10/07(金) 00:45:48
「よし、これで終わりッと」
最後の洗濯物をしまって部屋に戻ると、目を覚ました絵里がキョロキョロとしいた。
まだ寝ぼけてるのかな?あ、やっと僕に気付いた。
起きた絵里をだっこして、眠っている梨華ちゃんとさゆみの近くに腰を下ろすと
梨華ちゃんがもそもそッと起き上がった。
「ごめん、起こしちゃった?」
「…今何時?」
「もうすぐ7時」
「あーごめん、凄い寝ちゃった。すぐ御飯の準備するね」
「作っておいたから平気だよ。
もうちょっと寝てても平気だったのに」
「んー…ごめん、じゃなくて、ありがとう」
そう言った梨華ちゃんの顔は、さっきよりかは疲れが取れたみたいで、血色も良くなっていた。
空けてくれた隣に座って、絵里を抱き直す。
「さゆは?」
「まだ寝てる」
梨華ちゃんは一度さゆみの所へ行き、ちょっとしてから戻ってきた。
ソファーが少し沈み、その後に肩に梨華ちゃんの顎が乗ってくる。
85
:
秋を越え、冬がくる頃
:2005/10/07(金) 00:46:42
「その体勢きつくない?」
「いや、ほら、頭乗せちゃうとほっぺにチュー出来ないじゃない?」
直後、梨華ちゃんの唇がむちゅーっと頬に降ってきた。
へへっと笑って、今度は肩に乗ってきた頭の上に、自分の頭は少し寄せ、
数年前とは大分変わった部屋を見渡した。
この先、ここでどんな思い出がつくられて行くのだろう。
絵里やさゆみは、どんな子になっていくのだろう。
考えただけでもわくわくする。
そして、もっと頑張らばなきゃなって、そう思う。
「どうしたの?」
「ん、何でもないよ」
もう一度頭を乗せ直し、少しの間だけ目を閉じてみた。
86
:
秋を越え、冬がくる頃
:2005/10/07(金) 00:47:39
冬の夜、外の寒さが嘘に思える程に暖かい部屋の中で、
僕はこれから訪れる未来を想像し、隣でうっとりと目を閉じている梨華ちゃんの髪頬を寄せた。
87
:
匿名匿名希望
:2005/10/07(金) 00:49:57
2005年10月06日の日記に書いた短編。
大変長らくおまたせしました。
そして日記を書いた直後、TOPを変えたり
色々してたら…
_| ̄|○キョヒラレタ
えと、とりあえず吉澤くん達は元気です。
数年前から決めてた子供の名前がやっと出せました。
88
:
名無しさん
:2005/10/08(土) 21:40:43
うpおつかれさまですorz
僕君、いしよしの小説のなかで1番好きなんですよ、ホントに。
だからマジで嬉しかったっす!(*´Д`*)
こちらまで幸せになりましたwあざーす^^
89
:
匿名匿名希望
:2005/10/11(火) 18:04:23
>>88
名無しさん様
本当おまたせしてすいませんでした。
まだ書いてみたいこととか、書きためたメモとかが結構あるので
まったりですが、僕君。を書いていきたいなぁって思ってますので
またよろしければヒョッコリと覗きに来て下さい。
こちらこそあざーす(w
90
:
みっく
:2005/10/21(金) 02:05:41
初書き込みになるかもしれません。
「耳に残るは」からずっと匿さんの文章が好きでファンです。
とくにこの吉澤君と石川さんが微笑ましくて好きだったので
続き読めて嬉しいです。
楽しみにしているので、頑張って下さい。
91
:
名無し丸の介
:2005/11/07(月) 10:30:07
|´〜`)コソーリ
覚えててくださったのであればうれしい他ないです。お久しぶりです。IN携帯
いつのまにか子供が!子供ができてもやっぱラブラブですね。僕君。大好きであります。匿名さんが書くいしよし大好きです。
これからも楽しみにひっそりと覗かせていただきます。
92
:
匿名匿名希望
:2005/11/11(金) 16:14:30
>> みっく様
お返事遅くなってしまいすみません。
初期の頃から知っていただけているというのは嬉しくもあり、恥ずかしくもありですね(w
二人の子供もこれからどんどん成長していくはずですので、またよろしければ
見守ってやっていて下さい。ありがとうございます。
>>91
名無し丸の介様
覚えてますとも。おひさしぶりです。
本当は出産当日のシーンも下書きであったのですが、随分時間を経たせた所から
再開させちゃいました(w
その日のエピソードもいつかちょっとでも書けたらなぁと思っています。
ありがとうございます。マターリですがこれからも書き続けていきたいと思ってますので頑張ります。
93
:
名無し(O´〜`)さん
:2006/07/28(金) 09:41:53
ずっとファンです!
書き込みしようか迷いに迷って、初カキコです。
こんな素晴らしい人たちと一緒に過ごせたら…と思っちゃいます(笑)
これからも、素敵な小説書き続けてください!
P.S.
>>82
の2行目…をkwsk!! と言ってみる ノシ
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