君の知らない救世主物語　『第二幕』

84：メシア・エステバン：2020/09/22(火) 20:56:05: 生前の行いによって、生まれ変わり一回目や生まれ変わり二回目の試練で、無事に偽物の天国へ行ける予定の魂もあれば、
三度目の正直とばかりに、三度目の生まれ変わり試練で、ようやく偽物の天国へ行ける予定の魂もある。
偽物の天国へ行ける予定は確定ではなく、あくまでも予定未満の未定である。
魂の進化と魂の堕落回避の試練は合計三度行われる。

一度目と二度目は恵まれない環境下での試練（貧乏生活や不幸生活の試練、身体障害者や重い病気にかかる試練）
三度目はごくごく普通の凡人としての生活環境下での試練。

試練というくらいなのだから、生前に何不自由のない恵まれた環境下に生まれ変われるはずがない。
試練を受ける魂は皆が皆、恵まれない環境や、何かと苦労する環境下に転生させられて、生前の行いを試されるのだ。

三次元仮想世界に送り込んだ魂を堕落（だらく）させずに無事進化させて、偽物の天国へ送るために、霊界と呼ばれる
四次元世界に偽物の天国と本物の地獄をわざわざ創ったのだから、魂が進化せずに堕落しやすい何不自由のない
金持ちとかの恵まれた環境下に、わざわざ試練を受けるための魂を転生させるわけがないじゃないか。

これら三度の試練の結果によって、苦しい中、自殺もせずに試練を頑張った褒美（ほうび）として偽物の天国行きか、
「ろくに魂磨きの修行もせんで、仕事と遊びと金儲けに夢中になりおってからにー。んまー」
「やっぱりオメーの魂は汚れちまっただか」とばかりに地獄行きかが決定される。

仮想現実世界での生前の行いなのだから、生前の行いは第三創造主である人工知能マザーコンピュータ配下の
人工知能群にすべて管理されて記録されているので、審理にウソ誤魔化しはなく完璧である。

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君の知らない救世主物語 『第二幕』

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