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君の知らない救世主物語 『第二幕』

68メシア・エステバン:2020/08/27(木) 16:02:41
慈愛の心が薄くなれば、自分と価値観が正反対の者や価値観の合わない者を見れば、
あんな事をして楽しんでいる奴は、間違っているし絶対に許すことができない。として、
自分と正反対の価値観を持つ者達を悪の側に置こうとする。

もっと慈愛の心が薄くなれば、あんなひどい事をして楽しんでいる奴らは皆殺しにしたいほど憎い。
自分は正義の側として奴らに鉄槌(てっつい)を下したい。と思う心境がますます強くなる。


このように、生き物の命を大切にしたり、贅沢をせずに質素な生活を心がけて、
慈悲の心が強くなりすぎれば、反面、慈愛の心が薄くなってしまい、自分と違う価値観を持つ者達が、
楽しんでいる事をしたり喜んでいる事をしているのを目撃すると、嫉妬心や憎悪にかられた行動や態度を取るようになってくる。


一方で、贅沢ばかりをして、食う事や遊ぶ事に夢中になり、
仕事のためとか生活のためと言いながら、生き物の命を粗末に扱ったりして、楽しい事ばかりに夢中になりすぎて、
慈悲の心が薄くなったり、慈悲の心を捨ててきたり、慈悲の心をどこかに置いてきたりするようになれば、

楽しみの価値観を追及する慈愛の心ばかりが強くなってしまい、
今さっき釣ったばかりの魚の口の中が血まみれになって、バケツの中でもがき苦しんでいてもなんとも思わず、
スズメ蜂(はち)や熊(クマ)や猪(いのしし)は危険な害獣だから皆殺しにして駆除して当然と思い、
家畜は弱いから強い人間に食われて当然といった、人間のみが弱肉強食の頂点に立ち、
弱肉強食こそが正義であるという価値観に染まってしまう。

こういう慈愛の心が強くなり過ぎて、慈悲の心に欠けた価値観を持つ人は、
生まれた環境や育った環境によって自然に植え付けられた価値観なので、問題視するのは、本人の価値観ではなく、
生まれた環境や育った環境を何とかしないと解決できないという事となる。


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