君の知らない救世主物語　『第二幕』

66：メシア・エステバン：2020/08/27(木) 16:01:11: このように、皆が皆、似たような価値観を持つ者同士で情報の共有をしたいがためと、
自分の持つ価値観に従わせて周囲の者を引き込んで情報の共有をさせたいがために、人は皆、

金持ちになりたがり、土地を持ちたがり、家を持ちたがり、家族を持ちたがり、
幸運を手にしたがり、幸せを持ちたがり、資産を持ちたがり、財産を持ちたがり、
肩書を持ちたがり、地位を持ちたがり、権威を持ちたがり、権力を持ちたがり、名声などの力を持ちたがりするわけとなる。

そして、これら各種の力を手っ取り早く手に入れたいがために、もれなく付随（ふずい）してくるのが、
武器の保持や争い、殺人や強盗、レイプに強姦（ごうかん）盗みや窃盗（せっとう）、詐欺（さぎ）や横領（おうりょう）、
賄賂（わいろ）や談合（だんごう）、コネや利権、天下りや悪法（あくほう）制定、不正やボッタくり、
堕落（だらく）や放任（ほうにん）、監視（かんし）や規制（きせい）、支配や圧政（あっせい）、
証拠隠滅（しょうこいんめつ）や知らぬ存ぜぬのゴマカシ、病気を装っての逃亡や権力の乱用、
暴力や弾圧（だんあつ）、偽善（ぎぜん）やウソ偽り（いつわり）、正義感や悪を憎む（にくむ）力、
自分の価値観を正義側に置く言葉、自分に合わない価値観を悪側に置く言葉、等

とまあ、このように情報の共有から始まるドミノ式で、この世の問題発生のすべての原因が映し出される事となる。

ここまで来ると、情報の共有こそが諸悪の根源（こんげん）？いや万物悪（ばんぶつあく）の根源なのか？
と、短絡的に結論付けるのは早計。

情報の共有に善も悪も発生していない。

情報の共有を一番最初に倒れるドミノの駒とすれば、その後に善悪（ぜんあく）が発生するのは、
情報の共有という名の一番最初に倒れるドミノの駒が倒れる方向が、どの方角なのかによって善悪が決定されるという事になる。

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君の知らない救世主物語 『第二幕』

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