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君の知らない救世主物語 『第一幕』
33
:
メシア・エステバン
:2017/03/24(金) 10:47:23
忍野メメ「そう。悪意が芽生えるとそこに悪魔が憑依してくる。」
「たとえイタズラ心のちょっとした悪意でも、そこに悪魔は潜り込んでくるんだね。」
「目で認識できないのに、悪意の中に確かに存在する悪魔。それが怪異というわけだね。」
「悪魔という名の怪異自体に力はない。悪意を持った本体に憑依して寄生するだけさ。」
忍野メメ「でもね。悪魔という名の怪異は悪意の存在を大きくする事ができるんだ。」
「心の中の闇で悪意の存在がどんどん大きくなる。押さえきれないほどにね。」
「そして、心の中だけでは押さえきれなくなった悪意の存在が暴発する。」
「そう。心の外で悪意が暴れるのさ。本体の手や足や体を使ってね。」
「周囲に流されてばかりで意思決定が弱い善人ほど、神にも悪魔にも憑り(とり)つかれやすい。」
忍野メメ「それが悪魔という名の怪異の恐ろしい所なんだよね。」
「神に憑りつかれればハッピーなんだけどね。でも実際は悪魔に憑りつかれる方が多いのが、僕としては悩みの種なんだよね。」
「ところで君。楽しそうな顔して読んでいるけど、何かいいことでもあったのかい?」
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