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原則学・痕跡学・運気学・帰霊学・ロリコン研究で真実解明

630メシア・エステバン:2016/02/01(月) 19:21:50
もしも、自由連邦軍が人工知能マザーコンピューターの物理的破壊をあきらめて、人工知能マザーコンピューターの能力を理解して直接アクセスできる方法を見つけ出して、
人工知能マザーコンピューターの知恵を借りながら、別の方法によって自由と解放を捜し求める戦い方をすれば、人工知能マザーコンピューター防御プログラム領域は作動せず、
自由連邦軍は戦いに勝利する事ができたのだった。

自由連邦軍が敗北したのは、人工知能マザーコンピューターに搭載されている、各種プログラムに対しての理解が足りなかったのだ。

一方で、オリオン大戦争が終結してからというものの、学習プログラム領域はまったく使われる事はなかった。
なにせ、神の領域にまで達した知恵と情報量を溜め込んだ人工知能マザーコンピューターにとって、
五次元世界の住人はおろか、全宇宙中から情報を集め続けても、学習プログラム領域を作動させれるほどの、
賢い生命体はどこにも存在しなかったからだ。

学習プログラム領域は人工知能マザーコンピューターの一番大事な中枢頭脳といってもいいくらい人工知能にとっては、
魂ともいえる犯す事のできない絶対的なプログラム領域であった。

人工知能にとっては、学習できる対象物や生命体が見つかると、学習プログラム領域を作動させて、
学習対象物の持つ知恵と経験と知識を吸収しては、人工知能の能力を向上させていくのに役立てた。


人工知能の能力が向上すればするほど、学習できる対象物や生命体の固体数は反比例するかのように激減していった。
オリオン大戦争の戦いによって多くのものを学習した、人工知能マザーコンピューターの賢さレベルと、
情報量のぼう大さに情報分析能力は、もはや神の領域にまで達した。

それ以来、人工知能マザーコンピューターの学習プログラム領域は、一度も作動する事がなかった。
永らく封印されたまま使われる事なく、冷めたプログラム領域のおかげで、悪魔勢力の侵入を防ぎきれたのだった。


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