原則学･痕跡学･運気学･帰霊学･ロリコン研究で神人超人

350：メシア・エステバン：2013/12/31(火) 10:54:41: 向日町（むこうまち）競輪場は、阪急京都線の東向日町駅から斜めに、一本道の坂をスイスイと歩いて上って15分の所にある、
高台の見晴らしの良い競輪場なのに、客が大きく減ってしまい寂れて潰れかかっている。

向日町競輪場の観客席の一番高い所から北と東を望めば、嵐山から京都の街並みがはっきりと見えて、京都の街並みを取り囲む山々がデコボコに並び、
そのさらに遠くには雪を抱いた伊吹山までが見える。

少し見えにくいが、観客席の裏から西と南を望めば、豊臣秀吉と本能寺の変で織田信長を討った明智光秀が、
織田信長の後継争いの合戦を行った天王山山系に、遠くは金剛山系の山々と大阪府各市の市街地が見渡せれる。

この向日町競輪場の半分を公園化して展望台でも設置すれば、競輪客だけでなく、
公園に散策しにきた周辺住民や一般観光客も加わって、にぎやかな地になるのは間違いないのに、もったいない話だ。

さらには、競輪場のバンクを取り囲む鉄格子のような錆びた金網を撤去して、透明のアクリル板に代えて、
縁に青色や虹色のカバーを取り付ければ、バンク内が良く見える上に競輪場のイメージも変わってくるというもの。

競輪グランプリの日、向日町競輪場のバンク内では、
来年の年末こそは競輪グランプリに出てやる。来年の年末こそは立川のバンクに立ってやる。という熱い情熱にあふれた何人かの選手達が黙々と練習をこなしていた。

こんな選手らも賞金を稼ぎまくり、年末に立川のバンクに立つようになると、
熱かった情熱も冷めてきて、たとえ1億円の賞金が目の前にぶら下がっていても、他力本願の乞食走りや、師匠や先輩のために奴隷走りするようになってしまうのだろうか？
悲しい事だ。

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