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原則学・痕跡学・運気学で未来過去を予想分析1
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:
韋駄天はふと考えた
:2010/10/03(日) 13:31:37
ホームズ「いいかねワトソン君。私は2走前勝った7頭の中からこのレースの勝ち馬が出るとにらんだんだよ。」
ワトソン「ふむふむ。」
ホームズ「7頭の中で一番強い勝ち方をしたのは6番グリーンバーディー。」
ホームズ「この馬がスプリンターズS事件の1着犯人なのだよワトソン君。」
ワトソン「おおっ!」
ホームズ「そしてだね。6番グリーンバーディーを1着犯人に想定した場合に原則理論予想を使うとだね。」
ホームズ「2着犯人はなんと!前5走以内に勝ち星のない3番サンカルロ、5番ビービーガルダン、10番ファイングレイン、13番マルカフェニックスのどれか4頭にたどりつくのだよ。」
ワトソン「おおっ!さすがホームズ先生!!パチパチパチ!!!」
ホームズは高らかに演説をし終わると、拍手喝采を受けた心地よい気分を落ち着かせるために、残ったカフェオレを一気に飲み干した。
ホームズ「原則理論というのはだね、常に力の弱い方向に偏り続ける性質を持っている。」
ホームズ「しかし、いくら力の弱い方向に偏り続けるといっても、一定の方角にばかり偏り続けるわけではないのだよ。」
ホームズ「力の弱い方向というのは、振り子の原理のように二方向に交互にブレながら移動しているものだよ。」
ホームズ「したがってある方向に力が偏り続けてそこの方向に力が集中すれば、今度はその方向とは間逆の反対方向へと力は偏って集まっていく性質を持つのだよ。」
ワトソン「・・・・」
医者であるワトソンは物理学の分野は苦手としており、ホームズが物理の話をしだしてから眠気に誘われるかのように、まぶたを閉じる時間が増えたのだった。
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