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原則学・痕跡学・運気学で未来過去を予想分析1

578韋駄天はふと考えた:2010/07/20(火) 14:36:53
こうして、酒乱の父親との毎晩による、真剣のかわし方の特訓を受け続けて成長していった武蔵。
武蔵が10歳を越える少年期に入ると、酒乱の父親が本気で武蔵を切り殺してやろうと、武蔵に向かって刀を振り回し続けても、
武蔵は父親の刀の振り回す時の軌道と癖(くせ)を完全に把握してしまい、余裕で刃先をスイスイかわす技術を習得してしまった。
たかだか10歳の武蔵に対して、酔っ払った父親の剣術の腕では勝負にならなかった。

武蔵が少年期に入ったころだろうか?
長年の父親からの恐怖にさらされ続けた母親が心労で早死にしてしまった。
武蔵が荒れ始めて凶暴な少年になっていったのはこのころからだろう。

毎日のように城下の方々でケンカを売っては、木刀で相手の少年に怪我を負わせる事がひんぱんに起きた。
並みの武士以上の剣術を習得した少年時代の武蔵にとって、同世代の少年相手のケンカでは物足りなかった。
度が過ぎてついに城下に立ち寄った侍(さむらい)を怒らせてしまい、真剣勝負の決闘をする事になった12歳ごろの武蔵。
少年にコケにされて怒り心頭で真剣を抜いて切り殺そうとする武士。一方の武蔵は木刀を構える。

だが、初の決闘の決着は、相手が振り回す刀の軌道を完璧に読み取れるようになった武蔵に軍配があがった。
武蔵の振りおろした木刀が相手の腕から刀をたたき落とす。少年相手に侍は負けた。
だが、相手は少年ではなく本物の侍である。負けたからといってこのまま引き下がってくれる相手ではない。
片腕が折れようが、残りの片腕で武蔵に切りかかっていく武士のプライドを賭けた侍。


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