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原則学・痕跡学・運気学で未来過去を予想分析1

576韋駄天はふと考えた:2010/07/20(火) 14:32:47
宮本武蔵は、日本国内の至る所で合戦(かっせん)が行われている戦国時代の最中、弱小大名の下級武士の子として生まれた。
父は剣術の腕はあったものの、弱小大名に使える身であったために、殿様が周囲の大名と合戦(かっせん)をして勢力を拡大していくような状況ではなく、
はるかに強い勢力の大名に、一度も戦わないまま降伏して従うだけの状態であった。

そのため宮本武蔵の父は剣術の腕を発揮する合戦にめぐまれず、剣術の腕を使って出世もできなかった。
こうした不満がたまりにたまり、父親を極度の酒乱(酒癖の悪いアルコール中毒者)にしてしまい、父が勤め先の城から戻ると、すぐに酒びたりの状態となった。

酒を飲んで酔っ払うと、妻に対して八つ当たりを始める有様。
「おまえと結婚して子を作っていなければ、俺は今頃、全国各地の名のある大名に鞍替えして合戦で武名を挙げて出世していたはず。」
「こんな腐れ大名の下で、俺が出世できずにいるのは全部おまえのせいだ!」

毎度のごとくグチグチと文句を垂れては、自慢の刀を抜いて妻に対して振り回しては脅していた。
ひどく酔ってはいても決して切りつけはしないが、刀をすぐ目の前でブルンブルン振られ続ける妻の身になれば、「いつか本当に切り殺されるのでは?」
と怖くて怖くて仕方がなかったが、酒乱の夫が暴れても、すべては自分のせいだと幼い武蔵を抱きかかえて必死で我慢し続けていた。

毎日が地獄の母親にしても、大切な我が子の武蔵の成長だけが心のよりどころだった。
酒乱で暴れる父親によって武蔵が切り殺されないように、夫が酒を飲みだすといつも武蔵を抱きかかえては大切に育てていった。


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