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原則学・痕跡学・運気学で未来過去を予想分析1
496
:
韋駄天はふと考えた
:2010/06/13(日) 11:04:45
このチョコまかと動き回ってエサのジュースを飲んでいる第一発見アリAの動きを観察してたら、韋駄天はふと気がついた。
アリAの動きは、ただ単にうれしいからチョコまかと動き回って飲んでいるのではなく、ミックスジュースのエサが溜まっている小さな窪み(くぼみ)を、
グルリと一周しながらエサを飲んでいる事に気がついたのだった。
また一周しながらエサを飲んでいる最中には、尾部を岩に接触させて、何やらマーキングしているようだった。
つまり、アリAの取った習性性質は、蜘蛛(クモ)と同じであったということ。
蜘蛛(クモ)は、クモの糸で張り巡らしたクモの巣にひっかかったエサの昆虫を、尾部から出す粘着糸でグルグル巻きにして動けなくしてからエサの養分を吸い取っていく。
第一発見アリAの動きもこれと同じで、窪みに溜まったミックスジュースの周りを一周しながら尾部を岩に接触させて、粘着糸らしい物質でマーキングをしていた。
蟻(アリ)と蜘蛛(クモ)。エサを見つけた時に取る習性性質の痕跡は、どちらもまったく同じであったという発見。
さらにはアリAの動きとアリBの動きには別の新たな発見もあった。
アリAもアリBもおなか一杯になるまで飲みほして満足したのか?、今度は巣に戻って仲間にエサの位置を知らせようという行動に移った。
この巣に戻る行動の時は二匹バラバラではなく、アリAが先頭に立ってアリBがその後に続くといったあんばいに、
ここにも食べ物をいち早く見つけた優先特権が生かされている。
なるほど、こうして食べ物をいち早く見つけた優先特権による優先順位を守る事で、アリの世界では、エサの取り合いをめぐって仲間同士の争いを回避しているわけだ。
ひとつのアリの巣では、数千匹から数万匹にのぼるアリの群れが、仲間同士でエサの取り合いをめぐって争わずに、共存共栄する秘訣はここにあるのか。
エサ(金・土地)の取り合いをめぐって仲間同士で争いまくる人間の群れは、平和なアリの群れに比べて、なんと愚かなものか・・・
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