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【集まれ】 超天才養成塾 【埋もれた天才達】
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韋駄天はふと考えた
:2009/01/15(木) 05:14:53
しかし、いつの時代にか、それらの鳥は空を飛ばなくなったので、不要になった羽は退化していき、短くなっていった。
なぜ空を飛ばなくなったのか?
それは空を飛ぶ必要がなくなったからであり、そもそも鳥が空を飛ぶ必要性があったのは、高い空の上からエサとなる小動物や小魚を見つけて、上空から舞い降りて狩りをする方が狩りの成功率が高いためである。
また、自分を襲おうとする外敵が現れた場合には、空に舞い上がる事で、襲われて食べられる危険を回避(かいひ)できるためである。
さらに、外敵に襲われにくい繁殖地を空の上から見つけ出して移動するためや、エサとなる獲物(えもの)が少なくなった場合には、生息地を遠くに移すために、山や川や海などの自然の障害物(しょうがいぶつ)が一切ない空を飛んでいく。
これらの大きな理由のために、鳥はわざわざ空に舞い上がって飛ぶわけである。
しかし、空に舞い上がると簡単(かんたん)には言っても、鳥にとってこれがなかなか大変な労力なのである。
まず、エサの食べすぎによる太りすぎと脂肪(しぼう)の溜め込みすぎは、絶対に禁物(きんもつ)である。
ガツガツ悔いすぎてエサの食べ過ぎによる太りすぎたデブ鳥や、脂肪をお腹にたっぷりとつけたビール腹ならず三段腹鳥なんかは、体が重すぎて空に舞い上がるためのエネルギーを引き出せなくなる。
人間が開発したジェット旅客機が、エンジンを最高出力にまで上げて滑走路から空へと舞い上がるのを見てもわかるように、地面から空に舞い上がる作業というのは、空を飛んでいる時よりも、数十倍の労力エネルギーを必要とする。
もちろん鳥にとっても、水面や地面や木の上から空に舞い上がる時には、羽をバタバタさせて最大労力パワーを使って空に舞い上がる。
食べすぎによるデブ鳥や脂肪を溜め込みすぎた三段腹鳥なんかは、最大労力パワーを使っても体重が重すぎてしまい、空に舞い上がれなくなって、結局外敵に襲われて食べられてしまう事となる。
だから空を飛ぶ鳥は、いくら食べ物が豊富に手に入れる環境下であっても、いつも年がら年中ダイエットに気をつけないといけない。
(人間世界を見ればでもわかるように、これは精神的にかなりつらい事である。)
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