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【集まれ】 超天才養成塾 【埋もれた天才達】
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韋駄天はふと考えた
:2006/01/10(火) 23:24:33
ではなぜ樹木植物(森林)が昼夜の気温の差を縮めてくれる能力を持っているのか?
それは地球の自転とも大きく関係する。
地球の自転によって極北や南極以外の地域では昼夜の時間は、だいたい12時間ごとに交替で来る。
(地域によって緯度と季節の関係で多少昼夜の時間は変化するが、ここではわかりやすい例えと
して昼が12時間、夜が12時間の交替とする。)
つまり12時間ごとに昼夜の関係が逆転し、いままで夜で気温が低下するばかりだったのが、12時間後
には朝となって昼の時間が始まるとともに気温はぐんぐん上昇していく。
しかし気温がどんどん上昇していっても、12時間後の夕方が来れば今度は夜の時間が始まり、
いままで高かった気温がどんどん低下していく。
地球上の大地で昼夜の気温の差が激しいのは地球の自転しているためであり、この自転によって
昼夜が交替で訪れては、気温が短時間で上がったり下がったりの激しい変化となる。
この12時間という短時間で気温が上がったり下がったりの、激しい温度変化を弱めてくれる
効果を発揮するのが、地球上のほぼすべての大地で大繁栄した樹木植物(森林)というわけである。
樹木植物の大繁殖地である森林の中を散策すれば理解できるが、夏はひんやり涼しく、冬は冷たい
風をさえぎって暖かい。また乾燥した状態ではなく水分にあふれてしっとりしている。
夜となり、森林以外の場所では気温がぐんぐん低下中でも、森林の中では気温の低下はゆっくりである。
昼となって、森林以外の場所では気温がぐんぐん上昇中でも、森林の中では気温の上昇はゆっくりである。
このように樹木植物の大繁殖地である森林の中では、森林以外の場所よりも温度の変化は常にゆっくりと
なり、著しい温度の変化は弱められる。
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