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【女性中心】生産者第一主義政党【社会】
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:
韋駄天はふと考えた
:2005/08/15(月) 04:30:32
約1万年前、シベリアのマンモスが人間によって絶滅した。
これによって人間はゾウとの長い戦いに勝ち、そしてゾウとの戦いに終止符をうった。
一方人間に敗れた側のゾウも、絶滅を逃れたゾウ達はかっての森に対する横暴な
ふるまいは消えて森との共存によって生き延びようとするようになった。
しかし勝った側の人間はこれによって目的を失ってしまった。
神(森の木)への使命感と信仰心は薄れていき、今日では宗教として形ばかりが
残り、神の姿は次々と変えられていき、今では人間自らが神になろうとする有様。
わずかに残った信仰心では、神社では神木を大事にし、また森林を国立公園化して
保護したり、自宅の庭に木を植えたり、盆栽を趣味にするなどして、かっての神への
忠誠心と信仰心をわずかに持続させている。
また神(森の木)への使命感と、ゾウとの戦いによって培われた攻撃的で凶暴かつ
残忍な性格は、ゾウの絶滅後は軍隊に受け継がれて、民族対立や国家間の戦争や
侵略戦争による、人間同士の共食いのための使命感に生かされるようになった。
現在の人間は、本来の使命感と信仰心という目的を見失ってしまった。
神に対する使命感と信仰心の形ばかりが残り、誰が神なのかさえも人間は
忘れるようになってしまった。
そうして本来の使命と信仰を見失って堕落していく人間達、堕落から
逃れたい人間は、新しい使命と信仰を捜し求めようとする。
そうした中、一部の愚かな人間は自分こそが神と名乗るようになり
「神である自分のために使命を果たせ!」
「神である自分の命令に従え!」
「神である自分を信仰しろ!」
とほざくようにまでなった。
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