結局、彼の後半のヒット曲は、「I LOVE YOU」や「OH MY LITTLE GIRL」など、単純なラブソングに落ち着いている。
彼自身は進化して、デビュー当時の自分から脱却したいと思っていたのかも知れないが、
当然ながら「卒業」や「15の夜」のファンも厳然として存在する訳で(むしろ毎年少しずつ増えていたに違いない)
その辺の折り合いがつかずに苦労していた(迷っていた)のではないだろうか?
2024.10.13 SUN https://www.karinto.co.jp/
昨日はオーバードでイギリスのキングス・シンガーズの日本公演初日でした。グラミー賞を受けたこともあるアカペラグループですが、なんと公演中盤で地元の子供たちのコーラスチームと共演してくれて、オーバードのホールテーマ曲「夜明けの詩」を歌いました。感激しました。オーバードの芸術監督を務めさせてもらっている縁から10年目にして製作した歌ですが、長く県民に愛していただけるとありがたいです。公演後に子供たちに会ったのですが、ほとんどの子らは僕には全く関心がないようで、それがまた新鮮でした。嫌味じゃないですよ。元々子供たちになんらかの爪痕を残すために芸術振興の仕事をさせてもらっているわけで、音楽に少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。もちろんキングス・シンガーズは圧倒的でした。