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【BTS】 恐怖!百物語スレ【異界への扉】
119
:
ココ
:2011/08/31(水) 00:24:04
入院話しです。
私は四人部屋に入院していました。
隣のベッドとはカーテンで仕切られています。
昼間、することも無く眠くなったので寝てしまおうとカーテンをひいて横になりました。
すると、カーテンに男性の上半身が映ります。
「病院ってこれだよなぁ・・」と辟易した気持ちになりながらも、どうやらヘンな人(人だった人)
ではなさそうだと寝てしまおうとしました。
「犬が・・犬が・・」と言っているのが聞こえ、その男性の声だと気づいたので
聞いてみることにしました。
すると、隣のベッドの患者さんのお兄さんだということで、自宅で飼っている犬の首輪が
きつくなっているのが心配でたまらないということでした。
自分がゆるめてやろうと思っていたのに間に合わなかったと。
靴箱の端に新しい首輪が用意してあるから替えてやってくれと伝えてほしい。と。
隣のベッドの女性とは仲がよかったので、サッとカーテンを開けて「ねぇ、お兄さんって亡くなってたりする?」と
唐突に聞くと事故で三ヶ月前に亡くなったばかりだということでした。
自宅に犬はいるかと聞くといるという。
なので、言われたことをすべて伝えると彼女は直ぐに公衆電話から義姉さんのところに電話をしました。
戻って来た彼女は真っ青になって、首輪はキツかった。靴箱の隅に真新しい首輪があったと
驚いていました。
その昔は、私の役目は「伝えること」がとても多かったです。
というお話しでした。
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