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時代に埋もれた名曲に光 新日本フィル

1名無しさん:2007/05/19(土) 18:53:19
 新日本フィルハーモニー交響楽団が25、26の両日、東京・錦糸町のすみだトリフォニーホールで、19世紀に活躍しながら後世に名が残らなかった2人の作曲家をクローズアップした公演を開く。「当時の聴衆の興奮や喝采が伝わってきて、無条件に心が躍る。機会があればやってみたいと思っていた」と、指揮をする下野竜也は語る。

 演奏するのはヨーゼフ・ラインベルガー(1839〜1901)の「オルガン協奏曲第2番ト短調」、そしてヨアヒム・ラフ(1822〜82)の「交響曲第5番ホ長調『レノーレ』」。ラインベルガーはフルトベングラーの先生であり、ラフはリストの助手を務めるなど、いずれも当時は名の知れた音楽家だった。

 作品は朗々と明るく、ひたすら耳に快い。でも、なぜ後世に残らなかったのか。「作品が予定調和すぎたからでは」と下野は分析する。

 「本当に才能のある作曲家の作品には、必ず何らかの耳障りなざらつきがある。BGM的に聴き流せず、どこか心にひっかかる感じが、生前に批判されることもある。でも、それが実は、後世に残る重要な要素だったりするんです」

 過去のものとして博物館入りしていたものを改めてよみがえらせるには、どうしても今風の味付けがいる、と下野。「ほら皆さん、この旋律はまた出てきますよ、覚えててくださいねって軽く強調する。そうした一工夫で、曲がひときわ新鮮になる」

 無名の作曲家の作品の演奏は興行的にも「冒険」だが「新日本フィルは若い団員が多く、好奇心が強い。一緒に挑戦を楽しんでもらえると信じています」。

 25日午後7時15分、26日午後3時。6000〜3000円。新日本フィル(03・5610・3815)。


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