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安室奈美恵 VOL.200 Dear Diary / Fighter
39
:
陽気なアムラー
:2016/12/06(火) 18:17:33 ID:V6wVU7gQ0
秀ちゃんが奈美恵を語ってるわ
http://toyokeizai.net/articles/-/146316
三枝:「夜もヒッパレ」のときには、安室奈美恵さんの活かし方がいちばんのトピックスでしたね。
あの安室奈美恵さんをものすごくぜいたくに使っていましたからね。
中山:番組開始時は「あの安室」じゃなかったんですが、あっという間に「天下の安室奈美恵」になっていくすさまじさは迫力ありましたね。
三枝:駆け上がっていくスピードもそうでしたし、真横でスターが出来上がっていく感じ。
中山:でも、安室奈美恵をしゃぶり過ぎない、いさぎよさがあった。安室は安室なんだけど、番組のフォーマットは崩さない。
すべて安室じゃ「ヒッパレ」ではなくなってしまうので、歌い手に徹してくれたのと、僕とのワンコーナーの「コント」がよかったんだと思います。
三枝:スターを消耗させないのも、番組を長生きさせるコツだと思います。会社でもエースと呼ばれる人ばかりに頼ったらダメになってしまいますし、
そのエースがいつまでエースでいられるかなんて、誰にもわかりませんから。
中山:僕には嫌がる彼女に何度も裏側で「いいからこれを言って」と説得する役割がありました。
彼女は「どこが面白いの?それ」という感じも醸し出したりして、やるほどに変なコントになっていく。
でも、スターがやると、それすら爆笑になりましたから。
彼女は天才だと思いましたね。歌だけじゃなくて、一芸に秀でる人は万芸に秀でているという典型。
三枝:MCがしゃべらないのは大事なこと。2人のかけ合いのなかで、中山さんが答えてしまうより、
安室さんに言ってもらったほうが、視聴者にウケるのは間違いないです。
「何」を言うかよりも「誰」が言うかが大事なんです。
中山:ただ、彼女もすべて私の手柄みたいにするのは嫌だったんでしょう、
「私は言わされています」みたいな態度をとる面白さもありましたね。
それでも、僕は彼女が主役になるやりとりでウケをとることがうれしかった。
三枝:中山さんは「いいトスを上げるのが快感」だと、いろいろなところで言っていますからね。
MCは、サッカーにたとえると、フォワードがゴールしやすいパスを出せる優秀なミッドフィールダーの役割が求められます。
僕の本でも強調していますが、そのセンスがある人がMCとして力量を発揮できるんです。
中山:やっぱり相手のことを考えますからね。「俺さえ良ければ」ではダメです。
安室奈美恵を利用して自分がいい思いをすることも、技としてはできるんですが、僕はそれを美しいとは思わない。
そのやり方は貧乏くさくて嫌。知り合い同士の「楽屋オチ」みたいな感じを出したくない。
常に新鮮な気持ちで、どんなにプライベートで仲が良くてもステージでは別でいたい。
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