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安室奈美恵 VOL.200 Dear Diary / Fighter

285陽気なアムラー:2017/05/31(水) 01:06:24 ID:5Hec9b7.0
https://spur.hpplus.jp/culture/music/201705/30/N3IpiGg/?page=4
――安室ちゃんといえば茶髪に小麦肌にミニスカートのいわゆるアムラースタイルは小室さんの提案ですか?
小室 違います。これは彼女自身から出てきたもの。芸能生活へのレジスタンスの表れでしょう。
ラインに乗っければ乗っけるほど彼女は反抗してそういう格好になってました。
力強く逆らったり闘ったりしているという反骨精神が、同世代の女性から共感を得たんだと思います。
当時「THE 夜もヒッパレ」っていう音楽バラエティ番組で、毎回trfを歌ってくれてたんです。すごいなこの子、根性あるなって。
沖縄から出てきて、trfをはじめいろんなアーティストたちに負けたくないっていう想いがあったんでしょうね。

――「Body Feels EXIT」の鮮やかな色のあとは、モノクロや落ち着いたトーンのCDジャケットが多いと思うんですがなにか理由が?
小室 「Body Feels EXIT」はSEA BREEZEのCM曲だったtrfの「EZ DO DANCE」からの流れですね。
青×白がとても評判よかったので。モノクロなのはコンプレックスを相殺するうえに、露出をセクシーに見せないよい方法だった。
どんな女性でもコンプレックスってありますよね? 彼女は当時素足があまり好きじゃなくて、ずっとブーツで通してたんです。
ダンスする際踊りやすく足の長さのバランスも取りたいってときにブーツだと映えますし。
でも「SWEET 19 BLUES」が夏にリリースでワンピースだったんですね。ブーツだとどうしても違和感があって、そこは譲ってもらいました。
あと彼女自身がカラフルとかデコラティブなものが好きではなかったので、白いTシャツ、タートルネックにバーバリーのスカート……。
シンプルでスポーティ、トラッドやプレッピーを好んでいたかな。

――「SWEET 19 BLUES」のジャケットは同時代に活躍していたケイト・モスを彷彿とさせました。
小室 僕、バックストリート・ボーイズに一曲提供させてもらってるんですね。
そのときロンドンで作ってたんですけど、スタッフの子がケイト・モスのボーイフレンドだったんです。
――えー? すごい! 面白い!
小室 それで彼から普通のスナップ写真も見せてもらってて。要は自慢されてたんだけど(笑)。
カルバン・クラインの広告のケイト・モスもモノクロだったし、ちょっと退廃的で全然いやらしくないんですよね。
反骨精神、抵抗心、ちゃんと自我を持っている、コンプレックスを跳ね返す力にしている――内面もどこか奈美恵ちゃんと共通するところはあるかもしれないね。
――ファッションやデザインなど同時代の空気感が共鳴してたんですかね?
小室 ただ奈美恵ちゃんから出た唯一のキーワードが初期のジャネット・ジャクソンだったので。
ダンスを踊るときに髪がなびかないと動きの美しさが出ないからロングヘアにとか、そういうこだわりはあったかもね。

――「Don't wanna cry」や「a walk in the park」の曲調はR&B寄りですが、ジャネットを意識してたんですか?
小室 彼女のなかにはずっと“アメリカ”があったと思うので、そういうふうにしてあげたいなと。
実際、僕のプロデュースを離れてからもアメリカに長く滞在してましたし、TLCのプロデューサーたちとやってますからね。
――ちなみに「Chase the Chance」はなんでヌードなんですか?
小室 当時は、タイクーングラフィックスとダイヤモンドヘッドっていうふたつのデザイン会社にお世話になっていて。
タイクーンはクールで、ダイヤモンドヘッドはポップというふうにまったく毛色が違ったんです。
奈美恵ちゃんはもう察しがつくと思うけどタイクーンのチームと一緒に作ってました。なのでヌードも出てくる(笑)。
そのあとのglobeもそう。華原さんはダイヤモンドヘッドです。2社が切磋琢磨しながら作ってくださってました。


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