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B'zレビュースレッド
1
:
管理人
:2016/06/23(木) 23:07:31 ID:???0
B'z作品のレビューを書き込むスレッドです。(もちろんソロ作品も可)
形式に決まりはないので、各人自由に書いてみてください。
2
:
管理人
:2016/06/23(木) 23:09:16 ID:???0
ブラウザの文字列検索でハンドル名やIDを検索することで
一人のレビューを追いかけることができます。
ネット回線の契約先によってはIDが変動する人もいるので
名無しの人は特に、書式を固定しておくと参照がしやすいのではないでしょうか。
3
:
THOUSAND NANASHI
:2016/06/24(金) 00:21:24 ID:Goi7Loy.0
じゃあおにいさんブラフ以降のレビューからやっちゃおうかなあ
個人的に00年代以降で評価していいと思うアルバムはブラフイレブンサークル
そしてアクションマジックエピックデイの六枚だな。
前半三枚については、出来というよりも挑戦作として評価したいという感じ。
何だかんだで90年代の路線を永久に続けるわけにもいかなかったわけで
ブラフイレブンについては、新たなチャレンジと考えれば全然許せると思う訳よ。
問題はポップ回帰しようとしたグリーンと後のビグマであの有様だったことなわけで。
サークルも同じで、新たな路線をまずまず消化できてるんじゃないかと。(駄曲もあるがw)
アクションマジックについては、何と言ってもギタープレイの復活傾向が評価できる。
ただその裏でギターのトーンがイマイチとか、メロディが耳に残らなくなった(稲葉の劣化も影響か?)等の点もあり
それが大きく顕在化したのがカモンじゃないかと。
そっから長い期間を空けて、トーンの向上と稲葉の声の変化をうまい具合に折り合いつけたのがエピデイって感じ。
ただメロディが耳に残らないってのはまだ問題として残ってるね。
さすがにこれは稲葉の喉の都合もあるだろうからもう厳しいかもしれない…
4
:
THOUSAND NANASHI
:2016/06/24(金) 00:40:57 ID:Goi7Loy.0
マクロな視点でのレビューをさせてもらったので、次は曲単位でのミクロなレビューを。
00年代以降(今気付いたけど↑のレスとか、ブラフ以降って言った方が正しいかw)で気にいってる曲は
ギリチョ(シングル盤)、ワン、銀翼、その手で触れてごらん、シャイン
ユープレイアイステイ、ウブ、セブンスヘブン、レイジングリバー
ワープ、ブルーサンシャイン、ブルージーな朝、X、アクアブルー、ブライターデイ
オーシャン、MVP、ピエロ、ワンオンワン、光芒、バディー、ヨコハマ
マイロンリータウン、マジック、メイデイ、フリーダムトレイン
カモン、ラスベガス、アマリニモ、ブラックコーヒー
てなとこか。
こうしてみるとグリーンの前まではやっぱ結構好きなのあるなw
メタラー的に微妙な曲もちょいちょいあるだろうが、そこは好みってことで勘弁w
ここには乗っけてないけど、最近のライブで再演されておっ!ってなった曲(ステイグリーン)とかもあるから
今の復調傾向の松本で00年代のヘタレ期の曲をガンガンやり直してもらいたい。
5
:
管理人
:2016/06/24(金) 20:52:45 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ ギリギリchop - 90点
大雑把に言うならば、ヴァンヘイレンをレスポールで弾いてみた的な曲。
そういう意味ではまだここまではリアシンやファイヤーボールなどの
90年代B'zのHR路線の流れにあった曲になる。
ノリに圧倒されるので今ではB'z代表曲の一つではあるが、
当時GLAYやラルクこそがバカ受けしていた状況を知る身としては
やはりああいうものの方がずっと日本的で
日本人には馴染みの薄いタイプのロックだと思う。
あれだけ売れた2枚のベスト盤後ってことで、どう来るかと思っていたところに
ゴキゲンなHRだったのでひとまず順調な滑り出しだったのだが、
当時の俺は邦楽歴すら浅く情報もろくに探せないガキだったため、
やはりアルバムの作風までは予想できず…。
▼ ONE - 100点
カップリングも(まだ)きっちり作り込(んでいた頃の)むイメージを裏切らない、
よくできたらしいバラード。マイナスポイントは無いので100点。
しかし後になって思うと、これまでのB'z色に沿い過ぎた曲なので
アルバムには回さなかったんだろうなという気もする。
6
:
管理人
:2016/06/24(金) 20:56:50 ID:???0
とりあえず一発目
俺は当面ほぼリリース順で書いていこうかな、と
評価は100点から0点の間で
7
:
管理人
:2016/06/25(土) 21:31:18 ID:???0
【 B'z アルバム 】
▼ Brotherhood - 70点
この年の前後を巡るロック界の状況は入門スレにあれこれ貼った資料などを
前提知識にしてもらうとして、松本はこの時期「逆行したい」とは確かに言っていた。
それがここでやっと明らかになったわけだが、
それはファンの期待や世間一般のイメージから逆行するという意味であり
音楽面の方向性としては時代には沿っていた。そこは読み取らなければいけない部分。
元々ベスト2枚の発売は乗り気じゃなかったわけで、
ベストでさらに増やしただろう客層をキープする気はさらさら無かったのだろう。
むしろ古参のファンすらもふるいにかけた作風になる。
バンドサウンドの音圧が増えて、パッと聞きギターソロが増えていることだけでは
ハードロック化の推進とは言えない。
90年代の路線で既にHR化は十分なされているわけで、
手っとり早い聴き方を言えば、RRSCという純粋なHR作品と比較すればいい。
どういった差異があるかが明白になるはずだ。
わからないなら単に知識が足りないだけ。
端的に言えば、「暗い・重い」がキーワードになる。
過去にも暗い・重いと言えばThe 7th Bluesがあったわけだが、
同じ雰囲気に聞こえる?どう聞いても同じじゃないと俺は思うけど。
では何を変えたのかというと、時代のロックのニュアンスを入れた、と言う他は無い。
それは、最近○○を聴いてるという類の99年以降の発言等を追いかければ明白だ。
「暗い・重い」はこの時代既にHRHMに限った特徴ではない。
ずばり言えば、オルタナやラウドロック(モダンヘヴィネス、ヘヴィロック)の要素が入っているということになる。
稲松のルーツはHRHMである。それは変えようがないから、
ロック性を強調しようとするとそこが中心に出るのは確かだが、
意図的に新しい要素として時代のロック色(HRHMではない)が入っていること、
そこがどうしても組み合わせとして違和感のある、
何度も言ってきた俺のようなメタラーには引っかかる部分なわけ。
別に100%オルタナだとか、100%モダヘヴィだというわけじゃないが、
20%や30%(場合によりさらにプラマイ変動)をどう思うか、そこが問題になるということ。
当時は洋楽もまだ聞いてなく、7thは後聴きで渋さがカッコイイと思った俺だが、
「何か暗くて音ギンギンで疲れるな」という印象は強く残った。
後から振り返ると、上記のような背景があったということだ。
8
:
管理人
:2016/06/25(土) 21:33:29 ID:???0
01. F・E・A・R - 85点
OPとして掴みは良し。
煽りっぽい詞はこれまにでなかったものではないか。変化への志向を感じる。
02. ギリギリchop (Version 51) - 60点
ギタージャリジャリ。
外人をバックにした結果シングル版の疾走感が無くなっている。
音圧上げて外人と組んでりゃ単純にスゲーと思わせられるのは、
相手が中高生までか邦楽専だけ。
なのでシングル版より評価はガタ落ちで。
03. Brotherhood - 70点
感動的な詞だけど、サウンドはこんな重くなくてもいいんじゃないの?
っのが引っかかるポイント。
ベスト盤以前ならこんな風にはしなかったはずだが、
それでもそうしたのは時代を意識したからに他ならない。
冷たさすら感じるイントロのアルペジオからして
TIMEみたいな感じじゃなくて、オルタナっぽいわけで。
しかし、11年にMステでやった時(モンガレもそうだが)には
この緊張感は無くなっており、拍子抜けする結果になってた。
そういう意味では、当時のサウンドとしてのインパクトは確かにあったわけで、
この曲はあの時期ならではの、あの時期と強く結びついた曲だった。
04. ながい愛 - 60点
ピッキングハーモニクスを連発するところから
オジーオズボーン(ザック・ワイルド在籍期の)の曲がよく引き合いに出されるが、
トーンは松本の方がダーティーである(アンプも全然タイプ違うしね…)。
そのへんを意識すると松本の志向がザックそのままではなかったことが意識できるはずだがどうか。
他には、ザックもダウンチューニングするのを特徴とはしていたが、
ラウドロック勢が揃いも揃ってダウンチューニングしていた時期でもあるわけで。
05. 夢のような日々 - 70点
箸休めみたいな曲。「あいかわらずなボクら」ほどには合唱したくならない。
06. 銀の翼で翔べ - 90点
これまでのイメージに沿ったらしい曲。
サウンドに重みのあるこのアルバムらしいスタイルだが、これは特に違和感は無い。
11
:
管理人
:2016/06/25(土) 22:24:29 ID:???0
07. その手で触れてごらん - 70点
ギターソロもきっちり弾いてるし、土台はHRと言えるが、
特にこれまでになかったカッティングの金属感はインダストリアル的なニュアンスがある。
HRだから暗くて冷たい印象がする、なんてことはありえない。
08. 流れゆく日々 - 70点
ギターソロは聴き応えがあるが、オルタナ要素を許容したから収録ができた憂鬱曲と言える。
確かなのはこれまでに無かったタイプの曲であるということ。
一応松本はウィッシュボーンアッシュが入ってるとは言っていたが。
09. SKIN - 60点
女性ファンなら特に、セクシーな稲葉にこれでもかとねっとり歌われると、
それだけでこのサウンドも許容してしまうだろうが、
俺なんかはこの必要以上の重さはなんなんだろうと引っかかってしょうがないわけ。
いやギターソロとかよく弾いてるけどさ、まぁ。
その理由はHR、じゃないよ。ここまで何度も言ってきた通り。
10. イカせておくれ! - 80点
地味だが、これも違和感なく聞ける曲。従来のB'zに近い。
11. SHINE - 80点
これも、非HRHM要素がどうこうってのほとんど無いかな。
イントロのスパニッシュ風ギターが珍しく、それに沿ってか情熱的な曲。
しかし、最後までこのテンションだともう腹(耳)パンパンにも程があるというw
12
:
管理人
:2016/06/25(土) 22:24:59 ID:???0
ブラフ書いてみた
読んでの通り、
Brotherhood
ながい愛
その手で触れてごらん
流れゆく日々
SKIN
この辺が程度の差はありつつ引っかかるってとこかな
あとは単純に評価の低い曲もあったりで、
そのへんがギターの主張が激しいからといって
俺なんかは特に評価の高くない理由
13
:
管理人
:2016/06/28(火) 23:10:20 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ 今夜月の見える丘に - 75点
曲自体は良いんだけど、サビでの稲葉の声が部分的に耳が痛くなるところがある。
あと超個人的にはサビ頭のシンバルとかも音デカ過ぎるような…。
ドラマの主題歌として売れたんだけど、
その耳の痛くなるとこが無ければ実はもっと売れたんじゃないの?と思えてしまう、
一般向けにはもうほんの少しをソフトにしてもよかったんじゃないかという所が気になる曲。
▼ だからその手を離して -Mixture style- - 65点
稲葉はネバネバどんより気味、松本トーンジャリジャリ気味、によるHRアレンジ。
これが必要以上の暗さを付加している気がするが、まぁここであえてラウドどうこうは言わない。
結果的に出来上がったものを時代に沿った音でもあるとしてゴーサインを出したことは確かだろう。
個人的にはオリジナル版のクールさが逆に引き立ったという印象の方が強い。
HR化して迫力こそあるけれど、このミスマッチ感がまさに歌謡HRというものなのか。
メロディ、リズム感、言葉の問題に発展するのでここで深くは掘り下げないが、
ジャパメタの問題にも通じてくるかもしれない。
やっぱり、無駄のないオリジナルの方が俺は好きだわw音圧至上主義じゃないんで。
14
:
管理人
:2016/06/29(水) 22:46:30 ID:???0
【 B'z (ベスト)アルバム 】
▼ B'z The Mixture
この一風変わったベスト盤の発売の経緯は他所で調べてもらうとして、
Mixture styleの付く曲に関しては、出すのであれば過去の形でそのまま出したくなかった
がゆえに再録の形を取ったのだろう。
そしてMixture mixは簡潔に言えば主にギター音の音量を上げたミックスに変更したもの。
俺はオリジナルのままでよくね?と思うので、今このバージョンを聞くことはまず無い。
ここでは再録曲と未発表のみレビューする。
15
:
管理人
:2016/06/29(水) 22:49:43 ID:???0
01. だからその手を離して -Mixture style-
記載済み。
03. OH! GIRL -Mixture style- - 50点
稲葉はネバネバ、松本ジャリジャリの最低バージョン。
JUST〜やBUZZでの爽快感は微塵も無い。
重けりゃいいってもんじゃない。
04. NEVER LET YOU GO -Mixture style- - 80点
00年のバージョンとしてはひとまず良し。
しかし曲に合っているのはやはり当時のギターサウンドかな、と。
06. 今では…今なら…今も… -Mixture style- - 80点
NEVER LET YOU GOとほぼ同じ印象。
07. 孤独のRunaway -Mixture style- - 80点
これも稲葉重いし、松本ジャリジャリではあるが、
松本とバンドの演奏はグルーヴィーで油が乗っているのは良し。
一瞬、この演奏ならとりあえず鳴らしといた程度に引っこんだ
打ち込みは取っ払ってもいいような気もするが、
それやると後で何かが足りない感が出るんだろうなと思うと、
やはりオリジナルの形がイメージとして確かにあるから
変化の一つとしてとりあえずは楽しめる、というのがこのバージョンなのだろう、俺は。
16. あなたならかまわない - 70点
これならお蔵入りしてたのも妥当かな、という感じ。
16
:
管理人
:2016/07/01(金) 13:02:27 ID:???0
>>8
だったらあげちゃえよとかMOVEも煽り系ではあるか
だから、「ない」ではなくて「数少ない」とした方がいいか
まぁ前者は曲はファンキーで、詞は身軽になれというものであり、
後者は「どうしてこんなにつらいのボクだけ?」という
初っ端からダメな自分に対して動けという行動することの奨励
対してF・E・A・Rは「暴れろよ」なわけで
HR調でオープニングでドンというポジションにしろ
切迫感の違いというか、そういう違いは確かにあるだろう、ということで
17
:
管理人
:2016/07/06(水) 23:07:57 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ May - 65点
間奏序盤のザラついたトーンのカッティングなどはブラフ以降のスタイル。
スクラッチ音が入っていたり、打ち込みのドラムから受ける印象は
ヒップホップ、ラップメタル、インダストリアルが隆盛していたこの時代の
質感に寄せたものと言っていいだろう。
ある意味アルバムELEVENの姿がわずかながらも既に現れていたことになる。
意外とその辺りの変化はファン一般も感じてはいたようで、
ウィキペディアを見るとファンと稲松とのズレが興味深い。
ま、その辺の問題を差し引いたとしても、凡曲でしょう。
個人的に再生率が極少な曲の一つ。
▼ You pray, I stay - 75点
ヘヴィなリフをバックに、イントロやサビでうぃーんと鳴るギターのロングトーンや、
チョーキングを駆使した(ワウも使ってる?)粘っこいソロは松本らしい情念がよく出ていて良い。
基本的にはHRと言っていいが、ウルトラクロニクルで当時のインタビュー記事を参照すると、
この手の重いサウンドを暗黒系と称してイマドキ(当時)のラウドロック系バンド(HRHMではない)が
引き合いに出されている部分に注目すべし。
やはり時代のニュアンスをある程度取り入れた上で、こういう音になっているということだ。
18
:
管理人
:2016/07/06(水) 23:12:06 ID:???0
↑追加。忘れてたw
アルコール飲料のCMタイアップが付いてたはずだけど、爽快感のある曲ではないだろうとw
実際、ひっそり流れてるだけだった記憶だし。
謎タイアップの一つ。
19
:
管理人
:2016/07/07(木) 00:02:46 ID:???0
>>17
May補足
サビのギターのトーンもザラついてるわけで、
このへんも含めてELEVENの予兆が出てたわけ。
20
:
管理人
:2016/07/09(土) 18:33:53 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ juice - 65点
ギターソロは一応手癖でさらっと弾いた程度の主張は残っており、
まだHRの範疇に留まってはいるが、
ギリチョと比べるとより簡易な方向へ向かっているのは明らか。
ソロ以外は簡易だったリアシンという純粋なHRと比較しても、
こっちは時代に対応したような荒っぽさが入ってるわけで、
やはり単純にルーツ回帰型とは言えない、
いくらかの時代への目配せがあってのこの作風だということになる。
元々そこそこの評価でしかなかったのに「どうだ?ノリノリになれるだろ?」
ってな具合にライブで連発(定番化)されたおかげで印象は更に悪化。
シングルでのつまらないロック曲としてはこのへんが始まりになるか。
▼ UBU - 65点
B'z定番の「まだまだこれからだぜ俺達」な歌詞に乗って
Aメロ、Bメロとまぁ順調に進んだかと思いつつ、
ジャッジャッジャでぶった切って何が来ると思いきや
え?このサビ…???
解放感に欠けるというか、そこで低空飛行入るんかいっていうか、
これじゃ「ここから始め」たくはならない。
終盤に転調していくらか雰囲気は変わるものの時既に遅し。
いやまさかB面神話もここでストップするとは思わなんだ…。
(前回が再録だったことを考えると、正確にはギリチョまで?)
21
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/11(月) 21:13:28 ID:6eAOnzx60
ブラフから書きこもうと思ってたけど先に書き上がったのでELEVENから
評価は×→△→○→◎の順、ーは無効印
アルバム+同時期の2nd beat毎に評価していく
22
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/11(月) 21:14:12 ID:6eAOnzx60
ELEVEN
I ー
Seventh Heaven ◎
信じるくらいいいだろう ×
RING ○
愛のPrisoner △
煌めく人 △
May ○
juice ×
Raging River ◎
TOKYO DEVIL △
コブシヲニギレ △
Thinking of you ◎
扉 △
今夜月の見える丘に ○
guilty ○
You pray I stay ◎
UBU ○
GOLD △
まっかなシルク ○
ultra soul ~splash style~ ×
23
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/11(月) 21:15:35 ID:6eAOnzx60
ブラフの生音路線をそのままにラウド系やミクスチャーを取り入れた一枚
それを上手く消化出来ているかと言われると大半の曲が...なのが辛いところでロック系の曲はホーンを入れてB'zらしく仕上げたSeventh Heaven以外ほぼ全滅
一方バラード系の曲は大作のRaging River、打ち込みとシンセを使ってアルバムから浮きまくっているMayや池田お得意のストリングアレンジ爆発のRINGなどなかなか佳曲揃い
Thinking of youはサビのメロディがとても良い、曲構成も普段と違って新鮮味を感じる、初聴時生音路線も悪くないかな?と感じた一曲
今月はABメロがストロークジャカジャカのCD音源よりCORのアルペジオverのが個人的に好み(CORはトーンがイマイチなんだけどね)
2nd beatはアルバム入りを逃したのが惜しまれる曲多め。
guiltyはELEVENでやろうとしたことが上手くハマってて素直にいいと思えた
you pray〜は暗い曲スキーの俺の好物
UBUは一見この時期ありがちな駄曲なんだが明石のアレンジに救われてる、ギターソロがドラマチックで好き
まっかなシルクはバーシュッ!の所が個人的にツボ、ブラス使って仕上げて欲しかった
GOLDは時間無かったんだろうな〜って感じ
25
:
管理人
:2016/07/12(火) 01:01:48 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ RING - 75点
和風なニュアンスがこれまでになかったものだが、
この後、B'zにはほぼ取り入れることなく松本ソロの方で展開されていく。
歌詞では、あの稲葉に「欲しい」を連呼されると男の俺でも
ついついこの身を捧げてしまいそうに…、はならないがw
俺には稲葉のフェロモンが濃厚すぎるのでシングルとしては胃もたれする。
アルバム内の一曲としてだったならそこそこの曲か、という感じ。
▼ guilty - 80点
カップリングとはいえ社会風刺な歌詞をシングルに持ってくるのは
また新たな試みと言えるが、それよりここでの主役は
ELEVENでも何曲か参加した明石のベース。
このうねり具合がまさに老練の技というか、エロい。
ギターのリフやAメロで聞ける無機質なフレーズなど、
やはり時代らしい部分はあるが、この曲ではひとまずは違和感ない程度で聞ける。
26
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/13(水) 02:11:12 ID:Goi7Loy.0
ここらでライブ作品のレビューでも。
基本的に全ツアーをレビューしていく(映像化されてないものはブートで判断)
とりあえずブラフから始めますが、もし何か希望のツアーがあれば言ってくれれば優先するぜ。
名無しの平凡なレビューだけども、ほぼすべてのツアーの音源は取り揃えてるのでw
ブラフ(参考音源、横浜DVD)→70/100点
やはりこれまで指摘されてる通り、ギンギンギラギラにも程がある松ギターと
ネチ度マシマシでモタり始めた稲葉のボーカルが耳につく。
ただ動きやプレイそのものは全盛期の流れを断ち切ってはいないし、黒瀬満園のリズム隊も個人的には高評価。
ちょいちょい好みのテイクもあって、自分の中では決して低評価とは言えないライブ。
これは(この企画が続けれればw)後のグリーンやマジックツアーでも書きたいんだが
ここまでギターがギンギンに聴こえるのはミックスのせいもあるのでは?
というのが個人的に水をむけた結果。
確かにアルバムでもギンギンギラギラしてはいるが、たいして機材も変わっていないハズの
この後のプレジャーツアーやイレブンツアーを見るに、ブラフだけがあんなヒドイトーンなのはやや不自然。
ミックスや、収録場所の音響の影響もあるのではないかと。(事実グリーンの録音も同じ横国で、あの有様)
当時自分はまだ物心ついたかどうかの年齢で当然ライブには参加できなかったんだが
映像を見る限りでは、現地に赴く価値はあると断言できるライブであると言えるだろう。
27
:
管理人
:2016/07/13(水) 12:34:39 ID:???0
【 B'z アルバム 】
▼ ELEVEN
雑多なシングルを出し続けた結論としてのアルバムの音楽性はというと、
ブラフで開拓した路線(HRとかHMの一言じゃないよ)
をさらに斜め上に押し進めたものだった。
HRHM外の簡略系ロックの要素があちこちで明らかに増大しており、
ベスト盤Mixtureのタイトルがまるで仄めかしであったかのように、
まさにミクスチャーロックと言っていいものとなっている。
なにもここまで無愛想な路線を続けなくてもよかったのにと思うが、
Mixtureでまたベスト盤を出してしまったがゆえに
過去を求められることを再び警戒したのだろうか。
時代に呼応する形でブラフ以上により重く、暗く、
刺刺しい方向に向かったB'zなのであった。
(ライブに行けなかった俺はDVD化されたずっと後になって知るのだが、
意外となぜかこのELEVENツアーの印象は良い。
このような路線であってもスタジオでの作業とは作り込むものであって、
同じ雰囲気を完全再現するのは難しいからか
新しい要素がCDの様には引っかかる程目立っていないし、
パフォーマンスの調子も良いので、懐古派にも推薦できる映像になっている)
28
:
管理人
:2016/07/13(水) 12:37:53 ID:???0
01. I - ?点
ノイジーなインスト。インダストリアル的。
02. Seventh Heaven - 90点
出だしは上々、なのだが天国は続かずここで終わりなのだ…。
03. 信じるくらいいいだろう - 60点
リフでゴリ押しする曲だが、ここで遂にギターソロらしいソロすら無くなる。
ここまで簡易になったのはそうなる理由があったからだ。
誤解の無いように何度も書くが、HR化=簡略化ではない。
04. RING
記載済み。
05. 愛のprisoner - 75点
03.に続くゴリゴリ曲。ギターソロは十分弾いているものの、
イマドキ(当時の)のヘヴィネス要素が存分に導入されている。
06. 煌めく人 - 75点
まぁ新しいことをやりたかったんだろう、ということでレイジ風がどうのこうの
というのは別にいいけど、個人的には「違う違う〜」からの歌詞が
どうも作り込みの甘い感じで締めの盛り上がりに欠ける。
07. May
記載済み。
08. juice (PM mix) - 50点
シングル以上のゴリゴリMIX。疲れる。
09. Raging River - 80点
アルバムの山場に配置された大曲。聴くのに体力がいる。
デモ公開されていたアコースティックバージョンが
まさかここまで変わるとは思わんかった。
モチーフにしたのはレッドツェッペリンのStairway To Heavenだろう。
その安易さがつまらないと言えばつまらないが、
オルタナ的なやさぐれ感と怒涛の勢いを加えることで差別化を図ったようだ。
10. TOKYO DEVIL - 40点
モロにラウドロック、インダストリアル等が入った曲。
そういう要素を別に見ても普通に曲がつまらないので俺は駄曲認定。
11. コブシヲニギレ - 75点
エアロのCome Togetherが元ネタ説はあるが、
エアロだけじゃ足りない要素は明らかにあるわけで、
大雑把に言ってみれば、レッ○リなカッティング?と
イマドキ(当時の)のヘヴィネスを足すことでこうなっている、とかね。
個人的にはこれはまだ聴ける範囲。
歌詞が面白いから、ってのもあるが。
12. Thinking of you - 70点
重いバラード。このアルバムは終盤バラードでも休ませない。
13. 扉 - 30点
オルタナとかハードコアとか色々入ったB'zらしさ皆無のカオスソング。
もはやノイズミュージックの領域とも言える。
これでもくらえと言わんばかりに最後にゃファンを完全シカトした
こんな曲まで入れてしまうとは…。やりすぎ。
14. 今夜月の見える丘に (Alternative Guitar Solo ver.) - 70点
ただのギターソロ差し替えバージョンだが、
曲に合っているのはやはりオリジナルの方。
それでもこれを収録したというのは、そんなにまで予定調和を拒否したかったということか?
29
:
管理人
:2016/07/19(火) 23:15:54 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ ultra soul - 90点
ELEVENがあの内容だったため、次をどうするんだと思っていたところ、
この新曲は世界水泳のタイアップで結構早い頃から
ほんの一部はCMで流れていた?はずだが、
一転して明るい曲だということはわかっていた。
その全貌はというと、キャッチー、メロディック、シンプルを極めたもので、
月見以上の大衆性を持った久々の快作であった。
今ではすっかり世間から見ても代表曲の一つである。
あえて過去曲と比較すると、爽やかさがレディナビに近いか?
かつてだったらそのレディナビのごとく主張しまくるギターが入っていたのだろうが
90年代とは違うことをと意識するとやはり、
こんな曲も簡易化という選択肢の他になかったのだろう。
曲は一般向けには完璧だが、松本派のマニアとしては
ギターの食い足りなさは残るので100点ではなく90点で。
新シグネチャのBURSTが公開されたのもこのPVだったが、
当時やっと標準的なレスポールらしいデザインになったことに
やけに安心したのが個人的に印象深いw
▼ スイマーよ2001!! - 30点
水泳ネタならこういう曲もありまっせ、という事務所指示でのアピール収録か?
蛇足でしかないので聞くことはまず無い。
▼ ROCK man - 75点
モダン要素は無い標準的なデジロックで安心して聴けるが、
飛び抜けた良さは無い。普通曲。
30
:
管理人
:2016/07/23(土) 23:01:41 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ GOLD - 80点
これも水泳タイアップ。まぁそれなりのバラード。
パクリという意味ではなく、エアロのミスアシング風
(系統と言ってもいいが)という見方はわからんでもない。
▼ ultra soul 〜Splash Style〜 - 10点
一回聴いて即封印したんだったか、印象なし。駄作。
▼ まっかなシルク - 70点
普通曲。
31
:
鼎
◆Qss0HrE9To
:2016/07/24(日) 02:56:53 ID:9MFMlXSs0
この前見終わったんでレビュー。
・Epic Night 85点。
ブラフ以降のツアー映像としては11に次いでよかったかなと。
ようやくクラシックHR回帰を果たしたエピックデイという
アルバムを引っさげたツアーであるからして、
例年以上にギター・ヒーロー然たる松本が楽しめる。
恐らくエンドレスサマーより始まったであろうHR回帰路線は
エピデイ、そしてこのツアーにて一先ず完成を見たと見ていいかと。
少なくともエンサマツアーの様に所々トレモロやらで手を抜く、
という場面はない。
トーンも前ツアーよりゲイン控えめな柔らかい音色、
またギブソンという狭い範囲ながら曲毎のギター使い分け
によってカラフルさが増していると言えよう。
何よりもMagicツアーと違ってミックスもいいww
何で俺が行ったツアーに限ってあの糞ミックスなんだ……
ただここで留意すべきは現時点で既に大御所となった
稲葉・松本が成し得たルーツ回帰再びであり、かつてB'zが
新たな地平へと踏み出す過程において、自らの血肉たる
HR/HM要素を大々的に取り込んだ7th、9thツアーの如き
野心は無いと言う事。
故にあの時代のそれこそ若き日のZep、パープルにも通じる
緊迫感は薄い。
要は初老を迎えたHR好きのおっさん二人が今一度思いっきり
趣味に走ってみたという事だがこれが中々心地よい。
TIMEの様なバラードにおいても遠慮無くオブリガードを
ぶっ込んできた様に、今回の松本はとにかく手数多し。
稲葉も9thの頃の声の艶と爆発力は無い代わりに
長年の経験に裏打ちされた技術でもって実に
バランスのいい歌を聞かせてくれる。
特筆すべきは熱き鼓動の果てとZEROだろうか。
前者は改めてギターを弾くのが楽しい、と
方方の雑誌にて語っている最新の松本によって
別物の様に生まれ変わっている。
32
:
鼎
◆Qss0HrE9To
:2016/07/24(日) 03:07:09 ID:9MFMlXSs0
続き。
スライド・ギターによるオブリ、稲葉と暴れるEDと見所多し。
原曲はGLAYが作りそうな無難な歌謡ロックと思ってたが
こんなにいい曲だったんか。
以降のブルーサンシャイン、愛バク等ギターの手抜きが
目立ち始めた時期の曲もこの最新アプデ松本によって
これぞ本来の姿だと言わんばかりに進化している。
松本よ、頼むからこの調子でGreen全曲撮り直してくれ。
後者は何と全編スライド・ギターによる弾き語り!
この新要素はソロ次作Enigmaにて華々しく開花する。
今回のソロコーナーは何とゴーファーザー!!
画面前の俺は俄然藤木ばりのガッツポーズ!
…ファッ!? 終わっちゃった……(´・ω・`)
これはアレなのか、続き聴きたきゃ後でやる俺様のソロツアーに
来いって事なんか松本よ?
松本がグラサンずらして流し目アイラブユーの後はラスベガス。
まさかのアルバム一曲目が後半に配置。
最新シングルREDとの兼ね合いなのか。
やはりアウトロの掛け合いは実にLIVE映えしてよし。
これは定番化してもいいんじゃまいか。
松本よV結構似合ってんじゃん。
期待のアルバムタイトル曲は、やはり増田こそ日本のジョン・ロード!
厚見玲衣を持ち上げる奴いるが、あいつどっちか言えば
キース・エマーソン系じゃね? といつも思うのだ。
愛バクの後にギミユアやってたがパッケ裏に記載無かった
事からも解るようにまたも空振り。
いややってくれよww
とまぁ肩透かしも無い事はないがマジで久々に勧められる
LIVE円盤じゃなかろーか。
ただ惜しむらくはMagic以来の高難度フレーズ多めの
アルバムツアーだからか、曲によっては松本の指が
おぼつかない箇所が幾つかある事。
バカボンとかアレンジは良かっただけに肝心のクリーンソロが
一寸怪しい。
全盛期でもここまで難しいフレーズはあまりなかったから
仕方ないかも。
インギーも事故前に作ったフレーズは怪しいしなー。
余談。
客出し曲の音源化まだー?
33
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/24(日) 09:28:48 ID:6eAOnzx60
>>26
リクエストさせて頂くとBIG MACHINEツアーの松本の調子を知りたいですを
何故かというと台風15号がプレイもトーンもドン底だったのに対して翌年のTMGツアーは中々健闘していたので中間に位置するビグマツアーの調子が気になっていたからですを
ぶっちゃけアルバム自体はそんな好きじゃないので中盤の7th特集コーナーやMOVEなんかの過去曲について詳しく聞きたいですを
34
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/25(月) 22:38:22 ID:Goi7Loy.0
>>33
それを語るにはプレジャーツアーの話からしないといけない。
なぜかと言うと、渚園以外の音源(具体的にはイッツショーケース)を聴く限り
松のプレイにタイフーン15程の悪印象は受けないから。
恐らく当時の天候状況やそれに伴うコンディション不良
加えて渚園という場所が録音に不向きであることから
余計にどん底に感じるんじゃないかということ。
とりあえず次のレビューはプレジャー、ビグマの順で始めるけど
松の感じとしてはバンザイツアーと似たようなもん、と言っていい。
35
:
管理人
:2016/07/25(月) 23:56:34 ID:???0
ああ、タイフーンのドキュメント部分見てて
ホールツアーの時は渚園より良かったんじゃねぇか?と思ったことはあるなぁ
良し悪しの差が激しくなるのが00年代後のホントややこしいとこ
38
:
管理人
:2016/07/26(火) 01:07:20 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ 熱き鼓動の果て - 65点
最初のアコースティックパートまでの印象こそ
Looseの1曲目のように武骨な感じが良さげだが、サビでズッコケる。
軽すぎるんだねこれ。素朴ではあるがカッコイイと思わせるところはまるで無い。
こんなんじゃ新規層に「やっぱB'zってすげーんだな」とは思われず
平凡な印象しか残せないわけで、そこが痛かった。
いや、それともこの青春ロックとでも言うようなあっけらかんとした作風は、
青春パンクの流行った当時の時代を読んでイケると判断したものだということか…?
▼ 夜よ明けないで - 75点
ツアーメンバーのビリーとシェーンが早速参加しているが、
その2人はどうということのない普通の演奏。
基本HRではありつつ、ラウドロックのニュアンスを入れるという
時代への目配せは変わらず。ズンズン刻んでのピロリロ、
なんてモロにそうだろう。間奏はラップだし。
(例
https://www.youtube.com/watch?v=drTQaAaCeh0
最初は1:15辺り、その後にも何度か。そして間奏でラップ。
これはあくまで例であり、リリースはこの曲の方が後になるのでパクリどうこうの話ではない。
探せばこの手の曲は他にも見つかるはずで、ラウドロックのパターンだということ。
一応補足するならこのバンドに関しては比較的HMの影響も公言していた方ではあった。)
とはいえ、ヘヴィな音と合わせた幻想的な雰囲気が
なかなか新鮮なので、この曲は割とよく聞いてる方ではある。
▼ 挑めよ儚いこの時に - 85点
実にポップであるのは良いのだが、サビ終盤のメロディは、あそらくビートルズのあの曲w
39
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/27(水) 01:39:55 ID:Goi7Loy.0
>>35
タイフーンのドキュメントと言えば
ホールツアーのフィアーがちょい流れてるとこで
松がラスサビの小節数間違えて盛大にバッキングミスってるやつで吹いたわw
松でもああいうミスするんだな、ってほっこりした覚えがある
40
:
管理人
:2016/07/27(水) 22:40:18 ID:???0
そこ記憶から抜け落ちてたんでさっき見てきたが、
ミスってたねw
しかしこれ冷静に考えると、
普通はこれリリースしたくはないテイクのはずで
編集者が素人であるがゆえに気付いてなかったのか
松本はこのドキュメント映像のチェックをしてないのか
見たけどあえて収録していいと思ったのか、気になるところだ…
41
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/27(水) 23:20:19 ID:6eAOnzx60
>>34
要望に答えて頂き感謝。楽しみにしています
松の調子の上げ下げだと鼎が11ツアーのブート聴いて調子悪いって愚痴ってたのがDVD購入後テノヒラクル-してたり、voyageツアーも配信されたのは所々ミスしてたけど大阪では完璧だったなんて報告もあったな
https://youtu.be/1iCOPLHjwXc
鼎も言ってたけど熱きはエピナイのがいいね
42
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/29(金) 01:30:28 ID:Goi7Loy.0
ファイナルプレジャー(参考音源、イッツショーケースのブート+渚園)→70/100
まず松の調子についてだが、ブートの方については渚園ほど悪くない。
トーンも渚園のそれよりは一寸マシに聴こえるし、プレイの内容もまだ90年代の精力的な感じがやや残っている。
やはり本格的に90年代の精力が感じられなくなったのは、サークル、モンガレと考えていいのでは。
ただ00年代に散々問題視されたモタりについては、この頃すでにやや耳につくようになってきている。
イレブンがあまりモタりの気にならない内容だったことを考えると
タックバースト+ボグナーエクスタシーの組み合わせにしたグリーンからモタりが加速したという推測ができる。
ちなみにブラフは確かCY+ボグナーで、ジュースイレブンはCY+5150Ⅲだった気がする。
やっぱボグナーが諸悪の根源ってハッキリわかんだね。
個人的にこのライブでよかったと思う曲は孤独のランナウェイ、タイム、ギミユアラブかな。
どの曲も後に見られる簡略化やフレーズ省略(てか大賀にまかせるやつ)がなく
聴きごたえがそれなりに感じられるもの。
あと稲葉の調子もショーケースの方は渚園とは比べ物にならないほどよい。
他のホール公演でもディープキスをそれなりに歌いこなしたりしているので
ホールツアーでは好調をキープしていたと考えていいのではないだろうか。
渚園、その直後のバンザイツアーがあまり良くなくて、そしてビグマツアーで完全死亡という時系列なんかね。
ライブ全体としては、プレイそのものはブラフより↓、ただトーンやレア曲多いというところはブラフより↑ってことで
プラマイゼロでブラフと同じ点数ってとこかな。
43
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/29(金) 01:53:58 ID:Goi7Loy.0
ビグマツアー(参考音源、東京ドームのブート)→65/100
松のプレイはバンザイツアーと同等といったところか。
ただ既に映像化されているドンリブでわかるように、なぜかゲインが上がっているように聞こえる。
その結果さらにモタッて聴こえたり、明らかに曲の雰囲気に合ってないと感じることが増えた。
ドンリブもそうだが、モーテル等もプレイ内容は悪くないだけにトーンがもったいない。
ちなみに後々多用されるトレモロによる速弾きのごまかしは、このツアーでもまだ見られない。
その為曲が著しく凌辱されるような演奏は、まだないと言えるのではないか。
リクエストしてくれた方はどん底の渚園と健闘してるTMGの中間はどうなんだ、と仰っていたが
プレイ自体はビグマもそこまで酷くはなく、音作りの問題であると思われる、というのが結論。
稲葉の調子はご存じの通りで、キャリア最低と言っても過言ではないのだが
逆にその掠れ具合が手術後よりも味がある、と個人的には思っている。
ドンリブやモーテルの曲ではうまくハマっているし、ブルージーな朝でもこれはこれでいいのではという歌唱になっている。
松の評価としてはファイナルプレジャーより幾分下がるのだが
稲葉の貴重な姿が観測できるライブということで、評価の下がり幅は小さいものとなった。
44
:
鼎
◆Qss0HrE9To
:2016/07/29(金) 02:17:51 ID:9MFMlXSs0
オリアルの方もレビューしないとねー。
そー言う流れらしいので11から
ELEVEN 77点
伝説を築いた金銀BEST以降、容赦なくファンを篩いにかけた
Brotherhoodに続くアルバムは、またもや試練を課した
問題作であった。
前作のモダンヘヴィネス要素を加速させ、当時流行だった
ラップメタル・ラウドロックまでも取り入れた曲が散見される。
確かに松本はロックギタリストとしてミーハーな性格で知られ、
初期のアルバムからして流行のダンスビート+デジロックを
メインに据えていたが、ここに並ぶ楽曲はどうも
それらと比べると歯切れが悪い。
TMN時代からのノウハウがあった初期作と違い
上手く影響を消化しきれてないのだ。
80年代から活躍するHR/HMバンドが時代に対応して
流行のロックの上っ面だけなぞった糞アルバム作るパターンが
往々にしてあるが、悲しいかなB'zですら例外ではなかった。
たまに「HR・メタル好きにはオススメ!」とか言うレビューを見る。
俺に言わせりゃ実に見当外れで、洋HR/HMまで聴きこむ
マニアックなメタラーにこんな付け焼き刃アルバムが
通用するわけがなかろう。
ライトなロック好きとメタラーは全く違う生き物なのだ。
とまあ、以上辛辣気味に書き連ねてきたが点数見ても解る通り
ある程度評価している原因は恐らく従来のファンを
繋ぎ止めるべく用意されたであろう、Seventh Heavenに
代表される王道曲の完成座の高さにある。
B'zらしい曲はとことんらしく、その逆を徹底して厳しいという、
陰と陽、硬軟の差がB'z史上最も激しいアルバムと言えようか。
アルバムに一曲は存在する大作バラードは今回も健在で、
Raging Riverの出来の良さに当時の俺は安堵したものだ。
よって、本作の旧来ファン向けの曲群をミニアルバムとして出せば
MARS、Friendsシリーズと並ぶ傑作として語り継がれたかもしれない。
それこそ金銀BESTで増えた多数のライトファンが離れることは
無かっただろう。
余談ではあるがこのアルバムを以って松本は一度
引き出しを明けきった(つまりネタ切れ)したらしく、
ポップ路線に回帰したと言われる次作Greenは実際の処
このアルバムのアウトテイク集という側面がある。
聴き比べてみるのも面白いだろう。
45
:
鼎
◆Qss0HrE9To
:2016/07/29(金) 02:19:45 ID:9MFMlXSs0
I ー
割と好き。デジロックやってた頃の面影がある。
Seventh Heaven 88
やっぱり僕は、王道を往く…この曲ですか。
ギターソロも松本に求めるものすべてが詰まっておる。
信じるくらいいいだろう 40
いやよくねーよ。
RING 80
意外に不人気だが松本節全開でいいと思う。
愛のPrisoner 45
信じるくらいいいだろうとの違いが全く解らん。
あのB'zがこんな色違いみたいな曲作るとかショック。
ドラゴンフォースかよお前ら。
煌めく人 60
ラップやってる事で話題になったがそんなもん
初期からやってましたが何か?
と金銀からの後追いに突っ込まれる程度の曲。
May 78
面白い曲だがシングルに切れるか? というと??
当時ジャニーズの何たらとか言うグループが
この曲を生演奏で弾いてたが嘘つけ絶対当て振りだゾ
juice 50
あのさぁ……これホントにLIVEで何度もやるほどの曲か?
シングルとしちゃ大して売れてもねーしHRしてる割に
ギターソロが借りてきた猫みたいで詰まらん。B'z版剛力彩芽。
Raging River 100
このアルバムのハイライト。先行公開されてた
デモ版から打って変わって壮大な仕上がりとなった。
当時のライブ演出と併せて一つの作品といえるだろう。
TOKYO DEVIL 60
サビメロだけすき。
コブシヲニギレ 35
拳を握りたいのはこっちの方だ。
Thinking of you 90
このアルバムのバラードはハズレ無し。
近作と違い色んなタイプが散りばめられている。
扉 40
こっちが「おら! B'z出てこい!!」とビーイングの扉蹴っ飛ばしたい気分だよ。
今夜月の見える丘に 88
シングル盤とソロ違い。曲に合わせて構築した感ある
前者と違い、こっちはアドリブ一発の色が濃い。
46
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/29(金) 02:25:06 ID:Goi7Loy.0
>信じるくらいいいだろう 40
いやよくねーよ。
>コブシヲニギレ 35
拳を握りたいのはこっちの方だ。
>扉 40
こっちが「おら! B'z出てこい!!」とビーイングの扉蹴っ飛ばしたい気分だよ。
投げやりなレビューに草不可避。
確かにイレブンのバラードはいいんだよな。
リング、荒川、シンキングオブユーと名曲揃い。
47
:
鼎
◆Qss0HrE9To
:2016/07/29(金) 02:44:57 ID:9MFMlXSs0
昔メタル板でも書いたがあのモタリは
多分「タメ」と勘違いしちゃったものだと思われる。
松本程の漢が何でそんなギター始めた厨房みたいな事態に
陥ってたのかは未だに謎だが、Greenの時のインタで
「最近音数減らしたプレイが大好きなんだ(意訳)」
ってのがあったからこれが怪しい。
華からの流れでああなったのかな?
実際つまらんプレイだったし。
エピデイ〜Enigma間でやっとタメの何たるかを
思い出した感じ。
>>41
うんテノヒラクルーしたなww
俺が聞いた日のは00年代によく見られるモタリが
ちょっと出てたんだよなぁ。
それで調子が悪いと感じられたのかもしれん。
円盤のは間違いなくあの時期のベストテイク。
もっと言えばJuiceツアーだったかの
Pleasure2000が相当ヤバかったな。
アレの印象に引きずられたのはある。
48
:
管理人
:2016/07/29(金) 13:19:49 ID:???0
【 B'z アルバム 】
▼ GREEN
まずウィキペディアなんかをチラ見すると、
>『IN THE LIFE』以来の打ち込みを多用したポップス路線
と書いてある。
作り手側からすれば路線としての狙いはあったかもしれないが、
結果としてどこまでポップに聞こえるかというと話は別。
これがすげーポップに聞こえるとか、B'zが帰ってきた!とか思うなら、
その人は重いロック耐性が十分にある、自信を持っていい。
ポップスばかり聞いてる場合じゃない。
はっきり言ってIN THE LIFEと同じにはとても聞こえないだろう。
稲葉は重くてネバってるし、松本はどんどん簡略化してるし
打ち込みについては、ポップにするために打ち込み増やした、
なんていうような単純な話ではなくて、
まずハードディスクレコーディングがどんどん定着し始めていた時期であり、
結果としてプラグインと呼ばれるソフトウェアを駆使しての
音楽制作が増えていた時代背景は意識するべき。
当時相変わらず隆盛だったインダストリアル(それに影響を受けたラウドロックを含む)も、
ヒップホップにしても、打ち込みも使ったデジタリックな音像を特徴としていたわけで、
今打ち込みを使っても90年代風にはならないだろう、というような
判断もあっての導入だったと言う他ない。
(ちなみに松本の好きなジェフ・ベックが意外にも大胆にテクノサウンドを取り入れた
WHO ELSE!は1999年(その後も何作か続く)。
これも「そのうち俺もまた打ち込み増やしてみっか」と
思った判断材料の一つにもなったような気がする。)
つまりが、打ち込みも時代に合った質感を意識してアリだった、という結果に過ぎない。
決して回帰型でやったのではなく、当時のB'zとして平常運転の内容だったということだ。
49
:
管理人
:2016/07/29(金) 13:25:03 ID:???0
01. STAY GREEN 〜未熟な旅はとまらない〜 - 80点
出だしとしては無難な曲だが、過去のアルバムほどのインパクトは無い。
02. 熱き鼓動の果て
記載済み。
03. Warp - 70点
稲葉がネバってるのみならず、耳障りが痛いような音になっていて印象が悪い。
(こういう部分に「今のB'z」をしっかり残しているゆえに
やはり回帰型とは言えないのだ)
ライブでの音の方がまだ普通に聞けるか。
04. SIGNAL - 70点
えー、今さら乙女ゲー(ときめきメモリアル Girl's Side)のタイアップ?
という余計な違和感が付いたせいで印象悪化w
“ また今日も君に優しくできなかった
なんて後悔しながら 次の朝が来るよ ”
とかモロに過去の稲葉詞を思わせる女が実に気持ち良くなりそうな歌詞だし、
「ときめき」というワードもしっかり入れた仕事っぷりには苦笑するしかないw
ふと調べたら本家ときメモのシリーズが01年12月に出てて
そっちにZARDがタイアップしていたというオチw
男女枠両方でビーイングが取ってきたってことかい。
05. SURFIN' 3000GTR - 60点
暑苦しい。以上。
06. Blue Sunshine - 65点
当時結構ネタにされてた記憶だが、某女性用生理用品のCMで使われてたフレーズ
「バイバイブルー」(歌も付いたり色々バリエーションがあったような)
の存在は意識しなかったんだろうか?w
変なイメージ沸いてダサく聞こえると損だと思うんだが…。
曲は平凡過ぎる。
51
:
管理人
:2016/07/29(金) 13:53:45 ID:???0
07. ultra soul (Alternative Guitar Solo ver.)
全般的に曲が弱いから事務所指示で入れさせられたのか、
1年半近く前の曲をここで入れるのは違和感大アリ
(しかもGOLDはスルーという強引っぷりで)。
というわけで、俺はこのバージョンはいつもスルー。
聴くことは無い。なんで細かい違いは記憶なし。
08. 美しき世界 - 75点
実はこれも「ときメモ」タイアップw
原型はELEVEN制作期にはあったということで、04. ほどのときメモ感は無い
サビの稲葉のネバりがくどい分はいくらか減点で。
09. Everlasting - 75点
バラードはパターン化してもう食傷気味なところがある。
これもライブの方がまぁ普通に聞ける感じ。
10. FOREVER MINE - 80点
このアルバムではこれがベスト曲。
しかし、引っこんだ控えめのサウンドなのでそこが唯一の欠点か。
11. The Spiral - 75点
オルタナ風味。どちらかというと稲葉の趣味が出た曲か。
12. GO★FIGHT★WIN - 60点
調べたらこれはタイアップじゃなかったんだっけ?
しかし、しかしここまで水泳タイアップを色々やってきて、
サッカーワールドカップとの絡みもあり、
歌詞では「This is魂のWAR」ってことで、やはりスポーツ意識はあったのかな、と。
ツアータイトルにもGO FIGHT WINって入ってるし、
それなりにアピールしたい曲だったのかもしれないが、
シンプルなリフでゴリ押しして、殺気立ったゴウッ!ゴウッ!って感じは
どちらかというと格闘技とか荒っぽい競技の方が似合ってるんじゃね?
という印象。爽やかではない。
そこで、ネタ元はMARILYN MANSONのThe Fight Songという説を見て納得。
パープルのSmoke On The Waterでは無いなw ニュアンスが違い過ぎる。
ということでラウド系意識はELEVENで区切りをつけたわけじゃあないということを
見せつけた後味の悪いラスト曲。
52
:
管理人
:2016/07/30(土) 18:42:10 ID:???0
>>44
>たまに「HR・メタル好きにはオススメ!」とか言うレビューを見る。
それそれwB'zレビューあるある
不純物が結構な具合混ざってることに気づいてりゃ
胸張って推薦なんてできるわけがないんだがなぁ
そんなことができるのは、ある程度の知識が不足しているのか、
ロック全般好きだから肯定できる、ってことでしかない
その辺の誤解に対して補正できるものをいいかげん記述として
残しておく必要があったわけで
00年代レビューは特に完走させにゃいかんと思うよ
54
:
管理人
:2016/07/30(土) 20:22:17 ID:???0
>>42
イレブン期はまだ5150IIだよ
5150Ⅲは10年代に出たものだから
ブラフツアーは資料を見た感じだと
アンプは
CUSTOM AUDIO 3+
VHT Classic(パワーアンプ)
VHTキャビネット
だね
55
:
THOUSAND NANASHI
:2016/07/30(土) 22:32:16 ID:Goi7Loy.0
>>54
あら、VHTだったのか
ブラフツアー以外では確か使ってないアンプだよね?
どうしてブラフツアーだけVHTだったんだろう
56
:
管理人
:2016/07/30(土) 23:53:18 ID:???0
まずオフィシャルスコア、雑誌などの公式記事で
俺が確実に知っている範囲は89、91、94、96、97、98年
という疎らであること前提になるが
まずVHTのパワーアンプについては91年から97年まで一貫して使われてて、99年だけ復活って感じか
(96年から5150が導入されているがそれもプリアンプとキャビネットで、パワー部はVHT)
キャビネットは89〜95年がMESA/BOOGIEで、96〜97年は5150、98年は不明
Custom Audio Electronicsの3+(Rockmanと同じくプリアンプ)
は94年からずっとラックには入ってるんで
Rockmanっぽくない歪みにはこれも使ってる可能性がある
(サバイブツアーに限ってはクリーン専用だと明記)
ブラフだけメインになったのは、何でだろう?w
5150では出せない激歪が必要だったってことか…?
そしたら丁度いいタイミングで5150Ⅱが出て
やっぱりアンプ分割じゃなくて一機で済ませたかったから完全に乗り換えたとかね
これは後継機の3+SEだけど、売り文句が凄い
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/20961/
ユーザーのレビューにはこんなことも書いてるな
>fenderのクリーン、Marshallのクランチ、Soldanoのリードを1台にというコンセプトで開発されたようです
57
:
管理人
:2016/08/08(月) 22:44:32 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ IT'S SHOWTIME!! [ 75点 ]
曲はそれなりだが、ギターのトーンが物足りない。
いや、ギンギンならいいとかいう話ではなくて、
やはりこういう曲には90年代的なトーンが合っていただろうなという懐古。
▼ New Message [ 85点 ]
爽やかさとヘヴィさを適度に合わせた演奏が心地良い。
爽やか系としては個人的には「熱き鼓動の果て」とかよりはずっと上評価。
しかし、グルーヴを再現できないと凡曲に終わるような気もする。
ACTIONのDVDはまだ見ていない俺だが、ハズレそうな予感が…。
ソロでのワウの使い方はやはり時期的にレッ○リ辺りを意識か?
58
:
THOUSAND NANASHI
:2016/08/11(木) 09:37:02 ID:6eAOnzx60
>>42
>>43
遅ればせながら詳細なレビューどうも。興味深く読ませていただきました
>>45
B'z版剛力綾芽とかいうフレーズに草
59
:
管理人
:2016/08/11(木) 22:58:09 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ 野性のENERGY [ 65点 ]
Final Pleasureツアーのスタートに合わせてリリース、ってことで
ツアー盛り上げるようなノリノリ曲キタかこりゃ?
と思いきや、期待に反する凡曲。
こういう時にほぼ無愛想なのがB'zのパターンとはわかってるものの、
失望はしてしまうものだ。
というわけで、PVも合わせて見ると良い歌詞だなとは思うが
曲自体の良し悪しはまた別である。
アルバム内の一曲とか2nd Beatなら70〜75点ぐらいでもいいが、
ツアーに合わせて意気揚々とシングルA面に掲げておいて
この程度では評価は落とさざるを得ない。
▼ 旅☆EVERYDAY [ 60点 ]
胸毛ギターでのダダダダダダダッはやはり安易な刻みで恥ずかしいw
ベタ(王道)とダサいの紙一重を行くことがよくある松本だが、
00年代以降はそこでマジックが効かなくなっていることが多々ある。
B'z印のブラスが入っても軽快感は足りず。
歌詞もいい加減パターン化して食傷気味。
60
:
管理人
:2016/08/18(木) 17:44:50 ID:???0
【 B'z アルバム 】
▼ BIG MACHINE
タイトルのBIG MACHINEとは膨大な数のスタッフ、ファンの存在を背負って動く
巨大機械=他ならぬB'z、という存在そのものを指しており
俺らがヒーコラ言いながら動かしているのがB'zなんだという、
ここにきて珍しくストレートな感情吐露をしたものだと言える。
なので、「ドラえもん新しい道具まだー?」な姿勢で新作厨やってる輩は、
その貪欲ぶりはメンバーに量産を要求することであり、作品のクオリティに影響を与えてしまう側面
があることを少しは意識した方がいい。今さらの忠告だけど。
サウンド的には、アルバムジャケット内側でBOGNERアンプが写ってるように、
その胸毛サウンドが本格的に定着した松本トーンとして全面で強調されている。
61
:
管理人
:2016/08/18(木) 17:47:40 ID:???0
01. アラクレ [ 80点 ]
基本的にはHRだが、10〜20%程度は時代のロックを意識した簡略感がある。
結論としてはギリチョ以下、juiceとかよりは上ってとこだろうか。
02. 野性のENERGY
記載済み。
03. WAKE UP, RIGHT NOW [ 85点 ]
らしいポップ曲であるにも関わらず簡略化が進行しているところに
物足りなさは残るが、躍動感はよく出ているので
00年代スタイルとしてはこれはこれで成功例と言っていい。
04. 儚いダイヤモンド [ 50点 ]
気持ちマイケルシェンカー風?しかし曲はつまらない。
イントロのノイズはワーミーペダルを使ったもの。
インダストリアル的な金属感を意識か。
05. I'm in love? [ 70点 ]
GREEN曲の延長ってとこ。
重くなった稲葉の声と胸毛ギターの組み合わせではポップ感は減退。
06. IT'S SHOWTIME!!
記載済み。
07. 愛と憎しみのハジマリ [ 75点 ]
05.よりはいくらか良いか、というぐらい。
62
:
管理人
:2016/08/18(木) 17:51:44 ID:???0
08. BIG MACHINE [ 80点 ]
ダウナーな7弦ギターが鳴り響く。
どっかしら懲りずに入れてくる時代意識要素。
曲自体はB'zらしいものなので個人的評価は悪くない。演奏もグルーヴィーだし。
なんで、え〜7弦とか使う必要あったの?ってところで減点した点数、ということで。
09. Nightbird [ 70点 ]
普通。
10. ブルージーな朝 [ 60点 ]
ブルージーで意識が遠のいている朝には
これぐらいも丁度いいかもしれないが、普通の意識で聞くと退屈。
11. 眩しいサイン [ 90点 ]
ウィキペディアより
>製作当初から、メンバーの2人も「昔のB'zっぽい」と自覚しており
わかってんじゃないすか。もっとやってくれ。
12. CHANGE THE FUTURE [ 70点 ]
思い切り時代のロック意識アレンジだが、
とりあえず聞ける最低ラインはクリアしてるので
TOKYO DEVILとかよりはマシな方。
13. ROOTS [ 85点 ]
サビの稲葉にいくらかのくどさはあるが、バラードとしては十分な良作。
63
:
管理人
:2016/08/26(金) 17:25:02 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ BANZAI [ 80点 ]
当初はリリース予定になかったらしいが、
事務所側の戦略的な意図もあったのだろう、
やはり切ったカードは簡略ロックだった。
ダッダッ・ダダダ・ダダダダのリズム強調、
バンザイという簡潔フレーズからすると
狙いとしてはウルソのパンクもしくはメロコア版ってとこか?
juiceとか出した頃に比べればノリは良く、
それなりにこなれてきた感じはあるんでとりあえずは通して聞ける。
胸毛ギターのなんか違う感はあるし、ギターソロはソロって体裁ですらないし
(ギターオーケストレーションになってるので
まだそれなりの松本色を残してはいるが)、
食い足りなさは当然残るが、簡略ロックな時代に沿った一般にウケそうなものを
表看板としてアピールしておくことは必要、という立場をとる場合は、
これぐらいなら合格ラインかということで高めの80点にした。
▼ Magnolia [ 60点 ]
ギターソロは十分に弾いているが、所々の音楽性はごった煮。
イントロのズッチャカチャカチャカ言ってるのは
ラウドロックやヒップホップの連中のやるあれ。
そこから胸毛ギターがジャーンと入ってきて、
チャチャチャチャの高音フレーズはパンクやメロコアの連中がやるやつで、
Aメロではお決まりの金属質なリバーブのかかったアルペジオ。
で、そこからオチとなるサビがどうなるかというと、
あ〜いに〜く〜よぉ〜っと稲葉はネバっこい一方で、
HRと言うよりはパンキッシュなバタバタしたリズムはスマートではない。
そこでダダダダダッダダダダダッとキメられるともう、
恥ずかしさの方が妙に込み上げてしまうw
気合入ってるけどなんか違うんだよな…、と
(最後にオイ、オイまで入るとまるでoiパンクであり、やはり簡略ロック意識があったと言える)
ということで相対的にBANZAIの方がスマートだったと思えてしまう微妙曲。
64
:
管理人
:2016/09/03(土) 21:47:35 ID:???0
【 松本ソロ アルバム 】
▼ TMG I
松本が外人メンバーと結成したドリームプロジェクト。
ということで=HR!と短絡するのはまずやめよう。
これがMR.BIGやNIGHT RANGERと同じに聞こえる?
聞こえないでしょう。
HR度120%でやったから重く・暗いのではない。
HMにまで踏み込んだから重く・暗いのではない。
松本が飽きずにラウド(略)要素を入れてるから
この必要以上に重い・暗いものになっているというだけの話。
間違いなく言えるのは100%のHRではないということ。
基本的にはHR。だけど曲によって10〜40%とかの割合でラウド(略)要素が入ってる。
つまりメンバーに合わせたアメリカンHRではなく、00年代松本そのまんまの作品である。
エリックやジャックと組んだからどうこう、と特筆する部分は無い。
補足: ライブではさすがにギター1本で3ピースなので、
CDほどには時代掛かった要素は濃くはなかった記憶ではある。
65
:
管理人
:2016/09/03(土) 21:52:10 ID:???0
01. OH JAPAN 〜OUR TIME IS NOW〜 [ 85点 ]
イントロの出だしは松本がすっかり強調するようになった和風メロディだが、
スクラッチが入ってるし、ギターズンズンの後にはラップ、
そしてBメロのシンコペーションを利かせた刻みなどはラウド(略)に沿ったもの。
総合的に見れば、シングル曲としてはまぁこれで良し。
02. Everything Passes Away [ 70点 ]
もはや轟音の世界。重い=HMじゃないよ。
HRに時代のロックの重さを意識したニュアンスを足してこうなってるだけ。
03. KINGS FOR A DAY [ 70点 ]
さらにもう一発の轟音曲。
これも20〜30%ぐらいはラウド(略)色が入ってる。
04. I Know You By Heart [ 80点 ]
イントロからもうアレだが、変拍子がカッコイイのでこれは良し。
05. I wish you Were here [ 60点 ]
エリック、ジャックに似合うアメリカンな曲だが、
必要以上にギターがギンギンでアンバランス。
06. THE GREATEST SHOW ON EARTH [ 90点 ]
アルバム内の立ち位置からすると、目玉としてここに据えた印象を受けるが、
実際本作ではこれがベスト作と言えるだろう。
07. Signs of life [ 85点 ]
これと09.はすんなり聞けるHR。
メンバーには「Too much Zeppelinじゃない?」と聞いたらしいが、
外人にはとりあえず気ぃ使うんかいw
66
:
管理人
:2016/09/03(土) 21:55:29 ID:???0
08. RED, WHITE AND BULLET BLUES [ 70点 ]
ブルージーなHRだが、無駄に重い。
09. TRAPPED [ 85点 ]
OH JAPANのカップリングに入れたのが納得できる安定の出来。
10. My Alibi [ 65点 ]
箸休めとしてこういうファンキーなのもアリではあるが、
もう一歩のインパクトに欠ける。
11. WONDERLAND [ 50点 ]
気持ちVELVET REVOLVER風?しかし退屈。
12. TRAIN, TRAIN [ 60点 ]
08.の音はこれぐらいなら適正だと思うんだが、曲はこっちの方が退屈。
13. Two of a Kind [ 80点 ]
締めに向かって持ち直し。
14. NEVER GOOD-BYE [ 80点 ]
さよならソングも轟音で。
Aメロのギターにかかった金属質なエフェクトは
やはりHRよりもあっち側のものだ。
67
:
管理人
:2016/10/22(土) 17:21:43 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ ARIGATO [ 80点 ]
TMGの流れからか轟音系の曲だが(録音は以前に済んでいたようだが)、
アコギとシンセが入ってるのでまぁほぼHRかと思える。
しかし、この手のアコギのストロークもいい加減一本調子過ぎて退屈になる。
なんでエレキのクリーントーンで弾いていたMステ出演バージョン
の方がベターだったと思う。稲葉は苦しそうだったけど。
曲は、カップリングやアルバム曲だったならマニア向けの良曲と言えただろうけど、
一般向けのシングルとしては、もうちょっとフックのある方が良かったんじゃないか。
▼ 輝く運命はその手の中に [ 70点 ]
普通。淡々と終わる。
▼ もうはなさない [ 65点 ]
ギターソロで転調?するところは面白いが曲は弱い。
2ndビートに続いてこれだと落胆が大きいが、
調べたらどっちもお蔵入りしてた曲だったようで、納得。
68
:
管理人
:2016/11/14(月) 23:33:42 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ 愛のバクダン [ 90点 ]
簡略ロックはまだまだ続く。
シングルという場においてもその簡略度はここで極点に達し、
このギターはもはやパンク、メロコア系の領域。
そっち系のリスナーが一番すんなり聞けるB'z曲はこれだろうと言える程のシロモノ。
しかし、ここまで来るとリスナーであるファンの間においてロックの定義問題を
誘発するようにもなり、我々のようなファンを困らせる。
それは、メンバーや事務所が広義のロック性を強調する方へ向かう一方で、
細かく見定めていくとHR/HM性という限られた部分はどんどん低下している、
という状況があるからだ。
そんな状況で「基本はHR」だとか、90年代ほどではないにせよルーツはHRとかたまに言うもんだから
ああこれが「ハードロック」というものなんだ、という誤解を生む。
その誤解のバリエーションは多岐に渡るので一概には言えないが、
ロック定義の食い違いによる論争はとにかくややこしい。
本当にB'zと並行してHR/HMを聞くメタラーであるならば、
何でもHRにしたがるアナーキスト集団をいつ何時でも喝破できる
論法を持っておきたいものである。
ともかく、歌詞は稲葉節がよく効いているし、簡略スタイルも年月を重ねる事に
小慣れてきていてる部分はあるし、一般向けにこういう時代に合わせたスタイルもやれる
というアピールをすることは悪くはないだろう。
たださすがにこういうスタイルばかりやられるとウンザリするし、
手抜き、劣化、老化、不自然な若作りなどと言われても何も文句は言えないだろう。
時代に沿った曲単品として、ポップソングとしては高評価。
プレイなどの食い足りなさは当然残る。
その辺りを総合的に見て90点、ということで。
▼ Fever [ 65点 ]
曲と詞がミスマッチ過ぎる。
詞としてはこれから始まるツアーを意識して盛り上がろうぜー的なものなんだろうが、
一方で曲がスカスカ気味の(サビではしっかりボグナーの胸毛轟音を入れてくるとはいえ)
オールドなロックを意識したものではポップ性が皆無というか、
Feverとか言われても全くテンション上がらない。
曲自体はアルバム内のもっとマニア向けなポジションで、
詞はもっとポップ性のある曲と合わせればよかったのに、と思えてならないそんな曲。
▼ 甘く優しい微熱 [ 60点 ]
この手の平凡な曲増え過ぎ。フックらしいものが何も無い。
69
:
管理人
:2016/11/21(月) 00:38:52 ID:???0
【 B'z アルバム 】
▼ THE CIRCLE
簡略路線を突き進む中、ここに来てとうとう、鍵盤などの装飾的な楽器を
一切抜いたバンドサウンドで作ってしまったアルバム。
これもたまにHRアルバムだとかいう論調を見かけるが、
どう聞いてもルーツ回帰したHR性を押し出したアルバムとは言えない。
体に染みついたベーシックとしてのHR性は当然ながらあっても、
その部分自体の割合は大幅に減っていて、
簡略ロックこそを意識した00年代路線であることに変わりはない。
そこだけわかっていれば、至って平常運転の00年代B'zな一枚である。
70
:
管理人
:2016/11/21(月) 00:43:51 ID:???0
01. THE CIRCLE [ 75点 ]
エスニック調というのか?
端的に言えばZEP風であって、ルーツ的には今更意外なものではない。
02. X [ 65点 ]
ラウドロックやらHRやら、ニュアンス的にはごった煮。
ギターソロはおまけで弾いたような程度だし、
まぁどちらかというとラウド寄りか…。
あえて擁護してみるなら、ラウド気味であるにせよ
洋楽チックに感じられるものは松本なりに頑張って作った結果ではあるのかもしれない。
しかし、00年代以降の英語フレーズのすっかり減った稲葉のボーカルで日本に戻される。
(外人サポメンが定着してから下手に英語は使えないと思ったのか?)
そのミスマッチ感が拭えないことから不自然に感じられ、
俺のようなリスナーは低評価気味になってしまうのかもしれない。
HR+歌謡曲の場合は何も不自然じゃないのよ。
洋楽だってメロディアスHRがあるわけだし、
ネオクラ系とかはクラシック由来できっちりメロディを構築するし、
メロスピはクサメロ+HMなわけで。
それに対してラウドロックやオルタナ+歌謡曲、は洋楽じゃ該当しないわけで、
(初期アヴリルとかは割とそっち寄りだったと言えるかもしれんが)
そういうのは日本独自のロキノンジャパン系になる。
やはり感覚的にロキノン系を許容できるタイプの人の方が
自然に00年代B'zを受け入れているんじゃないかという気がする。
03. パルス [ 60点 ]
バタバタしたリズムで、ギターでハモって弾くイントロなんかを指して
メイデン風とか言う人が過去にはいたが。
それは、言ってしまえばHR/HMしか知らない場合の見方だろう。
簡略系でも当時流行ってたSUM41とかもああいうハモリやってたでしょ。
詳しくはないけどw
Aメロ、Bメロのリズム、ギターの刻みの感じなんてモロにメロコア的だし。
(意外にあの佐伯もミラクルクロニクルにてメロコアと指摘)
松本がメイデンをまともに聞いたのは稲葉に聞かせられたもっと後のことであって、
今も昔も流行を横目に見てはいるだろう松本からすると、
やはりこの曲も基本は簡略ロックの流れだと俺は見る。
そこにドックンドックン、どっこいどっこいと
稲葉のダサさ上等フレーズが乗っかるわけだが…、マジックは起きなかったw
あのリズムだとわっしょいわっしょいの連呼すらはまってしまうわけでw
ああ日本人はやはり日本人…とでも言いたくなる、
単にダサいサビで終わってしまう。
前にも書いたがすっかりマジックが起こらなくなったのが00年代B'zだ。
余談だが、B'zワールド(だったか)で「ドックンドックンのとこで、
胸に手を当ててドックンドックンってフリやりませんか?」とか書かれてたのを
気持ちわりーよwと2chのどこかでツッコミ入れてて笑っちまったのが懐かしいw
04. 愛のバクダン
記載済。
05. Fly The Flag [ 70点 ]
簡略ロックだが、曲はメロディックなのでまだマシな方。
ボグナーの胸毛轟音に胃もたれする。
06. アクアブルー [ 80点 ]
衝動のプロトタイプ?とでもいうか。
00年代B'zのロック曲ではこういった曲なら消化に成功した方だと思う。
まぁそれでもギターは胸毛過ぎるw
71
:
管理人
:2016/11/21(月) 00:54:09 ID:???0
07. 睡蓮 [ 85点 ]
このアルバムの休憩点。松本ソロ風なアレンジではあるが、
クリーントーンのアルペジオはオルタナにも通じる。気持ちね。
08. Sanctuary [ 85点 ]
こっちの方がよりオルタナっぽい。曲もギターも良いので文句は無いが。
09. Fever
記載済み。
10. 白い火花 [ 85点 ]
やはりこういう16分の跳ねたロックこそB'zらしく安心する。
11. イカロス [ 70点 ]
サビで転調するんだが、この組み合わせはちょっとどうなんだ。
別々の曲だったらもっと単純に良いと思えたのに…。
それぞれのパートはそれなりに良いだけに惜しい。
12. BLACK AND WHITE [ 70点 ]
既にパターン化している00年代松本の重い曲、その何個目だ。
あえて言えば、このリフはDAMN YANKEESのBAD REPUTETIONという曲
なんかのロックリフのパターンである。
しかしああいう純粋なHRと比べると、この曲のモダン具合は明らかだ。
(まぁボグナーのUberschallというアンプは00年代に重いロックをやるギタリスト全般に
高評価を得ていたアンプだったようで、アンプがまさに時代の音だったという側面もあるだろうが)
そして極め付けはワーミーペダルを使った金属的なギターソロ。実にインダストリアル的だ。
メタルでは数少ない例になるだろうダイムバッグ・ダレル的だと言うならともかく、
とてもHR的とは言えない。(そのダレルを引き合いにするにせよ、
パンテラはモダンヘヴィネス勢に多大な影響を与えたわけで、モダン系との繋がりは避けられない)
こういう不純物の混ざり具合がわかっているから俺とかは、
重い→HR!→高評価、という流れにはならないの。
13. Brighter Day [ 65点 ]
一応は流して聴ける程度の平凡曲。
随分久しぶりの英詞曲ということになるが、それがこの「せっかく作ったんで入れときました」
的な平凡具合では、外人向けの普通曲をテストしたかったのか?と思えてならない。
72
:
管理人
:2017/01/07(土) 23:41:49 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ OCEAN [ 80点 ]
バラードにおいても簡略化は進行。
ALONEなどのようなかつてのバラード曲と比べると、
アレンジ、抑揚など全てにおいてシンプルな仕上がりになっている。
そんな「シンプルな良い曲」として一般向けとしてはこれでもいいだろう。
実際俺も、Mステ出演の時とかを見た印象ではあれこれ言う気もなく、
単純にいい曲だとは思うし。
しかしマニアとしては食い足りなさは確実に存在する。
なので点数としてはこんなもん。
ミックス違いのMONSTERバージョンではまた印象が変わるので、
MONSTERのレビューにて後述する。
▼ なりふりかまわず抱きしめて [ 55点 ]
リフはレイジ辺りのラウドロック風味。
これもCIRCLEのアウトテイク、ってもうここまで来ると
アウトテイクは外れの法則成立だろ、と。
サービスで入れてくれるのはまぁいいが、
あまり駄作が増えると劣化や枯れっぷりを晒す一方だとも言えるわけで…。
▼ Dear my lovely pain [ 70点 ]
「なりふり〜」よりはまだマシな出来だが、
このCIRCLE期はボグナーの轟音がどれだけ出ていようと
スカスカなバンドサウンドがこの最後まで拭えない違和感を残す。
やっぱりCIRCLEはELEVENと並ぶ異色作だよ。
正統派のHR!なんてとてもじゃないが言えるわけがない。
ギターソロはこれまでにやっていない風変りなものを狙ったんだろうが、
ジェフ・ベックとかでこんな感じのフレーズなかったっけ?w
73
:
管理人
:2017/01/10(火) 00:08:15 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ 衝動 [ 85点 ]
もはや当然のように簡略ロック。時代との並走はまだまだ続く。
とはいえ、愛バクあたりと並ぶ程度の、B'zを聞かないパンク・ハードコア系のリスナーが
抵抗なく聴けそうなクオリティには達している。
ということで、シングルという表看板ロックのここまでの流れを改めて振り返ると、
この路線も段階を踏みつつ小慣れてはきたんだなという、
一応の意義は感じられるので、とりあえずはこれでよしと言える。
重要なのは、この曲や愛バクのような00年代B'zのロックにおける
ニュアンスというのはハードロック色を強調してこうなっているのではなく、
パンク・ハードコアといった簡略系ロックの要素こそが強くてこうなっているということ。
そこのところのリスナーの勘違いさえなければ、何も言うことはない。
▼ 結晶 [ 75点 ]
JOY系の曲ってとこか?
可もなく不可もなく、とりあえず普通に聞ける平均はクリアしている。
74
:
管理人
:2017/01/10(火) 00:48:55 ID:???0
>>73
補足。
ウィキペディアにこんなことが書いてある。
>メンバー曰く「大人なロック、無駄なことは極力しない」とコメントしている。
松スレなどで「大人」のキーワードが定着したのがこの時期だったか、
記憶が定かでないが(笑)。
この「大人」が一つのツッコミ所として定着するほどの
強烈な印象を残したのは、ソロ作「華」のようなソフト路線ならともかく、
その一方で、ラウドロックなどの(当時の)若者向けの陰鬱なロックや、
簡易なわかりやすさを重視したパンク系ロック(これまた若者向け)
などの要素に傾倒しているという矛盾点があったからである。
大人と言いつつ若作りしまくりのアンバランスさ、
そこで作品が良ければ全ては結果オーライだったのかもしれないが、
当然B'zなら何でも良くなる、なんてはずもなく、
90年代とは違う足跡を残したのが00年代B'zだった。
75
:
管理人
:2017/01/10(火) 23:11:57 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ ゆるぎないものひとつ [ 75点 ]
パワーバラードとして出したと見るならばこれでいいだろうが、
稲葉の力み具合を減らした方がもっと一般向けになったのではないか。
▼ ピエロ [ 75点 ]
7th BluesやLooseの頃に通じる砂埃感のある曲だと思うが、
10年近い時が過ぎた変化からか、どうにも不足感がある。
もちろん同じことをやるつもりもなかったのだろうが、
もっとワイルドさを出した方がよかったのにと思えてならない惜しい曲。
76
:
管理人
:2017/01/11(水) 23:45:59 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ SPLASH! [ 70点 ]
16分のチャカチャカカッティングにジゴロな歌詞が乗ることで
かつてのB'zを連想する人はいたかもしれないが、
カッティングのニュアンスは(トーンを含め)90年代B'z的なものではなく、
00年代以降松本が傾倒し出したレッ○リ的なものである。
さらにはギターソロも無いことから、ズンズン胸毛ギターは
HRというよりは、引き続きラウドロック風に挿入した感がある。
なのでおそらく、「単なるチャカチャカジゴロロックで終わらせずに、
イマドキに合わせて仕上げたのだ」というような意識で作ったのではないか。
▼ MVP [ 70点 ]
後に書く「恋のサマーセッション」も同様だが、
重くなった稲葉ボイスではポップ感がぐっと下がる。
のみならず、ポップ曲でも弾けるようにギターがガンガンと主張していたのが
90年代のB'zだったわけで、やはり90年代と比べると明らかに物足りない。
なのでポップ曲も年齢的にもうやらなくてもいいんじゃないか、
と思えてくるものはある。
サービス精神がまだあるのはプロとして結構なことではあるが。
まぁこれはマニア的な見方であって、
普通のファンなら歌やギターのあれこれは関係なしに
まだこういう曲も聞きたいのかもしれないが。
78
:
管理人
:2017/01/13(金) 01:08:36 ID:???0
【 B'z アルバム 】
▼ MONSTER
前作THE CIRCLEがバンドサウンドに偏り過ぎていたことの自覚はあったのか、
この次作ではすぐさまバラエティな作風に戻している。
とはいえ、ギターの簡略化は継続されているので
あくまでも00年代B'zスタイルのアルバムである。90年代に戻ったわけではない。
ちなみに、本作のミックスを担当したのはジェイ・バウムガードナーという
海外のエンジニアであり、パパ・ローチ、フーバスタンク、エヴァネッセンス
といった彼が過去に手掛けたバンドの経歴を見れば、
稲松が何を意識してこの人物に依頼したのかはある程度の想像は付く。
ひとまず確かに言えるのは、「HR/HMを意識したわけじゃない」ということだ。
79
:
管理人
:2017/01/13(金) 01:14:11 ID:???0
01. ALL-OUT ATTACK [ 55点 ]
ハードロッキンな出だしに、まぁ掴みはいいかと思いきや、
肝心のギターソロでずっこける(笑)。
全方位攻撃とか言っときながら途中で息切れって…。
しかも初っ端から。そりゃ劣化とか老化とか言われるよ。
まぁつまりがこれは、ルーのみすするカレー、もしくは
米が酷過ぎるカレーとでもいうか。
02. SPLASH!
記載済み。
03. ゆるぎないものひとつ
記載済み。
04. 恋のサマーセッション [ 65点 ]
こういう夏を意識させるポップ曲を忘れないところに安心はするが、
稲葉の声にしてもそうだが、年齢的なものもあるのか軽快感に不足がある。
そのへんの理由で結構キツい感じが拭えない。
どっかの若いバンドでもカバーさせてみてくれ。
05. ケムリの世界 [ 60点 ]
FEVERのようなオールド感のあるロックだが、退屈。
06. 衝動 〜MONSTER MIX〜
アルバムバージョン化する時お決まりの、音圧上げたミックス。
印象は変わらず。
07. 無言のPromise [ 70点 ]
うむ、この曲調なら泣きの効いたギターソロでビシッと締めだろうな、
という予想はあっさり外れ、今一つの押し足りない泣き具合で早々とフェードアウト。
80
:
管理人
:2017/01/13(金) 01:21:55 ID:???0
08. MONSTER [ 70点 ]
B'zの定番、社会(人間?)風刺ネタで歌われる重量級ロック。
やはりこれもソロが無いに等しいので迫力不足に終わる。
09. ネテモサメテモ [ 75点 ]
これも定番の社会風刺
(って「ケムリの世界」も割とそれ系だし、このアルバムはやけに多いな…)。
これまで通りアルバムに一曲はあったようなパターンの曲?だとは思うが、
リズムの締まり具合が足りないというか、キレ味に欠ける。
10. Happy Birthday [ 70点 ]
悪くはないが、凡曲。
ライブDVDのドキュメントに入っていたアコースティックバージョンの方がよかったかも。
11. ピエロ
記載済み。
12. 雨だれぶるーず [ 40点 ]
ハッキリ言ってダサい。
ホーンが入ってムード歌謡状態になっているのがダサさの主因だろうが、
アレンジが基本的にツェッペリンそのまんまなのも中途半端ぶりに拍車をかけている。
これを出すぐらいなら97年のSHOWCASEでカバーした時の
Since I've Been Lovin' Youこそを公式リリースしてくれと言いたい。
13. 明日また陽が昇るなら [ 85点 ]
曲は良い。トレモロのギターソロが唯一残念。
そんなにまで弾くモチベーションが落ちてたのか?この時期は。
14. OCEAN 〜2006 MIX〜 [ 80点 ]
「衝動」とのリリース間隔が随分空いている曲なんで、
事務所の意向で入れた感が出まくりつつの、
音圧上げミックスなのは「そのまんまじゃ入れねぇよ」という
メンバーのささやかな抵抗か?という邪推もできる。
まぁアルバムでの音圧上げミックスというのは定番パターンでもあるが。
一般向けのこの曲に音圧上げは蛇足じゃねぇかとか思いつつも聴き慣れてくると、
このパッと聴き下品な(もちろん、ああなるように注文した可能性もあるわけで、
「大胆」と言ってもいいが)外人らしいサウンドも、
一般向けとしてではなくパワーバラードとして解釈すればアリだと思えてしまう。
意外と外人エンジニア起用で一番意義があったのはこの曲かもしれない。
81
:
管理人
:2017/02/23(木) 18:45:25 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ 永遠の翼 [ 50点 ]
B'zバラードのテンプレそのまんま、過ぎる曲。
もはやただのバラードというレベル。面白くもなんともない。
(※以下歌詞論になるが、曲だけでこの点数近くまで下がるので
歌詞の内容は評価にはほとんど影響していない)
と、曲はそんなところだが、歌詞はちと気になるところが。
まず一つが、石原慎太郎の製作総指揮・脚本による、
太平洋戦争時の特攻を描いた映画のタイアップ曲であるということ。
もう一つが、B'z論者の第一人者であった夏至明が「B'z全肯定」を撤回したのがこの曲のリリース時であること。
記事を持っていないので大雑把に書くと(記憶違いはご勘弁)、
主に00年代のシングル曲を俯瞰してのレビューで、歌詞がつまらなくなったこと(愛バクあたりを例外として)、
「女(愛する人、でもいいが)を心の拠り所にして突破しようとする傾向化」に触れていた記憶がある。
それから、ウィキペディアのB'zの項目を見ると、
>ただし2007年には、この「全肯定」が「永遠の翼」にみられるような保守回帰傾向に荷担してしまったかもしれない、という反省と後悔をしている
ともある。
夏至が映画と絡めてどこまで発言していたかの記憶がないので、
これは単純に見れば、詞の面で冒険をしなくなり「守りに入った」ということに加え、
ラブソングが「君のためならば死ねる」というところまで行き着いたという意味での「保守化」。
さらに映画と絡めた場合、その「保守」具合がブーストされるwという感じで見ればいいだろうか。
つまりが「保守」というキーワードが引っかかってくるのがこの曲になる。
もちろん、タイアップ自体は事務所が持ってくるだけのものであるし、
コナンタイアップ(日テレ=読売新聞)、音楽番組で最も関係の深いMステ(テレ朝=朝日新聞)、
という形で両極の会社と懇意な関係を持つビーイングなので、
何らかの政治色を持っているとも思わないが、
この後リリースのアルバムACTIONにおいて「HOMETOWN BOYS' MARCH」という地方(地元)賛歌が続くあたり、
個人的には保守色が妙に浮き出ていた時期のようにも見えるところがあると言えばある。
(郷土愛も愛国心へ誘導するための土台・ブースターとして利用できる側面があるわけで)
まぁこれは邪推の極みなので、ここまで拡張して考える人はほぼいないとは思うが、
あくまで一つの見方として記録しておく。
▼ ロンリースターズ [ 60点 ]
超平凡な洋楽風。洋楽チャートで常にどっかしら流れていそうなパターンの一つというか。
稲葉力みまくり。
松本はパワコージャーンでまたこれかよ…な流れからのトレモロ祭り、以上。
84
:
管理人
:2017/03/03(金) 17:11:54 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ SUPER LOVE SONG [ 75点 ]
メタリックなトーン(ヘヴィメタルという意味ではなく)で
ひたすら8分のダウンピッキングで刻まれるハードコアちっくなギターリフに、
まだ簡略ロック飽きてないのかよ…(しかもベースはストテンの人かい)、
とは思うところだが、「愛なら衝突〜」の所で捻りを入れてあるし、
ドラマー(これはシェーンではない)の叩きっぷりは新鮮だし、
ギターソロもそこそこ弾いているのでこれまで続けてきた00年代スタイルからは
また変化をしようとしている様子が伺える。
(実際、ACTIONは変化を意識したアルバムだったようで、難産であったとのこと)
その一方で歌詞では、「愛なら衝突することはないし 増えも減りもしない」
の部分でまさに象徴的な、愛への完全視の部分が引っかかる。
これは「愛のバクダン もっとたくさん おっことしてくれ」というようなニュアンスとはまた違う。
例えば「愛憎」という、愛は憎しみと対になって言葉にされることがあるように
愛と憎しみの表裏関係は誰でも少なからずの覚えがあるはずで、
衝突することもないし増えも減りもしないとまで言われると
こんな雑な断言でよかったのか…?という違和感は拭えないわけで。
(※ついでに雑学としてのリンク↓)
http://jbwf.jp/lifeword/cat01/68.html
http://www.otani.ac.jp/yomu_page/b_yougo/nab3mq0000000q21.html
さらには、実際にこの歌詞を指していたのかは不明だが、
「相乗効果に期待してるようじゃダメなんですよ」なんて調子のミスチル桜井の発言
のコピペも2chでは貼られる始末w(おそらくアンチがあてつけのように関連付けただけだろうがw)。
しかしそれでも、若者意識な簡略ロックの部分、変化しようとする部分、
難産だったACTION、という混沌具合とを繋げると、
迷いの中でなりふり構わず「とりあえず愛でなんとか行ってみようぜ」
的な初期衝動で歌うのはまさにロックだと言えなくもない。
ということで、なんだかんだで個人的にこの混沌具合は嫌いという程ではないw
会心の出来ではないが、まぁ聞けないわけじゃない、というところでこんな点数。
▼ ここから [ 60点 ]
凡曲。リピートする気が起きない。
歌詞も「まだまだこんなもんじゃないぜ俺」パターンで。またこれかと思うだけ。
もしやこのパターンは稲葉流のブルースとでもいうような意識なのか?
▼ FRICTION [ 75点 ]
00年代B'zロックの超平均作風。可もなく不可もなく。
85
:
管理人
:2017/03/06(月) 23:37:41 ID:???0
【 B'z アルバム 】
▼ ACTION
98年の金銀ベストバカ売れ後、その反動のように
90年代とは違う路線を志向してきたB'zだったが、
結成20周年を前にして更なる変化を意識し始めたのか、実験志向の強いアルバム。
アレンジャーもここから徳永から寺地秀行に変わっている。
しかし当時のインタビューを見ると、
制作中にスランプがあったことが象徴的に語られており、
この結果はどちらかという空回りというか、
捻り過ぎて逆に掴み所のない形に収まったという印象。
だからこの17曲というボリュームにしても個人的には、
「いや〜今回色々実験したかったんだけどどうもパッとしなくて…。
とっつきにくいかもしれないけど、苦労の結果として曲沢山入れといたから許してよw」
なんてメッセージに見えてしまうw
当時、松本が復調したなんて感想もちらほら見かけたもんだが、
捻り過ぎたアレンジのせいで松本影薄いんじゃないこれ?
むしろ、スランプがあったことで稲葉色も大目に盛り込んで
なんとか形に仕上げたように見えるんで、俺としてはどうもしっくりこない。
このACTIONをやたら高評価してるレビューもいくつか見かけた記憶があるが、
どれも稲葉ファンって感じだったんで「ああ、やっぱり」と思った俺であった。
86
:
管理人
:2017/03/06(月) 23:52:42 ID:???0
01. 純情ACTION [ 80点 ]
これシンセ入ってるよね? バンド一辺倒サウンドにしなかったことで
奥行きが加わっていて変化を感じる。
とりあえずの掴みとしてはまずまずなのだが…。
02. 黒い青春 [ 65点 ]
ジャジーなニュアンス、簡略ロック、歌詞は少年の黒い青春、
転調するわリズムは変わるわで2曲目からいきなりの
融合できてるのかよくわからないごちゃ混ぜ曲。
こういうとっつきにくい曲が多くて好きじゃないんだよなぁこのアルバム。
03. SUPER LOVE SONG
記載済み。
しかしまさかこの曲ですらアルバム内では印象的な方になってしまうとは…。
04. 満月よ照らせ [ 60点 ]
出だしの「まぅぁ〜ん」からしてくどいw
曲も稲葉ソロ感が強い。
05. パーフェクトライフ [ 75点 ]
松本自身も「マイ・シャローナ」に似てる?(笑)とは言っていたが、
似てることが問題というよりは、連想させる元がマッチするかどうかの問題じゃないかと。
この曲調であのイメージがチラついてしまうと
ロックというよりは軽いノリの方にイメージが引きずられるというか。
その辺でマイナスポイント。
06. 一心不乱 [ 75点 ]
曲としては、これまでのパターンならハードなギターを入れていたように思えるが、
今回は軽めに抑えたか。稲葉はハッスルしてるけど。
07. FRICTION -LAP2-
記載済み。
アルバム版テイクらしいが、印象変わらず。
08. ONE ON ONE [ 70点 ]
あんまり使ったことないコード進行、と松本は言ってるし、
そこでギターも目立たないと尚更稲葉ソロ感が…。
09. 僕には君がいる [ 50点 ]
曲の印象薄過ぎ。
しかし注目すべきはタイトルで、これ00年代B'zの詞パターンを
象徴したタイトルそのまんまじゃんwという。
この曲においての「君」は過去の人だとはいえ、
「君がいるからオレ頑張る」ってこのパターンやたら多いでしょ?w
それを浮き彫りにした意義こそが一番デカい曲。
10. なんという幸せ [ 60点 ]
ギターは間奏でそこそこ粘っこく弾いてるぐらいで、
基本的に存在感は薄い。そして曲も地味。
だが稲葉はハッスル。
87
:
管理人
:2017/03/06(月) 23:56:55 ID:???0
11. わるいゆめ [ 50点 ]
ロンリースターズなんかに続く洋楽チックだと思うが、退屈。
12. HOMETOWN BOYS' MARCH [ 70点 ]
まず思うのが、何このゆずみたいな曲(アレンジ含め総合的に)、という。
その上でまず「永遠の翼」のレビューで書いた「保守性」と絡めて書くと、
過去にも「街と若者」を歌った曲はあった。3rdアルバムでの「BOY'S IN TOWN」だ。
稲葉が「渋谷を歩いている自分を想像して歌うといい」と言っていたように、
そこでのTOWNとは都会の街(しかも東京ド真ん中という)になる。
これはブレイク前の、成り上がりを目指すB'zにはマッチしていたわけで
当時としてはごく自然な一曲ではあったわけだ。
しかしその後ブレイクを果たし、全国規模でファンを抱える存在になると、
そのB'zの立ち位置というのはまた変わる。
それは、その変化に合わせて街や都会の夜を連想させる初期B'z曲の大半が
ライブで演奏されなくなっていったことがまさに象徴している。
渋谷というような「場所(イメージ)」を背景に見せる存在ではなくなり、
人気が高まる中で確立されていったパブリックイメージのB'z、
というバンド像の下に支持される存在となったということだ。
だから、長年地域性を出さないことで普遍的なロックバンドとして君臨してきたのが
B'zという存在であるはずなのだ。
そのB'zがこうやって郷土愛を歌ったことに違和感がある。
今さら「地方に寄り添ってますよ」アピールをする必要があったのか、と。
そんなアピールをしなくても、都会性・地方性を出さないことで
地方をも包括した国民的存在となる、という暗黙の了解によって
ファンとの関係が成り立ってきたのがB'z(に限らず全国区の人気を持つミュージシャンは大体?)
ではなかったのか、と。
それでもあえてやる、ことに理由があるならば、「永遠の翼」から続いて何らかの理由で「保守」
に振れた時期だったから、という邪推的解釈ができるわけだ。
まぁこれは超邪推なので、軽い邪推で見れば、無視できなくなったセールス低下という
状況からの地方にも気を使ってますよアピールかw
横浜伊勢崎町の路上ライブ出身を売りにしていて、
http://j-lyric.net/artist/a000614/l00a2f9.html
http://j-lyric.net/artist/a000614/l000b0a.html
元々こういう歌詞を歌うゆずのようなミュージシャンの場合は自然な曲だと思うが
売れた後のB'zがやるとどうにも違和感を感じてしまう俺である。
13. 光芒 [ 70点 ]
壮大系の曲だが、赤い河など比べてしまうと弱い。
そこそこ弾いてるソロも引っこみ過ぎのトーンなのがマイナス点。
14. トラベリンメンのテーマ [ 75点 ]
ビートルズ風というのは面白い。しかし、この地味で曲数の多いアルバムの中だと
忘れがちな存在となってしまうw
10曲のアルバム中の1曲、ってポジションだったなら印象強くなったと思うのだが。
15. オレとオマエの新しい季節 [ 75点 ]
あと5点足してもいいとも思える曲なんだが…、
これもこのアルバムの中じゃない方がもっと印象が良くなった気がする。
松本が「デモの段階で割と完成してた」と言っていただけに
アルバムの中では比較的簡潔な仕上がりになってる曲だと思う。
16. 永遠の翼
記載済み。
17. BUDDY [ 70点 ]
個人的にはジミヘンのCAN YOU SEE MEを連想。
(ジャストの元ネタではなくて、気持ちそれ系というところで)
一心不乱と同じように、これまでならディストーションギターで弾いた
タイプの曲だと思うが、終始歪みを抑えた薄味で終わる。
もしや2chで胸毛ギターとか書かれてたの見てたのか?w
まぁそんなことがありえるとも思わんが…。
88
:
管理人
:2017/03/20(月) 23:36:07 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ BURN -フメツノフェイス- [ 70点 ]
化粧品CMタイアップ、が理由でこうなったのか、
こういうズバリな歌謡ロックは随分久しぶりのような気がするが、
そこで最大の不足感を感じさせるのはギターのトーンになる。
この余りにも味気ない平凡な、とりあえず歪んでる程度のトーンでは
90年代にMG-MとROCKMANとの組み合わせによって奏でていた
「あの音」のような高揚感には到底及ばない。
それから、サビ直前でぶった切る(フーメーツーノー、ってやつ)のはどうなんだと。
何かしら捻りを入れないと普通過ぎて面白くないと思って
何らかのインパクトを付けたかったのかもしれないが、
個人的には曲の勢いを殺してるようにしか思えない。
▼ yokohama [ 60点 ]
曲はちょいブルージーでちょいオルタナってるようなとっつきにくいところで、
胸毛ギターがジャーン。微妙な00年代B'z曲の典型か。
ソロは珍しくスライドギターだが、すぐ終わるし、
珍しいで終わる程度のもの。
▼ 希望の歌 [ 60点 ]
これは歌詞と曲がとんでもないミスマッチじゃないのか?と思えてしかたがない。
どちらかというとこれは稲葉が悪い。
この曲調に乗せる歌詞じゃないだろう、と。
このミスマッチ感が無ければ70〜80点ぐらいにはなったと思うんだが…。
89
:
管理人
:2017/03/30(木) 20:57:54 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ イチブトゼンブ [ 95点 ]
当時は印象薄かったのだが、何年か過ぎて冷静に聴いてみると、
これはポップ性と00年代B'zのバンドサウンドが
ベストな塩梅で融合した名曲と言っていい(笑)。
ウルソなどと並ぶ00年代B'zの成功作の一つだろう。
なぜ当時の印象が薄かったのかというと、断言はできないが、
ここまでの管理人レビューを見ての通り、ここまで微妙な曲が増え過ぎた結果、
当時はまだ00年代レビューを頭の中で整理し切れていなかったことが
原因だったんじゃないかと思う。
なので第一印象、当時の印象といったものに流されず冷静な判断をするには
時間を置き、記憶の整理をつけた上で、改めて曲そのものを聴くという機会も必要なわけで、
まぁ音楽生活してるとやっぱりこういうこともあるのよね、という(笑)、
レビューのすゝめで締めとする。
▼ DIVE [ 65点 ]
ラララララーは格好良いとはとても思えない…。
曲にしても、メロコア、ハードコア気味にした熱き鼓動の果て2とでもいうか。
こういう能天気ロックは個人的にはつまらない。
▼ National Holiday [ 75点 ]
ミュート刻みのギターフレーズが90年代B'zを感じさせるポップ曲だが、
ACTION期のアウトテイクらしく、ポップ過ぎてお蔵入りしていたとのこと。
とはいえボーカルは引っこんでるし、ギターは前に出ている割にはトーンが味気ないものだし、
90年代風そのままにするつもりはなかった様子が伺える。
なのでこれもまた不足感の残る惜しい曲。
90
:
管理人
:2017/04/01(土) 01:29:05 ID:???0
【 B'z シングル 】
▼ MY LONELY TOWN [ 80点 ]
ラウドロック調のリフで
(バックで鳴ってる無機質な効果音と合わせりゃ意識は明白。違うとは言わせん)、
えーまだ飽きてないの?と言いたくなるところだが、
歌部分からはパッとB'zらしいメロディックなものに切り替わるので、
こう上手く対比を付けてやっている分にはなかなか悪くはない。
シングルとしては地味だが、出来は十分合格点。
▼ 奇麗な涙 [ 75点 ]
「世界が君を〜」の部分が蛇足に思えて仕方がないw
そこで引っかからなければ80点になったのだが…。
▼ イチブトゼンブ -Ballad Version- [ 65点 ]
静かな演奏と対比すると稲葉のネバっこさが気になるが、
アレンジ自体は悪くない。
ただし、シングル版で非の付けどころのなかった曲なので
ふとこのバージョンが聴きたい!なんて思い出すことは、
少なくとも俺だったらまずありえないわけでw
元々ドラマ用の別アレンジだったものをフルで録り直したというものらしいんで、
やっぱりこれはオマケみたいなものでしかないと思う。
91
:
鼎
◆Qss0HrE9To
:2017/04/01(土) 02:23:02 ID:ibo5..Dw0
さてさてリク貰ったCIRCLEのレビューしますよ〜、するする。
久しぶりに聴き返したよ。
THE CIRCLE 70点
14作目のアルバムである。
転機となったBrotherhood以降4作と比べると幾らかレイドバックした、
70年代ロック的な隙間の多い統一感が支配的だ。
といっても流行色を意識したモダンロック要素は依然として
健在であり、メインストリームを取り込みたくて仕方なかった
この頃の松本の嗜好が窺える。
4ピース生音重視、統一感の強い作風とBrotherhoodと
共通点が多い本作だが、松本のギタープレイには
明らかな変化が見られる。
装飾を廃しお得意の弾きまくりで間を埋めていた前者に比べ、
GREEN辺りから顕著となっていた『大人のプレイ』と称した
妙に精彩を欠いたギタープレイはアルバムコンセプトと
合致してはいるものの、どうも物足りない。
あくまでもバンドアンサンブル重視、若干FREE、初期の
WHITESNAKE的な隙間の多さ+ラウドロック的な
古今が交差するチグハグな音像は、それまでの
『ギターヒーローTak松本』
を期待するB'z好きメタラー耳に退屈なのは当然か。
ツアーにおいても90年代からは考えられない程プレイが
適当化していた事、これより10年後
「今までになくギターを弾くのが楽しい」
宣言後持ち直している事から単にサボる為の
言い訳だったと考えるべきか。
何にせよこの時期の松本孝弘はギターヒーローではなく、
単なる稲葉のバックギタリストに甘んじていたと言っても
言い過ぎではなかろう。
7thブルースに続く先祖返りと言っても過言ではない
本作だけに惜しい処。
92
:
鼎
◆Qss0HrE9To
:2017/04/01(土) 02:25:25 ID:ibo5..Dw0
1. THE CIRCLE 88点
B'z史上最もZEP色の強いアルバムは次作MONSTERと
言われるが俺は本作を推す。というかこの曲を推すww
所謂ZEPのアコースティックサイドを松本なりに
消化したものと思うのだ。
2. X 90点
実質OPナンバー。サビは日本で、それ以外は
海外スタジオで作ったとの事だがもろにそれが現れてるかと。
FREE風の隙間の多いリフにB'z節満載のサビメロが印象的で
且つギターも本作では一番弾きまくってる。
もう少しソロが長く音色も曲に合わせたビンテージ風だったら
満点狙えた佳曲。
3. パルス 60点
統一感の強い作風と記したがそれはB'zにしてはの話。
ジャーマンメタル的なツインリードを配した疾走曲……
と言いたいが尺短え!!
どうにもこの時期長尺リードギターというものに
興味を失っていたようで、次作でもメタルの命とも言うべきソロを
手抜きしたハリボテメタルがのっけから炸裂する。
93
:
鼎
◆Qss0HrE9To
:2017/04/01(土) 02:27:25 ID:ibo5..Dw0
4. 愛のバクダン 70点
このアルバム唯一のシングル曲にしてB'z版剛力彩芽再び。
ここまでアルバム本体と作風が浮いてるのはLoose以来か?
歌メロはシングルだけあってキャッチーだが、アレンジは
この時期顕著な若者向けにシフトしたメロコア風。
スマッシュヒットして以降のライブでも定番となったが
正直もっとやるべきヒット曲山ほどあんだろ。
正直曲よりもこの当時やってたB'zのANNで
スティーブ・ヴァイ好きのリスナーがソロ無し版に
リズムに乗ってない速弾きを披露したエピゾードのが
ぶっちぎりで印象に残ってる。彼は元気だろうか。
5. Fly the Flag 55点
歌メロは良いんだがどうにもこの頃はリズムギターも
流して弾いてるだけというか、学園祭バンド小僧みたいな
コードバッキング一辺倒なのが辛い。
6. アクアブルー 40点
B'z版プレゼント。
ゲイリー・ムーアモデルを使ったとのことだが全く意味がなくて笑える。
前作の7弦ギターといいこの時期曲毎にギター持ち替えても
上手く機能してないことが多いのは何故だろうか?
94
:
鼎
◆Qss0HrE9To
:2017/04/01(土) 02:33:21 ID:ibo5..Dw0
7. 睡蓮 95点
俺的このアルバムのハイライトその1。
次曲と並んで松本ならではの歌謡センスが堪能できる。
ソロはWanna go home版LOVE Yaの使い回しだが、
当時の本スレでこれを指摘する人が全くいなくて
悲しかったのを覚えてる。ソロ活動追わない人多いんだなぁ。
8. Sanctuary 97点
ハイライトその2。
このアルバムの隠れた利点としてはクリーントーンの良さが
挙げられるが、この曲はそれを遺憾なく発揮されているかと。
何気にソロが二回あるのもポイント。
9. Fever 70点
4のB面曲。A面よりアルバムコンセプトに合っているため
収録されたのだろう。
稲葉お得意のエロ歌詞だが尚更アレンジに寂しさを感じる。
BAD COMMUNICATION以来スケベ曲は豪華な
アレンジがつきものだと刷り込まれている世代なもんで。
10. 白い火花 80点
このアルバムにあって一番かつてのB'zらしさを感じる曲……
である筈なのだが松本の言によると寧ろ異色っぽさを狙ったらしくて
ファンとのズレが否めない。
サビのどうしても電車でGO!を思い出す「全開でGO!」連呼が惜しい。
11. イカロス 65点
前作辺りから松本の中でフィーバーしてるらしい
『異なる曲調を繋げる』ニコイチ路線だが
余り上手く行ってるとは思えない。
12. BLACK AND WHITE 70点
このアルバム一番のモダン路線だがそれもその筈、
前作から出来ていた曲。
よく聴くとZEP的な民族音楽的エッセンスもまぶされており、
このアルバムを一曲で表現しているのが興味深い。
13. Brighter Day 65点
この当時流行ってた洋楽のロックバラードナンバーを
B'zでやってみました的な全英語歌詞の曲。
シンプル過ぎるアレンジ故それだけで終わってる。
95
:
THOUSAND NANASHI
:2017/04/01(土) 02:45:55 ID:Goi7Loy.0
電車でGO!はさすがに草不可避。
管理人はマイロンリータウンとか嫌いかと思ったが
それなりに評価はしてるんだな。
あの曲はメロディは一級品なのにギターがね…
MAGICの製作DVDで弾いてたむちゃくちゃフルピッキングも曲に合ってるとは言えないし
今の復活版松本の手腕でどうにかならないもんだろうか。
そういえばエニグマのミスティックジャーニーはメロディがマイロンリータウンに一部似てたね。
言うてミスティックジャーニー大好きなんだがw
96
:
鼎
◆Qss0HrE9To
:2017/04/01(土) 02:50:18 ID:ibo5..Dw0
>>78
MONSTER期で不思議なのはHR好きをやめた訳ではないんだよな。
A7X聴いてたし。
なのにそこから出てくるギタープレイが
おかんにダメ出しされるアレだったという……。
>>87
光芒はActionツアー版が完成形なんだよなぁ。
アレを何でアルバムに収録できなかったんかなぁ。
>>89
イチブは00年代の到達点とも言うべき曲だな。
それまでやってきた事が上手いこと消化されておる。
ただ衝動もそうだが、00年代の松本は新要素を
モノにするのにやたら時間掛かってる印象。
年取るとルーツに無い部分を取り込むの苦手になっちゃうんだろうな。
巧くいかないから何度も何度も似たような曲作っちゃったんだろうな。
97
:
管理人
:2017/04/01(土) 23:43:58 ID:???0
空耳とか、違う言葉をついつい当てはめてしまう
ってのはあるなぁ
B'zじゃないけど、稲葉の学生時代のラウドネスカバーが
ほぼ初ラウドネスみたいなもんだったんで印象深い
SPEED
Money more and more → まみむめも
ラウドネスのテーマ
ふさぎ込むのは → ウサギ捕るのは
とかね
いやそんなはずはないだろ…、と調べたらやはり違ったわけだがw
>>95
評価のポイントってやっぱり
人それぞれ違ってくるから面白いよね
マイロリの場合は、MAGICの中での位置付けもあるかもしれない
ギタープレイはアルバム全体的に上々だから
何曲かはサラッと終わってもいいか、とかね
>>96
へーそうなのか
ACTIONの映像もそのうち買っとかないとなぁ
まぁせめてカモンまではレビューを終わらせて、
聴いてないものに手を付けるのはそれからになるけど…
98
:
THOUSAND NANASHI
:2017/04/02(日) 00:18:55 ID:Goi7Loy.0
>>97
個人的に09年の、イチブ→マイロリって発売の流れは
シングルに強いB'zの復活か!?と心躍ったんだよなあ…(懐古)
マイロリもサビメロはかなりの出来だったから
CMとか店頭PV(軍艦島でのPVもまたカッコよかったんだよなw)見てワクワクしたのを覚えてる。
その後佳作と言っていいマジックを聴き、後のツアー(これがB'zのライブ初だったw)で
おふくろの説教効果が残ってた松本のギター聴いて「やりますねえ!(歓喜)」ってなったわけよwww
B'z劣化したとかみんな言うけど、マジックとツアーの演奏聴く限りそんなでもないやん!ってwww
まさかその後がカモンとは思わなんだ…
99
:
THOUSAND NANASHI
:2017/04/05(水) 15:48:30 ID:3liocrCE0
ACTIONツアーは純情ACTIONも最後のパートも変わってたりしててオススメよん
欲言えば夢見が丘とかの日替わり曲も入れて欲しかった
>>93
愛バクはPVのイントロもエレキのバージョンならここまで浮かなかった気がすんなぁ
パルスのイントロとか面白い部分もあるだけに色々惜しいアルバムだ
しかしこれを入門向けと考えてた松本サンて一体...
>>97
昔マーティが空耳アワーでOCEANの逆空耳(日本語→英語)紹介してたな
案の定スベってたがw
100
:
管理人
:2017/04/06(木) 00:52:20 ID:???0
これを忘れていた
夢ファンタジーは俺空耳だと思ってたら、あれが実歌詞だったというw
あのセンスは稲葉に継承されたところがあるんじゃないかと思う
>>99
サークルで入門は無理だわなw
偏ったイメージを植え付けるだけ
雷鼎も書いてたオールナイトニッポンで何曲か流したのが
俺は初聴きだったのだけど
すぐに買いに行こうと思わせる魅力がなかったのはよく覚えてる
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