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松スレ回顧録

15THOUSAND NANASHI:2015/07/27(月) 14:55:07 ID:6eAOnzx60
888 :雷鼎:2006/10/28(土) 05:42:28 ID:fCVFpr6b0
続き。この方法論は早くも1stソロに於いて既に確立していた。
音像こそハードでテクニカルなものの、TMN人脈を駆使したテクノロジーと、ラウドネ
ス樋口が注入した躍動感溢れるヘビィなリズム、しかして持ち前の歌謡曲譲りのキャッ
チーなポップセンスのお陰でジャズ色を取り入れようと何をしようとも決して難解に成りす
ぎず、HMだけどあくまでポップスな面白いギターアルバムに仕上がっていた。
マイケルシェンカーを受け継ぎ、更にオリエンタルな彩をブレンドしたロックマン+MG
から生み出される機械的ながらも官能的なギタートーンは後にも先にも他に聴いた
ことが無い程美麗で、松の目指す方向性とこの上なく合致していた。
ロックマンの先達であるボストンも聴いたがやっぱり別物。
この一見矛盾した、時には「キーボード的」とも揶揄されるトーンこそは先に述べた打
ち込み+ロック、ひいてはロック+ポップスとの融合のための最大限の発明であった
ように思う。
テク的にも恐らくはベック譲りであろう泣きのアーミングやサイクス、風の手数の多い、
ソロ的でさえもあるリズムギターが打ち込みのバックグラウンドに完璧にフィットして
いたのも俺からすれば「灯台もと暗し」、「コロンブスの卵」的な大発見で、これに関し
てはもっと讃えられても佳いと烈しく思う。
ヤンギとかで「打ち込みに於けるHRギターの役割」という名目で今すぐ特集しろ。
いつもいっつも「ハーモニックマイナーでのロックとクラシックの融合」ばかりじゃんつまんねぇ。


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