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松スレ回顧録

14THOUSAND NANASHI:2015/07/27(月) 14:54:18 ID:6eAOnzx60
雷鼎氏の語る松本孝弘の魅力
886 :雷鼎:2006/10/28(土) 04:24:02 ID:fCVFpr6b0
OK兄者。よーしパパ語っちゃうぞー覚悟しやがれよてめーら。
でも頑張って詰めて書くぞてめーら。
先ず邦楽界に於いて松本ほど異色のギタリストは居なかったと思う。
単に凄腕なら当時はラウドネスの高崎、中間英明等が居たが結局は
ロックの、ロックによる、ロックのための方法論を用いたヘヴィメタルの域を出ること
はなかった。
それが悪いとは言わないし、寧ろ前者に関してはかなりジャパメタ離れした幅広い
楽曲を創っていたものの、やはり前述の結論に帰結してしまう。
松本はその垣根を取っ払ったんだよね。
ポップスで嫌われがちな我の強いHR/HMアプローチを惜しみなく試み、且つそれを
違和感なく当時のテクロノジーに載せて表現しきり、メジャーのフィールドに送り込んで
大衆に完璧に受け入れられたギター弾きなんて他に誰がいようか。
この辺はアンチは愚かオタですら語ってる奴は余り居ないよね。勿体ない。
これこそ松本の最大の業績だというのに。
それ以降の日本のポップスがTMNからB'zが魅せた様式に倣ってるのは周知の
通り。
「ロックギターとテクノロジーの融合」という命題はこれまで数々のギタリストが
挑んできたが、洋楽にありがちな無機質なだけの打ち込みが素材なのが
殆どな故、そのどれもが中途半端に終わった(ように思う。)。が、松本は
明石昌夫のAOR風味の有機的な空間を用いてプログラミングの持つ欠点を克服して
いる。そのお陰で人肌の温もり感じられる見事なポップスに仕上がっていた。


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