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・令翠学に学ぶ・

24名無しさん:2021/03/21(日) 06:17:57
・◆∞ 令 翠 学 ∞◆・
2010年7月13日
鑑定士:菜木令翠(007)

トンビ♪

先月、私は伯母の家族と千葉に行きました。
千葉か神奈川に方位取り旅行をすると、来年も穏やかに幸せに生活出来るからと、
久しぶりに伯父伯母、従兄弟と出かけた訳なんです。
母が亡くなってからは、なかなか伯母と出かける事もない私ですから、
この機会に母の事を色々と思い出したり、私の知らない伯母と母の話しを沢山聞いてみよ!!
と言う旅でもありました。

まずは、海に足を入れ自然に感謝しなければ。。。
偶然にも、車を停めたらすぐに砂浜。
こんな場所が見つかるなんて、なんと!凄い!ラッキー♪
まだ6月でしたから海岸には人は、まばらで釣りをしている人が何人かいただけでした。
私達は、無邪気な子供のように海で戯れ、波を楽しみ、
磁場のエネルギーを思う存分感じていました。
伯父は76歳ですが海に足を入れただけで、足から身体中温かい感触は初めてだ。
と、感動していました。

私も普段は4、5時間も眠れば充分なのに、
その晩は、海の恵みの旬のものを頂いたら何にもせずに、
9時に寝てしまうという有り様で、朝まで目が覚めずグッスリと眠ってしまいました。

それから翌日は山に行きました。

しかし、太った伯母は中途で挫折。
もっと上を目指していたのに・・
けれど、一休みした私達の目の前の清々しい木々の緑は、
日頃の慌ただしさの中での我を忘れるような美しい色彩と眺めで、
時間すら感じない素晴らしさでした。
それからは私は、おにぎりをそっとおいて山に感謝していました。
すると、いきなりトンビがサーッと来て、
山の上のほうにおにぎりを持って行ってしまいました。
余りの素早さに伯父と私は呆気にとられ、茫然と佇んでいるとな、
なんと!!山のてっぺんに飛び去ったトンビが、戻って来て、
目の前ギリギリの低空飛行で私と伯父の前を通り過ぎました。
それも、口ばしにおにぎりの粒を残して。

『ねっ!!』
『見た?』
私が伯父に問いかけますと
『見た!』

まるで律儀にお礼を言いに来たようなトンビに、まだ私と伯父は固まったまま。
しばし、目を見開いていました。
こんな事あるっ!!
ビデオ撮影していた従兄弟は、途中まではレンズに目がいっていたのに、
大事なこの瞬間は、やはり茫然と佇むしか出来なかったのが、
あとからとても残念と悔やんでいました。
摩訶不思議なのか奇跡なのか!?
帰りの高速は、全く渋滞もなくスムーズに流れ、
信じられない速い時間で帰宅してしまいました。

今思い出しても不思議だけど、いい経験。
さて、来年もきっと伯父伯母は元気で頑張ってくれることでしょう。
母も天国から、こんな私を見守ってくれて。

おホホ!あのトンビ!実は私なのよ〜
って言ってるような。
生前の母が、ペロリと舌を出した、お茶目な笑顔が目に浮かびました。


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