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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part6

521名無しリゾナント:2016/05/28(土) 23:24:26
「そ、そういえば昨日、私、光井さんからとってもタメになるアドバイスをいただいたんですよ」
あわてて飯窪があえて場の空気を変えようと明るい口調で語りだした
「へえ〜愛佳がね。愛佳はやさしいし、とても頭がいいからね。それに後輩思いだしね。
 それで何を教えてもらったの?さゆみにも教えてくれる?」
「ええ、私の『感覚共有』、その本質、とは何かということについて考えていただきました。
 感覚とはそもそも、脳が認識する・・・光の反射を・・・微粒子の・・・」
「・・・うん、うん・・・脳の中の小人が・・・れーなのから揚げの味を・・・」

道重と話し込む飯窪は興奮した様子で昨日のことが充実していたものであったことを物語っていた
「はるなんがあんなに興奮しているなんて、何かきっかけになったのかもしれないね」
「うん、手帳にいろいろメモしていたよ。でも、香音には難しすぎて、何をいっているんだか??疲れていたから寝ちゃった
 なんだか、認識がどうこうとか、聴覚は空気の振動である、とか云々・・・ふわぁぁああ、また眠くなってきた」
鈴木がへこんだまま突っ伏している生田の頭の上に器用にメニュー表をのせる遊びをしながらあくびを噛み殺しもせずに堂々とみせた
あくびが移ったのだろう、石田も大きく口をあけてあくびをした
「ふ、ふぅわぁあああ・・・私も昨日は暖かかったからついつい寝てしまったよ」
「え?昨日はあんなに外が寒かったのにあゆみん何言っているの?」
石田はあわてて、こ、こっちの話しよ、とあわてて逃げ出した

「あれ?もうみんな着てるんだ」
そこにカランコロンと音を立てて鞘師が入ってきた
「・・・なんでえりぽんの上におてふきとお皿とグラスとコースターが置かれているの?」
「鞘師さん、こんにちは」「りほちゃん、おかえり」「りほりほ、ようこそなの」
遅れて、というが決してここに集まる約束をしていたわけではない
ただ、なんとなくこの店に来ることが日常になっているだけなのだが、遅れた、という感覚に自然となっているのだ
「それ?危ないよね?」
「大丈夫、生田は今、落ち込んでいるから」
「??」
事情を知らない鞘師には当然困惑の色が浮かんだが、触れてはいけない約束のように感じた


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