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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part5

835名無しリゾナント:2015/03/30(月) 21:19:38
「なにが『大胆なことは得意、繊細なことは苦手』だ
 『こんな力望んでいない』だって?ふざけるんじゃないよ!!
 それなら私だって、こんな力欲しくてもってるんじゃないんだよ
 生れたときからこの力は私の一部なんだよ、それを自分で要らない?こんな力じゃなくて他の力が欲しかった?
 生田、あんた、それでもリゾナンターなの?ちょっと見損なったよ」

「私だってこんな力、捨てたいなら捨てたい。でも、今の私があるのはこの力のためだ
 私の一部なんだ、私自身なんだ、変えられないんだよ。
 自分でできることをする、さっきそういったのは生田でしょ?それならそれも受け入れなさい
 少なくとも私が知っている生田はこんなことを言う子じゃなかった
 だからこそ、言わなきゃいけない、そう思って改めて場を作ったのに」
突然、立ち上がる新垣
「帰る。生田、あんた少し頭を冷やしなさい」
そして足早にその場をさっていく新垣

「ま、待ってください、新垣さん」
譜久村は新垣を走って追いかけた。生田を置き去りにして、今の新垣を追いかけるなんていつもの自分らしくない、と感じていた
しかし、気になってしまったのだ、いつもの新垣らしくないと
あの新垣里沙がこんなに強く、自分を慕う後輩に強く言うものか、と
その裏には何かがあるのではないか、と。

「ま、まってください」
急に立ち止まる新垣
「フクちゃん、生田を頼むね。あの子は本当に弱いから」
「は、はい・・・でも、新垣さんは何を本当は伝えたかったんですか?」
「・・・」
「こんな展開を予想しておられなかったと思うんですが、新垣さんは生田がしっかりと覚悟していると思ったんですよね?
 それなら何を」


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