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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part5

833名無しリゾナント:2015/03/30(月) 21:18:26
「でも、それしか方法がないのなら聖達は」
最後まで言わないように新垣は首を振った
「いやいや、もうしないよ、約束する。あんな危険な賭けしても無駄だってわかったから」「そ、そうですか・・・」
譜久村は戸惑う、これが新垣が凹んでいた理由なのか?と

「じゃあ、新垣さん、えりに糸の使い方教えてくださいよ!!
 できるようになりたいんです!!えりは新垣さんみたいに強くならなきゃいかんとです」
急に立ち上がり声を荒げる生田に驚く譜久村と対照的に新垣は笑みを浮かべたまま
「うんうん、生田の気持ちわかるよ。でも、少しは落ち着きなさい
 ほら、フクちゃんも驚いちゃってるんだからね」
「ご、ごめん、みずき」

生田が座り、おしるこジュースを一口飲み、その甘さに舌がやられたのを譜久村はみた
「さて、生田の気持ちはわかった。精神操作、精神破壊、私と似た力だからね」
新垣は生田が甘さにやられていることに気づいていないようだ
「精神系能力、それは直接的な攻撃ではないが、使い方次第では反則的なダメージを与えることができる
 私が本気出せば、人格を崩壊させることも、別の人格を作り出すこともできるかもしれない
 ・・・したことはほとんどないけどね」
「は、はあ」
「その分、非常に繊細な部分も必要。人格を崩すほどの大胆さと緻密性、療法とも不可欠
 一朝一夕でできるようなものではないし、私だって人並みに使うには5年以上はかかった
 生田、あんたはまだ3年だから、焦る必要はないよ」

「さて、フクちゃん。フクちゃんの能力は『能力複製』だよね
 これまで生田や私みたいな精神系の力をコピーしたことはある?」
突然話が自分に飛んできたので驚いたが、一瞬、考えすぐに答えを出した
「あります。でも」
「うまくいかなかった」
譜久村が頷いた


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