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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part5
619
:
名無しリゾナント
:2015/02/12(木) 20:01:45
「くそっ!!」
「どうする? あたしを止めないと、塩の嵐に塗れてそのまま固まるけど」
女の言うとおりだった。自らの身を守る水がない現状では、瞬く間に吹き付ける塩に絡め取られ
てしまう。水は。里保は周囲を見渡す。作りかけのアトラクションの他には…いや。里保は、見
つけた。お誂え向きのものを。
なるべく自分の体に塩がこびり付かないよう、転がりながらそこに移動する。
そして立ち上がり刀を一閃。
赤色の鉄の箱は見事に斜めから真っ二つになり、中のものをばらばらと撒き散らす。
ミネラルウォーターの、ペットボトル。
「なるほどね」
自販機を目ざとく見つけた里保。
里保が自らの武器とも言うべき水を探し当てたにも関わらず、女が動じることはない。
それは、いくら水があっても無駄なのを知っているから。
それでも里保は、水の入ったペットボトルを次々に斜斬りにしてゆく。
そして撒き散らされた水は、里保の体に張り付くようにして纏われた。水の鎧。同じ水使いとし
て一戦を交えた矢島舞美の得意とする戦法。
「行くぞ!!」
渾身の力で、大きく刀を振るう。
太刀筋を避けるかのように、塩の嵐が薄くなった道。
それを、一直線に駆け抜けた。
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