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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part5

573名無しリゾナント:2015/02/01(日) 21:21:04
そして、ひときわ暗い表情の人物を浮かべた現リゾナントのリーダーの元へ椅子を持ち寄り、目線の高さを合わせて座り込んだ
「さゆ」
「・・・愛ちゃん」
「大丈夫、えりはきっと戻ってくる。泣き顔、可愛くないよ
さゆが今のリゾナンターのリーダーやろ?リーダーが凹んでいたら誰もついてきてくれない」
そして、最後に耳元で道重に聴こえないように何かを呟いた
道重は慌てて高橋の瞳を覗き込み、高橋は笑ってみせ、肩をぽん、と叩いた

「・・・それで愛ちゃんもカメを助けに来たんでしょ?」
「えり?ああ、そうやった、うん、えりをどうにかしてあげたいって思ったんだった
 久しぶりにみんなにあったからうれしくなって忘れるところやった」
振り返った高橋は無邪気な笑顔であり、それをみて新垣は頭痛を感じてしまう
「はあ・・・またか」

「・・・あの方が『高橋愛』さんですか?」
「ああ、そっか小田ちゃんは高橋さんに会うの初めてなんですよね?
 そういう私も数回しかお会いしたことはないんですがね。ジュンジュンさん、リンリンさんとは初めてですし」
小田がじっくりと新垣と夫婦漫才を始めた高橋を観察するが、意図せず冷や汗をかいていた
(・・・この人、こんな状態でも常に四方を警戒している。隙が無い)
新垣の頭をばしばし叩いて一人で笑っている、にも関わらずだ

「それで愛ちゃん、えりを助けたいっちゃけど、知恵を貸してくれんと?」
いつの間にかキッチンからポットを持ってきて、ホットココアをマグカップに注いでいる
「何かいい方法ないかなって色々考えたっちゃけど、ほら、れーなもともとそーいうこと、苦手やん
 昔やってガキさんとか愛佳に任せとったけん。拳で交わす、なんて通じそうもなさそうやし
 そりゃ、できることならえりを傷つけたくないっちゃけど、れーなにはわからん」
新垣に緑色、高橋に黄色のマグカップを渡しながら「どうすればいいと?」と口に出さずに問いかけた
田中からココアを受け取りながら、新垣は眉に皺を寄せた
「簡単に答えが出るなら、とっくに私と愛佳で動いているわよ・・・あ、田中っちありがと」
「いいえ〜どういたしまして」


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